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恋する日曜日・1st.#15「DOWN TOWN」 [ドラマ]

恋する日曜日」の中の未見作品は今回の物語を含めてあと5本。(今回のものを見て、後4本になりました。)ということで、今回はこれについて記します。

この物語は「恋日」では初めてとなるコメディ作品である。(1st.や2nd.ではコメディ作品は希だったが、3rd.の後半に何本かありましたね。)一応、ラブ・コメディということになっているが、時にはこういう物語も面白いものである。それにしても、突拍子もないアイデアが出てくるものですね。

今回の物語は、後の「銭形泪・2nd.8話」に繋がる所がちらっとあるというのもまた面白い所です。それにしても、あの格好で会社に行くヒロイン・姫子は凄いですね。

綾小路家の令嬢・姫子は、恋人・田中悠一が勤める会社に勤めているOLであるが、周囲からはまともに見られていない金持娘であった。が、姫子は彼のことを思うだけで幸せ一杯、執事のじいは頭を悩ませていた。

今日も悠一の好みのドレスで会社に向かう姫子。いつものように、重役出勤で、朝礼も無視する姫子に、先輩OLの波子が「仕事しに来ているの?デートしに来ているの?」と問われると、迷わずに「デートしに来ている」と言う姫子だった。もうすぐここに来る必要が無くなる、と言われると、プロポーズされるものと思い込んだ姫子だったが、悠一は来週、鳥取に転勤になると告げた。鳥取が遠いということを知ると、姫子は悠一の転勤を止めさせようと手を回そうとする。(会社の株を全部パパに買っておいてもらっていて、手を回そうというのだった。)が、それを止めさせた悠一。ーは「一緒に来てくれないか」と言う。これをプロポーズの言葉と受けた姫子だったが、港区を出るのは、軽井沢とパリに行く時だけ、と言って拒否し、新婚生活は白金と高輪しかあり得ない、と言うのだった。

そんな中、悠一が転勤する日がやってきて、同僚たちに送られる悠一。が、姫子は自分よりも鳥取を選んだことにショックを受けた。

悠一は遠距離恋愛でもつきあって欲しいと言うが、「姫子は港区から出ないので、そっちが来い」と言う。しかし悠一はそれを了承した。で、2人は遠距離恋愛モードに入った。

悠一からの電話に強気なことを言う姫子は、それでも会社に顔を出していた。が、波子が、鳥取で派遣の女の子が悠一を狙っているらしいと姫子に告げた。これに姫子は、(悠一が)他の女に目移りするはずがない、と言っていた。

明日は一ヶ月ぶりに会える日ということで、姫子は悠一にサマーセーターを贈ることにしたが、ここのところ、メールも電話も殆ど無くなっていることから心配していた。そんな所に悠一から電話が掛かってくる。が、悠一は「行けなくなった。急な仕事が入っちゃった」と伝えた。姫子は、明日は出会って1年の記念日で、会いたい、と言うが、電話の向こうから「電話なんてしないで」という女の声がした。

姫子は悠一が浮気しているのではないかと思い、泣いていた。じいがそれを知ると、「総理大臣に電話して自衛隊の特殊部隊を差し向けましょう」と、とんでもないことを言い出した。が「まだはっきりした訳じゃない」と姫子。すると「鳥取県警に電話をして捜査員を」とじい。が、大事にしたくないと姫子。で、じいが鳥取の悠一の所に行くことになった。

悠一のアパートにやってきたじいだったが、部屋の中から女の声を耳にした。しかし、隣の住人から変な目で見られることになってしまった。

じいは姫子に報告の電話をした。「悠一様のお部屋に女人がおります」と言うと、姫子は慌てる。部屋の二人の様子を覗き見して逐一報告するじい。「接吻でございます」(現在、この言葉を使う人がいるというのが笑わせてくれる。)「若人の言葉ではキッスでございます」と言い直すと、姫子はどん底に叩き落とされた。

夜、泣きながら町を歩いている姫子。そこに偶然にも波子に見つけられてしまう。「人違いですわ」と言う姫子だったが、波子が「たいへんです。亀に食べさせるパンがありません」と言うと、「パンが無いならケーキを食べればいいじゃないの」と返したことで「やっぱり綾小路さんだ」と波子に見抜かれた。(そんなこと言わなくても外見で分かりますけどね...)

波子は姫子に「行きなさいよ、鳥取に。それで言うの。私の所に戻って来てって」とアドバイスをするが、「港区から出るのは嫌」と姫子。すると「くっだらない」から始め、プライドは恋愛にはいらない、本当に手遅れになってから後悔したって遅い、と励ました。しかし、やはり港区から出ることが出来ない姫子だった。

翌朝、じいから電話が掛かってきた。で「悠一様がお亡くなりになりました」と告げた。昨日の女の人は、具合が悪くなった悠一の往診に来た医者で、医者が帰った後、様態が急変して過労に肺炎が重なった、と告げた。しかし姫子は「そんなの嘘。絶対信じない」と言って泣き始め、「悠一がいないと生きていけない」「鳥取でも何処でも行く」「悠一を生き返らして」と口にした。

すると電話に悠一が出て「今の言葉、確かに聴いたからね」と悠一。全てはじいが仕組んだことで、向出もしないと姫子が意地を張り続けるから、ということだった。で、優しい言葉を姫子にかける悠一だった。(ただ、姫子のサマーセーターのことを「枕カバー」と言ってました。)

姫子は直ぐに鳥取に行くことにして、ウエディングドレスを着て、自家用ヘリに乗って鳥取の悠一の所に向かった。

世間を全く知らない金持娘の姫子の言動は、色々と笑わせてくれる。しかも演じたのが吉川ひなのということで、ぶっ飛んだキャラに違和感もないということで、楽しい物語でした。一途に悠一のことを思う姫子ということでは良いのだが、悠一もこんな女と一緒になろうと思ったのには凄い決断ですね。やっぱり普通の人間ではないですね。

また、最初は姫子に嫌みを言っていた先輩OLの波子だったが、彼女が姫子に良いアドバイスをしたというのも良かったですね。悪女という印章があるお局キャラではなくて、人生の先輩として暖かく(変人とはいうものの)後輩を見守っていたというのは良い所でした。(ただ、これによって、登場人物の全てが良い人ばかりになっちゃったということで、物足りなさもあったんですけど...)

ぶっ飛んだ設定のコメディであったが、そんな中にもハートフルな所があって、良い物語でした。

次回の物語は「電車」ということで、真希ちゃん出演作です。(が、既見なので、特に記しません。)その後は「恋日」の中で最高傑作と言われる「終章」(A面とB面ということで、違った視点から描かれた物語ということで、実に内容のある作品です。)が続きます。その後は、筆者の未見作品である「ダイアリー」(佐藤二朗さん出演なので楽しみです、)と「色彩都市」(金剛地武志さん出演)と続きます。次に「恋日・1st.」について記すのは「ダイアリー」の予定なので、4週後ということになるはずです。

 

↓これに収録されていませんが...

恋する日曜日 プレミアムDVD-BOX

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  • 出版社/メーカー: TBS
  • メディア: DVD

↓主題歌はこちら

DOWN TOWN

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  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: BMGメディアジャパン
  • 発売日: 1999/06/23
  • メディア: CD

DOWN TOWN(紙ジャケット仕様)

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  • アーティスト: EPO,伊藤銀次,トニー・ハッチ,林哲司,富樫春生,清水信之,山下達郎
  • 出版社/メーカー: BMG JAPAN
  • 発売日: 2007/04/25
  • メディア: CD

↓「泪・2nd.8話」(お嬢様)はこちらに収録されています。

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX II

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  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • メディア: DVD


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ゴルゴ13#40 [アニメ]

今回の物語は、ゴルゴとスパルタカスという2人の凄腕のスナイパーを対決させて、その様子を観戦しようとする2人の富豪・ロスマクドナルドとペテンセンの物語。前半の凄腕同志の対決という見所と、後半の徹底的にガードされたターゲットを狙うゴルゴの仕事ということで、いつもの2倍が楽しめる物語でした。

ここのところ、今ひとつという物語が続いていたが、こういうサービスに満ちた物語をやってくれたのは嬉しい所でした。でも、尺の関係もあってか、もう少し細かい描写も欲しいところでしけど...

富豪のロスマクドナルドとペテンセンは、とんでもない残虐無比な賭け事を楽しんでいたが、それらに飽きたことで、ゴルゴとスパルタカスという超一流のスナイパー同士の対決を観戦することを思いつき、その準備を進める。まずは、スパルタカスにゴルゴの殺害を依頼する。が、相手がゴルゴならば安すぎるということで、断ったスパルタカス。結局、富豪はスパルタカスの言い値を出すことで、依頼を受けさせた。ローマ・コロッセウムにテレビ観戦できるようにスタッフを配置した富豪。そんな所にゴルゴが現れて、対決となる。なかなか動かない2人をテレビ越しに見ている大富豪は興奮していた。やがて動いた2人。結果が気になる富豪たち。崩れ落ちたのはスパルタカスだったが、ゴルゴは銃弾を全て発射していて、トドメを刺すことが出来なかった。ゴルゴ相手にトドメの弾を残させなかったことに満足するスパルタカスに、ゴルゴはこんなショーを引き受けた理由を問う。ゴルゴはこれが仕組まれた物であって、TVカメラがあることに気づいていた。これにスパルタカスも依頼者たちの意図を理解し、依頼者の始末を、持主がいなくなって宙に浮くことになる金で依頼し、「引き受けよう」とゴルゴ。これにゴルゴが殺しにやってくると知った富豪たちは慌て始める。マフィアたちに警護を頼み、南アフリカに逃げることにした。万全の警備を整え、無傷でヨハネスブルグに移動することにした富豪たちは、民間機で機種を変えさせ、テロを仕組んで軍が警備するように手を回し、自家用機ではなくて小型機の民間機で狙うことが出来ないように仕組み、南アへ向かった。他にアフリカに向かう旅客機の全ての乗客をチェックし、安全を保証する警備のマフィア。ナイロビで給油して南アに到着し、ゴルゴが先着していることはあり得ないとして、飛行機から降りてきた2人の富豪だったが、その時、2人の額を銃弾が貫いた。ゴルゴはローマから直行してきた軍の飛行機に乗ってやってきたのだった。軍の飛行機には、反政府勢力を鎮圧するために集めた外国人部隊が乗っていて、それに参加していたゴルゴ。警備のマフィアがそれに気づいた時、軍の特別機は隣国に向かって飛び立っていった。

ゴルゴの凄腕というところと、不可能と思われる狙撃を可能にするための度肝を抜く手段の2つの面が一度に出てくるということで、いつもよりもたっぷりと楽しめたものの、富豪の2人のこれまでに行ってきた残虐無比な行いや、スパルタカスの過去について、それぞれをもっと描いていたら、より密度の高い物語になったのに、それぞれが回想に近い形で少しずつしか描かれなかったのはちょっと残念でした。(尺の関係と言ってしまえばそれまでだが、前後編にしてしまうまでの内容でもないし...)

そして、今回強く思ったのは、新しいED主題歌が全く物語に合っていないということでした。スパルタカスに対する余韻を残した終わり方で、良いものを残したエンディングだったが、ED主題歌がその雰囲気をぶちこわしてしまったのが残念である。→ED主題歌は完全に邪魔でしかない。廃止して貰いたい所である。(廃止すれば、本編が少し長くなることで、物語の内容を少し高めることが出来るんですけどね...)


↓この物語は「SPコミック38巻」に収録されています。

 

ゴルゴ13 (38) (SPコミックス)

  • 作者: さいとう たかを
  • 出版社/メーカー: リイド社
  • 発売日: 1992/11
  • メディア: コミック

↓一応こういうものを

(折地図)ローマ [JALシティガイドマップ]

(折地図)ローマ [JALシティガイドマップ]

  • 作者: 株式会社JALブランドコミュニケーション
  • 出版社/メーカー: キョーハンフ゛ックス
  • 発売日: 2008/04/25
  • メディア: 地図

A10 地球の歩き方 ローマ 2007~2008 (地球の歩き方)

A10 地球の歩き方 ローマ 2007~2008 (地球の歩き方)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2007/07/07
  • メディア: 単行本

アートポスター額付『コロッセウム/ローマ』《パノラマ写真》 【送料無料】

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  • 出版社/メーカー: シネマコレクション
  • メディア: おもちゃ&ホビー


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メジャー・5th.#2 [アニメ]

第5シリーズはワールドカップ編であるが、今回もまだこれからということで、野球とは殆ど関係ない所での物語でした。(まあ、吾郎の恋バナや、高校時代の仲間を登場させようとしたら、今の間でないとというのもありますからね...)

ワールドカップについては、一応、代表選手が各チームから2人ずつということになったという進展はあったものの、殆ど描かれることなく、今回は吾郎と薫のデートというのがメインでした。ということで、野球バカ・吾郎の意外な一面(絶叫マシンや回転遊戯は苦手、更に高い所もダメ)というのが出てきたが、こういう所があると、キャラクターとして面白くなるので、良い所でした。(野球シーズンになると、こういう一面は全く関係なくなって扱われなくなっちゃいますからね。)

前回のラストからの続きで、薫はライブに行かずに帰ってきて、という所から、大河を通して吾郎の耳に入り、それからの吾郎はということで、薫の通う女子大に潜り込んで痴漢扱いをされる(これって、ある意味ではお約束ですね。)ということを経て、デートに誘い、シーパラへ。→実写でなくてアニメだから、期待していなかったが、「銭形海・2nd.8話」に出てきたネタが少しは出てきてくれたら楽しかったんですけどね...

で、一応は幼なじみから恋人の関係になりそうな吾郎と薫ということになり、今後の物語の横糸が描かれました。

日本代表チームの方には、マイナーリーガーの吾郎は相手にされないということで、メンバーから漏れたが、「バッティングピッチャーでも」という義父の言葉で、吾郎は突破口に気づいたということで、ようやくということになったが、それは次回ということでした。

それにしても、恋バナで話を進めてしまうというのは青春しているということを感じられて良いのだが、野球バカの吾郎らしい所が出ていて、野球の物語が始まる前のエピソードということで、これはこれで面白い所でした。

尚、主題歌の方は、OPはちょっと浮いている感じがあり、EDの方も今ひとつ焦点がぼけているということで、最近のアニメは主題歌が酷いということもしっかりと受け継いでいました。

次回からは、いよいよ野球を中心とした物語になっていくが、感想を記すかは別問題ですから、どうしましょうかね...

 

Major―Dramatic baseball comic (54) (少年サンデーコミックス)

Major―Dramatic baseball comic (54) (少年サンデーコミックス)

  • 作者: 満田 拓也
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2005/06/16
  • メディア: コミック

↓参考まで

文化で見るワールドカップとプロ野球

  • 作者: 海口 光之
  • 出版社/メーカー: 碧天舎
  • 発売日: 2004/06
  • メディア: 単行本


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東京少女・日向千歩#3「東京的少女」 [ドラマ]

今回の物語は、「東京的少女」というもので、シリアス系の物語でした。徳島から東京に転校してきた女子高生の物語ということで、今回の物語は「東京少女」のタイトル通り、「東京」が描かれていた物語でした。

また、日向千歩は徳島出身ということで、徳島から転校してきたということだったが、4月のヒロインだった山下リオも徳島出身で、第1話の「初恋ダッシュ。」と被るのか?と思ったら、被る部分もあったものの、一応、違いがありました。

尚、最後に出てきたラーメン屋さんって、やはり山下リオ主演の「東京少女・セピア編~麻婆少女」に出てきたあの中華料理店でしたね。(店の名前も同じ「松葉」でした。ただ、「麻婆少女」では店の電話番号が出ていなかったが、今回は電話番号が出ていたという違いがありました。)ということで、同郷(徳島)出身の山下リオと日向千歩ということで、多少意識していたということですかね???

尚、今回の物語はいいとして、もしもヒロインが大阪出身だったら、この物語とは違って、東京でも大阪弁を変えようという素振りすら見せず、ということで、今回の物語の裏を行くような展開の物語も描けそうですね。(京都出身の早織ちゃんだったら、それとも違う物語になりそうですし...)

ちょっと都合が良すぎると思う所もあったが、いい感じの物語に纏まっていて、「恋日」らしい雰囲気のあるエンディングはいい感じでした。こういうことがあるから、オムニバス構成の物語って面白いんですよね。

徳島から東京の学校に転校して来た相間千歩は、東京に馴染めずに悪戦苦闘していた。徳島での友達だったよ~ことの電話が心が安まることであったが、背伸びをした会話を、徳島弁でしていた。

一方、香川から会社(不動産会社の営業マン)の研修で上京していた豊田耕治も、やはり東京に馴染めないでいた。

学校で千歩は佐緒里とえりと友達になるが、標準語を上手く話せない千歩は何とか変わりたいと思っていた。

そんな千歩は意を決して原宿のカフェに1人で入る。また、豊田も千歩と同様に、同じカフェに入る。そんなところに千歩の携帯によ~こから電話が掛かってきて、徳島弁で話していた。電話を終えた千歩に、豊田が声を掛けた。名刺を渡して挨拶する豊田は無理矢理千歩に話しをして「もしかして、四国出身じゃないですか?」と尋ねた。で、香川弁を出して話を始める豊田。千歩の訛りを耳にして、懐かしさを感じたのだった。で、喋ることが怖くなっていたということから、色々と話し始める。これに千歩も心を開いて話しをして、「友達になってくれませんか」と言う豊田の申し出を受けた。

カフェでのことを佐緒里たちに話すが、佐緒里たちは「ナンパ」だと言い、彼のことを色々と尋ねる。これに、大学で弁護士を目指している、と嘘をついた千歩。

その夜、嘘をついたことを後悔していた千歩だったが、徳島にいる時、東京に行ったら、弁護士志望の大学生とつきあいたいという理想があったためでもあった。

そんな所に、よ~こからメールが届き、鳴門わかめを送った、という内容だった。これに千歩はホッとして、返事を返していた。(「食べきれんかったら風呂に入れてわかめ風呂にする」)で、携帯を閉じたら、豊田から、「また同じお店でお話ししませんか」という誘いのメールが届いた。

千歩は例のカフェにやってきて、豊田と会った。豊田は渡したい物がある、と言って、実家から送られてきたうどんを千歩に渡した。(「いらん、言われたら、風呂にでも入れてうどん風呂にしようかなって...」と千歩と同じ発想をしているのは面白い所でした。)千歩は同じようなことを考えていたと言って、話しが馴染む2人だった。

そんな豊田は、会社の近くに美味しいと評判のラーメン屋があるが、一人では行ったことがない、という話をする。これに千歩は笑っていたが「安心しました」と口にしていた。豊田は千歩になら、恥ずかしいことも言えるということで、何処か似ていると感じた千歩だった。で、豊田がカフェの代金を払ったが、千歩は「お茶代」と言って、割り勘にしたが、いい感じになった2人だった。(ここでAパート終了。経過時間は15分を少し回ったところということで、Bパートは11分弱になります。)

翌日、学校に登校してきた千歩は佐緒里たちに呼び出されて「最近、弁護士志望の彼とはどうなってるの?」と尋ねられる。「時々会ってお茶してるだけだよ」と千歩は答えるが「嘘だよ」と言われ、千歩が豊田と会っている所を見たと言って、騙されているだけだから、もう会っちゃダメだ、と言われる。

で、放課後、豊田の待っているカフェに佐緒里たちとやってきた千歩。佐緒里たちは店の外で待っていて、千歩が豊田の所にやってくると、「もう会えません。さようなら。メールも電話もしないで下さい」と言うと、鳴門わかめの入った手提げ紙袋を置いて飛び出して行った。

その夜、千歩は「最悪」と呟いて落ち込んでいた。で、それ以降、豊田からはメールも電話も来なくなった。が、千歩は佐緒里たちとの結束は高まり、千歩はクラスにも馴染み、東京にも馴染めてきたように感じていて、寂しくなかったが、心の何処かに痛さを感じていた。千歩は豊田と話すことが楽しかっただけだったが、どうしてこんなことになったのか、悩んでいた。

千歩は、豊田にちゃんと謝らないといけないと思い、名刺に記されていた豊田の会社を訪れた。が、豊田は昨日付で香川支社に戻ったということで、会うことは出来なかった。

傷心の千歩は、豊田の言葉で、会社の近くの美味しいラーメン屋のことを思い出して、そこに足を向けた。(「松葉」というお店で「東京少女セピア編~麻婆少女」に出てきたあのお店でした。流石に王ちゃん(山下リオ)はいませんでした。)意を決して店に入った千歩はチャーシュー麺を注文した。で、食べ始めた千歩だったが、豊田のことを思い出して泣いていた。で「美味しい。これ食べないで、香川帰っちゃ損だよ」と漏らしていた。

そんなちころに「そこ、空いてますか?」という声がした。振り返った千歩の前に豊田が立っていた。声の主は豊田だった。「会社に荷物を取りに来たついでに、思い切って寄ってみた」と言う豊田は千歩と同じチャーシュー麺を注文した。そんな豊田は、やっと一人でラーメン屋に入ることが出来、少しは成長できたかな、と言うと、千歩も初めてで、カフェよりも緊張した、と返す。すると「お祝いやな」と言ってお水で乾杯した2人。

千歩は「私、ごめんなさい」と謝るが、豊田は「美味しいもんは笑って食べよう」と言って笑顔を見せた。これに千歩は「はい」。豊田は、また近いうちに東京に来るから、その時は一緒に入ろう、と言うと、「はい」と千歩。で、豊田のチャーシュー麺が出されて、一緒に食べ始めた2人だった。「美味しい」と言う2人、豊田は「これ食べんと香川に帰っていたら損してたわ」と、千歩が漏らしていた言葉を口にしていた。→以心伝心というやつですかね。

インスト・ナンバーの『イケナイ恋』がをバックに、エンドロールが流れていきました。物語がいい感じだっただけに、余韻を残した終わり方は良かったが、メロディの方はピアノ・アレンジの『イケナイ恋』にした方が良かったかと...

次回は「少女まっしぐら!」と言う物語です。運動音痴の女子高生が、憧れの先輩のいる陸上部に入るが...というコメディ編のようですが、「天使」とかが出てくるみたいで、ファンタジック・コメディのようですね。尚、今回も次回予告における日向千歩の制服姿(ブレザー)が、桜庭ななみのブレザーの制服姿と似ていると思ってしまいました。

「BS-iドラマ倶楽部」からのお知らせのバックの風景は、いつも通りの「高速道路と東京タワーを中心としての夕景」でした。

今回は、見終わった後にちょっぴり幸せな気分にさせてくれた物語であり、「恋する日曜日」の一編と言ってもいい感じの物語でした。笑いの要素を排除して、シリアスな物語でまとめていたが、時にはこういう物語もも良いものです。

千歩の同級生たち(佐緒里)が豊田のことを疑うというのも分かるが、純愛路線の物語というのも悪くないですね。ただ、この後、千歩と豊田がどうなっていくのかは、遠恋で、社会人と高校生ということで、色んなことがあるだろうが、それはそれでまた別の物語ということで、「東京」を舞台にした出会い編ということで、第一章ということでよろしいかと。

今回は、ヒロインの出身地を物語に反映させた設定ということで、これまでの「東京少女」には毎月のようにあった設定でもあるが、ベタな展開ではあるが、こなれた感じもあって良い物語でした。

また、「BS-iドラマ倶楽部」からのおしらせの後半部分の夕景の東京タワーというアングルは毎度目にしているが、それと同じアングルだが、夕焼け空で赤く染まった空をバックにした東京タワーの映像が出てきた時には、思わず「やってくれた!」と思った所でした。夕焼け空の方が色々な思いが頭に浮かんでくるたけに、「BS-iドラマ倶楽部」からのおしらせの後半の「東京タワーの図」はこちらの映像に変えてくれませんかね...

 

↓鳴門わかめ

[徳島]本場鳴門糸わかめ60g×1袋

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↓これは食べられませんが...

阿波ノ美 鳴門わかめ配合シャンプー

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  • 出版社/メーカー: 株式会社ひまわり
  • メディア: ヘルスケア&ケア用品

阿波ノ美 鳴門わかめ配合コンディショナー

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  • 出版社/メーカー: 株式会社ひまわり
  • メディア: ヘルスケア&ケア用品

↓讃岐うどん

一味秘伝 讃岐細うどん 250g(2人前)×8袋

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  • 出版社/メーカー: マルキン
  • メディア: ヘルスケア&ケア用品

[香川]本場讃岐うどん(2袋入り)

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  • 出版社/メーカー: 株式会社中野屋
  • メディア: Misc.

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名曲探偵アマデウス#25 マーラー「交響曲第5番」 [ドラマ]

前回はカノンさんが事務所から飛び出した特別編だったが、今回からはいつものように、事務所に依頼者がやってきて、という展開に戻りました。が、外に行ってチャージしたカノンさんが今回は美味しい所をかっさらっていって、たっぷりと楽しませてくれました。「ケータイ刑事」とは少し違っているが、コメディ・タッチの楽しい楽しい物語でした。

冒頭からカノンさんは楽しませてくれます。ミカンを食べていて、少しだけ残ったのを「3時のおやつです」と言って所長に出すカノンさん。「これだけ?」と所長が言うと「すいません。もうお金が無くてこれぐらいしか...」と、探偵事務所の経済面は私が握っているのよ、と言わんばかりに返すカノンさん。

そんな所にピザの宅配が届く。が「頼んでませんけど...」とここは正直に言う。すると配達員は事務所内を家捜しして「どうやら盗聴はされていないようです」と言う。流石のカノンさんも「はあ?」すると「あるときは宅配ピザ屋、またある時も宅配ピザ屋」と言い、本名か分からない適当な名前を言って、「コードネームは1126」と名乗る。「い・い・ふ・ろ」と、すかさずカノンさん。で、今回の依頼者はスパイです。で、ドイツ系製薬会社が画期的な新薬を開発したということで、その会社の研究所に潜入し、所長のデスクから盗み出した。で、その新薬と共に1枚のデータファイルを入れたCDがあり、開いてみたらクラシック音楽だった。で、その新薬が何の薬かを解き明かして貰いたい、という依頼だった。→これって、どう考えても名曲探偵事務所に持ち込むような依頼では無いと思いますが...

所長は乗り気ではなかったが「薬の正体が分かればうん千万」と言われると、俄然やる気を出した所長でした。

で、CDに入っていた曲はマーラーの「交響曲第5番」ということで、所長がいつものように、曲についての謎を解いていく。カノンさんはいきなり「試しに1個飲んじゃおうかなぁ」と、楽しいことを言ってくれました。

所長の説明に対しては、いつものように豊かな表情を見せてくれるカノンさん。カノンさんも「うん千万」という言葉を聞いているだけに、ノリノリという感じで、テンションが高かったですね。

途中で依頼者が「この薬は愛の媚薬かも知れません」と口にすると、表を指差して「あそこに誰かいます」と騒ぎ、依頼者と所長が様子を見に行った隙に薬を1錠飲んだカノンさん。(何の薬かはっきり分からないのに飲んでしまうということではカノンさん、勇気はありますね。)で、誘惑モードに。が、所長は乗ってこない。

所長の説明が進み、「便秘薬」と口にすると、表情が変わったカノンさんは「トイレに...」と言って中座するということで、ここでもやってくれました。で、依頼者が「さっきから彼女、おかしくないですか?」と所長に言うと「いつものことです」と所長はバッサリと。→カノンさんがカノンさんなら、所長も所長ですね。楽しいコンビです。

カノンさんがいなくても先に進んでいく所長。で「安楽死の薬だったんだ」という結論を出した所にカノンさんがすっきりした顔つきで戻って来る。所長が「新薬の謎が解けたぞ」と言うが「分かってますよ。究極の便秘薬ですよね」とカノンさん。が、「安楽死の薬だったんですよ」と言われると気を失ってしまうカノンさん。これに「すぐに目を覚ますでしょう」と所長も所長でした。

で、寝ているカノンさんをほったらかして先に勧める所長。いつしかカノンさんはイビキをかいているが、図太い神経の持主ですね。で「起きろ!」と言われて起きたカノンさんの第一声は「あ゛っ、生きてる」と、本当に楽しいカノンさんです。

所長が「究極の精神安定剤」と結論づけ、納得して帰って行った依頼者。ミカンを貰うと、やっぱり嬉しそうな表情を見せたが、「スイスに銀行口座ありましたっけ?」と、金銭面のことも忘れていないカノンさんでした。

ドラマ部分は34分弱で、曲の方は第4楽章をたっぷりと聴かせてくれたが、静かに終わっていったのは今までとは少し違う雰囲気がありました。(これはこの曲がそうだからですけど...)

で、オチは、所長にミカンのおやつを持ってくるカノンさん。ここではミカン1個を出していました。所長が「例の謝礼金、まだ振り込まれていないのかな?」と尋ねると「折角スイスに銀行口座作ったのに、連絡先分からないし...」と返すカノンさん。口座作ったのかよ、と突っ込みたくなるが、連絡先分からないって、しっかり者のカノンさんらしくないですね。

で、忘れ物(マーラーのCD)があることも言ったカノンさんがCDを所長に渡すと、そこにメッセージが書かれていて、CDは研究所の所長の奥さんからの誕生日プレゼントだと分かる。で、「あの薬は?」とカノンさん。CDケースの裏に「この薬で早く水虫を治してね」と記されていて、所長がそれを声にだすと「え゛っ、あの薬、水虫の薬だったんですか?」とカノンさんは気持ち悪くなって「うぇっ」。これに「君、飲んだね」と所長。が、「いえいえ、飲んでない」と惚けるカノンさん。が「うぇっ」とむせ返してました。

カノンさん、実に楽しい所を見せてくれましたが、「○○の薬」と言われてその効き目(?)が出るのなら、カノンさん薬は不要ですね。小麦粉を「○○の薬」と言って飲ませればいいですし...→薬って、気持ちの持ちようによって効果に違いが出るというのも否定できないものだが、実に分かりやすいカノンさんでした。

次回(1/24)は、事件ファイルNo.026・バッハの「無伴奏チェロ組曲」です。(1/18のBS-2はBS-hiでは先週放送されたカノンさんが主役の「響カノンの名曲探偵修行」で、今回のマーラーは1/25の放送となります。)

 

マーラー:交響曲第5番

マーラー:交響曲第5番

  • アーティスト: マーラー,バーンスタイン(レナード),ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団,プファイファー(フリードリヒ)
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
  • 発売日: 2007/09/05
  • メディア: CD

マーラー:交響曲第5番

マーラー:交響曲第5番

  • アーティスト: テンシュテット(クラウス),マーラー,ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
  • 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2004/06/23
  • メディア: CD
マーラー:交響曲第5番

マーラー:交響曲第5番

  • アーティスト: シノーポリ(ジュゼッペ),マーラー,フィルハーモニア管弦楽団
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
  • 発売日: 2006/11/08
  • メディア: CD
マーラー:交響曲第5番

マーラー:交響曲第5番

  • アーティスト: ショルティ(サー・ゲオルグ),マーラー,シカゴ交響楽団
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
  • 発売日: 2007/02/21
  • メディア: CD
マーラー:交響曲第5番

マーラー:交響曲第5番

  • アーティスト: マーラー,ジョルジュ・プレートル,ウィーン交響楽団
  • 出版社/メーカー: WEITBLICK
  • 発売日: 2008/01/13
  • メディア: CD
マーラー:交響曲第5番

マーラー:交響曲第5番

  • アーティスト: インバル(エリアフ),マーラー,フランクフルト放送交響楽団
  • 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 2002/06/21
  • メディア: CD
マーラー:交響曲第5番

マーラー:交響曲第5番

  • アーティスト: ジンマン(デイヴィッド),マーラー,チューリヒ・トーンハレ管弦楽団
  • 出版社/メーカー: BMG JAPAN
  • 発売日: 2008/07/23
  • メディア: CD
マーラー:交響曲第5番

マーラー:交響曲第5番

  • アーティスト: ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団,マーラー,テンシュテット(クラウス)
  • 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
  • 発売日: 1998/05/27
  • メディア: CD
マーラー:交響曲第5番

マーラー:交響曲第5番

  • アーティスト: バレンボイム(ダニエル),マーラー,シカゴ交響楽団
  • 出版社/メーカー: WARNER MUSIC JAPAN(WP)(M)
  • 発売日: 2007/09/19
  • メディア: CD
マーラー:交響曲第5番

マーラー:交響曲第5番

  • アーティスト: ニューヨーク・フィルハーモニック,マーラー,メータ(ズービン)
  • 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2000/06/21
  • メディア: CD
マーラー:交響曲第5番

マーラー:交響曲第5番

  • アーティスト: 佐渡裕,マーラー,シュトゥットガルト放送交響楽団
  • 出版社/メーカー: エイベックス・クラシックス
  • 発売日: 2005/02/23
  • メディア: CD
マーラー:交響曲第5番

マーラー:交響曲第5番

  • アーティスト: ブーレーズ(ピエール),マーラー,ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
  • 発売日: 2002/09/25
  • メディア: CD
マーラー:交響曲第5番

マーラー:交響曲第5番

  • アーティスト: マゼール(ロリン),マーラー,ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
  • 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル
  • 発売日: 2005/04/20
  • メディア: CD

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