SSブログ

名曲探偵アマデウスBS-2(ファイルNo.053)と地上波#23(ファイルNo.052) [ドラマ]

今週の「名曲探偵アマデウス」は、金曜日のBS-2と地上波の放送で年内の放送が終わりと言うことなので、金曜の内に記してしまいます。(カレンダーを見ると、来週の金曜日は年が変わっているのですし...)

今週の放送は、日曜日のファイルNo.053・パガニーニ「24の奇想曲」の本放送の時、最後のオチの所で次回放送予定のテロップが出たため、それの録り直しが必要となったが、それは火曜朝のBS-hiの放送で無事に完了しました。(火曜朝の再放送では、余計なテロップが全く出ませんでした。)ということで、本放送からすぐという間に再放送が行われるというのはありがたいことということを強く感じられました。直ぐの再放送というのは、放送局の立場でも、製作する番組が少なくできるので、製作費の低減ということでのメリトがあるが、録画する方でもしっかりとメリットがあると言うことで「嬉しい配慮」というように持ち上げておきます。(BSデジタルでは、BSで放送する番組として製作したものは、本放送直後に再放送をすることが多いですし、または1クール終了後、頭に戻ってもう一度放送するというのは当たり前になりつつあります。)

金曜日の放送は、朝のBS-2は最新のものであるファイルNo.053のパガニーニ「24の奇想曲」で、これはマジカル・ジョーカーのハイテンションが楽しい所でした。最後に所長を消してしまったカノンさん。所長は何処に行ったのか?という謎が残る形となったが、所長のことだから、次のファイルNo.054では何事もなかったような顔をして現れることでしょう。(一応、隠れるようにトイレにでも行ったということにして、事務所の大掃除をカノンさんに押しつけようとした、とでも考えることにしましょうか...)

地上波の方は最新のものから1週遅れとなっているため、ファイルNo.052の武満徹「ノヴェンバー・ステップス」でした。こちらはカノンさんのセーラー服姿を拝見することが出来たということで、年内最後のプレゼントということに(結果的に)なりました。

尚、次の新作は1/17のBS-hiまでオアズケとなるのと、今度の日曜日のBS-hiでは放送の方がお休みとなるため、火曜のBS-hiの再放送を含めて、終了後に予告はありませんでした。(当然です。)

ところで、地上波は4月から放送が始まったが、今回が23本目ということでした。(39週で23回ということなので6割弱、1年52週では30本のペースですね。)内、8回は大相撲の放送のため、お休みというのは当初から分かっていたことであるが、それ以外にも8回もお休みがあった(高校野球、国会中継など)ということになります。また、23本の内、本年度になってBSで放送されたものが18本で、5本は昨年度に放送されたものでした。

昨年度が30本で、新作は半年で15本というペースが続いているが、地上波のことを考えると妥当な数字だということになるようですね。

今後の放送予定は、本年ではなくて年が変わってからということになりますが、なんと、1/1の朝のBS-2のいつもの枠では放送があります。4月以降、BS-hiの日曜日が新作でないと、金曜朝のBS-2はお休みになっていたことを考えると、異例と言って良いですね。で、放送されるのはファイルNo.014のショパン「24の前奏曲」です。これは現時点で3度登場しているディープ内藤の初登場となった物語です。所長とディープ内藤の力関係が面白い作品です。

その次の放送は、1/5の火曜日朝のBS-hiの再放送の枠ですが、何が放送されるのかは不明です。そして1/8はBS-2はお休みで、地上波がファイルNo.053のパガニーニ「24の奇想曲」を放送となって、最新まで放送するということで追いつきます。(が、1/15、22は大相撲でお休みです。)1/9のお昼のBS-hiの再放送、1/10夜のBS-hiの放送はお休みで、1/12朝のBS-hiの再放送で何かの放送があり、1/15はBS-2、地上のいずれもお休み、1/16お昼のBS-hiの再放送があって、待望の新作となるファイルNo.054のブラームス「交響曲第1番」は1/17の予定です。しかし、1/24はまたもお休みで、ファイルNo.055のラヴェル「マ・メール・ロア」は1/31の予定となっています。

去年は、年内最後の放送(但しBS-hiの放送で、BS-2はこれが新年の1本目でした。)がベートーベンの「交響曲第9番・合唱つき」ということで年末らしい曲だったのと、年明け最初の放送がファイルNo.024の特別編で「響カノンの名曲探偵修業」ということだったので、お年玉のように感じられたのだが、今度の年末年始はそういうものがないというのがちょっと残念でした。

 

パガニーニ:24のカプリース(全曲)

パガニーニ:24のカプリース(全曲)

  • アーティスト: ミンツ(シュロモ),パガニーニ
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
  • 発売日: 2007/02/28
  • メディア: CD

パガニーニ:24のカプリース

パガニーニ:24のカプリース

  • アーティスト: リッチ(ルッジェーロ),パガニーニ
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
  • 発売日: 2001/04/25
  • メディア: CD

武満徹:ノヴェンバー・ステップス

武満徹:ノヴェンバー・ステップス

  • アーティスト: 東京都交響楽団,武満徹,若杉弘,鶴田錦史,横山勝也,堀米ゆず子
  • 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 2002/06/21
  • メディア: CD

武満徹:ノヴェンバー・ステップス

武満徹:ノヴェンバー・ステップス

  • アーティスト: 小澤征爾,武満徹,トロント交響楽団,鶴田錦史,高橋悠治,横山勝也
  • 出版社/メーカー: BMG JAPAN
  • 発売日: 2007/11/07
  • メディア: CD

↓再放送を含めて、今後の放送予定の曲です。

ショパン:24の前奏曲集

ショパン:24の前奏曲集

  • アーティスト: アルゲリッチ(マルタ),ショパン
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
  • 発売日: 2006/11/08
  • メディア: CD

ブラームス:交響曲第1番

ブラームス:交響曲第1番

  • アーティスト: バーンスタイン(レナード),ブラームス,ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
  • 発売日: 2005/11/16
  • メディア: CD

ラヴェル:マ・メール・ロア

ラヴェル:マ・メール・ロア

  • アーティスト: モントリオール交響楽団,ラヴェル,デュトワ(シャルル)
  • 出版社/メーカー: ポリドール
  • 発売日: 1994/04/22
  • メディア: CD


nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:テレビ

「NOSFERATU: PHANTOM DER NACHT」 [映画(洋画)]

表題の作品は1978年の西ドイツ(当時)とフランスの合作映画「ノスフェラトゥ」である。(但し、日本での劇場公開は1985年である。)1922年のドイツの古典映画として知られる「吸血鬼ノスフェラトゥ」(サイレント映画)のリメイク作品である。(当然、本作はカラー・トーキー作品である。)クラウス・キンスキーの吸血鬼は見事にハマっているのと、イザベル・アジャーニの病的なまでの色白さが印象に残る作品でもある。

作品データを記しておくと、時間は96分、原作はブラム・ストーカー、製作と監督はヴェルナー・ヘルツォーク、脚本はヴェルナー・ヘルツォークとF・W・ムルナウ、撮影はイェルク・シュミット・ライトヴァイン、音楽はポポル・ヴーである。そして出演は、クラウス・キンスキー、イザベル・アジャーニ、ブルーノ・ガンツ、ローランド・トパー、ワルター・ラーデンガスト、ジャック・デュフィロー、たちである。

ブレーメンに住む不動産業者のジョナサンは、トランシルヴァニアのドラキュラ伯爵から新しい邸を買いたいという声に応えて伯爵の元に向かった。旅は4週間もかかる長旅であり、しかも旅の途中に宿泊した宿の主人から「ドラキュラ邸には悪霊が潜んでおり、二度と生きて帰った人はいない」と言われ、更に馬車に乗ろうとしても、「ドラキュラ邸に行く」と言うと断られてしまい、彼は徒歩で旅を続けることになる。で、ようやく到着すると、伯爵は丁重に迎えてくれた。で、契約が成立するが、その時、ジョナサンが持っていたペンダントに入っていた妻・ルーシーに伯爵は魅了されてしまう。数日後、伯爵に不審を感じたジョナサンだったが、その夜ジョナサンは血を吸われてしまった。その頃、ブレーメンにいるルーシーは、熱病に冒されて夢遊病者のように町をさまよい歩ていてた。伯爵は棺に鼠を詰め込み、自分もそこに横たわり、帆船に積みこませると、黒海を出帆した。それを見たジョナサンは後を追う。船では鼠がはびこり、病気が発生し、船長以下全員が死んでしまう。ブレーメンに到着すると、鼠が町に溢れ、町にも病気(ペスト)が流行り、死者が出るようになる。ルーシーを守ろうとするジョナサンだったが、既に彼はおかしくなっていた。ルーシーは棺にあったジョナサンの日記から、吸血鬼の存在を知り、全てを悟る。で、吸血鬼を倒す方法を学び、立ち向かうことにした。で、自分が犠牲になって吸血鬼を長まで食い止めて、朝日を浴びせようとする。その夜、寝室では吸血鬼に抱かれながら、ひたすら朝が来ることを待つルーシー。そして朝を迎え、朝日を浴びた吸血鬼は死んだ。が、ジョナサンが新しいドラキュラとして蘇っていた...

本作は、何と言ってもクラウス・キンスキーの吸血鬼とイザベル・アジャーニである。古典映画のリメイクではあるが、オリジナルがサイレント映画ということで、全く別の次元にある作品である。リメイク作は色々と難があるのが一般的なところであるが、本作は上記二点が素晴らしいものである。ストーリーの方は確かに吸血鬼映画の古典であるが、それを感じさせない新しさのある作品である。ということで、見ておきたい作品である。(モンスター映画としての吸血鬼ではないのは、1922年のオリジナル版と同様である。よって、吸血鬼が暴れ回るというモンスター映画という期待は捨てましょう。→そういう期待がある方は見ない方が良いですよ。)

 

ノスフェラトゥ [DVD]

ノスフェラトゥ [DVD]

  • 出版社/メーカー: 東北新社
  • メディア: DVD


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

「ケータイ刑事」と「007」の驚くべき類似点(その135) [ケータイ刑事]

今回のテーマは「オークション」です。(最近ではネット・オークションなども普及しているが、ここで取り上げるオークションは、昔ながらの形のオークションです。)で、取り上げる物語は、「ケータイ刑事」からは「・12話」、「007」からは「オクトパシー」です。

ケータイ刑事」:「・12話」。「サマーパーティは危険な香り! ~赤坂BLITZ殺人事件」という物語で、この物語は「・1st.9話」以来となった公開収録された物語である。(一応、「舞台劇」と「公開収録」は別扱いとしている。)

警視庁のチャリティ・オークションが開催される。司会進行はちゃんと松山さんのコンビが担当する。(「完全版」では別に出品されたものが実際に落札されているが、「12話」として放送されたものではその部分がカットされているため、オークションは全く行われなかったように見える。)出品されたのは遠山の金さんの末裔の遠山金五郎で、金さんの直筆の半紙(「一犬落着」)だった。で、競売が始まろうとするが、娘の響子が出品することに反対、更には怪盗マリンからの犯行予告が入り、競売はスタートしない。金五郎は犯行予告の挑戦を受けることにした。まずは「一犬落着」の半紙を封筒に入れ、スーツケースに入れて鍵を掛け、その鍵を松山さんに預けた。更に、予告状に記されている通りの乾杯をする。が、その時、照明が消え、金五郎のうめき声がした。灯りが点くと、金五郎が死んでいた。ということで、オークションどころではなくなり、ちゃんは事件の捜査を始める。

まずは「一犬落着」は無事か?ということで、スーツケースを開けて封筒を取り出して調べてみるが、その半紙は消えていた。ということで、金五郎殺しと「一犬落着」の盗難の2つの謎を解く事になるちゃん。が、怪盗マリンは、盗みをしても人を殺すことはしないということから、ちゃんは怪盗マリンの名前を使った事件と考えた。

最終的に、ちゃんは消えた「一犬落着」の在処を探り出し(実は、入れた封筒が二重封筒になっていて、消えたのではなくて入れた反対側を開封したために消えたのだった。)、更に金五郎殺しのトリックと犯人を挙げ、事件を解決した。

007」:「オクトパシー」。1983年のシリーズ第13作で、3代目ボンドの第6作である。これによって3代目ボンドの本数が初代と並んだが、連続6作というのは新記録である。(3代目は次作で7本目が製作されて、歴代で最多本数となった。)また、ボンドガールのモード・アダムスは、メインのボンドガールは初めてであるものの、シリーズ第9作の「黄金銃を持つ男」でスカラマンガの愛人でボンドとも関係するサブのボンドガールを演じているので、二度目のボンドガールと言うことになり、複数回のボンドガールを演じた唯一人ということになり、新記録を作った。

ベルリンで任務遂行中に殺された009が手にしていたニセモノのファベルジュエッグの謎を追うボンドは、本物のファベルジュエッグがザザビーのオークションに出品されると知ると、早速会場へ。

ファベルジュエッグというのは、1897年の皇帝ニコラス二世の戴冠式で使われた馬車をモデルにした金の馬車の模型を台座に乗せた貴重な宝物であり、クレムリン美術品保管庫で保管されていたものである。ソ連のオルロフ将軍は、核兵器を西ドイツ空軍基地で爆発させようと企み、その資金をクレムリン美術品保管庫にあった宝物を秘密裏に売って得ていた。が、保管庫で目録の確認が行われることになり、本物を取り返す必要が生じたオルロフ将軍は、計画の協力者であるアフガンの王族・カマル・カーンに取り戻させようとした。

で、オークションが始まり、カマル・カーンがそれを落札した。(ボンドは途中で入札に割って入り、値をつり上げるのに一役買った。)で、落札したカマル・カーンの元に本物のファベルジュエッグが渡る。が、競り合ったボンドが本物を見せて貰うふりをして、ニセモノ(当然、Qの秘密兵器が仕込んであるものであり、MI-6の特製と言うことになる。)とすり替えた。ニセモノには超小型の発信器や盗聴器が取り付けてあって、これによってカマル・カーンの行動を知り、更には一味の計画の詳細をボンドは知ることになった。

尚、本物とニセモノとが入り交じり、最終的にはニセモノと思った将軍が、本物のファベルジュエッグを銃の台座で叩き壊してしまい、お宝は単なるクズになってしまった。

共通点は、歴史上に名を残す人物にまつわるお宝が出品されたというところである。(但し、「ケータイ刑事」で出品されたお宝は、如何にもニセモノらしい雰囲気を漂わせている胡散臭い怪しげなもの(遠山の金さんが書いた習字の半紙)でしたけど...)また、それを巡って人が死んでいるというのも共通している。(「ケータイ刑事」では持主の遠山金五郎が殺され、「007」では最終的に取り戻すことを命じたオルロフ将軍や落札したカマル・カーンが死亡している。(これによって陰謀は阻止されたことになる。))

一方、相違点は、「ケータイ刑事」では事件が起こったことでオークションは中止になったが、「007」ではオークションが開始され、ボンドも入札に参加して(値をつり上げて)落札された。また、「ケータイ刑事」では事件の際に消えたことから盗まれたと思われたが、実際は無事であったが、「007」ではニセモノと思った将軍によって破壊されてしまい、お宝が失われてしまった。

次回は新年になるということで、一応、特別企画と言うことにしようと思っています。何を取り上げるのかはお楽しみに。

 

ケータイ刑事 銭形命 DVD-BOX

ケータイ刑事 銭形命 DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: Happinet(SB)(D)
  • メディア: DVD

↓今回取り上げた物語の完全版はこちらに収録されています。

オクトパシー (アルティメット・エディション) [DVD]

オクトパシー (アルティメット・エディション) [DVD]

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • メディア: DVD

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:テレビ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。