SSブログ

STEVIE WONDER『RECORDED LIVE: THE 12 YEAR OLD GENIUS』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムはデビューの翌年である1963年にリリースされた彼のライヴ・アルバムである。タイトルにあるように、12歳の時のライヴを収録したものであり、邦題としては「12歳の天才」というタイトルが付けられていた。(後に「フィンガーティップス」という邦題で再発されている。)ライヴ盤であるにも関わらず、全米No.1の座を獲得したアルバムである。(1位は1週のみ、1963年のBillboard年間アルバム・チャートでは56位にランクインしている。)当時は「LITTLE STEVIE WONDER」と名乗っていたので、名義は「LITTLE」が頭に付いているが、S.WONDER本人である。

また、本アルバムからは『Fingertips (Part 2)』が全米シングル1位を獲得していて、2009年時点で10曲の全米No.1ソングを放っている彼の、最初の全米No.1ソングにもなった。(10曲の中には他のアーティストとの共作曲2曲を含む。)

収録曲は以下の全7曲である。『Fingertips [On Bongos And Harmonica]』『Soul Bongo [On Bongos]』『La La La La [On Drums]』『(I'm Afraid) The Masquerade Is Over』『Hallelujah I Love Her So [Piano And Vocals]』『Drown In My Own Tears』『Don't You Know』。

この中からは『Fingertips』がBillboardで3週連続1位に輝き、1963年の年間シングル・チャートでも8位にランクインしている。

本アルバムには、彼の代表曲の一つである『Fingertips』が収録されているが、当時はまだ12歳であり、声の方も少年の声である。が、この曲が彼のキャリアにおいても最初の全米No.1ソングであり、ここから始まっていると言っても良い。それだけに、一度は聴いておきたい所である。

お薦め曲は、『Fingertips』『Soul Bongo [On Bongos]』『(I'm Afraid) The Masquerade Is Over』『Don't You Know』という所をピックアップしておく。

尚、本アルバムに対する唯一の不満点は、収録時間が短いという所である。(全7曲でも27分弱である。)が、既に40年以上も昔のライヴと言うことを考えると、これだけでもとても貴重なものである。(ということで、許せてしまいます。)

それにしても、当時は若干12歳であった彼であるが、正に邦題にあるように「天才」という名前に負けることなく、見事なパフォーマンスを披露していることが分かる。(天才は違うと言うことですね。)兎に角、洋楽ファンであれば聴いておかなければならないライヴ・アルバムである。

 

The 12 Year Old Genius

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Motown
  • 発売日: 1992/02/10
  • メディア: CD

フィンガーティップス(紙ジャケット仕様)

フィンガーティップス(紙ジャケット仕様)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: USMジャパン
  • 発売日: 2008/12/17
  • メディア: CD

フィンガーティップス

フィンガーティップス

  • アーティスト: スティーヴィー・ワンダー
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル インターナショナル
  • 発売日: 2005/04/29
  • メディア: CD


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

野球狂の詩#22「熱球白虎隊」 [アニメ]

今回の物語は、メッツ・ナインではなく、東京日日スポーツの記者・山井が主役の物語。一応、国立と山井が高校の同級生ということなので、メッツ・ナインの中では国立の高校時代の物語ということにもなる。(チームの主砲であるだけに、エピソードもいくつかあるが、これもそんな一つと言うことにもなる。)また、物語も、現在、スランプに陥った国立に対して言葉を掛けた山井が、過去の回想という形で描かれた物語ということで、描かれ方もこれまでの作品とは少し違うものでもある。

小兵ながらも、中学時代には三塁手として活躍した山井は、名門・白新高校に進学した。レギュラーになって甲子園に出場するという夢に燃える山井。新入生が入部するが、30人以上いる中でもレギュラーになる自身があった山井は、初日に他の新入部員が球拾いを命じられる中、新入部員の中から一人だけノックを受けることになる。が、一球も取れない山井。しかし、監督は全てが火の出るような当りであり、全てを前に落として一塁に送球していたことから、全てアウトにしたと判断して、戦力になるとして監督は喜んでいた。

が、次の日、事態は変わっていた。同じ新入生の国立に三塁のノックを行うと、華麗に捕球して処理をするということで、監督を驚愕させた。(山井は監督を喜ばせたが、国立は監督を驚愕させた。)ということで、山井は白虎隊と呼ばれる補欠組に回された。が、それから山井は国立を超えるために猛練習をすることを誓う。

まずは白虎隊の部室の改善から始める山井。それによって白虎隊の様子が変わり、誰もがチャンスが来る日を信じるようになる。監督はそんな山井の姿をしっかりと見ていた。

国立は山井に、三塁以外のポジションをやることを進めるが、山井は国立を超えてレギュラーを奪ってやると言い、転向は拒否した。これによって国立はライバルの存在を知った。

3年生になり、国立は進路のことで悩んでいた。歌舞伎・国立屋を守っていくために野球を辞めろと親から強く言われ、打撃も守備もボロボロになっていた。一方、白虎隊のままでいる山井はひたすら練習を重ねていて、現状では誰もが国立よりも山井の方が上だと思われるようになっていた。で、白虎隊は山井と国立を勝負させることを要求し、受け入れられなければ全員退部するとして、要求を突きつけた。で、監督はそれを受け入れ、国立と山井の直接対決を行わせることにした。

まずは国立が投げて山井が打つ。監督の予想以上に成長していた山井の採点は10打数7安打だった。そして今度は、山井が投げて国立が打つ番となる。国立を抑えることを心に秘めた山井だったが、その比、国立は進路の悩みから解放されたこともあって、10球全てオーバーフェンスということで、山井は敗れた。

その後、ドラフト会議を前にして、阪神が山井に声を掛けた。プロ野球選手になれると言うことで、その話を薦める母だったが、山井は国立には全く歯が立たなかったこと、自分は高校野球で燃えつきた、としてそれを断り、別の道に進むことを決意した。

現在に戻り、スランプに陥っている国立がバッティング練習をしている。そんな所に山井が一言かけた。その夜の試合で、国立はスランプを脱出するような豪快な逆転ホームランを放った。山井が国立に掛けた言葉は「あしたになればきっとうまくいく。そう信じろよ」だった。これは高校時代に山井が母から言われた言葉であり、高校時代にこの言葉を信じて努力していた言葉だった。

メッツ・ナインではない山井にスポットを当てた物語ということだが、こういう物語があるところが「野球狂の詩」らしいところである。また、名門高校としたら1学年に何十人もの部員がいて、亜年間頑張っても全く試合に出られないという選手がいるというのも当たり前である。ただ、補欠組のことを「白虎隊」と言ってレギュラー組と完全に割れてしまうというのは、本作が描かれた当時ならばともかく、現在では色々と問題があると思うのですが... これを考えたら、易々と放送出来る作品ではないかもしれません。(が、最近ではよく見られるような「作品のオリジナリティを尊重して…」というお断りのテロップはなかったですが...)

今回の物語中のエラーは、見方によっては「エラー」とは言えないが、一応「エラー」ということにしておきます。それは、国立たちの白新高校と明訓高校との甲子園の決勝戦のこと。明訓高校のユニフォームの胸の部分に「A」というマークだけがあり、「M」「明訓」「MEIKUN」などの文字が全く無かったというところである。普通、高校野球のユニフォームというと、学校名かそのイニシャルなどが入っているが、「A」だけでは「明訓高校」とは思えません。(「明訓高校」というと「ドカベン」でお馴染みの高校であるが、今回の明訓高校がその学校なのか、別の学校なのかは不明です。)→水島作品には「明訓高校」「白新高校」は色々と登場するが、いくつかの別の学校のようですから...

次回の物語は「メッツ買います」です。低迷するメッツの買収話が持ち上がるということで、これもまた異色の作品です。尚、「東京メッツ」は後に身売りされることになり、「札幌華生堂メッツ」になるのですが...

 

野球狂の詩 DVD-BOX

野球狂の詩 DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: デジタルサイト
  • メディア: DVD

野球狂の詩 DVD-BOX[キャラクター編+水原勇気編]

野球狂の詩 DVD-BOX[キャラクター編+水原勇気編]

  • 出版社/メーカー: ユニバーサルJ
  • メディア: DVD
野球狂の詩 国立玉一郎編 (プラチナコミックス)

野球狂の詩 国立玉一郎編 (プラチナコミックス)

  • 作者: 水島 新司
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2003/06/25
  • メディア: コミック

野球狂の詩 1~最新巻(文庫版) [マーケットプレイス コミックセット]

  • 作者: 水島 新司
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • メディア: コミック

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アニメ

古代少女ドグちゃん#11 [ドラマ]

最後の物語の前編ということで、今回はこれまでとは少し雰囲気の違う物語でした。登場人物が4人だけに絞られ、舞台は誠の家の中だけ、しかも誠の母・小百合の死がどういうものだったかも描かれている。しかも、前回から様子がおかしいドグちゃんということもあって、派手な所は控えられている。これまでとは完全に作風が違っているが、こういう落ち着いた物語はじっくりと見ることが手出来るだけに、「ジャンクドラマ」と言っている名前に恥じることなく、本当にバラエティに富んだ内容となりましたね。で、次回の最終回が楽しみですね。

尚、今回は途中のCMのところで、本作のDVD(上巻、1~6話を収録)のCMも流れていました。

誠の膝枕で寝ていたドグちゃんは妖怪臭を感じるが、それはかすかなものだった。妖怪を捜すドグちゃんだったが、妖怪は発見できなかった。

朝、その日は誠の誕生日だった。また、母・小百合の命日でもあった。遺影に手を合わせる誠だったが、ドグちゃんの考えは全く違ったものであり、誠の行動が理解できなかった。そんな中、電話が掛かってきてその場を離れる誠。それは父からで、久しぶりに帰国して、お土産がある、と言っていた。

で、部屋に戻ってきた誠と、母のために活けた花をドグちゃんが食べてしまったことに激怒した。

小百合は5年前の誠の誕生日に、誠がどうしても欲しいという誕生日プレゼントを買いに出掛け、その帰り道に車に轢かれて死んでしまったのだった。また、それから誠は引きこもりになったのだった。

そんなこんなで、誠とドグちゃんの間は気まずくなってしまい、大事な話をしようとしていたドグちゃんは、それを語ることが出来なかった。

そんな所に、突然、小百合が姿を現した。信じられない光景だったことで、ドグちゃんは妖怪ではないかと思うが、誠は母がいれば妖怪でも構わないと言い、気を許して母に溺れていく。

小百合の話では、神様が誠の誕生日に1日だけ与えてくれたものらしい。で、誕生日ケーキを作る小百合。怪しげな液体を混ぜていたが、ドグちゃんがそれを目にしたことから、妖怪ということが分かり、退治しようとする。「16秒で退治してやる」と言ってドキゴローを呼ぶドグちゃんだたが、ドキゴローは現れない。で、妖怪の攻撃によって反撃できないまま、縛られてしまった。

小百合の作ったケーキを食べた誠は、完全に小百合の言いなりになった。父が帰ってきて、小百合の姿を目にして驚くが、小百合の膝枕に甘えると、それは小百合ではないと気づいた。

小百合の言うままに行動する誠は、ずっと一緒にいられる方法が一つだけある、と言われ、その言葉に従おうとする。それは首を吊ることだった。操られるままに首を吊ろうとする誠。父が「それは自殺だぞ」と言って止めようとするが、誠は、小百合が死んだとき、父は病院に来なかったことを口にして、父を非難するだけだった。で、改めて首を吊ろうとする誠。が、ドグちゃんが何とかそれを止めた。

すると小百合は、自分が事故に遭ったのは、誠がわがままで欲しいプレゼントを買いに行かせたせいだと言って、コンドは自分のわがままに従うように言う。で、(古代の)斧でドグちゃんを殺すように誠に命じた。で、斧を手にした誠は小百合の言いなりで、ドグちゃんに斧を振り下ろし、ドグちゃんは倒れてしまった...(以下、最終回へ)

前回、ドグちゃんに起こった身体の異変から、妖怪臭を感じられなくなっていたとか、自分の誠に対する気持ちが言えない、など、上手い描写があり、そこにつけ込んだ様な展開で、小百合が誠を言いなりにしていくというのは、王道ですね。

ドキゴローが最初のドグちゃんのピンチに現れなかったのは、妙な薬草を採りに行っていて、ドグチャンの声が聞こえなかったからだったが、これまでにも遠いところからドグちゃんの呼ぶ声に反応していただけに、テレパシーの様な要素のあるものかと思っていたのだが、余りにも遠くに行くと、それが届かないということと、体調がおかしいことでいつもの能力が発揮できないドグちゃんという2つの要素が出ていた用です。また、その薬草を口にするドグちゃんだったが「苦い」と口にしたのは「良薬は口に苦し」という言葉通りと言うところですね。

誠の誕生日の1日だけしか時間がない、という設定により、誠に冷静に考えさせる時間を与えずに言いなりにしていったのは上手い展開でした。

これまでは写真だけの登場だった斉藤由貴が色々と見せてくれただけに、次回の後編(最終回)が楽しみです。尚、最終回の放送はいつもより25分繰り上がって、25時のスタートです。(とは言っても、EPGの情報によって、録画予約開始時刻が自動的に修正されますが...→アナログ・ビデオで録画している方は、忘れずに時刻修正をしましょう。でないと、今回は15分繰り下がったため、修正していなかったら最終回は全く録れないことになってしまいます...)

(追記)
※1月からは「あり得ない!」というシチュエーション・コメディ作品が放送されます。(1/6が「ナビ」、放送は1/13から、全11話らしい。)ということで、MBSでは「
銭形命」は放送せずに、独自のドラマを放送するようですね。尚、「あり得ない!」の第9話は佐藤二朗さん主演らしい。

 


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:テレビ

ケータイ刑事銭形泪38話(2nd.25話・アナザーストーリー3話)[裏ネタ編]PART 8 [ケータイ刑事]

8回目となる「銭形泪・2nd.25話」(通算では38話)の「未確認生物メッシー現る ~マルコポーロを迎撃せよ!」の「裏ネタ編」は、ラストでちゃんと柴田さんがこれを手にしてやろうとしていたと言うことから「釣り竿」についてと「」について、そしてこれではないのかと思わせる終わり方だったことから「地球外生物」について、「隕石」について記します。

尚、約3年2ヶ月前のBS-i(当時)での再放送時に記した本編について記した記事(「改訂版」となります。)は「ここをクリック」してご覧下さい。

釣り竿」:釣を行う際に使用される道具の一つであり、弾力性の高い素材で作られた棒状の道具である。英語では「Rod」または「Fishing Rod」「Fishing Pole」と言う。

一般的に釣をする際、これに釣り針と浮きを付けた釣り糸(道糸)を通し、その釣り糸を巻き取るリールを取り付けて使用される。また、釣り糸を通すガイドとなるパーツが釣り竿にはいくつか設けられている。(尚、リールを取り付けないで使用するような簡単な釣り竿も一部にはある。)

釣り竿は、手で持つ部分から先端に向かって、次第に細くなっているのが一般的である。また、長さの方も数mになるため、短い竿を繋いで長くして使用するか、ロッドアンテナと同様に伸び縮みが出来るような構造(「振り出し竿」と呼ばれているもののことである。)になっているものがある。どちらであっても簡単に組み立てられる。

釣り竿は、水中に釣り針を垂らして魚を釣り上げるために用いる道具であるが、人間のいる場所からある程度の距離が離れた位置に釣り針を垂らす必要がある。これは魚の習性であって、水の真上に人がいることに気づくと警戒して近寄らず、人の気配を感じさせなくして魚の警戒心を解き、魚が餌に食いつき安いようにするために使用される。で、魚が餌に食いつくと、色々と動くため、釣り針の付いた釣り糸を介して釣り竿を瞬間的に大きな力で引っ張ることになる。釣り糸は細いものであるため、瞬間的な大きな力で切断されてしまうことがあるが、釣り竿が弾力性を持っていると、その瞬間的な力を和らげることとなり、釣り糸の切断を防ぐことが出来る。このため、釣り竿には弾力性が求められるのである。(物理で考えたら分かりますね。)ただ、釣り竿の先端部から釣り糸がある程度の角度を持って水中に垂れ下がっていないと、釣り竿の弾力性が生かされないのは言うまでもない。

また、重い素材を使っていると、魚が釣れた時にその重量が苦になるため、軽い素材が求められる。昔の釣り竿というと、竹が好まれていて、それ以外でも軽くて丈夫な木が使われていたが、現在ではガラス繊維や炭素繊維を使った釣り竿が主流となっている。(合成樹脂で補強した繊維強化プラスチック(カーボン)が使用されている。)

とはいっても、この物語では池で釣をしようとしていたが、そんなに大きな魚がいると言うこともないでしょうから、最先端素材を使った釣り竿でなくても十分かと...

」:釣り竿、釣り糸、釣り針などの釣具を使って、魚などを捕獲する行為、またはその方法のことである。先史時代から人類は魚を捕獲することを行っていたので、その歴史はとても古いものである。(狩猟と同様である。)が、当時は食糧を手に入れるために行われていたものであり、正に食べ物を得るために知恵を絞っていたものである。しかし、近年は食糧を得るということが主目的ではなく、レクリエーションの一つとして大衆化している。(中には、釣った魚をそのまま海、川、池に戻してしまうという人も多くなっている。)

尚、現在の日本では、レクリエーションとなっているが、欧米では一定のルールを定めてスポーツにもなっている。(「スポーツフィッシング」と言う。)

釣を行う場所は、池や湖、川で淡水の魚を釣ることと、海で行うものとがある。(前者を「川釣り」、後者を「海釣り」と言う。尚、釣堀で行う釣は前者に含まれる。)使用する道具は基本的には同じものである。(細かい仕様は異なっているのは言うまでもないですが...)特に、餌を使うか使わないかということで大別される。

餌を使う釣は、釣り針に餌を取り付けて、それを水中に垂らして行うが、餌を使わない釣は「ルアー」と呼ばれる疑似餌が用いられる。疑似餌はプラスチック、木、金属などで出来ていて、餌となる小動物の様な形をしていたり、小動物のような動きをするものであって、それに針が取り付けられたものである。ある意味では、魚を騙しているということになる。(固い素材ばかりではなく、柔らかい素材で出来たものもある。)

「川釣り」は清流で行うもの、渓流で行うもの、普通のゆっくりと流れている場所で行うものなど、いくつかに分類され、「海釣り」は海岸などで行う磯釣りと船に乗って海に出て行う船釣りがある。(尚、船で魚を捕るために釣具を使って釣り上げるのであれば「釣」であるが、漁網を使って魚を捕獲すれば、それは「釣」とは言わずに「漁」という。)

尚、英語では「Fishing」、ドイツ語では「Angeln」、フランス語では「Pche」、イタリア語とスペイン語では「Pesca」(発音もアクセントも同じである。)と言う。尚、英語では「Angling」と言う場合もあるが、この言葉には「趣味としての釣」というものと「魚釣りの術」という意味がある。(一般的には「Fishing」という単語が使われる。)

地球外生物」:文字通り、地球の外にいる生物のことである。「地球外生命」「地球外生命体」と呼ばれることもある。英語では「Extraterrestrial」といい、通常は略して「E.T.」と言う。

尚、ここでいう「地球外」というのは、地球の大気圏外のことである。また「生物」というと、知能を持っているもの(所謂「宇宙人」「エイリアン」というものですね。)と考えてしまうが、ここでいう「生物」「生命」は知性濃霧は関係ない。よって、バクテリアや細菌のような微生物であってもこれに該当することになる。しかし、現時点では、地球外生物/生命は美声附節を含めても確認されていない。(SF小説/漫画や映画の世界では当たり前のように存在していますが...)

太陽系の星々の中では、一時期、火星には生命が存在すると考えられていた時期がある。19世紀後半に火星の観測を行った際、表面に線状模様が発見され、それが自然に出来たものとは考えられず、運河と考えられた。運河があるということは生命体(すなわち火星人)がいると考えられていた。しかし、これは後に使用する望遠鏡の精度が上がると、線状模様をより詳細に観測出来るようになり、運河ではないことが分かり、同時に火星人の存在も否定されるようになる。更に、バイキング1号と2号によって火星の表土を採取したが、生命体と考えられるものの存在は発見できなかった。これから、火星には生命体はいないと考えられるようになった。(しかし、火星に生命体の存在を信じている人の間では、採取した表土は、地球で言うと南極や砂漠のような場所であり、その場所にはたまたま生命体がいなかっただけであり、火星全体で生命体は存在しないと判断するのは誤りである、と主張している。→雪と氷の南極を調査しただけで、地球全体に生命体が以内と判断するのはおかしい、という考えである。)

現在では、太陽系内には生命体は存在しないという考えが主流になっているが、木星の衛星のエウロパ、ガニメデ、土星の衛星のタイタンには生命の存在する可能性があるのではないか、と考えられていて、調査研究を行おうとしている所である。(しかし、生命が存在していても、バクテリアや微生物の範囲であろう、と考えられている。)→柴田太郎さんならば、どう考えるのか、聴いてみたいところですね。

尚、「地球外生物」のことを「E.T.」と言うが、「E.T.」と言うと、1982年に公開された映画「E.T.」が思い出されるが、この作品のタイトル(原題)は「E.T. THE EXTRA-TERRESTRIAL」であり、直訳すると「地球外生物」というそのものずばりと言うことになる。また、公開から20年となる2002年には「20周年アニバーサリー特別版」が製作されて公開されたが、20年の間の技術の進歩によってCGを使って一部を修正したり、追加シーンが加わっている。機会があれば、1982年のオリジナル版と見比べたら宜しいかと...

一応、作品データを記しておくと、時間はオリジナル版が115分、20周年アニバーサリー特別版が120分、監督はスティーヴン・スピルバーグ、脚本はメリッサ・マシスン、撮影はアレン・ダヴィオー、特撮はILM、特殊効果はカルロ・ランバルディ、音楽はジョン・ウィリアムス、出演は、ディー・ウォーレス、ヘンリー・トーマス、ロバート・マクノートン、ドリュー・バリモア、ピーター・コヨーテ、K・C・マーテル、ショーン・フライ、トム・ハウエル、エリカ・エレニアック、たちである。

尚、物語については、余りにも有名であるので、省略します。(見ていないという方は、一度は見ておきましょう!)

隕石」:惑星空間に存在する固体物質が、燃えつきないで惑星表面にまで達したものの総称である。また、惑星表面に限らず、月などの衛星に達したものも同様に「隕石」と言う。尚、「石」とあるから小さなものというイメージがあるが、これは地球に達した隕石の場合は、大気圏に突入すると、大気との摩擦で燃えつきてしまうことが多く、隕石となるのはその燃えかすであるため小さくなってしまうためでもあるが、大気のない惑星であれば直径が数km以上もあるような隕石もあり得る。

地球に落下した隕石は、主として鉄とニッケルの合金である金属相と、鉄、マグネシウムのケイ酸塩鉱物からなっている。これらの量の比率から、「鉄隕石」「石鉄隕石」「石質隕石」に分類される。

「鉄隕石」(Iron Meteorite)は鉄とニッケルの合金の比率が高いものを指す。鉄とニッケル以外にも、コバルト、金、白金、イリジウムなどの貴金属が含まれている。(微量のリンや炭素などの非金属元素も含まれる。)また、これは「隕鉄」と呼ばれることもある。「石鉄隕石」(Stony-iron Meteorite)は鉄・ニッケル合金とケイ酸塩鉱物がほぼ等量となっている隕石のことである。中心部が鉄・ニッケル合金で、周辺部がケイ酸塩鉱物というものが一般的であり、固体惑星の組成に似たものである。「石質隕石」(Stone Meteorite)はケイ酸塩鉱物の組成が多い隕石である。コンドルールと呼ばれる球状粒子を含有しているもの(「コンドライト」という)とそれを含有していないもの(「エイコンドライト」)に大別される。

尚、隕石は地球上の何処にでも落下する可能性がある。そのため、隕石が発見された場合の命名方法には特別なものがあり、世界共通の慣行となっている。それは、隕石が落下した地点を配達区域として受け持っている郵便局(集配郵便局)の名前が付けられる。(複数に分解して落下した場合は、最大の隕石が落下した地点を郵便区とする郵便局名が付けられる。)

郵便局としたのは、郵便局は世界各国に必ずあり、例え砂漠のど真ん中であっても、その場所を郵便区とする郵便局が存在しているためである。(砂漠の真ん中であれば、実際に郵便物の配達はないでしょうが...)こうすることによって、発見者が複数いた場合の争いを避けることが出来、世界中のあらゆる場所をカヴァーできるためである。

尚、同一郵便区内に複数の隕石が発見された場合は、郵便局名の後に「(a)」「(b)」…、というようにアルファベットの符号を付けることで区別することになっている。→新星を発見した時のように発見者が命名できるというものではないのですね。

尚、英語では「Meteorite」という。

地球上では、大気があるために、たいていのものは大気圏で燃えつきてしまうが、それでも時々地表に達することがある。となると、隕石が人を直撃するという可能性も0ではない。実際、1938年に岐阜県笠松町に落下した笠松隕石は民家に落下した隕石として知られているが、場合によっては人を直撃した可能性もある。このことは、家の中に閉じこもっていても決して安全ではないことの例えとして語られる事があるが、実際に隕石に直撃されるという確率は0ではないものの、どれだけの微細な数字でしょうかね...(落雷の直撃を喰らう確率の方が高いでしょうし、宝くじで1等が当たる確率の方が遙かに高いでしょうね...)

また、隕石には宇宙ウイルスが付いているということが言われているが、大気圏に突入した際に大気との摩擦で数千度の高温になり、燃えつきなかったものが地表に達することから、武生の大気圏に突入する前にはウイルスが存在していたとしても、大気圏で燃えている間に死滅してしまうので、そういう話はあり得ないことである。(ウイルスが付いていたら、それは地表に落下後に付着した地球上に存在するウイルスである。)→地球ではなく、大気の存在しない月であれば、燃えないで落下してくることから、地球上よりも隕石の直撃を喰らう確率は高くなる、ということだけは疑う余地はない。(ウイルスについては、太陽系内には地球外生命としての存在が確認されていないだけに、ウイルス自体が存在しないと考えられるだけに...)

 

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 3

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 3

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • メディア: DVD

↓参考まで

釣れる!!楽しい!堤防釣り入門

釣れる!!楽しい!堤防釣り入門

  • 作者: 堤防磯投げつり情報編集部
  • 出版社/メーカー: 辰巳出版
  • 発売日: 2006/07/13
  • メディア: ムック

はじめての釣り超入門 (つり人最強BOOK)

はじめての釣り超入門 (つり人最強BOOK)

  • 作者: 西野 弘章
  • 出版社/メーカー: つり人社
  • 発売日: 2008/07
  • メディア: 単行本

釣魚料理図鑑-我が家でさばこう!うまい魚101(釣り人のための遊遊さかなシリーズ)

釣魚料理図鑑-我が家でさばこう!うまい魚101(釣り人のための遊遊さかなシリーズ)

  • 作者: 西潟 正人
  • 出版社/メーカー: エンターブレイン
  • 発売日: 2009/07/31
  • メディア: 単行本

釣魚識別図鑑-ここで見分けよう (釣り人のための遊遊さかなシリーズ)

釣魚識別図鑑-ここで見分けよう (釣り人のための遊遊さかなシリーズ)

  • 作者: 小西 英人
  • 出版社/メーカー: エンターブレイン
  • 発売日: 2008/06/26
  • メディア: 単行本

必釣!! 沖釣り仕掛けマニュアル (タツミムック タツミつりシリーズ)

必釣!! 沖釣り仕掛けマニュアル (タツミムック タツミつりシリーズ)

  • 作者: つり情報編集部
  • 出版社/メーカー: 辰巳出版
  • 発売日: 2009/09/15
  • メディア: 大型本

フライロッドを作る本―西洋風毛鉤釣竿自作教書 (ヤマケイFF“CLASS”シリーズ)

フライロッドを作る本―西洋風毛鉤釣竿自作教書 (ヤマケイFF“CLASS”シリーズ)

  • 作者: 磯村 正己
  • 出版社/メーカー: 山と溪谷社
  • 発売日: 1999/06
  • メディア: 単行本

寿晴の実践・変わり塗り―江戸和竿師がさまざまな漆塗りのバリエーションを解説

寿晴の実践・変わり塗り―江戸和竿師がさまざまな漆塗りのバリエーションを解説

  • 作者: 寿晴
  • 出版社/メーカー: つり人社
  • 発売日: 2006/12
  • メディア: 単行本

ET《地球外生物》と交信する方法 (One point science)

  • 作者: C.セーガン
  • 出版社/メーカー: 日経サイエンス
  • 発売日: 1984/01
  • メディア: 単行本

人類は地球外生物に狙われている (サラ・ブックス (368))

  • 作者: ローレンス・フォーセット
  • 出版社/メーカー: 二見書房
  • 発売日: 1987/03
  • メディア: 新書

地球外生命体―存在の確率

地球外生命体―存在の確率

  • 作者: アミーア・D. アクゼル
  • 出版社/メーカー: 原書房
  • 発売日: 1999/05
  • メディア: 単行本

大宇宙・七つの不思議―宇宙誕生の謎から地球外生命体の発見まで (PHP文庫)

大宇宙・七つの不思議―宇宙誕生の謎から地球外生命体の発見まで (PHP文庫)

  • 作者: 佐藤 勝彦
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2005/04
  • メディア: 文庫

E.T. (1982年版) [DVD]

E.T. (1982年版) [DVD]

  • 出版社/メーカー: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
  • メディア: DVD

E.T. The Extra-Terrestrial 20周年アニバーサリー特別版 [DVD]

E.T. The Extra-Terrestrial 20周年アニバーサリー特別版 [DVD]

  • 出版社/メーカー: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
  • メディア: DVD

隕石コレクター―鉱物学、岩石学、天文学が解き明かす「宇宙からの石」

隕石コレクター―鉱物学、岩石学、天文学が解き明かす「宇宙からの石」

  • 作者: リチャード ノートン
  • 出版社/メーカー: 築地書館
  • 発売日: 2007/06
  • メディア: 単行本

流れ星・隕石 (科学のアルバム)

流れ星・隕石 (科学のアルバム)

  • 作者: 藤井 旭
  • 出版社/メーカー: あかね書房
  • 発売日: 2005/03
  • メディア: 単行本

巨大隕石はいつ地球を滅ぼすか (サイエンス・フォーカス)

巨大隕石はいつ地球を滅ぼすか (サイエンス・フォーカス)

  • 作者: ダナ デソニー
  • 出版社/メーカー: 三田出版会
  • 発売日: 1998/03
  • メディア: 単行本

隕石―宇宙からのタイムカプセル

隕石―宇宙からのタイムカプセル

  • 作者: フリッツ ハイデ
  • 出版社/メーカー: シュプリンガー・フェアラーク東京
  • 発売日: 1996/09
  • メディア: 単行本


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:テレビ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。