BS-i中心・2月の注目番組 [BS-TBS(BS-i)関連]
今月は月刊TV誌の発売日。いつもなら発売日前日に届くのに、今月も先月に続いて発売日に届きました。一応、いつものように注目番組を記しておくが、2月はあんまりいいものがないですね...(情報源は月刊TV誌「デジタルテレビガイド」3月号です。番組変更や枠の差し替えなど、放送直前になって変更が入る可能性も大いにあるので、EPGや放送局のHPなどを使って、各自で再確認してください。(情報内容に関しては、当方は一切責任を持ちません。))
巻頭特集の「女刑事」の所に、「銭形愛」が一応入っています。(再放送とはいうものの、放送中だからということでしょう...)
いつものように、BS-i関係から。まずは土曜23時の「東京少女」は、真野恵理菜がヒロインとなるが、第1話「10才のあたし」しか情報がありません。まあ、2月になると公式HPで分かることになるから、まあいいか...
日曜朝の再放送「銭形愛」と「恋する日曜日(1st.)」はいつもの通りです。(「銭形愛」は4~7話です。)「恋日」は最高傑作と言われる「終章」(A面/B面)と「「ダイアリー」「色彩都市」の4本ですが、筆者の未見作品は後ろの2本で、これらを見たら未見作品はあと2本になります。(3月2週目で全部見たことになるはず。)
水曜の再放送「恋日・ニュータイプ」と「東京少女」は、2/4がサッカーの放送でお休みとなり、2月は3回です。「恋日・ニュータイプ」は5~7話なので、この3本はいずれもヒロインが違うと言うことになりますね。「東京少女」は「大政絢」の最後の物語「エチュード」と「岡本杏理」の2本。(福永マリカ脚本までということになります。)
「いんふぉる!」は、2/6が「バレンタイン特集」ということになっているが、13日にすると、翌日と言うことになってしまい、取り上げた情報が間に合わないからなんですかね???
2月のアイシネはこれという物がないが、「サタシネ」は「リーサル・ウェポン」シリーズの4本というのは面白い選択ですね。但し、放送枠のことを考えると、いずれもがカットされていることになるので、パスしますけど...
NHKのBS-2では、黒澤明監督作品のリクエストベスト5の放送があるのだが、順位はともかく、5本というとだいたい予想は付きます。あれを放送してくれたら嬉しいという作品があるんですけど、何位になるかですね。(1位ではなく、3位か4位になると思われる作品です。)また、アカデミー賞の発表が近いということで、毎年2月はアカデミー特集が組まれるが、何本かは見ておきたい作品が放送されるのは嬉しい所です。
で、NHKと言えば「名曲探偵アマデウス」であるが、2月は4週とも放送があります。7日はサン=サーンスの「組曲・動物の謝肉祭」、14日はドビッシーの「組曲・牧神の午後ヘの前奏曲」、21日と28日は内容不明です。(ひょっとしたら再放送かも???ちなみに、1/31・夜のBS-hiは事件ファイル14の再放送です。)
MBSの「銭形海」の放送は、1月最終週で終了となるが、後番組は「東京少女・山下リオ」になるか「女子大生会計士の事件簿」になるかのどちらかと思っていたが、「女子大生会計士の事件簿」ということになりました。(2/3からです。)→主演が早織ちゃんということや、内容的なことを考えると、「東京少女」よりも「女子大生会計士の事件簿」の方が「ケータイ刑事」に近いだけに、そうきましたか、というところです。一応、3月末から4月頭の番組改編期に休みが入るかもしれないが、全12話なので、4月中、遅れてもGWには終了ということになりますね。
その他では、KBS京都の「横溝正史シリーズ」は、全3回の「夜歩く」と全4回の「仮面劇場」の初回が2月の放送です。どちらも1978年の作品で、あまり映像化されていない作品ということで、貴重な放送ということになります。
毎年のことだが、2月って、これという番組が少ないのだが、今年もやはりそうでした。WOWOWとBS-2の衛星映画劇場がアカデミー賞特集ということで、2月は観ておきたい映画を録画してHDDが埋まることが多くなるのだが、思ったよりもこれという作品の放送が無いので、ちょっと安心しました。それにしても、地上波の方は、見たいと思わせる番組が殆ど無いですね。BSやCSに流れるというのも、こんなことでは当然ですね。
↓情報源はこれ
↓関東/中部版もピックアップしておきます。
↓一応これをピックアップしておきます。(3/18発売予定)
ケータイ刑事銭形泪16話(2nd.3話)[裏ネタ編]PART 4 [ケータイ刑事]
「銭形泪・2nd.3話」の「亜空間を越える死体 ~ノーベル賞的殺人事件」の「裏ネタ編」も今回で4回目となるが、今回はこの物語において、事件の謎を解く鍵になり、また、泪ちゃんのこれを使った姿がポイントでもある「サングラス」について記します。また、そのおまけということでサングラスが印象的な映画として「メン・イン・ブラック」と「ブルース・ブラザース」についても記しておきます。
尚、約2年9ヶ月弱前のBS-iでの再放送時に記した本編について記した記事は「ここをクリック」してご覧下さい。
「サングラス」:太陽光線から目を保護するために使用される保護眼鏡であり、一般的には色ガラスを使った眼鏡である。(目の保護のためのものなので、視力矯正用の度の有無には関係ない。)「日よけ眼鏡」「黒眼鏡」等と言われることがある。また、「グラサン」という言い方もある。尚、「日よけ眼鏡」と言われることから、夏に使われる物ということで、「サングラス」は夏の季語でもある。
何種類かのものがあって、太陽光線を減衰させるということは共通しているが、紫外線や赤外線を減衰させるもの、特定の偏光を減衰させるものなどがある。
以前は、海岸での使用や、スキーや雪山登山などで使われるのと、一部の眼病患者に使われる物であったが、いつしかファッションのアイテムとして使用されることが多くなった。また、変装をはじめ、コスプレなどにも使われるというように、目を保護する目的以外の使用が増えたが、近年では紫外線から目を守る目的で、本来の「目の保護用」という使われ方が増えている。(特に、白人の間では、オゾン層破壊による紫外線量の地表への到達量の増加から守る目的の使用が増えている。)
「メン・イン・ブラック」:1997年のアメリカ映画。ローウェル・J・カニンガム原作コミックの映画化作品であり、2002年には続編となる「メン・イン・ブラック2」も製作されたSFコメディ作品である。本作ではスピルバーグが製作総指揮を勤めたこともあって、大ヒットを記録した。
作品データを記しておくと、時間は97分、原作はローウェル・J・カニンガム、監督はバリー・ソネンフェルド、製作総指揮はスティーヴン・スピルバーグ、脚本はエド・ソロモン、撮影はドン・ピーターマン、特殊メイクはリック・ベイカーとデヴィッド・ルロイ・アンダーソン、美術はボー・ウェルチ、音楽はダニー・エルフマン、主題歌はウィル・スミスの歌う『Men In Black』、出演は、トミー・リー・ジョーンズ、ウィル・スミス、リンダ・フィオレンティーノ、ヴィンセント・ドノフリオ、リップ・トーン、トニー・シャルーブ、シオバン・ファロン、リチャード・ハミルトン、フレドリック・レーン、たちである。
「メン・イン・ブラック(MIB)」とは、地球にエイリアンたちが移住してきて30年以上が流れ、人間に変身して地球で生活しているエイリアンたちを監視する最高機密機関である。機密機関の情報員ということで、サングラスがトレードマークになっている。
「ブルース・ブラザース」:1980年のアメリカ映画であり、1977年にスタートしたアメリカのTV番組「サタデー・ナイト・ライブ」で人気を得たベルーシ&エイクロイドのキャラほ映画化した作品である。黒い帽子、黒いサングラス、黒いネクタイ、黒いスーツという全身黒づくめのジェイク・ブルースとエルウッド・ブルースという兄弟分が繰り広げるコメディ作品である。本作の大ヒットで、全身黒づくめというと「ブルース・ブラザース」がトレードマークになった。
作品データを記しておくと、時間は133分、監督はジョン・ランディス、脚本はダン・エイクロイドとジョン・ランディスの2人、撮影はスティーヴン・M・カーツ、美術はヘンリー・ラレック、音楽はアイラ・ニューボーン、出演は、ジョン・ベルーシ、ダン・エイクロイド、キャリー・フィッシャー、キャブ・キャロウェイ、ジョン・キャンディ、ヘンリー・ギブソン、チャールズ・ネイピア、ジェフ・モリス、レイ・チャールズ、アレサ・フランクリン、ジェームズ・ブラウン、ツイッギー、キャスリーン・フリーマン、ポール・ルーベンス、チャカ・カーン、フランク・オズ、スティーヴン・スピルバーグ、スティーヴ・ローレンス、たちである。
刑務所から出てきたジェイクとエルウッドは、世話になった孤児院が税金を納めることが出来なくなって差し押さえられたことを知って、孤児院を助けようとして、昔の仲間を集めてブルース・ブラザース・バンドを結成。そしてコンサート補開いて孤児院のためにお金を集めようとするが... という音楽コメディ作品である。本作の注目点は、'70'sを代表するソウル・ミュージック界の大物たちが出演しているところであり、音楽ファンからも、コメディ・ファンからも指示されている作品である。
↓参考まで
モード・オプティーク (Vol.21) (ワールド・ムック (602))
- 作者:
- 出版社/メーカー: ワールドフォトプレス
- 発売日: 2006/06
- メディア: ムック
フェラーリ SCUDERIA サングラス FR54 シャイニー ブラック
- 出版社/メーカー: マルコリン
- メディア: おもちゃ&ホビー
メン・イン・ブラック『MIB』KAYトミー・リー・ジョーンズ・フィギアセット
- 出版社/メーカー: galoob
- メディア: おもちゃ&ホビー
↓一度は見てみましょう!
メン・イン・ブラック デラックス・コレクターズ・エディション(2枚組) [DVD]
- 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
- メディア: DVD
メン・イン・ブラック2 デラックス・コレクターズ・エディション(2枚組) [DVD]
- 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
- メディア: DVD
ブルース・ブラザース 25周年アニバーサリースペシャル・エディション [DVD]
- 出版社/メーカー: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
- メディア: DVD
必殺仕事人2009 #3 [ドラマ]
ネタとしては「袋とじ」を出したのは面白いが、全く盛り上がりのない内容で、つまらない物語でした。そもそも主水の仕事が一番最初に出てきて、しかも悪人たちの中では雇われ的な立場の用心棒を始末していたが、これでは主水を出す意味がない。(今回だったら、鶴家の主人をやるべき。)
物語の展開で、源太を廃して進めていったのは良いのだが、お菊の知り合いが被害者ということで、被害者から仕事の依頼を受ける所が無く、これでは盛り上がることも無く、お菊が知り合いを殺された恨みで、都合良く仕事にしたという感じで、面白くない形で仕事に突入、しかも殺る相手を探る所が描かれていないのだから、都合が良すぎる展開でしかない。
やっぱり今回も消化試合という内容であって、本当にダメですね... こう、ふく、小五郎の「スッポン」って、主水とせん、りつの間でもかつて使われたネタであり、全くつまらないし...→主水と小五郎という完全に被るキャラを登場させているというのが、本作の失敗点です。
ゲスト・キャラの名前を字幕で出すところもそうだが、最初のCMの所で、これから先の内容を見せてしまうのは、本作の様な作品では先読みが出来てしまい、物語をつまらなくするだけなので、即刻止めるべきであり、「必殺」の名前がある亜流作品という範疇に収まった、何も無い物語でした。やはり、「必殺始末人」と変わらない低レベルというのはもう確定です。
↓渡辺家はこのような設定(妻・妊娠)の方が良いんじゃないの???
ケータイ刑事銭形愛4話[裏ネタ編]PART 1 [ケータイ刑事]
今回からの「銭形愛[裏ネタ編]」は第4話「お面でゴメン殺人事件」に突入します。(今度の日曜日(1/25)のBS-iの再放送は第3話ですが...)急がないと、貯金も無くなってしまいますし...
今回は、サブタイトルにある単語から「お面」について、そしてこの物語に登場する「能面」について、そして事件の舞台となった「美術大学」について記します。
尚、この物語について過去に記した記事は「ここをクリック」してご覧下さい。
「お面」:顔に似せて作ったもの、または顔に付けるものである。「仮面」「覆面」「マスク」等と呼ばれることもある。(一応、上位概念の言葉で言うと、「仮面」ということになる。)
「仮面」には、その目的がいくつかあり、それに寄って呼称が変わるのが一般的である。顔を隠して誰だか分からなくするという目的で用いられると「覆面」といい、プロレスラーが使ったり、犯罪者が顔を隠す目的で使われた場合はここに分類される。又、西洋で行われる仮面舞踏会の出席者が用いる仮面は「覆面」とは呼ばれずに「仮面」と呼ばれるが、使用目的を考えるとこれは「覆面」の一種と言ってもよい使われ方である。
一方、古来からの宗教的な儀式や祭で使われるものは「仮面」と呼ばれ、信仰の対象となるものもある。のた、演劇などで、役になりきるために使われるものは「芸能仮面」と呼ばれる。(後述する「能面」はこれに該当する。)尚、「お面」と呼ばれるものもここに分類される。
「お面」と呼ばれるものは、祭などの縁日の際、子供向けに色んなキャラクター(TVや映画、漫画のキャラクターなどが多い)グッズとしての仮面が売られているが、これのことを指す。
その他の物としたら、仮装用マスクと言われるものや、顔の一部(口と鼻が中心)であるが、衛星目的のマスクなど、「マスク」とよばれるものがある。
「能面」:日本の古来からの伝統芸能である「能楽」で用いられる面(仮面)のことを指して言う。
いくつかの種類の面があるが、鬼、老人、男、女、霊の5種類の面に大別される。特に鬼面(盤若)と女面は有名であり、この物語に登場しているお面は「女面」である。
能面は桧を使った木で出来ていて、それを彫り、彩色することで作られる。能楽と同様に、能面も古来からの伝統文化であり、その完成度は非常に高いものである。(伝統工芸である。)尚、能面を作ることを「面を打つ」と言う。
「美術大学」:美術の教育を行うことを目的とした大学のことである。一般的には略して「美大(びだい)」と呼ばれる。
尚、「芸術大学」(略して「芸大」と呼ばれる)は、美術や造形の美術学部だけでなく、写真、映像、音楽などの音楽系の学部の両方があるのが普通であって、芸術全般の教育を行う大学であり、区別される。→美術系学部の単科大学といったら良いですかね。ちなみに、音楽系学部の単科大学は「音楽大学」(略して「音大」)と呼ばれる。
近年は、従来の芸大で教えられていた油絵、日本画、版画、彫刻、工芸、建築、デザインなどの従来のものだけでなく、パソコン、ウェブデザイン、映画、映像編集、マンガ、アニメーション、ゲームなどの新しいものも教育対象になっている。
現在の日本では、「○○美術大学」という名称の大学は少なく、多摩美術大学、武蔵野美術大学、女子美術大学の3校しかない。それ以外の大学は「○○芸術大学」「○○造形大学」などの名称である。→名称上のことであり、美術学部がある大学は3校だけではない。また、国公立大や私立大の中には、学校名のは「美術」や「芸術」という文字が無くても、美術やデザイン系の学科がある大学がいくつかある。(→そういう学部も一応は「美大」や「芸大」ということになる。)
ちなみに、この物語に登場した美大の名称は「関東美術大学」であるが、如何にもありそうな名前であるが、こういう大学はありません。→「ケー刑事・ワールド」ということを考えたら「アンドリウ」とか「多聞」という名前が入っていないが、「銭形愛」ではそういう所まで行っていません。
↓参考まで
仮面と宗教―研究発表と座談会 (1982年) (仏教美術研究上野記念財団助成研究会報告書〈第9冊〉)
- 作者: 仏教美術研究上野記念財団助成研究会
- 出版社/メーカー: 仏教美術研究上野記念財団助成研究会
- 発売日: 1982/03
- メディア: -