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横溝正史シリーズ ~仮面舞踏会(全4話) [ドラマ]

KBS京都の1月放送作品は「仮面舞踏会」でした。本放送は1978年6月ということで、やはり30年以上が過ぎている。ただ、この作品はこれまでの作品の様に映画化はされておらず、1978年のドラマを含めて2度のTVドラマしか映像化作品が無いという貴重な作品でもある。→事件の動機や、金田一のトリック解明で「色盲」ということが深く絡んでいるだけに、専門的な知識がないと、今ひとつ分かりにくいということ、また、こういうものはとても扱いにくいということもあるのでしょうね...

物語は全4話と言うことなので、時間としたら約3時間ということになるだけに、じっくりと描かれている。(これが「横溝正史シリーズ」の魅力の一つである。)最近のドラマにはない緻密な描写と、細かい拘り、そしてじっくりと人物描写がされているということで、下手な映画よりもよく出来ているのはこの作品も同じである。

ストーリーは、銀幕の大スター・鳳千代子が、5人目の結婚相手として飛鳥忠煕と熱愛中、過去の4人の夫の中の1人で、3人目の夫が殺されるという事件が発生、飛鳥が金田一耕助にその事件調査を依頼したところから始まる。更に、鳳千代子の4人目の夫、最初の夫、2人目の夫も次々に殺されていく。それには鳳千代子の過去が絡んでいて、千代子の娘・笛小路美沙と千代子の母(美沙の祖母)、更には千代子のマネージャーなどが絡んでいく。また、それらとは一見無関係と思われる所で、ある若い男女が心中しようとして、金田一が助け、男だけが生き残るが、その彼も一連の事件に絡んでいくことになる。

真犯人を解いていくのも、色々とミスリードを誘い、最終回の後半になって一気に分かるということで、なかなか凝った内容になっていて、たっぷりと堪能できた物語でした。ただ、真犯人の死体移動について「火事場の馬鹿力」ということで片付けてしまったのは納得いかない所である。これを何らかのトリックを使って、それを金田一が暴くということにしたら、もっと良くなったでしょうね。(この部分がマイナス点である。)

それにしても、村地弘美さんがあまりにも美しく、最終回での変わりようは凄いものを見せてくれました。彼女の好演が、事件のトリックのマイナス点を穴埋めしてくれました。

2月の放送は、全3話の「夜歩く」と、4週目は全4話の「仮面劇場」の初回ということで、いずれもがあまり映像化されていない作品ということなので、いずれもが貴重な放送です。(「夜歩く」は1978年7月後半から8月頭、「仮面劇場」は1978年9月後半から10月に放送された作品であり、いずれもが「横溝正史シリーズⅡ」で放送された作品です。)ということで、次に記すのは3週後の「夜歩く」が終わった時になります。

 

仮面舞踏会【リマスター版】 [DVD]

仮面舞踏会【リマスター版】 [DVD]

  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • メディア: DVD

仮面舞踏会 (角川文庫―金田一耕助ファイル)

  • 作者: 横溝 正史
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 1986/09
  • メディア: 文庫

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ゴルゴ13#42 [アニメ]

今回の物語はゴルゴの巧みな計算された仕事を描いた物語。深夜枠らしい描写もあり、派手な所からおとなしい所まであって、じっくりと見せてくれる物語でした。それにしても、物語によっての出来不出来の差が本当に大きいのが気になる所です。(前回とのクオリティの差が余りにも大きすぎる...)

カナダの禁漁区で狩りにやってきたゴルゴ。そこは1頭のヘラジカを射つことしか認められていない所である。ゴルゴは1発の銃弾で2頭のヘラジカを仕留めた。銃声を聞いた管理官がやってくると、2頭を仕留めたゴルゴを連行した。ゴルゴの取り調べが始まるが、黙秘を通すゴルゴ。そんな所に、ゴルゴがいると知った謎のグループが襲撃してゴルゴを襲った。が、ゴルゴは両手を手錠に繋がれたまま、反撃に出て、襲ってきた男たちを仕留める。そして逃亡した。管理官はゴルゴがただ者ではないと感じた。ゴルゴは謎のグループの女運転手を連れて、ある山小屋へ。翌日、女を小屋に残したまま、ゴルゴは仕事に向かい、ある湖にやってきた。女はゴルゴがいなくなったことから組織に連絡を取って、任務を果たそうとして、小屋の管理人の服を奪い、脱出した。女は計画に従って男と接触、計画を進める。が、男はゴルゴのターゲット(元CIAの逆スパイ)であり、湖上に現れる唯一の狙撃チャンスということで、全てはゴルゴが計算した通りの筋書きであり、ゴルゴは女の真っ赤な服を目標に、1発の銃弾で女とターゲットを仕留めた。禁猟区の管理人は、ゴルゴが2頭のヘラジカを一発で仕留めたのは偶然ではなくて狙ったものだということを知ったのだった。

ゴルゴが襲撃者の女(ボルガ2)を殺さずに連れて行ったこと、そして裸にして寝かし、衣服を燃やしてしまったこと、小屋の管理人に真っ赤なコートをあげたこと、これらは全てターゲットを狙撃するために目標とするためにゴルゴが仕掛けた罠であって、それにまんまと乗ってしまったボルが2だった。自分がゴルゴの所から余りにも簡単に脱出できたことから、それが罠だと感じたが、気づいた時には既に遅く、銀世界では真っ赤なコートは余りにも目立ちすぎてしまい、ゴルゴに利用されてターゲットと共に始末された。(ある意味では可哀想と言うことになる。)

それにしても、銀世界で立った一度の狙撃のチャンスしかないという依頼を、功に罠を仕掛け、それを利用して仕事を完了させるゴルゴは凄いですね。一面の銀世界では、(急な)ブリザードなどによってとんでもない悪条件になる場合があるが、そういう場合でもターゲットを見失わないように考えて、真っ赤な衣服を用意しておくというのは凄いことでもある。まあ、あらゆる場合を想定して、ということになるが、普通はそこまで気づかないですからね...(ただ、ブリザードになったら、ヘリコプターがやってくることは不可能になるだけに、そういう条件下での狙撃は無いと考えられるでしょうけど...)


↓この物語は「SPコミック32巻」に収録されています。

ゴルゴ13 (32) (SPコミックス)

  • 作者: さいとう たかを
  • 出版社/メーカー: リイド社
  • 発売日: 1992/11
  • メディア: コミック

↓ヘラジカというとサンタクロースを思い浮かべてしまいます...

ヘラジカのオーラフが、サンタクロースと友だちになったわけ

ヘラジカのオーラフが、サンタクロースと友だちになったわけ

  • 作者: フォルカー クリーゲル
  • 出版社/メーカー: 草土文化
  • 発売日: 2008/10
  • メディア: 大型本


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東京少女・日向千歩#5「エレベーター少女」 [ドラマ]

日向千歩の最後の物語は「エレベーター少女」という物語で、ロリータ・ファッションというちょっと引いてしまいそうな役を演じた物語でした。コミカルな展開となって進んで行くが、長年対立していた姉妹のわだかまりを解消することになった、ちょっと良いお話でした。

また、舞台がエレベーターの中だけということで、ミステリーの世界では傑作が多い「クローズド・サークル」という状況下での物語でした。→何らかの事情で外界と断絶した状況下での物語だったので、「クローズド・サークル」の要件は満たしているが、そこで(殺人)事件が起こるのが「クローズド・サークル」なので、「事件」と言うことがなかったので、そうは言えないが、一応は長年のわだかまりが氷解するということでは、これも一応「事件」(当人にしたら大事件でしょうし...)と考えると、一応「クローズド・サークル」の要件は満たします。→「クローズド・サークル」という形の物語は、登場人物のキャラ次第で、傑作にも凡作にもなるが、この物語はキャラがしっかり描けていたので前者です。

ただ、こういうことは「東京」でなくて、エレベーターがある所であれば、世界中の何処でも起こりえるだけに、「東京」ということは完全に置き去りにされていました。

それにしても、今回の日向千歩は、外見といい、台詞の言い方も水野真紀にそっくりということで、水野真紀の若い頃と言っても疑われないかも...???なんて思ってしまいました。また、それを意識したのか、役名が「水野チホ」ということで「水野」姓だったというのは、やっぱり狙っていたのでしょうね。(それ故、一段と水野真紀のことが頭に浮かびます...)

あるビルのエレベーターに乗った女子高生・水野チホ。ロリータ・ファッションに身を包み、人形のような格好をしている。階数表示が上昇していくのを見ていたチホ。時間にうるさい父が待っている上の階のレストランに向かう所だった。(月に一度の家族行事の食事会。)が、突然エレベーターが停止してしまった。で、困惑するチホ。そのエレベーターに乗り合わせたサラリーマン風の男・安東が「こういう時は非常ボタンを押せばいい」と言って、彼が非常ボタンを押し、外部に連絡しようとする。が、反応がない。で、必死になって外部に連絡しようとする安東。

もう1人、エレベーターに乗り合わせた女・美穂が「五月蠅いわね」とクレームを付ける。チホは父が時間にうるさく、少しでも遅れると凄く怒られる、と言って泣きそうな表情を見せる。で、安東も「僕も時間に厳しい取引先だった」と言うことを思いだし、慌てて必死になって外部にエレベーターが止まっていることを訴えようとする。

これに美穂がまたもクレームを付ける。(実に冷静というか、何というか...)で、安東に文句を言い始める。その間にチホは携帯で父に連絡しようとするが「あっ、ダメだわ」とベソをかいて「パパもママも、レストランでは電源を切っているんです」と言う。で、安東も携帯で取引先に電話を掛けるが、留守電になっていて、連絡が取れなかった。

安東は美穂に、待ち合わせの相手に連絡を取るように頼むが、美穂は「無駄」と言った。何とか連絡を取ってくれるように安東は懇願し、美穂はメールを送った。するとチホの携帯にメールが届いた。それを読むチホ。「このバカ男を黙らせろ」すると安東に向かって「失礼ですよね。そっちこそ黙ってろ、と返しますから」と言ってメールを返した。

安東は「えっ?何で?」と訳が分からない。美穂は「待ち合わせの相手に連絡しろって言ったでしょう」と言う。チホと美穂は家族だった。が、チホと美穂は相手のことをボロクソに言い始めて、口喧嘩となってしまった。

そんな中、「どなたかエレベータの中にいらっしゃいますか?」と外部と連絡が取れた。で、チホと安東は必死になって訴える。が、「もうしばらくお待ち下さい」という言葉が返ってくる。「どのくらい?」とチホが尋ねると「30分ぐらい」という返事。これに美穂がキレて「冗談じゃないわよ、さっさと直しなさいよ」と食ってかかった。

そんな所にチホがメールを送った。「努力するっておっしゃってるでしょう。大人げないから黙ったら如何?」これに美穂はメールを返した。「そもそもあんたが家出るの遅いからでしょう」ということで、メールを使った喧嘩となる。チホと美穂は姉妹なのに、何年も前から直接口を聞かず、メールで伝え合っていたのだった。で、呆れかえってしまった安東だった。

エレベーターに閉じ込められた3人。そんな中、チホのお腹が鳴った。安東も昼食を食べ損ねたと言って、2人は空腹を感じていた。そんな安東が美穂を見ると、チョコレートを口に入れようとしていた。美穂は口に入れると、安東は「流石です。日頃の備の違いですね。いつ何時、こういう事態が起こるかもしれませんからね」と美穂のことを持ち上げるるが、チホは「意地悪なだけですよ。魔女みたいな人なんです」とボロクソに言い始める。安東はチホを宥めようとする。そんな時、美穂がチョコを1包、安東に出した。で、それを受け取って口に入れようとするが、チホがそれを見ていた。で、安東は口に運のを止めて「どうぞ」と言ってチホに渡そうとする。が「結構です」と断るチホ。(魔女の食べ物、ヘンゼルとグレーテル、という言葉が出てきたが、これはなかなか上手いものを引っ張ってきました。)すると安東は「僕一人だけ頂く訳にはいきません」と一致、チョコを美穂に返した。チホは「魔女め」と呟いていた。

微妙な空気が漂うエレベーターの中、安東は「何かの縁でこうして集まったんですから、何か話ししませんか」と提案する。で、面白い話というとで、美穂が語り出す。が、それはチホのことをバカにしたものだった。これにチホが美穂のことをバカにした話で応戦した。で、重苦しい空気が漂うことに...

安東は「今日はとことんつきあいます」と言ってチホと美穂が何で仲が悪いのか、話し合おう、と提案する。すると、美穂が、大学入試の日、目覚ましを遅らされたことを語った。が、チホがそれより前に目覚ましを遅らされたと返す。で、美穂が返し、チホがそれに返すということで、喧嘩は続く。安東は「もう分かりました」と言うが「本のさわりしか話していないけど」と美穂。

安東は「喧嘩にはきっかけってものがあるじゃないですか。最初は何だったんですか?」と問う。が、美穂は「さあね」と言うと座り込んで寝ようとした。で、チホが「一番最初は...」と言い出して、「私が生まれたことです」と口にした。(ここでAパート終了、経過時間は11分に僅かに届かないところで、Bパートは15分とちょっとということになります。)

安東はチホの言葉の意味を尋ねた。(美穂はいつしか寝ていた。)で、チホは語り始めた。5才の時、美穂が自分を遊園地に捨てて帰ろうとしたことだ、と話し始め、その時のことを詳しく語る。安東は「記憶違いじゃありませんか」と問い返すが、チホはその話を打ち切ると、「サラリーマンさんの話しを聴かせてください」と話題を変えた。

安東は腰を下ろすと、「失敗ばかりしているダメなサラリーマンです」と言って、失敗談を語り始める。コピー機のリース会社に勤めている安東は、このビルのある会社に先日、新製品の使い方の説明を間違えてしまい、クレームが入った。で、そのことを謝りに来たのだった。で、その話をしている内に、安東の待ち合わせ相手とチホの父が同一人物だということが分かる。すると「今更なんですが、お名前は?」とチホに尋ねる安東。これに「水野チホです」と答えた。

安東は土下座を始めて「申し訳ありません」と謝り始めた。更に言葉遣いも丁寧なものに変わった。そんな中、先日、飲みに連れて行って貰った時のことを話し始めた安東。が、「家族の話」と口にすると、止まってしまった。

チホは「お聞きになったんですね。私と姉が、血が繋がっていないこと」と言って語り始める。美穂は父の連れ子で、本当の母は病気で亡くなってしまい、父は再婚し、それからチホが生まれたのだった。で、チホは、父も母もチホに取られてしまうと美穂が思ったので自分を捨てようとした、と口にした。が、安東は「そうでしょうか。もしかしたなんですけど...」と言って、「入らなかったんじゃなくて入れなかったんじゃないですか」と言って、「もしかして姉さんは...」とある可能性を口にした。

その時、「ご迷惑をお掛けしております」と、外部からの声がした。約30分が経過していたのだった。が、道路が混雑していて、修理の者が到着するのにあと20分ぐらいかかる、と伝えた。すると寝ていた美穂が立ち上がり「冗談止めてよ」と激しい剣幕で食ってかかった。「30分だと思ってたから我慢してたのに、あと20分。無理、絶対に無理」とパニックになる。何とか宥めようとするチホだったが、それを見た安東は「やっぱり」と口にした。

美穂は閉所恐怖症で、小さい頃から狭い所に入るとパニックになる、と言い、チホが話した過去のことも閉所恐怖症のため、更に、ここに30分閉じ込められると分かった時も普通じゃなかったと気づいていた。これにチホは「知らなかった」と口にした。美穂は「そんな大したもんじゃないよ」と言った。美穂は親に口止めしていたのだった。チホが生まれた時、頼りになるお姉さんになるぞ、妹は姉の自分が守るんだ、と思ったが、閉所恐怖症が知られるとかっこわるいということと、やることなすこと全て裏目に出てしまい、言い出せなくなっていたのだった。そして「本当はあんたが生まれて凄く嬉しかったんだって。あんたのこと、邪魔者だなんて思っていないよ」と素直に言うと「ご免ね、今まで」と謝った。

それを聴いた安東は更に、水野に飲みに連れて行って貰った時「家の娘たちは、本当は凄くお互いを思い合っているんだって。ただちょっと素直じゃないだけなんだって」と聞かされたことを口にした。これを聴いたチホは「ねえ、お姉ちゃん。覚えてる?」と言って、(5才の時の)遊園地に行く少し前の(チホの)誕生日の時に、凄く可愛い人形を貰い、その人形が着ていたドレスが素敵で、母におねだりして同じドレスを作ってもらった。で、その時「似合ってるね」と美穂が行ってくれたことを「忘れてると思うけど」という言葉を添えて口にした。そして、それが嬉しかったので、その服ばっかりを着るようになったのだった。(痛い人になっているということも分かっていた。)

美穂は「覚えているよ」と言うと「あのドレス。凄く良く似合ってた。今だって似合ってるよ。また確かに痛いけど...」と続けた。で、チホと美穂は一気に雪解け状態になった。チホは今でもお姉ちゃんが好きだと思っている、仲良くできればいいと思っていたと口にすると「こっちこそ、今まで...」と行って謝ろうとする。

その時、外部からの連絡が入った。(ここからキャスト、スタッフのテロップが右から左に流れ始め、インストの『イケナイ恋』が流れ始める。)「お待たせいたしました。復旧作業が終了いたしました。これよりエレベーターが上昇いたします」と伝え、止まっていたエレベーターが動き出した。これに安東は「もう、良い所だったのに...」と漏らし、チホは「エレベーターさん、直っておめでとう」と口にした。が、美穂はチホに「今、何か言いかけたよね。謝りかけたよね、私に」と言うが、チホは「えっ、何のこと、チホ分かんない...」と惚けた。で、美穂は自分だけ謝らせてずるい、と言って怒り出し、再び喧嘩が始まる2人だった。で、チホは携帯を手にすると美穂へのメールを打った。「今までごめんね。」で、笑顔を見せていたチホだった。

次回からは真野恵里菜がヒロインとなって「東京少女・真野恵里菜」となります。最初の作品は「10才のあたし」と言う物語です。自分が17才になっていることに驚き、10才だと思っていた少女の物語ということで、普通に思うと何らかの病気でということが考えられるが、そうストレートにいくでしょうかね?だからと言ってファンタジックなものになるとも思えないし... 佐々木浩久監督作品でもあるので、ちょっと期待します。

次回予告を見た範囲では、「10才」と言うのはどうかと思うが、童顔であどけなさがあるだけに、ちょっといい感じの物語になってくれるかもしれませんね。

「BS-iドラマ倶楽部」からのお知らせのバックの風景は、いつも通りの「高速道路と東京タワーを中心としての夕景」でした。

前半はコミカルな方向に進んでいくということで、クローズド・サークルの常識を打ち破るドタバタ・コメディの気配を見せておいて、更新は一気に姉妹の冷戦に幕が下りるという展開って、やってくれましたね。前半のコメディ調が無かったら、こういう物語ってとても重苦しいものになってしまうだけに、見やすいものになっていたのは良い所でした。(が、もう少し重みがある描き方も出来るだけに、コスプレを無くしてシリアスなドラマにしても、違った味が出る物語になったでしょうね。)

「東京少女・日向千歩」は彼女の変な顔が毎回のお楽しみであったが、その集大成というのがあのロリータ・ファッションというように考えたら良いんでしょうかね。変な顔とあのファッションは、これまでの9人のヒロインの誰よりも強烈な印象を残してくれました。(これまでも、何人かは奇抜なファッションを見せたヒロインはいるが、日向千歩のように変な顔までは見せていませんし...)

ただ、今回は(昔の)水野真紀と言うように見えたんですけどね。→徳島出身の日向千歩と、東京出身の水野真紀。が、水野真紀は現在は坊国会議員夫人となって、徳島県在住であるだけに、「徳島繋がり」があると言っていいでしょうし、それを思うと裏の方にたっぷりと仕込まれている物語だったと言えますね。→そのうち、日向千歩は「水野真紀の魔法のレストラン」(4月の番組大改編後、別枠に移行して存続するとのこと。ただ、MBSの「オーサカキング」が去年で終了というのはちょっと残念...)のレギュラーになったりして...???

 

↓一応、こういうものを...

イラストでわかる建築電気・エレベータの技術

  • 作者: 中井 多喜雄
  • 出版社/メーカー: 学芸出版社
  • 発売日: 1993/10
  • メディア: 単行本

崩壊した神話 エレベーター 安全を守るのは誰か?

崩壊した神話 エレベーター 安全を守るのは誰か?

  • 作者: 宮内 明朗
  • 出版社/メーカー: 丸善プラネット
  • 発売日: 2007/08/08
  • メディア: 単行本

死刑台のエレベーター (創元推理文庫)

死刑台のエレベーター (創元推理文庫)

  • 作者: ノエル・カレフ
  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • 発売日: 2000
  • メディア: 文庫

 

↓「クローズド・サークル」の傑作と言えばこれですね。

そして誰もいなくなった (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

そして誰もいなくなった (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

  • 作者: アガサ クリスティー
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2003/10
  • メディア: 文庫

そして誰もいなくなった[DVD]

そして誰もいなくなった[DVD]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: コスミック出版
  • 発売日: 2007/06
  • メディア: 単行本
↓これをピックアップしておきます。
水野真紀の魔法のレストラン DVD-BOX

水野真紀の魔法のレストラン DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: 東宝ビデオ
  • メディア: DVD

Maki’s魔法のレストラン (クリエテMOOK)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: クリエテ関西
  • 発売日: 2002/09
  • メディア: 単行本
水野真紀お菓子工房へようこそ!

水野真紀お菓子工房へようこそ!

  • 作者: 水野 真紀
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2002/10
  • メディア: 単行本
水野真紀のカンタンお菓子作りレッスン―お菓子作りの基礎がわかる一冊! (主婦の友生活シリーズ)

水野真紀のカンタンお菓子作りレッスン―お菓子作りの基礎がわかる一冊! (主婦の友生活シリーズ)

  • 作者: 水野 真紀
  • 出版社/メーカー: 主婦の友社
  • 発売日: 1998/10
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
こちら本池上署 DVD BOX

こちら本池上署 DVD BOX

  • 出版社/メーカー: TBS
  • メディア: DVD
虹の橋 [DVD]

虹の橋 [DVD]

  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • メディア: DVD

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ケータイ刑事銭形愛5話[裏ネタ編]PART 1 [ケータイ刑事]

今回からの「銭形愛[裏ネタ編]」は、第5話「消えた凶器の謎 ~チューボーですよ殺人事件」に突入です。(本日2/1のBS-iの再放送は第4話で、この物語の再放送は2/8ですけど...)初回となる今回は、サブタイトルにある言葉から、番組名である「チューボーですよ」について、事件の舞台になった「ビストロ」について、「厨房」について記すことにする。

尚、この物語について過去に記した記事は「ここをクリック」してご覧下さい。

チューボーですよ」:正しい番組タイトルは「チューボーですよ!」ということで「感嘆符」が入ります。現在も放送されているTBS系の料理バラエティ番組である。放送時間は毎週土曜日の23:30~24:00ということで、「銭形愛」は日曜23:00の放送であるが、現在はBS-iドラマ(土曜23:00~23:30)が終わったら直ぐに始まる。

司会は堺正章で、TBSの女子アナがアシスタントとして出ていて、そこにゲストが毎回1人(複数人の時も希だがある)登場する。2代目の入電ボイスを担当している小林麻耶アナは現在アシスタントをしているが、4代目のアシスタントである。(2009/3月末でTBSを退社してフリーになるということで、4月からは5代目アシスタントになるのでしょうかね?)ちなみに、初代アシスタントは雨宮塔子アナ(当時は局アナでした)、2代目は外山惠理アナ、3代目は木村郁美アナである。(この物語の本放送は2002/11/3で、その時は3代目の木村アナがアシスタントでした。)

また、ゲストにはちゃん(堀北真希)は登場しているが、他の銭形姉妹()は登場していない。相棒刑事では五代さん(山下真司)が登場しているが、他の3人(高村、岡野、松山)はゲストとして登場していない。(2009/1現在)また、「ケータイ刑事」にゲスト出演した人は何人かがゲストとして登場している。

ビストロ」:フランス語の「Bistro」から来ていて、フランス語では「小洒落た食堂」「気軽に食事が出来るレストラン」という意味であり、そこから転じて「大衆食堂」「庶民的な飲食店」という意味である。(要するに、フランスの大衆食堂のことである。)または、居酒屋という意味から、肩が凝らないフランス料理店、酒場兼食堂、という意味もある。(この物語では、後者の中でも「肩が凝らないフランス料理店」という意味である。)

日本語で大衆食堂と言うと、定食屋というイメージがあるが、そのフランス版ということで、フランスの大衆料理が提供される、と思えばよい。

また、日本では、レストランの名前として「ビストロ・○○」というような名前の店が多いが、店名が「○○食堂」というよりは上品で、オシャレなイメージがあるためである。(英語を使うのはよくあるが、フランス語を使うと「オシャレ」という部分がより強く感じられますね...)

尚、上位概念の言葉を使うとしたら「レストラン」「料理店」「飲食店」ということになる。

厨房」:料理を行う場所のことを指して言う。古語では「厨(くりや)」と言い、(家庭の)台所、大所帯の食事を作る場所を指していた。また、台所を預かる人、料理人のことも指していた言葉である。現在ではこの中から「料理を作る場所」という意味だけになり、更に、家庭の台所のことは「台所」または「キッチン」と呼んで、「厨房」とは言わないようになっている。で、「厨房」と言うと、外食産業(レストラン、喫茶店、食堂、ファーストフード店など)や総菜や弁当などの食品製造業における調理施設のある場所(=調理場)のことを指して言う。

尚、英語では「厨房」も「台所」も「Kitchen」と言う。また「Kitchen」には食堂兼用の台所(日本語で言うと「ダイニング・キッチン」(←これは和製英語である。英語では「Eat-in Kitchen」若しくは単に「Kitchen」という。))も含めて言う場合もある。

 

ケータイ刑事 銭形愛 DVD-BOX

ケータイ刑事 銭形愛 DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • メディア: DVD

↓こういう者が出版されています。

チューボーですよ!―巨匠の完全レシピ集

チューボーですよ!―巨匠の完全レシピ集

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2003/04
  • メディア: 単行本

チューボーですよ 三つ星クリーナー G

チューボーですよ 三つ星クリーナー G

  • 出版社/メーカー: チューボーですよ
  • メディア: ヘルスケア&ケア用品

チューボーですよ 三つ星キッチンクロス R

チューボーですよ 三つ星キッチンクロス R

  • 出版社/メーカー: チューボーですよ
  • メディア: ヘルスケア&ケア用品

チューボーですよ! 巨匠レシピ集

チューボーですよ! 巨匠レシピ集

  • 出版社/メーカー: アルファ・ユニット
  • メディア: Video Game

↓参考まで

人気のビストロフレンチ―一流シェフが手ほどきする (別冊家庭画報)

人気のビストロフレンチ―一流シェフが手ほどきする (別冊家庭画報)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 世界文化社
  • 発売日: 1999/06
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

ビストロSMAPレシピ7★Victory&Quick

ビストロSMAPレシピ7★Victory&Quick

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: フジテレビ出版
  • 発売日: 2003/12/16
  • メディア: 大型本

ビストロ仕立てのスープと煮込み―Joie de la cuisine m〓nag〓re (別冊家庭画報)

ビストロ仕立てのスープと煮込み―Joie de la cuisine m〓nag〓re (別冊家庭画報)

  • 作者: 谷 昇
  • 出版社/メーカー: 世界文化社
  • 発売日: 2001/11
  • メディア: 単行本

ビストロスマップ完全レシピ

ビストロスマップ完全レシピ

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 扶桑社
  • 発売日: 1996/12
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

フライパンでつくるビストロ・フレンチ

フライパンでつくるビストロ・フレンチ

  • 作者: 森田 幸二
  • 出版社/メーカー: 青春出版社
  • 発売日: 2004/12
  • メディア: 単行本

 

厨房設計の知識 (これだけは知っておきたい)

  • 作者: 平岡 雅哉
  • 出版社/メーカー: 鹿島出版会
  • 発売日: 1999/07
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


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