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ROBERT JOHN『CLASSIC MASTERS』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは2002年にリリースされた彼のベスト盤である。'60's終盤から'70's前半('72年の全米3位のあの曲があります。)と、'70's終盤から'80's初頭('70年に全米No.1ソングがあります。)にいくつかのヒット曲がある彼であるが、ベスト盤というものがあまりリリースされていないだけに、嬉しい所である。('92年にベスト盤が一度リリースされたことはありました。)

収録曲は以下の全12曲である。『If You Don't Want My Love』『When The Party Is Over』『Lion Sleeps Tonight』『Sad Eyes』『Only Time』『Lonely Eyes』『Dance The Night Away』『Stay A Little Longer』『Hey There Lonely Girl』『Sherry』『Back On The Street Again』『Bread And Butter』。

彼というと、1972年の『Lion Sleeps Tonight』と1979年の『Sad Eyes』という2曲の大ヒット曲で知られている。特に前者はスタンダード・ナンバーであり、彼以外のアーティストでもヒットを記録している名曲中の名曲である。(彼もカヴァーしたアーティストの1人である。)一方、後者はディスコ・サウンド全盛の当時にあって、ノン・ディスコ・ナンバーとして全米No.1に輝いた貴重な一曲でもある。この2曲以外には全米TOP 30入りを記録するシングルはないものの、BillboardのTOP 100にはランクインするそれなりのヒットを記録している。

お薦め曲は大ヒットを記録した『Lion Sleeps Tonight』と『Sad Eyes』の他に、『If You Don't Want My Love』『Lonely Eyes』『Sherry』『Bread And Butter』という所をピックアップしておくが、ベスト盤と言うことで発表したシングルが中心になっているため、他の曲も全体的にお薦めできるところである。

彼のボーカルはファルセットが特徴であり、味のある歌声を聞かせてくれる。男性ボーカルでボーカルをたっぷりと堪能出来るアーティストというのはそう多くいないが、彼はたっぷりと聴かせてくれるボーカリストの一人でもある。また、選曲の点でも特に文句のない内容となっているだけに、ボーカルがお好きな方はじっくりと聴き込むことの出来る内容のあるベスト盤である。それにしても、もっと評価されても良いと思うのですがね...

 

Classic Masters

Classic Masters

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Capitol
  • 発売日: 2002/05/14
  • メディア: CD


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BEST HIT USA 2009[2009/12/8] [音楽(etc.)]

今回は「ジョンの命日」ということで、最近は命日特集と言う感じが続いていますね。これならば誰かの命日を紹介するというコーナーをレギュラーにしたらいいのに...

時間の無駄遣いのOP-PVは1984年のBON JOVI『Runaway』、CM明けの挨拶の後は「12/8はJOHN LENNONの命日です」という話から色々と語り、1969年のJOHN LENNON『Give Peace A Chance』でした。曲の後も色々と語っていたが、そんなにも語るのだったら続く「HOT MENU」のコーナーを潰してしまったら良いのに...

続いては「HOT MENU」で、STEVIE HOANGのインタヴューと『All Night Long』のON AIR、2分ほどでブチ切りとなって「COUNT DOWN USA」の20位から11位の発表でした。

CMを挟んで「STAR OF THE WEEK」はBON JOVI。JONとRICHIEのインタヴューと『We Weren't Born To Follow』のON AIRでした。(途中からインタヴューの小画面を被せて、インタヴューの続きでした。これに続いて「C/D USA」の続きで、10位から4位の発表でした。

CMを挟んで、面白くない「大いなる伝説」のBEATLES編、そして「TIME MACHINE」のコーナーへ。今回は12/8ということで以下の5件が紹介されました。

1963年:FRANK SINATRAの息子(当時19歳)が数人に拳銃を突きつけられて誘拐された。事件発生から30時間後に身代金24万ドルと引き換えに無事に釈放された、1980年:JOHN LENNONがNYの自宅・ダコタハウス前で狂信的なファンによって射殺された。享年40歳、1984年:MÖTLEY CRÜEのVINCENT NEIL WHARTONがカリフォルニアで飲酒運転事故を起こした。同乗していたHANOI ROCKSのRAZZLEが死亡した。(享年24歳)VINCENTは20日間の懲役と260万ドルの賠償金の支払いを命じられた。(また、HANOI ROCKSはRAZZLEの代役を入れたが上手く行かず、解散することになった。)1987年:DARYL HALL & JOHN OATESの『Out Of Touch』が全米シングル1位を獲得、彼らとしては6曲目の全米No.1ソングとなる。また、2週連続1位を記録した。(1985年の年間シングル・チャートでは6位にランクインしている。)1994年:ボサノバの創始者であるANTÔNIO CARLOS JOBIMが心不全のために亡くなった。享年67歳。(彼の死に、ブラジルでは3日間喪に服した。)

また、12/8が誕生日のアーティストとして紹介されたのは以下の3名でした。SAMMY DAVIS Jr.(1925年生まれ、享年64歳)、THE DOORSのJIM MORRISON(1943年生まれ、享年27)、THE ALLMAN BROTHERS BANDのGREGG ALLMAN(1947年生まれ)。

尚、筆者のデータベースには、12/8が誕生日のアーティストとして以下の名前があります。(本日も25人を超えています。)JEAN RITCHIE(1922年生まれ)、JIMMY SMITH(1928年生まれ)、JERRY BUTLER(1939年生まれ)、SOKO RICHARDSON(1939年生まれ)、GERARD BLANC(1947年生まれ)、RAY SHULMAN(1949年生まれ)、DAN HARTMAN(1950年生まれ)、JAN EGGUM(1951年生まれ)、NATHAN EAST(1955年生まれ)、ANDREW EDGE(1956年生まれ)、WARREN CUCCURULLO(1956年生まれ)、PHIL COLLEN(1957年生まれ)、BIRD MCLNTYRE(1958年生まれ)、MARTY FRIEDMAN(1962年生まれ)、GREG HOWE(1963年生まれ)、JAMES BLUNDELL(1964年生まれ)、SANDY BURNETT(1964年生まれ)、SINEAD O'CONNOR(1966年生まれ)、COREY TAYLOR(1973年生まれ)、CRISTIAN CASTRO(1974年生まれ)、NICK ZINNER(1974年生まれ)、NAIMEE COLEMAN(1976年生まれ)、INGRID MICHAELSON(1979年生まれ)、RAYMOND LAM(1979年生まれ)、KATE VOEGELE(1986年生まれ)、ANNASOPHIA ROBB(1993年生まれ)。

今回は、このグループの全盛時代のパフォーマンスをということで、EARTH WIND & FIREの1977年のライヴで『Fantasy』でした。続いて「C/D USA」のTOP 3の発表を挟んで、ラストのリクエスト曲へ。今回は1978年のELVIS COSTELLOの『(I Don't Want To Go To) Chelsea』でした。それにしても30年以上前のコステロは現在とは別人といって良いほど雰囲気が違いますね。サウンドの方もパンクそのものですし、最近のコステロとか知らない世代ではショックを受けることでしょうね。

次回は、EPGによると、「マイケル・ジャクソン追悼企画第3弾」とあります。内容説明の方は、マイケル・ジャクソン追悼企画第3弾!今週のゲストにライオネル・リッチーらを迎え、マイケルの凄さについて語る!追悼式で捧げたスティーヴィーの歌も必見!とあります。→またまたマイケルって、本当にネタがないと言うことですね。それにしても、ここのところのこの番組は「追悼」ということばかりをやっている感じがする。どうせなら、「TIME MACHINE」のコーナーで「誕生日のアーティスト」を紹介しているが、「命日のアーティスト」も紹介して、そのアーティストの曲をON AIRするというコーナーを作ったらどうですかね。今週も「TM」の所で複数の物故者が紹介されていましたし、面白くない「大いなる伝説」を止めてしまえば良いだけのことですし。

 

Bon Jovi

Bon Jovi

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Island / Mercury
  • 発売日: 1999/02/09
  • メディア: CD

Live Peace in Toronto, 1969

Live Peace in Toronto, 1969

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: EMI/Mobile Fidelity Sound Lab
  • 発売日: 2006/04/04
  • メディア: CD

Lennon Legend: The Very Best of John Lennon

Lennon Legend: The Very Best of John Lennon

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Import
  • 発売日: 1998/02/24
  • メディア: CD

John Lennon

John Lennon

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Madacy
  • 発売日: 2009/01/20
  • メディア: CD

ALL NIGHT LONG

ALL NIGHT LONG

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: エイベックス・エンタテインメント
  • 発売日: 2009/09/16
  • メディア: CD

Circle

Circle

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Universal
  • 発売日: 2009/11/23
  • メディア: CD

ザ・サークル~デラックス・エディション(DVD付)

ザ・サークル~デラックス・エディション(DVD付)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ユニバーサルインターナショナル
  • 発売日: 2009/11/04
  • メディア: CD

All 'N All

All 'N All

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Sony International
  • 発売日: 1999/07/29
  • メディア: CD

This Year's Model

This Year's Model

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Universal Japan
  • 発売日: 2008/03/04
  • メディア: CD

This Year's Model

This Year's Model

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Universal
  • 発売日: 2007/05/01
  • メディア: CD


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仮面の忍者 赤影~魔風篇#12 [特撮]

関テレ・深夜の(再)放送も大詰めまで来ました。来週は最終回です。12話は総集編ということで、物語が殆ど先に進まないという欠点があるものの、これまでのおさらいということになるため、一長一短である。家庭用ビデオがまだ無かった本放送時(1967~1968年)当時であれば、最終回を前にして物語のおさらいが出来るというのはサービスということにもなって良かったでしょうが、ビデオが当たり前のようにある現在では、物語が進まないという弊害の方が多い気がする。ということで、この点は時代が変わったって事ですね。

尚、「赤影」の第一部の「金目教篇」と第二部「卍党篇」では総集編は無く、第三部の「根来篇」と第四部の「魔風篇」の最終回の一つ前の第12話が総集編になっている。これをちょっとひねくれた味方をすると、番組製作費が苦しくなったため、製作費低減のために撮影を減らす苦肉の策だったりして... 幸い、第三部と第四部には、当時としてはテレビにはまだそれほど登場していない巨大怪獣というセールスポイントもありましたからね...(一応、「ウルトラマン」「マグマ大使」はあったが、「赤影・第三部」は「ウルトラセブン」「ジャイアントロボ」と同時期のスタートでした。また、「赤影・第一部」は「キャプテンウルトラ」と同時期のスタートでした。)

第四部は、第三部までの物語にはなかった華がある。青影の姉ちゃんである陽炎の存在である。しかも、盲目というハンデがあり、黄金の仮面の謎を解くことが出来る唯一の人物というヒロインの王道を行くような設定があるだけに、これまでとは違った楽しみがあるのがポイントでもある。しかも、戦隊で女戦士が登場してからは強い女というのが当たり前になっているが、当時のヒロインは弱い存在であり、主役のヒーローが守るという王道の物語である。最近の作品ではこういうヒロインは絶滅しているだけに、逆に新鮮でもある。

謎を解くことの出来る唯一の人物だから殺されないでいるが、それにしても捕まって縛られて拷問ばかり受けているというイメージが強くなってしまいますけどね...

製作から40年以上が流れているだけに、最近のCGを使った映像と比べると、オプチカル処理の粗さやセットの陳腐さなども気になるが、CG映像にはない手作り感があるだけに、人間くささ、泥臭さを感じられることになり、これが魅力でもある。

ということで、来週はいよいよ最終回。以前にも見ている作品なのに、細かい所は完全に忘れてしまっているだけに、新鮮な気持ちで最終回を楽しみたいところです。

尚、放送の方は36分枠なのでCM占有率が30%を超えるという異常な数字であるが、深夜の放送なのでリアルタイムでは見ずに録画したものを見るので、CMはスキップさせるだけです。(が、CM占有率が30%以上って、民法の規定に違反していると思うのですけどね...)

 

仮面の忍者 赤影 第四部 魔風篇 [DVD]

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  • 出版社/メーカー: 東映ビデオ
  • メディア: DVD

仮面の忍者 赤影 第一部 金目教編 [DVD]

仮面の忍者 赤影 第一部 金目教編 [DVD]

  • 出版社/メーカー: 東映ビデオ
  • メディア: DVD

仮面の忍者 赤影 第二部 卍党篇 [DVD]

仮面の忍者 赤影 第二部 卍党篇 [DVD]

  • 出版社/メーカー: 東映ビデオ
  • メディア: DVD

仮面の忍者 赤影 第三部 根來篇 [DVD]

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  • 出版社/メーカー: 東映ビデオ
  • メディア: DVD


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ケータイ刑事銭形泪5話[裏ネタ編]PART 8 [ケータイ刑事]

銭形泪」第5話「浦島太郎一族の悲劇 ~目撃者は亀!殺人事件」の裏ネタ編・増補の第3回目(この物語についての通算では8回目となる)となる裏ネタ編は、佐藤二朗さん演じる逮捕された変なおじさんが行っていた「不法侵入」について、「空き巣」についてと、浦島家の執事がちゃんたちがやってきた時に出前の時間についての話をした「ピザ」について、そしてポイントになった「ハンドバッグ」について記します。

この物語について過去に記した記事については「ここをクリック」してご覧下さい。(この物語についての「裏ネタ編」は、2008/8/12、14、16、19、21付けで記しています。)

不法侵入」:正当な理由がなく他人の住居や土地、建物の中に入る行為のことである。または「立入禁止」が指定されている場所や艦船(船舶)に侵入する場合も含まれる。(但し、「船舶」とは公園の池にあるようなボートは含まれず、ヨットやクルーザーなどのように、人が居住できるスペースがある船のことを指している。)英語では「Trespass」と言うが「Break-in」(本来は「忍び込み盗難事件」のことであり、侵入だけではなく、空き巣のように何かを盗んだ場合に使われる言葉である。)と言う場合もある。

日本では、刑法第130条の前段で「住居侵入罪」と規定されていて、その処罰となる。法定刑は「3年以下の懲役または10万円以下の罰金」と定められている。尚、これは未遂であっても処罰されることになっている。→「住居不法侵入」と言うこともあるが、法的には「住居侵入罪」として規定されていて、「住居不法侵入罪」という言葉は存在せず、「住居侵入罪」と定義されている。

尚、ややこしいことに、刑法第130条の後段では「不退去罪」が規定されている。これは、他人の住居などから退去するように要求されたが退去しなかった場合に成立するものである。(但し、即座の退去でなく、身の回りの品の整理や衣服の着用などの合理的な時間は与えられる。法定刑は「住居侵入罪」と同じである。)で、住居侵入罪が適用される形で侵入し、そこで住人に見つかって退去することを要求されたがそれに従わなかった場合は「住居侵入罪」のみが適用されて「不退去罪」は「住居侵入罪」に吸収されることになる。(→「6年以下の懲役、または20万円以上の罰金」ということにはならない。)

最近では、マンションにビラを投函する目的で入り、各戸にビラを配ったということでも「住居侵入罪」が適用されて逮捕され、有罪となった事件が起こっている。(「立川反戦ビラ配布事件」や「葛飾政党ビラ配布事件」)この種の事件では、裁判で有罪となる場合と無罪となる場合があったが、「立川反戦ビラ配布事件」が最高裁において、「有罪」とした高裁の判決を支持したことから、今後はこの反例に従って「有罪」とされることになるものと思われる。(ただ、この2つの事件は、特定の思想の弾圧という声もあるだけに...)→これを受けて、マンションにビラを配るということが敬遠されることになるでしょうね。で、お店の宣伝のためのビラ配りがこれを受けて、マンションに広告目的のビラの配布を完全に止めた業界があったり、マンションでは集合ポストに配布すればいい、という考えで、そのように配布するように指導している業界もある。→でもこれって、戸建て住宅と集合住宅に住むということで差別を助長しているようにも思えるのですけどね...→法的に詳しい方がいらしたら、解説願いたいところでもある。

また、1992年のアメリカ映画に「不法侵入」という邦題が付けられた作品がある。原題は「UNLAWFUL ENTRY」である。ロサンゼルスの高級住宅地に住む夫婦の家に泥棒が侵入する。その捜査にやってきた警官の1人であるピートは夫婦に色々とアドバイスをするが、その目的は他にあった。で、ピートの狂気がその夫婦を狙っていた...、というサイコ・スリラー作品である。現代の都会に芽生えている人間不信と都会の恐ろしさを上手く描いた作品であり、悪役(レイ・リオッタ)の演技が秀逸な作品である。やはり悪役が冴えた演技をした作品は良いですね。サスペンス作品がお好きな方は見ておくべき作品です。

作品データを記しておくと、時間は112分、原案はルイス・コリック、ジョージ・D・パットナム、ジョン・キャッチマーの3人、監督はジョナサン・カプラン、脚本はルイス・コリック、撮影はジェイミー・アンダーソン、音楽はジェームズ・ホーナー、出演は、カート・ラッセル、レイ・リオッタ、マデリーン・ストー、ロジャー・E・モーズリー、ケン・ラーナー、デボラ・オフナー、ディック・ミラー、たちである。

空き巣」:言葉としてはいくつかの意味がある。文字通り「巣が空になっている」ということで、鳥のいなくなった巣のことであるが、それから転じて「人のいない家」の事を指す言葉としても使われる。また、この物語での意味をはじめ、一般的に「空き巣」と言うと、犯罪行為の一つである「空き巣狙い」  のことを指し、「空き巣狙い」の省略形と言うことで使われる。

犯罪行為としては、家人の留守中の家屋や、店じまいして人のいなくなった店舗などに忍び込み、金品を盗むというものである。難しく言うと「侵入窃盗」ということになる。また、この行為を行う人の事も「空き巣」と言う。

犯罪行為としては、古くからあるものであり、どの時代でも、またどの国でもあった犯罪である。現在でも多数発生している犯罪である。尚、侵入したが何も取らずに去っていくという空き巣や、盗聴器を仕掛けるために侵入し、それを隠すために適当なものを盗んでいくというもの、またはパチンコ店やゲームセンターの閉店時に忍び込み、何らかの不正工作を仕掛けておき、翌日、営業が始まるとその不正工作を利用して大儲けをしようとする、といった空き巣もいる。→何も取らなければ「窃盗罪」は適用されず、「不法侵入罪」のみが適用されることになる。

空き巣の侵入手口としては、施錠されていない玄関や勝手口、または窓から侵入するものと、施錠されている鍵を破って侵入するもの、ガラス窓を壊したり部分的にカットして解錠して侵入するもの等がある。窓を破って侵入する場合にはどうしようもないが、前二つに対しては、1ドア2ロックにする、普段から施錠する癖を付けておく、ということで侵入される可能性を低くすることは出来る。(これを行ったからと言って、100%空き巣に入られる可能性が無くなるというものではない。)→警察などが、逮捕した空き巣の手口などを公開して注意を呼びかけているが、その注意も万全というものではないが、すくなからずの効果はある。

尚、意外な盲点なのが、高層マンションであり、高層階であってもベランダ伝いに侵入し、窓を破って侵入するという空き巣がいるため、高層住宅であってもベランダからの侵入者があり得る、という認識を持っておく必要がある。

英語では「Sneak thief」とか「Prowler」と言う言い方もあるが、基本的には「Thief」または「Robber」ということで良いでしょう。

ピザ」:イタリア料理であり、日本では宅配サービスで届けられる料理として広く知られているものである。現地イタリア語では「Pizza」と綴る。(英語も同じ綴りである。→イタリア語の単語がそのまま英語になったためである。)発音は「ピッツァ」という感じになるため、日本語でも「ピッツァ」と表記されることもあるが、「ピザ」という表記。及び発音が日本では浸透している。また「ピザ・パイ」と呼ばれることもある。

イーストを混ぜた小麦粉を水、塩、少量のオリーブ油をこねて作った薄い生地(形は円形が基本であるが、一部のピザ屋では四角い生地にしたものもある。)の上にトマトソース(現在では、他の種類のソースも使われるが、イタリア料理としては「トマトソース」が使われるのが基本である。)を塗り、肉類や野菜類の具とチーズを乗せて、オーブンや専用の竃で焼いた食品である。

歴史は、18世紀にナポリで生まれたものとされている。薄く伸ばしたパン生地にトマトソースを載せて焼いたピッツァがその原形となった。その後、イタリア移民によってアメリカに入ったのが19世紀末であり、これがアメリカ全土に、アメリカの一般的な料理として独自の発展をして広がり、そして世界中に広がった。

尚、ピザには円形のものと四角い形をしたものとがあるが、円形のものは発祥の地であるナポリを中心としたものであり、世界的にも浸透している。一方、四角いものは、ローマ以北に多く見られる切り売り、または計り売りのピッツァが原形である。(現在、日本のピザ・チェーンでは、両者とも対応している所もあります。)

それ以外では、カルツォーネと呼ばれる半月状のものがある。これは円形のピザを二つ折りにして作るものであり、円形のものの変形ということになる。

イタリアのピザは、基本的に生地は薄い平板であるが、アメリカには「シカゴ風ピザ(ディープディッシュピザ)」と呼ばれるものがあり、これは、ある程度の深さパンを生地として用いたものである。そのため、チーズや具がたっぷりと乗っている。(→アメリカでは家庭料理として広く浸透しているパイの変形というものが多い。)

ハンドバック」:手回り品や化粧品を入れる女性用の手提げ鞄のことである。女性の衣服にはポレットが少ないことから、女性が持ち運びする小物を入れるものとして生まれたものである。

歴史は古く、ハンドバッグの原形となるものは古代ギリシャの時代に登場している。(但し、当時は男女関係なく使われていた。)特に、小物を入れることから、大きさはそれほど大きくないため、中世には腰紐にぶら下げる形で使われていた。やがて王侯貴族の間では装飾が施されたものが登場して、華やかさを競うものとなり、現在の手提げ鞄という形になった。そして、女性が使うものというようになっていき、現在では完全に女性用の鞄とされている。(男性は背広などにポケットがあることから、廃れていくことになり、小物を入れて携行する鞄としては別のものが使われていくことになった。)

日本では明治以降になって入って来たが、広く知られるようになるのは大正時代になってからである。そして大正末期から昭和初期にいくつかのものが流行し、また洋服の浸透と歩調を合わせるように全国に広がって定着することになった。

尚、英語では「Handbag」、ドイツ語では「Handtasche」、フランス語では「Sac à main」、イタリア語では「Borsetta」、スペイン語では「Bolso」と言う。

 

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX I

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  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • メディア: DVD

不法侵入 [DVD]

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  • 出版社/メーカー: パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
  • メディア: DVD
↓参考まで
稲田元刑事の空き巣泥棒退治術 (小学館文庫)

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  • 作者: 稲田 淳夫
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2004/08
  • メディア: 文庫
泥棒はなぜ「公園に近い家」を狙うのか? ―誰も知らなかった、お金と手間をかけない防犯術

泥棒はなぜ「公園に近い家」を狙うのか? ―誰も知らなかった、お金と手間をかけない防犯術

  • 作者: 梅本 正行
  • 出版社/メーカー: 現代書林
  • 発売日: 2009/01/09
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
梅さんの次に狙われるのは、あなたの家です!―空き巣・強盗・放火は他人事ではない

梅さんの次に狙われるのは、あなたの家です!―空き巣・強盗・放火は他人事ではない

  • 作者: 梅本 正行
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2006/04
  • メディア: 単行本
別冊ライトニング61 ピザの本 (エイムック―別冊Lightning (1670))

別冊ライトニング61 ピザの本 (エイムック―別冊Lightning (1670))

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: エイ出版社
  • 発売日: 2009/02/27
  • メディア: ムック
大好き!おうちピザ―手作りすれば楽しい!おいしい!安上がり! (主婦の友生活シリーズ)

大好き!おうちピザ―手作りすれば楽しい!おいしい!安上がり! (主婦の友生活シリーズ)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 主婦の友社
  • 発売日: 2008/02/28
  • メディア: ムック
真のナポリピッツァ技術教本

真のナポリピッツァ技術教本

  • 作者: 「真のナポリピッツァ協会」日本支部
  • 出版社/メーカー: 旭屋出版
  • 発売日: 2007/09
  • メディア: 大型本
Pen (ペン) 2008年 6/15号 [雑誌]

Pen (ペン) 2008年 6/15号 [雑誌]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 阪急コミュニケーションズ
  • 発売日: 2008/06/02
  • メディア: 雑誌
↓いくつか

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