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「無頼」(その5) [映画(邦画)]

今回は1968年の残っている1本について記すことにします。

シリーズ第5作無頼 黒匕首」(1968年)
作品データを記しておくと、「ぶらい くろどす」と読む本作は、1968年の日活作品で、時間は86分である。原作は藤田五郎、監督は小沢啓一、脚本は池上金男、撮影は高村倉太郎、美術は川原資三、音楽は坂田晃一である。そして出演は、渡哲也、松原智恵子、川地民夫、北林早苗、葉山良二、田中邦衛、中谷一郎、露口茂、高品格、青木義朗、深江章喜、郷えい治、藤江リカ、菅井一郎、佐藤サト子、吉田武史、黒田剛、長弘、市村博、柴田新三、長浜鉄平、田畑善彦、溝口拳、中平哲仟、岩手征四郎、八代康二、高橋明、沢美鶴、渡井嘉久雄、たちである。

義理を立てたために暴力団の抗争に巻き込まれた藤川五郎は、恋人・由利を犠牲にしてしまった。数日、五郞は先輩・三浦を訪ね、彼の会社で働くことになる。しかし、そこにも暴力団武相会の手が伸びていて、五郞が勤めることになった三浦建材も脅迫されていた。ある日五郞は現場で人命救助をするが、負傷してしまい、三浦の妹・志津子に看護される。志津子も武相会の志下末雄につきまとわれていたが、志津子は五郎に恋心を寄せるようになる。しかし志津子の身を案じた五郞は冷たくあしらう。そんな中、かつて自分を愛していた女・小枝子と出会う五郞。現在、小枝子はヤクザの竹宮と結婚していたが、武相会の嫌がらせを受けていた。竹宮が武相会の安本に痛めつけられると、五郎は安本を刺し、竹宮は単身で武相会に殴り込む。更に、三浦を脅して五郎を罠に填められるが、何とか脱出する五郞。が、三浦は惨殺され、五郞は遂に対決することを決意し、志津子の止める声も無視して武相会に乗り込んでいった...

パターンに填った展開であるが、テンポがよいことと、巧みな小沢監督の演出があるから見ていられる。とはいっても、1年の間に5作品も製作されるとなると、もう少し練ってから映画化した方が良いと思える所も出てきているのも仕方のないところですかね...

 

↓DVD化されていません。ビデオです。

無頼 黒匕首 [VHS]

  • 出版社/メーカー: 日活
  • メディア: VHS


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堀江美都子『歌のあゆみ5 ~歌は心にこだまする』 [音楽(特撮/邦楽)]

今回は1990年にリリースされたシリーズ第5弾です。これには1981年から1986年に発表された曲が収録されている。(新曲のリリース・ペースも少し落ちました。)今回は3枚で全56曲が収録されている。歌っている曲も、実にバラエティに富んでいて、歌唱力も、表現力もあり、ハートフルな曲から、コモカルな曲、ロック、音頭までこなしていて、ミッチの世界をたっぷりと堪能出来る。(これまでの4組と同様ですが...)

DISC 1の収録曲は以下の全21曲である。『なかよしハロー』『星空とやくそく』『世にも不思議な物語』『花が咲いた日』『ぼくはセバスチャン』『わすれないよぼくら』『ジョリィのうた』『出発のうた』『レナが好き』『ゆめみてワルツ』『サンディベル号にのって』『風に負けないで』『あの人がママなら』『ビバ!!サンディベル』『しあわせをあなたに』『ふかふかジョリィ』『足あとマーチ』『バンバンビンビンはっちゃめちゃ』『コーヒー』『弱虫ママ』『恋は突然』。

DISC 2の収録曲は以下の全17曲である。『あなたの似顔絵』『ドーベルマンのように』『愛は光の中で』『あなたが消えない』『雨のララバイ』『純白のジューン・ブライド』『オボッチャマンでございます』『レインボウ・ブリッジ』『ぼくたち地球人』『キャンディータイムへようこそ』『モンキーパズル』『わくわくサンタクロース』『ちいさい○(マル)がひろがって』『おいでホワイト・クリスマス』『夢を旅して』『おもちゃ作りは大忙し』『しあわせの森』。

DISC 3の収録曲は以下の全18曲である。『森のトントたち』『かわいいエリサ』『トント□トント□トントン』『ボーイフレンド』『Honey Honey Hane』『F・F・マーチ』『こどもかがく音頭』『ゆかいな大脱走』『ドリーム・オブ・ユー』『あなたに真実一路』『ハロー・マイ・ボーイ・マイ・ボーイ・マイ・ボーイ~どこにいるの恋人』『TARACOプリンセス』『母さんは雪おんな』『ウェルカム・スーオアー・ゴルフワールド』『し・あ・わ・せカーニバル』『愛になりたい』『シビップの歌』『愛が心にこだまする』。

本アルバムでは、実に幅広いタイプの曲が収録されているだけでなく、声優としての活動の幅も広がっていた時期であり、主題歌とアニメ(声)の主演までを務めるということで、まさに「女王」と言う名を欲しいままにしているミッチの懐の深さ、器用さ、実力を改めて知ることになる。そして円熟味も加えていき、ミッチ・ワールドをたっぷりと堪能出来る内容となっている。

それにしても、じっくりと聴かせる曲、心を洗われる曲などに続いてコミカル・ソングが登場するなど、発表順に収録されているだけに、変幻自在のミッチは本当に凄いですね。

 

歌のあゆみ 5

  • アーティスト: コロムビア・オーケストラ
  • 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 1990/03/21
  • メディア: CD


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HEART『BAD ANIMALS』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1987年に発表された9枚目のスタジオ・アルバムである。前作(1985年の「HEART」)が全米、全英No.1の座を獲得したが、その勢いをもったまま発表された飴バムであり、前作には及ばなかったものの、全米、全英共に最高位2位を獲得する大ヒットとなったアルバムである。また、前作同様に全米No.1シングルも生まれている。ということで、彼女たちの代表的なアルバムの一つでもある。

収録曲は以下の全10曲である。『Who Will You Run To』『Alone』『There's The Girl』『I Want You So Bad』『Wait For An Answer』『Bad Animals』『You Ain't So Tough』『Strangers Of The Heart』『Easy Target』『R.S.V.P.』。

この中からシングル・カットされたのは5曲であり、『Alone』はBillboardのアルバム・チャートで3週連続1位を獲得し、1987年の年間シングル・チャートでも堂々の2位にランクインしている名曲である。また、イギリスでは最高位3位を記録している。これに続いて『Who Will You Run To』がアメリカで最高位7位(1987年の年間シングル・チャートでも88位にランクイン)、イギリスでは最高位30位を記録、『There's The Girl』はアメリカで最高位12位、イギリスで最高位34位を記録し、『I Want You So Bad』はアメリカで最高位49位を記録している。尚、『Wait For An Answer』は特にチャートインはしていない。

本アルバムからのお薦め曲は、やはり『Alone』は外せない。(まあ、HEARTの代表曲の一つですからね。)そしてシングル・カットされた曲の中からは『Who Will You Run To』と『There's The Girl』をピックアップしておく。それ以外からは『Wait For An Answer』『Strangers Of The Heart』とアルバム・タイトル・ナンバーの『Bad Animals』を挙げておきます。

ポップであり、しかも'80'sという時代らしいメロディアスな楽曲とアン・ウィルソンのボーカルが絶品であり、'80'sという時代にしっかりと刻まれるアルバムである。前作「HEART」と共に聴いておかなければならないアルバムである。

 

Bad Animals

Bad Animals

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Toshiba EMI
  • 発売日: 1990/10/25
  • メディア: CD

バッド・アニマルズ(紙ジャケット仕様)

バッド・アニマルズ(紙ジャケット仕様)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2008/10/29
  • メディア: CD

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