「いんふぉる!」(1/9)+「iしたい。」+BS-i深夜「アニメ枠」(1/8)CM [BS-TBS(BS-i)関連]
今週の「iしたい。」はいつものように戻って、いつものように通常番組がピックアップされるということになりました。(新しい所は青木アナと小川アナで、新井アナと水野アナも以前と同じものがある程度流れるようになりました。)「東京少女・日向千歩」も既に流れているが、再放送の「恋する日曜日・ニュータイプ」もしっかりとありました。が、同じ再放送でも「銭形愛」の方は流れませんね。本放送から6年3ヶ月が流れているとは言っても、これを取り上げてもいいと思うんですけどね...
木曜深夜のアニメ枠の方は、ここの所は完全に低調となっているが、年明け一発目もやはり低調でした。始まる前のTVショッピングの後の1分間と、前半の「夜桜四重奏」の方は全滅で、後半の「CLANNAD~AFTER STORY」が始まる直前に「ニュータイプ ただ、愛のために」の15秒版の宣伝があっただけでした。(大阪ではいよいよ1/17から公開です。)後半の「CLANNAD A.S.」では、A/Bパート間に「東京少女・日向千歩」の「東京怪盗少女(後編)」の27秒版予告があっただけでした。
今回もこの枠ではない所でゲット済だったので、本当にこの枠のチェックは不要と言っていいですね。(アイシネが木曜夜になり、ここでもゲット出来ますし...)
が、「銭形愛」の予告は流れませんでした。
で、「いんふぉる!」は、今回からMCが交代して、松嶋初音から相川智華になりました。(と言っても、知らない人で...)11月に「キ・ニ・ナ・ル!」から「いんふぉる!」に番組タイトルを変えたが、こういうことなら、今回から番組タイトルを変えても良かったのに、と思う所です。
新年の一発目は「新年はスポーツでスタート!」ということで、いつもの東京散策シリーズであるものの、スポーツジムなどを巡るというものでした。
「得トク情報」は、ヘルシーメジャーというものが取り上げられ、その実演説明をしていて、更にこれを10名にプレゼントということで、プレゼント告知がありました。(それにしても、通販番組を観ているような感じがしました...)
一方、「得トク番組」の方は、「東京少女・日向千歩」が出てきたが、先週は「いんふぉる!」が休みだったので、これは予想通りの登場でした。また、来週木曜のアイシネで放送される「恋する日曜日」もピックアップされていました。
次回は、1月と2月の東京少女のヒロインの2人(日向千歩と真野恵理菜)がゲストとして登場です。尚、EPGによると、MCは永田磨梨奈ということになっています。(相川智華と永田磨梨奈って、2007年の大晦日に、競艇関係の番組でMCを務めたコンビのようです。)
1/15のアイシネで放送されます。
「FRANKENSTEIN」(1993) [映画(洋画)]
表題の作品は1993年のアメリカのテレフューチャー作品「フランケンシュタイン」である。(コッポラ監督の作品は1994年であり、これとは別である。→邦題は同じ「フランケンシュタイン」でも、原題の方は「MARY SHELLEY'S FRANKENSTEIN」ということで、完全に異なっている。)
テレビ用作品ということで、陽の目が殆ど当たらない作品であるが、何度も映像化されている作品なのに、原作に忠実に描いているという所は高く評価できる。(結構、原作からアレンジしている作品が多いですから...)
作品データを記しておくと、時間は117分、原作はメアリー・シェリー、製作、監督、脚本はデヴィッド・ウィックス、撮影はジャック・コンロイ、音楽はジョン・キャメロンである。そして出演は、パトリック・バーギン、ランディ・クエイド、フィオナ・ギリーズ、ジョン・ミルズ、ランベール・ウィルソン、ジャシンタ・マルカヒー、ロナルド・リー・ハント、ティモシー・スターク、たちである。
科学者・フランケンシュタインは生命を創造する研究を行っていて、苦労の末につぎはぎだらけのモンスターに生命を与えることに成功した。が、モンスターはフランケンシュタイン博士の元から逃亡してしまう。そして、盲目の老人と出会って、言葉や優しい心を教えられる。やがてモンスターはフランケンシュタイン博士の下に戻って来るが、誤って博士の弟を殺してしまって...
数多くの「フランケンシュタイン」映画があるが、原作小説を読んでいれば、本作は見ておくべきであろう。(忠実に描いていますから...)また、原作を読んでいないというのであれば、本作を見てから原作を読み、小説と映画というメディアの違いによる同じ物語の楽しさを知るという楽しみを味わってみることをお薦めする。とは言っても、本作は日本でもテレフューチャー作品という形で陽の目を見ただけであり、劇場では未公開だっただけに、見ようと思うと、結構苦労してしまうんですよね...(が、そういう作品だからこそ、見ておきたい作品である。)
↓輸入版のビデオです。
Frankenstein (1993) [VHS] [Import]
- 出版社/メーカー: Turner Home Video
- メディア: VHS
↓原作小説
Frankenstein―フランケンシュタイン (洋販ラダーシリーズ)
- 作者: メアリー シェリー
- 出版社/メーカー: アイビーシーパブリッシング
- 発売日: 2006/10
- メディア: 単行本
必殺仕事人2009 PR [ドラマ]
本日夜から連ドラがスタートする「必殺仕事人2009」。そのPR番組ということで、1時間枠の特番が放送されたが、これという内容ではなかったですね。
先日のスペシャルのダイジェストと、ほんの少しだけ第1話の紹介ということで、力を入れているということは分かるが、1時間枠で放送するようなものでは無かったです。というのは、ダイジェストが中心になっていて、第1話の宣伝の方は完全におまけと言って良いものになってましたから...
ダイジェストの方は、本編が108分のものを約40分に編集し直したものであった。あのスペシャルの方はかなり冗長度が高く、ドラマとしてもだれていただけに、余計な所をカットしていたということで、なかなかいい感じになっていて、かえって纏まりがある感じになっていたのは良かったですね。(ある程度、ナレーションに語らせて話を進めてしまうというのは、常套手段とは言え、元のスペシャルがスペシャルだったので...)が、少しはしおり過ぎという感じもあったのもまた事実でした。→通常の1話分である本編46分に編集したら、いい感じになりそうです。
ところで、必殺シリーズの新作が連ドラとして放送されるということで、ABCもここぞとばかりに「必殺仕事人Ⅴ」の放送を行っているが、再放送をするのなら全部やればいいのに、適当に放送するというのは何とかならないものですかね。何せ、全26話の「必殺仕事人Ⅴ」の中で、今回放送する(した)のは、全部で8本だけなんですから...(土曜深夜に一挙3本の放送と、平日午前中に1本ずつ計5本の8本です。)一応、第1話と第26話は含まれているが、あとは適当にと言われても仕方のないところである。
まあ、「必殺シリーズ」は、ある程度時事ネタを取り入れてそれをパロディにしている所があるだけに、1985年に放送された「必殺仕事人Ⅴ」に出てくる時事ネタは、現在では「???」と言うものが多いのも当然であるとはいうものの、もう少し考えて再放送して貰いたいところである。(特にABCは、中村主水が登場する作品しか再放送しないし...)→本当に見たいと思う人がCSの方に流れるのも当然であり、放送局自体が他に視聴者を流すようなことをやっていて、それでいて「視聴率が振るわない」と言っているのは間違っている...
必殺シリーズ完全殺し屋名鑑 荒野の果てに編 (ザ・テレビジョン文庫)
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- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2001/02
- メディア: 文庫
必殺シリーズ完全殺し屋名鑑 月が笑ってらぁ編 (ザ・テレビジョン文庫)
- 作者:
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2001/02
- メディア: 文庫
「ケータイ刑事」と「007」の驚くべき類似点(その85) [ケータイ刑事]
今回とりあげる「ある物」は「ぬいぐるみ」です。尚、ぬいぐるみと言ってしまうと、本当に幅広いことになってしまうので、一応「動物のぬいぐるみ」ということにします。(動物の種類まで限定してしまうと、そこまでの共通点は無くなってしまうので、「動物」という条件にします。)で、取り上げる物語は「ケータイ刑事」からは「海・1st.8~11話」(=夏舞台)の4話(4話と言っても、実は1つの物語であり、「事件編」「捜査編」「混迷編」「解決編」として、4回に分けて放送されました。)を、「007」からは「ダイヤモンドは永遠に」です。
「ケータイ刑事」:「海・1st.8~11話」。「BS初! ついに舞台だ! ~超豪華!演劇者殺人事件」ということで、全4話ということで舞台公演(「夏舞台」と言っているもの)を放送したものである。(DVD-BOXの方にも収録されているが、「夏舞台完全版」ということで、独立したDVDがリリースされている。全てを楽しむというのであれば、やはりこのDVDを見るべきです。放送ではカットされた部分もありますし...)
この物語に登場する(動物の)ぬいぐるみは「イルカ」であり、「プン太」という名前が付いている。ぬいぐるみであるが、クイーン女優・睦月いずみの大事なペットという設定である。(元ネタは、脚本家・渡邉睦月さんの愛犬・プン太に由来していて、BS-i作品ではお馴染みである。→犬のプン太、金魚のプン太がこれまでに登場している。)→イルカがペットというのは、随分と変わっていますね。が、「銭形海」ということで「海」ということから考えると、悪くないところである。
とは言っても、イルカは水中動物である。ということで、いくら何でも本物のイルカを舞台に上げる訳にはいかないので、なるほどということになる。
物語に於いては、プン太は特にストーリーに絡むということはなく、脇役としての登場であった。時折、海ちゃんがプン太とお話ししているというような所はありましたけど...(→舞台ならではのお楽しみということになります。)
「007」:「ダイヤモンドは永遠に」。1971年のシリーズ第7作であり、初代ボンドのS・コネリーがボンドに復帰した作品であり、同時にコネリー・ボンドの最後の作品である。(6本目である。尚、1983年の「ネバーセイ・ネバーアゲイン」はシリーズ作品ではなく番外編扱いとなっているので、当然ながら含めません。)
本作に登場する(動物の)ぬいぐるみは「犬」である。が、特に名前もないごく普通の犬のぬいぐるみである。(色は黄緑ということなので、普通の犬というよりは、何らかのキャラクターの犬ということになるでしょうね。)が、ただのぬいぐるみではなくて、これが重要なものである。(逆に、「ぬいぐるみ」としては重要ではないので、犬のぬいぐるみでなくても全く問題はなく、たまたま「犬のぬいぐるみ」だったと言ってもよい。)
ダイヤモンドの密輸をしている連中が、ぬいぐるみの中にダイヤモンドを隠していて、取り引きの際、ぬいぐるみを渡すことでカムフラージュされることになるので使われたということである。で、ボンドたちはそれを利用して、(ボンドガールの)ティファニーがダイヤの引き取り人ということにして、それを受け取った。場所はラスベガスであり、遊技場の風船割りゲームの屋台であった。(真面目にゲームをしていた少年が、店員がティファニーにぬいぐるみを簡単に与えてしまったことで、「24回勝たなきゃ貰えないのに」というように、クレームを付けていました。)で、ティファニーは、本当のダイヤ引き取り人たちが追ってくるのを撒いて、ボンドと合流していた。
ボンドも、ぬいぐるみの方はどうでもよく、中に隠されているダイヤモンドの方が本命ということで、ここに登場した犬のぬいぐるみは、悲しいかな、単なるキャリーバッグの様な使われ方をされたのでした。
共通点は、「ぬいぐるみ」であるが、単なる「ぬいぐるみ」としてではなく、他のものの代用ということで使われているということである。(ペットのイルカ/キャリングバッグとして使われた。)それにしても、ぬいぐるみをぬいぐるみとして使わないという発想が共通しているというのは、やはり「傑作」ならではの発想であり、驚くべき類似点ということが言える。
違いは、(「ケータイ刑事」)プン太はぬいぐるみの本来の役割として可愛がられていたが、「007」ではそういう扱いはされず、かなり乱暴に扱われていたというところである。(まあ、カムフラージュのために使われたのだし、ダイヤモンドの密輸を行っている大の大人がぬいぐるみを可愛がっていたら、逆に怪しまれるでしょうからね...)
ところで、ぬいぐるみも、たまには丁寧に洗って上げましょう。→風呂の残り湯に中性洗剤を溶かし、柔らかい布に付けて、ぬいぐるみの汚れた部分を拭いて上げればよい。また、中性洗剤の代わりにシャンプーやボディソープを使っても構わない。汚れの酷い部分は、(使い古しの)歯ブラシで越すってあげても問題はないですよ。(くれぐれも、洗濯機に入れて洗うということはしないように...)
次回も、「ある物」シリーズを続ける予定でいます。何が登場するかはお楽しみに。
ケータイ刑事 銭形海 夏舞台完全版 BS初!ついに舞台だ!~超豪華!演劇者殺人事件 [DVD]
- 出版社/メーカー: Happinet(SB)(D)
- メディア: DVD
ダイヤモンドは永遠に (アルティメット・エディション) [DVD]
- 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
- メディア: DVD
↓参考まで
はじめてのぬいぐるみ―うさぎ・ねこ・いぬ・くま (Heart warming life series―Start series)
- 作者: 長谷川 孝博
- 出版社/メーカー: 日本ヴォーグ社
- 発売日: 2003/08
- メディア: 単行本
抱きしめたい!動物ぬいぐるみ (生活実用シリーズ―簡単手づくり)
- 作者: 木村 恵美
- 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
- 発売日: 2002/09
- メディア: 単行本