SSブログ

恋する日曜日・1st.#21「言えずのI LOVE YOU」 [ドラマ]

今回の物語を見たことによって、筆者の「恋日」の未見作品(3rd.まで含む。)はあと1本になりました。(来週放送の「そして僕は、途方に暮れる」だけを見たら、「恋日」もコンプリとなる。)今回の物語のテーマ曲はKANの『言えずのI LOVE YOU』。男子高校生の甘酸っぱいながらも爽やかな恋物語でした。「恋日」にして、主人公が男であり、しかも失恋という物語は珍しいのだが、甘酸っぱい青春の1ページという爽やかな所があり、また物語のヒロインにとってはハッピーエンドということもあって、これはこれで、見終わった後にちょっぴり幸せを感じさせてくれる「恋日」らしい物語でした。

大学受験を控える直紀は翻訳家の息子であるが、英語が苦手という高校生。家庭教師の女子大生・純果が直紀に勉強を教えていた。が、直紀は純果に惚れていた。

夏休みで、暑いある日、いつものように純果が直紀の所に家庭教師としてやってくる。直紀の偏差値を上げるために頑張る純果だったが、その一方で、「恋愛は受験よりもはるかに大事。好きな子がいたら告白すること」とも言っていた。で、直紀はその言葉に勇気づけられて、次の模試の成績が良かったら、純果に告白しようと決心する。で、遠回しに直紀は告白することを純果に言って、どういったらいいのかを純果に尋ねる。これに純果は自分の理想を語っていた。

が、純果は直紀の父・良雄と恋人関係にあった。純果から直紀の家庭教師をやりたいと言いだしたが、今では直紀のことを弟みたいに気に入っていた。が、良雄は純果と再婚することを直紀に告げられずにいた。が、直紀の次の模試の結果が良かったら、話すことを純果と話して決めた。

模試、直紀の成績は大幅にアップした。(偏差値が10もアップした。)ということで、直紀は純果に告白しようということで舞い上がっていた。で、純果の通う女子大まで行って、模試の結果を見せる。で、その日、直紀は純果に「後で話しがある」と言うが「今言って良いよ」と純果。が、今ならば純果が口にした天秤座が見えないということで、上手く話せなかった。

そんな所に良雄が話がある、と言って直紀と純果を呼びに来た。で、良雄は再婚することを口にする。「それで誰と結婚するの?」と冷やかし半分で尋ねる直紀。これに「純果さんだ」と言う良雄。純果もかしこまっていた。これに直紀はショックを受けて、何も返す言葉がなかった。で、立ち上がると「本屋に行ってくる」と言って飛び出していった。

直紀のことが気がかりな純果は、直紀の部屋に戻ると、そこで星空や天秤座に関係する本があるのに気づく。で、直紀が好きな相手が自分だと察すると、直紀を捜しに飛び出していった。

夜の公園。直紀は模試の成績表で紙飛行機を折って飛ばすと、天秤座が見えないと不満を口にしてふてくされていた。そんな所に、直紀を探しに来た純果が、成績表の紙飛行機に気づく。で、公園にいる直紀を発見する。そして「捜したよ」と言う。が、目をそらす直紀。互いに背を向ける2人だったが、純果が天秤座の位置を指差して教える。それに続いて純果は、直紀が受験勉強を頑張っていることを聴き、少しで持ちからになりたかったこと、一日も早く直紀に会いたかったこと、少しでも仲良くなりたかったという気持ちを伝え、騙そうという気持ちは全くなかったということも伝え、謝る。それを聴いていた直紀は「それだけ?」「次は俺」と言って、純果を見る。が、純果は「待って」と言う。しかし直紀は語る。「一言だけ伝えたい」これに純果を目をそらし、下を向いてしまう。

直紀は「バーカ」と言うと、父と純果の関係を知っていて、知らない振りをするのは疲れる、と言い、受験生に気を使わせるな、と怒った。で、家に戻る2人。

家では良雄が直紀のことを心配していたが、直紀の姿を見ると、「言おう言おうとしていたが...」と直紀に語り始める。が、直紀は「もう、まいるよなぁ。純果が母親になるなんて。この先思いやられるよ」と言い、2人の結婚を祝福した。そして純果には「純果さん。オヤジのと、よろしくお願いします」と告げた。

その夜、直紀は自室で星を見ると、携帯電話で撮影した純果の写真を保存してあるフォルダを削除したのだった。

主人公の直紀にしたら、失恋という結果となったものの、全く重く感じる所はなく、すっきりと自分の気持ちを整理して、現実を受け入れたことが、甘酸っぱい初恋の物語ということで、爽やかさを感じたことになった物語でした。大学受験を控えているという事情を上手く回した物語でした。(同じ設定でも、主人公がウジウジとして(失恋のことが)尾を引くという物語も考えられますし...)

登場人物が3人だけという最小限まで絞り込んだことも、余計な描写を省き、直紀と純果をじっくりと描くことに繋がり、いい感じ、雰囲気を出していました。(→こういうたっぷりと見せてくれるドラマを見る(見慣れる)と、無駄な登場人物がやたらと出てきて、主題がぼけてしまった某ドラマは、見るに耐えられないものになってしまいます。)

次回の物語は「そして僕は、途方に暮れる」です。(その後は南Qセレクションの3本(「丘をこえて ~May be Tommorow」「ゆらゆら ~バカンスはいつも雨」「」)が続き、ラストは「渋谷で5時」と続きます。)

 

↓この物語のテーマ曲はこれらに収録されています。

IDEAS~the very best of KAN~

IDEAS~the very best of KAN~

  • アーティスト: KAN,小林信吾,松本晃彦
  • 出版社/メーカー: ZETIMA
  • 発売日: 2007/11/28
  • メディア: CD

ゴールデン☆ベスト KAN BEST

ゴールデン☆ベスト KAN BEST

  • アーティスト: KAN,長島理生,小林信吾,奈良部匠平,松本晃彦
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル インターナショナル
  • 発売日: 2004/02/25
  • メディア: CD
めずらしい人生KAN1987~1992

めずらしい人生KAN1987~1992

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ポリドール
  • 発売日: 1992/02/28
  • メディア: CD
↓この物語はこれには収録されていませんが...
恋する日曜日 プレミアムDVD-BOX

恋する日曜日 プレミアムDVD-BOX

  • 出版社/メーカー: TBS
  • メディア: DVD
↓この物語のヒロイン・純果を演じた西山繭子さんが執筆した本を拾っておきます。
色鉛筆専門店

色鉛筆専門店

  • 作者: 西山 繭子
  • 出版社/メーカー: アクセスパブリッシング
  • 発売日: 2007/07
  • メディア: 単行本
しょーとほーぷ

しょーとほーぷ

  • 作者: 西山 繭子
  • 出版社/メーカー: マガジンハウス
  • 発売日: 2008/03/21
  • メディア: 単行本

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:テレビ

ゴルゴ13#46 [アニメ]

今回の物語はアメリカ映画界の背後にある野望を描いた物語ということで、アカデミー賞というアメリカ映画界の最大のお祭りのこの時期に選んだということでしょうか?(ハリウッドって、かつては「赤狩り」に邁進した時期があったように、華やかな世界であるが、色んな陰謀と思惑が渦巻く世界でもあるだけに...)

で、ゴルゴの「ダイ・ハード」ぶりの活躍が見られる物語ということもあって、ハリウッドという華やかな世界に対して、ど派手な物語ということになりました。

アメリカ・ハリウッドの権利を守ろうとする巨大な組織が、アメリカ映画を守るためという御旗の元、ハリウッド進出を目指す香港映画の星・俳優のリーが狙われる。リーの映画を完成させたいマネージャーのロイは、ゴルゴにリーのボディーガードを依頼する。が、ゴルゴはボディーガードは断り、リーを狙う人の排除と、その黒幕を抹殺するという形で仕事を受ける。が、この時ロイにある条件を出していた。

映画の撮影は続けられるが、リーは常に狙われていた。ゴルゴが遠巻きにリーを狙う男たちを始末していく。リーの暗殺に失敗ということで、業を煮やした組織は、特殊部隊を動員して、リーのいるビルを襲撃する。ゴルゴはビルを上へ下へと派手に動き回り、リーを襲う特殊部隊を倒していく。が、数が多すぎて、遂に特殊部隊はリーの元にやってきて、絶体絶命のリー。そしてリーに向けて銃弾が発射されるが、ロイがそれを庇ってリーを守った。ゴルゴは室内に消火用のハロゲンガスを充満させると、窓ガラスを射った。室内は気圧が高くなっていたが、これにより室内と外気との気圧差により、襲撃部隊は外に吹っ飛ばされて壊滅した。すると、ロイは語り出す。ゴルゴの出した条件はね仕事が片付いたら、ロイの命を貰うことだった。それを承知でロイはゴルゴに依頼したのだった。また、黒幕も掴んだゴルゴは、ロイの死に際に、依頼を遂行することを告げた。ロイは息を引き取った。一方、黒幕は、部隊が全滅したことを知り、DIAの精鋭部隊がゴルゴ1人にやられたことに呆然としていた。で、ビルの近くに駐めていた車から外に出る。が、その時、ゴルゴの銃弾が黒幕を仕留めた。

物語は「ダイ・ハード」を彷彿させるが、こっちの方が「ダイ・ハード」よりはかなり後の作品である。そのため、「ダイ・ハード」でのテロリストの数よりもこっちの方が多く(但しテロリストではなくてDIAの精鋭部隊ですけど...)の人間がビルを襲撃するなど、パワーアップしている。また、ビルの方も、停電させられると自家発電装置が稼働するとか、監視カメラが各署にあると言うように、ハイテクビルということをしっかりと出していた。

所で、今回の物語に登場した「DIA」というのは、アメリカ国防情報局(アメリカ国防総省の諜報機関)のことである。そのDIAが動いたということで、ハリウッドの暗部を遠回しに語っていたのは面白い所でした。

ただ、ロイの命を貰うという条件を出したゴルゴ。この条件には納得できるのだが、その場でゴルゴの動きを見ていたリーを始末しなかったのはどうして?という疑問が残った。というのは、ゴルゴはリーのボディーガードは断り、リーを襲う者の排除と黒幕の始末を引き受けたのだから、リーの生死は関係ないはずである。ロイは敵の銃弾に倒れて、ゴルゴがロイの命を奪った訳ではないとはいうものの、リーを見逃した形になったのには納得できないんですけど...


↓この物語は「SPコミック120巻」に収録されています。

ゴルゴ13 (120) (SPコミックス)

ゴルゴ13 (120) (SPコミックス)

  • 作者: さいとう たかを
  • 出版社/メーカー: リイド社
  • 発売日: 2001/04
  • メディア: コミック

↓やっぱりこれをピックアップしておきます。

ダイ・ハード (ベストヒット・セレクション) [DVD]

ダイ・ハード (ベストヒット・セレクション) [DVD]

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • メディア: DVD

ダイ・ハード [DVD]

ダイ・ハード [DVD]

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • メディア: DVD

ダイ・ハード ― アルティメット・コレクション [DVD]

ダイ・ハード ― アルティメット・コレクション [DVD]

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • メディア: DVD

ダイ・ハード クアドリロジー ブルーレイ ディスク BOX [Blu-ray]

ダイ・ハード クアドリロジー ブルーレイ ディスク BOX [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • メディア: Blu-ray


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アニメ

東京少女・真野恵里菜#4「やさしい拳」 [ドラマ]

真野恵里菜の最後の作品「やさしい拳」は、柴田束志の大掘こういちさんの脚本ということで、別の意味で注目の作品でした。が、今回も「東京」ということも蚊帳の外という物語で、しかも、またも「バレンタイン・デー」に繋がる物語ということで、ちょっとくどいですねぇ...(→ちょっと、全体構成を考えて貰いたいですね。「東京少女・真野恵里菜」の4本は、「Girl's BOX」の「バレンタイン編」といった方が良いような気がしました。)4月からの作品(断念ながら7代目ではなく「恋と、オシャレと男のコ」という作品です。)に頭が行っちゃってるということですか?(結局、これまでの11人のヒロインの中では一番出来が悪かったと感じました。)

しかも、今回の物語は、子供(加藤清史郎)に食われてしまった真野恵里菜ということになってしまい、残念でした。(彼・亮太との部分は取って付けたような感じでしたし...)加藤清史郎は、既に演技が出来ると評価されているが、その片鱗が出ていました。→彼を主役にした物語の方が良かったかも...

そんな中、今回の物語の途中に、これまでの東京少女のポスターがバックに出ていた(「女子大生会計士の事件簿」も申し訳なさそうにありました。)が、全員ではなく、水沢エレナ、日向千歩、福永マリカ、真野恵里菜、W岡本(杏理&あずさ)、桜庭ななみの7人でしたが、物語の方が今ひとつだったので、そのお詫びに出していた、という印象を受けてしまいました。

男勝りで勝ち気な女子高生・宮本恵里菜。つきあっていた彼・亮太が二股を掛けていて、自分ではなくて親友・マキを選んだことから、彼を呼び出し、「ぶっ殺す」と行ってパンチの練習をしながら、その場に向かっていた。

というのは、先日、亮太はバレンタインに恵里菜から貰ったチョコを「返す」と行って恵里菜に突き返し、「別れた方が良いと思う」と切り出し、マキとつきあっていることを恵里菜に告げたのだった。

怒り狂っていた恵里菜だったが、川辺で迷子の男の子・横山浩平と出会う。浩平は「僕、迷子です。家出してきました」と言うと「パパの会社に行きたいんです。連れてってください」と恵里菜に頼む。が、恵里菜は「これから大事な用があるんだ」と行って断る。すると浩平は「パパの会社に行きたい」と行って恵里菜についてくる。恵里菜は「無理」と行って先を急ごうとするが、浩平は突然「痛い」と言ってお腹が痛いと言い出す。恵里菜は「盲腸かな?」と言って浩平に構い始めると、「救急車呼ぶから」と言って電話を使用とする。すると「治った」と浩平。(完全に浩平に手玉に取られていた恵里菜でした。)

すると、恵里菜は「お家はどっち?」と尋ねるが、「あっち」と言う浩平。すると「あっちへ気をつけて帰りなさい」と言って、浩平を返そうとすると、背を向けて去っていく恵里菜。

これに浩平は、持っていた紙(地図)を破って捨てると、泣き出した。で、恵里菜は「今度は何?どうしたの?」と振り返る。浩平は「カモメが僕を襲って...」と言って泣き続ける。恵里菜は地図が捨てられているのき気づき拾い上げると、浩平は「パパの会社に行けなくなっちゃった...」と言って泣き続ける。両親の電話番号を教えて、という恵里菜だったが、浩平は首を横に振って泣き続ける。すると恵里菜は切れてしまい「勝手にしなさい」と言って浩平を見捨てて去っていく。

すると浩平は「ママはパパに会っちゃダメと言うんだ」「パパはもう僕のパパじゃないから」と事情を語り始める。(泪ちゃんも顔負けの見事な嘘泣きでした。)で、両親が離婚したことを知った恵里菜。浩平は「パパに会いたい」と言って、チョコレートをパパに渡したい、と言うことを言う。すると恵里菜は「バレンタインのチョコは、女の子から男の子にあげるものなんだよ」と説明する。「ダメなの?」と言う浩平に「ダメじゃないけど」浩平は「誰にあげたの?」と逆に恵里菜に問う。(完全に浩平のペースで進んで行く。)すると、恵里菜も根負けして「分かった。一緒に行ってあげるよ」と言って白旗を揚げた。

が「地図がこれじゃあ...」と困惑する恵里菜だったが、浩平は「こっちが本物です」と言って、ポケットから地図を取り出し、「こっちこっち」と言って先に進んでいく。で、恵里菜は後を追っていく形になった。(完全に浩平の策略にハマってしまった恵里菜でした。)で、「いざ出陣」「各々方」と元気よく走っていった恵里菜だった。(Aパートはここまでで、11分に乗った所でした。Bパートは15分弱ということになります。)

浩平の父・陽介の場所に辿り着いた恵里菜と浩平。恵里菜は「じゃあ、頑張ってね」と言って別れようとする。が、浩平は恵里菜についていく。「どうしたの?パパに会いに行くんでしょう」と言う恵里菜だったが「やっぱり帰る」と言う浩平は会社とは反対方向に走り出していく。で、恵里菜は浩平を追いかけていき「あなた、男でしょう」と言って腕を掴むと「私が連れてって上げる」と言って浩平を引っ張っていく。が、嫌がって階段を上がる所で、嫌がっていた。(この子、実に上手い演技をしていました。)

陽介の会社にやってきた恵里菜と浩平。(壁に上述の「東京少女」の7人のポスターが貼ってあり、「女子大生会計士の事件簿」はパーテーションに他のBS-i作品と共にチラシが貼ってある。)「お父さん、いる?」と尋ねる恵里菜に「分からない」と浩平。で、恵里菜は「横山浩平君のお父さんいませんか?」と声を出して捜し始める。これにある社員が横山を呼んで「息子さんじゃないですか」と声を掛け、横山がやってきた。(で、浩平はお父さんにご対面!)

横山は浩平を連れて会社の外に出ていき、恵里菜も後を追った。で、川辺にやってきた3人。横山は「ママ、ここに来ること知っているのか」と公平に尋ねるが「知らない」と浩平。「じゃあ、電話しなきゃ」と言って横山は携帯で連絡する。で、浩平が会社に来ていることを告げると、「ダメじゃないか。ちゃんと見てなきゃ」と怒るで、迎えに来るように言うと、浩平と変わる。ちょっと話をすると、電話は再び横山に戻る。で、落ち合う場所を告げると、もう電話なんかしないと言って電話を切った。

横山は、ママが来るまでここで待つように浩平に言うと、恵里菜にお礼を言って財布を取り出し「これ、謝礼です」と言ってお金を渡そうとする。が「いりません」と言った恵里菜は、「浩平くんがあなたに渡したいものがあると言ってました」と告る。横山は「何だ、渡したいものって?」と言って尋ねる。浩平は体裁悪そうにチョコを取り出すが、横山は、チョコは女の子が男の子に渡すものだ、と言う。で、しっかりするように言う。が、浩平は「パパはもう帰ってこないの?」と尋ねる。横山は、別々に暮らすことになった、浩平とは会ってはいけない、と言い「浩平だって分かってくれるよね。分かるよな」と言い聞かせると、恵里菜に頭を下げて会社に戻っていこうとする。

これに恵里菜が「ちよっと待ってください」と待ったを掛けた。で、一方的過ぎる、と言ってクレームを付け、「浩平くんの気持ち、分かるんですか?今どんな気持ちか分かってるんですか?」と文句を言い、「許せない。すっごく頭に来た」と怒りがこみ上げてきた、横山は「何言ってるんだ、君は」と言うと財布からお金を出して恵里菜に渡そうとして「取っときなさい」という。これに「ふざけるな」と恵里菜は言うと、横山にパンチを入れた。更に「ぶっ殺す、ぶっ殺す」と言って二発目、三発目のパンチを入れる。すると「何をするんだ、お前は」と横山が恵里菜を突き飛ばし、倒れてしまう恵里菜。すると浩平が「パパ止めて」と止めに入ろうとする。が「どけ!」と言って浩平をあしらった横山は恵里菜に詰め寄る。

浩平は「殴らないで」と言って泣きつく。更に、「ママのことも殴らないで」と泣いて言う浩平は「殴っちゃダメだよ。誰のことも」と泣きながら訴える。横山は「知ってたのか」と言うことで、離婚の原因はDVだったと言うことですね。浩平は泣きながら「でも、パパが好きなんだ」と言ってチョコを渡そうとする。で、横山は「パパも大好きだよ」と言って浩平からチョコを受け取り、手を握った。浩平は「チョコ、絶対食べてね」と言うと、「食べるよ」と返した横山だった。

浩平は恵里菜に「恵里菜お姉ちゃん、帰ろう」と言った。で、恵里菜は鞄を拾い、「じゃあね」と浩平が言うと、恵里菜と浩平は帰って行った。

川辺で、浩平が恵里菜の携帯でママに電話をしている。「恵里菜お姉ちゃんが連れて帰ってくれるって」と言って電話を切る。で、電話を恵里菜に返す浩平。恵里菜は「はいはい、分かりました。送ります。送りますよ」と言った。すると「お姉ちゃん、大事な用は?」と問う浩平。で、それを思い出した恵里菜だったが、時間が3時を回っていた。で、「ついてきて」と浩平に言うと走っていく恵里菜。(後を走って行く浩平。)

亮太を呼び出した場所にやってきた恵里菜は、そこに亮太とマキがいちゃついているのを目にすると、怒りが戻って来た。で、「行ってくる」と浩平に言うと、亮太の前に行く恵里菜。

亮太の前に現れると、亮太の胸ぐらを掴み、拳を握って殴ろうとする恵里菜。が、思い止まり、亮太を話すと「私は殴らない」と言う。そして、握っていた右手でVサインを作ると「ピース」と口にする。更にマキに向いて「ピース」、浩平の方を振り向くと「ピース」と叫ぶ。すると浩平も笑顔でVサインを作り「ピース」と返した。恵里菜はもう一度「ピース」と返した。

アコースティック・ギターのアレンジがされた『イケナイ恋』が流れる中、エンドロールが流れていきました。

次回からは、「東京少女」の最終月ということで、12人目のヒロインの登場です。主演は韓国のユ・ソルアということで、「東京少女・ユ・ソルア」ということになります。(あおいさんよりも年上ということもあり、色々と起用には疑問の声が上がっていて、前評判はやたらと悪いですが、まずは見てみないことには何とも言えません。→ダメなようだったら、「東京少女・宝積有香」にすべきだったという声を挙げたいと思います。)で、最初の物語は「マーメイドの詩」と言う物語です。

ユ・ソルアだったら、言葉の問題があるだけに同対処するのかと思ったら、声帯手術を受けて、発声を禁じられているという設定ですか。なるほど、考えたものですね。→当然、全く違う物語となるでしょうが、「ブラック・ジャック」で声帯手術をして発声を禁じられた少女の物語がありましたね。(タイトルは失念してしまいましたけど...)

次回予告を見た範囲では、やはり「少女」というのには「?」と感じたのだが、果たして...???

「BS-iドラマ倶楽部」からのお知らせのバックの風景は、いつも通りの「高速道路と東京タワーを中心としての夕景」でした。

今回の物語は、完全に浩平に食われた恵里菜でした。ただ、暴力はダメだというメッセージを発していたというのは良い所でした。→でも、浩平が教えていたということで、、主人公の成長物語と解釈することにしておくが、浩平が主役だったと言っても間違いではなかったですね。

それにしても、4本中3本まで「バレンタイン・デー」ということを使うというのはどうかと思ってしまいます。「Girl's BOX ~バレンタイン編」というのならともかく、いくら時節柄とは言っても、うんざりしてしまいます。

これまでの「東京少女」も、出来不出来のバラツキはあったが、月に1本は良い物語があったのだが、今月(真野恵里菜)は「良い」と言うのがなく、低調でした。いずれも、もっと良くなる可能性はあるのに、練り方がいずれも不十分ということで、平凡な作品に終わってしまったのが残念でした。

来月はいよいよ最終章ということになるが、ここのところの出来から考えると、あんまり期待しない方が良さそうな気が...(逆に、最後と言うことで「有終の美を飾る」ということで奮起して貰いたい所です。)

 

乙女の祈り(初回生産限定盤A)

乙女の祈り(初回生産限定盤A)

  • アーティスト: 真野恵里菜,三浦徳子,たいせい
  • 出版社/メーカー: UP-FRONT WORKS(Hachama)(PC)(M)
  • 発売日: 2009/03/18
  • メディア: CD

乙女の祈り(初回生産限定盤B)

乙女の祈り(初回生産限定盤B)

  • アーティスト: 真野恵里菜,三浦徳子,たいせい
  • 出版社/メーカー: hachama
  • 発売日: 2009/03/18
  • メディア: CD
乙女の祈り(初回生産限定盤C)

乙女の祈り(初回生産限定盤C)

  • アーティスト: 真野恵里菜,三浦徳子,たいせい
  • 出版社/メーカー: hachama
  • 発売日: 2009/03/18
  • メディア: CD
↓こういうものを
ピース (中公文庫)

ピース (中公文庫)

  • 作者: 樋口 有介
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2009/02
  • メディア: 文庫
ピースサイン

ピースサイン

  • 作者: 福澤徹三
  • 出版社/メーカー: 双葉社
  • 発売日: 2006/07
  • メディア: 単行本
Girl's BOX 箱入り娘の4つのX'masストーリー [DVD]

Girl's BOX 箱入り娘の4つのX'masストーリー [DVD]

  • 出版社/メーカー: エースデュースエンタテインメント
  • メディア: DVD

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:テレビ

ケータイ刑事銭形愛8話[裏ネタ編]PART 5 [ケータイ刑事]

今週も「名曲探偵アマデウス」は再放送(昼は事件ファイルNo.028・ドビュッシー「牧神の午後ヘの前奏曲」、夜は事件ファイルNo.022・チャイコフスキー「くるみ割り人形」でした。)ということで、新作は来週までお預けなので、ピンチヒッターとして、今回はお姉ちゃまに登場して貰います。

そのお姉ちゃまですが、3/1からは、毎週日曜日の22:40~22:50に、2007年にBS-hiで放送された「ぴあのピア」(ナレーションを担当した。)が地上波(総合テレビ)で放送されますね。但し、BS-hiは週5の放送だったが、地上波では週1であり、しかも途中からの放送ですけどね...


銭形愛」の「裏ネタ編」はこれまでは1つの物語に対して4回ずつだったが、第8話「第49号容疑者 銭形愛」は遂に5回目に突入しました。(が、今回で打ち止めです。)で、今回は、犯人の事件の動機がこれを書くためだったという「卒論」について、そして犯人の名前(礼久田博士(れくた・ひろし))から容易に想到される「レクター博士」についてと、そのレクター博士が登場する物語(映画)である「羊たちの沈黙」について、そしてちゃんが劇中で駄洒落として口にした「大杉漣」について記します。

尚、この物語について過去に記した記事は「ここをクリック」してご覧下さい。

卒論」:「卒業論文」の略。大学や高専の最終学年の学生が、その一年を通して行った卒業研究の成果について提出する論文のことである。尚、大学院の最終学年の学生が提出するものは「卒業論文(卒論)」ではなくて「修士論文(修論)」と呼ばれる。また、英語では「Graduation Thesis」という。

また、大学生であれば誰もが卒業に際して提出するものではなく、学部によっては卒論が課せられない学部もある。(例えば、医学部では試験が行われ、芸術系学部では卒業制作、卒業演奏などが行われ、語学系の学部では卒業翻訳などが「卒論」の代わりに課せられる。)

レクター博士」:トマス・ハリスの小説のハンニバル・レクター博士を主人公にしたシリーズの主人公であり、「レッド・ドラゴン」「羊たちの沈黙」「ハンニバル」「ハンニバル・ライジング」の4作が執筆されている。また、この4作はいずれもが映画化されている。(「レッド・ドラゴン」は2度映画化されている。但し、一番初めの1986年の映画「レッド・ドラゴン」はあまり評判にはならず、「羊たちの沈黙」のオスカー獲得以後、再評価されることになった。)

ハンニバル・レクターは天才的な洞察力を持つ精神科医であるのだが、人肉嗜好の社会病質者であり、連続猟奇殺人犯というキャラクターである。

1938年、リトアニア生まれで、父方の祖先はイタリアの名門貴族、母方もヴィスコンティ家の末裔らしい、という設定である。また、肉体的な特徴としては先天的な多指症であり、指が6本ある。(映画では、小説の設定の全てが採用されてはいない。)

映画「羊たちの沈黙」では、アンソニー・ホプキンスが演じ、アカデミー主演男優賞を獲得している。

羊たちの沈黙」:トマス・ハリスの小説の映画化作品であり、1990年製作(公開は1991年)の作品である。第64回アカデミー賞で7部門にノミネートされ、そのうち5部門(作品賞、主演男優賞、主演女優賞、監督賞、脚色賞)を獲得した。(主要部門を独占した。)

作品データを記しておくと、時間は118分、原作はトマス・ハリス、監督はジョナサン・デミ、脚本はテッド・タリー、撮影はタク・フジモト、音楽はハワード・ショアである。そして出演は、ジョディ・フォスター、アンソニー・ホプキンス、スコット・グレン、テッド・レヴィン、アンソニー・ヒールド、ケイシー・レモンズ、ダイアン・ベイカー、ブルック・スミス、フランキー・R・フェイソン、ロジャー・コーマン、チャールズ・ネイピア、ジョージ・A・ロメロ、ポール・レイザー、ダン・バトラー、たちである。

バッファロー・ビル事件という、若い女性の皮膚を剥ぎ落とし、死体を川に流すという連続猟奇殺人事件が発生。FBI訓練生のクラリスはクロフォード主任捜査官から、元天才精神科医で、自分の患者を食べて州立精神病院に措置入院されているレクター博士に、バッファロー・ビルの精神状態を解明してもらうという任務を命じセレ、レクター博士の元に行く。レクター博士は、クラリスの過去を語らせることと引き換えに、バッファロー・ビルの心理を語り始めるが...

サスペンス作品はアカデミー賞には縁がない、と言われていたが、それを覆してアカデミー賞を獲得し、'90'sにサスペンス作品のブームを起こすことになった作品である。

この物語の前段は、「レッド・ドラゴン」として2002年に映画化され、続編は2001年に映画化されている。一度は見ておきたい作品である。

大杉漣」:1951年、徳島生まれの俳優である。舞台の方に1973年から出演していて、1974年には太田省吾が転形劇場を旗揚げするのに初期メンバーとして参加している。1980年からは新東宝のピンク映画に出演して映画デビューを果たす。('80's前半はそちらの映画に多数出演していた。)1993年の映画「ソナチネ」に出演してから大きく変わり、テレビや映画でも主要キャストに顔を並べるようになる。'90's後半からの活躍は顕著で、1998年、1999年にはいくつかの映画賞を受賞している。

所属事務所は「Zacco」であるが、2009年からはお姉ちゃま(黒川芽以さん)がそのZaccoに移籍したということで、思わぬ形で(アフターではあるが)「銭形」に繋がる関係が出来た。(→ひょっとしたら、銭形警視総監の候補の一人として、これで有力になった...???)

 

ケータイ刑事 銭形愛 DVD-BOX

ケータイ刑事 銭形愛 DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • メディア: DVD

↓こういうものを役立てることなく、卒論を仕上げましょう。

卒論を書こう―テーマ探しからスタイルまで

卒論を書こう―テーマ探しからスタイルまで

  • 作者: 栩木 伸明
  • 出版社/メーカー: 三修社
  • 発売日: 2006/09
  • メディア: 単行本

よくわかる卒論の書き方 (やわらかアカデミズム・「わかる」シリーズ)

  • 作者: 白井 利明
  • 出版社/メーカー: ミネルヴァ書房
  • 発売日: 2008/05
  • メディア: 単行本

卒論・ゼミ論の書き方

卒論・ゼミ論の書き方

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 早稲田大学出版部
  • 発売日: 2002/05
  • メディア: 単行本

レッド・ドラゴン 決定版〈上〉 (ハヤカワ文庫NV)

レッド・ドラゴン 決定版〈上〉 (ハヤカワ文庫NV)

  • 作者: トマス ハリス
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2002/09
  • メディア: 文庫

羊たちの沈黙

羊たちの沈黙

  • 作者: 菊池 光
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1989/09
  • メディア: 文庫

ハンニバル〈上〉 (新潮文庫)

ハンニバル〈上〉 (新潮文庫)

  • 作者: トマス ハリス
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2000/04
  • メディア: 文庫

ハンニバル・ライジング 上巻

ハンニバル・ライジング 上巻

  • 作者: トマス ハリス
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2007/03
  • メディア: 文庫

レッド・ドラゴン [DVD]

レッド・ドラゴン [DVD]

  • 出版社/メーカー: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
  • メディア: DVD

レッド・ドラゴン/レクター博士の沈黙 [MGMライオン・キャンペーン] [DVD]

レッド・ドラゴン/レクター博士の沈黙 [MGMライオン・キャンペーン] [DVD]

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • メディア: DVD

羊たちの沈黙 〈 特別編 〉 [DVD]

羊たちの沈黙 〈 特別編 〉 [DVD]

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • メディア: DVD

ハンニバル [DVD]

ハンニバル [DVD]

  • 出版社/メーカー: 東宝
  • メディア: DVD

ハンニバル・ライジング スタンダード・エディション [DVD]

ハンニバル・ライジング スタンダード・エディション [DVD]

  • 出版社/メーカー: GENEON ENTERTAINMENT,INC(PLC)(D)
  • メディア: DVD

↓大杉漣出演作をいくつか

ライフ オン ザ ロングボード [DVD]

ライフ オン ザ ロングボード [DVD]

  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • メディア: DVD

劇場版 ネコナデ スペシャル・エディション [DVD]

劇場版 ネコナデ スペシャル・エディション [DVD]

  • 出版社/メーカー: Happinet(SB)(D)
  • メディア: DVD

不貞の季節 [DVD]

不貞の季節 [DVD]

  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • メディア: DVD

HANA-BI [DVD]

HANA-BI [DVD]

  • 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
  • メディア: DVD

連続テレビ小説 どんど晴れ 総集編 [DVD]

連続テレビ小説 どんど晴れ 総集編 [DVD]

  • 出版社/メーカー: NHKエンタープライズ
  • メディア: DVD

 

↓大杉漣監督作

降霊 ~KOUREI~ [DVD]

降霊 ~KOUREI~ [DVD]

  • 出版社/メーカー: タキ・コーポレーション
  • メディア: DVD


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:テレビ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。