FANTASIA(SOUNDTRACK) [音楽(サントラ)]
表題の作品は1940年のディズニー・アニメ「ファンタジア」である。ファンタスティックな映像を堪能出来る作品であり、いかにもディズニーらしい作品である。また、1999年に「ファンタジア2000」(原題は「FANTASIA 2000」)としてリメイクされている作品である。
作品データを記しておくと、時間は122分、アニメーション監督はベン・シャープスティーン、動画監督はウォード・キンボール、脚本はジョー・グラントとディック・ヒューマーの2人、音楽はレオポルド・ストコフスキーとフィラデルフィア交響楽団、音楽監督はエドワード・H・プラムである。
クラシックの名曲に乗せて、7つのエピソードが展開するミュージカル・アニメ(バレエ・アニメ)である。70年近くも昔の作品ということになるが、現在でも十分通用するクオリティを持っていて、綺麗な映像と、クラシックの名曲の調べが、タイトルの通り、幻想的な世界に誘ってくれる。
また、クラシック音楽の入門編といったような選曲がされている音楽も、本格的なオーケストラ・サウンドということで手抜きが無く、聴かせてくれるものである。
サントラ盤は2枚組になっていて、クラシックの名曲をたっぷりと堪能出来る。DISC 1の収録曲は以下の全9曲である。『Toccata And Fugue In D Minor, BMV 565』『Nutcracker Suite, Op. 71a: Dance Of The Sugar Plum Fairy』『Nutcracker Suite, Op. 71a: Chinese Dance』『Nutcracker Suite, Op. 71a: Dance Of The Reed Flutes』『Nutcracker Suite, Op. 71a: Arabian Dance』『Nutcracker Suite, Op. 71a: Russian Dance』『Nutcracker Suite, Op. 71a: Waltz Of The Flowers』『Sorcerer's Apprentice』『Rite Of Spring』。
続いて、DISC 2の収録曲は以下の全6曲である。『Symphony No. 6 (Pastoral) Op. 68: I Allegro Ma Non Troppo』『Symphony No. 6 (Pastoral) Op. 68: II Andante Molto Mosso』『Symphony No. 6 (Pastoral) Op. 68: III Allegro/IV Allegro/V Allegretto』『Dance Of The Hours』『Night On Bald Mountain』『Ave Maria, Op. 52 No. 6』。
登場する曲は「くるみ割り人形」「春の祭典」「はげ山の一夜」「アベ・マリア」といった有名所であり、全曲を通して聴いたことは無くても、曲の一部であれば誰もが必ず耳にしている曲ばかりであるだけに、本作を楽しんでからクラシックの世界に足を踏み入れていくというのもよろしいかと...
Fantasia (Remastered Original Soundtrack Edition)
- アーティスト: Johann Sebastian Bach,Ludwig van Beethoven,Paul [composer] Dukas,Modest Mussorgsky,Amilcare Ponchielli,Franz Schubert,Igor Stravinsky,Pyotr Il'yich Tchaikovsky,Leopold Stokowski,Philadelphia Orchestra
- 出版社/メーカー: Buena Vista
- 発売日: 2001/07/31
- メディア: CD
ウォルト・ディズニー・ファンタジア ― オリジナル・サウンドトラック デジタル新録音盤
- アーティスト: ストコフスキー(レオポルド),フィラデルフィア管弦楽団
- 出版社/メーカー: エイベックス・トラックス
- 発売日: 1999/11/10
- メディア: CD
東京少女+女子大生会計士の事件簿#10 [ドラマ]
遂に1月と2月の「東京少女」が発表されました。1月のヒロインは日向千歩、2月のヒロインは真野恵里菜です。こうなると、7代目は4月スタート(4/4スタートになるが、「雷」が1/1、「海」が7/7スタートだったことを考えると、またもゾロメの日にスタートとなる)ということになるのですかね?そうなると、シリーズ初の、冬服、夏服、冬服というパターンの3クールが実現できますし...(尚、この場合、3月のヒロインが7代目襲名の可能性もあるかも...→流石に「東京少女・宝積有香」は無いですよね...)ただ、これまでは4月スタートは一度もなかっただけに...?
ところで、本作の枠はどうなるのですかね?「愛の道 チャイナロード」や「呪いのマンナさん」「天使急便 Reboot」は最初の放送終了後、同じ枠でもう一度放送したことを考えたら、本作も同じ枠で再放送というのもあり得るように思いますが...???
それでは今回は脇に追いやられた形となった「女子大生会計士の事件簿」の方に行きます。まずは「リザーブコール」についてから。今週も番号通知で、21:43に掛かってきました。これで10回連続となったが、登録しているのが定員の1000人に満たないのですかね。そんな気がするんですけど... あと2回、パーフェクトとなってくれることを願います。尚、今回の発信番号も今までになかった番号からでした。
今回の物語は第10話「つりざお屋はなぜ潰れないのか?」という物語である。本作は全12話であるが、最終回の物語が前後編になるため、これが最後の物語の1つ前ということになる。ということもあるのか、萌実の口上&監査が出てこないという物語になりました。→これはこれでいい感じで進んでいったが、こういう場合、最後に無理矢理萌実が口上をやろうとしていたが、これはなかった方が絶対良かったですね。(「恋日・ニュータイプ」のような雰囲気があっただけに...)折角の良い雰囲気をぶちこわしてしまうことになっちゃいました。
また、サブタイトルの方も、今までとは違って、ちょっと物語に合っていないようで、原作者の山田センセイの著書「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」をパロッたということは分かるが、空回りしちゃっていますね...(佐々木監督作品のあと、どうも迷走気味になっちゃっていると感じてしまいます。)
ということで、今回は「会計界の○○」というのはありませんでした。→ネタ切れ気味になっているようだから、これは大いに助かったことになる???
また、ゲストの木下ほうかさんにはちょっと期待したのだが、何か悪巧みをしていそうな雰囲気を漂わせていたが、これという見せ場もなくて、残念でした。
ある池で釣をしている2人の少年。ダゴンフィッシュ(「ケータイ刑事」ならば絶対に「タモンフィッシュ」にしたでしょうね...)が掛かったと思い、協力して釣り上げようとするが、逃げられてしまった。2人はダゴンフィッシュだと確信した。その2人が釣竿屋の社長と副社長になった、という雑誌記事を見ている萌実。カッキーは「男のロマン」と言っているが、萌実は釣には興味なし。今回はその会社・駿河屋の監査ということだが、萌実は社長がカッコイイということと、監査の後に社長がいつも美味しいレストランに連れて行ってくれるから、ウキウキしていた。
駿河屋にやってきた萌実とカッキー。社屋から副社長が出てくるのを目にした萌実は声を掛けたが、副社長は元気がなかった。
会社に入ると、社長と話す萌実。「少し痩せた?」と尋ねると、今度、東京に支店を出すので、忙しかったと言う社長。そして、副社長は退任することが決まったと告げられた。また、奥平という新しい人が入り、経理部は総入れ替え、東京進出のことでも奥平は力になっていた。
そんな中、副社長一派が辞めさせられたことをカッキーが聴いてきた。萌実はそのことを社長に問い糾そうとするが、社長は外出中ということで奥平が対応する。「典型的な社内分裂だ」と言う奥平。で、萌実は社長に電話を入れた。
港で副社長と会った萌実とカッキー。そこで、社長との過去を話す。また、社長は最近人が変わってしまったと語った。
萌実の過去が語られる。駿河屋は萌実が初めて監査をした会社であり、高卒で会計士になった萌実は社長に勧められて、今の大学に入ったのだった。萌実は社長に連絡を試みるが、携帯はつながらない。何かあると思った萌実は、改めて奥平を問い詰めた。が、何も答えない。で、「自分で調べる」と行って、萌実は社長室の(タクシーの)領収書から、社長の外出先は同じ場所で、タクシー会社に問い糾そうとした。が、そこに社長が現れた。
屋上で社長は萌実に語った。自分はガンで、余命三ヶ月(「痩せた」というのも、これなら納得です。)と言われ、時間がなく、東京で成功したら自分の夢は残ると考えたのだった。で、萌実は「ちょっと出掛けない」と言って、例の池に行った。
そこで、ダゴンフィッシュを釣らせようとして、釣竿を社長に渡す萌実。副社長と会ったことなどを話していると、当があった。が、大物ということで、釣り上げられない。そんな所に副社長が現れて力を貸す。で、2人で釣り上げようとする。しかし、またも釣り上げることは出来なかった。2人はダゴンフィッシュだと思い、そこから仲違いも解消した。
2人が離れていくと「もういいわよ、カッキー」と萌実。潜水服を着たカッキーが池に潜っていたのだった。
それから暫くして、社長は息を引き取り、東京進出計画は白紙に戻り、社長は全ての権限を副社長に託した。新社長は地元での製造と販売に拘り、時間を掛けて東京進出をする方針を打ち立てた。(奥平が荷物をまとめて去っていった。)
池にいる萌実の元にカッキーがやってくる。カッキーは萌実に釣を薦め、道具を買う話を始める。そんな中、萌実は「私、何か忘れてない?」と気づいた。カッキーと共に「そろばん」とハモると、バッグからそろばんを取り出した。「時間がない」と言うカッキーに急かされて、萌実は「監査、感激雨あられ、取らぬ狸の皮算用、どんなにお金を隠しても、悪の数字は...」と口上を語るが、画面上部から黒幕が降りてきて、押しつぶされてしまう。一旦は持ち上げた萌実だったが、結局押しつぶされてしまい、最後まで口上を言うことが出来なかった。
次回は最後の物語の前編で、「サヨナラは監査のあとで(前編)」という物語である。カッキーが主査になって監査に行くようですが、何か失敗をやらかして、萌実に呆れられるようになるのでしょうね。前後編の物語の前編なので、またまた口上は無いように思うが、最後の物語として、たっぷりと見せ場があることを期待します。
「おしえて山田センセイ」今回のハガキの質問は「監査のお仕事って出張が多いんですか?」というもの。これに、支店とか工場が全国各地にあるので、地方出張が結構多い、と答える。だからね年間の半分が出張という会計士もいる、と語っていた。そんな所に「山田センセイ、出張行きますよ」という声が掛かった。これに溜息をついて「北極か。今月で三度目だよ」とぼやきながら、出張に向かった山田センセイでした。→北極って、氷なんですよね。そんな所に会社なんかあるの?
はっきり言って、今回は、カッキーが萌実に釣を薦めるところで、何らかのオチを用意した方が良かったです。ノスタルジックな雰囲気があって、「恋日・ニュータイプ」のいくつかの物語のように、とてもいい感じで終われただけに、お楽しみの萌実の口上が無くても上手くまとめられただけに、今回だけは口上がそれらをぶちこわしてしまいました。確かに、萌実の口上が無いと寂しくなるが、折角築き上げた良い雰囲気をぶちこわしてしてまで入れる必要はない。(本作は「ケータイ刑事」ではないのですから。)9回2死までノーヒットノーラン(「パーフェクト」とは言わない。奥平というキャラを十分活かすことが出来なかったので、エラーがその前にもあったと言えるため。)を続けてきたが、あと1人というところでフォアボール、エラー、逆転サヨナラ本塁打を打たれて敗れたような感じでした。
その後の再放送「東京少女」は今回から「桜庭ななみ」になり、まずは「恋より大切なこと」でした。半年前の本放送時は、ミス・マガジンの方も結果発表前だったこともあって、見ていないという人も結構いるでしょうね。ところで、この物語には、滝本ゆにさんが(ななみの母親役で)出演しているが、滝本さんは「東京少女」ではこれまでに、桜庭ななみ、大政絢、岡本杏理、岡本あずさに、ヒロインの母親役でそれぞれ出演しているので、実に娘が多い、ということになりますね...
↓今回はこちらもピックアップしておきます。
さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学 (光文社新書)
- 作者: 山田 真哉
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2005/02/16
- メディア: 新書
女子大生会計士の事件簿〈DX.1〉ベンチャーの王子様 (角川文庫)
- 作者: 山田 真哉
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2004/10/25
- メディア: 文庫
↓こういうものもあります。
↓いくつか
ケータイ刑事銭形泪13話[裏ネタ編]PART 5 [ケータイ刑事]
「銭形泪・1st.13話」:「助けて、五代さん! ~銭形泪冤罪事件」の「裏ネタ編」も今回で終わりということにします。(「泪・1st.」の全13話に58回も費やしてしまいました...→この調子でいくと、「裏ネタ編」が残っている「泪・2nd.」と「愛」は、それぞれ100回は超えそうで...←そこまでネタを引き延ばすつもりなのか?とは言っても、2009/1からの7代目は消えたので、折角のネタを大事に引き延ばしたいということもありますし...)です。で、トリックに関係した事柄や小ネタの中から「テーブルクロス」について、「スカーフ」について、「廃工場」について、「自作自演」について記すことにする。
尚、約2年8ヶ月前のBS-iでの再放送時に記した本編について記した記事は「ここをクリック」してご覧下さい。
「テーブルクロス」:机や食卓に掛ける布のことであり、英語では「Tablecloth」、イタリア語では「Tovaglia」という。日本語では「テーブル掛け」と言うこともある。テーブル面に(食事などが)こぼれた場合に備えていたり、テーブル面の傷を隠すために用いられたのが基本であるが、部屋のインテリアとしての装飾品という意味合いもある。
テーブルの大きさによって、テーブルクロスのサイズも変わるというのは当然であり、布の材質も千差万別であり、様々なものが用いられる。しかし、用いられるテーブルクロスの布の色は「白」というのが多く、色があってもベージュ系などで「白」に近いものが実に多い。(柄模様が入っている場合もあるが、業務用とで使われるものは一般的には「白布」である。→レース布の場合も、「白」系統が殆どである。)
テーブルクロスの大きさは、テーブル面の面積よりも大きいのが基本である。テーブル面の大きさは千差万別なので、テーブルクロスの大きさも色々である。(一応、標準的な大きさのテーブルに合ったものが基本サイズになりますが...)
テーブルに掛ける方法も色々とあるが、基本はテーブルの四方に垂らすことである。(テーブルの下を見せないように隠すと言うのが基本である。)インテリアということに主眼を置いて、テーブル面に対して45度傾けて、テーブルの四隅に掛からないように、菱形にテーブルクロスを掛けることも珍しいことではない。また、1つのテーブルに複数枚のテーブルクロスを使うこともある。(→要するに、基本はあるが、制限などの規則というものは無いので、自由に使えばよい。)
「スカーフ」:頭に被ったり、首に巻いたというように、装飾用として身につけて使う方形の布のことである。元々は、中世に女性がおしゃれの一つとして、または寒い時期の防寒のために、貴族階級の女性(所謂「貴婦人」)が使っていたものである。一般的には薄手の布で、色の方はカラフルである。(元々がオシャレのためのアイテムだったためでもある。)
ややこしいのは、「スカーフ」と「ネッカチーフ」「マフラー」という同じようなものがあり、これらはほぼ同義語となっているが、微妙な違いがある。「スカーフ」は基本的には方形の布であり、しかも薄手の布である。「マフラー」は長方形の布であり、厚手の布と言うのが基本である。「ネッカチーフ」は「スカーフ」と基本的に同じであるが、特に制服の一部となっている場合にこの呼び名が使われる。(ボーイスカウトの制服がこの代表的なものである。)
尚、日本語では「スカーフ」と「マフラー」は、一応区別されるが、英語の「Scarf」には、日本語で言う所の「スカーフ」と「マフラー」の両方がある。更に、テーブルやピアノなどに用いられる掛け布(テーブルに使われたら「テーブルクロス」ということになります。)も指す。
「廃工場」:廃棄された工場のことである。「廃校」「廃坑」「廃鉱」「廃園」等と同様に、使わなくなって放置されたものである。単に操業を停止しただけの工場は「廃工場」とは言わない。所有者がその所有を放棄して、全く使用していないことが「廃工場」と呼ばれる条件である。よって、無人である。
ヒーロー作品では、悪の組織の秘密の隠れ家になっていたりすることが多く、刑事ドラマでも同様であるので、フィクションの世界ではお馴染みのものである。
「自作自演」:本来の意味は、演劇、映画、音楽などにおいて、ある人物が創作した作品を、自ら演じたり演奏することである。そこから転じて、犯罪の世界で、狂言誘拐、狂言強盗などのように、筋書きを考えて、欺すことを目的として仕組んだ犯罪のことを言う。
芸術の世界の「自作自演」は、想像力が豊かであり、才能のある芸術家と評されるが、犯罪の世界ではかなりの極悪人というイメージがあるというのが面白い所である。が、見方を変えれば、筋書きを作るのは脚本を作るのと同じで、実行するのは演技をするということになるのだから、犯罪の世界における「自作自演」というのも、演劇の「自作自演」に近いものということになる。「演劇」では、人(観客)を欺すということが無いが、「犯罪」では人を欺すことが必ず含まれるというのが根本的に違うということになる。
↓いくつか
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マニー 布製品 ガーデンパーティー テーブルクロス(ブルー)
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防汚加工 テーブルクロス ベネチア ブラウン 130 x 170cm
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