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ケータイ刑事銭形泪24話(2nd.11話)[裏ネタ編]PART 4 [ケータイ刑事]

銭形泪・2nd.11話」(通算では24話)の「雨音は殺しの調べ ~男子三楽坊殺人事件」の「裏ネタ編」も4回目となるが、今回は真犯人が使った小道具から、「覆面」について、「マント」について、「コンタクトレンズ」について、そして「色つきコンタクトレンズ」を「コンタクトレンズ」とは別にして記すことにします。(「覆面」と「マント」については「・18話(2nd.5話)[裏ネタ編]PART 4」で、「コンタクトレンズ」については「・30話(2nd.4話)[裏ネタ編]」で記しているが、それぞれをベースにして加筆しました。→今回は過去に記したものに対して補追という形にしたが、こういうことをしているから「[裏ネタ編]」は1話当たり5.5回も記すことになっている...)

尚、約2年11ヶ月前のBS-iでの再放送時に記した本編について記した記事は「ここをクリック」してご覧下さい。

覆面」:顔面を覆い包むこと、またはそのために用いる布や紙、お面などのことを言う。用途としては、防寒用という一般的な使い方があり、宗教関係では神仏への供物や貴人の食膳を用意する際に、自分の息が掛からないようにするために使われる宗教的な物でもあるが、他人に顔を知られないようにすることが出来るため、強盗などが犯罪を犯す際に用いたりするのに使われることから、「負のイメージ」のある。(これを使うことによって素顔を隠すということが出来る。)また、プロレスなどでも正体を謎にするという目的で覆面を被ったレスラー(所謂「覆面レスラー」)が登場することもある。

英語では「Mask」と言うが、この単語の日本語には「仮面」と「覆面」という2つの意味がある。前者は各種お面なども含み、イメージとしては良いものが多いが、後者は「顔を隠す」というネガティブなイメージがあり、「覆面強盗」などが現実にいるだけに、負のイメージがある。

尚、顔を隠すには、手ぬぐいなどで顔を包みこむというように、簡単にできるが、その際は手ぬぐいも「覆面」ということになる。また、大きなサングラスに大きなマスクをするというように、複数の物を使って顔を隠す場合もあるが、その際は1つ1つでは「覆面」とは言わないが、組み合わせることによって「覆面」ということになる。

マント」:元々はフランス語の「Manteau」であり、英語では「Cloak」または「Cape」と呼ばれる。(「Claok」と「Cape」の違いは、丈の長さであり、前者は長く、後者は短いものを指す。但し、どの長さで分けるかははっきりとしていない。)ゆったりとした外套である。尚、フランス語では袖の有無に関係無く、外套関係(オーバーコート類の全て)を指すが、日本では特に袖のないものを指して言う。

日本に入って来たのは明治の初頭で、当時は防寒具として入ってきた。そのため、男女関係なく着用され、主に厚手の毛織物で作られているものを「マント」と呼ぶ。

マントの歴史は古く、狩猟時代に獲物の毛皮を防寒具として着用したものが起源とされている。その後、古代ローマやギリシャでは、細長くて四角い形状の布を体に巻くよう使われるようになり、これが発展して皇帝や王族が着用する飾りの付いたものが登場する。王族が使用したことから「マント」には「権威」を象徴する物となり、その後は王族や貴族の間で、より豪華なものが登場するようになる。(ある意味では、布の技術発展に寄与したことになる。)

近代になると、袖のある防寒具(所謂「コート」「オーバーコート」と言われるもの)が登場し、それに取って代わられるようになり、マントは廃れていくことになる。それと共に、フィクションの世界では、魔法使い、ドラキュラなどが身につけるものとして登場し、主に悪役キャラを中心に使われるようになり、どちらかというと、現実世界のものとしてではなく、フィクションの世界に於けるアイテムの1つというようになっていった。そして、魔女、怪盗ルパン、怪人二十面相たちが受け継いでいくことになり、「マント」=「悪」というイメージが広がっていくことになる。そんな中、正義のヒーロー・スーパーマンが空を飛ぶためのアイテムとして使い、ここからマントは特殊能力を象徴するものになる。(魔法使いが着用しているということからの発想の飛躍と思われる。)そのお陰もあって、現在では善玉、悪玉のいずれにも着用されるアイテムとして、フィクションの世界では派手に登場する。(当然、権威の高いキャラ、特殊能力を持つキャラの方にも使用される。)

尚、正義のヒーローということでは、スーパーマン、バットマン、解決ゾロ、月光仮面、パーマン、ゴレンジャーなどが使用している。

コンタクトレンズ」:角膜に接触させて使用するレンズの形をした器具であり、主に視力矯正の用途として使われる。(当然、眼病の治療用途として使われることもある。)材質はプラスチックである。

眼鏡と違って視界が限られることもなく、また水滴や埃によって視界が悪くなるということがないという利点があるが、慣れるまでには多少の異物感を感じたり、時には炎症を起こす場合もある。また、現在では殆ど使われなくなったが、一部のコンタクトレンズは酸素を全く通さないため、長時間装着していると眼球への酸素供給が行われなくなり、角膜に多大な負担を掛けるという欠点がある。(例え、酸素透過型のコンタクトレンズであっても、大なり小なりの負担を角膜に与えることになる。)

使用するには、適切な洗浄や消毒を行う必要があって、メンテナンスをしっかり行う必要があること、定期的な眼科検診を受ける必要がある。こういうことから、中には眼鏡の使用に留めて、コンタクトレンズの使用を拒む人も多い。

歴史を振り返ると、1508年にレオナルド・ダ・ヴィンチが視力矯正器具としてのコンタクトレンズのアイデアを考案したとされている。但し、形のあるものとしては残っていないことから、定かではない。形のあるものとして確認出来るものは、1887年にオーゲン・フィック作ったガラス製コンタクトレンズである。但し、これも試作という範疇のものであり、市場に登場するには更に約半世紀待つことになる。で、1932年にイギリスのインペリアル・ケミカル・インダストリーズ社が透明度の高いポリメチルメタアクリレート(PMMA)を開発し、アメリカのロームアンドハース社が市場に投入した。

1948年にはアメリカでハードタイプのコンタクトレンズの原型が生まれ、1951年にはメニコンの創業者・田中恭一が日本で初となる角膜コンタクトレンズの実用化に成功、1960年代になってソフトコンタクトレンズの素材が発明され、1971年にアメリカ・ボシュロム社が初めてソフトコンタクトレンズを製品として発売する。1988年には使い捨てコンタクトレンズが登場、2001年には遠近両用コンタクトレンズが実用化された。

英語では「Contact Lens」、ドイツ語では「Kontaktinsen」、フランス語では「Lentilles de Contact」、イタリア語では「Lenti a Conratto」、スペイン語では「Lentillas」という。

色つきコンタクトレンズ」:「カラーコンタクトレンズ」(略して「カラコン」)とも言う。視力の補正用途ではなく、ファッション用途ししてのコンタクトレンズであり、レンズに着色がされていて、虹彩部分の見た目の色を変えるためのものである。「レンズ」と名前が付いているものの、光学的なレンズ機能は持っておらず、眼鏡で言うとダテ眼鏡の仲間(カラー・サングラス)ということになる。

また、これはテレビや映画の撮影などにおいて、特殊メイクの一つとしても利用されている。

カラーコンタクトレンズは視力矯正用途が無いため、医療用器具ではないので、法的な規制も受けなかったが、粗悪品(例えば着色料が使用中に溶け出して、使用者が炎症を起こしたなど)による健康被害報告が相次いだことから、薬事法の規制を掛けて規制することになった。(2009/5時点では、規制内容を検討中であり、まだ規制は掛けられていない。)→現状では「販売自粛」が行われている程度であるが、もはや過去のものというように飽きられている。法規制をして販売されても、医療用のコンタクトレンズと同程度のケアが必要となると、どれだけ売れることになるのやら...???(映画の撮影ではそれなりに利用されるでしょうが、それでは余りにも需要が小さいですし...)

 

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↓安易な使用はしないで、眼科医に相談して使いましょう。

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↓カラコンも拾っておきますが、使用は慎重に。(全て自己責任の上で使用されたし。)

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NEXT「恋作する女」 [ドラマ]

今回はドラマの前後編を一挙に放送ということで、「やれば出来るじゃない」ということになりました。放送枠が54分ということで、下手に編集するのではないか?という予感もあったが、そう言う小細工はしないで、54分枠で本編24分(次回予告30秒を含む)×2話を全部放送し、CM占有率が11.1%という民放地上波では滅多にない低い数字での放送でした。(前編と後編の間に1分のCMということで、26分半×2として、途中のCMが45秒、45秒、1分でした。)→「やれば出来る」ということですね。兎に角、地上波はCM占有率が高いというのが難点ですし...

物語としたら、派手な所がなく、コメディ色も薄いのだが、ちょっと回りくどいながらもラブ・ストーリーという感じになっていて、内容的には「恋する杏理☆推理中」よりも良かったですね。(余り期待していなかったが、良い方に裏切ってくれました。)部分的には結構無駄な描写があったり、回りくどい演出があったが、それらを整理して、ドラマ本編25分15秒の「恋する日曜日」の2nd.または3rd.の1本になりそうな感じの物語でした。

三浦りえは、恋の悩みを抱えた依頼人のために、出会いを演出したり、デートをセッティングしたり、浮気相手を別れさせたり、というような「恋を作る」、つまり「恋作」を仕事にしている恋作屋だった。社長の太田清美からも頼りにされている辣腕の恋作屋で、「三浦愛」の名前で、毎日変装して、異なる依頼人の仕事を処理していた。

そんな中、恋作屋に一人の青年が相談にやってくる。彼は安田孝典、23歳で、毎朝見かける女性に惹かれ、彼女とどうしても付き合いたいと言うが、彼女については名前さえ知らなかった。で、りえが担当することになり、彼女の会社に潜入し、調査をすると、水野祐希という名前で、複数の男と付き合っていた。これを安田に伝えるが、それでも彼女と付き合いたいという安田だった。

が、りえは次第に安田のことが気になってきた。そんな中、夜道でりえが男に襲われた。男はかつてりえが浮気相手と別れさせる恋作をした男で、りえに恨みを持っていた。ナイフを手にりえに襲いかかるが、それを助けたのは安田だった。

それからりえは安田のことを意識するようになるが、仕事の方を薦めなければならない。安田にデートでの注意点を指導していたが、本音は水野のことを諦めさせたい気持ちになっていた。そんな中、安田が「運命の赤い糸で結ばれている気がする」と言ったことに反発し「赤い糸なんてないんだよ。私たちが繋いでいるだけ」と口にする。安田は「赤い糸があるって信じた方が夢があるじゃないですか」と返し、りえは返す言葉がなかった。

りえは水野の付き合っている男を誘惑し、自分に気を向かせて水野と別れさせようと工作を進めながら、安田には水野の好みを教えて、彼女に気に入られるように指導する。そしてセッティングした合コンで出会わせ、2人は良い関係になっていくが、りえは次第に気が進まなくなっていくのだった。

安田が水野をデートを誘ったということで、りえはデートのノウハウを安田に教え、「予行演習」と言って安田とデート・シミュレーションを行った。が、りえは安田のことが気になって仕方がなかった。

水野とのデート・コースの最終地点にやってきたりえと安田。突然安田はりえに、何でこんな仕事をしているのかを尋ね、思わず本音が出るりえ。何とか取り繕ったりえは、安田と水野のデートの内容を変更させて、着飾ったデートではなくて素の安田を水野に見せるべきだと言いだし、安田はりえを信頼して納得した。

りえは自分が安田のことを本気で隙になっているのに気づき、やりきれない思いになっていた。社長からは、明日の安田と水野のデートを「しっかり見届けろ」と言われたりえだった。

翌日、打合せ通り、デート・コースの最終地点で待つりえの元に安田が1人でやってきた。りえは作戦が失敗と思ったが、安田が「僕が本当に好きなのはあなたなんです」と告げた。

2週間後、りえは恋作屋を辞めて、新たなバイトを見連れ、安田とデートしていた。そんな所にね突然、以前りえを襲った男が現れ「ミッション終了!」と告げた。全ては芝居であり、安田も恋作屋であり、りえに人の心を弄ばれた気持ちを教えるために仕組んだものだった。

男と安田は去っていく。その時りえは「ごめんなさい」と叫んだ。これに安田が足を止め、りえの元に戻り「ごめん」と梨絵に謝った。そして安田は男に「ターゲットを好きになりました。恋作屋失格です」と言った。男は怒って安田をクビにして去っていった。

安田は改めて自己紹介をする。「田辺けんとと言います」りえも「三浦りえです」と返し、握手をした。で、2人の恋が始まった。

その頃、去っていった男は太田清美からの電話を受け、こちらも恋仲になっていた。全ては太田清美の描いたシナリオ通りだった。

前編の終わりはりえが男に襲われた所で、後編は安田が現れて助ける所から始まったが、これで一週間待たされると「?」という気になるが、続けて一挙に放送されたということで、逆に良かったですね。(安田が現れるとは予想できるが、その男と安田がグルだったというのは、上手いところでもあり、間に一週間あれば、結構も逃してしまいそうなところでもあるだけに...)

最後の太田清美と沢口については余計であって、物語としたら、ヒロインの(成就した)ラブ・ストーリーをダメにしていたので、これは手を入れる必要があるが、ヒロインのハッピーエンドということでは良い感じの物語でした。「NEXT」の4人のヒロインの中では一番地味に見える恒吉梨絵であるが、逆に、だからこそ持ち味が活きた物語になっていました。

次からは3人目のヒロインにバトンタッチで、前田典子の「解体新女」ということになるが、他の3人と比べて完全に世代が違う(他の3人の母親としても全く問題がない年だし...)が、女優としては本作でデビューだという。確かにその年では「新人女優」というのは珍しいが、評価も厳しくなるだけに、これがどう出るかですね。(ある意味ではBS-TBSの丹羽Pよりも「冒険」をしている...)

 

↓雰囲気としたら、これの感じがありました。(「恋日」にするには出来は今一つですが...)

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「ケータイ刑事」と「007」の驚くべき類似点(その103) [ケータイ刑事]

今回のシチュエーションは「決闘」です。「決闘」と言うからには、予め定められた規則に則って1対1で行うということであり、現代の日本の法律で「決闘罪」として罪になるものである。(決闘罪での検挙というのは殆ど無いが、これは決闘して相手に怪我を負わせれば傷害罪、殺してしまえば殺人罪が出来ようされるためでもある。)で、「ケータイ刑事」からは「・2nd.9話」を、「007」からは「黄金銃を持つ男」を取り上げます。

ケータイ刑事」:「・2nd.9話」。「ターゲットは雷! ~殺し屋の殺し屋による殺し屋のための殺人事件」という物語である。「ケータイ刑事」らしい物語といえばそういうことになるが、「決闘」と言うことが出来るシチュエーションが登場する(「ケータイ刑事」としては)珍しい物語でもある。

ちゃんに対して殺人予告状が届いたが、差出人は国際暗殺団・ネプチューンであった。で、同封されていた地図の場所にちゃんと高村さんは向かい、そして殺し屋と対決することになる。(ただ、対決の内容は「ケータイ刑事」らしい対決ですが...)最初の対決は高村さんが行うことになる。この対決が、形の上では「決闘」ということになっている。(但し、主役であるちゃんではなく、相棒の高村さんが行いますが...)

カウボーイ・ハットを被り、ガンマン・スタイルの高村さんと、相手の殺し屋・ジョーカーはそれぞれ5枚のトランプを手にして対峙した。合図とともに歩を進め、三歩歩いた所で振り向きざまにカードを投げ合う、という西部劇でお馴染みの「決闘」パターンを踏襲している。が、「決闘むと呼べるのはスタイルだけであり、勝負は手にしているトランプのポーカーの手によって決着する。(ロイヤルストレートフラッシュだった高村さんの勝ち。→「007」では、ポーカーというのはお馴染みのものであり、決闘とポーカーを上手く組み合わせていたということでは「007」シリーズのパロディということになる。)→これの何処が「決闘」なんだ、と誰でも思うが、「ケータイ刑事」らしいオチでもある。

007」:「黄金銃を持つ男」。1974年のシリーズ第9作で、3代目ボンドの第2作。クライマックスに於けるボンドとスカラマンガの決闘は、まさに殺し屋の意地とプライドをかけたガンマン・スタイルの決闘であり、シリーズの中でも屈指の決闘シーンである。(ボンドはスカラマンガのことを徹底的に軽蔑していたので、あくまでもスカラマンガ側の一方的な思い込みでもありますが...)

殺し屋スカラマンガはボンドに憧れていたこともあって、自分の隠れ家である「喜びの館」にボンドの蝋人形を飾っていた。また、ボンド以外の蝋人形としては、ガンマン、ギャングなどの殺し屋があり、「殺人迷路」と名付けたコースに設置されていて、そこでスカラマンガは腕を磨いていた。

海岸で背を向けて断つ2人。立会人はスカラマンガの使用人のニック・ナックで、ニック・ナックの合図で決闘が始まる。3歩歩いて振り向いたボンドだったが、スカラマンガは消えていて、ニック・ナックが喜びの館の入口まで案内し、中に入ったボンドとスカラマンガの決闘が始まった。ボンドは歩を進める内に蝋人形に向けて発砲し、銃弾を減らしていく。また、監視カメラに追われているのに気づくと、コースから外れて姿をくらます。で、ボンドは自分のマネキンがあるのを利用して、自分のマネキンになりすまし、スカラマンガがやってくるのを待った。スカラマンガはボンドの蝋人形はいつもの通りだと思っていてねそれが本物のボンドだと気づかず、一発で仕留められた。

類似点、共通点は、ガンマン・スタイルの決闘であるのに、合図によって振り向いたら勝負が決するという西部劇スタイルの決闘ではなかったというところである。(そもそも「ケータイ刑事」では、スタイルこそガンマン・スタイルであるが、銃ではなくてトランプを手にしているのですからね...)で、決着も「決闘」ということにならず、一方は(トランプの)ポーカーで、もう一方も(悪く言うと)だまし討ち(良く言うと高度戦術になる。)で決着が付き、ガンマン・スタイルの決着では無かったというのも共通している所である。

尚、「ケータイ刑事」では「決闘」に敗れたジョーカーはその場で死なずに生き残り(トランプ勝負だったから、死ぬ方がおかしい...)、最終的には国際的暗殺団の一味ということで逮捕されることになったので、「決闘」の敗者らしくない末路を辿っていったが、「007」の決闘の敗者・スカラマンガは一発で仕留められて、決闘の敗者らしい最期を迎えているが、これが違いということになる。

次回も、あるシチュエーションに於ける類似点について語ります。何が登場するかはお楽しみに。

 

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