レベッカ『THE BEST OF DREAMS』 [音楽(特撮/邦楽)]
表題のアルバムは1990年にリリースされたベスト・アルバムである。本ベスト盤のリリース前に「無期休止宣言」をしていただけに、最後という感じがして、セールスの方は好調であった(オリコン・アルバム・チャートで1位を獲得している。しかも、一旦1位を明け渡して1位に復活ということで、通算では2週1位を獲得している。)が、本アルバムのリリース半年後に解散した。(その後、2000年に再結成されて今日に至っている。が、再結成をした後って、かつてのような冴を失っていたので...)
収録曲は、一部にリミックス・バージョンの曲が収録されているということで、ファンにとっては嬉しい内容である。収録曲は以下の全14曲である。『ウェラム・ボート・クラブ(Single Version)』『ヴァージニティー(New Remix)』『ラヴ・イズ・キャッシュ』『フレンズ』『プライヴェート・ヒロイン』『ボトム・ライン』『メイビー・トゥモロー』『ラズベリー・ドリーム(Straight Remix)』『ホエン・ア・ウーマン・ラヴズ・ア・マン』『チープ・ヒッピーズ』『モノトーン・ボーイ』『ムーン』『スーパー・ガール(Straight Remix)』『リトル・ロック(New Remix)』。
代表的なヒット曲が網羅されているのはベスト盤であるのだから当たり前と言えば当たり前であるが、それが1枚のDISCに収録されているというのはベスト盤としてのポイントは高くなる。本ベスト盤リリース時、デビューして7年目に突入していたが、最初のヒット曲からは5年ぐらいだったことを考えると、ベスト盤を編集する上では、期間的にも良い感じになっていたというのは偶然なんでしょうかね?
'80's後半の日本のバンド・シーンをリードすることになった彼らであるだけに、'80'sサウンドを堪能する上では欠かせないバンドの1つであるだけに、お手軽なベスト盤ということで、お薦めする1枚である。
「ロック⑥オン」+BS-TBS深夜「アニメ枠」(5/23)CM [BS-TBS(BS-i)関連]
3分版の「ロック⑥オン」におけるクイズ問題で、今週も新しい問題が登場しました。三択ではない問題って、分からなければ手の付けようがない問題となってしまうのだが、そんなに難問というレベルではなくて中級クラスの問題ばかりですね。→雑学の知識を得るにはもってこいです。
が、取り上げられる番組については、特に特番も無い時期なので、平凡という範囲でした。(「新耳SP」はやはり6月になってからでしょうね。)
それではアニメ枠のCMの話へいきます。前番組終了後の1分の所は「銭形零」のDVD-BOX2の12秒版の宣伝がありました。
前半のアニメ「Pandora Hearts」はA/Bパート間に「銭形海」のDVD-BOX1の27秒版の宣伝が、次回予告の後に「恋する日曜日・アニソンコレクション」のDVD-BOX1の12秒版の宣伝がありましたが、OP主題歌とED主題歌のあとは収穫なしでした。が、後半の「けいおん!」の方は、次回予告の後に12秒版の「銭形海」DVD-BOX1の宣伝が流れたというだけで、OP/ED主題歌の後、A/Bパート間は収穫無しでした。
ということで、今週はこの枠で「銭形愛」の予告は流れませんでした。代わりに、12秒版と27秒版の双方が流れた「銭形海」が中心でしたが、7代目の銭形命が7/4スタートということなので、遂に姉になる海と、6人の中では最年少だった零よりも年下のケータイ刑事・命が誕生することになったため、歴代ケータイ刑事の末妹だった零も姉になるという「霊界」、もとい「零・海」デーと言ったところでした。でも、ここ数日は「泪」「雷」のDVD-BOXの宣伝も目にすることが多くなっているだけに...(「愛」のDVD-BOXの宣伝は殆ど見ないですけど...)
それにしても、「銭形愛」の予告がここで流れないとなると、この枠の存在価値は無いですね...(この枠の放送前にゲット出来ているので、この枠の必要性は既に無くなっているのですけど...)
恋とオシャレと男のコ#8 [ドラマ]
製作発表はまだ行われていないが、月刊TV誌の7月号(6月の番組表が掲載)で、夏ドラマの先行情報として、7/4から「銭形命(ぜにがた・めい)」がスタートするということが分かっただけに、本作は今回を含めてあと6回であるが、一気に消化試合という気になってしまいました。が、銭形命を襲名するのが岡本あずさなので、「Before 銭形」のあずさが見られるので、別の意味で注目点が生まれたことになった本作です。尚、6/20放送の第12話(最終回の一つ前)のサブタイトルが「ケータイ刑事になりたくて」ということなので、いよいよあずさの銭形に向けてのネタフリが堂々と出てくるかもしれませんね。(これまでは、あずさが銭形襲名を匂わせるようなネタフリであって、「ケータイ刑事」のことを考えなかったらネタフリというようには感じないかもしれないことでしたけど...今回もそれを感じさせるネタが出てきていました。)
ただ、「銭形命」がスタートするまでに、もう少し台詞を上手く言えるようになっておいてもらわないといけませんし、鍛えておかないと... ただ、岡本あずさならば、海の妹という感じはするが、雷の妹という感じはしませんね... また、夏帆ポンよりも年下のケータイ刑事が誕生することになりました。
昼間の再放送の方は、先週がお休みだったため、今週からは2週遅れとなり、第6話の放送でした。(「トビラを開けて」)だったが、今になってみると、この物語って、あずさの1人芝居が結構多かっただけに、(撮影時には本人にはまだ言っていないでしょうが)銭形襲名を意識しての長台詞を言わそうとしたと思えます。また、途中にCMが入らないというのはいいですね。普通のドラマならば、そんなことは関係無いが、本作は「ワンシーンワンカット」なので、途中にCMを入れるのは、テストの試験最中に休憩時間を入れるのと同じことであって、折角の企画を殺しているだけですから...
今回の物語は「モデルの夢は夜ひらく」という物語で、今までと違って夜の物語でした。(と言っても、舞台はいつもの事務所の部屋の中なので、特に違いはないですが...)一応、いつもの衣装ではなくてパジャマ姿で出てきた3人ということで、夜ということがわかりますが、といったところでした。
今回は、お約束のネタが出てきたが、やっぱり出てきた「怪談新耳袋」の名前。7/2,9に、新作の「怪談新耳袋スペシャル」が放送される(今年の2本は山下リオ主演、「まえ『すごい顔』」(吉田秋生監督作)、「うしろ『記憶』」(豊島圭介監督作))が、そちらの方も楽しみです。
あずさの発案で、マネージャーの腰崎に内緒で事務所に泊まり込んでのパジャマ・パーティをすることになった3人。テンションがやたらと高いあずさは、枕投げだ、怪談話だ、とノリノリでいたが、麻祐子と杏理は仕方なしに付き合わされているようだった。
ガールズトークを始めた3人は、いつしか練る前の骨盤体操ということになり、麻祐子の指導で始める。(これまでは杏理が先生になっていたが、今回は麻祐子が先生です。)そんな中、杏理が肩凝ったということで、杏理の肩を揉むあずさ。が、話をしている内に、あずさの田舎の家族の話になり、あずさは家族のことを思い出してホームシックになってしまう。(それにしても、10人家族で7人姉弟とは驚きました。→あずさが長女で、一郎、二郎、三郎、五郞、六郎という5人の弟に妹・七海がいる。(四郞がいないのは何故?))あずさは一人で東京に出てきて、夜はいつも一人ということで、寂しさを感じていたのだった。
兎に角、「寝よう」ということで、寝ることにした3人だったが、物音がするということで、あずさが様子を見に行く。すると、あずさのおばあちゃんと弟・一郎の魂が、杏理と麻祐子に乗り移ったという芝居をして、あずさを慰めようとする杏理と麻祐子だった。
話をしてあずさを励ます杏理と麻祐子。「頑張れ」と励まされたあずさは元気になり、「もう帰って」とあずさ。で、あずさは直ぐに寝てしまった。それを見た麻祐子と杏理だったが、些細なことで喧嘩になりかけてしまう。で、あずさが目を覚ますと、再びおばあちゃんと一郎を演じる杏理と麻祐子。あずさは、今夜はもっと遊ぼう、と言い、一人ハイテンションで枕投げを始め、3人は枕投げに没頭することに...
次回は「華は短し恋せよモデル」という物語です。あずさの様子がおかしく、更にあずさに電話が掛かってきて、それが「レイ君」という人物で、麻祐子と杏理はそれがあずさの彼だと思い込んで...、ということで、あずさの恋バナネタの物語です。
次回予告、「ファッションチェック」の後の(再放送ではカットされる)雑誌「セブンティーン」と携帯動画の告知(Ver.2)と続いて終了でした。
今回のあずさのボケとして「命あってのものまね」(当然、「命あっての物種」のボケです。)と言っていたが、岡本あずさが「銭形命(ぜにがた・めい)」を襲名するということで、そのネタふりということになりますね。(この物語の撮影当時は、本人にはまだ伝えられていないでしょうが...)
また、あずさが7人姉弟ということで、弟の名前が一郎、二郎、三郎、五郞、六郎というのは、何となく柴田太郎さんの弟を思い出させてくれます。(「零・2nd.8話」より)
物語は友情を描いた心温まる良いお話であり、実に良い感じの物語でありました。(一応、「感動作」になる、ということにしておきます。)が、そこに「銭形命」に向けてのネタが散りばめられていると思うと、丹羽P作品らしい物語でもありました。(「銭形ネタ」が分からなかったら、感動物語として(のみ)評価されることでしょう。)
↓山下リオ主演の今年の「新耳SP」です。
ケータイ刑事銭形愛19話[裏ネタ編]PART 1 [ケータイ刑事]
製作発表はまだだが、月刊TV誌の先行情報で、7/4から7代目・命がスタートするということが分かったので、こちらの方も早く最後に到達するようにしようと思います。(が、現在のペースならば、BS-TBSの再放送は7月3週までかかりますけど...)
今回からの「銭形愛[裏ネタ編]」は、第19話「みんなは聴いていた ~ラジオ公開生放送殺人事件」に突入です。初回となる今回は、サブタイトルにある言葉から「ラジオ」についてと「生放送」について、そして劇中で明らかになった五代さんの過去から「DJ」について、そしてこの物語の中で出てきた曲名の「サン・トワ・マミー(SANS TOI MAMIE)」について記します。
尚、この物語について過去に記した記事は「ここをクリック」してご覧下さい。
「ラジオ」:「ラジオ放送」のこと、若しくはラジオ放送を聴くための「受信機」のことを言う。また、ラジオ放送の番組のことも「ラジオ」と言う場合がある。
英語、ドイツ語、フランス語、イタリア語、スペイン語でも「Radio」と同じであるが、発音は異なる。(独伊は同じ発音、仏蘭はアクセントが異なる。)、
「ラジオ放送」は、無線を使った音声放送であって、会話や音楽、スポーツの実況などの番組が行われている。AM放送とFM放送があるが、これは音声信号の電波への重畳方式が異なっている。AMは振幅変調による中波を使った放送であり、受信機が安価に出来る、遠くまで電波が届く、という特徴があるが、放送される音声の電気的特性はあまり良くない。(上限はおよそ8kHz程度である。)FM放送は周波数変調による短波(超短波)を使った放送である。受信機はAM放送の受信機よりも複雑になるが、音声の電気的特性は良くなる。(上限は15KHzまで。)また、ステレオ放送が一般的であり、音楽放送が中心になっている。
受信機は、AM放送のみというものから、AM/FMの両方を受信できるもの、FM放送のみ受信できるものがある。また、TVのアナログ放送の音声はFM放送であるため、FM放送の受信機であれば、TVチャンネルの低い所(1~3ch)の音声を受信出来るものが数多くある。
とは言っても、最近はAM/FM受信のICも安価になっているため、そんなに高くはない値段で手に入れられる。
「生放送」:テレビやラジオ放送において、リアルタイムで放送される番組のことである。ニュース、各種スポーツ中継というものは基本的に生放送である。また、ラジオ番組では他の番組でも生放送というものが多い。(AM放送であれば殆どが生放送である。)尚、テレビ番組の場合は「生中継」という言葉が使われることが多い。
テレビの創生期には、生放送のドラマや音楽番組があったが、出演者がミスをすると、それがそのまま放送されることになり、それが「ハプニング」として話題になるが、放送上問題になる場合もあるだけに、リスクがあることになる。TV創生期にはVTRが高価であったことから番組製作品の関係上、生放送が多かったが、VTRが安価になってくると、放送リスクを減らすことで、収録されたものを編集して放送することが主になる。ニュースやスポーツ中継であれば、即時性の方が価値があるため、生放送で行われる(逆に、ニュースが録画したものであれば、ニュース内容が更に更新されていたりするので、価値が低くなってしまう。まして、半日も経てば意味がない。)が、生放送である必要が無いものは、番組製作の効率を上げることもあって、収録されるのが基本である。(ミスがあっても、収録し直せばいいですからね...)
また、番組自体は生放送であっても、部分的に収録してあるものを放送することがある(ワイドショーなどでは当たり前である。)ので、「生放送」と言っても全てがリアルタイムでという訳ではない。(「生中継」と言っているスポーツ中継でさえ、時にはリプレイが混ぜられていて、厳密な意味での「生」ではない所がありますからね...)
「DJ」:ディスクジョッキー(DISK JOCKEY、またはDISC JOCKEY)の略称である。(最近は音源となる音楽が光ディスク(CD)に収録されていることから「DISC JOCKEY」という単語が使われているが、LPレコードの時代では「DISK JOCKEY」が正しい単語であった。→光ディスクは「DISC」、磁気ディスクやレコードなどの「円盤」は「DISK」が正しい単語である。)ラジオの音楽番組の司会者のことを言うが、ディスコ、クラブなどでレコードなどの音楽媒体を使って音楽を掛ける人のことも言う。
「ジョッキー」は競馬の騎手のことであり、ディスクジョッキーがレコードを取り替えながら音楽を掛けていく様が、競馬に於ける騎手が馬を次々と乗り換えてレースに出場するのになぞって、呼ばれるようになった。
尚、ラジオ放送局によっては「パーソナリティ「ナビゲーター」「ミュージック・ナビゲーター」「サウンドクルー」と呼ぶ場合がある。(「お相手」というのもなきにしもあらず...)
「サン・トワ・マミー(SANS TOI MAMIE)」:イタリア生まれのベルギー人歌手・アダモが1963年にヒットさせたシャンソンの名曲(フレンチ・ポップスとして扱われることもある。)であり、その後、多くの歌手によってカヴァーされている。日本では越路吹雪が歌いヒットした(岩谷時子による訳詞が上手かったということもヒットの要因の一つである。)ことで知られている(1964年の後半歌合戦でもこの曲を歌っている。)が、それ以後の多くのシンガーが取り上げている。(シングル・カットされることは殆ど無く、アルバムの中の一曲というのが多い。)
原題の「SANS TOI MAMIE」はフランス語であって(シャンソンだったら、フランス語というのは当たり前でありますが...)、「恋人よ、あなたなしで」という意味になるが、下手な日本語訳の邦題を付けずにそのまま「サン・トワ・マミー」としたのは、当時としては実に珍しいことであったが、今になってみると、この方が良かったですね。('60'sから'70'sは、兎に角、原題をカタカナ表記にしたというものは少なく、直訳のものもあるが、なるほどと思わせる上手い邦題が付けられるのが当たり前でした。)
フランスの音楽を集めたオムニバス・アルバムには、必ずと言って良いほど収録されている曲でもあり、人気の高い一曲でもある。それだけに手に入れやすい曲の一つでもある。(一度は聴いてみるのが良いでしょう。)
↓参考まで
DJ選曲術―何を考えながらDJは曲を選び、そしてつないでいるのか?
- 作者: 沖野 修也
- 出版社/メーカー: リットーミュージック
- 発売日: 2005/10
- メディア: 単行本
↓いくつか
ロンドン・フィル・プレイズ越路吹雪フェイヴァリット・ソングスVol.2/サン・トワ・マミー
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: 株式会社EMIミュージック・ジャパン
- 発売日: 1990/10/24
- メディア: CD
- アーティスト: サルバトーレ・アダモ,ミッシェル・リブゴーシュ,エディット・ピアフ,ジャック・ブレル,ジャック・プレベール,岩谷時子,梶鶴雄,アンリ・コンテ,風間文夫,風間文彦
- 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
- 発売日: 1997/07/01
- メディア: CD