「FRANKENHOOKER」 [映画(洋画)]
表題の作品は1990年の映画「フランケンフッカー」である。言うまでもなく、「フランケンシュタイン」の物語をベースにしたホラー作品であるが、ホラーと言うよりはB級コメディと言っても間違いではない作品である。
作品データを記しておくと、時間は85分、監督はフランク・ヘネンロッター、脚本はフランク・ヘネンロッターとロバート・マーティンの2人、撮影はロバート・ボールドウィン、音楽はジョー・レンゼッティである。そして出演は、ジェームズ・ロリンズ、パティ・マレン、シャーリー・ストーラー、シャーロット・ヘルムカンプ、ルイーズ・ラサー、たちである。
ニューヨーク。若き医学生・ジェフリー・フランケンの恋人・エリザベスが芝刈機に巻き込まれて死んでしまったということで、ジェフリーは彼女を復活させる計画を思いついた。それは42番街にたむろしている理想の娼婦たちの体をつなぎ合わせ、そこにエリザベスのクビをくっつけようというものだった。で、ジェフリーは、スーパークラックというドラッグを使って理想の娼婦たち9人のボディ・パーツを集め、計画を実行した。で、完成したものの、蘇ったのは怪物であり、ジェフリーを殴り倒すと、夜の町に去っていった。ジェフリーは、怪物を追い、何とかして連れ戻すことに成功すると、エリザベスの記憶と性格を取り戻すように務める。で、成功したと思ったら、娼婦たちのヒモだったゾロという男が乱入、ジェフリーの首をはねてしまう。翌日、ジェフリーが気づくと、娼婦たちのボディ・パーツをつなぎ合わせた胴体に自分のクビがついていた...
物語のベースにあるのは「フランケンシュタイン」であり、基本的な展開は「フランケンシュタイン」に沿って進んで行くが、舞台が現代のニューヨークで、娼婦たちが絡んでくると、下ネタが出てきて、そこからはホラー作品と言うよりもコメディ作品の様な感じとなっていく。しかも、特撮や造形に関してはかなりちゃちということで、B級ホラー・コメディと言ったら良いでしょう。
ということで、B級作品を楽しむつもりでいないと、とてもつきあいきれない作品である。B級作品がお好きな方は、結構ツボに填るかも...
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必殺仕事人2009 #1 [ドラマ]
1時間枠の連ドラということでは今回が初回。が、連ドラになった途端のクオリティ・ダウン
というのは何ですかね。この調子だったら「必殺仕事人Ⅴ・旋風編」のような作品になってしまいそうな予感が...（中村主水でなくて渡辺小五郎が主役だし、主水の出番が少ないのだから、まさに「旋風編」の再来になりそう。）主水が登場するから「仕事人」の名前を使っているが、そのうち、これまでの「仕事人」のおりくのように、途中で一旦主水が登場しない物語も作ってしまうつもりなんですかね？→これをしたら「仕事人」でなくなってしまうだけに...
スペシャルで、キャラが完全に被っているということで、心配されたが、なるほど、せん・りつは登場させないという方法できましたか。確かにこうすれば、こう・ふくとキャラが被ることはありませんからね...
今回の物語のゲスト・キャラに対して、いちいち名前を字幕で出しますかね。こういうことをすると、登場キャラを即座に理解することは出来るが、逆に、そのキャラの言動、素振りから、それがどういうキャラなのかを理解していくという楽しみが半減してしまうだけに、こういう過剰なサービスは止めてもらいたい所である。それに、こういうことをすると、製作サイドが視聴者を見下しているとしか思えない。また、同時に役者の技量が未熟だからという役者に対しても製作サイドが見下しているようにしか思えないだけであり、「百害あって一利なし」である。→このように、何でも語ったり説明してしまうというのは、近年のドラマの特徴であるが、見る側に色々と考えさせる所を奪っているだけであり、だからこそ最近のドラマはつまらないのである。
ということで、製作サイドの高飛車な意識を感じ取っただけで、内容の方もズタボロということで、どうしようもない駄作が第一話になっちゃいました。これだったら「剣劇人」のあの突拍子もない世界の方がずっと面白い!!
また、OPは良いとしても、そこに「第一話」と出ただけで、サブタイトルが出ない、CM前にロゴが入るだけで、CM明けには何も出ずに直ぐに始まるなんて、これは「必殺」ではない。「必殺シリーズ」の亜流作品を「必殺仕事人」の名前で作っているようなものでしかない。
物語に於いても、最所の依頼を断ってしまうお菊、依頼人がもっと酷い目に遭ってからようやく仕事を受けて、その裏を十分に取らずに殺しに行くだけなんて、これは余りにも酷すぎる。仕事人が単なる殺し屋に成り下がっているだけであり、これでは「仕事人」とは言えない。こんな低レベルの三流ドラマだったら見る価値はない。（→来週は見ないかも...見るとしても、オンタイムではなく、録画した物を早見再生で十分のような予感が...）
ということで、ある程度覚悟はしていたが、ここまで第一話が酷い内容だったら、どうしようもないですね。どうせ1クール、全10話ぐらいで終わってしまうのだろうが、早くも消化試合に突入って、呆れかえるばかりである。もっと内容のある作品は作れないものですかねぇ？？？
↓旋風編と剣劇人関係を
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必殺仕事人 激闘編 / 旋風編 / 風雲竜虎編 ― オリジナル・サウンドトラック全集 16
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必殺シリーズ完全闇知識 瞬間の愛編 (ザ・テレビジョン文庫)
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ケータイ刑事銭形愛2話[裏ネタ編]PART 3 [ケータイ刑事]
11日の日曜日からBS-iでの再放送がスタートする「銭形愛」。先行して「裏ネタ編」をスタートさせているが、貯金生活はいつまでですかね。直ぐに追いつかれてしまうでしょうから、ペースを上げようと思います。
ということで、「銭形愛」の第2話「死者からの伝言 ～天才物理学者殺人事件」の「裏ネタ編」の3回目となる今回は、この物語で使われた毒物（お馴染みの「ウラリ」はまだ登場しません。）である「青酸カリ」について、そして愛ちゃんが山口に渡していたということから「ポケットティッシュ」について、そして愛ちゃんのコスプレで使っていた「瓶底眼鏡」について記します。
尚、この物語について過去に記した記事は「ここをクリック」してご覧下さい。
「青酸カリ」：毒物と言えば「青酸カリ」と言われるように、刑事ドラマではお馴染みの猛毒である。（「ケータイ刑事」ワールドでは、「ウラリ」「オズマゴロシ」に次いで、第三の毒物という感じですけど...）
化学の世界では「シアン化カリウム」と呼ばれるものであり、化学式は「KCN」、比重は1.52、融点は634.5゜Cである。潮解性であり、結晶としては無色である。乾燥状態であれば無臭であるが、水に溶けた場合はアーモンドのような匂いがする。（愛ちゃんも言ってますし、後に泪ちゃんも口にしますね。）
水に溶けやすく、酸と反応するとシアン化水素を発生する。また、猛毒であることから、毒物及び劇物取締法施行令で毒物に指定されているため、一般には簡単に入手出来るものではないが、工業的には重要な物質であり、治金（金や銀の抽出）やメッキを行う上では必要な物質として利用されている。（当然、毒物であるため、その管理は厳しく行われる必要がある。）そのため、町工場には意外とある化学物質でもある。
致死量は、成人の場合150mgとされているので、ほんの微量であ死に至ることになる。致死量が体内に入った場合は15分以内に死に至る。（即効性の毒物ということになる。）
「ポケットティッシュ」：薄くて柔らかい紙であり、汚れを拭き取るために使用されるティッシュペーパーを携帯しやすいようにしたものであり、小さなビニール袋の中に数組程度のティッシュペーパーが入っているものである。
これも販売されているものであるが、街頭や店頭で販売促進用のために配布されていることが多く、広告が別紙に印刷されて入っていたり、ビニール袋に印刷されていたりするが、ティッシュペーパーはごく普通のティッシュペーパーである。
ポケットティッシュは街頭で配っていることが多いので、中には「ポケットティッシュは貰う物」という認識を持っている人も多いが、よく使う日用品を買わずに済むとなると、経済的に大きく違ってくるだけに、賢い選択と言うことが出来る。
但し、町中で無料配布しているポケットティッシュは、時には粗悪品とご対面、というような場合もある。（が、ただで貰った物だったら、粗悪品と出くわしても諦めがつきますけど...）が、最近は以前と比べて、町中でのポケットティッシュの配布が減っているように感じるんですけど...
「瓶底眼鏡」：眼鏡の中でも。レンズの部分が極端に分厚い眼鏡のことを指して言う俗称である。これは、見た目が牛乳瓶の底の様な形をしていることから言われるようになったのだが、最近では眼鏡のレンズも薄くなったり、牛乳瓶の需要も減少していることから、こういうものはまずお目にかかれなくなっている。
イメージとしたら、ガリ勉君が掛けている眼鏡、または昭和初期の雰囲気をもつアイテムとしてのイメージが確立している。ということで、最近では視力矯正用眼鏡としてではなく、コスプレ用のアイテムということで目にすることが多くなっている。（コスプレ用では、度は入っていないのが普通です。）で、愛ちゃんはそういう最近の使い方が分かっているようで、コスプレで使ってくれました。
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