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名曲探偵アマデウスBS-2(ファイルNo.037)と地上波#8(ファイルNo.036) [ドラマ]

金曜日のBS-2と地上波の放送が揃ったのは久しぶりと言うことになった今週の「名曲探偵アマデウス」。4月からの放送パターンに戻ったものの、これもとりあえずは今週と来週だけですね。(まあ、最も先行して放送されるBS-hiで見ているので、別に構わないのですけど...)

朝のBS-2の放送はファイルNo.037のチャイコフスキー「ピアノ協奏曲第1番」、午後の地上波(総合テレビ)の放送はファイルNo.036のシューベルト「ピアノ5重奏曲 ます」(これって、BS-hiでは一ヶ月以上前(5/17)の放送だったんですよね...)

ファイルNo.037の方は、カノンさんが依頼人にライバル意識を持って対抗するが、所長は徹底的にカノンさんを貶していて、これが面白いところでもあった物語でした。一方、ファイルNo.036の方は、駅弁作りの協力をしたことになったのだが、ラストで所長が同封されていたメモ紙を食べてしまったということで、山羊さんになってしまった物語で、壊れた所長と言うのが面白い物語でした。

が、ファイルNo.036の方のゲストが三上市朗さんであり、本日未明に(関テレで)放送された「NEXT ~ラストメッセージ」にも三上さんが出演していたということで、本作の駅弁づくりの店三代目と「NEXT」での運送会社社員が混ざって見えてしまいました。(どちらであっても違和感がありませんでした。)

で、今度の日曜日(6/21)のBS-hiは、新作(ファイルNo.038・フランクの「バイオリン・ソナタ イ長調」)の放送があるので、BS-2も総合テレビも、終了後にその予告が流れていました。(勿論、16日の火曜朝のBS-hiの再放送の時にも流れていましたし、明日20日のBS-hiの再放送の後にも流れることでしょう。)

BS-hiは6/21の次の6/28は再放送であり、新作となるファイルNo.039(スメタナ連作交響詩「わが祖国」より」)は1週明いて7/5の放送となります。(7/12はファイルNo.040・ドビュッシー月の光」)そのため、BS-2はファイルNo.038が来週(6/26)の放送となるが、その次の7/3は多分お休みでしょう。地上波は7/3にファイルNo.038の放送がありますが、その翌週と翌々週は大相撲があるのでお休みとなります。

地上波だけ、もしくはBS-2まででは、随分と飛び飛びになっているいう印象を受けるが、BS-hiではしっかりと再放送を重ねてくれていますし、同じ物語でも複数回見たり、少し間が開いてから見たりする(これは地上波での放送分と言うことになる。)と、取り上げられたクラシック音楽に関しての造詣も深くなり、ドラマ部分ではまた新たな発見があったりで、楽しくなってきますね。

でも、昨年度放送分についても、地上波でもっと積極的に放送するべきだと思うのですがね...

 

チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番

チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番

  • アーティスト: クライバーン(ヴァン),チャイコフスキー,ラフマニノフ,コンドラシン(キリル),ライナー(フリッツ),キリル・コンドラシン交響楽団,シカゴ交響楽団
  • 出版社/メーカー: BMG JAPAN
  • 発売日: 2007/11/07
  • メディア: CD

チャイコフスキー:ピアノ協奏曲 第1番 変ロ短調/ラフマニノフ:ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調

チャイコフスキー:ピアノ協奏曲 第1番 変ロ短調/ラフマニノフ:ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調

  • アーティスト: リヒテル(スヴャトスラフ),ラフマニノフ,チャイコフスキー,ヴィスロツキ(スタニスラフ),カラヤン(ヘルベルト・フォン),ワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団,ウィーン交響楽団
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
  • 発売日: 2001/10/24
  • メディア: CD
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番

チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番

  • アーティスト: リヒテル(スヴャトスラフ),ラフマニノフ,チャイコフスキー,カラヤン(ヘルベルト・フォン),ウィーン交響楽団
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
  • 発売日: 2007/09/26
  • メディア: CD
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番、他

チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番、他

  • アーティスト: アルゲリッチ(マルタ),チャイコフスキー,アバド(クラウディオ),エコノム(ニコラス),ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
  • 発売日: 2008/01/23
  • メディア: CD
シューベルト:ピアノ五重奏曲

シューベルト:ピアノ五重奏曲

  • アーティスト: ブレンデル(アルフレッド),シューベルト,イタリア弦楽四重奏団,デマーク(ジェイムズ・バン),ワイラースタイン(ドナルド),カッツ(マーサ・ストロンギン),カッツ(ポール),クリーヴランド弦楽四重奏団
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
  • 発売日: 2005/06/22
  • メディア: CD
シューベルト:ピアノ五重奏曲

シューベルト:ピアノ五重奏曲

  • アーティスト: リヒテル(スビャトスラフ),ボロディン弦楽四重奏団員,ヘルトナーゲル(ゲオルグ)
  • 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2004/06/23
  • メディア: CD
シューベルト:ピアノ五重奏曲「ます」

シューベルト:ピアノ五重奏曲「ます」

  • アーティスト: シューマン,シューベルト,田部京子,カルミナ四重奏団,イウガ(ペトル)
  • 出版社/メーカー: Columbia Music Entertainment,inc.( C)(M)
  • 発売日: 2008/04/23
  • メディア: CD
シューベルト:ピアノ五重奏曲

シューベルト:ピアノ五重奏曲

  • アーティスト: レヴァイン(ジェイムズ),シューベルト,ハーゲン弦楽四重奏団,ヘッツェル(ゲルハルト),クリスト(ヴォルフラム),ファウスト(ゲオルク),ポッシュ(アロイス)
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
  • 発売日: 2006/11/08
  • メディア: CD

NEXT「ラストメッセージ」 [ドラマ]

最後のヒロイン・清水由紀主演のドラマは、前後編を一挙に放送ということで、一週間引っ張られること無しに見られたのは良いところでした。(今回、一挙放送したことで、本作「NEXT」は終了です。)

放送枠は54分だったので、そこに24分×2を詰め込んだため、CM占有率が11.1%という低い数字になっていたことも、見やすいところでした。(まあ、恒吉梨絵のドラマ篇も前後編の一挙放送だったので、それと同じパターンでの放送でした。)途中のCMは45秒×2と60秒の3回数、前編と後編の間な1分ということで、1話当たり2分半で、トータル6分でした。→時間的には良いのだが、24分のドラマを4つのパートに分けているのは、細かく分けすぎである。1時間枠のドラマの感覚でいるのですかね?細かく分けると、「またCM?」ということで、CMがうっとうしくなり、そのCMの会社に反感も感じるようになるというデメリットもあるだけに...(「45秒×2回」と「90秒×1回」なら、前者の方が余計に苛立つことになる。後者だとちょっとしたことが出来る時間となるので歓迎される。)

4人のヒロインの中では、最も女優としてのキャリアがあって、それなりに評価されている清水由紀ということで、安心して見ることが出来たのは良いのだが、今一つ「華」というものが感じられなかった(主役を務めるというよりも、名バイプレーヤーとなりそうなタイプ)のだが、性格俳優としての可能性を感じました。

物語の方は、クローズド・サークルに準じた形の物語になっていて、ある閉ざされた空間の中で、4人の登場人物の過去が複雑に絡んでいき、過去が語られるというものであり、なかなか面白い展開でした。ただ、「ケーキに毒を入れた」ということに関しては、ヒロイン・ゆきの立場を考えると、簡単に入手出来るものではないだけに、嘘だと最初に感じたが、その通りでした。(が、状況が状況であるのと、清水由紀の怪演ぶりがあったことで、その場にいたら信じてしまいますね...)

松尾ゆき、22才。パティシエを目指して勉強中の彼女には1年前に心筋梗塞で亡くなった恋人・孝雄のことが忘れられない。で、孝雄の一周忌の日、生前の孝雄と親しくしていた3人の友人を招待した偲ぶ会を開いた。

出席したのは、孝雄とは大学時代の同期で、建築デザイナーの富岡洋治、孝雄が学生時代にアルバイトをしていた運送会社の先輩・吉田真、孝雄の高校時代の同級生で親しくしていた末長舞の3人で、3人は孝雄との思い出話を始める。

孝雄は、自宅で心筋梗塞で倒れ、そのまま帰らぬ人になってしまった、その日、ゆきは孝雄から話があると言われて孝雄の自宅に行ったら、死んだ孝雄を発見したのだった。また、その前に誰かと会っていた様子だった。ゆきは、孝雄が自分に何を言いたかったのかを知りたくて、3人に当日のことを尋ねる。が、3人は否定する。ゆきは隠していることがないかを問い詰めた。

が、舞がこれに反発して帰ろうとする。するとゆきは、自分が作り、先ほど3人が口にしたケーキ(のソース)に毒が入れてあり、1時間以内に解毒剤を飲まないと死ぬ、と言い、あの日ね何があったか真実を教えて貰うにはこうするしかなかったと言った。

最初は冗談と受け取った3人だったが、それが嘘ではないと分かると、焦り始める。ゆきは自分で調べたことを口にして、3人を追求していく。

そして、3人それぞれと孝雄との過去が次々と明るみに出ていく。そして、それらから、孝雄がゆきへ伝えたかったメッセージが明らかになっていく... そしてそれは、ゆきの夢を実現するお店の設計デザイン画であった。

最初は全く無関係に思えた3人の知人たちだったが、3人とも孝雄の死んだ日に孝雄の自宅に来ていた。一時は誰かに殺されたのでは?と思わせる展開というのは、こういう物語では常套手段であるが、そういうお約束もしっかりと入っていて、なかなか内容のあった物語でした。

尚、後編終了後の次回予告にあたる30秒の部分では、本作のDVD発売のお知らせとなっていて、10/7に発売ということが告知されていた。4つのドラマとメイキングである解体新女が収録されると言うことだが、解体新女では、未放送のシーンもあるということを宣伝していました。(ON AIRそのままだったら、ごく平凡なものになってしまうため、当然と言えば当然でしょうね。が、本作は関西地区のみの放送だったので、ON AIRそのままという内容でも全国的には悪くないと思います。(→関西地区の人からは不満の声が上がるでしょうが...))

4つのドラマで一番良かったのは清水由紀の「ラストメッセージ」、次いで恒吉梨絵の「恋作する女」、岡本杏理の「恋する杏理☆推理中」、前田典子の「Queen Teeth 存在証明」と言った順番でした。とは言っても、恒吉、岡本の2本はコメディ・タッチ、前田は2時間ドラマの短縮版と言った感じで、物語のジャンルということでは随分と違いがありますが...(しかし、本作の企画である「次世代のスター」という意味で将来性を感じたのは、岡本杏理清水由紀の2人だけでしたけど。。。)

 

↓本作DVD-BOX、予約できるようです。

↓清水由紀出演作品をいくつか

Neo Actionシリーズ THE MASKED GIRL 女子高生は改造人間 [DVD]

Neo Actionシリーズ THE MASKED GIRL 女子高生は改造人間 [DVD]

  • 出版社/メーカー: エースデュース
  • メディア: DVD

天使がくれたもの [DVD]

天使がくれたもの [DVD]

  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • メディア: DVD

レガッタ 君といた永遠 DVD-BOX

レガッタ 君といた永遠 DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • メディア: DVD


「ケータイ刑事」と「007」の驚くべき類似点(その108) [ケータイ刑事]

今回は、7代目がスタートする直前企画ということで、7代目にレギュラーで登場する脇役にスポットを当てることにして、そのキャラクターの類似キャラということで述べることにする。で、テーマは「乗物を作る男」ということにします。で、取り上げる物語は「ケータイ刑事」からは「・3rd.7話」、「007」からは「ワールド・イズ・ノット・イナフ」ということで、脇役の柴田束志/Qという名物男がそれを作った男ということで登場となります。

ケータイ刑事」:「・3rd.7話」。「BS初!ついにやるのかフィギュア劇!? ~銭形海、世界を駆ける!」と言う物語で、フィギュア劇である。

この物語では、柴田束志が移動に使う気球を作り、それを使って海ちゃんたち3人が移動をするのだが、フィギュア・サイズに小さくなっているので、ポリバケツに風船をくっつけただけというものである。(これでも移動に使ってそれなりの役割を果たしたので、立派な乗物である。但し、大きな問題点がありましたけど...)

フィギュア・サイズになったちゃんと松山さんだったが、警視庁から下北沢までは遠く(何せ、フィギュア・サイズになっているので、身長が1/6になってしまった。)、途方に暮れてしまう。そんな所に、柴田束志さんが「こんなことがあろうかと」ということで作っていたバケツ気球を持ってきた。で、3人はこれに乗りこんで警視庁から事件現場となった下北沢に移動に使用した。

しかし、このバケツ気球の欠点は、一度上昇したら降下することが出来ないということであった。で、降りるときは気球から飛び降りることで地上に降りると言うことになる。(スカイダイビングの要領で飛び降りることになる。)で、その時に使うパラシュートとして、パラソルや雨傘が備え付けられていて、それを使ってスカイダイビングをして降りた3人でした。

で、無人となったバケツ気球がどうなったかは、不明である。→おそらく、3人が降りたことで、軽くなり、更に上昇し、何処かに飛んでいってしまったことでしょうが、場合によっては上昇したことによる気圧低下で、風船が割れてしまい、バケツは何処かに落下したという可能性もある。いずれにしても、二度と使われることがなく、スクラップになったということだけは疑う余地がない。

一応、「移動する」という役割は果たしたが、未完成の乗物ということになり、柴田束志さんが作ったものらしいことになりました。

007」:「ワールド・イズ・ノット・イナフ」。1999年のシリーズ第19作で、5代目ボンドの第3作である。また、20世紀最後のミッションとして宣伝された作品でもありました。

この物語に登場する乗物というのは「Qボート」のことである。これはQが引退後に釣り船として使いたいということを部下に話していたものであり、Qが開発したものである。(ただ、釣り船に使うのなら、防弾ガラスをはじめ、様々な(武器などの)装備は必要ないでしょう。まさか、魚をロケット弾や魚雷を発射して釣り上げるということを考えていたということはないでしょうし...)尚、一応形としてはボートとなっているが、最終的な調整はまだ終わっていない未完成というものでした。

MI-6を襲ったシガー・ガールが逃走し、テムズ川に逃げたが、それを追ったボンドがQボートを見つけ、それに乗り込んだ。Qはまだ未完成ということで制止するが、容疑者を捕り逃がすことになってしまうため、ボンドはQの忠告も聞かずに出ていった。で、最高速度160km/hを誇るQボートが船で逃走したシガー・ガールの追跡をする。ボンドは途中で装備されている武器(魚雷やロケット弾)を発射し、テムズ川での大捕物が始まる。しかしシガー・ガールも反撃することから、Qボートも窮地に陥る。時には上下を逆さまにして攻撃を逃れたりして、追跡を続けるボンド。で、川が蛇行しているということで、ボンドはQボートを陸上に上げて、川をショートカットして先回りをしようとする。で、この時Qボートは陸上も疾走した。

追ってくるボンドがいなくなったということで、シガー・ガールは安心するが、先回りしていたボンドに追われ、遂にその執拗な追跡から逃れるために船を捨て、気球に乗り移って空に逃げていこうとした。しかしボンドはその気球から垂れ下がっているロープにぶら下がり、Qボートを捨ててシガー・ガールの追跡を続けた。このためQボートは操縦者がいなくなり、クラッシュすることになった。

一応、「追跡する」という役割は果たしたが、最終的にはクラッシュしてポンコツになってしまい、Qの老後の楽しみである釣り船としての用途は夢となってしまいました。→ボンドが使うと、無傷で戻って来ることがないのはお約束です。

共通点は、同じような立場にいる人(鑑識・柴田束志、秘密兵器開発のQ)が作った乗物であり、主人公が使ったということ(「ケータイ刑事」では作った本人と相棒の松山さんも利用しました。)、主人公が所属する組織の本部からこれに乗っていったということ、そして最後はクラッシュして粗大ゴミになったということである。しかも、いずれもが緊急事態ということで使われた乗物という所も共通している。→一応、それなりに役立ったものの、結果的には使い捨ての粗大ゴミを作ったというになり、この結果も共通している。

違いは、空の乗物と水の乗物ということである。(Qボートは短距離であれば陸上移動も可能であり、実際にボンドが陸上移動していることから、水陸の乗物と言っても良い。)

次回も、7代目「銭形命」がスタートする直前ということで、特別企画ということにする予定です。何が登場するか、お楽しみに。

 

ケータイ刑事 銭形海 DVD-BOX 3

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  • 出版社/メーカー: Happinet(SB)(D)
  • メディア: DVD

ワールド・イズ・ノット・イナフ (デジタルリマスター・バージョン) [DVD]

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  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
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ワールド・イズ・ノット・イナフ [Blu-ray]

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  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
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