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恋する日曜日・1st.#11「レイニーブルー」 [ドラマ]

今回の「恋する日曜日・1st.」の再放送は、未見作品である「レイニーブルー」でした。(これで、筆者の「恋日・1st.」での未見の作品はあと6本になりました。ちなみに、「2nd.」以降は全て見ている。)

今回は、五代さんでお馴染みの山下真司さんが出演ということで、別の意味で注目していた作品でした。五題さんは関係ないものの、何処かに五代さんと共通するキャラでもありました。

主題曲は1986年の徳永英明の『レイニーブルー』、この物語の本放送は2003/6/15ということで、梅雨時と言うことを考えると、「雨」を効果的に使った「恋日」らしい物語でした。→「1st.」はラブ・ストーリーとしても珠玉の作品が集まっています。「2nd.」になると、コミカル色を前面に出した作品が出てきて、「3rd.」になると「若さ」という色合いが強くなったということで、「ラブ・ストーリー」ということではやはり「1st.」が一番です。

製薬会社に勤める麻生のぞみは、部長の神島譲と不倫関係にあった。割り切った関係を続けていたが、2人が会うのは「5」のついた日の月3回だけ。その理由を尋ねられても、のぞみははぐらかしていた。しかし、のぞみは譲のことを愛していた。そして、次に会う日は6/15だった。しかし、その日は特別の日だった。

そんな中、のぞみに、友人から合コンの誘いが届き、それに顔を出したのぞみは、そこで拓郎という青年から声を掛けられたる話をしていると、拓郎は神島譲の息子だった。のぞみは「部長に似てない。が、指は似ている」とチェックしていた。一方、拓郎はのぞみのことを気に入って、「俺と付き合わない?」と告白する。そして、無理矢理キスをする。これにのぞみは怒って立ち去った。

拓郎からのぞみに電話が入る。先日のことを謝り、マジだという気持ちを伝えるが「もう電話しないで」とのぞみ。そうしていると、譲がやってくる。その時、常務からのぞみにお見合いを持ってくるが、のぞみは受け付けなかった。そして、「好きな人がいる」と言うが、「好きになっちゃいけない人」だとも言う。(譲の名前は出しませんでした。)そして、継ぎに会う日(6/15)は、外食に行かないか、と誘ったのぞみだった。

6/15。神島は急な接待が入り、今晩はキャンセルと言い、この埋め合わせは明日する、と言うが、のぞみは「どうしても今日でなければダメなの」と言い、何時になっても待つ、と伝えた。

いっこうに神島から連絡も入らず、のぞみはいつしかウインドショッピングをしていた。そんな所に、接待を追えた神島と部下の乗ったタクシーが通り、部下はのぞみに気づいた。また、今日、6/15はのぞみの誕生日だということを口にした。そして、のぞみの本当の気持ちに気づいた。

神島が近くにいたことも知らないのぞみに、拓郎から電話が入り、のぞみと拓郎はホテルへ行き、関係を持った。譲から電話が入るが、のぞみは出ない。拓郎は本気だということを言うと、のぞみは「5のつく日に会う」と言い、去っていった。

雨が降る中、のぞみの携帯が鳴った。譲の電話で、のぞみは電話に出た。譲はのぞみの側にいて、道の反対側にいた。そして、のぞみに誕生日のことを言わなかったことを問い、誕生日プレゼントに真珠の指輪を渡した。しかし、のぞみは「貰えません」と言い、さっきまで別の男といたことを語り、別れを切り出す。のぞみを抱きしめる譲に、のぞみは本当の気持ちを告げ、別れを再度口にする。

のぞみの気持ちを理解した譲は、指輪を拾ってのぞみに渡すと、傘も差さずに雨の中を、後ろを振り向くことなく去っていった。

後日、のぞみは拓郎を雨の中待っていた。拓郎が現れると、のぞみの傘に入り、腕を組んで歩いて言った2人だった。

不倫相手だった父から息子に乗り換えただけということになり、ちょっと都合が良すぎるように見えてしまうが、それは表しか見ていないということになる。今回の物語は、「雨」ということをキーワードにして、今まで思い続けていた気持ちを全て吐き出し、雨に流したヒロイン・のぞみの心情を効果的に描いていて、新たな道に踏み出したのぞみを上手く描いていました。ただ、のぞみと拓郎の相合い傘は、きつねの嫁入りのような雨でのことだったが、「雨」を効果的に使いたいのは分かるが、ちょっと力業だったように感じたラストでもありました。でも、「雨」を効果的に使った演出はいい感じでした。

次回は持田真樹主演の「Flame」(これも未見作品です。)監督が堀英樹監督ということですが、堀監督というとね「恋日・3rd.~アダルトな恋」をはじめ、コメディ色の強い作品の方が印象にあるだけに、ちょっと楽しみです。で、年内はここまでで、1月は前後編となる「STILL I'M IN LOVE WITH YOU」、「DOWN TOWN」、「電車」と続きますが、1月放送分では「DOWN TOWN」だけが未見作品です。

PS.1月になると、BS-iのアイシネが水曜深夜(25時スタート)から木曜夜(19時スタート)に移動になり、1/8は「恋する日曜日 私。恋した」、1/15は「恋する日曜日」が放送されます。

 

↓この物語はこれには収録されていませんが...

恋する日曜日 プレミアムDVD-BOX

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  • 出版社/メーカー: TBS
  • メディア: DVD

↓今回の主題曲はこちら

レイニーブルー

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  • 出版社/メーカー: アポロン
  • 発売日: 1988/05/21
  • メディア: CD

Rainy Blue~1997

  • アーティスト: 徳永英明,大木誠,竹花いち子,瀬尾一三
  • 出版社/メーカー: バンダイ・ミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 1997/11/01
  • メディア: CD

徳永英明クリップ

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: バンダイ・カンパニー
  • 発売日: 1991/05/21
  • メディア: CD


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ウルトラギャラクシー大怪獣バトル NEVER ENDING ODYSSEY#1+α [特撮]

今週は「篤姫」も無いし、「ウルトラギャラクシー大怪獣バトル」の新作がスタートしたということで、久しぶりに特撮ネタを記すことにします。

1クール13話の放送終了後、3度の再放送を続けていた「ウルトラギャラクシー大怪獣バトル」。BSのデジタルらしい放送だと言えるが、前作は、売りにしたはずのCGのレベルが余りにも酷かっただけに、期待など全くしていない。しかも、BS-hiの「名曲探偵アマデウス」の完全裏番組になっているので、リアルタイムで見ることはしませんが...(後から「早見再生」で時間を短縮して見るだけ。→この見方が今回もやはり正解でした。)

物語の方は、前作のラストから一ヶ月後という設定なので、物語としても完全に続編である。宇宙基地で惑星ボリスから脱出した傷を癒しているスペースドラゴンのクルーたち。先に地球に戻ったゴースタードラゴンのクルーたちの報告で、レイが拘束される。が、レイを狙う刺客が現れ、宇宙基地は爆破されてしまい、スペースドラゴンのクルーたちは何とか脱出した。しかし、レイとボスはゴースタードラゴンで脱出。が、ワームホールに引きずり込まれ、ある惑星に不時着。そして怪獣が現れた...

冒頭にピット星人が登場したということで、「エレキングを返せ」ということで暴れてくれないかと思ったのに、あっさりと消されてしまって、いきなり期待を潰すような形でスタートしたことで、悪い予感がしたが、やっぱりそれが的中しました。今作も凡作の領域は確実でした。(「凡作」から「駄作」に落ちるか、「佳作」/「秀作」にアップするかは分からないが、前者となる確率が高そう...)

スペースドラゴンのクルーたちを分断させて、またまた同じ展開に持っていくというのは安易と言えば安易だが、再び怪獣バトルの場に送るには手っ取り早い方法ですね。今回は、ゴメスとマグラーが登場し、レイはゴモラを召還して、三つ巴の怪獣バトルが繰り広げられる。三者が互いに戦っていたという所は良かったですね。(マグラーが倒されると、ゴメスは腰が引けていたという所も。)

マグラーを倒したゴモラだったが、ゴメスは別の怪獣使いが操っていたということで、レイオニクス同士の争いや、その秘密が明かされることになるのですね。(まあ、期待しないけど...)

で、問題のCGだが、やはり相変わらずである。宇宙空間の描写については、気になる所もあったが、まあ問題なしにしても良いが、スペースドラゴンやゴースタードラゴンという宇宙船の描写は、今回もやっぱり酷いものでした。更に、主題歌の方も「ウルトラ」の世界とは完全にかけ離れたものになっちゃった。そしてトドメを刺したのは次回予告で、悪評の高かった(CGの)リトラが出てきたが、少しは改善されているものの、やっぱりのっぺりしちゃっていて、酷い状態でした。(100点満点で5点が10点になったぐらいでした。)

ということで、やっぱり今回もCG描写の酷さに嫌気を感じる作品になりそうです。(最初から期待しない方が賢い。)→来週は「名曲探偵アマデウス」はお休みだが、19:30からの「ポッキー4シスターズ」に備えるため、リアルタイムでは見ません。また、記すこともしないでしょう...

ところで、この前の枠である18:30から放送している「ウルトラマン」が1/3の放送で最終回となる。で、1/10からは「ウルトラセブン」が始まる。そうなったら、「ウル・ギャラ」は、CGによる特撮技術は「セブン」に勝るけど、内容についてはより酷さが目立つだけになるんじゃないかしら???

久しぶりに戦隊について。メンバーが増え、巨大ロボもたくさん登場し、等身大でも、巨大化しても、敵に対して多数対一という弱いものイジメにしか見えない状況になっているが、相変わらずですね。で、景気が良いのか、インフレ状態が続いているが、数を出していれば良いというものではない。まして、世界的に不景気な局面に突入した現在、景気よく飛ばすのは良いが、どうせ玩具は売れませんよ。

で、OVとしてリリースする予定だった「炎神戦隊ゴーオンジャーvsゲキレンジャー」が劇場公開になるということになったが、これは「ふうけもん」が資金的に集まらず、製作が中断して未完成となったため、上映する作品に穴が開き、その穴埋めのために、急遽劇場公開になり、棚ぼただっただけ。しかも、次の戦隊の名前を聴いて「真剣に番組を作っているのか?」と思ってしまった。(「侍戦隊シンケンジャー」)

景気後退が各家庭に浸透していくことを考えたら、インフレ戦隊という現在の作風を続けていたら、大コケするのも間近ですなぁ...

一方、新ライダーは、「不景気」ということを考慮してか、過去の遺産を使ってもう一稼ぎというスポンサーの意図が見え見えですな。しかも「平成ライダーは共演させない」という最後の砦となっていたポリシーまで崩してしまったということで、もはや何の価値も無くなり、製作サイド自ら、これまでの作品と世界観を否定しているのだから、救いようがない。

ということで、特撮ヒーロー作品の氷河期は更に冷えていく...

 

↓一応、前作を。(それにしても、全7巻に分けるようなものか?←資源の無駄遣いと言う。)

ウルトラギャラクシー 大怪獣バトル 1 [DVD]

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(中略)

ウルトラギャラクシー 大怪獣バトル 7 [DVD]

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↓早くも予約できます。
仮面ライダー レジェンドライダーシリーズ10 仮面ライダーディケイド

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ゴルゴ13#37 [アニメ]

今回の物語は時節を考えたクリスマスを舞台にした物語でした。(といっても、クリスマス当日の1日の物語であって、ゴルゴにとっては、クリスマスなんて一切関係ないでしょうけど...)が、依頼内容については触れておらず、ホテルの専属探偵の推理によってことが語られるということで、目線は面白いのに、今ひとつ、ことがよく分からない打ちに進んで行くという物語でした。

12/24の10:00、犯罪組織の幹部であるトミー・ナバロが、クリスマスの特別保釈ということで、仮出所した。彼に与えられた時間は24時間である。早速、ボスのアンディは、ナバロに女を差し向け、ホテルに向かった。それの様子をゴルゴが監視していた。

その夜、ホテルのバー。ホテル専属の探偵・ドールはクリスマスなのに酒は飲めない。そんなドールは、ホテルに入ってきたゴルゴを見て、だただ者ではないと気づき、バーで一人で酒を飲んでいたゴルゴに接近した。ドールを断り、部屋に戻ろうとしたゴルゴは、バーを出て行く時、スリのチャーリーがゴルゴの懐を狙った。しかし、チャーリーの腕を掴み、一瞬で腕をへし折ったゴルゴは、チャーリーを告訴する気はないと言って、ドールに引き渡した。これによってドールは、ゴルゴがただ者ではないと確信し、ゴルゴの部屋に行き、探偵ということで無理矢理中に入る。探りを入れるドールだったが、ゴルゴは軽くあしらった。ドールは、ゴルゴはプロ、しかも一流だと見抜いた。その頃、ナバロは女と一夜を共にしていた。

翌朝、部屋で狙撃の用意を調えたゴルゴ。チェックアウトしていくナバロは、歩いて刑務所に戻っていく。それと入れ違いに、警察官がやってきて、組織がナバロを消そうとしているという情報を伝えた。既に刺客が送られている、という警官に、ドールはそれがゴルゴだと察知した。フロントでナバロを確かめるドール。が、先ほどチェックアウトしたということで、ドールはさっきの男と気づき、後を追う。

が、ナバロは正面から撃たれて死んでいた。ドールは、ナバロをどうやって振り向かせたのか、その方法が分からなかったが、ゴルゴの犯行だと確信した。

ホテルに戻ったドール。チェックアウトをしたゴルゴとすれ違い、ゴルゴの犯行だと言うこと口にするが、ホテル内でのことを避けて貰えたということで、礼を言うべきかも、と告げた。

12/25の10時の鐘が響く中、ゴルゴの姿は町の中に消えていった。

組織のボスや、そのボスが、上院議員と繋がっている情報がある、というように、それなりに大きな組織が背後にあることを匂わせていたが、それらについては、それ以上語られることが無かったため、今回のターゲットとなったナバロのキャラが、設定上は「幹部」となっているが、雑魚なのか、ある程度の大物なのかが宙に浮いた形になってしまったのと、ドールが探偵と説明されているが、過去にある程度の大物を捕まえたことがあるとか、ドールの腕に関する描写が無かったのが残念でした。それぞれ、キャラを掘り下げて描いていたら、もっと深味のある人間ドラマになったのに、キャラの設定を十分に活かすことが出来ていなかったため、形だけなぞったという薄っぺらな物語で終わってしまいました。特にドールは、スピンオフして、主人公になった作品まであるのだから...

来週のTV大阪の放送は、いつもより30分繰り上がって、25:00スタートなので、時間指定の録画予約をしている方はご注意を。(BS-JAPANの日曜深夜の方は、いつもの時間ですけど...)


↓この物語は「SPコミック52巻」に収録されています。

ゴルゴ13 (52) (SPコミックス)

  • 作者: さいとう たかを
  • 出版社/メーカー: リイド社
  • 発売日: 1992/11
  • メディア: コミック

 

↓ホテル探偵ドールを主人公にした作品

ホテル探偵ドール (My First WIDE)

  • 作者: さいとう たかを
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2004/04
  • メディア: コミック

ホテル探偵DOLL 2 (ビッグコミックス)

  • 作者: さいとう たかを
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2000
  • メディア: 単行本

ホテル探偵DOLL 【コミックセット】

  • 作者: さいとう たかを
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • メディア: コミック


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東京少女・福永マリカ#3「会いたい」 [ドラマ]

今回の物語は「会いたい」という物語です。10月以降、ヒロインが主題歌を歌わなくなっていたが、今回はそれを解消するサービスまであって、『イケナイ恋』『トウキョウノウタ』『ひとりぼっちのランナウェイ』『aitai』の4曲、4月の山下リオ、7月の大政絢、8月の岡本杏理、9月の瓜生美咲の主題歌を歌っていました。(ここまで歌ったら、5月の水沢エレナの『蕾』と挿入歌『翼』、6月の桜庭ななみの『恋はみぢかい』も歌って欲しかった...)→これまでの主題歌のCDをリリースして貰いたい所です。

物語の方は、やはりこれまでの「東京少女」のいくつかの物語を足し合わせたような印象があったことはぬぐい去ることは出来ないが、コミカル・タッチで楽しい物語になっていて、「男装」「歌」「三角関係」「正直に言えない」という要素を絡めて、いい感じにまとまっていました。

マリカが男装して路上で『イケナイ恋』を歌っている。ミュージシャンを目指しているマリカだったが、男装して歌うのは、変な男が寄りつかない、と考えたためだった。が、誰も集まらなかった。そんなマリカは、あるカフェに入り、ホットミルクを注文した。で、バイトのウェイターがそれを持ってきた。ウェイターを見たマリカは「あっ、カッコイイ」、一方、ウェイターは「さっきのミュージシャン」と言って、マリカが歌っていたことに気づいた。で「友弥」と名乗り、話があると言って、バイトが終わるまで待って貰うことにした。

カラオケ店でマリカが『イケナイ恋』を歌うのを聴いて「その声、俺にくれ」と友弥。更に「俺とデュオを組んでくれ」と頼む。これにマリカも了承する。すると友弥は「これで男性デュオとして道が開けたよ」ということで、友弥はマリカのことを男と思っていた。

希かは女だと言うことが言えず、友弥のペースで話が進んでいって、名前を尋ねられると「マー…」と上手く近得られない。が「マーくん」と友弥は受け取った。

翌日、やっぱり男装してカラオケ店に言ったマリカ。「普通の女の子に戻りたい」と、キャンディーズのあの台詞が飛び出した。やはり自分が女だと言えないでいた。

別の日、学校帰りのマリカは偶然、友弥とぶつかった。友弥はそれがマーくんとは気づかずに「大丈夫ですか?」これに顔をそらしてマリカは「大丈夫で~す」と言うと逃げるようにして別れた。その日のカラオケ店。友弥は「今日、道でマーくんにそっくりな奴見かけたんだけど...」と言うが「そは、あれじゃないかな。ドッペルゲンガー。世界には同じ顔の人が3人はいるというさぁ」とマリカだった。

友弥はデュオな名前を「HoTMILK」に決めた。理由は、マーくんがあの時(2人が出会った時)にホットミルクを注文したということと、ホットミルクみたいにホッとする歌を届けられるように、二人の出会いをずっと大切に、という気持ちからだった。マリカもこの名前を気に入った。更に、友弥の作詞作曲という曲『トウキョウノウタ』(これ、7月の「東京少女・大政絢」の主題歌ですけど...)を出し、練習を始める。

そんな中、マーくんが時々女みたいな仕草をするということを口にした友弥。これに「私、女なの」とマリカ。が、友弥は冗談と受け取り「私も本当は女なの...」という調子だった。

ある夜、HoTMILKの2人は路上ライヴを行おうとする。この時、友弥は自分の過去、音楽にかける熱い思いを語っていた。

別の日、路上ライヴで『トウキョウノウタ』を歌うマリカ。が、客は集まらなかった。ライヴを終えていつものカラオケ店にやってきた2人。落ち込んでいたが、カラオケ店のバイトのハナが、そのライヴを聴いていて、HotMILKのファンだということを語った。その時、友弥はハナが好きだと口にしていた。(ここでAパート終了。経過時間は15分を過ぎた所でした。よってBパートは11分弱になります。)

ライヴで『ひとりぼっちのランナウェイ』を歌っているマリカ。また、ハナはHoTMILKの応援をしていて、客もボチボチと集まっていた。

ライヴ終了後、片付けをしている時、友弥はハナに「俺、ハナのこと…」と告白しようとする。が、マリカが「バイトの時間じゃない?」と割って入る。ということで、告白できなかった友弥だった。

カラオケ店に行った3人。マリカがトイレに立って、友弥とハナが2人になった時、友弥はハナに告白した。その様子を見ていたマリカは慌てて扉を開けて戻って来ると「俺もハナが好き」と言った。友弥は層だろうと思っていて「男と男の勝負だ」と言って、ハナがどちらが好きなのかと尋ねた。これにハナは「私は、マーくんが好き」と言った。これに「ハナのこと大切にしろ。絶対に泣かせるな」と言って、きっぱりとハナをマーくんに譲った。

その夜、家に帰ったマリカは「何故あんなこと言っちゃったんだろう...」と後悔していた。そんな所にハナから電話が入り、デートの約束をした。

翌日、ハナとデートするマリカ(マーくん)。町中で友弥と出会うと「最高のデートスポット」があるといって、自分がバイトしているカフェに2人を連れて行った友弥だった。

夜、2人でいるマーくんとハナ。そんな中、ハナがキスしようと顔を近づけてくる。それを振り払ったマーくんは「ごめん」と言うと走り去って行った。そして家に帰ったマリカは「別れよう」とハナにメールを送った。
翌日、友弥から電話が入る。「お前、何やった。ハナに何やった」と問うるこれにマリカは黙っていた。すると「もういい」と友弥は怒って電話を切ってしまった。

数年後」とテロップが出る。マリカは(男装しないで、髪も伸びている。)ギターを持って路上ライヴをしている。(ここで歌っているのは『aitai』です。)客はそれなりに集まっていて、マリカの歌を聴いている。(この客の中に小板Pがいました。)また、友弥と客の中にいて、マリカは友弥に気づいていた。更に、ハナも客の中にいたが、「友弥、行くよ」と言って、ハナと友弥は去っていった。マリカは歌い続けていた。(歌っているマリカをバックにエンドロールが流れていきました。)

次回は「東京少女・福永マリカ」最後の物語で、「大晦日の告白」という物語です。年明けまであと1時間になった大晦日の物語で、今年の目標が達成できなかった矢野マリカが残り30分で、それをやろうというような物語の様ですね。→どことなく「銭形泪・2nd.20話」のシチュエーションだと感じられるが、どう見せてくれるかですね。

「BS-iドラマ倶楽部」からのお知らせのバックの風景は、いつも通りの「高速道路と東京タワーを中心としての夕景」でした。

この物語でハナを演じたのが花形綾沙ということで、先日の「女子大生会計士の事件簿」にも出演していた(最終回の「女子大生会計士の事件簿」にも出演する。)が、これはこれで狙っているのですかね?

友弥を演じた佐野和真と福永マリカは、夏帆ポン主演の映画「東京少女」では兄妹を演じていたが、そのコンビで、映画「東京少女」の主題歌『aitai』をテーマ曲にしたような物語になっていたが、これもやっぱり狙っていたということですかね?→キャストのことまで考えてマリカがこの物語の脚本を書いていたら、将来、BS-iを支えるとんでもない脚本家になりますね。(少ない登場人物で、これまでのBS-i作品を色々と思い出させてくれる所があり、しかも、主人公が本当のことを言えないという苦悩をしっかりと描いていて、物語としても上手く纏まっていましたから。)

今回は『aitai』が主題歌と言っていい内容の物語になっていたが、10月以降は『イケナイ恋』が主題歌のような役割をしているものの、明確に「主題歌」として位置づけられていないので、こういうことは良いことです。また、『aitai』がテーマ曲になっていると言うことも出来るが、テーマ曲が与えられての(恋愛が絡んだ)物語ということでは、完全に「恋する日曜日」の1本としても通用するものでもありました。また、友弥の思いとして「東京」に拘った設定が用いられていたことで、辛うじて「68FILMS」の「東京少女」から受け継がれていることも出ていたので、「東京少女」としても合格点です。

ただ、「数年後」の所で、マリカは髪が伸びているので良いとしても、友弥とハナは(外見が)全然変わっていなかったというのはちょっと... 特に、ハナにとったら失恋を経験しただけに、同じ髪型のままでいるのはどうかと思うんですけど...(この点が今回の物語において、ケチがつく所でした。)

尺の関係もあるが、『蕾』『翼』『恋はみぢかい』も出てきて欲しい所でした。また、『aitai』という曲は本当に良い曲ですね。映画「東京少女」は内容も良かったが、この主題歌も絶品であり、高い評価を獲得しているのも当然だ、と改めて感じました。

 

↓映画「東京少女」関係

東京少女 (デラックス版) [DVD]

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東京少女 (通常版) [DVD]

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東京少女 (リンダブックス)

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↓主題歌が登場した「東京少女」の原作ノベライズ本を...

初恋ダッシュ。―東京少女〈1〉 (リンダブックス)

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さびしい夜、私は大声ででたらめな歌を唄う。―東京少女〈4〉 (リンダブックス)

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台所のすみで、わずかに漏れる泣き声を聞く。―東京少女〈5〉 (リンダブックス)

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  • 出版社/メーカー: 泰文堂
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叶わぬ恋。それでも私は、頑張ったのです。―東京少女〈6〉 (リンダブックス)

叶わぬ恋。それでも私は、頑張ったのです。―東京少女〈6〉 (リンダブックス)

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  • 出版社/メーカー: 泰文堂
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↓キャンディーズのあの名台詞があったので、これを...

CANDIES FOREVER [DVD]

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キャンディーズ・タイムカプセル

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GOLDEN☆BEST/キャンディーズ

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キャンディーズ ゴールデンJ-POP THE BEST

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名曲探偵アマデウス#23 ベートーベン「交響曲第9番」合唱つき [ドラマ]

年内最後の放送となる今回は、やはり年末ということでベートーベンの「交響曲第9番」が取り上げられました。(でも、BS-2の放送は1/4ということで、新年一番と言うことになる。)

しかし、19:29頃に東北地方で地震があったということで、終盤はそのテロップが出るようになったということで、保存版とするのは、23日(火)朝か、27日(土)昼の再放送を録り直すということにします。(→BS-hiは今回の再放送までが年内放送です。)

今回のドラマ部分は、カノンさんがバナナの皮を閉じる所でSEを使っていたのをはじめ、ツッコミ所が色々とあるのもいつものことですが、やっぱり「ケータイ刑事」を意識したところがありました。(いつもそうですけど...)

カノンさんが外出から戻って来る。で、バナナ1本だけは売ってもらえなくて、思い切って一房買ってきた。(スーパーならば当然ですが、八百屋さんでも1本は売ってくれないと思いますけど...)→「思い切って...」と言うあたり、経済的にカノンさんは苦労していますね。

で、八百屋のおかみさんがカノンさんを追うようにやってくると、「おつりを届けに来てくれた」と言うカノンさん。やっぱりカノンさんらしい発想です。これに一瞬渡しそうになるおかみさん。金額も30円のようでした。(→「銭形泪・1st.11話」で、自販機に忘れられていたおつり(30円)を律儀に届けた泪ちゃんだったが、金額と言い、やっぱりこれを意識しています。)

所長に用事だと言うおかみさん。ニコニコ商店街で合唱団を作り、コーラス隊のリーダーになったが、人も集まらず、何とかしたい、ということだった。(カノンさんが「どうせ暇なのにね...」と言う発言をしていたが、ストレートに物事を言うカノンさん、今回も最初から美味しい所をしっかりと持っていきます。)で、「第九」をコーラスで歌うということで、所長は立ち上がった。

まずは、この曲について、第1楽章から駆け足で追っていく。カノンさんの豊かな表情もいつも通りで、のびのびと、素直な感想を口にする。(第2楽章、第3楽章、第4楽章も同様です。)

曲についての説明は、第4楽章を取り上げて、細かく語られる。(今回は、監修の野本准教授が登場しました。)

音痴だと言うおかみさんに歌唱指導する所長。(結構、厳しいですね。)で、こういう所ではカノンさんは助手に徹しています。→カノンさんにピアノを弾いて貰いたかったところでした。

そして、『喜びの歌』の歌詞についての説明、合唱部分についての説明となる。→知っているようで知らなかったことも出てきて、勉強になりました。

すっかりやる気になったおかみさんが飛び出して行ったが、カノンさんに「あんたも歌うのよ」ということを念押ししていたのは面白い所でした。

曲(第4楽章)が流れてから、最後のオチへ。カノンさんが「鍋が出来た」ということで、所長と一緒に食べようとする。(エプロン姿のカノンさん、カワイイ~。)「あたしだって、鍋ぐらい作れます」と言うが、嫌な予感が...「その名もヘルシー鍋」とネーミングは良いですが...(おかみさんたちは合唱の猛特訓中とも言ったカノンさん。やっぱり練習に参加しないということは、本番の合唱の方も参加しない様ですね...)「早速、頂こう」と所長。で、鍋の蓋を開けたカノンさん。が、それを見た所長の顔が引きつった。鍋の中にあるのは、皮も剥いていないそのままのジャガイモ人参、鍋の長さに合わせて切っただけの長ネギ、そして皮を剥いたバナナが入っていた。カノンさんは「入れてみました」と言っていたが、やっぱりカノンさん、最後もやってくれました。(所長はカノンさんに譲ろうとしていたが、バナナの水炊きって...)

今回は、ドラマ部分は34分弱で、曲の方は約9分という時間がありました。第4楽章を合唱つきでじっくりと聴かせてくれました。トータルすると1時間を超える大作ですから、一部となるのは当然ですが、第4楽章を聴かせるというのは、やっばりですよね。

尚、CDの収録時間が企画設定時、74分42秒に決定したのは、カラヤンが、「ベートーベンの第九が1枚に収まるように」と低減し、ソニーがそれを押し通したためにこの時間になったと言われているが、それだけこの清久は世界中で知られている曲です。

次回は、BS-hiは1/10の放送で、「響カノンの名曲探偵修業」というものです。カノンさんが完全に主役となるようですが、どのような活躍を見せてくれるか、楽しみです。尚、BS-2では1/18の放送となります。その後、1/17のBS-hiはマーラーの「交響曲第5番」、1/24 はバッハの「無伴奏チェロ組曲」と続きます。

 

ベートーヴェン:交響曲第9番《合唱つき》[バイロイトの第9/第2世代復刻]

ベートーヴェン:交響曲第9番《合唱つき》[バイロイトの第9/第2世代復刻]

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: delta classics
  • 発売日: 2006/11/25
  • メディア: CD

ベートーヴェン:交響曲第9番

ベートーヴェン:交響曲第9番

  • アーティスト: バーンスタイン(レナード),ベートーヴェン,バラッチュ(ノルベルト),ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
  • 発売日: 2006/11/08
  • メディア: CD
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」

ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」

  • アーティスト: ショルティ(サー・ゲオルグ),ベートーヴェン,シカゴ交響楽団
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
  • 発売日: 2007/02/21
  • メディア: CD
ベートーヴェン:交響曲第9番

ベートーヴェン:交響曲第9番

  • アーティスト: フルトヴェングラー(ウィルヘルム),ベートーヴェン,バイロイト祝祭管弦楽団
  • 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2004/12/01
  • メディア: CD
ベートーヴェン:交響曲第9番

ベートーヴェン:交響曲第9番

  • アーティスト: ベートーヴェン,チェリビダッケ(セルジュ),シュミットフーバー(ヨゼフ),ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
  • 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
  • 発売日: 1999/07/07
  • メディア: CD
ベートーヴェン:交響曲第9番

ベートーヴェン:交響曲第9番

  • アーティスト: ブリュッヘン(フランス),ベートーヴェン,18世紀オーケストラ
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
  • 発売日: 2000/04/26
  • メディア: CD
↓「銭形泪」もピックアップしておきます。
ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX I

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  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • メディア: DVD
ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX II

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  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • メディア: DVD
ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 3

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  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • メディア: DVD

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