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PETER PAUL & MARY『MOVING』 [音楽(洋楽)]

もう一枚、PPMのアルバムをピックアップしておきます。今回は1963年に発表された2nd.アルバムである。デビュー・輝バムが大ヒットとなり、それがまだ売れている中で発売になったが、Billboardのアルバム・チャートでは最高位2位、1963年の年間アルバム・チャートでは63位にランクインするように、やはり大ヒットを記録している。(但し、デビュー・アルバムの方がヒットの規模としては大きかった。何せ、デビュー・アルバムはBillboardのアルバム・チャートで1位に返り咲いている。)また、本アルバムからはシングル・カットされた『Puff (The Magic Dragon)』は全米1位こそならなかったが、最高位2位を記録して大ヒットとなり、フォーク・ブームはまさに頂点に達し、彼らの名前は完全に不動のものになった。

収録曲は以下の全12曲である。『Settle Down (Goin' Down That Highway)』『Gone The Rainbow』『Flora』『Pretty Mary』『Puff (The Magic Dragon)』『This Land Is Your Land』『Man Come Into Egypt』『Old Coat』『Tiny Sparrow』『Big Boat』『Morning Train』『A'soalin'』。

この中からシングル・カットされたのは2曲で、『Puff (The Magic Dragon)』はBillboardで最高位2位、1963年の年間シングル・チャートでは16位にランクインしている。また、『Settle Down (Goin' Down That Highway)』は最高位56位を記録している。

本アルバムからのお薦め曲については、やはり、いずれもが素晴らしい曲であることから、やはり「全て」ということにしておく。

尚、本アルバムも、収録曲の方は彼らの代表的な曲がたっぷりと収録されていることもあって、なとようとしても満足できるものであるが、この時期のアルバムらしい所もあって、収録時間は34分ちょっとである。この点のみがやはり不満点ということになってしまいます。デビュー・アルバムと本アルバムの2枚のアルバムを足すと、時間的には70分弱となるので、2 in 1として、1枚ものにしてリリースして貰いたい所である。(時間的には全く問題無く収録出来る。)が、前作も本作も、彼らのアルバムとしては人気の高いものであり、バラバラであってもセールスは伸びるだけに、レコード会社はそう言うことはしてくれないでしょうね...

 

Moving

Moving

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Warner Bros.
  • 発売日: 1995/01/24
  • メディア: CD

ムーヴィング

ムーヴィング

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Warner Music Japan =music=
  • 発売日: 2008/06/25
  • メディア: CD
ムーヴィング

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  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ダブリューイーエー・ジャパン
  • 発売日: 2000/02/23
  • メディア: CD

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PETER PAUL & MARY『PETER PAUL & MARY』 [音楽(洋楽)]

PPMのMARY TRAVERSが亡くなったということで、またまたPPMのアルバムをピックアップします。で、今回は1962年に発表された彼らのデビュー・アルバムである。'60'sフォーク・ブームをも散らしたと言ってもよいアルバムであり、本アルバムによって彼らは一躍スターの仲間入りを果たすことになった。彼らの代表的な曲もたっぷりと収録されていて、内容の方はベスト盤の様な感じのするオリジナル・アルバムである。また、チャート成績の方も本アルバムは凄い記録を達成している。というのは、本アルバムは1962/10/20付けから6週連続1位を獲得(11/24付けまで)し、その後で1位を明け渡すが、約1年後の1963/10/26付け(48週ぶり)で1週だけとはいうものの再び1位に返り咲き、通算では7週に渡って1位を獲得している。また、年間アルバム・チャートでも、モノラルとステレオに別れていた1962年はモノラルでは年間33位、ステレオでは30位にランクイン、更に1963年は2位にランクイン、1964年も6位にランクインしている。(1963年は2nd.アルバム「MOVING」が年間チャートの3位にランクインしている。)ちなみに、1962年と1963年は「WEST SIDE STORY」のサントラ盤が2年続けて年間1位を獲得している。

収録曲は以下の全12曲である。『Early In The Morning』『500 Miles』『Sorrow』『This Train』『Bamboo』『It's Raining』『If I Had My Way』『Cruel War』『Lemon Tree』『If I Had A Hammer (The Hammer Song)』『Autumn To May』『Where Have All The Flowers Gone』。

尚、シングル・カットされたのは2曲で、『Lemon Tree』が最高位35位、『If I Had A Hammer (The Hammer Song)』が最高位10位(1962年の年間シングル・チャートでは98位にランクインしている。)を記録している。アルバムのヒットの大きさと比べると、シングルのチャート成績の方は今一つであるが、これはライヴでの彼らが高い評価を得ていることの証でもあって、シングル・カットされていなくても彼らの代表曲と呼べるものがたくさんあるということになる。

お薦め曲はシングル・ヒットの『Lemon Tree』と『If I Had A Hammer (The Hammer Song)』は外せないが、『Early In The Morning』『500 Miles』『Cruel War』『Where Have All The Flowers Gone』などは彼らの代表曲としても知られる人気曲であり、『It's Raining』『Autumn To May』なども捨てがたい魅力のある曲である。→早い話、全部がお薦め曲である。

内容としては、デビュー・アルバムであるのだがお馴染みの曲が収録されているだけに、ベスト盤のような側面も持っているアルバムであり、とても充実したものである。ただ、収録時間が30分ちょっとというように、短い所が唯一の不満点といったところでしょう。(2nd.アルバム「MOVING」と2 in 1として1枚にしてくれたら、何の不満もないのですが...)

いずれにしても、本アルバムはフォークを語るだけでなく'60'sサウンドを語る上でも欠かすことの出来ないアルバムであり、ライブラリーに加えられていて当然というアルバムである。

 

Peter, Paul And Mary (1st LP)

Peter, Paul And Mary (1st LP)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Warner Bros.
  • 発売日: 1988/07/22
  • メディア: CD

ピーター、ポール&マリー

ピーター、ポール&マリー

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Warner Music Japan =music=
  • 発売日: 2008/06/25
  • メディア: CD

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ケータイ刑事銭形泪32話(2nd.19話)[裏ネタ編]PART 4 [ケータイ刑事]

銭形泪・2nd.19話」(通算では32話)の「よっ、座布団一枚! ~人気落語家殺人事件」の「裏ネタ編」も4回目となるが、今回はこの物語で梅雨時ということになっていたので「梅雨」についてと「」について、更にこの物語ではこの土地がポイントになっていたことから「房総半島」について記すことにします。尚、「梅雨」については「・24話(2nd.11話)[裏ネタ編]PART 3」で記しているが、それをベースに加筆しました。

尚、約3年1ヶ月前になるBS-i(当時)のこの物語の再放送時に記した記した記事は「ここをクリック」してご覧下さい。

梅雨」:読みは「つゆ」が一般的であるが「ばいう」と読む場合もある。(例えば「梅雨前線」)また、漢字では「黴雨」と表記する場合もある。英語では「The Rainy Season」と言い、「雨期」ということになっている。

毎年6月から7月にかけて、中国の揚子江流域から日本において見られる東アジア特有の気象現象であり、雨の多い期間である。(ある意味では「雨期」と言ってもよい。)その期間は一ヶ月から一ヶ月半ぐらいの間である。(年によって長短があるのも特徴であり、梅雨入りと梅雨明けの日はある程度決まっているものの、いつからいつまでというのは一定していない。)但し、暦の上では、太陽が黄経80゜を通過する日(6/11または6/12)となっているが、これは気象学的な意味がある訳ではない。(あくまでも、この頃ということから、きたものである。)但し、気象学での「梅雨」は梅雨前線が南岸沿いに停滞することをさして言う。

「梅雨」は中国の揚子江流域から華南、華中の沿岸地域、朝鮮半島南部と、北海道と小笠原諸島を除く日本に見られる現象である。この時期の雨は、雨脚は特に強いものではないが、長期間にわたって雨が降り続くというのが特徴であって、サバナ気候やモンスーン気候に見られる雨期とは異なる。そのため、カビにとっては絶好の繁殖時期になり、食中毒が発生しやすい時期でもある。(「黴雨」という表記は、正に「カビ」という文字を使っているものである。)

「梅雨」の語源は、梅の実が熟する頃の雨、という説と、カビが生えやすい時期の雨ということから「黴雨」としたという説、またはカビによって物が「ついゆ(費ゆ、弊ゆ、潰ゆ→「傷む、悪くなる」という意味)」ことに由来する、という説がある。また、陰暦の5月頃という時期になるため、「五月雨(さみだれ)」と言う場合もある。

梅雨入りとなるのは南の方が早く、北に行くほど遅くなる。年によって多少の前後があるものの、平年ということでは、沖縄地方では5月上旬に梅雨入りし、6月下旬に梅雨明けとなるが、九州南部では5月末頃に梅雨入りとなって、7月中旬に梅雨明け、九州北部から中国・四国では6月上旬に梅雨入り、7月中旬に梅雨明け、近畿、東海、関東では6月上旬の梅雨入り、7月下旬の梅雨明け、東北北部でも6月中旬に梅雨入り、7月下旬に梅雨明けと言うのが例年のパターンである。また、台湾や華南では5月中旬に梅雨入り、6月下旬に梅雨明け、朝鮮半島南部では6月下旬に梅雨入りして7月下旬に梅雨明けとなる。

また、この時期は雨が多いことで地盤が緩みやすく、ちょっとした雨でも土砂崩れが発生したり、洪水になりやすいので、それなりの災害に対しての備えを忘れないようにしておきましょう。

尚、特に説明の必要は無いだろうがも「梅雨」「黴雨」をはじめ「入梅」「梅雨明け」「空梅雨」「旱梅雨」「五月雨」などは全て夏の季語である。(松尾芭蕉の有名な俳句「五月雨を集めて早し最上川」は誰でも知っていることでしょう。)

」:大気中の水蒸気が高所で凝結し、水滴となって地上や海上に落ちてきたもののこと、またはそういう天候のことを言う。

雨の元になる雲を形成する上昇気流の起こり方によっていくつかの雨に分類される。(地形性降雨、前線性降雨、低気圧性降雨、不安定驟雨、収束気流性降雨、対流性降雨)

降ってくる雨粒の大きさは0.1mm~3mm程度である。0.1mmよりも小さいものは上昇気流によって落ちて来なかったり、落下中に蒸発してしまうかで、地表には達しない。また、大きい方が3mm程度というのは、それよりも大きくなると、降っている最中で複数の水滴に分解して小さくなってしまうため、3mmを超えるような雨粒の雨は無い。また、日本では雨粒が0.5mm異常になって「雨」と言い、それ以下の場合は「霧雨」と言う。

天気予報や気象情報では「雨」と言っても「弱い雨」や「強い雨」「激しい雨」などという言い方があるが、これは降水量を元にして分類されるものである。1時間当たりの降水量である「時間雨量」がこの場合使われていて、「弱い雨」は3mm未満、「やや強い雨」は10mm以上20mm未満、「強い雨」は20mm以上30mm未満、「激しい雨」は30mm以上50mm未満、「非常に激しい雨」は50mm以上80mm未満、「猛烈な雨」は80mm以上の雨の場合を指している。→こういうことは、従姉妹のちゃん(警視庁で唯一人、気象予報士の資格を持っているということになっている。)は詳しいでしょうね。また、「・1st.5話」では天気記号が出てきているが、雨の天気記号は「●」である。(日本式の場合であり、国際式は雨の強さによっていくつかに分けられているので、ここでは省略します。)

尚、英語では「Rain」、ドイツ語では「Regen」、フランス語では「Pluie」、イタリア語では「Pioggia」、スペイン語では「Lluvia」と言う。(特にイタリア語の「Pioggia」(ピオッジャ)と言うのは、ジリオラ・チンクエッティのヒット曲「La Pioggia」(邦題:雨)があって、この曲は日本ではカンツォーネ、イタリアン・ポップスの代表的な曲として知られている。1969年のヒット曲であるが、現在でも毎年梅雨時には必ず耳にすることのある曲である。(最近ではトヨタのヴィッツのCMソングに使われていたので、メロディを聴くと、あの曲だ、とわかるでしょう。)このため、イタリア語の「Pioggia」という単語だけは知っているという人が意外と多い。)

房総半島」:関東地方南東部にある半島で、全域が千葉県に属している。この名前は、かつて安房の国と上総の国があったことに由来している。東と南は太平洋に面していて、西には東京湾があり、そのをはさんだ対岸には三浦半島がある。

北部は低平な台地(下総台地)であり、南部は房総丘陵と岩石海岸となっている。また、東野太平洋岸には九十九里浜がある。北西部の東京湾に面した所は京葉工業地域となっていて、北東部は畑作地帯であり、同時に漁業も盛んである。(房総半島北東端となの犬吠埼のある銚子市は漁港でもあって、銚子漁港の年間水揚量は全国第1位である。また、)南部は酪農や野菜栽培が行われていて、南房総国定公園をなしている。尚、南部の太平洋側(東側)を「外房」、東京湾側(西側)を「内房」と呼ぶ。(JRの「外房線/内房線」もこの地名から来ている。但し、「内房線」/外房線」という名称は1972年以降であり、それ以前は別の名称で呼ばれていた。)

房総半島は、有史以前は本州とは独立した島であり、フィリピン海プレート上にあった堆積物の集まりであった。フィリピン海プレートの北上で太平洋プレート上にある本州とぶつかり、隆起して一体になったものである。そのため、関東平野には無い火山噴出物が地層に含まれている。(伊豆半島、三浦半島も同じである。→関東地方は平野部であり、海側は平坦な地であるが、房総半島や三浦半島には山岳とまでは言えないにしても、ある程度の高さの山があるのはこのためである。)とは言っても、有史以後は本州の一部となって安定しているのは言うまでもない。

東京から近いが、南部の方は自然が多いこともあって、観光地となっている。また、BS-i(BS-TBS)のドラマでも、この地方でのロケも多い。(小湊鉄道はロケも多く、いくつかの作品にも登場していますね。)但し、今回の物語では、物語上は房総半島の土地が出てくるが、そこでロケを行った訳ではないですが...

 

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 3

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  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
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ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 1

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最新気象百科

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  • 作者: C. Donald Ahrens
  • 出版社/メーカー: 丸善
  • 発売日: 2008/01/25
  • メディア: ハードカバー

面白いほどよくわかる気象のしくみ―風、雲、雨、雪…摩訶不思議な天気の世界 (学校で教えない教科書)

面白いほどよくわかる気象のしくみ―風、雲、雨、雪…摩訶不思議な天気の世界 (学校で教えない教科書)

  • 作者: 大宮 信光
  • 出版社/メーカー: 日本文芸社
  • 発売日: 2007/04
  • メディア: 単行本

梅雨に関する調査 (1976年) (解説資料〈第4号〉)

  • 作者: 大阪管区気象台
  • 出版社/メーカー: 大阪管区気象台
  • 発売日: 1976/10
  • メディア: -

↓一応、「雨」が収録されているアルバムを拾っておきます。

ジリオラ・チンクェッティ ベスト&ベスト

ジリオラ・チンクェッティ ベスト&ベスト

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: 株式会社ケイエスクリエイト
  • 発売日: 2008/07/01
  • メディア: CD

ベスト・オブ・ジリオラ・チンクェッティ

ベスト・オブ・ジリオラ・チンクェッティ

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: イーストウエスト・ジャパン
  • 発売日: 1993/04/25
  • メディア: CD

房総半島パーフェクト地磯ガイド―ぐるっと一周、完全網羅!入釣経路も詳細解説!! (BIG1 111)

房総半島パーフェクト地磯ガイド―ぐるっと一周、完全網羅!入釣経路も詳細解説!! (BIG1 111)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 海悠出版
  • 発売日: 2007/11
  • メディア: 単行本

房総半島 2009―まるごと食材王国 (メディアパルムック パーフェクトガイド 47)

房総半島 2009―まるごと食材王国 (メディアパルムック パーフェクトガイド 47)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: マガジントップ
  • 発売日: 2008/12
  • メディア: ムック

空撮堤防・地磯・沖磯ガイド (房総半島内房・南房編) (Cosmic mook)

空撮堤防・地磯・沖磯ガイド (房総半島内房・南房編) (Cosmic mook)

  • 作者: 磯釣り研究会
  • 出版社/メーカー: コスミック出版
  • 発売日: 2005/07
  • メディア: ムック


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