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子門真人『VOCAL COMPILATION SONGS FOR HEROES<緑盤>』 [音楽(特撮/邦楽)]

表題のアルバムは1998年にリリースされた企画アルバムである。前年にリリースされた「赤盤」(コロンビアからは「青盤」がリリースされた。)に続く第2弾であるが、内容の方は実にレアなものになっていて、希少性と言うことでは本アルバムの方がはるかに勝っている。冒頭の「ウルトラセブン」はハワイで放送された英語版の主題歌ということで、英語で歌っている。以下、作品としてはどちらかというとマイナーな作品が多いのだが、それだけに「よくぞまとめてリリースしてくれた」ということで、貴重な曲ばかりと言って良い。

収録曲は以下の全21曲である。『THE THEME OF "ULTRA-7"』『ULTRA-7』『剣道仲間』『ゴジラのお嫁さん』『ロック・ロック・ゴジラ』『ゴジラとジェットジャガーでパンチ・パンチ・パンチ』『メガロをやっつけろ』『ゾーン・ファイト・マーチ』『空手バカ一代』『ガオー!はキングコングの合い言葉』『キングコング・ダンス』『今日もピカピカ』『四季の手紙』『翔べ!プラズマX』『KILL THE FIGHT』『WIND&RAIN』『ぼくらの憧れライオンズ』『ゴジラのお嫁さん(Aタイプ・未発表ヴァージョン)』『ロック・ロック・ゴジラ(Aタイプ・未発表ヴァージョン)』『帰ってきたウルトラマン』『風よ光よ』。

知名度の点では彼の代表的な曲と比べると劣っているが、彼の歌が劣っているということではない。彼の独特のボーカル、豊かな歌唱力、表現力は有名な曲に一歩も劣っていない。逆に、殆ど耳にすることの無かった曲が収録されているということで、これが逆に新鮮さを感じさせてくれることになっている。

本アルバムは、子門真人の入門者向けではなく、マニア向けと言った内容になっているが、彼の歌声を堪能するのなら、忘れずに聴いておきたい曲であり、コレクターとしたら持っておきたい貴重なベスト盤である。

 

子門真人 VOCAL COMPILATION”SONGS FOR HEROES” (緑盤)

子門真人 VOCAL COMPILATION”SONGS FOR HEROES” (緑盤)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: バップ
  • 発売日: 1998/12/21
  • メディア: CD


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「ロック⑥オン」+BS-TBS深夜「アニメ枠」(7/25)CM [BS-TBS(BS-i)関連]

今週の「ロック⑥オン」は、7月下旬の第1週ということで、後半になって入れ替わったものばかりということで、目新しいものはありませんでした。

そんな中、「銭形命」に関しては、3分版でも、第1話の映像を使ったものと第3話の映像を使ったものの両方が流れていました。が、第1話を使ったものはいつまで流れるのか、はっきりしません。ひょっとしたら、今月中は流れるのかもしれませんね。で、来月になったら、Ver.3が登場して、第3話を使ったVer.2と入り乱れるのかも...???

また、「ケータイ刑事」のDVDの宣伝は、「」「」「」は目にしたが、「」「」「」は目にしませんでした。まあ、「」はこれから再放送が始まるので、しばらくは流れなくなるのではないかと思うが、再放送が終了した「」はDVD-BOXの宣伝を行うにも絶好の機会だと思うのですけどね...(ただ、「」のDVD-BOXだけが2クール・26話の一括収録であって、それ以外の作品は全て1クール・13話ごとに1つのBOXになっているので、価格も他のBOXの倍以上ということになっているのがネックなのかも...???→13話ごとのBOX2つにするとなると、DISC 3の途中で2つに訳ないと行けなくなるので、そう言うことは今更行わないでしょうし...)

それではアニメ枠のCMの話へ。今週から後半のアニメ作品が変わったが、番組本編ではなくて間に入るCMが目的なので、改めてその作品については記しません。

で、前番組終了後の1分の所は収穫無し、前半のアニメ(「Pandora Hearts」)でも壊滅ということで、前半はどうでもいい形でした。後半のアニメ(「大正野球娘」)は、OP主題歌の後に、再放送「銭形舞」の第1話の27秒版予告が登場したが、それだけで、後の部分は何も無しでした。(今回は「ケータイ刑事」「恋日」「女子大生会計士」のDVDの宣伝も無く、「銭形舞」だけでした。)

再放送「銭形愛」が終了して後番組として「銭形舞」が始まるので、「銭形舞」の予告が登場することになるというのは予想されたことであり、しかも「」以降の予告は、本編の後に流れる予告と大差がないだけに、「」のような付加価値(本編の後は40秒版でなので、30秒単位となるこの枠で流れる予告は希少性があった。)が無いだけに、この枠の存在価値が低下しました。→8/2と23は再放送「銭形舞」がお休みとなるが、その前日の8/1,22の深夜は壊滅状態になることが予想されますね... 本放送終了から1時間しか経過していないが、やはりこの枠で「銭形命」の予告を流すべきだと思います。(再放送「銭形命」で流すと、混乱が生じることになるので、こちらは流さなくても良いですけど...)

 

ケータイ刑事 銭形舞 DVD-BOX

ケータイ刑事 銭形舞 DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: TBS
  • メディア: DVD

ケータイ刑事 銭形愛 DVD-BOX

ケータイ刑事 銭形愛 DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • メディア: DVD

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ケータイ刑事銭形命4話(感想)+5話予告 [ケータイ刑事]

二段構成で記している「銭形命」ですが、まずは簡単な感想と次回予告を見た範囲からの思ったことを記します。第4話の物語は「チョー満員の客室! ~死刑台のエレベーター殺人事件」ということで、このタイトルから当然の如く、1958年の名作フランス映画「死刑台のエレベーター」が頭に浮かぶが、「ケータイ刑事」らしい所が出ていましたね。→殺されたのが「社長」から「専務」になっていました。それ以外では「自殺」というのも映画にもあってネタと言ってもよい。しかし、愛人関係とか、エレベーターの中に閉じ込められるという所はありませんでした。とは言っても、30分番組なので、そんなに多くは出せないとは思っていましたけど...

その「死刑台のエレベーター」のことが頭にあったので、清掃員・鳥山みさとが殺された専務と愛人関係となっていて、痴情のもつれが原因ではないかという先入観があったため、それを覆す展開となったので、それなりに楽しめました。

が、みさとに姉がいて、秘書をしていたという所は「ケータイ刑事」らしい展開でした。→みさとの姉はこき使われ、酷い目に遭っていたということになるが、これを愛人だったとして、別れ話のもつれから自殺したということにしたら、ネタにしている「死刑台のエレベーター」により近づくだけに、ネタの練り具合ということでは不満を感じた物語でした。(エレベーターに閉じ込められるという展開では「東京少女・日向千歩 ~エレベーター少女」が思い出されるが、これは単に「閉じ込められた」という所だけが「死刑台のエレベーター」と繋がるが、そのシチュエーションだけの共通点でしたし...)

予告では「チョー満員の」という所に疑問を感じたのだが、10人以上が乗っていたエレベーターということにしたのは、当然と言えば当然だが、ちゃんと抑えるべき所は分かっている物語でした。

まあ、何処でナイフを刺したかというのは、エレペーターの外というのは直感的に感じたが、みさとが余りにも白々しく、救急車と警察への連絡を指示していたので、それが確信になってしまったため、「ゆっぱりね」という「ケータイ刑事」らしいもので、もう一捻り欲しい所でした。

が、最初の警視庁でのちゃんと松山さんのやりとりが、事件を予知するかのようなやりとりになっているという「ケータイ刑事」の伝統が守られているのは楽しい所です。

ちゃんの口上にもある「命の重みを感じなさい!」という台詞もそうだが、今回の物語でちゃんが犯人に対して言った「例え相手が悪人でも、勝手に奪って良い命なんてありません」という台詞が実に良く栄えました。これまでのシリーズでも、メッセージ性がある所としてはちゃんやちゃんが犯人を逮捕した後、どこかやりきれない切なさを感じているという表情を見せていて、言葉ではない表情でメッセージを伝えていたが、ちゃんは表情ではなく言葉で表現してメッセージを伝えている。これは子どもの視点から見て描いているという本作シリーズの設定を実に上手く活かした所である。で、「」と「」とはまた違った表現方法ということになり、良いところですね。→こういう所が続いていくと「銭形命」はとんでもないメッセージ性を持った作品として「ケータイ刑事」に新たな歴史を作ることになるかもしれない、という予感がしました。(ただ、再放送の入電メール配信などが足を引っ張っているのも気になるところですが...)

昼間の再放送での失敗という大きなマイナス点を完全に消してしまう名台詞であって、まさに「命の重みを感じなさい!」ですね。

あとは「8時だよ!全員集合!」に繋がるネタを松山さんがやっていたが、こちらは丹羽P世代には色々と思い出させてくれるネタであり、これも「ケータイ刑事」らしいところでした。

とりあえず、視聴後の感想はこれぐらいにして、ストーリーを追ったものやネタについては追加分として火曜にUP(予定)の方に示すことにします。

次回は第5話「売れないモデルの悲劇! ~恋とオシャレと男のコ殺人事件」という物語となるが、殺っちゃうのですね、前番組のネタを持ってくるとは、如何にも「ケー刑事」らしい所である。で、そうなると3人のモデルのあずさ、麻祐子、杏理は?ということになるのだが、次回予告で(この3人で)確認できたのは麻祐子だけだったが、あずさは「ケータイ刑事」の仕事で事務所にいないということにしても、杏理はどうしたのか?と言うことになっちゃいますね...

また「ワンシーンワンカット」は「・13話」以来のシリーズ2度目ということになるが、そうなると途中にCMを入れずに放送するかがポイントになる。「・13話」や「・1st.9話」「・1st.12話」では実際にそういう形で放送を行っているが、果たしてそれが実現するかですね。(これをしないと、「ワンシーンワンカット」ということをやる意味がないですからね。→本放送ではこれをせず、週遅れの再放送でこれをやった「恋とオシャレと男のコ」(略した言い方が気に入らないので、決してその略した表記は記さない筆者です。)は、だからこそ半分は「失敗作」だったと言える。)

尚、麻祐子は容疑者の1人になるが、麻祐子が犯人だったら「ケータイ刑事」史上初の未成年が犯人と言うことになって、「」から守ってきたお約束(「犯人は大人」)が破られることになってしまうが、果たして???

ところで、昼間の、本放送から一週遅れの再放送(第3話)の方は、先にも記したように、本日はいつもより1時間繰り下がって15:00からの放送だったのに、入電メールが14:00からの放送に合わせた配信をしたということで、笑ってしまいました。BS朝日のバーチャルメールの二番煎じであるが、失敗企画の「バーチャルメール」を引きずっているようでもあって、BS放送とメール配信はどうやら鬼門のようですね。→「ケータイ刑事」のことだから、こういう失敗をネタにした物語を作ってもらいたいところです。

 

↓参考まで

死刑台のエレベーター【HDニューマスター版】 [DVD]

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  • 出版社/メーカー: 紀伊國屋書店
  • メディア: DVD

死刑台のエレベーター [DVD]

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  • 出版社/メーカー: カルチュア・パブリッシャーズ
  • メディア: DVD
ケータイ刑事 銭形愛 DVD-BOX

ケータイ刑事 銭形愛 DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • メディア: DVD
ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX II

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX II

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • メディア: DVD
ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX I

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX I

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • メディア: DVD
ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 3

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 3

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • メディア: DVD
↓こういうものも拾っておきます。
命の重さ取材して―神戸・児童連続殺傷事件

命の重さ取材して―神戸・児童連続殺傷事件

  • 作者: 産経新聞大阪本社編集局
  • 出版社/メーカー: 産経新聞ニュースサービス
  • 発売日: 1997/10
  • メディア: 単行本
命の重さはみな同じ―みなしご犬たちの物語 (動物感動ノンフィクション)

命の重さはみな同じ―みなしご犬たちの物語 (動物感動ノンフィクション)

  • 作者: 沢田 俊子
  • 出版社/メーカー: 学習研究社
  • 発売日: 2006/06
  • メディア: 単行本
アントン―命の重さ

アントン―命の重さ

  • 作者: エリザベート ツェラー
  • 出版社/メーカー: 主婦の友社
  • 発売日: 2007/11
  • メディア: コミック
命の重さ―老いて、死ぬとき

命の重さ―老いて、死ぬとき

  • 作者: えじ れいこ
  • 出版社/メーカー: 文芸社
  • 発売日: 2001/12
  • メディア: 単行本

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ケータイ刑事銭形泪27話(2nd.14話)[裏ネタ編]PART 7 [ケータイ刑事]

7回目となる「銭形泪・2nd.14話」の「BS初のミュージカル!! ~歌って踊って殺人事件(前編)」の「裏ネタ編」ですが、今回はこの物語で事件関係者となったもろこし村の若者たちが属している「青年団」について、被害者がこの役職だったことから「団長」について、彼らの間で問題になった「三角関係」について、「プロポーズ」について、「嫉妬」について記します。尚、「プロポーズ」については「・19話(2nd.6話)[裏ネタ編]PART 2」で記しているが、今回はそれをベースにして加筆しました。

尚、約3年前になるBS-i(当時)のこの物語の再放送時に記した記した記事は「ここをクリック」してご覧下さい。

青年団」:一定地域に在住する20代から30代の青年男女により組織される団体であり、青年会と呼ぶ場合もある自治団体のことである。その目的は、修養、親睦、社会奉仕などである。

歴史は古く、江戸時代には各集落に存在していた若者組、若連中、若衆組などが元になっていて、各村に於いて、祭などの行事を運営したり、自警団のような活動をしたりするという村の自治集団であった。(江戸時代以前にもこのような自治団体は自発的に生まれていたとされている。)これは、一定の年齢(15歳というのが多かったとされている)に達した若者は必ず所属しなければならず、結婚するまで属するとしたものと、所属するのは一世帯から1人として、結婚に関係なく一定年齢になるまで所属する、という2種類の組織構成が行われていた。

これに参加することで、若者たちは昼間働き、夜は宿に集まっての合宿生活を行い、様々な教育を受け、金連されていって一人前の大人へと成長していくことになった。→ある意味では、現在とは異なる社会学習の学校と職業訓練学校が一緒になったような存在でもあった。

これが、明治になると「青年会」となって、学校教育と相まって更に発展していくことになる。また、参加するのも一定年齢に達すると所属するというものが主流になる。そして、当時の日本の軍国主義の推進と共に、大正末期の1924年には大日本連合青年団が結成され、これが帝国主義を支えるものになっていく。第二次大戦の始まる年でもある1941年には全日本青少年団となり、戦況が悪化していくと学徒隊と一緒にされた。戦後、現在にまで繋がる青年団として、これが各地で結成される。やがて社会教育法の施行によって社会教育関連団体として位置づけられることになり、ここから社会教育的な活動が行われるようになる。しかし、農村を中心にした若者の流出が進み、次第に所属する人の数が減少していき、統廃合が行われている。また、都市部ではこれに参加する人がいなくて、地域的な青年団が亡くなっている所もある。尚、現在は全国で約10万人が青年団に所属しているとされているが、ピークとなる1950年代には400万人が所属していた。

青年団によって行われた行事で、それが現在定着したものとしては「成人式」がある。これは1946年、埼玉県北足立郡蕨町(現在の埼玉県蕨市)の青年団が「青年祭」として行った企画が元になり、これが各地に広がっていくことになる。そして1948年には1/15を成人の日と定める祝日法が施行され、この日に成人式が行われることになった。(その後、2000年からは「成人の日」が1月第2月曜日に移動したことから、1/15ではなく、1月第2月曜日に行われている。)

「青年団」の歴史や役割、活動内容を考えると、この物語に登場した「ポン踊り」の会場設営や運営も(もろこし村)青年団が中心に行ったというのは明らかであるが、それにしたら人が少なすぎますね。確かに、ポン踊りの会場にはある程度の人が集まっていて、青年団に所属しているのは間違いないと思われる年齢の若者たちもいたが、もっと青年団の活動に参加しているものだと思うのですけどね...(まあ、この物語では、もろこし村の青年団も「事件(?)」に噛んでいたことから、泪ちゃんが一度に大量に捕らえていたが、その中の若者たちは青年団の準幹部だったものと推測できますけどね...)

団長」:「団」と呼ばれるグループのリーダーのことである。(例えば、この物語に登場した青年団もそうであるし、応援団、使節団、外交団、楽団、騎士団、教団、警備団、劇団、財団、師団、自警団、社団、少年団、消防団、事業団、分団、兵団、旅団などがある。また「○○軍団」と呼ばれる各種団体も含まれる。但し、団体によっては、そのリーダーを「団長」と呼ばずに別の呼び方をするものもある。(軍隊の「師団長」「旅団長」は「団長」とみなしているが、「財団」などでは理事長がリーダーというものが多い。))傾向とすると、軍関係、またはそれに準ずる団体では基本的に「○団長」という呼び方が多いが、営利目的の団体の場合は「理事長」のように「○団長」ではない名称が多いようである。

また、警察関係で「団長」と言うと、テレビドラマ「西部警察」に登場した団長を思い浮かべる人が多いでしょうね。

尚、「西部警察」は警視庁西部警察署捜査課の木暮課長と大門部長刑事とその部下たち(大門軍団)が凶悪犯と戦う姿を描いた派手なアクション満載のドラマである。ちなみに、木暮課長は警視であるので、TVシリーズのと同じ階級であるが、TVシリーズの(いずれも警視正)より1つ下の階級ということになる。また、「団長」と呼ばれた大門部長刑事の階級は巡査部長である。(五代さんと同じということになる。)尚、大門は後に捜査課長となるが、その時の階級は警部であった。(→これを考えると「M2」で警部に昇進した岡野さんは捜査課長になっていて、現場には殆どでなくなっているのかもしれませんね...)→こうして見ると、銭形姉妹は警視または警視正であるのに事件現場に行って捜査を行っているが、このあたりは「特命刑事」(または裏刑事)だからと言った所でしょうね。普通だったら警察署長になっていてもおかしくない階級であり、幹部の地位にいるのですから...

三角関係」:3人のないだ出の関係のことを言うが、特に恋愛関係に於いて、3人の人間が同時に恋愛関係に陥る状況のことをいう。(この場合、2人の男と1人の女の場合も、1人の男と2人の女の場合もある。→この物語では2人の男と1人の女でした。)英日では「The Etrnal Triangle」と言う。

一部の宗教では、一夫多妻制が認められていて、そういう状況ではこの関係は起こってもそれほど大きなことにならないが、世界の殆どで採用されている一夫一妻制の下では、1人の男と1人の女というのが基本であるため、そこにもう1人が加わるとこでこのような関係が生まれて、これが様々なトラブルの原因となる。

尚、三角関係が成り立つ場合は、それに関係する1人が2人との関係を持つことになり(この状況を「二股」という。→零ちゃんは「恋の二次方程式」と言っていました。)、そういうことになっていることを関係する3人が認知している必要がある。(→1人が二股であっても、それぞれの相手が別にもう1人いることを全く知らなければ、揉めることもないため「三角関係」とは呼ばない。)また、その内の一組の間に婚姻関係が成立していると、他方に対しては「浮気」、または「不倫」と呼ぶ。

モラルと言うことでは問題になるが、「浮気」や「不倫」はばれずに終息すればそれで何事もなかったように終わってしまうので「三角関係」とは呼ばれずに終わることになるが、「浮気」や「不倫」がばれると、その時点で「三角関係」ということになり、婚姻関係が成立している2人の間では「離婚」に発展するケースが多くなる。

尚、ここに記したものは、言葉上での話であって、「浮気」や「不倫」と「三角関係」とは、そこに関係する3人の間での現状認識に差があることを記したまでであって、推奨するということではない。

プロポーズ」:英語の「Propose」をそのまま横文字にした言葉であるが、この単語の意味は「提案する」「(物事を)企てる」「推薦する」「指名する」という意味であって、「(結婚を)申し込む」という意味は第四の意味である。が、カタカナ表記として日本語では「結婚の申し込み」のことを「プロポーズ」と言う。(英単語では「Proposal」や、それよりも少し砕けた言い方となる「Offer」が使われる。)日本語では「求婚」と言う。

歴史的には、男性から女性に対して行うことが主流であり、女性から行うことはタブー視されていた。(日本でも欧州でも、昔はそうだった。)20世紀になってから、男性からしか求婚出来ないというのに異を唱える考えが生まれ、現在ではタブーとされることは無くなったが、現在でも男性から行うものという認識が根深く残ってる。→但し、日本では認められていないが、一部の国に於いては同性婚が認められていて、その場合は女性同士のカップルであれば男から申し込むということはあり得ませんが...

尚、プロポーズの方法の1つとして、婚約指輪を渡す方法があるが、「給料の三ヶ月分」と言われる(「ケータイ刑事」シリーズでもこの言葉が出てきた物語もありました。)が、これはダイヤモンド関係の製品を販売しているデビアスがCMで用いたコピーであり、それがいつしか定着するようになったものである。

また、柴田太郎さんは「・13話」に於いて、ちゃんにプロポーズしたことがありました。(しりとり連続殺人事件で、次のターゲットが「し」で始まる名前ということで、自分が殺されると思い込み、死ぬ前に結婚したいということで、ドサクサに紛れてのプロポーズでした。が、即座にちゃんは「ごめんなさい」と断り、柴田太郎さんは撃沈しました。)

嫉妬」:英語では、物に対する場合は「Envy」、人に対する場合は「Jealousy」と言う。自分にはないもの、異なっている所、自分が欲しいと思う物が良く見えて、それらを持っている人のことを良く思わない感情のことを言う。そしてここから「ひがみ」「妬み」ということが生まれる。

また、特に男女間の愛憎という感情の場合は、相手の気持ちが自分以外の他人(これが人手はなくて物の場合もありますが...)に向けられることを恨み憎む気持ちのことを言う。

また、キリスト教に於いて「七つの大罪」というものがあるが、「嫉妬」はその中の1つとされている。(他の6つは、傲慢、憤怒、怠惰、強欲、暴食、色欲である。)そして、その「七つの大罪」はそれぞれが悪魔と結びつけられているが、「嫉妬」はレヴィアタンという悪魔に結びつけられている。→レヴィアタン(Leviathan)は旧約聖書に登場する海に棲む海獣(怪獣)でもある。英語では「リヴァイアサン」と発音するが、1989年の阿利理香映画に「リバイアサン」(原題:LEVIATHAN)という深海を舞台にした遺伝子実験によって生まれた怪獣が暴れる海洋スリラー映画があったが、これは悪魔であるレヴィアタンの名前が元になっている。

 

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 3

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 3

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • メディア: DVD

↓参考まで

村の青年団 (1957年) (農村新書)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 新評論社
  • 発売日: 1957
  • メディア: -

青年団運動―50の質問 (1957年) (農村文化双書)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 農山漁村文化協会
  • 発売日: 1957
  • メディア: -

都市化・工業化のなかの青年集団 (1966年)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 日本青年館調査研究室
  • 発売日: 1966
  • メディア: -

地方都市の青年―働く青年の実態 (1958年)

  • 作者: 横山 忠雄
  • 出版社/メーカー: 関書院出版
  • 発売日: 1958
  • メディア: -

嫉妬学

嫉妬学

  • 作者: 和田 秀樹
  • 出版社/メーカー: 日経BP社
  • 発売日: 2003/07/01
  • メディア: 単行本

嫉妬の世界史 (新潮新書)

嫉妬の世界史 (新潮新書)

  • 作者: 山内 昌之
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2004/11
  • メディア: 新書

 

↓一応これを。

西部警察スペシャル [DVD]

西部警察スペシャル [DVD]

  • 出版社/メーカー: アミューズソフトエンタテインメント
  • メディア: DVD

リバイアサン [DVD]

リバイアサン [DVD]

  • 出版社/メーカー: ジャパンホームビデオ
  • メディア: DVD

 

↓役に立つかはわかりませんが...

世界一!大好きな彼から45日でプロポーズを手に入れる10の作戦!

世界一!大好きな彼から45日でプロポーズを手に入れる10の作戦!

  • 作者: にらさわ あきこ
  • 出版社/メーカー: メディアファクトリー
  • 発売日: 2009/06/30
  • メディア: 単行本

プロポーズ成功マニュアル

プロポーズ成功マニュアル

  • 作者: 橋本 明彦
  • 出版社/メーカー: 中経出版
  • 発売日: 2009/07/17
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

もう二度と嫉妬に苦しまないための81のレッスン―軽やかな人生を送るために、あなたができること

もう二度と嫉妬に苦しまないための81のレッスン―軽やかな人生を送るために、あなたができること

  • 作者: マリ ボレル
  • 出版社/メーカー: ゴマブックス
  • 発売日: 2006/02/01
  • メディア: 単行本


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