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名曲探偵アマデウスBS-2(ファイルNo.033)と地上波#3(ファイルNo.032) [ドラマ]

今週の金曜放送分も、先週と同様に、BS-2と地上波の放送が非常に近いものとなった「名曲探偵アマデウス」。(BS-hiでは先々週と先週の放送だったものです。)この2本だと、カノンさんが実に活き活きしていて、たっぷりと魅せてくれるという内容のものでした。

BS-2の方は、ファイルNo.033のモーツァルトの「ジュピター」で、将棋のプロ棋士とクラシック(「ジュピター」)を結びつけた物語であるが、なるほど、本作らしい作の物語でした。(カノンさんは将棋のことを全く知らなくて、「桂馬」を「かつらうま」と呼んだのが最高でした。)

一方、地上波の方はBS-2から一週遅れということで、No.032のショパン「英雄ポロネーズ」。こちらは復帰戦を目前に控えた元世界チャンピオンのボクサーの物語であるが、カノンさんのパンチが炸裂し、元チャンピオンに対して「隙あり!」、所長にも左ストレートが炸裂!ということで、カノンさん最強を知らしめた物語でした。

今回は、次のBS-hiが新作ではなくて再放送ということなので、終了後の「BS20才!」での番組予告は有りませんでしたが、これは予想していましたけどね...

今後の放送は、一番先を行くBS-hiの放送だが、今度の日曜日(4/26)はファイルNo.029のリヒャルト・シュトラウス 交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」の再放送です。3/7にBS-hiで放送されたものなので、2ヶ月弱での再放送です。それに続いて、5/3はファイルNo.034のサラサーテの「ツィゴイネルワイゼン」、5/10はファイルNo.035のワーグナー「ジークフリート牧歌」、5/17はファイルNo.036のシューベルト 「ピアノ五重奏 ます」の予定となっています。で、5/24と31は何かの再放送(おそらく、ファイルNo.030と031と思われる。)となっています。→5月の新作も3本ということで、新年度の2ヶ月9週では6本の新作ということになります。(一応、1年目12ヶ月30本という平均を上回っている。)

一方、BS-2は、来週5/1はお休みで、放送はありません。次回は5/8となり、BS-hiで5/3に放送されるファイルNo.034・サラサーテの「ツィゴイネルワイゼン」になると思います。5/15,22はBS-hiから5日遅れのものの放送となって、5/29はお休みです。

地上波の方は、5/1はファイルNo..033のモーツァルトの「ジュピター」、5/8はファイルNo.014のショパンの作品28「24の前奏曲」の予定となっています。(BS-hiでは2008/8/29放送でした。)これはこれまでで唯一人2回登場している依頼者・ディープ内藤の初登場となる物語ですね。所長がディープ内藤にペースを取られてしまい、狼狽えている所が面白かったですね。その後の5/15,22は大相撲の放送のためにお休みで、5/29はファイルNo.034のサラサーテの「ツィゴイネルワイゼン」が予定されています。

また、カノンさんを演じている黒川芽以さん(お姉ちゃま)出演の「こんなステキなにっぽんが」が4/28(火)21:30~21:55と、その再放送として5/4(月)07:00~07:25にBs-hiで放送があり、地上波(総合テレビ)では5/12(火)の朝10:05~10:30に放送されます。また、5/29(金)からは3週続けて、金曜ドラマ「ツレがうつになりまして。」(全3回・総合テレビの22:00~22:45)にレギュラー出演です。(金曜ドラマは「名曲探偵アマデウス」とは逆に、地上波が一番早く放送されて、3日遅れの月曜夕方18:00~18:45にBS-hiでも放送されます。)→2005/10からの「風のハルカ」、それに続く「純情きらり」の朝ドラの後、2006/10~12月は無かったものの、2007年の「ぴあのピア」、2008年の「篤姫」、「名曲探偵アマデウス」と、銭形姉妹(長女・&次女・)がNHKでレギュラー出演しているものの放送が続いています。まあ、ちゃんのドラマデビュー作はNHK「鏡は眠らない」ですし、ドラマ愛の詩シリーズには、ちゃんが「ズッコケ三人組」に、ちゃんが「天使みたい」に出演しているし、大河ドラマでもちゃんが「元禄繚乱」「篤姫」に、ちゃんが「葵徳川三代」「北条時宗」に出演しているというように、似たようなキャリアがあるちゃん(宮﨑あおいさん)とちゃん(黒川芽以さん)。NHKの中には、この2人のファンが、しかも子役時代からのファンが必ずいますね...(銭形姉妹でも、はNHKには殆ど出演していないだけに、「ケータイ刑事」ではなくて、あおいさん&芽以さんのファンですね。)

 

幻想即興曲&英雄ポロネーズ~キーシン・プレイズ・ショパン

幻想即興曲&英雄ポロネーズ~キーシン・プレイズ・ショパン

  • アーティスト: キーシン(エフゲニー),ショパン
  • 出版社/メーカー: BMG JAPAN
  • 発売日: 2006/12/20
  • メディア: CD

英雄ポロネーズ~ピアノ・リサイタル

英雄ポロネーズ~ピアノ・リサイタル

  • アーティスト: ブレハッチ(ラファウ),ドビュッシー,シマノフスキ,シューマン,ショパン,リスト
  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • 発売日: 2005/10/21
  • メディア: CD
モーツァルト:交響曲第40番/第41番「ジュピター」

モーツァルト:交響曲第40番/第41番「ジュピター」

  • アーティスト: カラヤン(ヘルベルト・フォン),モーツァルト,ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
  • 発売日: 2001/04/25
  • メディア: CD
モーツァルト:交響曲第40番&第41番「ジュピター」/アイネ・クライネ・ナハトムジーク

モーツァルト:交響曲第40番&第41番「ジュピター」/アイネ・クライネ・ナハトムジーク

  • アーティスト: ワルター(ブルーノ),モーツァルト,コロンビア交響楽団
  • 出版社/メーカー: SMJ(SME)(M)
  • 発売日: 2008/11/19
  • メディア: CD
ケータイ刑事 銭形愛 DVD-BOX

ケータイ刑事 銭形愛 DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • メディア: DVD
ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 3

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 3

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • メディア: DVD

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NEXT「恋する杏理☆推理中」(後編) [ドラマ]

前回の続きで、物語の完結編である。前回のラストから引っ張った第二の謎(一週間間があったので、十分分かっていて、この謎については思った通りでした。)だが、これが思った通りであり、「やっぱり」という展開だったが、物語としたら良い方向に持っていって、家族の思い出の大切さを語っていたというのは良い所でした。(前編は脚本が酷かったけど、後編は上手くまとめていました。)

また、CMの入れ方が余りにも小刻みで、A、B、C、Dパートがあって、順に5分強、3分半強、4分強、10分半弱ということで、前半が余りにも小刻みにCMを入れすぎている。リアルタイムで見ていたら、完全に白けてしまいますね...(頭約1分が前回のおさらいで、これを含めて23分半、次回予告の30秒がくっついて24分でした。→CM占有率は丁度20%。地上波なら妥当な数字であるが、CMが多いという印象が残るCMの入れ方でした。)

第二の謎が解けないまま、あんりはサチと着ぐるみを着てビラ配りのバイトをしていた。で、配り終えるとバイト代、リンゴ、遊園地のチケットをもらい(あんな所で直接渡しますかねぇ?また、色々とあげすぎだと思いますが...)事務所に戻ると、兄が廃品回収してきたものの整理をする。その中に「アダムとイヴ」の本があり、サチからリンゴを渡されたことで「謎解きは爆発だ!」と閃いた。

大和家に行って、第二の謎の説明をするあんり。で、その場所を言うと、大和家の3人はここぞとばかりに掘り始める。が、お宝は出てこない。そんな中、勇気先輩が箱を掘り当てた。中には8ミリのフィルムが入っていた。それを祖母の遺言でお宝の在処があると思った大和家の面々。が、映写機が壊れていて上映できなかった。勇気先輩が映写機の修理をするが、大和家の3人は諦め気味になっていた。

そんな中、あんりが蔵の段ボールのことを指摘する。ゴミだと言う大和家の面々だったが、ふとしたことからそれがお宝と気づき、慌てて中身を調べる大和家の3人。が、お宝ではなく、昔使っていた小物が入っていただけだった。それをゴミと言う大和家の3人。これにあんりがキレた。あんりはお宝が思い出と言うことに気づき、説教をする。祖母は家族の思い出を宝と思っていたのだった。

そんな中、あんりが電源コードに躓き、そのショックで映写機が動き出す。そこには大和家の3人の子供時代の映像が映っていて、段ボールから出てきた品々の思い出が映っていた。謎を解いたあんりたちは帰って行き、大和家は思い出の大切さを感じ取った。

後日、サチにも勧められ、あんりは勇気先輩に告白しようとする。で、着ぐるみのバイト先で貰った遊園地に勇気先輩を誘った。

デート当日の遊園地。あんりはベンチで落ち込んでいた。そこにやってきたのは勇気先輩ではなくて兄・一平だった。勇気先輩は、父の仕事の関係でイギリスに行ってしまい、仕方なく兄と遊園地に来たのだった。そんな中、あんりは「ピッカーン!私の恋は爆発だ!」と閃いた。「ロンドン行ってくる」あんりは勇気先輩を追っていくことにしたのだった。

今回は、あんりの決め台詞「謎解きは爆発だ!」が「私の恋は爆発だ!」に変形されて複数回登場したが、これに続く「閃いちゃったよ」と共に可愛いですね。この次の岡本杏理には「謎は解けたよ、ワトソンくん」を口にするようになってくれたらいいのですけど...(5月中旬から下旬には、これについて何らかの答えが出ていることになるでしょうね。)

物語としたら派手な所はないのだが、これを見る前に視聴した「7万人探偵ニトベ」が余りにも酷すぎたため、本作が非常に良く感じました。決して高い評価が出来るレベルではないものの、一般的な平均点の70点ぐらいは与えられる内容でした。(「ニトベ」が赤点だったので、平均点でも良く感じられるというラッキーな所もありましたけど...)

劇中に出てきた「謎」は今回も分かりやすいものだったが、第二の謎は最初の謎よりは知識のいるものとなっていて、少しはミステリーらしくなっていたので、まあよろしいんじゃないですか。

ところで、前回は記さなかったが、今回も大和次郎がバナナを食べていたが、演じるが森下能幸ということで「0093女王陛下の草刈正雄」を思い出させてくれましたし、あんりがシャボン玉を吹いていたが、これって「恋とオシャレと男のコ」の第1話で杏理がやっていたということで、やっぱり某Nプロデューサ作品が頭に蘇る...

最初のメイキング(解体新女)で岡本杏理の紹介をしていたが、何となく「ケータイ少女」の雰囲気と「東京少女~セピア編」の雰囲気があり、ドラマの方はミステリ仕立てのライト・コメディということで、取っつきやすい構成になっていたのは良かったですね。ただ、ドラマの方は前後編にするまでもなく、1時間枠(本編が46分ぐらい)の作品として、36分ぐらいのドラマと10分ぐらいのメイキングにまとめてしまっても良かったかも。(CMによる細切れの悪影響を排除して、少し編集すると、テンポも良くなるでしょうから。)

次回は恒吉梨絵編のメイキング編の解体新女です。岡本杏理よりも年上だが役者としてのキャリアは短い。(同年代で派手に活躍している人が何人かいるだけに...)まあ、品定めと言ったところですね。(その後は前田典子、清水由紀と続くが、役者としてのキャリアは岡本杏理が一番長いだけに、あんまり期待しない方が良さそうで...)

 

↓一応こういうものを

旧約聖書「愛の12章」―それはアダムとイブから始まった…

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  • 発売日: 1999/11
  • メディア: 単行本

アダムとイヴ (世界の神話絵本)

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  • 出版社/メーカー: ほるぷ出版
  • 発売日: 1997/04
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0093女王陛下の草刈正雄 [DVD]

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SEVENTEEN (セブンティーン) 2009年 05月号 [雑誌]

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  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2009/04/01
  • メディア: 雑誌

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7万人探偵ニトベ#1 [ドラマ]

BS朝日が懲りずにまたも「バーチャルメール」を使ったドラマを始めました。一応、「ラストメール」での反省をしてか、主人公が受け取るメールを視聴者が(同時に)受け取るという所を、主人公が劇中で送るメールを視聴者が受け取るということに変更されていた。「ラストメール」では受け取るメールが物語と同時でなければ意味がなく、配信で生じる遅延があるため、実際はドラマのテンポに悪影響を与えるだけで、ゴミでしかなくなっていたので、一応は考えているということになる。これだと、配信に遅延が生じた場合は、主人公が送ったメールを少し送れて目を通したことになり、その間に既に先に見た人がレスをしていたということで、それなりに辻褄は合うことになる。(BBSを見た時に、新しいスレに既にレスがあるのと同じことになる。)ということで、問題点に対する一つの回答を出していたが、これだったら「バーチャルメール」を使って視聴者にメールを送る必要性が何処にあるのでしょうかねぇ。番組HPに後からアクセスしたのと対して変わらないことになり、「バーチャルメール」でメールを配信する必要性が感じられないものになっている。そのメールが視聴者参加型になっているのならメリットはあるのだが、そうなっていないので、これもやっぱりゴミでしかない。(やはり「バーチャルメール」は失敗企画です。)メール配信でパケットを大量に使うことになり、携帯電話会社を儲けさせるだけでしかない。ただ、「ラストメール」はdocomoがスポンサーだったので、docomoを儲けさせるのに協力していたことになるが、本作は携帯電話会社はいずれもがスポンサーになっていないので、こういう印象が薄くなる。これはしっかりと考えた所と言うことが出来る。→やはりBS朝日の企画は何処かネジが外れている...

ちなみに、今回は9通のメールが送られてきました。また、終了後に待ち受け画像DLメールが別に届いたのは「ラストメール」の時と同じでした。(初回だからこれだけ多く配信したのでしょうが、メール受信でパケットを大量に使い、携帯電話会社を儲けさせるだけですなぁ...)

キャストも六角精児はそれなりの味を出していたが、忽那汐里の演技が学芸会レベルというのが辛い所でした。特に台詞の言い回しが...→「銭形零」の夏帆ポンの例があるだけに、物語が進んで行くにつれて(格段の)進歩が見られればいいのだが、本作は全10話の予定となっているだけに、果たして???(夏帆ポンは2話で早くも進歩が見られ、3話では安心して見られるような成長があり、10話では顔つきまで変わっていたという急成長があったのですが...)→「POCKY 4 SISTERS」で現役のポッキー・プリンセスの忽那汐里がドラマには出演せず、ストーリーテラーだけを務めていたが、POCKY 4姉妹の人選がなるほどと改めて感じさせてくれました。

また、肉体労働が苦手という若い刑事・白鳥淳之介って、この物語に必要なキャラなの?と疑問を感じたのをはじめ、無駄なキャラが何人か登場していて、「ラストメール」の時のドラマとしての問題点の方は改善すらされずに酷い状況を受け継いでいました。(「ラストメール」の飛鳥凛と同様に、本作は忽那汐里にとってキャリアを傷つけるだけになりそうな予感がする...)

物語はサスペンス・コメディと謳っているが、サスペンス性は全く感じず、奇人変人が集まった消化不良のコメディでしたね。ということで、看板の「バーチャルメール」に関しては「ラストメール」からの改善が見られてプラス点を稼いだが、内容的なこと、キャスティングについてはマイナス点ばかりが目立ったことで、初回は結局赤点に落ち着いた酷いものでした。→第2話が同じ路線だと、この作品は価値無しとなってしまうだけに、次回で全てが決まってしまいそうです。(場合によっては、筆者は次回で離脱するかもしれないし、希望を見出して3話以降も見続けるかもしれないが、全ては次回でする。ちなみに「ラストメール」の時は第2話では化ける方向になったが、4話でケチが付いて、それ以降は酷くなる一方でした。)

ところで、ドラマの最後にスポンサーのStylifeとのコラボ・サイトの紹介とニトベのファッションを紹介ということをやっていたが、これって「女子大生会計士の事件簿」でのアイキャッチの部分と、「恋とオシャレと男のコ」のファッションチェックを足し合わせたような内容であって、「完全にパクっている~」という内容でした。(本作が3週間早く、4/2にスタートしていたら、「恋と…」の方がパクリと言われただけに、本作はあまりにもタイミングが悪いスタートとなりました。→やはりBS朝日は何をやっても悪い方に転がっていく運命のようです...)

主人公の女子大生・新渡戸つぐみは「オクトパスネット」という携帯交流サイトの管理人であり、いつも携帯電話を手にして、頻繁に更新している。色んな写真をアップし、それが面白いということで、今では会員数は7万人になっていた。

そんなつぐみがある日、バスの中で大きな口を開けて寝ているサラリーマンを発見し、写真を撮ってアップした。が、「その人死んでない?」といういうレスがあり、確かに死んでいた。警察がやってきて操作を始めるが、中年の宗像刑事はつぐみを犯人と決めつけた。が、つぐみは「生刑事の生手帳見せだ」と写真をアップする始末。宗像はつぐみを連行しようとするが、困ったつぐみはネットに助けを求めた。直ぐにレスがあり、それらからつぐみは事件の全容を明かしていく。

結局、犯人はバスの運転手で、動機は顔見知りの被害者の妻から愛人の元に向かう夫を殺してと頼まれたことだった。逃げる運転手と被害者の妻はタクシーで逃げるが、ネット仲間がその前に立ち塞がる。また、そのタクシーの運ちゃんも「オクトパスネット」を見ていて、2人を乗せたまま戻ってきて、会えなく御用となった。

コメディ仕立てのストーリーというのはわかるが、余りにも穴だらけという物語は何とかなりませんかねぇ。物語が進んで行くに従って頭痛のタネが次々と出てきて、それがクライマックスで爆発するような更生では、「ご都合主義」以前の問題であって、余りにも酷い脚本としか言いようがない。(こんなレベルでドラマが作られるなんて、脚本家は本当に人材不足なんですかね???)

最初のつぐみのバイト先での店員とのやりとりが物語のオチに繋がっていたという所は良いのだが、ああいう店員と巡り会ったら、客の方が不幸であり、つぐみというキャラは好きになれないだけに、早い時点で拒絶反応が出たが、中盤になるともう頭痛の続出となってしまった。

特に頭痛となったのは、バスの運ちゃんの髪型、レインボーブリッジの前で封鎖したオクトパスネットの会員たち、逃げた2人を乗せたタクシーの運ちゃんのキャラであり、主人公・つぐみの行動は追い打ちを掛けたものでしかなかった。これらのキャラはいずれもが余りにも異世界の奇人でしかない。→あんな髪型の運ちゃんがいる?どうやって現場の側にいたの?車の運転中に携帯を見るのは道路交通法違反であり、タクシーの運ちゃんとしたら余りにも非常識。他人のことを考えないつぐみは肖像権の侵害ということを訴えて、懲らしめてやりたくなりました。

殺害方法のトリックについては悪くはない(良いとも言い切れないが...)が、やはり穴がある。いつも同じ席に座ると言っても、それ以外の客が不審物があるとして先に気づく可能性がある上に、犯行を実行する急ブレーキだって、それ以前にかける可能性だって否定できない。それだけに、余りにもご都合主義が横行するばかりの酷い物語であり、頭を抱えてしまうだけのボロボロという内容でした。(100点満点で10点が良い所...)

ここまでも登場人物が奇人変人ばかりで、ご都合主義を押し通すなら、サスペンスではなくと、ドタバタ・コメディにした方が、もっと面白いものが出来るでしょうに。ということで、酷すぎてあきれ果ててしまったという初回でした。(同時に、「今回もBS朝日は企画ミスだった」ということに王手が掛かりました。)

 

↓一応、忽那汐里関係を。

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↓失敗作「ラストメール」もDVD化って...
(仮)ラストメール DVD-BOX

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「ケータイ刑事」と「007」の驚くべき類似点(その100) [ケータイ刑事]

100回目となる今回とりあげる「ある物」はカメラ」です。但し、携帯電話に付いているカメラはここでは除外します。で、取り上げる物語は「ケータイ刑事」からは「・2nd.1話」と「・3rd.2話」の2本、「007」からは「サンダーボール作戦」と「女王陛下の007」、「消されたラスセンス」の3本です。

ケータイ刑事」:「・2nd.1話」。「消えた凶器を探せ! ~お花見殺人事件」という物語で、ここに出てくるカメラは鼻タレ・クイーン・荻野花子の撮影会(選ばれた3人だけが参加している。)に参加した3人が使ったいたである。(高村さんは携帯電話のカメラを使っていました。)1人はデジカメを使っていたが、あとの2人は一応フィルム・カメラを使っていたようです。(この物語は2004年4月放送であり、当時の一眼デジカメの普及具合から考えての推測である。)

ファンが参加した撮影会ということで、カメラ小僧らしく、それなりのカメラを使っていた。(特に変わった使い方をするようなことはなく、通常の範囲での使用でした。)そんな中、真犯人が電池のことでちょっとしたミスをしていて、ちゃんはそれを見逃さず、犯人に気づいたという事件でした。

ケータイ刑事」:「・3rd.2話」。「吸われる魂! ~血を吸うカメラ殺人事件」。この物語に登場するカメラは「血を吸うカメラ」と言われている曰く付きのカメラと、ごく普通のコンパクトカメラである。また、そのカメラを使っていたのは写真家のハマーチ(浜地ノブヨシ)である。

血を吸うカメラというのは、このカメラで写真を撮られた人間は必ず死ぬと言われているものであり、かつて、イエメン王国・ヤフヤ王が、幼い頃に占い師に「写真を撮られたら必ず死ぬ」と予言され、誰にも写真を撮らせなかったのだが、1948年にイギリスのあるジャーナリストがヤフヤ王の隠し撮りに成功して、写真が新聞に載った。するとその日、クーデターが起こってヤフヤ王は命を落とした。ということで、伝説になったのでした。

ハマーチーはこのカメラを使い、(落ち目の)セクシー女優・キンメダイ・オブ・チョイトイの撮影を行った。(チョイトイも同意の上だった。)撮影が終了し、楽屋に戻ったチョイトイだったが、謎の死を遂げた。ということで、ちゃんが事件の謎を解く、という物語である。

また、コンパクト・カメラの方は、ハマーチーがサブで使っていたカメラであった。で、海ちゃんの写真を撮影した時、フラッシュが光らなかったことでちゃんはヒントを得て、ハマーチーがチョイトイを殺害したトリックに気づくのだった。

尚、「血を吸うカメラ」はその後、何の言われもないごく普通のカメラだったということが判明した。

007」:「サンダーボール作戦」。1965年のシリーズ第4作で、初代ボンドの第4作である。Qが作った秘密兵器でもあるため、本作に登場するカメラは放射能を検出するガイガーカウンターが付いているカメラである。(この時代にはデジカメはまだ存在しないので、フィルム・カメラである。)しかも、完全防水で、海中で使うことの出来るものである。(水中カメラでもある。)

原爆が強奪されたため、それを探すためにガイガーカウンターが役に立つのだが、ボンドはこれを使って原爆があることを確認した。(表向きには写真撮影をしているようにしか見えないが、放射能を検出して確認した。)

特に派手な秘密兵器ではないものの、ボンドが任務を遂行する上では堅実な兵器として役に立った。(こういう堅実なものって、意外と少ないのですよね...)

007」:「女王陛下の007」。1969年のシリーズ第6作で、2代目ボンドの唯一の作品である。この物語ではスパイ映画に登場するのに相応しい小形カメラが登場していて、ボンドはそのカメラを使っていたが、オーソドックスな使い方をしていた。

潜り込んだ事務所で書類を撮影するのに小型カメラを使用したのだが、スパイとしてはこういうカメラの使い方は基本中の基本である。本作は'60'sの作品であるが、当時のスパイ映画では誰でもやっていたことで、ボンドもスパイの一人だということですね。

007」:「消されたライセンス」。1989年のシリーズ第16作で、4代目ボンドの第2作(最後)の作品である。この作品に登場したカメラは、Qの開発した秘密兵器らしいものであり、「レーザー・ポラロイド」というものである。外観は普通のポラロイド・カメラであるが、シャッターを切るとレーザー光線を発射するという兵器である。また、X線ポラロイド・カメラとしての機能も持っている。

敵の本拠地であるイスマス・シティに乗り込んだボンドの元にQが乗り込んできたが、その時持参した秘密兵器の中にあった一つである。ホテルでボンドガールのパムがいじっていて、(何も知らずに)シャッターを押してレーザー光線を発射させていて、ボンドとQが慌てていた。

共通点は、オーソドックスな使い方をしているものがある一方で、「血を吸うカメラ」とか、「ガイガーカウンター付きの水中カメラ」や「レーザー・ポラロイド」というように、実に個性的なカメラが登場しているという所である。オーソドックスな使い方だけだと、単なる小道具の一つでしかなく、印象にも残らないことになってしまうが、特殊カメラが登場することによって、カメラ全体に対して何かあるだろう、と思わせることになり、単なる小道具の域を出ることになる。また、特殊カメラばかりが登場していると、「またか」ということになって、逆に白けさせてしまう危険がある。ということで、飴と鞭の使い分けがあることで、作品のお楽しみということになり、作品をより楽しませてくれることになる。(小道具の使い方も実に功みだということであり、これが両作品の共通点でもある。)

次回も「ある物」シリーズを続ける予定です。何が登場するかはお楽しみに。

 

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX II

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サンダーボール作戦 [Blu-ray]

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女王陛下の007 (アルティメット・エディション) [DVD]

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