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[再放送]ケータイ刑事銭形命13話[Final]+α [ケータイ刑事]

本放送から一週遅れの再放送の方も、本日の放送で終了となりました。再放送の方は、スポンサーが付いていないので、本放送の時に「docomo」のロゴが被ることがないという大きなメリットがあるが、最終回もこの点だけはしっかりと受け継がれていました。また、本放送から一週間後ということで、「鑑識メモ」の後の「ドラマ倶楽部からのおしらせ」の所もカットされずにちゃんと放送されているというのもポイントが高い所である。で、最終回恒例のご挨拶も、カットされずにしっかりと放送されました。→保存用には本放送ではなくて再放送に限ります。

また、心配されたニュース速報や地震/気象速報なども被ることが無かったので、本当に「本放送」の方はカスでした。(一応、7&8話の「ドラマ倶楽部からのおしらせ」は公開収録のお知らせだった関係上、再放送では終了していたためにカットされましたが...)

が、本放送から一週間というのはこれまでと同じであったのに、次がないということで、随分と間があったようにも感じました。(内容については、今回は省略します。)

尚、最終回の本放送の後に、docomoのCMの後に「銭形命」のDVD-BOX発売のお知らせ(15秒)があったが、再放送の方では、この宣伝はありませんでした。(ここだけが残念でした。)

また、再放送の時に放送と同時に配信されていた「入電メール」のテレメールの配信は無く、月が変わったとは言っても企画を途中で放棄した形になってしまい、ズタボロでした。→社名が変わってから、やはり何処かがおかしくなっている...

尚、後番組となるドキュメンタリー番組の「真冬の挑戦者」の予告は、本日夜スタートということになるので、そのまま放送されました。(地上波放送や次の再放送以降では、間違いなくカットされる所ですね...)

で、「銭形命」は一部の低調だった物語の録画モードを落とすことで、全13話を1枚の2層BD-Rに収録することが出来ます。スポンサーのロゴなしのものがHD画質で残せるだけに、DVD-BOXは完全に特典DISCだけが目的となるだけに、どうしましょうかねぇ...

尚、「銭形命」をDRモードで録画すると、1層BDだと6話2層BDでも12話しか入りません。ちなみに「名曲探偵アマデウス」もBS-hiの放送をDRで録画すると、1層だと3話しか入らないが2層を使うと7話入り、1層BD-Rよりも割高な2層BD-Rであるが、有用ということになる場合があって、これらは2層ならではの恩恵ということになります。

昼間の再放送枠の後番組は、来週からは中断していた「東京少女」の再放送(「瓜生美咲」から)となっているが、来週10日はプロ野球中継が入ったため、17日からとなります。(そのため、再放送の「恋日」はまたも一週空くということになり、このペースだと26話の放送に10ヶ月ぐらいかかるのは確実ですね。)

今週から、3年半見続けていた土曜23時のドラマ枠(「銭形雷」の1st.14話から、「恋日・ニュータイプ」「恋日・3rd.」「銭形海」「東京少女」「恋と…」「銭形命」と続いた。尚、「銭形雷」1sr.13話までは日曜23時の放送でした。)が無くなったことで、土曜の夜に見るものが無くなったと思ったが、BS11で22:30~23:00に「メタル侍」が放送されるので、それなりに見るものはありました。

また、MBSでは10/7深夜スタートの「古代少女ドグちゃん」は「ケー刑事」関係者では井口監督や豊島監督、三宅監督に脚本の方にはKJも参加しているということで、注目番組であるのだが、関西以外では福岡地区でRKB毎日放送が10/19深夜からスタートするようですね。(それ以外の地区は不明です。)→関西地区のみではなくなった。

そう言えば、今年の4月から6月に関西地区のみで放送された関テレの「NEXT」(岡本杏理が4人のヒロインの中の1人として出演している。)のDVD-BOXが10/7に発売になります。「解体新女」の部分はON AIRされなかった映像が加わるらしいですね。(が、ドラマの方は、清水由紀主演作はまあまあだったが、岡本杏理、恒吉梨絵主演作は一応楽しめる、前田典子主演作は今一つということだったので、未見の方はレンタルで十分かと...)→ドラマのクオリティとしたら「東京少女」の方が良くできています。

そういえば、お姉ちゃまが出演する「嬢王Virgin」は、テレビ東京は金曜深夜の放送であるが、テレビ大阪は月曜深夜の放送ですし、NHKの「名曲探偵アマデウス」と「オトコマエ!2」にも出演中だし、10/6(火)夜のフジテレビ系のドラマ「誰かが嘘をついている」にも出演(HPでは「芽以」ではなく「芽衣」となっていて字が間違っていますが...)、NHK教育で放送されている(再放送ですが)「南の島の小さな飛行機 バーディ」のOP主題歌も歌っているということで、お姉ちゃまが銭形ーズを完全に引っ張ることになりますね。(お姉ちゃまはCSで「純情きらり」の放送があるし、ちゃんは「銭形舞」の再放送があと5話、ちゃんは「オトメン」に出演。分家はちゃんが(隔週放送の)バラエティ1本があるだけ。ちゃんは12月になってから「東京少女・岡本あずさ」が放送されるはず。)

 

↓予約出来ます。

↓一応、拾っておきます。
NEXT DVD-BOX

NEXT DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • メディア: DVD
東京少女 DVD-BOX1

東京少女 DVD-BOX1

  • 出版社/メーカー: ABSORD MUSIC JAPAN(K)(D)
  • メディア: DVD

東京少女 DVD-BOX2

  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • メディア: DVD

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PABLO CRUISE『WORLDS AWAY』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1978年に発表された彼らの4枚目のアルバムであり、最もヒットしたアルバムである。彼らはサーフ・ロック・バンドとして名前を知られたが、現在では殆どその名前すら出てこない状況になっている。が、'70'sには絶大な人気があったバンドの一つである。1986年に一度解散し、1996年に再結成しているものの、新たなヒットが生まれていないだけに、過去の栄光で活きているバンドになってしまったのはちょっと残念なところである。本アルバムは彼らの発表したアルバムの中で最もヒットを記録したアルバムであり、'70'sのサーフ・ロックを語る上では忘れてはならないアルバムの1枚である。Billboardのアルバム・チャートでは最高位6位を記録して、1978年の年間アルバム・チャートでは77位にランクインしている。

収録曲は以下の全9曲である。『Worlds Away』『Love Will Find A Way』『Family Man』『Runnin'』『Don't Want To Live Without It』『You're Out To Lose』『Always Be Together』『Sailing To Paradise』『I Go To Rio』。

この中からシングル・カットされたのは3曲で、『Don't Want To Live Without It』がBillboardで最高位21位、『Love Will Find A Way』が最高位6位、1978年の年間シングル・チャートでは44位にランクイン、そして『I Go To Rio』が最高位46位を記録している。

お薦め曲は、彼らの代表曲でもある『Love Will Find A Way』、シングル・カットされている『Don't Want To Live Without It』、そして『Family Man』『Always Be Together』『Sailing To Paradise』という所をピックアップしておく。

サウンドは、爽やかなものであり、夏が似合うというものが多いのだが、聴かせるところはしっかりと聴かせていて、この当時からブームになったAORに繋がる所も感じるものである。確かに「サーフ・ロック」であるのだが、キャッチーで聴きやすいメロディというのは親しみやすい所である。

時期としたら、夏が終わり秋になったが、今一つメジャーになりきれなかった彼らを思うと、今ぐらいの季節に聴いた方が面白い所を感じるだけに、一度は耳にしておきたいアルバムである。

 

Worlds Away

Worlds Away

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: A&M
  • 発売日: 1990/10/25
  • メディア: CD


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ケータイ刑事銭形泪33話(2nd.20話)[裏ネタ編]PART 6 [ケータイ刑事]

6回目となる「銭形泪・2nd.20話」(通算では33話)の「赤坂の中心で、愛を叫ぶ! ~時効直前!赤坂超美人ホステス殺人事件」の「裏ネタ編」は、容疑者・古川の部屋にあったAV製品の中から、現在では殆ど目にすることがなくなったものとして、「LPレコード」について、「アナログ・プレーヤー」について、「LDプレーヤー」について記します。尚、「LPレコード」は「レコード」として「・20話[裏ネタ編]PART 1」で記しているが、今回は「LPレコード」として新たに記しました。また、今回取り上げたものは、単独でも十分に「裏ネタ編」の1回分以上を書くことが出来てしまうが、適当なところで打ち切ることでまとめました。(いずれ、続編を別の形で記すかも...)

尚、約3年1ヶ月前になるBS-i(当時)のこの物語の再放送時に記した記した記事は「ここをクリック」してご覧下さい。

LPレコード」:1982年にCDが登場するまでは、音楽を供給するメディアとしてメジャーな存在であった。現在では、その音質を評価されて、再び注目されるようになり、ここ数年は一部のアルバムで、LPレコードによってもリリースされている。また、現在では「アナログ・ディスク」または「アナログ・レコード」ということもある。

「レコード」は「記録」という意味の「Record」が語源であり、音楽(音声)を記録したもの、という意味である。それが、ビニール系の素材を使ったSPレコードが、プレスすることで量産できたことから、広く普及し、LPレコードとEPレコードが登場し、音楽供給メディアとしての確固たる地位を占めていた。

歴史は古く、原理的なものはフランスのレオン・スコットが1857年に発明した「フォノトグラフ」である。(但し、これは再生装置が無かったため、実用には至っていない。)実用化されたものとして登場したものでは、1877年にエジソンが発明した「フォノグラフ」が最初である。これは錫箔を貼った真鍮の円筒に、音を針によって記録するというものである。(後に、紙に蝋を塗って作られたことから「蝋管式」と呼ばれる。)また、後に世界的に普及した円盤式のディスクを使ったものとしては、1887年にエミール・ベルリナーが発明した「グラモフォン」が登場した。エジソンのフォノトグラフは、記録媒体が円筒形であることから、量産性が悪く、また、保管にはかさばるという欠点があったが、円盤式だと複製が簡単にできること、収納性が良いことなどのメリットが多かったことから、円筒式を駆逐することになった。が。これらは機械的蓄音機と呼ばれるものであり、大きな再生音が得られなかった。これが、SPレコードと呼ばれる電気式蓄音機の登場によって、これがスタンダードなものとして、世界中に普及することになる。(回転数は毎分78回転)しかし、SPレコードはディスクの材質が柔らかいものであり、また落下させたら簡単に割れるというものであった。収録時間も30cmのディスクでも5~6分というのが標準であった。

やがて、落としても割れないものとして、ディスクにビニール系素材を使ったもの、長時間の収録を可能にするものとして、1848年にLPレコード(回転数は毎分33 1/3回転)が登場し、音声チャンネルもステレオ(2ch)となる。また、シングル盤と呼ばれる直径17cmのEPレコード(回転数は毎分45回転)が1949年に登場し、これらがSPレコードに取って代わった。

LPレコードはSPレコードと同じ直径30cmで、収録時間(片面)が20~30分ということになり、EPレコードは収録時間は5分程度であるが、SPレコードよりも小形になったことで、オートチェンジャーで使われるものとして、基本的に1曲の収録ということで、LPレコードと棲み分けされ、こちらも世界的に普及することになる。(LPはコロムビアから、EPレコードはRCAビクターの開発で、競合関係になる可能性もあったが、棲み分けされて両者が定着した。)

また、EPレコードはSP/LPレコードよりもセンター部の穴の径が大きいのは、ジュークボックスのオートチェンジャーに対応するためである。また、中にはLPレコードと同じ大きさの穴が付いたものも登場したが、これは簡単に折ることが出来、ジュークボックスに使うときはそのようにして使用された。しかし、一般の使用ではアダプターを使うことで対応し、LPレコードと同じ穴を持ったEPレコードは姿を消した。

また、一時的にはEPレコードのサイズで回転数をLPレコードと同じにして、収録時間を7~8分に拡大したもの(穴はLPレコードと同じ)である「コンパクト盤」と呼ばれるものが登場したが、音質的なことから広く普及せずに消えていった。→当時はLPレコードが高価であったため、安価で4~5曲収録したものとしての需要があった。今風に言うと(こちらも消滅した)8cmCDを使った「ミニ・アルバム」と言った所ですかね...30cmのLPレコードよりも安価であったことからある程度売れている。

その後、LPレコードのサイズでEPレコードと同じ回転数の「12インチ・シングル」と呼ばれるものが登場し、10分弱の時間の長いものを収録したものとして利用された。また、これは音質的にもLPレコードよりも上であった。

尚、SPレコードの「SP」は「Standard Playing」、LPレコードの「LP」は「Long Playing」、EPレコードの「EP」は「Extended Playing」の頭文字を取ったものである。また、レコード盤の直径は、SPは30cm、LPは30cmと25cm、EPは17cmである。また、レコード盤を「ディスク」というが、これらの各レコードの「ディスク」の綴りは「DISK」である。(最近はほぼ目にしなくなったフロッピーディスクのディスクも「DISK」、CDなどの光ディスクは「DISC」である。→非接触の光ディスクは全て「DISC」、接触式ディスクは「DISK」である。)

1982年にCDが登場しても、CDが高価だったこと(特にプレーヤーが高かった)から、'80年代はCDよりもLPレコードの方が売れていた。(但し、LPレコードはカセットテープに追い上げられていて、カラオケという分野ではカセットテープの方が売れていた。)'80年代の終盤からCDがLPレコードに並び、逆転したが、当時はLPは完全に消え去ると言われたが、SPレコードのように完全に無くならず、生き残った。これは、CDは再生周波数が20kHzまでであるが、LPレコードの方はそれ以上の能力があり、マニア層で音質が評価されたためでもある。これがいつしか評価されて、2007年ごろからはLPレコードが再び注目されて、近年では一部の新譜もLPレコードでのリリースも見られるようになり、復権の兆しが見えている。(とは言っても、数量的には需要が減少しているCDとは比べものにならない少量ですが...)

また、「ソノシート」と呼ばれる曲げることが可能な薄いビニールを材料としたレコードも登場した。SP/LP/EPレコードは基本的に黒いディスクであったが、ソノシートはカラフルな色のものが簡単に作れることで、赤、青、緑などのものが賑わしていた。尚、サイズは17cmのものが殆どであり、EPレコードの代わりといういう位置づけであった。が、EPレコードに取って代わるようなものにはならず、安価に製造できるということから、雑誌の付録などに付いていることが多かった。但し、音質的にはEPレコードよりも劣った。→後に、雑誌の付録にFD、CD、DVD等が付くようになったが、ソノシートはその先駆けになったというができる。

アナログ・プレーヤー」:「レコード・プレーヤー」という名前で普及していたが、CDが登場した頃から「アナログ・レコード」を再生するものということで「アナログ・レコード・プレーヤー」と呼ばれるようになり、いつしか「アナログ・プレーヤー」と呼ばれるようになった。(現在でも「レコード・プレーヤー」という言い方も残っている。)尚、英語では「Phonograph」と言う。

音楽(音声)信号を電気信号に変換し、その電気信号を機械的信号で記録したLPレコード、EPレコードを再生する装置である。信号が機械的な振幅で記録されているため、それを針で接触して拾い上げ、電気信号に変換し、再生するものである。機械的な信号を電気信号に変換するのは電磁誘導の原理であり、固定されたコイルを透る磁界が変化することによって発電するか、固定された磁界の中をコイルが動くことによって発電するかである。(前者はMM型と言われるカートリッジの原理であり、後者はMC型と呼ばれるものの原理である。)が、機械的振幅が小さいことから、ピックアップされる電気的信号は他のオーディオ機器の音声信号よりも微弱である。また、広域特性を改善するためにRIAA曲線(RIAAカーブ)と呼ばれるイコライザーを通す必要もある。

構成は、レコード盤を置いて等速回転する「ターンテーブル」と、レコード盤に刻まれた信号を拾う「カートリッジ」、カートリッジを支える「トーンアーム」から構成される。(ターンテーブルとトーンアームを固定する筐体がこれ以外にある。)

ターンテーブルは等速回転をする必要があり、しかも機械的な振動を音声信号に変換することから、ターンテーブルの回転ムラや、プレーヤーが外部からの振動を受けると音質に影響を与える。そのため、ターンテーブルや筐体は重いものが良いとされて、マニア向けの製品では直径が30cmちょっとというターンテーブルであっても重量が5~10kgというものや、筐体全体の重量が50kgを超えるような製品も登場した。

ターンテーブルも、モーター軸に直結したダイレクト・ドライブだと、モーター部で発生した振動がターンテーブルに伝わることになるため、マニア向けのプレーヤーでは、ダイレクト・ドライブ方式のものは少なく、モーターの回転をベルトや糸で伝える「ベルト・ドライブ」(糸ドライブ)方式のプレーヤーが多かった。(これだと、モーター部で発生した振動はターンテーブルには伝わらない。)

その他、現在のデジタル・オーディオの世界では考えられないような伝説が多数あって、良い音を出すための様々な工夫が多数見られる機器でもある。何せ、ディスクをターンテープルに吸着させて反りを無くすというバキューム式のターンテーブルというものまで登場した程ですから...

また、アナログ・プレーヤーは機械式に接触して電気信号を得るのが基本であるが、1980年代終盤には、CDやLDの技術の進歩によって、アナログ・レコードをレーザーを用いて非接触で信号を読み取るというプレーヤーも登場した。しかし、ディスクの偏心、反りなどがCDの比ではなく大きいということから、信号の読み取りに苦労していて、安価な製品は登場していない。(100万円を超える価格で販売された。)→確かにメリットはあるのだが、実用的なものとは言えないようなデリケートなもので、扱いが非常に難しいものでした。(一応、現在でも「レーザー・ターンテーブル」として発売されているようですが...)

LDプレーヤー」:「絵の出るレコード」として登場したビデオ信号を記録した光ディスクである。「LD」というのは「Laser Disc」の略である。当初はパイオニアの登録商標であったため「Laser Vision」(LV)という名称が使われていた時期もある。が、パイオニアが商標を無償開放したことで、「Laser Disc」(LD)が一般名称として使用されるようになった。高画質の映像を再生することが出来るとして、オーディオ・ビジュアルの世界を牽引してきたメディアであり、その「LD」を再生するプレーヤーはステイタスになっていた。(特に「LD-S1」という機種と「LD-X1」という機種は高性能でがっちりした作りであり、現在でもSD画質のソフトの中では高画質を維持している。)

世の中に登場したのは1978年のアメリカであり、日本では1981年にパイオニアが発売した。開発は70年代前半から行われていた。(オランダのフィリップスとアメリカのMCAが開発、日本ではパイオニア。)

直径30cmの光ディスクであり、家庭用としては初めての非接触式ディスクであり、この後に登場するCDに先駆けた光ディスクである。当初はガスレーザーが使われていたため、大がかりなものであったが、半導体レーザーが開発されで小型化されるようになった。また、半導体レーザーはCDの開発によって生まれたものであり、光ディスクの民生器への普及をリードする製品でもある。今日のDVDやBDも、この点ではLDの技術が根底にあることになる。また、MUSE方式のハイビジョンを記録したHD-LDの企画も生まれている。

日本では、パイオニア以外のメーカーはVHD方式の「絵の出るレコード」のグループを形成したため、圧倒的な不利な状況であったが、VHDよりも性能が高く、CDとのコンパチブル・プレーヤーが登場したことから、VHDを凌駕していき、コストも下がり、VHDを撤退させて映像ディスクとして事実上の統一規格になった。

光ディスクであり、ディスクには「0」と「1」の信号が記録されているが、デジタル信号ではなく、アナログ記録である。(搬送波を記録してあり、それを復調するアナログ処理である。)但し、音声に関しては、CDとのコンパチブル・プレーヤーの登場により、CDと同じデジタル音声信号が記録されるようになった。(当初は映像信号と同様にFM変調したアナログ音声であった。)

30cmのディスクに、回転数が一定のCAV方式だと最大30分、線速度が一定のCLV方式だと最大60分の記録が可能である。→ちなみにCDはCLVである。

再生専用であり、記録することは出来ないが、高画質(地上アナログ放送よりも高性能である。)であるため、マニア層から支持されることになった。そのため、ソフトの方もかなりマニアックな作品まで発売されていて、現在ではDVD化されていないソフトも大量にある。

CDが中心となった'90年代前半には、LDは普及していくことになるが、カラオケでの利用が多かった。(「レーザー・カラオケ」として広く普及した。)また、学習教材やインタラクティブなソフトもあって、DVDで行うことが出来る昨日のベースとなった技術も導入されている。

基本的にソフトはレンタル禁止であり、セル・オンリーであったことがビデオのように広く普及しなかった一因とされているが、低価格化を進めるためにはレンタルも必要ということから、この反省点はDVDソフトに活かされている。(末期にはレンタルも解禁されたが、殆ど知られていない...)

'90年代中頃にDVDが登場し、ディスク・サイズが大きいことから敬遠されるようになり、LDでソフトを発売していたメーカーもDVDでリリースするようになったことから衰退していき、2000年のPS2の登場でDVDソフトを再生できるようになったことで、その役割は終わりを告げることになった。

が、現在ではDVD化されていない映画ソフトも多数あって、一部ではそういうLDソフトがもてはやされている。しかし、現在ではプレーヤーも製造されておらず、補修部品のメーカー保管期限である2016年には完全に無くなってしまうことでしょう。→LDソフトを持っている方は、今の内にDVDに録画し直すなどの手を打っておきましょう。

 

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 3

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 3

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • メディア: DVD

↓参考まで

LPレコード再発見―円盤に棲む魔物の魅力に迫る

LPレコード再発見―円盤に棲む魔物の魅力に迫る

  • 作者: 山口 克巳
  • 出版社/メーカー: 誠文堂新光社
  • 発売日: 2003/10
  • メディア: 単行本

LPレコード新発見―オーディオの深淵に棲む魔物に迫る

LPレコード新発見―オーディオの深淵に棲む魔物に迫る

  • 作者: 山口 克巳
  • 出版社/メーカー: 誠文堂新光社
  • 発売日: 2005/11
  • メディア: 単行本

20世紀の傑作LPレコード100選―音楽で綴る激動の20世紀 (CDジャーナルムック)

20世紀の傑作LPレコード100選―音楽で綴る激動の20世紀 (CDジャーナルムック)

  • 作者: 高橋 敏郎
  • 出版社/メーカー: 音楽出版社
  • 発売日: 2005/12/01
  • メディア: ムック

LPレコードの逆襲―CDは音楽の楽しみを奪った (ミューブックス)

  • 作者: かまち 潤
  • 出版社/メーカー: 毎日新聞社
  • 発売日: 1991/08
  • メディア: 新書

アナログ レコード・リスナーズ バイブル (別冊ステレオサウンド)

アナログ レコード・リスナーズ バイブル (別冊ステレオサウンド)

  • 作者: 柳沢功力
  • 出版社/メーカー: ステレオサウンド
  • 発売日: 2009/05/22
  • メディア: ムック

世界のレコードプレーヤー百年史

世界のレコードプレーヤー百年史

  • 作者: 山川 正光
  • 出版社/メーカー: 誠文堂新光社
  • 発売日: 1996/12
  • メディア: 単行本

パイオニアLD(レーザーディスク)戦略会議室―新商品を開発し、新市場を創出する強さの秘密を探る!

  • 作者: 本多 晋介
  • 出版社/メーカー: 日本文芸社
  • 発売日: 1991/10
  • メディア: 単行本

シネマLD(レーザーディスク)完全カタログ〈’92〉

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1991/12
  • メディア: 単行本

アニメLD完全カタログ〈’92〉

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1991/12
  • メディア: 単行本

レーザーディスク・ブック

  • 作者: ラジオ技術社
  • 出版社/メーカー: ラジオ技術社
  • 発売日: 1986/01
  • メディア: 単行本

 

↓いくつか

DENON フルオートプレーヤーシステム DP200USBK ブラック

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  • 出版社/メーカー: デノン
  • メディア: エレクトロニクス

DENON アナログレコードプレーヤー DP-500M 木目

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  • 出版社/メーカー: デノン
  • メディア: エレクトロニクス

SONY レコードプレーヤー PS-LX350H

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  • 出版社/メーカー: ソニー
  • メディア: エレクトロニクス

DENON GP-3-R ポータブルプレーヤー

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  • 出版社/メーカー: デノン
  • メディア: エレクトロニクス

MICHELL ENGINEERING OrbeSE-AL レコードプレーヤー アームレス

MICHELL ENGINEERING OrbeSE-AL レコードプレーヤー アームレス

  • 出版社/メーカー: MICHELL ENGINEERING
  • メディア:

MICHELL ENGINEERING Orbe-TA レコードプレーヤー テクノアーム付

MICHELL ENGINEERING Orbe-TA レコードプレーヤー テクノアーム付

  • 出版社/メーカー: MICHELL ENGINEERING
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Pioneer DVL-919 DVD/LDコンパチブルプレーヤー (ゴールド)

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  • 出版社/メーカー: パイオニア
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Pioneer CLD-R5 CD/LDプレーヤー (ゴールド)

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  • 出版社/メーカー: パイオニア
  • メディア: エレクトロニクス

Pioneer DVL-9 DVD/LDコンパチブルプレーヤー (ゴールド)

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Pioneer HLD-X0 LDプレーヤー

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  • 出版社/メーカー: パイオニア
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