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ケータイ刑事銭形舞3話[裏ネタ編]PART 3 [ケータイ刑事]

銭形舞[裏ネタ編]」の第3話「黄色い鳥は見ていた! ~風水師殺人事件」の「裏ネタ編」の増補の2回目(通算では3回目)となる今回はこの物語で色々と出てきた家具に関係するものから、「家具」について、「キャスター」について、「ドアノブ」について記します。

尚、物語について記した記事は「ここをクリック」してご覧下さい。

家具」:家財道具の一つであり、家の中で日常生活で使用する道具類の総称である。収納用の箪笥などから、椅子や机、応接セット、ベッドなど、幅広い物がある。また、どちらかというと大型のものが一般的である。住宅に作り付けられているものもこれには含まれる。(日本では、近年は作り付けのもの(ウォークイン・クローゼットなどがこれに該当する)も増えているが、住宅とは別ものというのがまだまだ一般的である。逆に西欧では、家具は住宅に作り付けという考えが浸透している。そのため、家の売買では家具も一緒というのが多く、引っ越しをする場合、大型家具はそのまま残していくというのが一般的である。)

また、古語では、調度品や備品までを含んでいて、絨毯、置き時計、厚手のカーテンなども含んで「家具」と呼ばれていた。

家具は一般的には木製のものが多い。特に日本では、箪笥には桐を使った物が高級品として使用されてきた。これは桐が湿気を吸収しやすく、それでいて燃えにくいという特徴を持っているためでもある。→職人が作った桐箪笥は手入れをすれば100年以上は全く問題無く使用することが可能で、数百年間使い続けられているという桐箪笥も珍しくない。

尚、近年では、木製ではなく金属製の家具や、プラスチック製の家具なども普及するようになっている。(当然、木(合板)と金属やプラスチックの複合というものもある。)

1995年の阪神大震災で、家具が倒れて、その下敷きで死亡した人が多数でたことから、現在では家具は壁や床に固定するというのは常識である。また、これによって作り付けの家具という考えも浸透するようになっている。もしも、壁や床に固定されていない家具があれば、何らかの方法で固定するようにしましょう。

尚、英語では「Furniture」、ドイツ語では「Möbel」、フランス語では「Meuble」、イタリア語では「Mobile」、スペイン語では「Mueble」という。

キャスター」:英語では「Caster」。主に3つの意味がある。1つは、椅子や家具、ピアノなどの大型の物の脚部に付いている車輪のことを指している。これは、自由に方向が変わるものであるため、これが付いているものを移動させる場合、楽に移動させることが出来る。

2つ目は調味料を入れた小瓶のこと、及びそれらをテーブルに置く台のことを指して言う。これはキッチン回りの収納具であり、家具の仲間と言うことが出来る。が、そんなに大きくないことから、車輪は付いていないのが普通である。(十分に可搬出来る大きさである。)尚、この場合は「カスター」と呼ばれることもある。

もう1つは「ニュースキャスター(Newscaster)」の略であり、和製英語として報道番組の司会兼ニュース朗読者のことを指す。(これから派生して、天気予報のコーナーの担当者を「お天気キャスター」という。)→アメリカでは「ニュースキャスター」と言うか「アンカーマン」(「アンカーウーマン」「アンカー・パーソン」)、または「プレゼンター」と呼ばれ、「キャスター」と言うと通じない。

この物語に登場する「キャスター」は第1の意味での「キャスター」である。家具に付いているキャスターは「脚輪」と呼ばれることもある。特に、「キャスター」という形になってからの歴史は、そう長くはないが、この元になったのは、古代のコロである。(エジプトのピラミッド建設では、コロを利用しているからこそ、あれだけ大きな石材の運搬が比較的楽に行われた。)それが「車輪」へとなり、古代から各地で利用されてきた。車輪を使うと、物の運搬和楽に行うことが出来るため、小形の車輪を使い、家具を楽に運搬できるようにしよう、という考えが生まれるのは当然の流れである。

キャスターは便利な物であるが、いくつかの注意点がある。構造上、キャスターは普通の脚よりも細くなっている部分があり、最終的には車軸に重量が掛かることになる。そのため、ただの脚で支えている物よりもキャスターの方が耐荷重が小さくなる。そのため、キャスターが付いている家具では、詰め込みすぎで耐荷重オーバーにならないように気をつける必要がある。また、楽に移動できるとは言っても、フローリングの床であれば傷つけることがある。よって、移動を行う場合は注意しましょう。更に、キャスター付きの椅子では、正しい座り方をしている時は問題無いが、変なことをしていると、転んで怪我をする、ということもあるので、注意が必要である。

ドアノブ」:英語では「Doorknob」、ドアを開閉させるための取っ手のことである。日本語では「ドーノブ」と呼ばれることもある。機能的には、ドアを開閉するときにこれを握り、開店させることでラッチを解除して、ドアを開けることを行うものである。機能が単純であるため、現在では部屋(ドア)のインテリアとしてデザインされているものが多く、握る部分(握り玉)が丸い形状のものだけでなく、レバーの用になっているものもあって、正にデザインの見本市のようになっている。そのため、材質も様々なものが使われている。

特にドアノブということでは、玄関扉用のものと、室内ドア用とは機能的な違いはない。が、玄関用は外部からの侵入者防止という防犯上の目的が大きな意味を持つことから、比較的頑丈なものが多い。そのため、比較的簡単に壊すことが出来る(「破壊」しなくても施錠状態を解除して開けることが出来る、という意味である。)回転シリンダー式のものは使わない。それ以外は、デザインで選ぶということで問題ないでしょう。

 

ケータイ刑事 銭形舞 DVD-BOX

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  • 出版社/メーカー: TBS
  • メディア: DVD

↓参考まで

一生ものの木組みの家具―本物の小物と家具を、自分でつくる (ものづくりブックス)

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  • 作者: オークヴィレッジ
  • 出版社/メーカー: 地球丸
  • 発売日: 2006/05
  • メディア: 大型本

家具コレクション Vol.23 (NEKO MOOK 1254)

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  • 作者:
  • 出版社/メーカー: ネコ・パブリッシング
  • 発売日: 2009/02
  • メディア: ムック

家具のデザイン―椅子から学ぶ家具の設計

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  • 作者: 森谷 延周
  • 出版社/メーカー: オーム社
  • 発売日: 2007/07
  • メディア: 単行本

木工品 (シリーズ日本の伝統工芸)

  • 作者: 伊藤 勝治
  • 出版社/メーカー: リブリオ出版
  • 発売日: 1986/07
  • メディア: 大型本

↓いくつか

差込式キャスター

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  • 出版社/メーカー: Tenma (天馬)
  • メディア: ホーム&キッチン

自在車(ナイロン車) 420G-N25

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  • 出版社/メーカー: ハンマーキャスター
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ホームエレクター キャスター50mm ストッパー無 (2個入) HDR50

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  • 出版社/メーカー: ホームエレクター
  • メディア: ホーム&キッチン

OAチェア用オプション ゴム単輪キャスター ブラック CA-G02D

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  • 出版社/メーカー: ナカバヤシ
  • メディア: ホーム&キッチン

双輪キャスター プレートタイプ TG50-P

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  • 出版社/メーカー: 東信製作所
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ガラスドアノブセット

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マニー ローズ 陶器 ドアノブ

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  • 出版社/メーカー: マニー
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BEST HIT USA 2009[2009/8/11] [音楽(etc.)]

今回は高校野球の放送延長のために、15分繰り下がって、23:15からのスタートでした。番組指定予約をしていると、時間変更の方はEPGのデータを元にして自動的に修正してくれるから、助かります。(時間指定予約ではこういう芸当は出来ないですから、デジタル放送&EPGとはありがたい物ということを感じます。)尚、先週の異常なフォーマットは特別で、元に戻っていました。

時間の無駄遣いのOP-PVは1982年のSURVIVORの『Eye Of The Tiger』、CM明けは、「最初はゲストであります」ということで、スタジオにJAMIE AARON KELLEYが登場し、話をしていました。やがて、スタジオでの生演奏で『From My Heart』を歌いました。続いて「COUNT DOWN USA」となって、全米ON AIRチャートの20位から11位の発表でした。

CMを挟んでは「STAR OF THE WEEK」。LAURA IZIBORがスタジオに登場して、話をしてから『Shine』のON AIR、ブチ切りでインタヴューの続きに戻り、スタジオでも歌っていました。そして「C/D USA」の10位から4位の発表と続きました。

CMを挟んでは「大いなる伝説」(MICHAEL JACKSONの2回目)を挟んでから「TIME MACHINE」のコーナーでした。8/11ということで、以下の4件が紹介されました。

1962年:BOOKER T. & THE MG'Sのデビュー曲『Green Onions』がアメリカで発売された。2ヶ月前にメンフィスで録音された。また、インスト曲ながらポップチャートで最高位3位を、R&Bチャートでは1位を獲得するヒットになった。(1962年のBillboard年間シングル・チャートでは53位にランクインしている。)、1969年:メジャーデビュー前のJACKSON 5のお披露目ライヴがビバリーヒルズで行われた。これを取り仕切ったのはDIANA ROSSで、350人のゲストが招かれた、1979年:THE KNACKのアルバム「GET THE KNACK」がアルバム・チャートで1位を獲得、5週連続1位の大ヒットになる。シングル・カットされた『My Sharona』は1979年の年間シングル・チャートで堂々の1位を獲得している。(アルバムの方は1979年の年間アルバム・チャートでは16位にランクインしている。)が、他にこれというヒット曲がなく、「一発屋」と呼ばれることになる。(彼らが大ヒットを飛ばしたことで、当時は「BEATLESの再来」とまで言われたのですよね...)、1984年:RAY PARKER Jr.の『Ghostbusters』が全米シングル・チャートで1位を獲得、阿週連続1位の大ヒットとなる。(1984年の年間シングル・チャートでは9位にランクインしている)

また、8/11が誕生日のアーティストとして紹介されたのは以下の2人でした。ERIC CARMEN(1949年生まれ)、JOE JACKSON(1954年生まれ)。

尚、筆者のデータペースで8/11が誕生日のアーティストとしては、RONNIE DAWSON(1939年生まれ)、MIKE HUGG(1942年生まれ)、JOHN CONLEE(1946年生まれ)、ERIK BRANN(1950年生まれ)、BOB MOTHERSBAUGH(1952年生まれ)、IAN STUART DONALDSON(1957年生まれ)、RICHIE RAMONE(1957年生まれ)、GUSTAVO CERATI(1959年生まれ)、JUAN MARIA SOLARE(1966年生まれ)、ENRIQUE BUNBURY(1967年生まれ)、HADIQA KIYANI(1974年生まれ)、DAVEY VON BOHLEN(1975年生まれ)、BEN GIBBARD(1976年生まれ)、GEMMA HAYES(1977年生まれ)、FIONA SIT(1981年生まれ)、SANDI THOM(1981年生まれ)、という名前があります。

今回はRAY PARKER Jr.の話となって、1984年の『Ghostbusters』のON AIRでした。この時期は、映画の主題歌や挿入歌の大ヒットが続いた時期であって、PVの方も、映画の映像をそのまま使っている所があって、それが映画の宣伝にもなって、音楽と映画の相乗効果で共に大きなヒットになったものでした。また「ゴーストバスターズ」と言う言葉は、すっかり定着しましたね。その後は、'80'sの音楽事情の話をしてから、同じ1984年のKENNY LOGGINSの『Footloose』のON AIRでした。

「C/D USA」のTOP 3の発表を挟んで、最後のリクエスト曲は1980年のDIANA ROSS『Upside Down』でした。今回は他の所でも色々とDIANA ROSSの名前が出てきていただけに、締めと言うことでは良い選曲でした。彼女も'70's終盤から'80's初頭は大ヒットを飛ばしていて、ソロとしての黄金期でしたね。

次回は、EPGによると、ゲストはザ・ベンチャーズとあります。内容説明の方は、80年代特集第三弾「ブリティッシュ・インベージョン」!夏といえばベンチャーズ!結成50周年の大御所バンドがスタジオにやってくる!ドートリーの最新映像!とあります。

 

Eye of the Tiger

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  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Bmg
  • 発売日: 2005/01/03
  • メディア: CD

Heart & Soul of Rock 'n' Roll-Premiere Edition

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー:
  • 発売日: 2009/02/24
  • メディア: CD
Let the Truth Be Told

Let the Truth Be Told

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Warner Bros.
  • 発売日: 2009/03/24
  • メディア: CD
Ghostbusters: The Encore Collection

Ghostbusters: The Encore Collection

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: BMG Special Products
  • 発売日: 1999/08/03
  • メディア: CD
チャートバスターズ(紙ジャケット仕様)

チャートバスターズ(紙ジャケット仕様)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: BMG JAPAN
  • 発売日: 2009/03/04
  • メディア: CD
Footloose (1984 Film)

Footloose (1984 Film)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Sony
  • 発売日: 1998/10/15
  • メディア: CD
Diana

Diana

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Universal Special Products
  • 発売日: 2006/05/23
  • メディア: CD

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ケータイ刑事銭形泪29話(2nd.16話)[裏ネタ編]PART 3 [ケータイ刑事]

銭形泪・2nd.16話」(通算29話)の「ああ、さそり違い ~銭形泪誘拐事件」の「裏ネタ編」も3回目となるが、今回は劇中で名前が出てきた芸能人について記します。(「吉永小百合」、「国生さゆり」、「南沙織」の3人についてです。)

また、約3年前になるBS-i(当時)のこの物語の再放送時に記した記した記事は「ここをクリック」してご覧下さい。

吉永小百合」:1945年、東京都出身の女優である。1957年にラジオドラマ「赤胴鈴之助」でデビューして、半世紀を超えるキャリアを重ねる日本を代表する大女優である。

映画デビューは1959年の「朝を呼ぶ口笛」(全国中小学生作文コンクールで文部大臣賞を受賞した吉田稔の「新聞配達」が原作の作品で、監督は生駒千里、脚色は光畑碩郎、出演は加藤弘、織田政雄、井川邦子、鳥居博也、羽江まり、たちである。)1960年の映画「ガラスの中の少女」(原作は有馬頼義、若杉光夫監督、脚本は青山民雄)で主演を務め、1962年の映画「キューポラのある街」(浦山桐郎監督、脚本は今村昌平と浦山桐郎、主な出演者は東野英治郎、杉山徳子、吉永小百合、市川好郎、鈴木光子、たちである。)でヒロインを演じ人気を得ると同時に、歌手としても「寒い朝」でデビューする。この年には橋幸夫とデュエット曲「いつでも夢を」が大ヒットして、第4回日本レコード大賞を受賞する。清純派女優として、そして歌手としても大活躍をする。

1960年代は「日活の看板女優」として、次々と出演作が制作され、浜田光夫とのコンビは大人気を得て、日活の純愛映画・青春映画を支える柱となり、「日活と言うと無国籍アクション作」というイメージを変えた。そんな彼女のファンを「サユリスト」と呼ぶようになり、熱烈なファンがいる。

1970年代に入り、日本映画が斜陽化していくと、やや低迷することになり、'60'sの「清純なお嬢さん」というイメージからなかなか抜け出せないことになる。'70年代は映画よりもTVドラマの方に出演作が多くなる。そんな中、1981年のNHKのドラマ「夢千代日記」が高く評価され、ここからは新たなイメージを確立、日本を代表する女優となって、再び映画の方にも出演作が増えていくことになる。そして、1988年の映画「つる-鶴-」で映画出演が100本を越えた。その後も映画を中心に出演していて、最近では2008年11月公開の「まぼろしの邪馬台国」がある。現在も現役であり、今後も日本映画界に残る作品に出演し続けていくことでしょう。

また、1959年にはTVの特撮ヒーロー作品「まぼろし探偵」でヒロイン・吉野さくらを演じているのだが、これが彼女のTVドラマのデビュー作であって、当時は中学生である。つまり、子役時代に特撮作品に出演しているということになる。(特撮ファンの間では有名である。)が、こういう部分は銭形姉妹の中でも、子役からの経験のある2人((宮﨑あおい)&(黒川芽以))には共通するところがある。宮﨑あおいさんは、特撮番組のレギュラーは経験していないが、1999年の「ブースカ!ブースカ!!」にゲスト出演している。(当時は中学生でした。)一方、黒川芽以さんは1997年の「ウルトラマンティガ」(17話)にゲスト出演していて、1998年の「テツワン探偵ロボタック」ではヒロイン・橘ミサキ(レギュラーです。)を演じている。この両作品当時は小学生である。子役は例え「天才子役」と言われても、大人になっても役者として残っている人は実に少ないのだが、日本を代表する女優にまでなった吉永小百合はやはり偉大と言うことになる。また、宮﨑黒川も生き残って現在も女優として活躍しているだけに、吉永小百合のようになってもらいたいと思う所である。(以外の5人の歴代銭形(銭形ーズ)は、子役経験が殆ど無く、「ケータイ刑事」がデビュー作であったり、BS-i作品がデビュー作であるだけに、とは同列には述べることが出来ません。)

高村さんの世代(劇中では45才という設定なので、初登場の「銭形泪」の製作年と重ねると1959年生まれと予想されるが、一応、昭和30年代中頃から後半の生まれということにする。)では、「サユリスト」としたら若い世代であると言うことが出来る。

もしも吉永小百合が「ケータイ刑事」に出演ということになったら(ギャラを考えると、どう考えても不可能でしょうから、あくまでも「夢」ですけど...)やはり銭形警視総監の妻、つまり、銭形姉妹のおばあちゃまというところですかね...(というか、ここしかあり得ないでしょう。)

国生さゆり」:1966年、鹿児島県出身の女優(元アイドル)/タレントである。1985年におニャン子クラブの会員番号8番として芸能界デビューをして、1986年にシングル「バレンタイン・キッス」でソロ・シンガーとしてデビューを果たす。この曲が大ヒットを記録。また、ドラマにも出演する用になり、人気を得る。1987年におニャン子クラブを卒業という形で抜けると、歌手としてではなく、女優として活動をするようになる。'90年代に入ると、独特の個性の強いキャラとしてバラエティ番組には必要な顔となっていった。

歌手としては1986年から1988年の間に8枚のシングル と何枚かのアルバムを発表している。シングルの方は当時の人気アイドルということで、オリコンで1位を獲得している曲が何曲かあるが、最高位2位の『バレンタイン・キッス』だけが現在でも語られているということで、ある意味ではオリコンが単なる人気投票だけで、権威も失墜した時代に突入していたことを示している。(中には、歌手・国生さゆりは『バレンタイン・キッス』の一発屋と思っている人たちがいる。→現在ではそう言う感じもしないでもないが、シングルのセールス記録やチャート成績からは、こういう認識は誤ったものと断言できる。)

尚、名前が「さゆり」というのは、父親が吉永小百合のファンであったために名付けられた、ということを披露している。

もしも「ケータイ刑事」に出演ということになったら、クイーン・宝積さんに対抗する様な強烈な女で、クイーンを殺した犯人役というところでしょうか...

南沙織」:1954年、沖縄県出身の元アイドル歌手である。「シンシア」という愛称で親しまれたが、これはクリスチャンの洗礼を受けた時に授かった名前である。

1971年に『17才』でレコード・デビューをして、これが大ヒットを記録した。後に森高千里がカヴァーしてヒットを記録したのをはじめ、現在までに多くの歌手がカヴァーしていることでも知られている。(アルバムの中の1曲として、多数のシンガーが取り上げている。)

'70's前半というのは、'60年代のアイドルとは違った新しいアイドルが登場した時期であり、'70'sアイドルという歌を中心に、バラエティにも登場する新しいアイドルが誕生していくが、彼女はそういう'70'sアイドルのイメージを決める存在となって、人気を得ることになる。(南沙織、天地真理、小柳ルミ子が「三人娘」として代表的なアイドルとなり、その後、山口百恵、桜田淳子、森昌子という三人の時代となっていく。)

「17才」のヒットによって、日本レコード大賞で新人賞を受賞、NHK紅白歌合戦にも出場するなど、大活躍をする。また、当時はアイドルの指標として重要視されていたブロマイドの売り上げも1位ということで、正にトップ・アイドルであった。

その後も次々とヒット曲は放ち続け、ニューミュージック系のシンガー・ソングライターたちからも楽曲の提供を受けるほど、シンガーとしての評価も高く、1975年には『人恋しくて』では日本レコード大賞の歌唱賞を受賞する。

1978年に上智大学に進学するが、学業専念のために同年10月のコンサートで歌手を引退する。同年4月にはキャンディーズの「お別れコンサート」が行われているが、彼女も「さよならコンサート」を行っていて、現在では当たり前のように行われる「引退コンサート」を定着させることにもなった。

1979年に写真家の篠山紀信と結婚し、篠山紀信夫人となったが、その後は芸能活動は大々的には行っていない。(何度か、短期間だけの復帰を行っているが、本格的に復帰ということはしていない。→'70'sアイドルとしてのイメージが余りにも強烈であるだけに、復帰しない方が伝説として残ることになって良いと思います。山口百恵も復帰しないからこそ、伝説として輝き続けているのですから。)

代表曲は『17才』『潮風のメロディ』『色づく街』『人恋しくて』といったところでしょうか。尚、彼女は洋楽のヒット曲のカヴァーも積極的に行っていて、アルバート・ハモンドの大ヒット曲『カリフォルニアの青い空』や、ボブ・ディランの名曲『風に吹かれて』などをカヴァーしているのをはじめ、'60'sのアメリカでは当たり前のように行われていた流行歌のカヴァーを多数行っていたこともあつて、洋楽ファンの間でも高い人気をえているシンガーでもある。

尚、彼女は歌手としての活動を中心としていたが、ドラマの方にも何本かゲスト出演している。そんな中でも「ミラーマン」のパイロット版ではヒロインを演じていたが、TVシリーズの「ミラーマン」には出演していない。よって、幻の作品と言うことになっているのだが、特撮ファン(特に円谷プロ作品のファン)の間では語りぐさになっている。(ちなみにパイロット版の「ミラーマン」は柴俊夫が主役を務めたが、やはりTVシリーズでは彼も出演していない。が、「シルバー仮面」では主役を務めている。その縁なのかは分からないが、南沙織は「シルバー仮面」の第6話にゲスト出演している。)

高村さんの世代であれば、彼女がデビューした当時は小学生高学年ということになり、シンシアの活動時期は中学生から高校生ということになるため、彼女のファンであったというのはごく自然なところとなる。そのため、この物語で高村さんは「犯人は南沙織の強烈なファン」とか「沙織ちゃんはみんなのものだ」という発言もごく自然な発想である。(が「サソリ」と「さおり(沙織)」を間違えるというと言うのは別問題ですけど...)

 

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 3

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まぼろしの邪馬台国 [DVD]

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市川崑×吉永小百合 DVD-BOX <4枚組>(仮)

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吉永小百合 DVD-BOX〈4枚組〉

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吉永小百合 青春映画 ANA特選DVD-BOX

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  • 出版社/メーカー: 日活
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吉永小百合 昭和の青春DVD-BOX

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  • 出版社/メーカー: 日活
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キューポラのある街 [DVD]

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青い山脈 [DVD]

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伊豆の踊子 [DVD]

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小百合日和 吉永小百合の映像詩 [DVD]

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ウルトラマンをつくった男たち 星の林に月の船 [DVD]

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GOLDEN☆BEST/国生さゆり SINGLES

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  • アーティスト: 国生さゆり
  • 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックハウス
  • 発売日: 2002/11/20
  • メディア: CD

バレンタイン・キッス2008

バレンタイン・キッス2008

  • アーティスト: 国生さゆり,秋元康,多田三洋,柳田しゆ,佐藤準
  • 出版社/メーカー: Sony Music Direct
  • 発売日: 2008/01/16
  • メディア: CD

GOLDEN J-POP/THE BEST 南沙織

GOLDEN J-POP/THE BEST 南沙織

  • アーティスト: 南沙織
  • 出版社/メーカー: ソニーレコード
  • 発売日: 1998/11/21
  • メディア: CD

GOLDEN☆BEST/南沙織 筒美京平を歌う

GOLDEN☆BEST/南沙織 筒美京平を歌う

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Sony Music Direct
  • 発売日: 2009/08/19
  • メディア: CD

ベスト・コレクション

ベスト・コレクション

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックレコーズ
  • 発売日: 1986/05/21
  • メディア: CD

南沙織スーパー・ベスト

南沙織スーパー・ベスト

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Sony Music Direct
  • 発売日: 2008/11/24
  • メディア: CD

シンシア・プレミアム(DVD付)

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  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Sony Music Direct
  • 発売日: 2006/06/14
  • メディア: CD

DREAM PRICE 1000 南沙織 17才

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  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックハウス
  • 発売日: 2001/10/11
  • メディア: CD


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