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「MACBETH」(1971) [映画(洋画)]

表題の作品は1971年のイギリス映画「マクベス」である。シェイクスピア原作の本作の3度目の映画化であり、カラー作品としては初となる本作は、ポランスキー監督の独特の世界となっていて、まるでホラー映画のような世界となった異色作となっている。(まあ、当時のポランスキー監督は奥さんを殺された直後だっただけに...)

作品データを記しておくと、時間は146分、原作はウィリアム・シェイクスピア、監督はロマン・ポランスキー、脚本はロマン・ポランスキーとケネス・タイナンの2人、撮影はギルバート・テイラー、音楽はザ・サード・イヤー・バンドである。そして出演は、ジョン・フィンチ、フランチェスカ・アニス、マーティン・ショウ、ニコラス・セルビー、ジョン・ストライド、スティーヴン・チェイス、ジェレミー・ブレット、ポール・シェリー、テレンス・ベイラー、アンドリュー・ローレンス、フランク・ワイリー、たちである。

物語の方は、3人の魔女の予言によって、マクベスは王を殺してスコットランドの王になる。が、逃亡した王の息子が軍を率いて攻めてくる。魔女の予言「女から生まれた者は彼を傷つけることは無い」を信じたマクベスだったが、先王の息子の出征の秘密を知り、マクベスは討たれた、というお馴染みのものである。

本作はリアル志向で描かれた作品であるが、怪奇性が強調されていて、ホラー映画のような面持ちのする作品となっている。が、重厚感のする映像はなかなかのものであって、2時間半弱という時間の長さを感じさせることがない。この辺りは、やはりポランスキー監督の手腕が見事に発揮されていて、彼らしい作品となっている。

過去の映画「マクベス」は、サイレント時代のものと、低予算のオーソン・ウェルズのものがあるが、本作は過去の2作とは比べものにならないほどの迫力ある映像にもなっているだけに、数多い「マクベス」の映像作品(主に舞台劇でありますが...)の中ではリアリティということではずば抜けた存在となっている。(舞台劇は、やはり舞台という限界があって、その中で描かれているものです。)ということなので、映像化されている「マクベス」を見るのであれば、やはり本作を見ておきたい所である。

 

↓本作もDVD化されていません。ビデオです。

マクベス

  • 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
  • メディア: VHS

↓原作はこちら

マクベス (岩波文庫)

マクベス (岩波文庫)

  • 作者: シェイクスピア
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 1997/09
  • メディア: 文庫

新訳 マクベス (角川文庫)

新訳 マクベス (角川文庫)

  • 作者: シェイクスピア
  • 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
  • 発売日: 2009/01/24
  • メディア: 文庫

マクベス (新潮文庫)

マクベス (新潮文庫)

  • 作者: シェイクスピア
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1969/08
  • メディア: 文庫

マクベス (研究社シェイクスピア選集)

マクベス (研究社シェイクスピア選集)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 研究社
  • 発売日: 2004/09
  • メディア: 単行本

マクベス (まんがで読破)

マクベス (まんがで読破)

  • 作者: シェイクスピア
  • 出版社/メーカー: イースト・プレス
  • 発売日: 2009/09/30
  • メディア: 文庫


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BEST HIT USA 2009[2009/9/29] [音楽(etc.)]

前回、嘘の情報を流したことに対しての訂正すらしないという三流ヘボ放送局のBS朝日。今週もしっかりと「嘘」を用意しているのだから、お笑いですね。で、その「嘘」を見つけてBS朝日に苦情を出すのが楽しみになっている筆者です。いずれにしても、嘘を訂正しようとしないという姿勢は、放送局としたら失格です。つまり、BS朝日にはヘッポコ・スタッフしかいないということで、救いようがなく、開いた口が塞がりません...

尚、今週の「嘘」が訂正するのならば、朝になってからだろうと考え、対応はどうかを確かめるために時間的にお昼まで待つことにしました。が、ヘボ・スタッフばかりのBS朝日がそう言うことをするはずがないと思っていたが、やはりその通りでした。(EPGは結構頻繁にデータ更新が行われているものです。)

時間の無駄遣いのOP-PVは1991年のPEAL JAM『Jeremy』、CM明け、ELIC CLAPTONの話となり、その話が長くなり、1986年のスイス・モントレーでのライヴで『Layla』でした。続いて「HOT MENU」となり、取り上げられたのはPEAL JAM。ON AIRされたのは『The Fixer』でした。そして「COUNT DOWN USA」で、全米ON AIRチャート・20位~11位の発表でした。

CMを挟んでから「STAR OF THE WEEK」のコーナーはSIMIAN MOBILE DISCOで、メンバーのJAMES FORDのインタヴューと『Audacity Of Huge』のON AIR、そして「C/D USA」の続き・10位~4位の発表となりました。

CM明けは「大いなる伝説」(BEATLES)を挟んでから「TIME MACHINE」のコーナーとなり、9/29ということで以下の5件が紹介されました。

1961年:デビュー前のBOB DYLANがカントリー・シンガーのCAROLYN HESTERの(3rd.アルバムの)レコーディングにハーモニカ・プレイヤーとして参加した。この時、プロデューサのジョン・ハモンドに認められてCBSと契約、ソロ・デビューすることになった、1963年:デビューから4ヶ月後のTHE ROLLING STONESがTHE EVERLY BROTHERSとBO DIDDLEYの前座として初のイギリス・ツアーをスタートし、ロンドンのNEW VICTORIA THEATREでスタート、約5ヶ月、毎日2回公演を行っていた、1973年:GRAND FUNK RAILROADからGRAND FUNKとバンド名を変えて初めてのシングル『We're An American Band』が全米シングル・チャートで1位を獲得した。(1位は1週のみで、1973年のBillboard年間シングル・チャートでは23位にランクインしている。)、1977年:SERGIO MENDRSがアメリカでのレコーディング活動15周年を記念して、ニューヨークのカーネギーホールでコンサートを行った、1984年:PRINCE & THE REVOLUTIONの『Let's Go Crazy』が全米シングル・チャートで1位を獲得、2週連続1位のヒットとなる。(1984年のBillboard年間シングル・チャートでは21位にランクインしている。)これによって、全米でのボックスオフィス、アルバム・チャート、シングル・チャートの全てで1位を獲得する偉業を達成した。

また、9/29が誕生日のアーティストとして紹介されたのは以下の2人で、JERRY LEE LEWIS(1935年生まれ)、GRAND FUNK RAILROADのMARK FARNER(1948年生まれ)。尚、先週、1958年生まれなのに1960年生まれと紹介したJOAN JETTに関しては、訂正すらありませんでした。

尚、筆者のデータベースに名前のあるそれ以外の9/29が誕生日のアーティストは以下の通りです。GENE AUTRY(1907年生まれ)、VIRGINIA BRUCE(1910年生まれ)、TOMMY BOYCE(1939年生まれ)、NICOLA DI BARI(1940年生まれ)、JEAN-LUC PONTY(1942年生まれ)、MIKE POST(1944年生まれ)、THEO JORGENSMANN(1948年生まれ)、GEORGE DALARAS(1949年生まれ)、SOKRATIS MALAMAS(1957年生まれ)、ALAN McGEE(1960年生まれ)、AL PITRELLI(1962年生まれ)、LES CLAYPOOL(1963年生まれ)、BRETT ANDERSON(1967年生まれ)、ALEX SKOLNICK(1968年生まれ)、LUKE GOSS(1968年生まれ)、ALEKS SYNTEK(1969年生まれ)、SIBEL TUZUN(1971年生まれ)、SCOUT NIBLETT(1973年生まれ)、DEBELAH MORGAN(1977年生まれ)、GUNNER McGRATH(1978年生まれ)、KURT NILSEN(1978年生まれ)、DALLAS GREEN(1980年生まれ)、ROB SMITH(1982年生まれ)、JUSTIN NOZUKA(1988年生まれ)。

今回はNEIL YOUNGということで、2005年のライヴから『Heart Of Gold』でした。「C/D USA」のTOP 3の発表を挟んで、最後のリクエストへ。今回のリクエストは1978年のBOSTON『Don't Look Back』(ライヴ・バージョン)でした。'80'sにもヒットを放つ彼らであるが、彼らの曲はやはり'70'sの方が良いですね。

次回は、EPGによると、ゲストはコブラ・スターシップ、内容説明は、今週はラジオ&レコーズのチャート祭り!今週のトップ20をいつもよりも詳しく紹介!話題の新曲をたっぷり!大人気のコブラ・スターシップがゲストに登場!とあります。が、ラジオ&レコーズって、今年の6/5付けで廃刊になっている。それなのにそのチャート祭りって、対どういうこと?単にその後に取り上げている全米ON AIRチャートの間違いだろうが、こういう初歩的な間違いをするというのだから、BS朝日はボロボロです。で、結果的にここでも「嘘をついた」ということになり、2週続けて「嘘」を発進したことになりました。→今回もクレームを送っておきました。が、BS朝日のことだから、EPGの説明文は来週の放送までも修正しないでしょうね...

 

Ten

Ten

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Sony Mid-Price
  • 発売日: 1991/09/02
  • メディア: CD

エリック・クラプトン&フレンズ/ライヴ・アット・モントルー 1986 [DVD]

エリック・クラプトン&フレンズ/ライヴ・アット・モントルー 1986 [DVD]

  • 出版社/メーカー: ヤマハ・ミュージック・アンド・ビジュアルズ
  • メディア: DVD

Backspacer

Backspacer

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Universal Int'l
  • 発売日: 2009/09/22
  • メディア: CD

Don't Look Back

Don't Look Back

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Sony Japan
  • 発売日: 2006/06/27
  • メディア: CD


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ケータイ刑事銭形泪33話(2nd.20話)[裏ネタ編]PART 4 [ケータイ刑事]

銭形泪・2nd.20話」(通算では33話)の「赤坂の中心で、愛を叫ぶ! ~時効直前!赤坂超美人ホステス殺人事件」の「裏ネタ編」も4回目となるが、今回は事件に於いてキーワードとなった「フォークとナイフ」について、「誕生日」について、「路上ライブ」について記します。尚、「フォーク」については「・31話(2nd.18話)[裏ネタ編]PART 4」で記しているが、今回は「ナイフ」とのセットとはいうことで、それをベースにして大きく手を加えました。

尚、約3年1ヶ月前になるBS-i(当時)のこの物語の再放送時に記した記した記事は「ここをクリック」してご覧下さい。

フォークとナイフ」:「フォーク」「ナイフ」が別々であったら、食器以外の意味も色々とあるが、これらをセットとした場合は食器となる。(今回はセットであることから「食器」としてのフォークとナイフについてのみ記すことにする。)

※「食器」と言うと皿、椀、丼などの「容器」(器)というイメージがあるが、本来の意味は、食事に使う器具の全般を指す言葉であり、容器(皿、器、コップなど)だけでなく食事の際に使用される道具全てが該当する。よって、箸、スプーン、フォーク、ナイフ、レンゲ、ストロー、楊枝、コースター、盆なども全て「食器」である。

「フォーク」は、食べ物をこれに刺したり、これの上に乗せたり、或いはこれに巻いたりして口に運んで食べるために使用される食器である。日本語では一時、「突き匙」と呼ばれていたが、「フォーク」と言う言い方が定着した。

先端部が鋭利な櫛状になっていて、三叉や四叉になっているのが普通である。(歴史を紐解くと、三叉というものがあり、それが長く使われていた。18世紀後半になって、スパゲッティを食べやすくするために四叉のものが考え出された。三叉では絡めにくかったが、四叉になったことでスパゲッティの麺をフォークに絡めやすくなり、これが他の者にも使われて、一般的なフォークとなった。)但し、小さなフォーク(果物用やケーキ用のデザート・フォークなど)では二叉のものもある。

これが使われるようになったのは11世紀のイタリアからである。それまでは、手づかみで食物を口に運んでいたか、2本のナイフを使っていたのが一般的である。

一方「ナイフ」は、食べ物を切るのに使われる道具であり、食卓用小刀ということになる。尚、調理用で食材を切るのに使うのも(英語では)ナイフ(Kitchen Knife)であるが、日本語では「包丁」と呼んで、「ナイフ」とは区別される。

西洋料理では、食卓用ナイフが料理を食べる時に使用する食器としては基本である。というのは、口に運ぶには手で掴めば良く、料理を適当な大きさに切るための道具の方が必要であった。そのため、2本のナイフを使うことで、一方で食材を押さえてもう1本で切ることができ、更に2本ではさんで口に運ぶことが行われていた。そのため、食卓用ナイフには刃は殆ど必要なく、細かい鋸のような刃が就いたものが一般的になった。(刃が就いているナイフは特定の用途(フィレナイフやフルーツナイフなど)となり、食事を口に運ぶのには使われないことになっていく。)また、食卓用ナイフの一つであるバターナイフは扱うものが柔らかくペースト状のもの(バターやジャムなどの専用ナイフですからね。)ということで、名前こそ「ナイフ」という名前が入っているものの、刃は付けられていない。

日本では、江戸時代に外国との唯一の窓口であった長崎・出島などでは使われていたものの、一般的には知られていない道具であった。広く使われるようになったのは明治になってからで、西洋のものが一気に入って来てからである。が、普段の食事には、従来から使用されていた箸が使用されていて、それに取って代わるという所まではいっていない。(現在では、料理の内容に合わせての使い分けが行われている。)

誕生日」:広義では、人や物などが誕生した当日のことである。(この場合は、本当に生まれた日のことのみを指す。)が、一般的には、1年の中でその人が誕生した日の応当日(週、月、年などの一定の単位に於いて、同じ位置を占める日のこと)で、「誕生記念日」または「誕生月日」のことを指す。そして、記念日として、家族や知人が集まってお祝いをする「誕生パーティ」と呼ばれるものが行われる。→その人が生まれた当日は「生年月日」と言って「誕生日」とは区別される。(「生年月日」は1人の人には1日しか存在しないが、「誕生日」は1年に1日の割合で毎年存在する。但し、2/29生まれの人は「誕生日」は4年に1日しか存在しないことになる。しかし、平年は「みなし誕生日」(あくまでも「みなし誕生日」であって「誕生日」と同等であるが、厳密に言うと「誕生日」とは別ものである。)として2/28または3/1がこの日とされる。)

誕生日(2/29生まれは「みなし誕生日」)を迎えると、「満年齢」で年齢を数える場合(現在ではこれが一般的である。尚、「満年齢」は生まれた時点では「0歳」である。)、年齢が1つ加えられるが、この加齢する時間的なタイミングは、誕生日の前日限り、すなわち午後12時(=24:00)とされている。時間的には誕生日当日の午前0時(=00:00)と同一ということになるが、法的には年齢に達した日から規定されているものがあるため、前日限りということになっている。

ちなみに、「数え年」は、生まれた時点で「1歳」であり、元旦(1/1)になると1歳加齢されるものである。これだと、全ての人の年齢は1/1に1つ増えるだけとなる。(これだと、12/31生まれの人は、2日目で2歳になる。)現在の太陽暦では閏年の2/29が例外扱いとされているが、こちらでは閏年などが会っても関係なく、例外というものが無くなるというメリットがある。そもそも、日本では数え年が使われていたのは、陰暦が使われていたことで、閏月が存在していたためとされている。(閏月に生まれた人は、現在の閏年の2/29生まれと同じことになる。)そのため、正確に年齢を計算するために考え出されたものである。

誕生日は、昔から代表的な記念日とされていて、宗教の世界でも、キリスト教ではキリスト降臨の日である12/25がクリスマスとして、仏教では釈迦の誕生日である4/8が花まつり(灌仏会、仏誕、ウェーサーカ祭などと異なった呼び方もある。)として、イスラム教ではムハンマドの誕生日としてマウリド・アン・ナビー(預言者生誕祭、第3月12日)が知られている。また、世界の国の中には君主や元首の誕生日が祝日として定められている国も多い。(日本の天皇誕生日もこれに該当する。)

また、祝日とまではいかなくても、記念日として「○○の日」というものが多数あるが、その中で記念日とするのは、そのことに紫のある人の誕生日とすることも多い。(命日にするということもありますが...)

尚、英語では「Birthday」、ドイツ語では「Geburtstag」、フランス語では「Anniversaire」、イタリア語では「Compleanno」、スペイン語では「Cumpleanos」と言う。

路上ライブ」:「ストリートライブ」と言うこともある。路上パフォーマンスの一つであって、街中の歩道や公園などの屋外で演奏活動を行うことをいう。人通りの多い駅前の歩道、都心の公園などで行われることが多く、通行人が足を止めて聴くだけのスペースがある場所が利用される。しかし、歩道などの公道では、本来はその場所を所轄する警察署の許可を取っていないと、道路交通法違反となる。また、大きな音を出すことを条例で禁止している自治体もあり、そういう所では条例違反となる。→現状では大目にみられていて、逮捕されることはまずないが、周囲に交通渋滞を巻き起こしたとか、何らかのトラブルが生じた場合は、警察も乗り出して検挙される場合がある。(実際、有名芸能人が路上ライブを行った場合、それを企画した事務所のスタッフが書類送検されているというのが何例かあります。)

これを行うのは、主にアマチュアの音楽家や、デビューしたばかりで知名度のないプロのアーティストたちである。これは、大きな費用を掛けずに自分たちの音楽を聴いてもらうことができるためで、知名度を上げる目的で行われるのが一般的である。中には、曲を聴いた人からの投げ銭を目的としていたり、プロの音楽プロデューサーの目に留まるようにする目的で行う人もいないことはない。

屋外であることから、電源の確保という問題があるため、使用される楽器はアコースティック・ギターを中心としたシンプルなものが使われることが多く、中にはアカペラで行って楽器を使用しないという人たちから、充電式の電源を使った楽器を使用したり、発電機を用意して本格的な電子楽器を使う人たちもいる。(→千差万別である。)

一応、暗黙の了解事項として、演奏者がギターケースを開いて置いていたり、空き缶を側に置いていることがあるが、これは、曲を聴いた人がその演奏に対してお金を払っても良いと思った場合、その中に投げ銭をするということになっている。

尚、「路上ライブ」と言うと、基本的には音楽の実演をすることを言うが、現在ではそれ以外のものとして、お笑い関係(漫才、コントなど)、アート系のパフォーマンス、ダンス系のパフォーマンス、マジックのパフォーマンスなど、所謂「演芸」と呼ばれるもの、または「大道芸」と呼ばれているものも行われていて、これらもやはり「路上ライブ」と呼ばれている。ある意味では「大道芸」の一つと言っても良いですね。

実際、路上ライブを行っていて、そこで業界関係者の目に留まり、メジャー・デビューを果たしたアーティストが誕生していることから、近年ではプロを目指す若者たちは、これを熱心に行うというのも珍しくない。

尚、英語では「Live Street Performance」と言う。

 

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 3

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 3

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • メディア: DVD

↓参考まで

ナイフとフォークで冷奴―外国人には理解できない日本人の流儀

ナイフとフォークで冷奴―外国人には理解できない日本人の流儀

  • 作者: 清 ルミ
  • 出版社/メーカー: 太陽出版
  • 発売日: 2008/10
  • メディア: 単行本

お誕生日本当におめでとう

お誕生日本当におめでとう

  • 作者: ひろはま かずとし
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 1998/11
  • メディア: 単行本

誕生日全書

誕生日全書

  • 作者: サッフィ クロフォード/ジェラルディン サリヴァン
  • 出版社/メーカー: 宝島社
  • 発売日: 2007/11/21
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

誕生日事典

誕生日事典

  • 作者: ゲイリー ゴールドシュナイダー
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2000/10
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

誕生日大全

誕生日大全

  • 作者: サッフィ クロフォード
  • 出版社/メーカー: 主婦の友社
  • 発売日: 2005/11/01
  • メディア: 単行本

↓いくつか

BOHKEN CLUB 7徳スプーン・フォーク付ナイフ ケース付 L-29

BOHKEN CLUB 7徳スプーン・フォーク付ナイフ ケース付 L-29

  • 出版社/メーカー: 中林製作所
  • メディア: ホーム&キッチン

パール金属  フローレ 洋食器 12pcs・ケースセット ブラック A-3480

パール金属 フローレ 洋食器 12pcs・ケースセット ブラック A-3480

  • 出版社/メーカー: パール金属
  • メディア: ホーム&キッチン

ののじ NAZCA 【ナスカ】 スプーン NAZ-01

ののじ NAZCA 【ナスカ】 スプーン NAZ-01

  • 出版社/メーカー: レーベン販売
  • メディア: ホーム&キッチン

ラギオール アン オブラック ホーン ナイフ&フォークペアセット 5124

ラギオール アン オブラック ホーン ナイフ&フォークペアセット 5124

  • 出版社/メーカー: Laguiole En Aubrac (ラギオール アン オブラック)
  • メディア: ホーム&キッチン

ラギオール アン オブラック バファロー ナイフ&フォークペアセット 5125

ラギオール アン オブラック バファロー ナイフ&フォークペアセット 5125

  • 出版社/メーカー: Laguiole En Aubrac (ラギオール アン オブラック)
  • メディア: ホーム&キッチン

路上ライブを楽しむ本〜なぜ駅前広場の人気を独占することができるのか (STYLENOTE LIVE BOOKS002) (STYLENOTE LIVEBOOKS 2)

路上ライブを楽しむ本〜なぜ駅前広場の人気を独占することができるのか (STYLENOTE LIVE BOOKS002) (STYLENOTE LIVEBOOKS 2)

  • 作者: 青柳文信
  • 出版社/メーカー: スタイルノート
  • 発売日: 2009/09/28
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


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「MACBETH」(1948) [映画(洋画)]

表題の作品は1948年のアメリカ映画「マクベス」である。サイレント時代に一度映画化されているので、これが2度目の映画化となるシェイクスピアのあの作品である。O・ウェルズの解釈によって、大胆にカットして、彼が年少期に記した台本に基づいて演出されている。また、本作は低予算作品であって、セットなどの作りもちゃちな所があるのだが、巧みな演出と早撮りで、独特の世界を構築している作品である。

作品データを記しておくと、時間は107分の白黒作品である。原作はウィリアム・シェイクスピア、製作、監督、脚本はオーソン・ウェルズ、撮影はジョン・L・ラッセル、音楽はジャック・イベールである。そして出演は、オーソン・ウェルズ、ジャネット・ノーラン、ダン・オハーリヒー、ロディ・マクドウォール、エドガー・バリア、アラン・ネイピア、アースキン・サンフォード、たちである。

3人の魔女の予言を信じたマクベスは、妻にも唆されて、スコットランド王・ダンカンを殺し、息子のマルコムはイングランドに逃れ、王位を奪うのに成功した。しかし、バンクォ将軍の息子が王位を継ぐという新たな予言のため、マクベスはバンクォ将軍を殺すが、息子のフリアンスには逃げられてしまった。それからマクベスと夫人はバンクォの亡霊にに悩まされるようになり、夫人は自殺してしまう。そんな所にマルコムの軍が攻めてきて、マクベス軍は敗退、更に魔女の予言で、女から生まれた者に傷つけられることはないと聴いたマクベスは安心して戦場で戦う。しかし、マクダフは早産の母の死後に生まれたということを知ると力を失い、倒された。そして王位はマルコムが就いた。

ストーリーの方は有名なものであるため、特に説明する必要はないが、本作はその有名なストーリーの全てを描いていない。O・ウェルズの独自の解釈が成されていて、大胆というものとなっている。そして、低予算ということを逆に利用したかのような演出が、白黒画面の中で魂を宿したものとなり、独特の世界を築き上げている。(まるでホラー映画の世界の様な感じがする。)この作品の世界観に対しては賛否両論あるが、こういうシェイクスピアの世界もまたあっても良いのでは、と思うところである。(シェイクスピア本人の意見を聞きたいところであるが、これは無理なことである。)兎に角、シェイクスピアの原作を読んでいたら、一度は見ておいても損のない作品であり、本作について考えてみるのもよろしいかと...

 

本作はDVD化されていません。

マクベス [VHS]

  • 出版社/メーカー: ビデオメーカー
  • メディア: VHS

 

↓原作はこちら

マクベス (新潮文庫)

マクベス (新潮文庫)

  • 作者: シェイクスピア
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1969/08
  • メディア: 文庫

新訳 マクベス (角川文庫)

新訳 マクベス (角川文庫)

  • 作者: シェイクスピア
  • 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
  • 発売日: 2009/01/24
  • メディア: 文庫

マクベス (岩波文庫)

マクベス (岩波文庫)

  • 作者: シェイクスピア
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 1997/09
  • メディア: 文庫

シェイクスピア全集 (3) マクベス

シェイクスピア全集 (3) マクベス

  • 作者: W. シェイクスピア
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 1996/12
  • メディア: 文庫

こどものためのマクベス (シェイクスピアっておもしろい!)

こどものためのマクベス (シェイクスピアっておもしろい!)

  • 作者: ロイス バーデット
  • 出版社/メーカー: アートデイズ
  • 発売日: 2007/07
  • メディア: 単行本


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PAUL McCARTNEY『McCARTNEY』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1970年に発表された彼の1st.ソロ・アルバムである。(ちなみに、次のアルバムはリンダとの共同名義、その後はWINGSの名前でアルバムを発表するため、彼の個人名義の次のアルバムは1980年の「McCARTNEYⅡ」ということになる。)BEATLES解散の際、色々とあって、ポール死亡説まで流れた中、妻・リンダのお陰で立ち直った彼がリリースしたものである。全ての楽器を彼が一人で演奏しているということもポイントで、アメリカではBillboardで3週連続1位となる大ヒットを記録して、1970年の年間アルバム・チャートでも25位にランクインしている。また、イギリスでは最高位2位、日本でもオリコンで最高位13位を記録している。

収録曲は以下の全13曲である。『Lovely Linda』『That Would Be Something』『Valentine Day』『Every Night』『Hot As Sun/Glasses』『Junk』『Man We Was Lonely』『Oo You』『Momma Miss America』『Teddy Boy』『Singalong Junk』『Maybe I'm Amazed』『Kreen-Akrore』。

本アルバムからはシングル・カットされた曲はなかったが、ポールの名前で売れたという所がある。しかし、インスト・ナンバーが多いこと、全体的に曲はシンプルなものだったことから、当時は、ヒットを記録していても酷評する声も多かったのもまた事実である。(現在では、その評価も大きく変わり、高く評価されている。)

本アルバムからのお薦め曲は、『Lovely Linda』『Maybe I'm Amazed』『Every Night』『Junk』という所と、メドレー形式の『Momma Miss America』をピックアップしておく。シングル・カットされていなくてもお馴染みの曲がいくつかあるのは凄いところである。

本アルバムもまもなくリリースから40年ということになる。今では当たり前のように行われるようになった自宅での録音あるが、これは機材の進歩も大いに関係している。本アルバム収録時は機材の方もかなり大がかりなものになっていたが、それらを駆使して作られた本アルバムは、シンプルなサウンドということもあって手作りという感じがするが、彼ならではのメロディラインの美しさをシンプルにかつストレートに感じさせるものとしては良い感じに仕上げられていることになった。やはり、彼のキャリアの上でも大きなポイントになったアルバムでもあるだけに、じっくりと聴いておきたいアルバムの1つである。

 

McCartney

McCartney

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: EMI
  • 発売日: 1990/10/25
  • メディア: CD


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ケータイ刑事銭形命13話[Final] [ケータイ刑事]

銭形命」の最終回・第13話「愛のメモリーよ、永遠に! ~売れっ子作曲家殺人事件」について、二段構成の二発目です。(後半は尻すぼみだったため、今一つ気分が乗らないのだが、MBSの放送時に記す「改訂版」に繋ぐためにも、一応記しておきます。)→TBSでは10月から放送されるようですが、MBSでは10月スタートとはならないので、いつになるかは分かりませんが...尚、放送直後に記した第一稿は「ここをクリック」してご覧下さい。

相棒との別れの物語であるが、こういう物語の事件は、爆弾事件が多く、そうでなくてもスケールの大きい事件が多い「ケータイ刑事」であるが、今回はそういうことのない、ごく普通の事件ということで、最後まで「銭形命」は小さく纏まってしまったという印象を残すことになってしまいました。岡本あずさは良かったのに...(しかし、物語の随所には良いところが見られました。(この点では、久しぶりに良い方の部類に入る物語でした。))

松山さんの転勤辞令はアラスカ署ということで、松山さんはまたも「ケータイ刑事」では過去に出ていない新たな所に行くことになりました。が、アラスカ署って余りにも漠然としている名称ですね。(が、アンカレッジ署とかマッキンレー署なんて言ったら、ちょっと考えてからアラスカということが分かると言うことになってしまうでしょうし...)

ちゃんも最終話で昇進せず、更に新相棒を迎えれば続けられるという終わり方だったが、ちゃんも同様でした。→それだけに、ここで幕を下ろすのは非常に残念です。

では物語の方に行きます。

川辺で浮かない顔をしているちゃんが「松山さん」と声を掛けた。松山さんは辞令をもらって浮かない顔をしていて「最悪だよ」と返した。ちゃんは「おじいちゃまから聴きました」と言う。「これで俺の日焼け人生もおしまいか...」と浮かない松山さんは手にしていた辞令をちゃんに渡す。底には「アラスカ署での勤務を命じる」と記されていた。ちゃんは「アラスカ署への意外でしたね」とフォローしようとしても良い言葉が浮かばない。「白熊でも相棒にするか」と言う松山さんに「落ち込まない落ち込まない。ひょっとしたら、私よりもっと良いパートナーになるかもしれませんよ」と励まそうとするが「それって全然洒落になってないじゃないか」と言った松山さんは、ちゃんから返して貰った辞令を手にしてどこかに行こうとした。その姿を見てちゃんは「きてるなぁ、相当...」と呟いていた。

落ち込む松山さんは川辺の道を歩いていたら、『美しい人生よ~』という歌を耳にする。その場でギターを手に弾き語りをしている女性がいて、松山さんは近寄っていって、最後まで曲を聴くと拍手をした。するとその女性は「何か嫌なことでもあったんですか?」と松山さんに言葉を掛けた。自分の歌が不味かったのか?と言う女性に「君の歌は最高でしたよ」と言うと、女性は喜んだ。「ずっと聴いていたいです」と続けた松山さんの顔に笑顔が戻り、笑っていて、女性も「ありがとうございます」と言って笑顔を浮かべていた。

警視庁から入電中」と、突然事件を知らせる入電が入る。「港区赤坂で殺人事件発生。殺害されたのは音楽家・遠藤浩介。直ちに現場に急行せよ」ということで、事件現場にやってきたちゃんと松山さん。状況を調べていて、争ったよう跡、物色された感じはないということで、顔見知りの犯行だと考えた。

そんな所に「報告します」と言って、逆立ちした柴田さんが登場する。逆立ちを止めて直立すると、敬礼してから報告を語る。被害者の名前を伝えて「売れっ子作曲家です」と説明する。死亡推定時刻をちゃんが尋ねると「昨夜の7時から8時の間」と答える。松山さんが凶器のナイフから指紋は検出されたのかと尋ねると「検出されませんでした」と答える。で、松山さんは「顔見知りの犯行」と確信した。柴田さんは「こんなものが落ちていました」と言って猫の形のブローチを見せた。それを見た松山さんの表情が変わった。というのは、そのブローチは川辺で弾き語りをしていた女性・西園桃子が付けていたものと似ていたためだった。これにちゃんは目を丸くしていた。

ちゃんと松山さんは、桃子がバイトしている喫茶店にやってきた。昨日のことを簡単に松山さんと桃子が話してから、「桃ちゃんに聴きたいことがあってさ」と話を切り出す松山さん。が、ちゃんが「桃ちゃん?」と先に松山さんに突っ込んでいた。

で、「どうしたんですか?」と桃子が尋ねると、松山さんは「作曲家の遠藤浩介、知ってるかな?」と問う。「ええ、知ってます」と言う桃子は、大ファンだというが、会ったことは無い、とも言った。ちょっと安心した松山さんは、遠藤が昨日殺されたこと、その現場に猫のブローチが落ちていたことを伝え、ポケットから取り出して「桃ちゃんのじゃないよね?」と問う。が、それを見た桃子は「私のです」と答えた。「どうしてこれが現場に落ちてたんだろう?」と言う松山さんに、桃子は昨日のことを語る。作詞家の安藤竜に会い、そこでの出来事を語る桃子。その時、安藤が桃子を抱こうとしたが、桃子はそれを拒んだ。そしてその時にブローチは落ちたということだった。

ちゃんは「それは何時頃の話ですか?」と問うと「6時ぐらいだったと思います」と桃子。「死亡推定時刻の1時間前...」と漏らすちゃんは桃子の様子をしっかりと見ていた。

桃子の喫茶店を離れた2人は安藤の家に向かっていた。松山さんがちゃんに、安藤と遠藤の関係を調べたと言って、それを語る。2人は印税の取り分で相当揉めていて、業界でも有名な犬猿の仲ということだった。で、安藤の家に到着し、安藤に話を聞く2人。

遠藤が殺されたことを知ると、安藤は「天罰が下った」と言って笑っていた。で、金にとことん汚く、仕事のパートナーとしたら最悪で、恨んでいる人間も相当いるという。また、安藤も恨んでいる一人ということについては否定しなかった。

ちゃんが昨日の7時から8時の間にいた場所を尋ねると「僕が疑われているんですか?」と反応する安藤。これに命ちゃんは「関係者の方どなたにもお聞きしている質問です」と、このシリーズではこの台詞が多かったですね。これに安藤は、下北沢のカルチャースクールの作詞家教室で講師をしていて、7時から9時が授業の時間だと答えると席を立った。

ちゃんが部屋にある風船に気づいた、で、安藤が「これはストレスを解消させるためのものでしてね」と説明した。作詞家はストレスが溜まる仕事だと言い、千枚通しを手にすると風船を1つ割った。で、粉が飛び散り、安藤は「実に気持ちがいい~」と言っていた。で「おやりになりますか?」と言ってちゃんに千枚通しを渡そうとするが、「あっ、いえ」とちゃんは断った。

松山さんが立ち上がり、安藤の方に歩み寄りながら「昨日の午後6時、西園桃子さんという女性と会ってますよね」と問い糾した。安藤は「以前、作詞家教室にいた生徒ですね」と言い、「詩を書いたので呼んで欲しいと言われましてね」と答える。松山さんはブローチを手にして「これが遠藤さん殺害現場に落ちてました。桃子さんのものです」と言い、桃子がこれを安藤の部屋で落としてと証言しています、と言う。松山さんは更に、遠藤殺害現場で安藤がそのブローチを落とした、と言って安藤に迫る。が、安藤は「知りませんよ」と否定する。松山さんは「あらゆる可能性を考えて...」と言って一歩も引かず、2人の間には火花が飛ぶことになる。で、ちゃんが「松山さん」と言って抑えようとした。

そんな所に玄関チャイムが鳴り、安藤は「失礼。後ろが詰まってまして...」と言ってちゃんたちを追い返そうとする。ちゃんはそれにしたがって、この場は引き下がった。が、松山さんは「いずれまた、お話を伺いすることになると思いますが...」と安藤に言い残す。これに「楽しみにしています」と返した安藤だった。

安藤宅を出てきたちゃんと松山さん。松山さんは「怪しすぎるほど怪しいな」と言って熱くなっている。で、カルチャースクールを当たろう、という。これにちゃんは「松山さんはそっちをお願いします。私はもう一度桃子さんに会ってみます」と言った。「何だよ」と言う松山さんに、冷静なちゃんは「桃子さんの犯行時刻のアリバイ、まだでしたよね」と言う。松山さんは「桃ちゃんを疑ってるのか?」と言うとちゃんは「ちょっと気になることもあって...」と言い「ブローチ、貸して貰えますか」と手を出した。松山さんはブローチを命ちゃんに渡すが「桃ちゃん、犯人じゃないからな」と言うと、歩いていった。

ブローチを手にして、じっくりと見たちゃんは「響く、悪の鼓動」(Aパートはここまでで、12分半に少し足りないという所でした。よって、Bパートは13分強ということになります。)

警視庁に戻った2人。松山さんは嬉しそうな表情になって「安藤のアリバイが崩れたぞ」とちゃんに言う。安藤は7時から9時にカルチャースクールで講師をしていたが、空白の時間があって、それが7:50から8:00の10分間で、この時間は毎回休憩を取っているということだった。ちゃんは「松山さんはその10分の間に、安藤さんが遠藤さんを殺したって?」と言う。そのように考えた松山さんだったが、ちゃんは10分で下北沢から赤坂の遠藤の事務所に行って殺害して戻って来るのは絶対に無理、と行って否定する。すると「銭形、頭使えよ、俺の推理はこうだ」と言って、松山さんが推理を語る。

安藤は7:50から8:00の間にカルチャースクールの近くに呼び出し殺害、遺体を隠し、何食わぬ顔で後半の授業を続けた。授業が終わった後、遺体を遠藤の事務所に運んだ。そしてその時に桃子のブローチを落とした。これにちゃんが、ブローチから安藤の指紋は出てこなかったと言った。すると「お前、何が言いたいんだよ」と言う。ちゃんは「現場でブローチを落としたのは安藤さんじゃないという可能性もある訳で...」と言い、桃子に犯行時刻に何処にいたかを確認したら、ずっと一人でカラオケボックスにいた、ということで、アリバイは成立しない、と言う。すると「もういいよ、銭形」と熱くなっている松山さんは「はっきり言っておく。桃ちゃんは犯人じゃない。俺はそう信じる」と言った。ちゃんは「好きなんですか。桃子さんのことが?」と返す。これに目をそらして「何言ってるんだ」と言う松山さん。ちゃんは「らしくないと思います。情に流されるなんて、ちっとも松山さんらしく」と言う。松山さんは「最後の最後で、お前にそんなこと言われると思わなかったよ。お前は俺の言い相棒だと思っていた。俺は俺でやるよ。お前はお前でやれ。じゃあな」と言うと、ゆっくりと去っていく。

そんな松山さんの携帯が鳴った。携帯を見るとそれは非通知だった。で、電話に出た松山さん。するとそれは桃子の声で、泣きながら「ごめんね、松山さん」と言うだけで、切れてしまった。で、松山さんは「銭形、つきあってくれ」と言うと飛び出していった。

桃子がバイトしている喫茶店にやってきたちゃんと松山さん。すると店長(井口監督ですね。→MBSで10/7深夜スタートの「古代少女ドグちゃん」の原案が井口監督であるだけに、そちらに期待します。)は、桃子は今まで一度もなかったが、今日は無断欠勤しているということで、連絡は取れないと言う。そんな所に「警視庁から入電中」と、事件を知らせる入電が入り、ちゃんは携帯を開く。「港区赤坂で、女性の変死体が発見された模様。直ちに現場に急行せよ」

公園の側の通路に女性は倒れていて、ちゃんと松山さんが駆けつけてきた。その女性は桃子であって、松山さんは呆然となる。松山さんは必至になって「どうしたんだよ、桃ちゃん!」と声を掛ける。ちゃんが必至になってそれを止めようとした。そんな所に柴田さんが「報告します」と言ってやってきた。「死因は左手首を切ったことによる失血死、死亡推定時刻は今日の午後3時から4時の間です」と報告した。直ぐに「俺に電話のあった直後だ」と松山さん。柴田さんは「それと、所持品からこんなものが」と続けて、松山さんに渡した。それは「御会葬御礼」と示された遠藤の会葬礼状だった。柴田さんは「遠藤さんにお詫びしてから罪を償ったんでしょう」と口にした。これに松山さんが「罪を償うってどういうことだよ」と睨むように問うた。これに柴田さんは「下の封筒を」と言った。

で、会葬礼状の下にもう一通の封筒があった、そこには「遺書」と記されてあった。松山さんは「こんなの絶対に嘘だよ」といって封筒をちゃんに叩きつけるように渡した。ちゃんは遺書と書かれた封筒から中身を取り出して目を通す。「松山さんへ 遠藤さんを殺したのは私です。死んでお詫びします」という手書きの文字があった。柴田さんは「覚悟の自殺だったようですね」と口にしたが、ちゃんは「でも、動機は何なんでしょう?」と疑問を持った。

そんなちゃんは、桃子の来ている服(喪服)の一部に白い粉が付着しているのに気がついた。で、それを見た柴田さんは「タルクですね」と言い、「くっつかないようにビニール傘なんかにまぶしてある白い粉末です」と説明した。(→「滑石」とも言います。)松山さんは「どうしてそんなものが付いているんだよ」と口にした。ちゃんはじっくりと観察し、気づいた、で「そうか、そういうことだったんだ。謎は解けたよ。ワトソンくん

安藤の家。安藤が玄関から出てきた。そこに心臓の鼓動音が届き、キョロキョロとする安藤。荒野の地平線から太陽が昇ってきて、ハート型になる。ちゃんのサックスからハートマークが飛ぶと「命長けりゃ恥多し。されど進むが人の道。人生いろいろあるけれど、命の盗人、許せねえ。その名も人呼んで、ケータイ刑事銭形命。命の重みを感じなさい!」(最終回なので、全部記しておきます。)と口上となり、ストラップを投げる。で、ハートマークが大きくなって、安藤を押しつぶした。「命が重い...」と言って手足をバタバタさせる安藤。(亀をひっくり返したようですね、本当に。)ちゃんがストラップを引くと、上半身が起き上がり、両目にハートマークが浮かぶ安藤。

ちゃんと松山さんが歩み寄ってくるなか、安藤は立ち上がると「一体、何だって言うんですか」これに松山さんは「安藤、俺はお前を絶対に許さない」と、ちゃんよりも先に言う。続いてちゃんが「遠藤浩介さんを殺害したのはあなたですよね」と続いた。が、「何を馬鹿なこと言ってるんですか」と安藤は惚け、下北沢のカルチャースクールで講師をやっていたとアリバイを主張する。これに松山さんが「呼んだんだよ」と語り、そして殺し、授業終了後に遺体を赤坂に移動させたと続けた。ちゃんは「桃子さんのブローチを現場に置いたのは彼女に容疑の目を向かせるため」と説明する。更に松山さんが「そうしておいて、桃ちゃんを自殺に見せかけて殺せば、全て桃ちゃんに罪が被さる」と説明し「違うか」と問い糾す。安藤は「証拠はあるんですか?」とちゃんに向かって言うが、ちゃんは「桃子さんが着ていた喪服には白い粉末が付いていました」と語り、それはタルクで、風船にもタルクは使われている。安藤は桃子を風船のあるあの部屋で殺害し、路地裏に運んだ、と説明する。これを聴いている内に安藤は呆然となる。松山さんが「桃ちゃんが俺に電話を掛けてきたのは、お前が脅したからだよ」と追い打ちを掛ける。更にちゃんは「タルクは使用するものによって微妙に成分が違う。だけど桃子さんの喪服に付着していたタルクと、あなたの部屋にある風船のタルクは一致するはずです」と語る。松山さんは「十分な証拠だよな」ととどめを刺した。

で、安藤は「畜生、上手く行くと思ったのに...」と犯行を認めた。するとちゃんが「でも、どうして?」と動機を尋ねた。すると安藤は、遠藤が自分の詩を素人以下と馬鹿にし、自分も素人のような曲を書いているくせに、憎かった、と語ると、膝から崩れ落ちた。松山さんは「だからって、桃ちゃんまで巻き込むことはないだろう」と言うと、安藤の襟元を掴み、左手は拳を握り振り下ろそうとする。「許して下さい」と命乞いをするように安藤は言うが、松山さんは「安藤!」と叫び、今にも拳を振り下ろそうとする。ちゃんが「松山さん」と止めようとするが、松山さんは「分かっているよ、刑事は情に流されるな、だろう」と言い、握った拳を振り下ろすことなく、安藤を離した。で、松山さんは安藤に手錠を掛けて逮捕した。そんな松山さんをちゃんはじっと見ていた。

事件解決後、アラスカ署に旅立つ松山さんは、桃子と出会った川辺の道を一人で歩いていて、桃子の歌う『会のメモリー』を思い出していた。そこに自転車を押しながらちゃんがやってきて「松山さん」と声を掛けた。笑顔を見せるちゃんは「やっぱりここでしたか」と言うと、自転車のスタンドを立てて停めた。

「色々、世話になったな」と言う松山さんに「はい、滅茶滅茶お世話しました」と返したちゃん。これに笑いながら「最後まで減らず口の絶えない女子高生だな」と松山さん。ちゃんはこれに笑っていた。で、思い出したように「これ、餞別です」といって、赤い包装紙にリボンの付いた小箱を渡した。「何だよ、これ?」と言いながら受け取る松山さんに「日焼けクリーム」とちゃん。松山さんは「アラスカだぞ。嫌みか?」と返すがちゃんは「雪焼け出来るじゃないですか、アラスカならいっぱい」と言った。すると「そうかそういうことか。謎は解けたよ...」と言い、ちゃんが素早く「ワトソンくん」と口にして、笑っていた。

ちゃんは「真っ黒になって帰ってきた下さいね。松山巡査」と言うと敬礼をした。これに「了解。銭形警視正」と返して敬礼をした松山さん。敬礼の手を降ろすと「じゃあな、元気で」と言い、松山さんは歩き出した。それを見送るちゃんは「松山さん」と声を掛けた。で、振り返る松山さん。

ちゃんは「『愛のメモリー』忘れません」と言い、首にはサックスがあった。で、『愛のメモリー』の演奏を始める。松山さんはその演奏に乗せて歌い始める。で、途中から背を向けて歩き始める。後ろを振り返ることなくゆっくりと歌いながら歩を進める松山さんは、右手を上げて別れを伝えていた。演奏が終わると、松山さんを見送っているちゃんは「ありがとうございました」と言って敬礼をした。

鑑識メモ」:「・3rd.7話」に登場したフィギュアの横出同じポーズで敬礼をしている柴田さん。そのポーズのままで「どうも、柴田です」という挨拶をして、「いよいよ最終回です。「ケータイ刑事銭形命」では最後の鑑識メモ」と続ける。そのままのポーズで「ちゃん、松山さん、本当にありがとうございました。最後に心を込めてサックスを吹かせて頂きます。カモン、サックス」と言う。すると、白く靴下が柴田さんの方に投げられ、それを受け取った柴田さんは、それで主題歌『命短し恋せよ乙女』を演奏し始めるが、「これ、ソックスだ!」と言って投げ捨てた。

「ドラマ倶楽部」からのおしらせの部分は、最終回恒例のご挨拶です。公開収録の時のちゃん、松山さん、柴田さんのスリーショットで、ちゃんが「皆さん、「ケータイ刑事銭形命」を応援して頂き、誠にありがとうございました」と言って軽く会釈する。松山さんが「また、いつの日かお会いできることを楽しみにしてます」と言うと「してます」と柴田さんも続く。で、ちゃんが両脇にいる2人に目をやってから「はい」とまとめ「それでは、さようなら」と言って手を振っていた。

物語の方は、事件のスケールは特に大きなものではなかったが、今までとは少し違って、松山さんが冷静さを失いかけるという展開で、人間ドラマの方に持っていくとは、やってくれました。別れの物語であるだけに、湿っぽくなってしまうのだが、熱くなる松山さんというのが見られて、湿っぽさを吹き飛ばして人間っぽさが見られたのは良いところでした。→こういう人情路線を突き進んでいくと、「部長刑事」(これも30分枠の刑事ドラマでした。40年ちょっと続いた作品でした。)のような物語も期待出来るのだが、この枠ではそういう方向は無いでしょうけど...

一緒に死線を越えるというような派手な物語は無かったが、優等生タイプで真面目、今一つ感情の起伏が出ていなかった銭形命であるが、松山さんが壊れたというものも殆ど無かっただけに、キャラクターとしては弾けなかったが、人間的な部分を描くことはある程度出来ていただけに、1クールで終了というのは残念です。高村さんを相棒にして、ぶっ壊れたちゃんを見たかったところです。それに、左利きという所、しかも松山さんも左利きであっただけに、「・2nd.」で多用された利き腕の違いというものをもっと出しても良かったですね。そして「絶対音感の持主」という設定を十分に使いこなせなかっただけに、つくづく残念でした。まあ、これだけ「残念だ」という言葉が出てくるのは、岡本あずさが良かったためでもある。それと、夏服だけではなく、冬服姿を見たいというのもある。冬服を着ると、細身の長身最というところがスマートに見えて、色々と魅せてくれることになったでしょうね...最初は色々と不安視されていたが、ところがどっこい、(歴代銭形で最も)長身であり、細身がかなり絵になっていて、色々と考える表情はいいものを出していて、やっぱり銭形を襲名するだけの器だったということでした。

そんな中、柴田束志さんは一端降ろして貰いたいですね。「銭形命」では束志が登場しない物語がいくつかあったが、そういう物語の方がバランスが良く纏まっていましたから...

銭形愛」のスタートから丸7年で7代目が終了し、ドラマ枠が一端消滅ということで、8代目については暫く登場しそうにないが、新シリーズをやる場合はしっかりとシリーズ構成をして、全体のバランスを取りながら、基本設定を無駄なく使うということを忘れないで貰いたいところである。とにかく、「銭形命」は「」に続いてシリーズ構成は酷く、ズタボロでしたからね。そのシリーズ構成の酷さを岡本あずさは乗り越えて、しっかりと「ケータイ刑事」の看板を守り抜いたということで、あずさの今後は楽しみです。特に、サックスの方は素人ではないレベルであっただけに、CANDY DULFERのような方向もあるかも知れませんね。(あずさって、CANDYと重なる雰囲気もありますし...)→銭形ーズはやっぱり多才です。

 

↓12/18発売です。予約出来るようになりました。

「銭形命」関係
ハローキティ×『ケータイ刑事 銭形命』★コラボ根付ストラップ

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  • 出版社/メーカー: 株式会社StrapyaNext
  • メディア:
↓これはやっぱり良い曲です。
愛のメモリー

愛のメモリー

  • アーティスト: たかたかし,D.Boone,R.McQueen,馬飼野康二,あかのたちお,カラオケ
  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • 発売日: 1993/10/27
  • メディア: CD
↓松山さんのために...
B15 地球の歩き方 アラスカ 2009~2010

B15 地球の歩き方 アラスカ 2009~2010

  • 作者: 地球の歩き方編集室
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2008/12/13
  • メディア: 単行本
↓一応、拾っておきます。
ベスト・オブ・キャンディ・ダルファー ~キャンデイ・ファンキー・セレクション ~

ベスト・オブ・キャンディ・ダルファー ~キャンデイ・ファンキー・セレクション ~

  • アーティスト: キャンディ・ダルファー
  • 出版社/メーカー: RCAアリオラジャパン
  • 発売日: 1998/06/03
  • メディア: CD
Sax-A-Go-Go

Sax-A-Go-Go

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: RCA
  • 発売日: 1993/03/01
  • メディア: CD
Big Girl

Big Girl

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: RCA
  • 発売日: 1995/10/26
  • メディア: CD

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「悪名」(その10) [映画(邦画)]

今回は年に1本ペースに落ちた1966年の作品1本についてです。

シリーズ第12作悪名桜
作品データを記しておくと、1966年の大映京都の作品で、時間は86分、原作は今東光、監督は田中徳三、脚本は依田義賢、撮影は宮川一夫、美術は西岡善信、音楽は鏑木創である。そして出演は、勝新太郎、田宮二郎、市原悦子、守田学、酒井修、須賀不二男、多々良純、沢村貞子、藤岡琢也、浜田雄史、高杉玄、鎗田順吉、南条新太郎、堀北幸夫、西岡弘善、北野拓也、たちである。

大阪で焼鳥屋となった朝吉と清次は、ある日、暴力団に襲われた新聞記者を助けた。これによって街の英雄に祭り上げられた。また、朝吉を刺そうとした愚連隊の少年・猛は朝吉に捕まって焼鳥屋を手伝わされることになる。そんな頃、八尾から幼馴染の菊枝がやってきて、朝吉の父の死水をとってきたと言い、遺言で女房にしてほしいと言って、そのまま居座ってしまう。朝吉は猛をまともにしてやろうとして、親である沢村亀之助を訪ねるが、朝吉たちの家主でもあって、この界隈の大地主でもある沢村は、体面ばかりを重んじて、息子が焼鳥屋ということが気に入らず、馴染みのあるやくざの大鯛組を使って猛を取り戻そうとする。で、朝吉は意地でも猛を真人間にすると誓う。しかし、大鯛組が焼鳥屋に殴りこみを掛け。家は壊され、猛は脱走してしまう。更に、菊枝が妊娠しているのを知った清次は、朝吉の子だと思い、愛相をつかして去っていく。が、菊枝の子の父は朝吉ではなかった。清次は大鯛組の後藤を脅して20万円を捲きあげて朝吉の家へ投げむ。その頃、猛は大鯛組のやくざと争い、1人を傷つけたことでABCクラブら駆け込んでいた。ABCクラブは沢村と手を組んで、この界隈に娯楽センターを作ることを考えていた。で、朝吉、大鯛組、ABCクラブ、沢村のそれぞれの思惑が入り乱れ、あの手この手の争いが続く。猛は煽てられて大鯛組の幹部・後藤を射殺し、朝吉の家へ飛び込んでくる。自首させようとした朝吉だったが、警察に向かう途中で猛は射殺されてしまう。で、遂に堪忍袋の緒が切れた安佐北は、菊枝を八尾に帰すと、ABCクラブに殴りこんで叩き潰し、続いて大鯛組に殴りこみ、壊滅させて旅に出た。

四つ巴の思惑が入り乱れるという展開はなかなか面白い。(とは言っても、実質的には朝吉とそれ以外の勢力の1対3に近いものですけど...)クライマックスはたっぷりと暴れてくれる朝吉と清次ということで、本シリーズの中では久しぶりにやってくれた、と感じた作品でした。

尚、菊枝を演じている市原悦子が良い味を出しているのも見所である。

 

悪名桜 [DVD]

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ケータイ刑事銭形舞9話[裏ネタ編]PART 2 [ケータイ刑事]

銭形舞[裏ネタ編]」の増補を行っているが、今回からは第9話の「最強の心理学者VS銭形舞」に突入です。今回はサブタイトルにある言葉から「心理学者」について、劇中に登場した「サッチャー錯視」について、そして前回のこの物語の「裏ネタ編」で記した「心理学」と「フロイト博士」について追記を行うことにします。

また、この物語について過去に記した記事(改訂版の方です)は「ここをクリック」してご覧下さい。

心理学者」:後述する「心理学」の研究者、またはその学者のことである。英語では「Psychologist」と言う。

科学的研究を行う心理学研究者と、心理学的知識技能を実践する職業心理学者とに大別出来る。前者は大学などの研究機関に属しているのが殆どであって、この物語に登場する古糸教授もこちらに含まれることになる。一方、後者は「心理士(心理師)」と呼ばれる資格を持っていて、専門機関でカウンセリングなどを行っている人が多い。が、日本では心理学に関する国家資格というものは現時点では存在しておらず、学会や民間団体が与える資格である。そのため、資格商法詐欺事件の温床にもなっている一分野でもある。もしも、これに関する資格取得の通信教育などの勧誘があった場合は、十分注意しましょう。(→資格マニアの岡野さんだったら、いかがわしいような「○○心理士(○級)」というのを(いくつか)持っていそうですね。)

サッチャー錯視」:劇中でも簡単に説明が行われているが、上下を反転させた倒立顔に於いて、局所的特徴の変化の検出が困難になるという現象のことである。(正立した顔であれば、その変化は簡単に検出できるが、倒立させると、変化に気づきにくいというものである。)

イギリス・ヨーク大学のピーター・トンプソンによって研究されたものであって、1980年に発表されたものである。当時のイギリス首相・マーガレット・サッチャーの名前にちなんでこのように命名された。(研究の時、M・サッチャーの顔写真を用いたら、この錯視が顕著に現れたためであった。)

比較的新しいものである「サッチャー錯視」をトリックに利用した今回の物語は、なかなか鋭い所を突いたものである。学術的にも説明されていることであり、人間の顔に対する認識能力とは凄い者ですね。(人間の顔は類似性が高いにも関わらず、一目で見分けて識別できるのですから...)

心理学」:英語では「Psychology」または「Mental Philosophy」と言う。人の心の働き、または人や動物の行動を研究する学問である。また、「心」に関する学問の総称としても使われる。

元々は精神または精神現象について研究する学問として始まり、1879年に世界初の実験室を作ったウィルヘルム・ブントを祖としているとされている。それ以来、様々な学派が生まれ、物理学、生理学、病理学などからそれぞれ発展している。中でも、J・T・ワトソンの行動主義やW・ケーラーのゲシュタルト心理学、W・ディネタイの了解心理学は一定の成果を残している。が、多くは現象学、精神分析、精神医学によって、または生理学や行動工学の進歩によって、有効性が減じられているのも事実である。

現在では人文科学から自然科学、動物行動学、情報工学などが絡んだ幅の広い学問となっていて、「○○心理学」として余りにも数多くの学問が派生している。(→笑い話として「○○心理学」の「○○」に適当な二文字の熟語を入れると、それだけで新たな学問(心理学)になる、と言われている。)中には「心」とどのように繋がりがあるのか疑問を持ってしまうものまであります。(→正に、新興宗教と同じような状況ですね。)

フロイト博士」:SIGMUND FREUD(ジークムント・フロイト:1856年~1939年)はオーストリアの精神分析学者であり、精神分析の創始者である。フライベルクのユダヤ人家庭に生まれた。1873年にウィーン大学に入学し、物理などを学び、1881年に医学部を卒業すると、比較解剖組織学について研究する。その後、1885年にパリに留学して、ヒステリーの研究で知られるシャルコーに師事してヒステリー(神経症の一種)に関心を寄せ、催眠によるヒステリー症状の治療法について学ぶ。翌年ウィーンに戻ると催眠によるヒステリー症状の治療法を実践して開業医となり、同時にJ・ブロイアーやW・フリースとの親交を続けて、その仲から「精神分析」の基礎理論と技法についてを整備していく。1908年にはウィーン精神分析学会を設立、1910年には国際精神分析学会設立に尽力する。その後も多くの患者を診ながら研究を続ける。

が、ナチスの台頭により状況は変わっていって、1938年にナチスが学会からアシュケナジー(ユダヤ人学者)を追放してガス室送りとなる中、彼は弟子たちの勧めによってロンドンに亡命した。(彼もユダヤ人である。)そしてその翌年の1939年、末期癌に冒されていたことから、モルヒネによる安楽死を選んで障害に幕を下ろした。

今日の精神分析の世界は、彼が基礎を作ったものである。1895年に発表した「ヒステリー研究」、1900年に発表した「夢判断」という著書は余りにも有名であり、20世紀の各種学問に多大な影響を与えた。その他の著書としては「性欲論三篇」「自我とエス」「トーテムとタブー」「ある幻想の未来」「文化への不満」等がある。

ただ、面白いのは、彼の研究が後世に多大な影響を与えたのは事実であるものの、彼の弟子たちは彼の理論の一部を必ず否定していて、それを元にして新たな理論を構築していきも精神分析の世界が発展していったということがある。そのため、彼の理論そのままというものは現在には継承されていない。(だからこそ、発展していったということも言える。)

尚、彼の孫であるルシアン・フロイド(LUCIAN FREUD)はイギリスの画家として活躍している。

 

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  • 出版社/メーカー: 培風館
  • 発売日: 1967/10
  • メディア: 単行本

新・心理学の基礎知識 (有斐閣ブックス)

新・心理学の基礎知識 (有斐閣ブックス)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 有斐閣
  • 発売日: 2005/01
  • メディア: 単行本

精神分析入門 (上巻) (新潮文庫)

精神分析入門 (上巻) (新潮文庫)

  • 作者: フロイト
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1977/01
  • メディア: 文庫

精神分析入門 下    新潮文庫 フ 7-4

精神分析入門 下  新潮文庫 フ 7-4

  • 作者: フロイト
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1977/01
  • メディア: 文庫

フロイトの精神分析 (図解雑学-絵と文章でわかりやすい!-)

フロイトの精神分析 (図解雑学-絵と文章でわかりやすい!-)

  • 作者: 鈴木 晶
  • 出版社/メーカー: ナツメ社
  • 発売日: 2004/01
  • メディア: 単行本

夢判断 上   新潮文庫 フ 7-1

夢判断 上 新潮文庫 フ 7-1

  • 作者: フロイト
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1969/11
  • メディア: 文庫

夢判断 下    新潮文庫 フ 7-2

夢判断 下  新潮文庫 フ 7-2

  • 作者: フロイト
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1969/11
  • メディア: 文庫

精神分析学入門〈1〉 (中公クラシックス)

精神分析学入門〈1〉 (中公クラシックス)

  • 作者: フロイト
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2001/06
  • メディア: 新書

幻想の未来/文化への不満 (光文社古典新訳文庫)

幻想の未来/文化への不満 (光文社古典新訳文庫)

  • 作者: ジークムント フロイト
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2007/09/06
  • メディア: 文庫

あるヒステリー分析の断片―ドーラの症例 (ちくま学芸文庫)

あるヒステリー分析の断片―ドーラの症例 (ちくま学芸文庫)

  • 作者: ジークムント フロイト
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 2006/05
  • メディア: 文庫


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名曲探偵アマデウス#44 ベートーベン「ピアノソナタ第8番 悲愴」 [ドラマ]

ゲストが金剛地武志さんということで、あのコンビが復活ということになった今回の物語。取り上げられた曲はベートーベンの「ピアノソナタ第8番 悲愴」でした。ということなので、色々としゃべくりを聴かせてくれるのでは?と思っていたら、金剛地さんは「声が出なくなった」というDJということで、実に考えるものですね。→得意のエアギターということから「エアDJ」とでも行ったらいいのでしょうかね?

冒頭は、いつものように新聞を読んでいる所長に対して、カノンさんは(幸せそうな顔をして)チーズケーキを食べている。ということで、大食いのちゃんをいきなり連想させてくれます。しかも、ここで食べているのがラストのオチにしっかりと繋がっているのだから、上手い作りとなっています。

ドアを激しく叩く音がして、カノンさんが出ると、金剛地登場。いきなりスケッチブックを開いて、そこに書いてある文字で事情を語る。(カノンさんがしっかりと声を出して読んでくれるが、ちゃんと同じですね。)で、ラジオDJのハートフル泉だと分かると、所長がミーハーぶりを見せる。カノンさんの手前、何とか取り繕うが、いつもとは違う所長の姿というのも楽しい所です。で、事情を尋ねると「声が出なく」なってしまいました」これにカノンさんは「お医者さんとかに行った方が...」と返したのは楽しい所です。が、原因がベートーベンの「悲愴」ということで、所長は引き受けた。

ハートフル泉に対してやけに詳しい所長ということで、カノンさんのツッコミも楽しい所です。で、声が出なくなった事情については半・再現ドラマという形で再現されるが、ここで用いられている演出方法は「ケータイ刑事」での再現劇でお馴染みの手法を使っていたということで、やってくれますね。で、ハートフル泉はそこでミスをしたことが原因で声が出なくなった。カノンさんは「リスナーさんの名前、間違えていましたよ」と、しっかりと聴いていました。これに所長が「曲も間違えていたのかもしれません」ということで、ダブルで突き落とされるハートフル泉。形が少し違うが、「ケータイ刑事」のパターンを踏襲しているのは楽しい所です。で、カノンさんはストレートにそれを口する。所長が「言いすぎだろう」と言うと「ごめんなさい」と素直に謝るカノンさんというのも、やっぱり銭形と重なります。

曲についての説明は、第1楽章の説明から始まって、第2楽章、第3楽章と、一通りの説明が行われたが、その中で、第2楽章の所では、BILLY JOELの『This Night』とJOSEPH McMANNERSの『Music On The Angels』が歌詞を付けて歌っているということをしっかりと語っていたが、男女それぞれを持ってくるのは上手いところです。)また、この時、BILLYの所ではこれが収録されてアルバム「AN INNOCENT MAN」のLPに針を落として再生しているというのは、凝った演出でした。(JOSEPHの方では、映像的にはCDジャケットが映し出されただけでしたし..)のは、やってくれました。→筆者にしたら、やっぱりBILLY JOELの方ですね。しかも、そのアルバムは、BILLY JOELが人が変わったように明るくなり、楽しい曲を聴かせているだけに、『This Night』の綺麗なメロディラインが一段と美しく感じられるのですよね。

カノンさんの一言から気持ちを歌ってみようということで、気持ちを歌うハートフル泉は、これで声を取り戻した。ということで、今回の所長は医者にもなっていました。→「高村さんの一言からちゃんが謎を解いて事件を解決した」というパターンを「カノンさんの一言から所長の対処によって依頼者の(1つの)問題を解決した」というのに上手く置き換えられています。

最終的には、情熱を取り戻させて、ハートフル泉を立ち直らせた所長。今回は人生相談という所と医者という役割も果たしていて、名曲探偵というのが副業のように思えました。

今回のドラマ部分は33分強、曲の演奏は9分強、ラストのオチが1分半弱という構成でした。特に曲の所は5分強でFOされて終わった第1楽章と、4分強の第2楽章の演奏がありました。特に第2楽章の方では、主題の所で『This Night』の歌詞を思い出しました。

ラストのオチの部分は、チーズケーキを食べているカノンさん。泉の復帰するラジオ番組が始まるということでラジオのスイッチをいれて所長と一緒に聴く。が、泉は「パッション泉」と改名していて、番組が始まる。最初のお便りと言うことで「大都会の片隅の探偵Xさん」からのお便りを紹介する。そこで「使えないアシスタントの女の子は甘いものが大好きで、なんと私の貴重なレコードコレクションを内緒で質屋に持っていき、そのお金で毎日チーズケーキを食べています。クビにしたいのですが、どんな言葉で切り出せばよいのでしょうか教えて下さい」これを聴いたカノンさんは怒ってラジオを切り、「これ、所長ですよね」と文句を言う。「世の中には似たような事務所があるもんだね...」と惚ける所長だったが、「そんな訳ないでしょう」とカノンさん。でも、何だかんだで所長とカノンさんは良いコンビです。→給料もしっかりと支払われていないようですから、カノンさんにしたら、給料代わりということなんですかね... それにしても「食べる」ことにもっていったということで、「食欲はモンスタークラス」と高村さんに言わせたちゃんを意識していましたね。

今回は、ゲストがゲストであるだけに、色々とネタを期待したが、ストレートにそれらのネタを出すのではなく、全て少しずつ捻った形で出していたのは上手いところでした。(NHKなので、ストレートにだすのはやっぱり無理なのですかね...?)それにしても、ちゃんと高村さんという黄金コンビに柴田太郎さんという図式を、所長とカノンさんにハートフル泉に置き換えて、ノリは同じようなところがあったのは楽しい所でした。(所長もカノンさんのことを随分とボロクソに言っていたが、ちゃんも高村さんのことをボロクソに言っていましたからね...)

こうなると、草刈正雄さんや山下真司さん、佐藤二朗さん、宝積有香さんという顔ぶれもゲストとして登場して貰いたいですね。(更に欲を言うと、お姉ちゃまこと宮崎あおいさんにも登場して貰いたいです。→これはの共演ということになりますから...)

次回、来週・10/4はファイルNo.045のヴィヴァルディ「バイオリン協奏曲集<四季> 秋・冬編」です。ファイルNo.031の続編で、サブタイトルも「愛と葛藤の喫茶店 シーズン2」となっていますし、田畑智子さんの再登場です。また、志岐春子、夏子には秋子と冬子という妹がいたということになるが、やはり四姉妹ということになると、銭形四姉妹のことを意識しているように思ってしまいます。その後の放送予定は、10/11はオペラ放送のためにお休み、10/18はファイルNo.046・ショパンの「練習曲集」、10/25はファイルNo.047・リストの「「巡礼の年・第3年」から『エステ荘の噴水』」と続きます。(10月の新作は3本ということになり、やはり半年で15本ペースが続くようですね。)

 

ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番「悲愴」、第14番「月光」、第21番「ワルトシュタイン」、第23番「熱情」

ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番「悲愴」、第14番「月光」、第21番「ワルトシュタイン」、第23番「熱情」

  • アーティスト: ケンプ(ヴィルヘルム),ベートーヴェン
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
  • 発売日: 2001/10/24
  • メディア: CD

ベートーヴェン:ピアノソナタ第8番&第14番&第23番

ベートーヴェン:ピアノソナタ第8番&第14番&第23番

  • アーティスト: ギレリス(エミール),ベートーヴェン
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
  • 発売日: 2006/11/08
  • メディア: CD
ベートーヴェン : 月光・悲愴・熱情・告別

ベートーヴェン : 月光・悲愴・熱情・告別

  • アーティスト: ルービンシュタイン(アルトゥール),ベートーヴェン
  • 出版社/メーカー: BMGメディアジャパン
  • 発売日: 1999/11/20
  • メディア: CD
ベートーヴェン:ピアノソナタ第8番「悲愴」&第14番「月光」&第23番「熱情」

ベートーヴェン:ピアノソナタ第8番「悲愴」&第14番「月光」&第23番「熱情」

  • アーティスト: ポリーニ(マウリツィオ),ベートーヴェン
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
  • 発売日: 2007/09/05
  • メディア: CD
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 熱情 悲愴

ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 熱情 悲愴

  • アーティスト: アシュケナージ(ヴラディーミル),ベートーヴェン
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
  • 発売日: 2007/06/20
  • メディア: CD
ベートーヴェン:悲愴・月光・熱情

ベートーヴェン:悲愴・月光・熱情

  • アーティスト: グールド(グレン),ベートーヴェン
  • 出版社/メーカー: ソニーレコード
  • 発売日: 1989/06/21
  • メディア: CD
ベートーヴェン:月光/悲愴/熱

ベートーヴェン:月光/悲愴/熱

  • アーティスト: バックハウス(ウィルヘルム),ベートーヴェン
  • 出版社/メーカー: ポリドール
  • 発売日: 1993/09/01
  • メディア: CD
celeste 仲道郁代愛奏曲集

celeste 仲道郁代愛奏曲集

  • アーティスト: 仲道郁代,ショパン,リスト,リスト,シューマン,ドビュッシー,グリーグ,シューベルト,モーツァルト,ベートーヴェン
  • 出版社/メーカー: BMG JAPAN
  • 発売日: 2007/09/26
  • メディア: CD
↓やっぱりこれらも
An Innocent Man

An Innocent Man

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Sony Mid-Price
  • 発売日: 1998/10/22
  • メディア: CD
イン・ドリームズ

イン・ドリームズ

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル
  • 発売日: 2006/07/05
  • メディア: CD
↓やはりこれも
ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 3

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 3

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • メディア: DVD
ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX II

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX II

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • メディア: DVD
ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX I

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX I

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • メディア: DVD
エアギターバイブルDVD 疾風伝説エアギターハイスクール~男子校篇~

エアギターバイブルDVD 疾風伝説エアギターハイスクール~男子校篇~

  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • メディア: DVD
エアギターバイブルDVD 疾風伝説エアギターハイスクール~女子校篇~

エアギターバイブルDVD 疾風伝説エアギターハイスクール~女子校篇~

  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • メディア: DVD
THE 鈴木タイムラーブートレッグDVD BOX

THE 鈴木タイムラーブートレッグDVD BOX

  • 出版社/メーカー: マーレ
  • メディア: DVD

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かおりくみこ『スーパー・ベスト』 [音楽(特撮/邦楽)]

表題のアルバムは2006年にリリースされたものである。デビュー時は本名である「小野木久美子」の名前でジュニア・ポップス歌手としてデビューし、「三純和子」の名前でポップス歌手として活動していた時期もある彼女であるが、アニソン・シンガーとしては陰に隠れがちの存在であるが、ベスト盤がリリースされるのは嬉しいところである。(流石はコロムビアといった所ですね。)で、小野木久美子名義での代表曲である「樫の木モック」やジュニア・ポップス歌手時代の曲も収録されているのは心憎いところである。(三純和子の時代は、レコード会社が異なるということもあって収録されていない。)

収録曲は以下の全24曲である。『さよなら(SAYONARA日本語版)』『やさしくしないで』『想い出なみだ色』『樫の木モック』『ゴーゴーモック』『ボクは悲しい木の人形』『若草のシャルロット』『メイフラワー』『エリカのバラード』『どうぶつえんのこもりうた』『レッド・ブルー・イエロー』『Lはラブリー』『トキメキ・サンシャイン』『ハートフル ホットライン』『パンツァー・メッフェン ~ローラとスージー』『1・2・3と4・5・ロク』『青春虹の橋』『湧きあがれ雲』『ひとつの愛のうた』『マジカル・ナイト』『白い鳩をみた』『夕暮れの鐘』『結婚行進曲』『とびだせ! パンポロリン』。

こうやって彼女の曲名を見てみると、挿入歌が多いことと、主題歌を歌っていてもメジャーというよりもマニアックな作品が多いということを改めて感じる。しかし、曲の幅は広く、オールマイティというバラエティに富んだ内容となっている。実写作品である「がんばれ!レッドビッキーズ」の主題歌の『青春虹の橋』から映画主題歌の日本語版の『さよなら』などは歌唱力のある所をしっかりと見せている。

ミッチ、大杉久美子、前川陽子の存在の前では陰に隠れがちであり、作品にも恵まれない所があるが、実力の方はしっかりと持っているので、安心して聴くことが出来る。じっくりと聴いてみたいシンガーのベスト盤ということで、お薦めの一枚です。

 

かおりくみこ スーパー・ベスト

かおりくみこ スーパー・ベスト

  • アーティスト: 小池知子,長谷川尚子,吉田健美,武鹿悦子,メアリー・マッグレガー
  • 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 2006/06/28
  • メディア: CD


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