久しぶりに特撮ヒーロー3本を [特撮]
ウルトラギャラクシー大怪獣バトル NEVER ENDING ODYSSEY#3
ゼットンのあの異様に速い動きに違和感を感じたことで、怪獣バトルが単なるプロレス合戦に落ちぶれてしまい、拒否反応が出た。そのゼットンは、実体ではなかったというアイデアはいいのだが、余りにも素早い動きのゼットンはゼットンではありません。
こんなことなら、「アステカイザー」のような作品を新たに作るか、もしくはそのリメイクの方がまし。主題歌も作品の雰囲気に合っていないということで、バンダイの玩具を売るためだけの宣伝番組に成り下がっているだけでした。
ゴーオンジャー#45
新戦隊シンケンジャー(このネーミングから、製作側が真剣に番組を作ろうという意思を放棄しているとしか思えなくて...)のお披露目がラストにあったことで、2/8までは完全に消化試合という内容になったゴーオンジャー。正月だから正月企画という内容だったが、はっきり言って無駄なエピソードでした。あと一ヶ月なんだし、玩具の叩き売りのためのプロモ的な内容で十分でしょうに...
番組初期の面白さが消え、物量投入した玩具によってつまらなくしているという見本でした。
仮面ライダーキバ#46
こちらは今回を含めてあと3回。最近のライダーは、初回とラスト3回だけで物語が纏まっている作品ばかりが続いているが、やっぱりキバも同じ道を歩んでいますね。それにしても、ラストに向けての雑魚の大量投入って、いい加減、何とかならないのですかね。こうも毎年同じ展開を繰り返すなんて、これがプロが作る作品ですかね。素人でもここまで同じ展開の作品なんて作りません。
現役作品がこういう酷い内容で続いているなんて、本当に救いようがないですね。正月特番でいつも見ている作品がお休みだったから見たものの、完全に時間の無駄でした。
尚、次の放送「ウルトラギャラクシー大怪獣バトル NEO」の前の18:30からは「ウルトラセブン」が始まるが、12話はやっぱり放送されないだろうが、こちらの方が楽しみです。(19:00からは「名曲探偵アマデウス」の裏番組になるということと、こんな内容だったら見る価値は無いので、離脱します。)
ところで、次の戦隊が「侍戦隊シンケンジャー」というのは、東映太秦映画村を5年かけて建て替えを行うが、時代劇寄りの作品に力を入れようという意図があるそうです。しかし、かつては時代の半歩先を歩んでいて、新たなトレンド話生み出していた戦隊が、ここの所は時代から半歩遅れて、単に追随いるだけになっているのだから、もはや「大いなるまんねり」の戦隊も地に堕ちたものです。(ライダーは、天国で石ノ森先生が頭を抱えているような駄作ばかりだから、終了するべきなのに...)
↓相変わらず、玩具だけは派手に発売していますが...(番組開始前からこんなに力を入れてネタバレ刺せているし...)
ウルトラギャラクシー大怪獣バトル サウンドバトルDX ウルトラオールスターズ
- 出版社/メーカー: バンダイ
- メディア: おもちゃ&ホビー
仮面ライダー レジェンドライダーシリーズ10 仮面ライダーディケイド
- 出版社/メーカー: バンダイ
- メディア: おもちゃ&ホビー
侍戦隊シンケンジャー ソフビヒーロー侍戦隊シンケンジャー BOX (食玩)
- 出版社/メーカー: バンダイ
- メディア: おもちゃ&ホビー
津波情報で... [BS-TBS(BS-i)関連]
本日朝のインドネシアで起きた地震の影響で、「銭形海」の最終回といい、その後の「恋する日曜日」といい、「ガンダムSEED」の初回などの放送に、津波注意報の地図が表示されるという事態になっちゃいました。(特に「ガンダムSEED」は初回ということで、HD画質で全話録画し直すにはもってこいのチャンスだと思ったが、初回がこうなっては諦めざるを得ない...)
BS-1はニュースに番組が変わっているが、WOWOWをはじめ、いくつかの局は津波情報を出していない放送局もあるけれど、有料放送局はともかく、出していない放送局も一部にあるが、出していない放送局は、年始の日曜日ということで対応しきれていないということなんですかね?(筆者が見た範囲で津波情報を表示していたのは、BS-i、BS朝日、BS11、NHKで、これらの放送局は、年始の日曜朝でもしっかりと対応しているということで、「真面目な放送局」と言って良い。尚、日曜朝の地上波はつまらないのでチェックしていません。)
というのは、放送法によって、こういう情報は表示しなければならないことになっているためである。つまり、こういう情報を表示するのは、現行法ではTVは行わなければならないのである。(無料放送局で表示していない所は、ある意味では法を遵守していないと言っても良いことになる。)自然災害、所謂「天災」は仕方のないことなのである。
それなのに、これによって「番組が台無しだ」「放送局は何を考えているんだ」という怒りの声を出しているバカがいる。(→法律を知らない、放送局の役割を理解していない単なるバカでしかない。)放送法を改正して、こういう表示を禁じる、という活動を行っているのなら良いが、そう言う行動を行っていない輩は、本当に無知なバカでしかない。(そういう運動をしていると「何という非人道的考えを持っている奴だ」と思われるであろうが、少なくとも怒りの声を出す資格はある。)
「天災は忘れた頃にやってくる」と言うが、これは、正月三箇日が終わり、気持ちが緩んでいる時に、地球が、自然が災害に対する注意喚起を行った、と考えるべきである。それでなくても、「喉元過ぎれば熱さを忘れる」というように、暫くの間、何も起こらなかったら、人間はそう言う非常事態を忘れてしまう生きものである。
改めて、天災に対する危険意識を思い出し、非常事態に備えた準備を確認しておくにはもってこいのチャンスであると考えて、備えをしておきましょう。尚、飲料水や非常食には「賞味期限」(消費期限)がある。それを過ぎていると、全く口にすることは出来ないというものではないが、備えてから何年も経過していたら、非常食も全く役に立たなくなっている場合があるので、そういうチェックをするには良い機会ですね。
知ってそなえよう!地震と津波―ナマズ博士が教えるしくみとこわさ (知の森絵本)
- 作者: 都司 嘉宣
- 出版社/メーカー: 素朴社
- 発売日: 2007/08
- メディア: 大型本
【防災非常用食品】THE ARK 3(命の箱 アーク・スリー)保存食、防災セット、非常食セット!
- 出版社/メーカー: USA
- メディア:
東京少女・日向千歩#1「東京怪盗少女(前編)」 [ドラマ]
遂に4クール目に突入した「東京少女」だが、1月のヒロインは日向千歩。しかも今月は5週あるということで、最初の物語が前後編の物語となる「東京怪盗少女」で、初回はその前編です。
日向千歩は「TSC東京ガール」の主演に決まっていたが、怪我で降板し、改めて「東京少女」のヒロインとして起用されたのだが、怪我がなくて「TSC東京ガール」で主演を務めていたら、「東京少女」のヒロインはあったのでしょうか?
物語の冒頭が、「銭形愛」を見ているかのような東京タワーを中心とした夜景で始まったが、これって、「銭形愛」の再放送が来週から始まるということを意識しているのでしょうか?と思ってしまいました。一応、ここに「東京」ということを示す要素があったものの、物語としたら「東京」ということはどうでも良いものでした。→この物語に出てきた佐倉家って、「東京少女・水沢エレナ」の「マイ・フェア・エレナ」に登場した西園寺家でもありましたね。
コメディ色の強い物語であったが、こういう感じの作品って、筆者は結構好きなんですよね。しかも、キャストの方が一癖二癖ある顔ぶれだったということ、「ケータイ刑事」でお馴染みの演出が所々に出てきたこと、怪盗の名前のノリなど、楽しい所が多く、後編も楽しみです。
BS-iドラマには「怪談新耳袋・4th.」以来、久しぶりになる瑠川あつこさん(「ウルトラマンネオス」や「千年王国Ⅲ銃士ヴァニーナイツ」に出演していました。)だが、クイーン・宝積さんよりも半年ばかり生まれが早いが、クイーン・宝積さんの姉妹ということで「ケータイ刑事」に登場して貰いたいと思いました。
尚、今回は「前編」だったので、この物語についての総評は後編の時に行うということで、今回は簡単に済ませることにします。
夜の東京。ある会社(「ドレミファローン」と出ていました。)に怪盗が侵入して、金庫を開けようとしている。で、金庫を開けた途端、刑法ベルが鳴り響き、慌てて逃げる怪盗。それは女子高生だった。
彼女は宗形千歩、17歳、表向きは平凡な普通の女子高生であるが、現在は高校を休学して怪盗になるための修行中であった。室町時代から続く義賊の家系であり、父は怪盗ダーク・レジェンド・グレイティスト7世、母は怪盗レディ・マルガリータ・エクセレント・ビューティー、千歩は怪盗プティ・アンジェ・ブリリアント・アムールというのが正体だった。(宗形家の家訓が出てくるが、最後の10番目「ケーキは別腹」というノリが楽しい所です。)
で、母から次のターゲットの指示を受けた千歩。それは、かつて、若き天才画家と言われた佐倉修二の家であった。彼は数年前に引退し、現在は美術品の悪徳ブローカーに転身しているということだった。千歩は佐倉家の一人息子・健太の家庭教師として佐倉家に潜入し、屋敷の中を探るというのが任務だった。
が、千歩は執事の藤川裕也に一目惚れ。ニセの履歴書(東京アンドリウ大学の学生、二十歳とありました。)を作り、推薦状と共に出し、佐倉の妻・律子に、家庭教師として雇われることになった。
藤川に案内されて健太の部屋に行った千歩。(ここで見せた百面相は面白かったですね。)家庭教師として健太に勉強を教える傍ら、屋敷の間取、侵入経路、錠前の種類、セキュリティを調べていくが、家の広さに困惑していた。
そんな中、藤川から佐倉の妻(健太の母)が亡くなったことなどを教えられる。健太はホルンを吹こうとしているが、上手く吹けないでいた。(実は母の形見でした。)千歩は「教える」と言うが、健太は断った。
そんなことで、佐倉家の間取りを調べ上げた千歩だったが、美術品は何処にも見つからなかったこと、1Fには建物の構造上、部屋があるはずなのに、何処にもその入口が無いことを言うと、母からその真上の2Fの「青い部屋」が怪しい、徹底的に調べろ、と指示を受けた。(ここでAパート終了。経過時間は14分半ということで、Bパートは11分半になります。)
佐倉家の屋敷を調べることを続ける千歩だったが、1Fのあのスペースの隠し扉は何処にも見つからなかった。で、2Fの青い部屋を調べていると、藤川と健太が現れる。そして健太が「いいもの見せて上げる」と言い、リモコンのスイッチを入れた。すると、青い部屋が動き出した。部屋全体がエレベーターになっていて、地下にある保管庫を教えられた。そこは2Fからしか降りられず、かつては佐倉がアトリエとして使っていたと頃だった。今は律子が倉庫として使っているということだった。で、そこに美術品があった。
美術品の売買をしているのは律子で、特に大事なものだけは売らずに置いてあった。そして、そこには佐倉の妻(健太の母)の肖像画(ホルンを手にしている姿)があり、健太は時々ここに見に来ていたのだった。
屋敷に戻った千歩たちだったが、律子に見つかってしまう。健太が、自分が案内したと言うが、律子に睨まれる千歩だった。
その夜、佐倉家では、律子が美術品の引取先が決まったことを告げる。株で損害が出たため、その穴埋めのために売却するというのだった。で、藤川に任されることになるが、健太は全て売られてしまうことが嫌だった。
その頃、千歩は、父と一緒に、去り際の特訓をしていた。(こういうノリ、楽しい所です。)そんな中で、怪盗にならなきゃいけないのか?と悩みを語り、これ以上、あの家を引っかき回したくない、と言う。が、父は「怪盗に情は禁物だぞ」と忠告するが、千歩はそれは分かっていた。そんな所に、藤川からの電話が入り、携帯に出る千歩。話しを聴いた千歩は「えっ、健太くんが?」(以下、次回へ)
キャスト、スタッフは前後編の物語ではお馴染みの集合形式で、簡単に済ませ、ここにインスト・ナンバーの『イケナイ恋』が流れていました。(やはり今月もヒロインは歌わないようです。)
次回は、今回の続きとなる「東京怪盗少女」の後編です。次回予告では、健太に正体がばれたようで、(母の)絵を盗み出して、と頼まれたり、あの地下倉庫に侵入するが、「M2」のようなレーザーによる警報装置があるようで、閉じ込められたりということで、楽しませてくれそうです。
「BS-iドラマ倶楽部」からのお知らせのバックの風景は、いつも通りの「高速道路と東京タワーを中心としての夕景」でした。
コミカル・タッチの物語の前後編となるのは「東京少女」では初めてですね。(これまでは水沢エレナ「君の歌」、岡本杏理の「旅の途中」、岡本あずさの「絆」は全てシリアス系の物語でした。)まあ、ここの所、コミカル系の物語はあっても、おとなしめだっただけに、時には痛快なコメディ作品も見たいものですから、こういうのは歓迎です。
後編は、律子が悪役になって、健太と対立するのを、千歩たちが助け、親子の絆を描こうということになるのでしょうが、今回のノリで楽しませてほしいところです。
↓「怪盗」ということで
神風怪盗ジャンヌ (1) (りぼんマスコットコミックス (1100))
- 作者: 種村 有菜
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 1998/09
- メディア: コミック
フレンチホルン演奏技法 フィリップファーカス 著/守山光三 訳
- 作者: フィリップ・ファーカス
- 出版社/メーカー: 全音楽譜出版社
- 発売日: 1998/12/10
- メディア: 楽譜
朝練 ホルン 毎日の基礎練習30分 山本真 著 (毎日の基礎練習30分)
- 作者: 山本 真
- 出版社/メーカー: 全音楽譜出版社
- 発売日: 1998/12/10
- メディア: 楽譜
ケータイ刑事銭形海39話(3rd.13話)[Final][裏ネタ編] [ケータイ刑事]
BS-iの再放送も、遂に最終回となりました。(ということは、「銭形海」スタートから1年半が経過したということでもある。)ということで「銭形海」の「裏ネタ編」も今回で完結と言うことになります。(いずれ、「補追版」ということで、「PART 2、3、…」ということで記すかも知れませんが...)
尚、来週からは、既に始めている「銭形愛[裏ネタ編]」を持ってきますが、「名曲探偵アマデウス」の新作が土曜夜に放送される場合は土曜1番に、無い場合は日曜1番に持ってきます。が直ぐに追い越されてしまうでしょうから、一工夫をと思っていますが...
「銭形海」の最後の物語「さらば松山刑事! ~愛のメモリーは聞こえるか?」からは、やはりこれに触れない訳にはいかないということで、「『愛のメモリー』」について、そして松山さんの出向先の「パプアニューギニア」について、「ピジン語」について記すことにする。
尚、BS-iの本放送の時に記した長文&ネタバレあり版は「ここをクリック」してご覧下さい。(放送直後に記した感想版もここを経由してください。)
「『愛のメモリー』」:1977年8月にシングル曲として発売され、オリコンで最高位2位を記録する大ヒットとなった曲で、松崎しげるの代表曲である。元々は、1976年のスペイン・マジョルカ音楽祭に出場した『愛の微笑』という曲として生まれ、そこで最優秀歌唱賞と第2位になり、翌年にCMソングとして使われて注目され、歌詞の一部を修正し、タイトルを『愛のメモリー』と変えて、満を持してのリリースとなった。大ヒットを記録し、1978年の選抜高校野球(春)の入場行進曲に使用された。
作詞はたかたかし、作曲と編曲は馬飼野康二である。また、2005年のTVドラマ「富豪刑事」の主題曲としても使われ、この時は及川光博がカヴァーした。
「パプアニューギニア」:南太平洋のニューギニア島の東半分とその周囲のニュー・ブリテン島、ブーグンヴィル島を国土とする独立国である。正式名称は日本語では「パプア・ニューギニア独立国」というが、「パプア・ニューギニア」で通じる。イギリス連邦に加盟している国の一つであり、独立したのは1975年である。
国土は約46.2万平方キロで日本の約1.2倍、人口は約550万人である。首都はポートモレスビー、公用語は英語であるが、800以上の言語が使われていて、ピジン語であるトク・ピシンとヒリモツ語が多く使われている。これは、伝統的に少人数の部族に別れていた歴史によるものであり、各部族でそれぞれ異なる言語を使っていたためでもある。→そのため「ピジン語」とよばれる混成言語が多く使われることになる。
産業は、鉱業が中心で、金、石油、銅などが主な輸出品である。また、ヤシ栽培に適した土地であることから、ヤシから作られるコプラやパームオイルは同国の主要輸出工業製品である。
尚、ブーゲンビル島がパプア・ニューギニアからの分離独立を求めて紛争になったが、現在は国連監視下の元、自治政府が認められている。ちなみにブーゲンビル島は、1975年のパプア・ニューギニアが独立した際、ブーゲンビル島は北ソロモン共和国として独立を宣言したが、その翌年にパプア・ニューギニア政府の支配下に入って北ソロモン州となった、1990年にブーゲンビル共和国として独立宣言を行い、これにパプア・ニューギニア政府が経済封鎖を行い、長年の紛争が始まり、国連が入って何とか紛争は収まったものの、三度目の独立宣言もあり得るかもしれません。
「ピジン語」:メラネシアの島国・ソロモン諸島で使われている原語である。但し、ソロモン諸島の公用語は「英語」である。
元々は、植民地時代に、現地先住民との間で交易に使われた混成語であり、東南アジアやメラネシアなどで使われている原語である。また、旧イギリス植民地で使われている混成英語を「ピジン・イングリッシュ」と呼ぶ。要するに、異なる母語を持つ人同士が意思の疎通を図るために補助的に使われる原語であり、これを母語とする人はいない。(母語となった言語は「クレオール言語」と呼ぶ。)
文字はラテン文字を使い、文法が単純であり、語彙が少ないという特徴がある。
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狂気の起源をもとめて―パプア・ニューギニア紀行 (1981年) (中公新書)
- 作者: 野田 正彰
- 出版社/メーカー: 中央公論社
- 発売日: 1981/07
- メディア: -