今週の「名曲探偵アマデウス」 [ドラマ]
今週は金曜日のBS-2と地上波が共にお休み、更に12日のBS-hiもお休みだったために、ちょっと寂しい内容でした。火曜と土曜のBS-hiの再放送は、いずれもがファイルNo.42のボロディン「ダッタン人の踊り」の再放送でした。尚、この物語は地上波では飛ばしたばかりであり、それがBS-hiでの再放送となったのは、地上波しか見ることが出来ない人に、「早くBSデジタルを対応するようにしなさい」というメッセージがあるように感じるところでもありました。→そもそも、NHKは、地上波よりもBSで先行放送するというもが多くなっています。(大河ドラマも地上波より2時間早いし、「土曜時代劇」は1日前の金曜日に放送しています。また、本作「名曲探偵アマデウス」もBS-hiが先行ですからね...)
ファイルNo.042のボロディン「ダッタン人の踊り」は、ラストのオチが面白い展開となっていているのだが、カノンさんの反応がちょっと意外な所があるのも面白い所です。(「波の音をどうぞ」と言われたら、「どうして招待してくれないの?」と不満を言いそうだけど、よくよく考えたら、旅行に行くまでのお金(宿には無料招待であっても、船の運賃など)が必要で、貧乏探偵事務所ではそんなお金もないと理解しているからでしょうか...???)
今週は、火曜朝の再放送の後に、次回予告が流れなかったが、土曜日の再放送の後にはしっかりと流れました。で、18日のBS-hiはファイルNo.046のショパン「練習曲集 作品10」です。曲の方は色んな所で耳にする有名な曲であるだけに、どう料理しているのか楽しみです。→依頼人がカノンさんにプロポーズしているというように、これまでにないカノンさんと所長の姿が楽しみです。
今後の放送予定は、18日(日)のBS-hiが最新作となるNo.046のショパン「練習曲集 作品10」で、20日(火)、24日(土)のBS-hiの再放送と、23日(金)の朝のBS-2もこれです。また、23日の地上波・総合テレビはファイルNo.045のヴィヴァルディ「四季・秋冬編」、25日(日)のBS-hiはファイルNo.047のリストの「「巡礼の年・第3年」から『エステ荘の噴水』」、11/1はお休み(または再放送)、11/8はファイルNo.048のショスタコーヴィチ「交響曲第5番」と続きます。
- アーティスト: アンセルメ(エルネスト),ボロディン,リムスキー=コルサコフ,グリンカ,リャードフ,グラズノフ,スイス・ロマンド管弦楽団
- 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
- 発売日: 2001/04/25
- メディア: CD
- アーティスト: ボロディン,リムスキー=コルサコフ,グリンカ,リャードフ,グラズノフ,アンセルメ(エルネスト),シャルレ(アンドレ),スイス・ロマンド管弦楽団
- 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
- 発売日: 2008/10/08
- メディア: CD
- アーティスト: ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団,ボロディン,アシュケナージ(ウラジミール),マルティノン(ジャン),アンセルメ(エルネスト),ロンドン交響楽団,スイス・ロマンド管弦楽団,ボロディン四重奏団,ギャウロフ(ツラティーナ)
- 出版社/メーカー: ポリドール
- 発売日: 1998/06/17
- メディア: CD
↓予習にどうぞ
やっぱりリリースされる「銭形命・ファン感謝祭」DVD [ケータイ刑事]
「銭形命」のDVD-BOXは12/18にリリースされることになっているが、これは「銭形命」の最終回放送直後に、宣伝スポットが流れたので周知となっている。が、第12話として放送された「公開収録」(=ファン感謝祭)の方も、別途「完全版」と言う形でリリースされるのと(誰もが)考えられていたが、その感謝祭のDVDがamazonの方で出ていました。(それ以外の所では、まだ見かけません。)
気になる発売日であるが、「銭形命」のDVD-BOXと同じ12/18となっている。(しかし、現時点では細かい仕様や時間だけでなく、価格も不明ですが...)→「銭形海」の冬舞台のように、特典映像として「東京少女・岡本あずさ」の中の1本を収録していることが予想されます。ひょっとしたら「恋とオシャレと男のコ」のダイジェストや「銭形命」に繋がる第12話も特典映像として入るような気がします。
また、本編DISCは2時間前後で、特典DISCはメイキングなどを含めて時間的には本編DISCよりも長くなるのでしょうね。で、予想される価格は「海・夏/冬舞台」と同じく税抜き6800円(税込み7140円)になるものと思われます。
現時点では、まだ予約は開始していないが、近日中には予約できるようになることでしょう。(→予想されたこととは言え、まさかDVD-BOXと同じ日の発売にするとは...また、これによって、放送の方の第12話はゴミと同じことになってしまいますね...)
また、「東京少女・岡本あずさ」の方は、おそらく来年の3月に「東京少女」のDVD-BOX3がリリースされることになり、その時にということになるものと思われる。(BOX1が9月発売となり、BOX2が12月リリース予定になっていることから、BOX3が3月、BOX4が6月というのが妥当な線でしょう。)
↓これです。
歌だ!祭りだ!~BS-TBSサマーパーティーin赤坂BLITZ!ファン感謝祭歌謡祭~(仮) [DVD]
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↓「銭形命」の方は予約出来ます。
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本当にじれったい「恋する日曜日」の再放送 [BS-TBS(BS-i)関連]
BS-TBSの土曜日の再放送ドラマが、「銭形命」から「東京少女・瓜生美咲」となったが、こちらは本放送から12ヶ月半なので、まあこんな所でしょう。(そもそも、再放送の方は「東京少女・岡本杏理」までで中断していたのだから、順当なところである。)→この調子でいくと、12月後半から1月(少し遅れて1月になってからかも知れませんが...)に7代目を襲名した岡本あずさのドラマ・デビュー作「東京少女・岡本あずさ」も登場することになる。
が、その後の「恋する日曜日(2nd.)」の再放送は一体どうなっているのでしょうかね。4月に再放送が始まっているだけに、順調に放送していれば、一応終了している時期になるのだが、今週は第15話の放送でした。(あと11話も残っている。)今のペースでいくと、終了するのは早くても1月末になる。が、更に何だかんだで、本年度の最後となる来年の3月まで引っ張るのでは無いですかね...???(元々半年だったものが、最短でも10ヶ月、ひょっとしたら1年かけて再放送するって、何を考えているのでしょうか...)
来週は「東京少女」もお休みだが、放送されるのはごく普通の2時間ドラマである。サッカー中継の開始時間が繰り上がってお休みになるのなら、まだ許せるが、サッカー中継の開始時間がいつもより1時間繰り下がることで、2時間ドラマを無理矢理入れたとしか思えない酷い編成ですね...→「東京少女」と「恋日」の後は、民放BSデジタル放送局で最も放送されている「TVショッピング」で繋いだらいいのに...
今月からは3ヶ月続けて最終土曜日は「Bump.y」(ネット配信しているドラマであるが、かつての「ショートフィルム道」のつもりなんでしょうね。が、「ショートフィルム道」の頃にあった面白さがいま一つないのが残念。)が放送されるため、次の「恋日」の再放送は早くても11/7となる。今回、「東京少女・瓜生美咲」では「次回は10月31日」とテロップが出ていたが、「恋日」の方は次回がいつになるのかのテロップすら出なかった事を考えると、11/7ではなく、更に後ろにずれるのかも知れませんね...
次の物語は北乃きい主演の「夏の記憶」であって、「恋日・2nd.」の中でも秀作の1つであるのだが、こういう扱いの酷いのはどうにかして貰わないと...
兎に角、社名が「BS-TBS」に変わってからは、番組の質も低下しているが、番組編成もボロボロになっている...
↓「恋日・2nd.」
ケータイ刑事銭形舞11話[裏ネタ編]PART 4 [ケータイ刑事]
「銭形舞[裏ネタ編]」の第11話「コンビ解消の危機! ~小学生検事誘拐事件」の「裏ネタ編」の増補は今回で打ち止めです。今回は「アジト」について、そして五代さんの珍ヒントから「スニーカー」についてと「鉄腕アトム」について、「鑑識メモ」で名前が出てきた「ドリル」について記します。
また、この物語について過去に記した記事(改訂版の方です)は「ここをクリック」してご覧下さい。
「アジト」:隠れ家、秘密基地のことである。英語では「Safe House」「Fastness」「Hideout」等の言い方がある。
元々はロシア語の「Agitpunkt」や英語の「Agitating Point」から来ている言葉であり、労働争議や政治的なストライキを密かに指導するための煽動指導部を意味する言葉である。これはその存在を秘密にするものであり、表向きには知られていないものである。と言うところから、地下組織の活動拠点という意味が生まれ、地下運動家の隠れ家という意味を持つようになった。更に、地下組織、秘密組織のものということから、いつの間にか悪の組織の隠れ家、基地という意味を持つようになった。
特に、悪の組織の秘密基地のことを「アジト」と言うように定着させたのは「仮面ライダー」であり、「ショッカーのアジト」ということからこのイメージが広がった。
現実世界でも、秘密結社、諜報機関、過激派の秘密の活動拠点という意味で一般的に使われる言葉となっている。尚、スパイの世界では、「隠れ家」という意味の英語から、「セーフハウス」という言い方が一般的であり、それに敵対する組織のものを「アジト」と言うことが多い。
尚、「アジト」と言うと、特撮ヒーローに登場する悪の組織の基地というイメージがあるが、現実世界ではごく普通のマンションやアパートの一室がなっている場合もあって、意外と身近な所に「アジト」は存在しているかもしれません...
「スニーカー」:「Sneaker」、運動靴の仲間で靴の一種である。靴の底面は一般的にゴム性のもので出来ていて、足を覆う上層部は柔らかい革や布で出来ている。そして近年ではマジックテープを使ったものもあるが、ヒモを使って脚から脱げないようにする。また、汗を吸収するために、内側がタオル地を使っているものが多い。
20世紀初頭に、柔らかい素材で作られたスニーカーが登場したが、これまでの靴(靴底が固い素材で出来ている。)を履いて歩くと靴音がしたが、これを履くと靴音がしないで背後から忍び寄るように歩くことが出来るため、「忍び寄る」という意味の「Sneak」から派生してこの名称が付けられた。実際、これを売り出したKeds社は、販売するに当たり、「静かなクツ」ということをセールスポイントにしていた。
尚、「忍び寄る」と言うとどうしてもダークなイメージがあるため、これを嫌って「テニスシューズ」と呼んだり、「トレーナー」と言う場合もある。
スニーカーが一般的になったのは1970年代になってからで、スポーツに適していて動きやすいということから売り上げを伸ばしていくことになる。そして、アメリカでのプロバスケットボール・リーグ(NBA)のスター・マイケル・ジョーダンの人気と共に、'80年代に大ブームとなり、定着することになった。
それ以降、靴メーカーの開発競争が過熱して、陸上競技に適するように化学的な研究と新素材の開発競争、技術的なメスが入れられて、運動靴として進化していくことになる。現在では、スポーツの国際大会であるオリンピックや各種世界選手権がその技術を固辞する見本市のようになっている。(→もはや、選手の技量だけでなく、技術競争によって先端スポーツ技術が取り入れられていないと金メダルは取れないようなことになってしまって...)
五代さんのニックネームが「スニーカー」であるが、これは「太陽にほえろ!」に登場した五代さんがスニーカーを愛用して履いていたため、それがニックネームとなった。
「鉄腕アトム」:手塚治虫原作の漫画(1951年から1952年の連載作品「アトム天使」に登場したアトムを主人公にして、1952年から1968年の間、連載された、)であり、日本初の国産アニメ作品として1963年から1966年に掛けてTV放送されたことで知られている作品でもある。(1980年と2003年には再びアニメ作品が制作されている。)尚、アニメ版より前の1959年から1960年には実写作品としてもTV放送されている。
また、日本だけではなく、アメリカでは「ASTRO BOY」のタイトルで放送されていて、世界的にも知られた作品となっていて、手塚治虫の代表作でもある。
原作でアトムが誕生したのは2003年4月7日ということになっているため、現在では既に誕生していることになっているが、アトムのような自立歩行ができて、しかも人間のように考えて行動するロボットは現実社会では登場していない。(→そもそも、エネルギー源が原子炉であるだけに、現実社会では何かと危険を感じてしまいます...)
交通事故死した息子・天馬飛雄に似せて天馬博士が作り出したロボットで、最初は「トビオ」という名前が付けられた。天馬博士の下で生活をしていたが、ある日、天馬博士は、トビオは人間のように成長しないことに気づき、サーカスに売ってしまった。そしてサーカスにおいて団長が「アトム」と名付けた。やがて感情を持つロボットに対して人間と同じ様に暮らす権利が与えられるようになり、アトムの可能性に着目していたお茶の水博士が引き取った。そしてお茶の水博士の下ではロボットの家族(父はエタノール、母はリン、兄(原作漫画では弟)はコバルト、妹はウラン、ウランの弟としてチータンがいる。)が生み出され、アトム自身は小学校に通うようになった。その傍らで、何か事が起こるとそれに立ち向かって行き、解決していくヒーローである。(→「ケータイ刑事」も現役女子高生であるので、学生との二足のわらじを履いているというところは共通点である。)
「ドリル」:この物語に登場する「ドリル」は、学習のために使用される問題集のことである。技能や能力を向上させるための反復練習のための学習教材であって、誰でも小学生の頃に「漢字ドリル」や「算数ドリル」を、中学生の頃には「英単語ドリル」と接していることでしょう。
学習用教材には、教科書、参考書や問題集があるが、ドリルと呼ばれるものは問題集のことであって、教科書や参考書のことは呼ばない。(問題を繰り返し行うことで習熟学習が出来るようになっているものを「ドリル」と言う。)
尚、英語では「Drill」と言うが、これは穴を開けるために使う工具の「錐」「穴開け器」のことを指す「ドリル」と全く同じ綴りである。
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ケータイ刑事銭形泪34話(2nd.21話)[裏ネタ編]PART 9 [ケータイ刑事]
9回目となる「銭形泪・2nd.21話」(通算では34話)の「殺しを語る肖像画 ~軽井沢夫人殺人事件」の「裏ネタ編」ですが、この物語については今回で打ち止めです。で、今回は劇中で名前が出てきた「ルミノール反応」について、「鑑識メモ」でも使っていた「ブラックライト」について、かつての悪戯として好きな子のものとすり替えたとして出てきた「縦笛」について記します。
尚、約3年1ヶ月前になるBS-i(当時)のこの物語の再放送時に記した記した記事は「ここをクリック」してご覧下さい。
「ルミノール反応」:窒素含有複素環式化合物であり、化学式が「C8H7N3O2」であるルミノールを血液に加え、過酸化水素を作用させると、青白色の発光が起こる反応のことを言う。これは科学捜査では多用されるものであり、その四役である「ルミノール」は重要な有機物質である。
ルミノールは「3-アミノフタル酸ヒドラジド」というのが正式名称であるが、その別名の方が広く知られている物質である。水には不溶であるが、アルカリ性の水溶液には可溶である。物質としては白色の結晶である。また、融点は319~320゜Cである。
また、「ルミノール反応」で発光する光の波長は460nmであり、青がやや強い青緑という良育の波長である。ちなみに、ブルーレイ・ディスクが使用している青色レーザーの波長は405nmであり、それよりは緑がかった色となる。(405nmであれば、青よりも紫と言った方が良く、「パープルレイ」の方が色に関してはより正確に表していると思いますが...)
科学捜査で行われる試験は「ルミノール試験」と呼ばれるものであり、血痕を探す場合などに利用されるものである。血液はこぼした水のように拭き取って目には残っていないように見えても、その成分が残っている。で、ルミノールの塩基性溶液と過酸化水素水との混液を調べる場所に噴霧、または塗布し、部屋を暗くすると、血痕であれば青白い光を発し、血痕であることが確認できる。
血液中のヘモグロビンやヘミンが反応するのだが、血液を2万倍~50万倍に希釈しても発光が起こるとされている。(新しい血痕よりも時間が経過した方が、ヘモグロビンがより発光しやすいヘミンに変わり、より濃度が低くても検出出来る。)
英語で「ルミノール」は「Luminol」、「ルミノール反応」のことは「Luminor Reaction」と言う。
「ブラックライト」:英語では「Black Light」、可視光から紫外線の領域となる波長の光(おおむね360~370nmの辺りの波長)を放射するライトのことである。一般的には虫除けのための害虫灯として使用されているものであり、結構身近にあるものでもある。
可視光線の波長はおよそ「380nm~810nm」とされているが、個人差があって、短波長の方は360nm~400nmが下限値とされていて、長波長の方は800nm~830nmが上限値とされている。(つまり、人によっては360nm~830nmという広い帯域の光を見ることが出来、400nm~800nmぐらいの範囲しか見えないという人もいるということである。短波長の方は紫、長波長の方は赤であることから、紫系の色の識別がよく出来る人は可視光線の波長の下限が低く、赤系の色の識別がよく出来る人は可視光線の波長の上限値が高いということになる。)よって、ブラックライトの発する光は、人によっては全く見ることが出来ないという人もいる。(良く見えるという人もいる。)
紫外線領域、及び近紫外線を得るためのライトであるが、基本的な構造は蛍光灯と同様で、蛍光体を励起させて目的の光を出すようにされたものである。但し、蛍光体の励起する波長はある程度の場があるので、ブラックライトの電球(蛍光管)には、主に400nm以上の光を吸収するフィルターが用いられている。
使用される蛍光体は、ユウロピウムをドープさせたフッ化ホウ素酸ストロンチウム(発光するピーク波長は368nm~371nm)、鉛をドープさせたケイ化バリウム(発光するピーク波長は350nm~353nm)を用いたものが多い。前者であれば、人によっては発光する光を見ることがあるが、後者ではほぼ見ることは出来ない。
尚、近年は蛍光灯ではなく、LEDを光源に用いたブラックライトも存在している。(LEDに共通していることであるが、低消費電力で所定の波長の光を発光することが出来る。)
尚、ブラックライトは、発光していても殆どが紫外線領域で可視光線ではないため、点灯していてもそれが分からない。そのため、電球に不具合があっても気がつくことがなく、加熱している場合もあるので、電源を切った状態であっても電球には直接触らない方が無難です。
「縦笛」:英語では「Recorder」、日本語でも「リコーダー」ということもある。縦にして演奏する笛の総称である。基本はエアーリード(無簧)であって木管楽器である。(現在では金管楽器というものも希にある。)木管楽器であることから、使われる素材となる木を記しておくと、メープル、洋梨、つげという比較的柔らかい木質の木から、紫檀や黒檀などの固い木質の木まであり、幅が広い。これは、木質が音質と関連していて、音色の違いがあるためである。尚、柔らかい木質を使ったリコーダーはアンサンブル用として、堅い木質を使ったリコーダーは独奏用に用いられることが多いという傾向がある。
また、現代ではプラスチックなどの樹脂を素材としたリコーダーも存在している。樹脂製であるため、量産性に優れていて、しかも大量生産によるコストダウンの影響もあって、日本では小学校の音楽教育で広く採用されている楽器となっている。
縦笛の仲間としては、各種リコーダー(小学校の音楽の授業で使うリコーダーは主にソプラノ・リコーダーである。)、クラリネット、尺八などがある。
フルートは「横笛」の代表的なものとして知られているが、横笛では息を吹き込む際にちょっとしたコツが必要であるが、縦笛は特にコツはなく、簡単に演奏することが出来るものである。しかも、構造もシンプルであるため、大量生産しやすいこともあって安価であり、身近に使用する楽器である。
歴史は古く、楽器ではなくホイッスルの類としての笛は古代から存在していた。楽器として記録があるのは中世になるが、当時は一般的に使用されていた楽器であった。そしてルネサンス期には盛んに用いられていた。また、その頃に、現在のフルートなどの「横笛」が「縦笛」を横に持って使う楽器として派生している。
バロック期になると、現在使われているリコーダーの形となって完成し、バロック音楽でも重要な楽器となる。しかし、リコーダーは音量が小さいこと、音量の強弱がそのままピッチに影響すること、発音が容易であるが音色の表情をつけにくい、ということから次第に敬遠されるようになって、横笛(フルート)にその座を奪われていくことになる。(現在でも、古典音楽は別であるが、バロック期後期以降の楽曲を演奏するオーケストラでは、フルートなどの横笛は当然のように使われているが、リコーダーは殆ど使われていない。クラリネットであれば使われていますが...)
小学校の音楽の授業でリコーダーが使われているのは、安価であり大量生産されていることから、数が不足すると言うことがなく、簡単な構造であるもののけっこう丈夫であること、弦楽器のような音の調整を行う必要がない、などがその理由とされている。
尚、音孔の開け方にはバロック式とジャーマン式の2種類が存在する。以前古くから存在したものはバロック式であり、20世紀の初頭、ハ長調の運指が少し容易になるように、教育用として開発されたのがジャーマン式である。(名前の通り、ドイツで開発、利用されたものである。)
日本でも両者が存在しているが、小学校で使われるのはジャーマン式が圧倒的に多い。(まずは簡単に演奏するということなのでしょうね。)ジャーマン式ではハ長調以外の音(シャープやフラットの音)を出すのが困難であるため、リコーダー奏者の間で使われるのはバロック式のみというのが実情である。また、高音域となると発する音が安定しないということもある。実際、小学校でジャーマン式のリコーダーを使っても、音楽部でリコーダーを使うとなるとバロック式が使われるのが一般的である。→ジャーマン式では2オクターブぐらいの音域しか無いが、バロック式では2.5オクターブから3オクターブほどの音域がある。(但し、それだけ運指も難しくなります。)
そのため、小学校の音楽の授業で使用するリコーダーは、完全に入門者用といった位置づけのものである。が、ジャーマン式/バロック式という違いがあることは殆ど教えられないこともあって、リコーダーは入門者向けの楽器、ひいては玩具の楽器というような扱いがされているのも事実である。
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