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JULIO IGLESIAS『DE NINA A MUJER』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1981年に発表されたアルバムである。(邦題は「イザベラの瞳」)1969年にデビューして以来、スペイン語だけでなく、多くの言語で歌を発表しつつけてきて、各国で注目を集めていたが、有名な曲『Begin The Beguine』を取り上げたことで全英No.1を獲得し、そこから英語圏を含む一気に世界的な人気を得ることになったアルバムである。日本でも一気に人気に火が付くことになったのは周知の通りである。(彼を聴く上では「いろはのい」というアルバムである。)

収録曲は以下の全10曲である。『De Nina A Mujer』『Volver A Empezar (Begin The Beguine)』『Despues De Ti』『Que Nadie Sepa Mi Sufrir』『Isla En El Sol』『O Me Quieres O Me Dejas (Devaneos)』『Y Pensar』『Si, Madame』『Grande, Grande, Grande』『Como Tu』。

本アルバムは日本でも大ヒットを記録していることもあって、日本語タイトルも記した方が分かりやすいだろうということで、曲の邦題も記しておきます。「少女から大人へ」「ビギン・ザ・ビギン」「きみのあとから」「誰も私の悩みを知らない(群衆)」「陽のあたる島」「愛と孤独の日々」「夕暮れのひととき」「素敵に酔わせて」「グランデ・グランデ」「狂おしきマドリー」。

本アルバムの注目曲は『Volver A Empezar (Begin The Beguine)』であるが、お薦め曲となると、これではなくてアルバム・タイトル・ナンバーの『De Nina A Mujer』、『Isla En El Sol』『O Me Quieres O Me Dejas (Devaneos)』、そしてアルバムの締めとなる『Como Tu』をピックアップする。

それにしても、本当に彼の甘いボーカルにとろけてしまいますね。じっくりと聴き込むと、本当に解けてしまいそうな気持ちにさせてくれるアルバムである。

 

De Nina a Mujer

De Nina a Mujer

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Columbia
  • 発売日: 1998/07/27
  • メディア: カセット

イザベラの瞳

イザベラの瞳

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Sony Music Direct
  • 発売日: 2003/10/22
  • メディア: CD

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必殺仕事人2009 #4 [ドラマ]

先週が休みで、久しぶりの放送となったが、「まだ続いていたの?」と思ってしまうほどの酷い内容となり、どうしようもない物語でした。で、これの何処が「必殺」なんだ???→数多く存在する「必殺」の亜流作品の方がずっとまし、という酷さである。(もはや「必殺シリーズ」の中では最悪な作品として知られている「必殺始末人」の方が出来が良いというレベルである。)普通の時代劇ならばともかく、「必殺」の看板を背負う資格はない内容である。オンタイムで見るような内容ではなく、タイムシフトして見るために録画して、2倍の早見再生でも十分でした。

今回は、若い同心が正義感から突っ走り、親子2代にわたって犠牲になり、そこに(エセ、バッタモンの)仕事人が首を突っ込んで仕事にしたというだけで、こんな形で仕事になるなんて、闇の仕事師たちの重みが全くなく、「仕事人」と呼べるものではない。仕事人が自ら動いて仕事にするようでは、単なる出しゃばりの物好きとか、仲間意識が余りにも強い連中の単なる復讐劇でしかない。→これが「必殺・亜流作品」であれば、まだ許されるんですけどね...

久しぶりに出てきた如月は完全に「風雲竜虎編」のお仙のようになっていて、忍者の血を引くという設定が全く生かされていないし、こんな形で出すなら、時間の無駄であり、出す必要はない。ということをはじめ、随分と無駄があった物語でした。

で、仕事に結びつけようとするから、源太の昔の友人という設定のキャラが出てくるが、これも全く設定が活かされていないし、風呂敷を広げるだけ広げて、それをきちんと回収しきれず、仕事に突入というだけでは、単なる放送枠の時間潰しでしかない。

今回の物語は、1時間枠ではなくて、2時間枠のスペシャルにしたら、色々と肉付けが出来て良くなる(?)と思われるが、1時間枠の物語にするには余りにも欲張りすぎていて、消化することが出来無くなっちゃった、という駄作でした。(ふと思ったのは、2時間もののつもりで作ったのを1時間ものに無理矢理編集し、時間がもっと欲しいとアピールするための試作版なの?ということでした。)

唯一、「必殺」らしい所は、主水の殺し方が、余りにもセコイやり方だったと言う所でした。(→「旋風編」などの不人気作品のパターンを踏襲しているというのが悲しい所ですけど...)

ゲストキャラの名前を字幕で出す、最初のCMの所で先の内容をダイジェスト的に見せてしまう、仕事の後に主題歌を流し、その後に渡辺家のオチを持ってくる、などの「必殺」にしては余りにも見せ方を間違っているパターンは相変わらず続いているし、救いようが無いですね。で、はっきり言って本作は「失敗作」「駄作」である、という結論はもはやダイヤモンドよりも固いものとなりました。(さっさと仕事人を殺してしまって幕を下ろすべき...この調子だとこれまでの「必殺シリーズ」で最短の「剣劇人」全8話とタイの全8話を超えるのも難しくなったのも確実かも???)

 

まさか、↓よりも酷い作品が生まれるとは思っていませんでした。

必殺始末人 [VHS]

  • 出版社/メーカー: 松竹ホームビデオ
  • メディア: VHS

 

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必殺シリーズ完全闇知識 瞬間の愛編 (ザ・テレビジョン文庫)

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  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2001/08
  • メディア: 文庫

必殺シリーズ完全百科

  • 作者: 山田 誠二
  • 出版社/メーカー: データハウス
  • 発売日: 1995/04
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

必殺シリーズ完全殺し屋名鑑 月が笑ってらぁ編 (ザ・テレビジョン文庫)

必殺シリーズ完全殺し屋名鑑 月が笑ってらぁ編 (ザ・テレビジョン文庫)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2001/02
  • メディア: 文庫

必殺シリーズ完全殺し屋名鑑 荒野の果てに編 (ザ・テレビジョン文庫)

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  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2001/02
  • メディア: 文庫

必殺シリーズ完全闇知識 やがて愛の日が編 (ザ・テレビジョン文庫)

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  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2001/08
  • メディア: 文庫


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ケータイ刑事銭形愛5話[裏ネタ編]PART 4 [ケータイ刑事]

銭形愛」の第5話「消えた凶器の謎 ~チューボーですよ殺人事件」の「裏ネタ編」は今回で打ち止めとなります。で、今回は、この物語の発端である「誕生日ケーキ」について、事件の動機になった「遺言」について、そして凶器となった「」について記します。

尚、この物語について過去に記した記事は「ここをクリック」してご覧下さい。

誕生日ケーキ」:「バースデーケーキ」とも言う。英語では「Birthday Cake」とそのままである。

ケーキには用途によっていくつかの呼び方があるが、これは用途別の呼び方の一つである。(用途別のケーキの例としては、ウエディング・ケーキやクリスマス・ケーキなどがある。)

誕生日には、友人や知人が集まって、その日を祝うパーティが行われることが多いが、その席に出されるケーキのことである。そして、バースデーケーキというと、ロウソクがつきものである。年の数だけロウソクをケーキに立てて、火を付けて、それを主役が吹き消す、というのがほぼ万国共通の行事となっている。この際、歌う曲は『HAPPY BIRTHDAY』というのもお約束である。(尚、子供の場合はともかく、大人になると、年の数だけロウソクを立てるとなると、色々と難しくなるが、その場合は、10才を1本の太いロウソクにして全体のロウソクの本数を減らすというのも珍しい事ではない。)

また、チョコレートなどで主役の名前や「HAPPY BIRTHDAY」という文字を入れるというのも定番である。

遺言」:一般には「ゆいごん」と呼ばれるが、法律用語では「いごん」と読む。

死後のために、物事を言い残すこと、またはその言い残した言葉のことを言う。また、死後の法律関係の処理を定めた最終意思の表示のことも言う。

日常では短い書き置きであっても構わないが、法律的な効力は持たない。法律的な効力を持たせようとするのであれば、民法に規定されている通りの型に沿って作成しなければならない。(例えば、遺言者の自筆である必要があり、代筆やワープロで作成したものは無効である、日付と資明の署名があることなど→詳細については遺言書の作成に関する書籍などで勉強するとか、専門家(弁護士)に相談しましょう。)

尚、日本では、満15歳以上であれば、遺言を残すことが出来る。また、遺言は作成者が死亡した時点から効力を持つものである。

最も多いのは、遺産の処分(財産や不動産の相続関係)についての遺言である。これが無いと、民法の規定に定められた通りの法定相続が行われる。

」:澱粉、または澱粉を含んだもの(米や甘藷など)を麦芽や酸で糖化させることによって作られた食品(菓子)のことである。また、最近では、砂糖などの糖類を煮詰めて溶かし、それを固形状にした食品(菓子)のことも「飴」と言う。(糖類から作られた物は「キャンディ」と言うべきで、「飴」とは区別されるべきだと思いますけど...)尚、英語では、「飴」も「キャンディ」も区別せずに「Candy」という。

餅米を材料として作られたものが「水飴」であり、これは透明で淡黄色をしていて、見た目もなかなか綺麗であり、「飴」の中でも質の良いものである。

日本では古来から「飴」は存在していて、主に米を原料にして作られた。現在では砂糖という甘味料があるが、古来では飴は貴重な甘味料であり、とても重宝がられていた食品である。そのため、七五三でお馴染みの「千歳飴」も祝の品としての貴重品であった。(現在は砂糖も使用されるが、元々は水飴を練り、固くして、引き合って気泡を含ませたものである。)また、甘露煮や飴煮のように、飴を利用した料理もいくつかあった。

飴細工は日本に古来からあるものであるが、これには水飴の水分を減らして不純物を除いたものである「さらし飴」を使って作られる。が、飴細工は日本だけでなく中国や西洋でも見られる。(少しずつ材料が違っているとか、製法が違っている。)特に、フランス料理では、飴細工を飾りに使うことはよくあることである。→フランス料理のシェフぶあるマリならば、飴を使って凶器となる刃物を作ることは朝飯前であり、なかなかよく考えられた物語でした。

 

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  • 出版社/メーカー: 東急エージェンシー
  • 発売日: 2000/12
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

遺言執行の法律と実務

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  • 出版社/メーカー: ぎょうせい
  • 発売日: 2004/07
  • メディア: 単行本

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  • 発売日: 2007/06/14
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  • 出版社/メーカー: 自由国民社
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失敗しない遺言の書き方と遺産相続

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だれも教えなかった相続・遺言の書き方

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  • 出版社/メーカー: 総合法令出版
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フール・セック、チョコレート細工、アイスクリーム類の製法、あめ細工 (基礎フランス菓子教本)

  • 作者: ローラン ビルー
  • 出版社/メーカー: 柴田書店
  • 発売日: 1990/02
  • メディア: 大型本

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  • 発売日: 1954
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