「LE GRAND JEU」 [映画(洋画)]
表題の作品は1933年のフランス映画「外人部隊」である。尚、本作は1953年にリメイクされている。(同じタイトルである。)古典的名作として知られる作品である。
作品データを記しておくと、時間は120分、白黒作品である。監督はジャック・フェデー、脚本はジャック・フェデーとシャルル・スパークの2人、撮影はハリー・ストラドリング、音楽はハンス・アイスラーである。そして出演は、マリー・ベル、ピエール・リシャール・ウィルム、フランソワーズ・ロゼー、ジョルジュ・ピトエフ、シャルル・ヴァネル、カミーユ・ベール、たちである。
愛人のフロレンスのために会社の金にまで手を付けたピエール・マルテル。が、彼女にも捨てられ、訴訟されそうになるが、伯父が金の問題を引き受けてくれたことで何とか凌ぐが、外国に亡命せざるを得なくなる。で、自暴自棄となり、モロッコの外人部隊に入る。が、部隊での生活は酷いものであり、フロレンスのことが忘れられないピエールは酒に溺れていく。そんな中、彼はフロレンスにそっくりな女・イルマと出会う。そして彼女と一夜の契りを結んだピエールは、イルマから真実の恋を捧げられる。で、ピエールはイルマに夢中になり、金を借りると、イルマを酒場から引き取り、クレマンの宿屋に下働きとして住み込ませる。で、2人の恋は進んで行くが、ピエールは時に、イルマがフローランスではないかという妄念が頭に浮かんでいた。やがて、伯父が死んで遺産が入ったという知らせがピエールに届き、契約期間が過ぎたピエールは、イルマと共にフランスに戻ることにした。が、フランスに旅立つ前日、ピエールは港でフロレンスと再会し、彼女への思いが蘇る。そして話をして共に逃げることを口にするが、相手にされなかった。で、ピエールはイルマと暮らす気も失せ、イルマに内緒で再び外人部隊に入り、イルマに金を渡して後から行く、と言っている間をフランスに旅立たせ、自らは軍隊に入っていった。
物語としたら面白いのだが、主人公の考え、生き方に今ひとつ共感できないため、今ひとつという印象を受けてしまう。そこまで未練たらしく昔の女を思うもの何ですかね??? が、イルマと一緒に暮らすことが出来ないと思った後の行動は、なかなかいい感じでした。(この当は「名作」と言われているだけのことを感じさせる演出もありました。)
世間で高く評価されているものの、それが今ひとつ分からないのだが、決して悪くはない作品である。(筆者としたら、普通の作品というところであり、「外人部隊」ということでは「モロッコ」の方がよい作品だと思いますけど...)
尚、1953年のリメイク作品のデータを記しておくと、時間は114分、カラー作品である。監督はロバート・シオドマク、脚本はジャック・フェーデとシャルル・スパークの2人(オリジナルと同じ)、脚色はシャルル・スパーク、撮影はミシェル・ケルベ、音楽はモーリス・ティリエとジョルジュ・ヴァン・パリスの2人、出演は、ジャン・クロード・パスカル、ジーナ・ロロブリジーダ、レイモン・ペルグラン、アルレッティ、ペーター・ヴァン・アイク、たちである。
必殺仕事人2009 #7 [ドラマ]
今回は殆ど生かされていないキャラがいて、つまらない物語でした。(よくもまあ)、こんなにも無駄な物語を書くことが出来ると関心してしまいます。で、そのあおりで、涼次と藤戸との関係を上手く描くことが出来ず、結局は都合良く仕事にしてしまっただけというだけ。
相場を操って藤戸を食い物にするということも、藤戸の無念さが今ひとつ描くことが出来ないで終わってしまったため、ここも「恨み」ということが伝わりにくく、ダメですね...
そんな中、今回は源太の順ちゃん化が進み、火薬を使っていたが、そういう方ばかりは過去作品を思わせる所を次々と出していくということで、娯楽性ばかりを押し進めていくのは何とかならないんですかね...
物語が密度のあるものになればいいのだが、余りにもお粗末な脚本では、方向性が間違っているとしか言いようがない。遊びを入れるのは良いが、それは物語がしっかりしているのが前提である。今の内容では、柱がぶれていて何もないに等しいだけに、ますます殺しのシーンのエンタテイメント性だけが進んで行くとなると、ただの殺しショーというだけになってしまうだけ。本当に後に何も残らない駄作である。
主水の「旋風編」化は相変わらずだが、他のキャラも悪評が高い作品の特徴をドンドン吸収していくのは、いい加減にして貰いたいところである。
いずれにしろ、余りにも酷くて「必殺シリーズ」としては認めて貰えない「必殺始末人」よりも酷い内容というのは変わらないし、今回も当然のように、リアルタイムで見るのは時間の無駄で、早見再生で時間を短縮して見るだけで十分な物語でした。(「昔の名前で出ています」状態で、昔の名前だけが一人歩きしているようだし、ボチボチ見るのも止めようかなぁ...)
それにしても、ここまでの物語で仕事人に始末されるのは全て男キャラばかりであるが、7話にもなると、これも不自然に思えるようになってくる。(悪事の裏には女がもっと絡んでいるものだし...)が、今の本作脚本陣だったら、悪の後ろで女が糸を引いているというような物語を書こうとしても、キャラを活かせずずにズタボロになってしまうだけというのは言うまでもないでしょうし...
↓こういう路線よりも
↓こういう路線の物語は出来ないものなのか...(期待する方が間違っているような気がするけど...)
ケータイ刑事銭形愛8話[裏ネタ編]PART 4 [ケータイ刑事]
4回目となる「銭形愛・第8話」の「第49号容疑者 銭形愛」についての「裏ネタ編」は、この物語の犯人像として愛ちゃんが推理した「愉快犯」について、そして「犯罪心理学」について、愛ちゃんがこれをやろうとした(偽装でしたけど)「飛び降り自殺」について、そしてその際に使用された「マネキン人形」について記します。(「海・37話(3rd.11話)」の裏ネタ編で「マネキン」ということで記しているが、それをベースに加筆しました。)
尚、この物語について過去に記した記事は「ここをクリック」してご覧下さい。
「愉快犯」:世間を騒がせて、その事件の報道などを見て楽しむ犯罪のこと、若しくはその犯人のことをいう。英語では「Criminal fpr Pleasure」という。
この犯罪の実例としては、1984年から1985年に掛けて発生した「グリコ・森永事件」(警察庁広域重要指定114号事件)が語られる。「かい人21面相」を名乗り、世間を騒がせた事件である。2000年にこの事件の全てに付いて公訴時効が成立、また、2005年には民法の損害賠償権も時効を迎え、刑事、民事の両方とも時効が成立した。結局、「かい人21面相」の正体は分からなかった。
「犯罪心理学」:心理学の一分野であり、犯罪、及び犯罪者について研究する学問である。犯行の心理、犯罪者の性格、パーソナリティなどを研究し、犯罪捜査、犯罪予防に役立てたり、犯罪者の更生に寄与することを目的としたものである。
この中で、犯罪捜査に繋がっているものが「プロファイリング」と呼ばれるものがある。これは、犯行の手口、性質、特徴などを行動科学的に解析して、そこから犯人の特徴を推論し、捜査に役立てていくものである。但し、この手法によって捜査を進めていくと、実際の犯人像から外れた所に捜査が進んで行ってしまう場合もあり得る。あくまでも、捜査を絞っていく上での一手法である。
「飛び降り自殺」:高所から飛び降りることで自殺を行うこと、またはその方法のことである。単に「飛び降り」という場合もある。
自殺の方法としたら、特に用意する道具も不要であり、重力に従って行うことができるため、自殺の中では多いものである。特に都市部では割合が高い。(全体ではトップではない。)適当な高さがあればいいということで、ビルやマンションなどの高層建築物が選ばれ、そこから飛び降りるというのが多い。また、吊り橋や海岸の絶壁なども選ばれることが多い。(都市部では高層建築物から、田舎では海岸の絶壁などが多くなる。)→「自殺の名所」として知られている場所も多く、それらの大半は飛び降り自殺の多発場所である。
物理の法則から分かるように、より高い所から飛び降りると、降下速度が速くなるため、事件に激突する速度が速くなり、死亡率は高くなる。
飛び降り自殺をする場合、(都市部で)よくあるのが「巻き込まれ事故」である。これは、飛び降りた人が、たまたまその場に居合わせた人を直撃するというものである。(時には、飛び降りた人は生存し、直撃を受けた人が死亡するということもある。)
自殺を推奨するつもりは全くないが、飛び降り自殺をしようという人は、最低でも他の人を巻き込まないようにしてもらいたいところである。(→巻き込まれて死亡した遺族に損害賠償を求められることもあり、実際に支払い命令が出た判例もある。)が、飛び降り自殺をしようというひとは、そういう所まで考えるような余裕は全く無いのでしょうけど... →飛び降り自殺は、事後処理が大変になり、多大な迷惑を大勢の人に掛けてしまうので、道具は不要で簡単に自殺をすることができると言っても、他人に迷惑の掛からない他の方法で自殺をしてください。
「マネキン人形」:略して「マネキン」と言われることが多いが、衣装を着せて飾る陳列様の等身大の人形の正しい言い方である。(「マネキン」には、ファッション・モデル、衣服の販売に従事する人、という意味もある。特に「マヌカン」と呼ばれたら、マネキン人形ではなくて人間のことを指している。)
マネキン人形の歴史は古く、最古のものは古代エジプト王の墓に埋葬された木製人形とされている。(3000年以上の歴史があることになる。)が、衣装を着せたものとしては、14世紀のパリで、宣伝用としてミニチュア版の衣装を着せたものとなる。15世紀には蝋人形が等身大のマネキンとして使われる用になる。が、広く使われる用になったのは、1925年のパリ万博からである。
日本では19世紀末に「生人形(いきにんぎょう)」と呼ばれる木くずで作られたものが最初とされている。1928年には和紙を糊で固めたファイバー製のマネキンが登場して普及することになった。第二次大戦中は原料が入手出来ないということで、石膏で作られたマネキン人形が登場した。戦後になるとFRP製のマネキン人形が登場し、量産しやすいこと、更に軽量で丈夫と言うことから世界的に広がり、現在のマネキン人形はほぼFRP製である。
1987年のアメリカ映画「マネキン」、その続編である1991年の「マネキン2」、更には「恋する日曜日・3rd.」の第3話「マネキンの恋」などのようにマネキン人形が人間の姿になって行動するという物語がいくつかあるが、擬人化されることも多いアイテムである。また「オー!マイキー」という1話が約3分の短編ドラマは、登場するのは全てマネキン人形である。
犯罪者プロファイリング入門―行動科学と情報分析からの多様なアプローチ
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犯罪者プロファイリング―犯罪を科学する警察の情報分析技術 (角川oneテーマ21)
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犯罪心理学―犯罪の原因をどこに求めるのか (心理学の世界 専門編)
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↓「マネキン」関係と言うことで
「いんふぉる!」#16(2/27) [BS-TBS(BS-i)関連]
今回の「いんふぉる!」は、野球やサッカーがまもなく開幕ということで、野球やサッカーに関するスポットの散策ということで、野球体育博物館、日本サッカーミュージアムの紹介でした。
BS-iは今年もJリーグの試合の生放送や、ベイスターズを中心としたプロ野球の試合中継をやるでしょうが、(野球の場合の)放送延長による番組繰り下がりだけは何とか止めてもらいたい所です。(予め、長めに放送枠を確保しておけば、早く終了ということで、イメージビデオでも流せばいいですけど...)
今週の「得トク情報」は、「東京少女・真野恵里菜」の最終回が取り上げられ、その中からいくつかの映像が流れ、更に3/18に(メジャー)CDデビューするということで、本人がアピールしていました。(でも、それだけでした。→デビューCDをプレゼントしたら良いのに、そういうことはありませんでした。)
一方、「得トク番組」の方は、4つの番組が取り上げられた(3月放送分もありました←2月もあと1日だったら当たり前。)が、今回もこれというものはありませんでした。
今回はプレゼントを用意したら良かったのに、それが無かったのが残念でした。(本人がPRしていたのだったら、そのついでにサインを入れることも出来たでしょうに...→やはり、経費削減の一環としてプレゼントは控えようと言うことなんでしょうか???)
次回は、いつもより1時間繰り下がって、20:30からの放送となります。(女子ゴルフの放送が入ります。)で、横浜みなとみらいを散策、とあります。また、「得トク番組」では「東京少女・ユ・ソルア」が取り上げられることでしょう。
ケータイ刑事銭形泪19話(2nd.6話)[裏ネタ編]PART 2 [ケータイ刑事]
「銭形泪2nd.6話」(通算では19話)の「相棒を逮捕せよ! ~友達の輪殺人事件」の「裏ネタ編」の2回目となる今回は、冒頭のコントで飛び出した言葉である「プロポーズ」について、そしてこの物語にいくつか出てきた「花言葉」について、そして「泪・15話」の裏ネタ編(PART 1)で記している「バラ」について加筆を行い、「ピンクの薔薇」と「赤い薔薇」について(簡単に)記すことにします。
尚、約2年9ヶ月前のBS-iのこの物語の再放送時に記した記した記事は「ここをクリック」してご覧下さい。
「プロポーズ」:英単語の「Propose」は「提案する」「申し込む」という意味であるが、特に結婚の申し込みのことを「プロポーズ」と言う。(英語でも同様である。)
歴史的には、男性から女性に対して行うことが主流であり、女性から行うことはタブー視されていた。(日本でも欧州でも、昔はそうだった。)20世紀になってから、男性からしか求婚出来ないというのに異を唱える考えが生まれ、現在ではタブーとされることは無くなったが、現在でも男性から行うものという認識が根深く残ってる。
尚、プロポーズの方法の1つとして、婚約指輪を渡す方法があるが、「給料の三ヶ月分」と言われるが、これはダイヤモンド関係の製品を販売しているデビアスがCMで用いたものであり、それがいつしか定着するようになったものである。
「花言葉」:種々の花に対して、その特質によって象徴的な意味を含ませた言葉のことである。また「花詞」と表記される場合もある。英語では「The Language of Flowers」と言う。また、国によって異なるものもあったり、1つの花に複数の花言葉がある場合もある。
歴史は、17世紀のオスマン帝国で付け始められ、これがヨーロッパに伝わり、19世紀のフランスで大流行し、更に、イギリス、アメリカへと飛び火し、そして世界に広がっていった。
花言葉の一例を挙げると、「薔薇」は「愛」、「百合」は「あなたは私を騙せない」、「スミレ」が「忠実」、「月桂樹」が「栄光」など。
1979年のアニメ「花の子ルンルン」では、毎回物語に花が出てきて、最後にその花の花言葉を紹介していました。
「バラ」:漢字では「薔薇」と記し、英語、フランス語、ドイツ語では「Rose」(但し、発音は英語が「ローズ」、フランス語が「ロズ」、ドイツ語が「ローゼ」と言うように異なる)、イタリア語、スペイン語では「Rosa」(但し、発音はイタリア語が「ローザ」、スペイン語が「ロサ」と言うように異なる)という。また、韓国語では「チャンミ」という。
バラ科バラ属の植物の総称である。北半球の各地に分布していて、野生種は約200種類がある。日本にも14種類(ノイバラ、テリハノイバラ、タカネバラ、サンショウバラなど)が野生している。
紀元前の時代から人類と関わりのある植物であって、当初は香料、または薬用植物として利用されていた。その後、香料として愛好されるようになる。(クレオパトラやローマ皇帝・ネロは薔薇の愛好家として有名。)日本でも、万葉集にも出てくるなど、古くから野生している。
ギリシャを経てヨーロッパに入った薔薇は観賞用として広がり、中世以降は観賞用としての利用が広がる。19世紀には品種改良が盛んに行われるようになり、次々と新たな品種が生まれ、20世紀になってからは更にその品種改良が行われていった。→現在栽培されている薔薇は、東西アジア原産のものと、ヨーロッパ原産のものとが複雑に交配されたものである。
世界に広がるのは19世紀で、日本にも明治になってから鑑賞用の薔薇が入って来て、皇族、華族、高級官僚の間で支持されるようになる。(但し、一般に広がったのは戦後になってからである。)
尚、「薔薇」は6月の誕生花であり、「夏」の季語でもある。(但し、「冬薔薇」「ふゆそうび」は「冬」の季語である。)
観賞用ということで、違う色の品種の開発競争が起こり、黄色いバラが誕生し、橙、紫、茶色のバラも生まれている。また、白、ピンク、赤などのバラも品種改良によって、より鮮やかな色を持つようになった。更に、青いバラも現在では生まれている。
ピンクと赤は後述するので、それ以外の色のバラの花言葉を記しておく。白いバラは「純潔」「尊敬」「美徳」など、黄色いバラは「友愛」「献身」「美」など。
「ピンクの薔薇」:品種改良によって生み出されたものの一つであり、マヌウメイヤンはその代表的な品種であって、人気が高い。
この物語では、柴田さんが、花言葉は「満足」と語っていたが、「ひとときの感動」「温かい心」というのもピンクの薔薇の花言葉である。
「赤い薔薇」:花言葉としては、「情熱」「真実の愛」「熱烈な愛」というものがある。
20世紀になってから盛んに品種改良が行われ、第二次大戦まではヨーロッパが盛んだったが、戦渦の激化でアメリカで行われることが中心になり、シャーロット・アームストロングやピースが生まれ、戦後のバラの流行に大きく寄与することになった。
↓一応、こういうものを...
最初のデートでプロポーズ!?―マーケティング・マイクが教える17の売れる魔法
- 作者: ビル ビショップ
- 出版社/メーカー: サンマーク出版
- 発売日: 2006/08
- メディア: 単行本
↓参考まで
誕生花と幸福の花言葉366日―あなたと大切な人に贈る幸せバイブル (主婦の友ベストBOOKS) (主婦の友ベストBOOKS)
- 作者: 徳島 康之
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- 発売日: 2005/02/01
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別冊NHK趣味の園芸 バラ大百科 ~選ぶ、育てる、咲かせる (別冊NHK趣味の園芸)
- 作者: 上田 善弘
- 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
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バラ大苗 イングリッシュローズ クイーン・オブ・スウェーデン大苗7号鉢(輸入苗) 四季咲き中輪 ピンク系 【09年2月中旬~順次発送となります。】
- 出版社/メーカー: ザ・ローズショップ
- メディア:
「iしたい。」+BS-i深夜「アニメ枠」(2/26)CM [BS-TBS(BS-i)関連]
4月から「BS-i」は「BS-TBS」に社名を変更し、チャンネル名称もそれに変わるということなので、「iしたい。」というタイトルの番組も、やはりタイトルは変わることになるのでしょうね...
で、今週の「iしたい。」は、岡村アナで、小川アナ、新井アナ、水野アナ、青木アナの担当分が一通り登場していました。まあ、これという特番も無いし、一通りの番組を取り上げるということにしたら、適度に分散されているから、みんなが出てくると言うことになるのでしょうね。
まもなく3月になるが、PV版の使用曲の変更と、「東京少女・ユ・ソルア」が登場するという以外に、何があるでしょうかね...(ひょっとしたら3月の春休みの間にも「東京少年」と「東京少女」をBS-iで放送するか、と思っていたが、それは無いということで、「BS-i」での放送は無いということになりました。→「BS-TBS」となってから最初に放送する映画になるかも???)
それにしても、「BS-TBS」というように、わざわざ文字数や音数を増やす方向に変更するというのは、何でも省略して略語が氾濫していく現在では、時代の流れに逆らっているように思えるんですけどね。(臨時株主総会で決まったというのだが、センスということでは無いですね...)
では、アニメ枠のCMの話へいきます。アニメ枠が始まる前のTVショッピング終了後の1分の所は収穫無しでした。
前半のアニメ(「明日のよいち!」)では、OP主題歌の後、A/Bパート間、ED主題歌の後はいずれも収穫無し、次回予告の後に30秒版の「銭形舞」のDVD-BOXの宣伝がありました。
一方、後半の「CLANNAD~AS」では、OP主題歌の後に、水曜日の再放送「恋日・ニュータイプ」の27秒版予告(10話・一人ぼっちの魔女)と、「東京少女・真野恵里菜 ~やさしい拳」の27秒版の予告が続き、A/Bパート間は収穫無し、ED主題歌の後には27秒版「銭形海」のDVD-BOX2の宣伝があり、次回予告の後は収穫無しでした。
今回は、前半のアニメは全滅状態で、後半だけだったが、「銭形愛」(8話)の予告が流れませんでした。「銭形愛」の予告は、番組内では40秒であるが、CMとして流す場合は30秒に収まるように再編集しているということで、どういう風に端折っているか楽しみなんですけどね...(まあ、他の枠で流れているので、そちらでゲット出来ましたけど...)
来週は3月になるということで、多少の変更があるだろうが、来月の「iしたい。」の新しいもの(例えば「東京少女・ユ・ソルア」は誰が担当するでしょうかね??)
「ケータイ刑事」と「007」の驚くべき類似点(その92) [ケータイ刑事]
今回とりあげる「ある物」は「時限爆弾」です。(「爆弾」ということにしたら、あまりにも広くなってしまいますから...)で、取り上げる物語は「ケータイ刑事」からは「泪・1st.10話」「泪・2nd.13話」「零・1st.13話」の3本、「007」からは「ゴールドフィンガー」と「オクトパシー」ということにします。(両作とも、これ以外にも何本かあるが、一応これらを代表と言うことにします。)
「ケータイ刑事」:「泪・1st.10話」。「爆弾魔からの挑戦状 ~手錠は爆弾を結ぶ」と言う物語で、爆弾魔が開運手錠に見せかけて(柴田さんに)贈った時限爆弾を、泪ちゃんと五代さんが填めてしまい、爆発までのスイッチが入り、残り時間は2時間ということになる。犯人の挑戦するクイズを解き、殺人事件を解決した泪ちゃんだったが、爆弾を作った男は既に殺されていて、爆発を止めるには白、青、赤のいずれかのリード線を切るしか無いが、どれを切ればいいのか分からない。まもなく爆発という所で、全てを泪ちゃんは託され、そして1本のリード線を切断した。で、残り時間1秒という所で、カウントダウンは止まり、爆弾は爆発しなかった。→泪ちゃんが選んだのは「白」だったが、その日がホワイトデーだったということ、また、爆弾魔は白い服ばかりを着ていたということからの選択でした。
「ケータイ刑事」:「泪・2nd.13話」。「さよなら、柴田さん ~無差別爆破事件」という物語である。海王星団が、かつての首謀者である荒畑任五郎を消すために時限爆弾をセットしたということで、泪ちゃんたちの活躍が見られる物語である。で、残り時間も少なくなり、爆弾を前にした泪ちゃんたちであるが、3本(白、青、赤)のコードの内、どれを切断したら良いのか分からないで...、ということで、何処かであった展開であるのだが、これが「ケー刑事・テイスト」でもある。何だかんだで、泪ちゃんがリード線を切ることになり、1本のリード線(青)を切り、残り時間1秒と言う所で事件爆弾のカウントダウンは止まった。
→泪ちゃんはこの他にも「M1」でも、同様に時限爆弾のリード線を切ることを行っているが、ある意味では爆弾処理班よりも上手に処理しているということが出来ます。(銭形姉妹の仲では爆弾のエキスパートと言っても良いかも...)
「ケータイ刑事」:「零・1st.13話」。「バーボン刑事、死す?! ~無差別連続爆破事件」という物語。展開は先に記した「泪」の物語と同様で、白、青、赤の3本のリード線の内、正しい1本を切れば爆弾は止るということである。で、爆弾処理を仕様とする高村さん。残り時間は5分を切っているが、どれを切ったらいいか分からない。(それをジローさんがTVレポーターとして実況している。)で、何だかんだと言っている間に時間はなくなり、遂に爆発してしまう。それをTVで見ていた零ちゃんは泣きじゃくり、爆弾犯人のカルーセル智美に問う。「どれを切れば良かったんですか?」これに智美は「赤」と答える。すると、零ちゃんの表情が変わり、「赤」ということを高村さんに伝え、高村さんは「赤」を切って、爆弾は停止した(残り時間は5分3秒でした。)。→爆発したというのはCGで作った画面であり、爆弾処理をTV中継していて、現場にいないということを利用したトリックで、犯人を騙して爆弾を解除したということでした。
「007」:「ゴールドフィンガー」。(前回に続いてまたも登場ということになっちゃいました...)1964年のシリーズ第3作、初代ボンドの第3作である。この物語で使用される時限爆弾は核爆弾である。ゴールドフィンガーが立てた計画は「グランド・スラム計画」というものであり、アメリカの金塊保管所(フォート・ノックス)の内部で核爆弾を爆発させることで、アメリカの保有する金を放射能で汚染してしまえば、ゴールドフィンガーが所有している金の価格は10倍に跳ね上がる、という算段である。(そのために、かなり大がかりな計画を立てていた。)
で、フォート・ノックス襲撃計画が実行に移され、ゴールドフィンガーの一味はメインゲートを爆破して侵入、金庫室の鋼鉄製のドアもレーザー兵器で破り、金庫室に侵入し、核爆弾をセットした。で、爆発までカウントダウンが進んで行く。が、ゴールドフィンガーの計画が失敗したのは、2つの計算違いがあった。まずは、フォート・ノックスの防衛へ威力を排除するために、プッシー・ガロアの軽飛行機隊が神経ガスを散布することになっていたが、プッシーが寝返り、計画を通報したため、神経ガスではなく、無毒のものを散布した。そしてボンドを始末するために、核爆弾に手錠でボンドを繋いだということである。で、ボンドはゴールドフィンガーの用心棒であるオッド・ジョブとの死闘を制し、爆弾を解除しようとするボンド。が、解除することが出来ず、まもなく爆発という所に、アメリカの専門家が現れて、速やかに解除して、爆発を防いだ。尚、この時の残り時間は7秒ということで、「007」という数字が出ました。(→試写会では「003」ということで、残り3秒でした。→お遊びでもあるが、試写会用のフィルムではそれをわざわざ変えたということで、これも徹底したお遊びである。)
「007」:「オクトパシー」。1983年のシリーズ第13作で、3代目ボンドの第6作である。この作品で使われた時限爆弾もやはり核爆弾(原子力爆弾)である。これもまた壮大な計画で、ソ連のオルロフ将軍が考えた作戦である。西ドイツのアメリカ空軍基地に核爆弾を持ち込み、そこで核爆発を起こさせる。するとアメリカが核爆弾を誤爆させたと西側諸国は考える。で、混乱が起き、その隙に乗じてソ連軍はヨーロッパに侵攻し、全面戦争を仕掛ける、というものだった。ボンドの必死の追跡劇の末、ピエロの姿のまま現場に現れたボンドは、起爆装置を素早く解体し、難を逃れたものの、ボンドが起爆装置を外した瞬間、残り時間がゼロとなり、間一髪、核爆発を防いだ。
共通点は、「零・1st.13話」はともかく(残り5分強ということで余裕があったと考えるのは間違いである。)、本当に間一髪という所で爆発を防いだという点である。(泪ちゃんと「オクトパシー」は、あと1秒遅かったら爆発していましたからね。→泪ちゃんと「オクトパシー」の更なる共通点としては、共に3代目ということがあります。)残り時間が10秒を割っていたというのは、一呼吸入れていたら爆発していただけに、正に絶体絶命の危機だったということになる。(が、物語としたらギリギリまでハラハラさせる方が盛り上がります。)
一方、違いは解除方法であり、リード線の切断という「ケータイ刑事」と、スイッチの停止/起爆装置を外すという「007」でした。また、爆弾の種類も、「ケータイ刑事」では普通の爆発物という範疇であるが、「007」では核爆弾ということで、爆発した場合、被害状況に余りにも大きな差が生じるのは明かである。
次回も「ある物」シリーズの予定ですが、この連載も8クール目(22ヶ月目)に突入ということになるので、別の内容のものにするかもしれません。
ゴールドフィンガー (アルティメット・エディション) [DVD]
- 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
- メディア: DVD
↓役に立つ(?)かも...
試すな危険!冒険野郎ハンドブック―人喰いザメの生け捕りから時限爆弾の解除まで
- 作者: ハンター・S. フルガム
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2003/05
- メディア: 単行本
ケータイ刑事銭形愛8話[裏ネタ編]PART 3 [ケータイ刑事]
「銭形愛」の第8話「第49号容疑者 銭形愛」の「裏ネタ編」の3回目となる今回は、この物語で明らかになった愛ちゃんの彼氏をふる様から、同じ日に愛ちゃんにふられた3人に関する事柄から「放送部」「演劇部」についてと「風紀委員」について、真犯人が企んだ筋書きに愛ちゃんが動いていく(最後は見破った、その通りには生きませんでしたが...)ことから「筋書き」について、そしてこの物語で愛ちゃんが披露した「嘘泣き」について記します。(「嘘泣き」というと泪ちゃんですけど...)
尚、この物語について過去に記した記事は「ここをクリック」してご覧下さい。
「放送部」:学校の校内放送を行うのが主な活動内容のクラブである。(が、校内放送と言ってもピンからキリまである。)また、放送関係の研究会という場合もある。
たいていの放送部は、昼休みの校内放送を行うというのが一般的であり、よくあるラジオ番組のような、おしゃべりと音楽という内容が多いが、中にはラジオドラマを製作する場合もある。→全国的なコンテストで、ラジオドラマのコンクールが行われていて、それに参加するのは主に放送部である。これは、放送作家志望の生徒にとってはピッタリというところである。
ただ、放送部員に対してのイメージというのは、どこかしら「ネクラ」というイメージがあるだけに...
「演劇部」:「演劇」とは、作者の記した筋書き(一般的に「脚本」と言う)に基づいて、演者が行う芝居のことであるが、演劇活動を中心に行うクラブである。英語では主に「Drama Club」と呼ばれる。
演劇には、演者だけでなく、脚本や、それを統括する演出家(若しくは監督)、更には衣装、舞台装置を作る人が必要であるが、一般的な(学校のクラブ活動の)演劇部では、それらを所属員たちで兼務する。(脚本、演出と演者は別れていても、それ以外の作業はたいていの場合、みんなで行う。)
尚、脚本を主に作る人は、放送部にも籍を置いている場合も多いようである。また、イケメンや可愛い子がいる場合も多々あるようで...
「風紀委員」:日常の社会生活の秩序を保上で必要な規律、日常生活の決まりのこと、特に男女間の交際の節度のことを「風紀」と言うが、学校生活に於いて、そのような秩序を守るためにクラス単位で選ばれた委員の一つである。(「風紀」を英語では「Public Moral」と言うが、「しつけ」という意味を強調させて「Discipline」が使われる場合もある。)
一般的には、品行方正であり、成績も優秀な優等生タイプの生徒が選ばれることが多い。(「風紀委員」を勤める生徒は、真面目で品行方正というのが一般的である。)が、時には学校の思惑で、問題を起こしそうな生徒をあえて選び、逆に問題を起こさせないようにする場合もあるらしい。
「筋書き」:物事の筋道を記したものを指して言うが、映画、演劇、小説などの物語の展開、あらすじのことも言う。また、特に悪だくみに関しては、その悪事の計画のことを指して言う場合がある。→「筋書き通りに進んで行く」というと、計画通りに物事が進んで行くということでね何処かしら負のイメージがある。
「嘘泣き」:泣いているふりをすることをいう。「空泣き」ということもある。また、英語では「Pretend to Weep」という。(そのままですね。)
尚、子供が自分の思い通りにならない場合、泣いたり、暴れたりしてワガママを言うことを「駄々をこねる」というが、この場合は本当に泣くのが一般的であるため、「嘘泣き」とは別である。
銭形姉妹では、本家・次女の泪ちゃんの得意技であるが、そういう妹がいる愛ちゃんも、自然と身についているのであろうが、それをしっかりと披露してくれたというのは、やはり姉妹だということですね。
↓参考まで
新しい生徒会活動・クラブ活動の指導事例 (新学習指導要領の指導事例集)
- 作者:
- 出版社/メーカー: 明治図書出版
- 発売日: 1990/11
- メディア: 単行本
響き合うドラマ 中学校劇演劇部―生徒創作脚本付 (学年別・中学校劇脚本集)
- 作者: 北島 春信
- 出版社/メーカー: 小峰書店
- 発売日: 1997/04
- メディア: 単行本
↓「嘘泣き」ということでは、やっぱり泪ちゃんです。
GIVE MY REGARDS TO BROAD STREET(SOUNDTRACK) [音楽(サントラ)]
表題の作品は1984年のイギリス映画「ヤァ!ブロード・ストリート」である。14年ぶりの映画出演となるP・マッカートニーが脚本、主演、音楽の3役を務めたミュージカル仕立ての作品である。物語を云々というよりも、ポール・ファンのための映画といったところである。
作品データを記しておくと、時間は108分、監督はピーター・ウェッブ、脚本はポール・マッカートニー、撮影はイアン・マクミラン、音楽はポール・マッカートニーである。そして出演は、ポール・マッカートニー、リンゴ・スター、バーバラ・バック、ラルフ・リチャードソン、ブライアン・ブラウン、リンダ・マッカートニー、イアン・ヘイスティングス、トレイシー・ウルマン、たちである。
人気シンガー・ソングライターのポールはレコード会社に向かい、10時に到着、早速、マネージャーのスティーヴから1日の予定を聞かされる。間もなく重役たちの前に呼び出された2人は、ポールの新アルバムのマスター・テーブが何者かに盗まれてしまったと聞かされる。そしてそれを24時間以内に取り戻さないと、会社が乗っ取られてしまうと知る。ポールは予定通りレコーディングを行ない、リンゴと2曲を演奏する。更に、、スケジュールをこなすポールは映画スタジオでミュージカル・シーンの撮影を行い、キー・ボードのリンダたちと演奏する。そしてそこでテープを盗んだ疑いが掛けられているハリーの恋人・サンドラと会う。スケジュールをこなすポールはBBCに行き、仕事を済ませると、バーバラやリンダたちと一緒にピクニックを楽しむ。その後、テープを探すポールは昔馴染みのジムじいさんの元を訪ねてハリーの行方を訪ねるが、手掛かりはなかった。そんな中、ハリーが歌っていた曲を思い出してブロードストリートに行くポール。で、ブロードストリート駅のベンチでマスター・テープを発見した。で、無事にテープが戻ったと言う所で、ポールは夢から覚めたのだった。
映画の内容は、特にこれというものではない。ポールのファンにとったら、動く写真集とでも言った所である。(ただそれだけという作品である。)
一方、ポールのアルバム(彼のソロ・アルバムとしたら13枚目となる。)としてリリースされたサントラ盤の方は、リンゴが参加しているのをはじめ、TOTOのS・ルカサーやJ・ポーカロをはじめ、D・エドモンズ、D・ギルモア、C・スペディング、E・スチュワート、G・マーティン、J・P・ジョーンズなど、豪華な顔ぶれが参加している。また、イギリスではNo.1を獲得、アメリカではBillboardで最高位21位を記録している。
サントラ盤(本アルバム)の収録曲は以下の全15曲である。『No More Lonely Nights (Ballad)』『Good Day Sunshine/Corridor Music』『Yesterday』『Here, There And Everywhere』『Wanderlust』『Ballroom Dancing』『Silly Love Songs』『Not Such A Bad Boy』『So Bad』『No Values/No More Lonely Nights』『For No One』『Eleanor Rigby/Eleanor's Dream』『Long And Winding Road』『No More Lonely Nights [Playout Version]』『Good Night Princess』。
この中からシングル・カットされた『No More Lonely Nights』は、イギリスでは最高位2位、アメリカではBillboardで最高位6位を記録し、1985年の年間シングル・チャートでは72位にランクインするヒットとなった。
収録曲の一部はBEATLES時代の曲であり、それを新たにレコーディングしているが、演奏の方は流石に凄さがある。この点だけは本アルバムが評価される所である。
映画の方は、ポールのファンであればということで、平々凡々な作品であり、暇があれば見たら、というものであるが、音楽(サントラ盤)だけは聴き所のあるものである。
Give My Regards to Broad Street
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: EMI
- 発売日: 1991/12/03
- メディア: CD
ケータイ刑事銭形泪19話(2nd.6話)[裏ネタ編]PART 1 [ケータイ刑事]
今回の「銭形泪[裏ネタ編]」からは、2nd.6話(通算では第19話)の「相棒を逮捕せよ! ~友達の輪殺人事件」に突入です。初回となる今回は、サブタイトルにある言葉から「相棒」について、「友達」について、そしてこの物語に登場する江戸川の所属の「公安」について、高村さんが着ていて、事件の鍵ともなる「タキシード」について記します。
尚、約2年9ヶ月前のBS-iでの再放送時に記した本編について記した記事は「ここをクリック」してご覧下さい。
「相棒」:一緒に何か物事をする時、組になって一緒に行う仲間のことを言う。または「パートナー」「相方」などという言い方もする。また、古語では、駕籠を前後で担ぐ相手のことを指して言う。
語源は、古語の「相棒」である駕籠を一緒に担ぐ際、二人一組になって長い棒を使って駕籠を担いでいたが、同じ棒を一緒に担ぐ相手のことを「相棒」と言った所から来ている。
そう言えば、テレ朝系で放送されているドラマ「相棒」に、2009/3/4放送のSeason.7の第17話に泪ちゃんこと黒川芽以さんがゲスト出演します。
「友達」:親しくつきあっている人、仲の良い人のこと。他の言い方としては「友人」「同輩」「相棒」「同志」などと呼ばれることもある。
英語では「Friend」、フランス語では「Ami」、イタリア語では「Amico」、スペイン語では「Amigo」、ドイツ語では「Freund」(男)、「Freundin」(女)、韓国語では「チング」という。
友達の間には、互いの価値を認め合っていて、共感や信頼の情を(無意識の内に)持っている。そして、時には相手のために出来ることを行おうとする。(「友情」が存在している。「友情」が存在しない「友達」というのはあり得ない。)尚、「友達」と呼ばれるのは、親族や近親者のことは言わず、血縁関係のない人である。
「公安」:公共の安寧、社会が安らかな状態のことを言う。また、公安を保つための組織である各都道府県にある公安委員会、国の機関である公安調査庁、公安審査委員会、国家公安委員会、海上保安庁、公安警察のことを指して言う総称である。
この物語に登場した「公安」は言うまでもなく後者である。で、上記に記した各公安組織について、簡単に触れておく。
公安調査庁は法務省の外局であり、破壊活動防止法などの法律に基づいて、日本に対する治安や安全保障上の脅威に関する情報収集活動を行う組織である。公安審査委員会は法務省の外局であり、破壊活動防止法の規定によって、公安調査庁から処分請求があった場合、法律に違反する行為(例えば暴力主義的破壊活動、無差別大量殺人など)を行った団体の処分を審査し決定する行政委員会である。国家公安委員会は内閣府の外局であり、警察庁を管理する組織である。(警察のように取り締まりは行わない。)
海上保安庁は、以前は運輸省の外局で、現在は国土交通省の外局であり、海上の考案を司る組織である。非軍事組織であることから、防衛省とは関係ない組織である。公安警察は、警察庁と警視庁、各道府県警察本部にある警備公安部門の公安を担当する部門の総称である。(この物語に登場した江戸川は、警視庁の公安部門に所属しているということになる。)
「タキシード」:英単語は「Tuxedo」。男性用の夜会用略式礼服であり、燕尾服の代用として使用される衣服のことである。(燕尾服よりも「略式」という位置づけである。)が、蝶ネクタイは黒でなければならないとか、スラックスにベルトの使用はせず、黒のサスペンダーを使う、時計は鎖の付いた懐中時計を持つ、などのルールがある。
イギリスでは「ディナー・ジャケット」と呼ばれることもある。また、タキシードを着用した際は黒の蝶ネクタイが使われることから「ブラック・タイ」と呼ばれたり、自宅でくつろいで喫煙する時に着用されることから「スモーキング」と呼ばれることもある。
19世紀のアメリカ・ニューヨークのタキシード・パークのカントリー・クラブ会員たちが着始めたことから、この名前が付いたが、世の中に登場したのはそれよりも少し前のイギリスで、当時は皇太子だったエドワード7世がディナー・ジャケットとして考案したものである。
欧米では、夜のパーティで着用されることが多いが、カジノでも当然のように着用されている。ということで、欧米で生活する男性にとっては必要不可欠な衣装でもある。→映画「007」でもJ・ボンドが着こなしているが、ルールを学ぶことも出来ますよ。
相棒 season 6 DVD-BOX I 『裏相棒』付仕様 (初回限定生産)
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