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今週の「名曲探偵アマデウス」 [ドラマ]

今週の「名曲探偵アマデウス」も色々とお休みがあるので、火曜朝のBS-hiの再放送と金曜朝のBS-2の放送のみでした。(28日お昼のBS-hiの再放送はまたもお休みです。)が、BS-2の方がいつもより1週遅れているため、別のものが放送されたので、結果的には良かったですね。

火曜朝のBS-hiの再放送は、現時点で最新のファイルNo.050のヤナーチェク「シンフォニエッタ」、金曜朝のBS-2はその1つ前のファイルNo.049のプロコフィエフ「組曲『ロメオとジュリエット』」でした。

この2本では、所長とカノンさんのコンビが違う味を出しているので、面白いですね。(No.049ではカノンさんの一人舞台といった所もあったが、No.050では所長もしっかりと反応していましたし...ただ、カノンさんのあの歌は一度聴いたら頭に残るインパクトのあるもので、トータルするとやっぱりカノンさんの方が強く印象に残りますけど...)

で、どちらも終了後に、今度の日曜のBS-hiで放送されるもの(ファイルNo.045のヴィヴァルディ「四季・秋冬編」の再放送)の予告が流れていました。

今後の放送予定は、来週はBS-hiの本放送の所も再放送なので、完全に「再放送ウィーク」となる。29日のBS-hi(いつもより15分繰り下がって、20:15のスタートです。)と12/1のBS-hiの再放送はファイルNo.045のヴィヴァルディ「四季・秋冬編」、12/4(金)の朝のBS-2はファイルNo.050のヤナーチェク「シンフォニエッタ」、昼間の地上波はファイルNo.049のプロコフィエフ「組曲『ロメオとジュリエット』」、12/5(土)お昼のBS-hiの再放送もファイルNo.049のプロコフィエフ「組曲『ロメオとジュリエット』」です。そして12/6(日)のBS-hi(やはり15分繰り下がって、20:15からになる。)は新作となるファイルNo.051・フォーク「レクイエム」、12/13はファイルNo.052・武満徹「ノヴェンバー・ステップス」(15分繰り下がって20:15から)、12/20は年内最後の放送で、やはり15分繰り下がって20:15スタートで、ファイルNo.053・パガニーニ「24の奇想曲」と続きます。

去年の年内最後はベートーベンの「第九」だった(ファイルNo.023です。)が、今年も年内最後はそれを再放送するのでは?と思ったが、そうはなりませんでした。→一応、1年で30本というペースが保たれていますね...

 

ヤナーチェク:シンフォニエッタ

ヤナーチェク:シンフォニエッタ

  • アーティスト: クーベリック(ラファエル),ヤナーチェク,フィルクシュニー(ルドルフ),バイエルン放送交響楽団
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
  • 発売日: 2005/09/21
  • メディア: CD

ヤナーチェク:シンフォニエッタ

ヤナーチェク:シンフォニエッタ

  • アーティスト: アンチェル(カレル),ヤナーチェク,チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
  • 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 2004/12/01
  • メディア: CD
ヤナーチェク:シンフォニエッタ

ヤナーチェク:シンフォニエッタ

  • アーティスト: ヤナーチェク,マッケラス(サー・チャールズ),ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
  • 発売日: 2008/05/21
  • メディア: CD
プロコフィエフ/ロメオとジュリエット

プロコフィエフ/ロメオとジュリエット

  • アーティスト: アバド(クラウディオ),プロコフィエフ,ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
  • 出版社/メーカー: ポリドール
  • 発売日: 1998/02/01
  • メディア: CD
プロコフィエフ:ロメオとジュリエット

プロコフィエフ:ロメオとジュリエット

  • アーティスト: スクロヴァチェフスキ(スタニスラフ),プロコフィエフ,ケルン放送交響楽団
  • 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 2002/06/21
  • メディア: CD

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ラストメール2~いちじく白書#7 [ドラマ]

やはり、奇数話の物語は違いますね。今回はドタバタ・コメディであったものの、物語の方は母親の愛をテーマにしていて、悪くはなかったですね。しかし、今週の「古代少女ドグちゃん」が「家族愛」をテーマにしていただけに、それと同じ週に「母の愛」をテーマにした物語を持ってきたのは、運が悪かったと言うことになり、何処かで真似をしているというように感じられてしまうことになった。→偶数話のように酷い物語がある作品だけに、巡り合わせの運も悪いようですね。

今回のバーチャルメールの配信は8通だったが、最初の1通は全10話のシリーズの結びに向けた伏線であり、内容的にはこの物語に於いてはどうでも良いようなものでした。また、今回の物語が「母親の愛」を描いていたが、これが結びでは一希の母親が生きていて、最終的に母の愛を知って…、という結末を描くということが見えてきてしまいました。→やはり、シリーズ構成はズタボロですね。

地元のテレビの情報番組にいちじくんが登場することになった。看板娘を紹介するコーナーに出演することになり、耕太の妹を看板娘として紹介することになるが、彼女は旅行に行っていて、出演できないと言うことが放送直前に判明した。で、別の看板娘を捜すことになる。

そんな所にある飲み屋のママから、店の看板娘を紹介してほしい、というメールが届いた。で、その店に行くことになった。交渉しようとする一希と静香だったが、その店はオカマバーだった。店員のローズちゃんとひまわりちゃんはテレビに出られると喜ぶが、ママが推薦したすみれはテレビ出演を拒否した。で、仕方なく、一希が女装して看板娘として出ることになる。

が、一希はすみれを説得し、本番開始直前に、ある条件をつけて出演することになった。それは、おてもやんのようなメイクをしての出演だった。で、それを認めることにした。

しかし、ママからは、そのメイクにクレームを付け、オッパイをカメラの前に出せ、と要求するメールが届いた。

そんな中、本番が始まる。ママのメールに困惑する一希だったが、ローズとひまわりが、すみれのドレスの紐を解き、最期にすみれがポーズをしたところで、すみれの胸がテレビに映った。

テレビ局のスタッフは頭を抱えてしまい、静香も「最悪」、町役場には色々と電話が掛かってきた。そんな中、町長が1人の女性を連れて、店にやってきた。その女性はすみれに「淳之介」と言った。

女性は、すみれは自分の息子の淳之介だというが、すみれは「人違い」と言って認めない。が、先ほどのテレビに映ったすみれの胸にある火傷の痕は、子どもの頃に自分の不注意で付けてしまった火傷の痕(50円玉の火傷の痕)であり、それが証拠と言う。するとすみれも認めた。家を飛び出し、地元に戻ってきたが、オカマバーで働く自分を知られたくなかったのだった。

母は「あんたがどんなになっても、お母さんの子って事に変わりはないわ」と言い、母の愛で絆を取り戻したのだった。

また、ママはすみれの事情を知っていて、すみれの事が心残りになっていたのだった。すみれが親子の絆を取り戻したことで、ママの心残りも改称されて、成仏していった。

また、一希は、母が何処かに生きていると知らされ、母に対する思いが巡っていた。

細かい所では、色々と不都合なところがある(例えば、子どもの時の50円玉の火傷の痕が、そんな所にはっきりと残っているものなのか、など。)のだが、終盤の5分で、それまでの悪い所を全て吹っ飛ばして、母の愛による内容の良いものになった物語でした。

前半は、最近流行りの「女装」「オカマバー」を取り入れた騒がしいだけのドタバタ劇だったことで、本作の奇数話もここで崩壊したか?と思わせておいて、後ろの5分でそれをひっくり返すことになったのは、やはり「奇数話」だから良くなったと解釈しておくことにしておきます。

しかし、シリーズ構成としたら、結末への伏線を張りすぎているだけに、先が見えてしまい、この点では「ラストメール」と同様で、シリーズ構成は相変わらず酷いですね。

また、今回の物語をプラス評価に持っていったもう一つの要因は、終了後の待ち受け画像でした。7話になって、初めて静香のみの画像ということになりました。(物語には関係無いのだが、終了後のおまけの印象って、その物語を左右するだけの影響があるものです。)

次回は問題の「偶数話」であり、クライマックスに向けての伏線の更なる強化があるだろうという予想が付いているので、消化試合になりそうで...

 

↓前作の終盤の酷さという反省点が生かされていないですね。

↓一応、こういうものを...

オトコノコ倶楽部 VOL.1―カワイイ女装美少年の専門誌 (SANWA MOOK)

オトコノコ倶楽部 VOL.1―カワイイ女装美少年の専門誌 (SANWA MOOK)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 三和出版
  • 発売日: 2009/05
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女装と日本人 (講談社現代新書)

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  • 作者: 三橋 順子
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2008/09/19
  • メディア: 新書


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「ケータイ刑事」と「007」の驚くべき類似点(その131) [ケータイ刑事]

今回でこの連載も丸2年半になるということで、予定を変更して今回は「再登場キャラクター」についての考察ということにします。レギュラー・キャラや準レギュラー・キャラの再登場は当たり前なので、あくまでも「ゲスト・キャラ」について、再登場したキャラクターに限定します。(尚、取り上げていない再登場キャラクターもいるが、そのキャラに対応するような再登場キャラクターがもう一方のシリーズにはいないため、省略しました。)

取り上げるキャラクターは「ケータイ刑事」からは多摩川ドイル怪人十面相荒畑任五郎怪盗マリンを、「007」からはペッパー保安官ジョーズです。

ケータイ刑事」:多摩川ドイル。登場した物語は「・16話」(「小学生検事VS銭形愛 ~文芸評論家殺人事件」)、続いて「・11話」(「コンビ解消の危機! ~小学生検事誘拐事件」)、三度目は「・2nd.11話」(「小学生検事VS銭形零 ~数学王選手権大会殺人事件」)、4度目は「・1st.5話」(「小学生検事vs銭形雷 ~大学教授殺人事件」)である。法務大臣・多摩川ゴナンの孫で、小学生でありながらも検事正という多摩川ドイルは、合理主義者である。これまでに挑んできたが、ことごとく破れている。緑リボンのちゃんとちゃんには挑まなかったことから、緑は嫌いなためであり、野菜嫌いという疑惑がある。が、赤リボンのちゃんにも挑んでこなかった...

気に入った相手のことを呼び捨てにする癖があり、ちゃん、五代さん、ちゃん、ちゃんを呼び捨てにしたことがあるが、その全員から嫌われている。職業上は銭形姉妹と同じ犯罪者を取り締まる方であるが、銭形姉妹に勝負を挑んでくるのは自分の能力を見せつけたいてめでしょう。そもそも「自分のような優秀な人間は…」ということをよく口にしている。インテリぶりを発揮するが、小学生と言うことで体力的には大人にはどうしても敵わないのは仕方のないところでしょうね。

ケータイ刑事」:怪人十面相。登場した物語は「・2nd.5話」(「盗まれた李の秘宝? ~銭形泪探偵団VS怪人十面相事件」)、続いて「怪人八面相」として「・1st.4話」(「露の秘宝を守れ! ~銭形零探偵団VS怪人八面相事件」)に再登場、「怪人六面相」として「・2nd.3話」(「時限爆弾装置の解除キーを探せ!? ~銭形零探偵団VS怪人六面相事件」)に再々登場、「怪人5面相」として「・1st.24話」(「キョの三宝を守れ! ~銭形雷探偵団VS怪人5面相事件」)に4度目の登場、「怪人3面相」として「・2nd.11話」(「キャの三宝を守れ! ~銭形雷探偵団VS怪人3面相事件」)に5度目の登場となり、ここでようやく逮捕された。

3つの宝物を狙うということで一貫している怪盗であり、「」ではちゃんに挑む前に1つ奪っていて、1勝1敗となり、泪ちゃんに逮捕される。が、ダミーの手を用意していて、まんまと逃亡に成功した。ちゃんにリベンジを誓うが、再び挑むことはなく、妹・ちゃんに対して挑戦してきた。この時「八面相」を名乗ったのは、ちゃんの時に2つの顔がばれたためである。この時はちゃんの時と同じように進んで行き、逮捕されるも逃亡に成功した。やはり2つの顔がばれたことから「六面相」を名乗って再挑戦したが、この時は手の込んだことをして注意を引き裂けている間に3つの宝を盗みだそうとしていた。が、結局はちゃんにそれを見破られて失敗。しかし、逮捕されても逃亡に成功した。

六面相の時には1つしか顔がばれなかったことで「5面相」(何故か、漢数字ではなくて算用数字に変わった。)を名乗ってちゃんに挑んできた。この時には十面相、八面相の時の手口と同じ方法で挑んでくる。奪った宝の持ち去る方法をちゃんに見破られて逮捕されるも、やはり逃亡に成功した。2つの顔がばれたことで「3面相」を名乗ってちゃんに再挑戦してきたが、この時にはもはやプライドも捨てていて、兎に角宝を奪うことに執念を燃やすが、失敗してちゃんに逮捕される。これまでと同様にダミーの手を使って逃走するも、ちゃんも学習していて、足に手錠を掛けて逃亡しようとする3面相を逮捕して、遂に御用となった。

自分のスタイルを貫き、同じ手段で宝を盗もうとするが、逃亡を繰り返す。色々と過去の手口を研究して学習している所も見せていたが、ちゃんも同様に手口を研究していて、最終的にはちゃんの研究に破れることになったが、何度も挑んでくる所は、銭形姉妹の1番の好敵手であった。

ケータイ刑事」:荒畑任五郎。初登場は「・1st.13話」(「助けて、五代さん! ~銭形泪冤罪事件」)、続いて「・2nd.13話」(「さよなら、柴田さん ~無差別爆破事件」)に再登場、「・2nd.22話」(「相棒を射殺せよ! ~催眠術殺人事件」)に3度目の登場をしている。しかし、初登場の時に逮捕され、再登場と再々登場は刑務所に収監されているという形での再登場でした。

国家転覆を企む秘密結社・海王星団の首領であり、地位を利用して銭形警視総監を失脚させようとするが、ちゃんに敗れて逮捕された。刑務所に収監されるが、残党が奪還を狙っていて、再登場となる。再び仲間の元に戻れると考えていたが、残党たちの狙いは口封じのために荒畑を消すことだった。その目的にちゃんが気づき、結果的にはちゃんに助けられることになった。(引き続き収監される。)が、海王星団は新たなボスを立てていて、再び口封じをしようと狙っていた。残党の執念深さに恐ろしさを感じ、結果的にまたも泪ちゃんに助けられる形となり、ちゃんに協力する形となって、ちゃんの海王星団検挙に力を貸すことになった。

状は全て「銭形泪」であり、まるで「羊たちの沈黙」シリーズのレクター博士とクラリスのような関係となった屈指のキャラクターである。一応、悪からちゃんサイドに協力したことになった。

ケータイ刑事」:怪盗マリン。初登場は「・2nd.9話」(「恋愛泥棒現る! ~謎の怪盗予告事件」)、再登場は「・9話」(「恋愛泥棒マリン再び現る! ~謎の怪盗予告事件」)である。再登場の時も逮捕されずに逃げているので、8代目では3度目の登場があることでしょう。

初登場の時は怪人十面相のように犯行予告をしてからターゲットに狙いを定めるが、ターゲットの所有者に接近して婚約者となって宝を手に入れようとする緻密な計画を立てていた。正体がばれるがターゲットはゲットして逃亡に成功した。再登場の時も、全く同じ手口で、ターゲットの所有者に接近し、手に入れようとするが、命ちゃんに逮捕される。しかし、怪人十面相と同様にダミーの手を用意していて、逃亡に成功した。(ダーゲットはゲットしていた。)

尚、逃亡後、手に入れた宝を金に変え、恵まれない子供たちのために寄付を行っているということから、義賊のようなところがあるが、本当の目的などはまだ判明していない。逃亡しているので、8代目にまたも挑んでくることでしょう。尚、手口が怪人十面相に似ているところがあることから、怪人十面相と何らかの関係があるのではないか?と思われるが、現時点(「命」終了時点)では不明である。

007」:ペッパー保安官。初登場はシリーズ第8作の「死ぬのは奴らだ」で、再登場はその次の第9作「黄金銃を持つ男」。「死ぬのは奴らだ」では、ミシシッピ川沿いの自分の管轄地域で、暴走するボートを取り締まろうとする。そのボートはボンドで、ミスター・ビッグの手下から逃げる最中だった。ポンドを追うアダムを捕らえるが、ボンドのボートによる逃走劇は続いていて、頭上をボンドのボートが飛んで行く、ということで、ボンドを捕まえることは出来ず、何だかんだでパトカーを破壊することをしていた。

「黄金銃を持つ男」では、休暇で妻と共にバンコク旅行中に、正に偶然という形で、ボンドと再会することになる。運河で追いかけっこをしているボンドを目にして、「何処かで見たことがある」というだったが、この時は傍観者であったが、車を購入しようとして店で車を見ていると、スカラマンガを追っていたボンドが飛び込んできて、一緒に追跡することになった。この時には、ボンドのことを知っていたので、すっかり助手気分で張り切っていたが、ボンドに取ったら五月蠅い客だった。スカラマンガの隠れ家に到着し、ボンドが調べていると、地元警察がやってきて、保安官は逮捕されてしまった。その間にスカラマンガは逃亡してしまった。

最初は地元保安官として、再登場の時には賑やかなキャラとなってギャグ・パートを担当していた。

007」:ジョーズ。初登場はシリーズ第10作の「私を愛したスパイ」、再登場はその次のシリーズ第11作「ムーンレイカー」。身長2m15cmという巨漢の殺し屋で、鋼鉄製の歯を持っているのが特徴である。どんな酷い目にあっても、黙ってそれを克服してしまう男でもある。

「私を愛したスパイ」では、ストロンバーグの用心棒として雇われ、潜水艦追尾システムのマイクロフィルムを回収することを命じられ、ボンドの前に現れた。一時、マイクロフィルムの奪還に成功するも、ボンドに奪われてしまう。取り返そうとするも、列車から突き落とされる。その後、ストロンバーグの秘密基地では、鋼鉄製の歯を電磁石で付けられて人喰いサメのいる水槽に落とされるも、サメを素手で退治してしまった。

「ムーンレイカー」では、最初は誰かに雇われてボンドを飛行機から突き落とし、後を追ってくるが、身につけていたパラシュートが壊れてしまい、地上のサーカスのテントを突き破り、平然としていた。その後、ドラックスの用心棒としてボンドを狙う。リオデジャネイロのロープウェーでボンドと死闘を繰り広げるが、ここで少女・ドリーと出会い恋に落ちる。ドラックスの用心棒として秘密の宇宙ステーションに行くが、作戦成功後の人類には相応しくないと知ると、寝返ってボンドに味方してドラックスをやっつける方に回る。そして、宇宙ステーションから脱出出来ないボンドを助けて脱出させ、ドリーと共に宇宙ステーションで最期を迎えると思われたが、宇宙海兵隊に助けられて、地球に戻ってきた。

最初はボンドの敵として、雇われた殺し屋として登場したが、怪力と無口で蟻ながらもどこか抜けているキャラで人気を得て、次作に再登場することになる。そこではやはり用心棒として悪サイドにいたが、寝返ってボンドに味方したということで、キャラが悪からボンドの仲間に変わった。これはドリーと出会い、恋を知ったことによって生き方を変えたと言うことになるが、シリーズの中でも悪と正義の両方に立ったキャラは彼だけである。

再登場すると、キャラクターが変わる場合と同じ場合とがあるが、これらの複数のキャラはその両方に該当している。まずは「多摩川ドイル」「怪人十面相」「怪盗マリン」と「ペッパー保安官」は一貫した同じキャラクターであり、特に変わることのないキャラとして再登場したキャラである。一方、「荒畑任五郎」と「ジョーズ」は主人公の銭形/ボンドに敵対する側だったのが、協力することになり、悪のキャラから仲間のキャラに変わったキャラである。

このように、キャラクターが同じ/変わるという2つのパターンのキャラクターが存在しているという所が最初の共通点となる。

次に、「多摩川ドイル」「怪人十面相」「怪盗マリン」と「ジョーズ」は自分のスタイルを持っていて、それを貫いているキャラクターである。しかも、悪事のスタイルが一貫しているので、一貫して主人公の好敵手という存在になり得るキャラクターである。主人公の好敵手となると、シリーズ作品であると準レギュラーと言っても良いのだが、そこまで頻繁に再登場していないので、ゲスト・キャラクターの範疇に入っている、というのが2つ目の共通点である。

「怪盗マリン」と「ジョーズ」は、盗んだ宝を金に変えてそれを寄付するという社会貢献を行っていると言う怪盗マリンと、宇宙ステーションに非難して、その間に地球人類を壊滅させて、新しい人類による新しい地球を作ろうというドラックスの野望を潰すことに力を貸したジョーズは、他人のために役立つことを行っているキャラクターということで、これあある意味ではとても大事なことである。(但し、その前に行っていた行為については、とても肯定することは出来ませんが...)人助けを行った再登場キャラということで、これが第三の類似点ということになる。

また、今回取り上げた6人のキャラクターは、全員が作品中では死亡していないというのも共通点である。(再登場するためには、初登場時に死亡していないのは当然であるが、これらのキャラは、再登場時にも死亡していない。)そのため、更なる再登場もあり得ると考えられるが、「007」の2人は既に2度目の登場時から四半世紀以上も経過しているので、三度目の登場はないでしょうが...

尚、今回は「相違点」については省略します。

次回からはこの連載も11クール目に突入ということになる。(連載31ヶ月目に突入です。)「銭形命」のDVDリリースも近づいてきたこともあるので、この辺りで「銭形命」を解禁することにして、次回から暫くは、「銭形命」と「007」シリーズに於ける類似点ということで述べていくことにします。何が登場するのかはお楽しみに。

 

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