SSブログ

「ケータイ刑事」と「007」の驚くべき類似点(その144) [ケータイ刑事]

今回でこの連載も11クール目が終了ということになって、「銭形愛」から「」「」「」「」までの話数と同じ数になりました。が、まだまだネタはあるので、更に続きます。

今回のテーマは「飼育されている鳥」です。(生きものであるので、これを「物」と言うのは語弊があるかも知れないが、一応は「ある物」シリーズということになります。)尚、ここで言う「飼育」とはペットとして飼われているという意味のことであって、食用にするために飼育されている鳥(ブロイラーなど)や動物園などで人に見せるために飼育されている鳥ではありません。(普通の人が飼っている鳥ということです。)で、取り上げる物語は、「ケータイ刑事」からは「・2nd.12話」、「007」からは「ユア・アイズ・オンリー」です。

ケータイ刑事」:「・2nd.12話」。「千里眼を持つ女 ~全てをお見通し殺人事件」と言う物語である。色んな要素が出てくるのは「ケータイ刑事」では当たり前であるが、この物語はネタということではやたらと詰まっている物語でもある。しかも、後に「・2nd.10話」で、この物語の犯人の妹が登場して、銭形(従姉妹のちゃんが狙われることになりましたけど...)を狙った物語も生まれている。

この物語に登場する鳥は「ジュウシマツ」と「カナリア」である。この物語で2人目の被害者となる成城に住む双子山が飼育している鳥である。別々の鳥籠に入れられていて、ジュウシマツの方は床に、カナリアの方は人の頭の高さに吊されていた。

綾小路波子が千里眼で事件を解決するとして警察に挑戦してきた。そして波子と警視庁との対決という生放送の番組が始まる。番組内で波子が千里眼で見通したように事件が起こり、現場に向かうと、波子の言った通りのことが起こり、麻生がマンションの屋上から転落死した。ちゃんは、これは波子がトリックを使ったと推理するが、証拠がなかった。で、波子は、麻生を殺害した犯人を千里眼を使って捜し出すと言い、番組内で犯人に、これからその場に行く、と呼びかけた。

波子の言う通り、成城の双子山のマンションに行くと、遺書があって双子山は死んでいた。遺書には、麻生を殺したのは自分であって、ちゃんの推理通りに殺害をしたが、千里眼で見抜かれたので、もはや逃げられないとして自殺する、と記されていた。で、波子の言った通りだった。これによって、「波子VS警視庁」の勝負は波子の一方的な圧勝と思われた。

しかし、ちゃんは部屋にあった2つの鳥籠で、床にあったジュウシマツは死んでいるが、頭の高さにあったカナリアは生きていることに気づいた。更には、双子山の遺書にあった不備な点に気づき、全ては仕組まれたことだということに気づき、麻生の殺害、そして双子山の殺害の2つの事件のトリックを見破った。

テレビ局のスタジオで、波子は勝ち誇っていて、警察の捜査方法は過去のものであって、千里眼があればこの世から犯罪が無くなると豪語した。そこにちゃんが登場して、口上を語って波子を拘束し、波子の使ったトリックを説明した。それを警察の陰謀だと主張する波子。が、双子山の遺書のトリック、殺害のトリック、2つの犯行手順を全て語り、その証拠を突きつけた。すると、波子は全てを認めたのだった。(テレビ番組の司会を務めていた金剛地は「警察は遂に代打逆転満塁サヨナラホームランを放ったのでしょうか」と言ったが、高村さんがメインでちゃんが助手ということになっていたため、「代打」と言うところ、「逆転」と言うところなど、全てがピッタリという表現になっていました。)

尚、この事件は、波子が双子山に予め依頼した内容の文面を書かせ、それを遺書として利用した。最初に双子山に睡眠薬を飲ませ、ドライアイスを用意していて、殺害時間を誤魔化すトリックを使って殺害、麻生の方はちゃんの推理した通りの方法で睡眠薬と風船を利用して飛び降りに見せかけたのだった。

結果的に、何も語ることの無かったジュウシマツとカナリアであるが、死んでいたジュウシマツと生きていたカナリアという生存の違いという状況の違いが主人公である銭形に事件を解くヒントとなった。

007」:「ユア・アイズ・オンリー」。1981年のシリーズ第12作で、3代目ボンドの第5作である。ウインター・スポーツがいくつか出てくるだけでなく、エーゲ海に潜ったり、ロッククライミングがあったりということで、様々なスポーツが劇中に登場する作品となっている。前作で宇宙に飛び出すというようにメカに頼っていた所から、体を使った生身のアクションに戻すという回帰を行った作品でもあり、スポーツのシーンでも見所がたくさんある作品である。

この物語に登場する鳥は「インコ」である。また、インコは人の言葉を覚えてそれを喋ることが出来る鳥であるが、そういうインコの特徴を上手く使った笑いを誘うシーンもありました。で、そのインコは、ボンドガールであるメリナの一家(ハヴロック家)が飼っているものである。(名前は「マックス」である。)「キスして」と言うのが癖というのが面白く、これきラストに任務を果たしたボンドに対してサッチャー首相(当時はサッチャー首相でした。が、本人ではなくてそっくりさんが演じている。)がボンドに感謝の電話を入れた時、ボンドはメリナとベッド・インをしていて、マックスが腕時計型の通信機の側にいて、「サンキュー」と「キスして」と言っていた。(MI-6の上総では、ボンドがふざけているとして、「混線しているようです」と言って無線を切ってしまいました。その後、マックスは、腕時計型無線機をエミの中に放り投げてしまった。)

メリナをハヴロック博士の船に送り届けたゴンザレスが襲撃してメリナの両親が殺された時も難を逃れたマックスは、メリナが引き続き飼うことになる。やがて、ボンドとメリナはATACと共に沈んだセント・ジョージ号の沈んだ場所を突き止めて、ATACを回収するが、その時、クリスタトスの一味がメリナの船を占領していた。何も知らないボンドとメリナが船に戻って来ると、一味に捕らえられ、ATACを奪われてしまう。そして、ボンドとメリナを縛って、クリスタトスの船からロープで海中を引き回して殺そうとする。ボンドの機転で難を逃れ、海底遺跡の所に残していた酸素ボンベも役立って、隠れていると、クリスタトスの船は去っていった。→先に、海底遺跡でメリナが酸素ボンベを於いていくのだが、それが役に立つことになるのだが、さりげない伏線が後から役に立つというのは「ケータイ刑事」でも同じである。

船に戻ったボンドとメリナだったが、クリスタトスたちの行方の手掛かりは何もなかった。が、マックスが「セント・シリル」と繰り返して言う。マックスはクリスタトスたちに船が占領された時もその場にいて、クリスタトスたちの話を聞いていたのだった。で、その時に語られていた「セント・シリル」と言う言葉を覚えていた。→主人公であるボンドに、事件の黒幕であるクリスタトスの居場所を伝えることになり、事件解決に繋がった。

で、「セント・シリル」という言葉を手掛かりにしたボンドは、その場所が険しい断崖の上にある閉鎖された修道院だと知る。(その修道院をクリスタトスはアジトとしていた。)で、ボンドはメリナや協力者のコロンボたちと共に修道院への突撃作戦を開始した。

共通点は、飼育されている鳥が主人公(銭形/ボンド)に事件を解くヒントを与えることになり、主人公はそのヒントを正しく理解して事件の謎を解く鍵にして、事件を無事に解決したと言うところである。言い換えると変えると、小さな情報も見逃さずに事件解決につなげるという銭形/ボンドの鋭い所を上手く描いている所でもあり、優秀な人材である所を見せつけている所でもある。(実際、一緒に行動していた相棒である高村さん(「ケータイ刑事」)とメリナ(「007」)は、そのがヒントになるとは思っていないという所も共通している。)尚、ちゃんは状況だけで言葉のヒントが無いだけに、本当に鋭いと言って良いですね。(ちなみに、どちらもが3代目であるという所は隠れた共通点です。)

違いは、「ケータイ刑事」はあくまでも2羽の鳥の状態(生存/死亡)だけがヒントであって、人間の言葉が一切回していないヒントとなったが、「007」ではインコが人間の言葉(単語ですけど...)を喋り、それがヒントになったという所である。→どちらも観察力がなければ見落としてしまいそうなヒントであるが、それを正しく理解して役立てるというのは、銭形もボンドも凄い所である。

次回はシチュエーションということで記す予定でいます。また、次回からは本連載も12クール目に突入ということになるので、特別バージョンにする予定です。何が登場するのかはお楽しみに。

 

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX II

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX II

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • メディア: DVD

ユア・アイズ・オンリー [Blu-ray]

ユア・アイズ・オンリー [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • メディア: Blu-ray

ユア・アイズ・オンリー (アルティメット・エディション) [DVD]

ユア・アイズ・オンリー (アルティメット・エディション) [DVD]

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • メディア: DVD

↓「雷・2nd.10話」はこちらです。

ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 3

ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 3

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • メディア: DVD


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:テレビ

WANG CHUNG『POINTS ON THE CURVE』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1984年に発表された彼らの2nd.アルバムである。本作のヒットによって彼らの名前も知られるようになった。ニューウェーブの系譜のバンドであるが、ポップなサウンドであって、ダンス・ミュージックという様な感じで受け入れられてヒットを記録したが、そのサウンドは'80'sらしい楽しいものである。

収録曲は以下の全10曲である。『Dance Hall Days』『Wait』『True Love』『Waves』『Look At Me Now』『Don't Let Go』『Even If You Dream』『Don't Be My Enemy』『Devoted Friends』『Talk It Out』。

本アルバムからシングル・カットされたのは4曲である。1st.シングルの『Don't Be My Enemy』は、彼らの曲としては初めてのチャートインを果たす曲となって、イギリスで最高位92位、アメリカでも最高位86位を記録した。続いて『Don't Let Go』はイギリスで最高位81位、アメリカで最高位38位(Billboardのダンス・チャートでは1位を獲得している。)、『Dance Hall Days』はイギリスでは彼らの最大のヒット曲となって、最高位21位、アメリカでは最高位16位を記録し、Billboardのダンス・チャートでは1位を獲得している。そして『Wait』はイギリスで最高位87位を記録している。(アメリカでは4th.アルバムからのシングル曲2曲がTOP 10入りをしている。)

お薦め曲は、シングル・ヒットを記録している『Dance Hall Days』と『Don't Let Go』、『Wait』と、『Look At Me Now』『Talk It Out』をピックアップしておく。

アメリカではダンス・チャートでヒットを記録しているが、ダンス・ミュージックというよりは普通の'80'sポップスである。彼らは'70's終盤のディスコ・サウンドのブームの後に登場したニューウェーブの系のバンドであるが、それがディスコから衣替えしたダンス・チャートでヒットを記録するのも面白い所である。しかし、聴いていると体が自然に動き出すようなサウンドであるだけに、やはりダンス系ということになるのが適当なところだと感じる所でもある。

彼らのサウンドを聴くとすると、やはり4th.アルバム「MOSAIC」ということになるが、より聴こうとすれば、本アルバムはキャリアの上でもここからということにもなるだけに、マークしておきたいアルバムである。

 

Points on the Curve

Points on the Curve

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Geffen
  • 発売日: 1996/03/19
  • メディア: CD


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

WA WA NEE『WA WA NEE』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1986年に(本国・オーストラリアで)発表された彼らのデビュー・アルバムである。(アメリカでは1987年にリリースされた。)オーストラリア出身のポップなサウンドを聴かせる4人組のバンドであるが、サウンドの方はダウンアンダーというよりもブリティッシュ・ポップ・グループの様な漢字がして、典型的な'80'sポップスである。日本では名前が変わっていると言うことで話題になりました。ただ、彼らのサウンドは'80'sポップスであっても、'80's中盤の雰囲気を持っているだけに、ちょっと時期が遅かったという気がしないでもないのですか... 一応、本アルバムは、本国オーストラリアでは最高位29位を記録しているが、アメリカでは飽きられてきたサウンドでもあったことで、Billboardで最高位123位を記録しただけであった。

収録曲は以下の全10曲である。『One And One (Ain't I Good Enough)』『Teacher』『Stimulation』『Jelly Baby』『Gone』『Sugar Free』『When The World Is A Home』『Man Child』『Love Reaction』『I Could Make You Love Me』。

この中からシングル・カットされたのは4曲である。(アメリカでは2曲である。)デビュー・シングルである『Stimulation』が豪州で2位を記録する大ヒットとなり、一躍名前を知られることになったが、アメリカではBillboardで最高位86位に留まった。続く『I Could Make You Love Me』は豪州で最高位5位、『Sugar Free』は豪州で最高位10位、アメリカでは最高位35位を記録していて、彼らの代表曲となった。また、『One And One (Ain't I Good Enough)』は豪州のみで、最高位19位を記録している。

お薦め曲は、彼らの代表曲であり、典型的な'80'sポップスでもある『Stimulation』と『Sugar Free』のシングル・ヒットを記録した曲と、『Teacher』『I Could Make You Love Me』をピックアップしておく。

'80'sの中盤に全盛期を迎えるエレポップ路線であり、聴きやすい曲が集まっているということで、'80'sサウンドがお好きな方には安心して楽しむことが出来る内容となっている。突出した傑作と呼べる曲は無いが、特に捨て曲も無く、平均した安定感がある。が、これが彼らの特徴というものがないのまた事実であり、平均的なアルバムではある。

まあ、'80'sサウンドの楽しさに浸るには十分なアルバムである。長続きしなくて'80'sの終盤に解散してしまったということで、完全に'80'sのバンドであるが、'80'sサウンドのファンであれば、しっかりとチェックしておきたいバンドの1つである。

 

Wa Wa Nee

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Sony
  • 発売日: 1991/07/01
  • メディア: CD


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

ケータイ刑事銭形泪16話(2nd.3話)[裏ネタ編]PART 9 [ケータイ刑事]

銭形泪・2nd.」第3話(通算では第16話)「亜空間を越える死体 ~ノーベル賞的殺人事件」の裏ネタ編・増補は今回で打ち止めです。で、今回はこの物語の犯人と被害者がこれだったことで「双子」について、ここがトリックに使われたということで「屋上」について、死体を運ぶのに利用された「急ブレーキ」について、そして、ちゃんがバスに乗るとこうなると言っていたが、実際は高村さんがノロノロ運転でこうなった「車酔い」についてと「閃光」について記します。尚、「双子」については「・16話(2nd.3話)[裏ネタ編]PART 5」で記したものをベースにして加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事については「ここをクリック」してご覧下さい。(この物語についての「裏ネタ編」は、2009/1/17、20、22、24、27、29日付けで記しています。)

双子」:英語では「Twim」もしくは複数形を使って「Twins」といい、日本語では「双生児」と言い、「双子」という言い方は砕けた言い方である。

多胎児の1つであって、同じ母から1回の分娩で2人生まれた子供のことをいう。(三つ子、四つ子、五つ子、…、も「多胎児」である。)多胎児では双子(双生児)が生まれることが最も多い。尚、出産の時、2人は数分程度の時間差で産まれる事が最も多いが、時には数時間から数十日の間隔をおいて生まれる場合もある希だがある。(これらでは一度の分娩で2人が生まれずに2度の分娩と言うことになるが、それでも「双生児」と呼ぶ。)この場合、双生児であっても、誕生日が別の日になるという超レアなことが起こることになる。

双生児には、一卵性双生児と二卵性双生児がある。これは、母親が受胎した時の受精卵の数によって決まる。前者は普通の妊娠と同様に1つの卵子から2人が生まれた場合である。(何らかの影響で、1つの受精卵が2つに分かれ、それから細胞分裂を初めて2人の胎児に成長するものである。)この場合は、生まれてくる2人の子供は必ず同性となり、外見はとても似ている。一方、二卵性双生児の場合は一度に2個の卵子が排卵され、それぞれが受精卵となって発育したものである。この場合は2人の子供は同性となる場合と異性になる場合とがある。(早い話、2個の卵子がそれぞれ受精卵となるのであり、別々に2人が生まれるのと基本的に同じである。)よって、似ていると言っても普通の兄弟姉妹程度のであり、そっくりということはまず無い。

ちなみに、一卵性双生児は1000回のお産で4回程度の頻度で、二卵性双生児は1000回のお産で6回程度(合計すると1000回に10回、すなわち約1%の確率となる。)生まれるとされている。→二卵性の方が実は多いのである。(最も多いのは二卵性双生児で、男女が1人ずつ生まれるというものである。)

また、双子が生まれる確率(一卵性と二卵性の両方を足し合わせた数値である。)は人種によって発生確率は異なっている。黒人では約70回のお産で1回程度、白人は約90回のお産で1回、日本人は約150回に1回程度とされている。→近年では排卵誘発剤を使ったり、体外受精によって受精させることがあるが、そういうものを利用しない場合の確率である。(双子は偶然によって生まれるということである。)

屋上」:本来の言葉の意味としては「屋根の上」という意味であるが、特に建物の最上部で人の出入りが可能となっている平らな場所のことを言う。(貯水槽、空調機器などが設置されていて、普通は人が入らない場合であっても「屋上」と言う。)

最近では大きなビルであればヘリポートを設けている場合もある。また、デパートなどでは屋上を遊園地にしている場合や、緑地にして庭園(「屋上庭園」と言う)にしている場合があり、高級マンションではプールがある場合がある。ということで、その利用方法は様々である。(まあ、周囲の景色が見渡せて、気持ちがいいのは確かだから、色々と利用するというのは当たり前の考えですね。)

戸建て住宅の場合はこれが設けられるのは少ないが、マンションになると、出入りは自由とはならないが、何らかの設備を設置することが多く、基本的に存在していると言って良い。同様に、学校の校舎をはじめ、ビルと呼ばれるものには大抵存在している。

しかし、屋上に簡単に人が入れるとなると、ちょっとした問題が生じる。それは飛び降り自殺をしようとする人が容易に入ってくるということである。そのため、屋上を利用出来るようにした建物では、安全性確保のためにしっかりとしていて簡単に乗り越えられないような柵を設置していたり、屋上があっても何らかの入場制限を設けているのが現状である。(→芸能人(アイドル)の飛び降り自殺から後追い自殺が続いて社会問題になったことがありました。)

英語では「Roof」と言うが、ビルの屋上のことは「Rooftop」と言う場合もある。また、ドイツ語では「Flachsach」、フランス語では「Sur la Terrasse」、イタリア語では「Terrazza」、スペイン語では「Azotea」、韓国語では「オクサン」(ハングルは省略します。)と言う。

急ブレーキ」:乗物が急激に制動装置を働かせること、またはその行為のことを言う。これは、急激に停止を含む減速の必要がある場合に行われるものであり、例えば車の運転中に飛び出しがあった場合などがある。しかし、通常の(停止を含む)減速よりも急激に行うが、通常の制動時に使用するブレーキをより強く働かせるものであって、特別の制動装置がある訳ではない。(但し、電車には非常用のブレーキとして別途用意されているのが一般的である。→運転士だけでなく、車掌が掛けることがあり、運転士のブレーキとは別系統になっている。)

通常のブレーキでは、乗客に影響が出ないように制動することになるが、急ブレーキは急に制動させることになるため、慣性によって移動方向の前方に体が持って行かれてしまう。そのため、通常時には「急ブレーキ」を使用することは禁止されているが、これを用いる場合は非常時であるので、その限りではない。

バスなどには「急停車に備えて…」という注意書きが車内にあるが、電車をはじめ、他の乗物でも基本的に同じである。(特に忘れがちになってしまうのは大型船舶(フェリーなど)の場合である。)→バスに乗った場合は、座っていても手すりを持つというのも当たり前のように認識されていて、立っていると吊革や手すりを噛んでいるというのは当然となっているが、電車でも立っている場合は同様の注意をして置いた方が無難である。(電車はバスと違って、急ブレーキを掛けることは滅多にないとはいうものの、「災害は忘れた頃にやってくる」と言うぐらいで、万一に備えておいた方が無難である。で、「後悔先に立たず」という言葉もありますからね...)

車酔い」:車に乗って移動する際に起こる症状の一つであり、目眩を感じたり、吐き気がしたりする。症状が酷くなると、頭痛、体のしびれ、嘔吐などの症状がある。極端な場合は、脱水症状を起こし、死に至る場合もある。(車酔いで死に至るというのは希であるが、船(船酔い)であれば時々ありうることである。)「乗り物酔い」の1つである。

これは、進行中に発する振動や、カーブを通過する際に加わる遠心力や加減速の際の加速度によって、内耳にある三半規管が影響を受け、体のバランスが取れなくなって起こる症状である。(よって、動かない車に乗って起こることはない。)

車以外の乗物でも基本的におこることであり、乗物の名前に「酔い」を付けて「船酔い」「飛行機酔い」「列車酔い」…、などと呼ばれるが、総称としては「乗り物酔い」と呼ばれる。

基本的に移動している乗り物に乗ると、何らかの力を受けて三半規管が影響を受けるが、症状が起こらないのは、三半規管の刺激が許容範囲内に収まっているためである。また、人によってその供与値が違っているため、乗り物酔いになりやすい人と、全くならない人とがいる。また、同じ人であっても、乗り物酔いをしやすい乗物とそうでない乗物があったりする。(一般には「船酔い」をする人が多いですね。)また、同じ乗物であっても、高村さんが言ったように低速走行では酔いやすいということもあり得る。(ただ、普通は低速よりも高速の方が振動が大きくなり、加速度も大きくなるため、よりやすくなるのですけどね...)

尚、ここで言う乗物は交通機関だけではなく、遊園地の遊具(ジェットコースター、メリーゴーランド、その他)や馬車、自転車、三輪車、一輪車、バイクなどでも起こりうる。更には馬に乗ったり、ラクダ、牛、象など、動物に乗った場合でも、極端な例えを記すと、エレベーター、エスカレーター、動く歩道でも起こりうることである。(原理的には徒歩で移動する際でも三半規管は何らかの力を受けるため、起こりうる。→徒歩で酔ってしまうとなると、よほど体調が悪かったということになるでしょうが...)

そういえば、小学校の遠足でバスに乗った場合、何人かはバス酔いをする児童がいるものである。酔い止めの薬が市販されているが、車酔いの場合は精神的なものが大きいとされていて、酔い止めの薬ではなく、ただのビタミン剤を酔い止めの薬だと言われて飲んだ人は酔いにくくなるということが実際に起こっている。→暗示ということでもあり、「病は気から」という言葉があるが、その通りと感じさせてくれるところでもある。

尚、英語では「車酔い」のことを「Carsickness」、「乗り物酔い」のことを「Motion Sickness」という。

閃光」:瞬間的に発する光のことを言う。英語では「Flash」と言うが、「きらめき」であることから「Sparkle」または「Glance」と言うこともある。

特に、どの程度の持続時間があるとか、どの程度の光量があるとかの規定はないが、写真撮影の時のストロボ(フラッシュ)や、稲妻が光った場合などは「閃光」に含まれる。また、爆弾の爆発時に放たれる光も「閃光」と呼ばれる。

瞬間的な強い光であるため、絞りの役割を果たしている虹彩の動きが間に合わないため、閃光を直視すると、網膜に強烈な刺激が加わることになるため、目を痛めてしまうことになる。(デジカメであれば、CCDなどの撮像素子が焼き付けを起こしてしまう可能性がある。)よって、サングラスなどの透過率の低いものを目の前に設置することで、網膜に入る光量を落として目を保護するというのは、当たり前であるものの、大事なことである。

が、この物語ではそれを行うことで、他の視覚情報に気づかれないようにしていたということで、実に良く考えられたトリックを使っていましたね。(この辺りは傑作と言われる「銭形泪」らしいところでもあります。)

 

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX II

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX II

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • メディア: DVD

↓いくつか

双子&三つ子ママの妊娠・出産・育児―妊娠~3才代の育児まで、まるごとわかって安心! (たまひよ新・基本シリーズ+α)

双子&三つ子ママの妊娠・出産・育児―妊娠~3才代の育児まで、まるごとわかって安心! (たまひよ新・基本シリーズ+α)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: ベネッセコーポレーション
  • 発売日: 2006/03
  • メディア: 単行本

双子&多胎の本―妊娠・出産・育児のすべてがわかる (ベネッセ・ムック―たまひよブックス)

双子&多胎の本―妊娠・出産・育児のすべてがわかる (ベネッセ・ムック―たまひよブックス)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: ベネッセコーポレーション
  • 発売日: 2000/07
  • メディア: 単行本

すぐに役立つ双子・三つ子の保健指導BOOK―これだけは知っておきたい多胎育児のコツと指導のポイント

すぐに役立つ双子・三つ子の保健指導BOOK―これだけは知っておきたい多胎育児のコツと指導のポイント

  • 作者: 加藤 則子
  • 出版社/メーカー: 診断と治療社
  • 発売日: 2005/01
  • メディア: 単行本

美濃焼 手付き酒燗器 黒結晶 双子

美濃焼 手付き酒燗器 黒結晶 双子

  • 出版社/メーカー: 【美濃焼】四季彩-陶器ONLINE-
  • メディア:

知っておきたい屋上緑化のQ&A

知っておきたい屋上緑化のQ&A

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 鹿島出版会
  • 発売日: 2003/12
  • メディア: 単行本

 

日本の自動車産業―なぜ急ブレーキがかかったのか (日本の産業シリーズ)

  • 作者: 伊丹 敬之
  • 出版社/メーカー: NTT出版
  • 発売日: 1994/12
  • メディア: 単行本

「乗り物酔い」撃退ブック―遠足も旅行もドライブも楽しくなる! (ビタミン文庫)

「乗り物酔い」撃退ブック―遠足も旅行もドライブも楽しくなる! (ビタミン文庫)

  • 作者: 坂田 英治
  • 出版社/メーカー: マキノ出版
  • 発売日: 2004/09
  • メディア: 単行本

新版 不安・恐怖症 (健康ライブラリ-)

新版 不安・恐怖症 (健康ライブラリ-)

  • 作者: 貝谷 久宣
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2005/10/10
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

【乗り物酔い防止ベルト】 アキュライザー (ブルー)

【乗り物酔い防止ベルト】 アキュライザー (ブルー)

  • 出版社/メーカー: 小倉貿易
  • メディア:

↓こういう薬もありますが...

エスエス製薬 乗り物サポートS 50ml

エスエス製薬 乗り物サポートS 50ml

  • 出版社/メーカー: エスエス製薬
  • メディア: ヘルスケア&ケア用品

ルミカライト 大閃光 ホワイト

ルミカライト 大閃光 ホワイト

  • 出版社/メーカー: ルミカ
  • メディア: おもちゃ&ホビー


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:テレビ

VENTURES『ANTHOLOGY』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは2009年に、彼等の結成50周年を記念してリリースされた2枚組のベスト・アルバムである。(それにしても、最近はベスト盤を中心にやたらとリリースされていますね...)結成時のメンバーの中には既に鬼籍に入っている人もいるが、メンバー・チェンジを行って、今でも現役として活躍しているのは凄い所である。彼等というと、やはり「テケテケ」のエレキ・サウンドであって、夏にピッタリであるのだが、アルバムのリリースは2009年11月ということなので、本格的な彼等の季節がやってくるのはまだ先であるが、それに備えて彼等を知るにはピッタリのアルバムである。

収録曲は、2枚のDISCにそれぞれ14曲ずつの合計28曲である。DISC 1の収録曲は以下の通りである。『Walk-Don't Run』『Perfidia』『Ram-Bunk-Shush』『Lullaby Of The Leaves』『(Theme From) Silver City』『Blue Moon』『Instant Marshed』『Lolita Ya Ya』『2000 Pound Bee (Part 1 & 2)』『Skip To M'Limbo』『Ninth Wave』『Fugitive』『Walk Don't Run '64』『Slaughter On Tenth Avenue』。

続いてDISC 2の収録曲は以下の通りとなっている。『Rap City』『Diamnd Head』『Secret Agent Man』『Blue Star』『Green Hornet Theme』『Wild Thing』『Theme From "The Wild Angels"』『Theme From "Endless Summer"』『Hawaii Five-O』『Theme From "A Summer Place"』『Joy』『Switch』『Sleep Walk』『McCoy』。

主だった曲は収録されているので、その点では特に不満を感じることはないのだが、2枚組としたのであれば、時間的に余裕があるだけに、もっとたっぷりと収録して貰いたかったところである。(2008年にリリースされた「THE VERY BEST OF VENTURES」は2枚組で50曲の収録である。)ということから、本アルバムは彼らの選りすぐりの楽曲を集めたものとしては悪くないのだが、数曲を削って1枚組としてリリースした方が良かったのではないか、と思えるベスト盤である。入門者向けには「2枚組」ということで充実しているように思わせるには(一応)十分ということで、入門者向けということでよろしいかと...(中級者には「VERY BEST」の方をお薦めします。)

 

Anthology (2CD)

Anthology (2CD)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Micro Werks
  • 発売日: 2009/10/20
  • メディア: CD

↓お薦めのベスト盤はこちらですけど...

The Very Best of the Ventures

The Very Best of the Ventures

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: EMI Gold
  • 発売日: 2008/06/04
  • メディア: CD


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

BEST HIT USA 2010[2010/2/23] [音楽(etc.)]

今回はサッカー中継のため、いつもより65分繰り下がって、日付が変わってからの放送でした。今回もヘッポコ・スタッフという所を見せつけた部分があったが、本当にBS朝日は酷いですね。

時間の無駄遣いのOP-PVは1977年のライヴ(武道館)でCHEAP TRICKの『I Want To Want Me』、CMを挟んでOPの挨拶の後「話題のゲストです」ということで、スタジオにHOCKEYの4人が登場して、いつものようにだべっていました。また、ON AIRされた曲は『Too Fake』でした。続いて「HOT MENU」となって、TWO DOOR CINEMA CLUBを取り上げました。が、ここで解説でとちっている(「平均年令30才」と言ってから「20才」に訂正した。)が、生放送ではないのだから、こういう場合は収録し直すべきでしょうが。本当にヘボ・スタッフしかいないのだから... で、インタヴューと『I Can Talk』のON AIRでした。そして「COUNT DOWN USA」(20位から11位の発表)でCMへ。

CM明けは「STAR OF THE WEEK」。今回はTINTED WINDOWで、インタヴューと『Back With You』のON AIR(中盤からインタヴュー画面が小画面として出た...)があってから「C/D USA」の続き(10位から4位)でCMへ。

CM明けはゴミでしかない「大いなる伝説」があってから「TIME MACHINE」のコーナーへ。今回は2/23ということで、以下の4件が紹介されました。

1968年:BLOOD SWEAT & TEARSが初の全米ツアーをボストンからスタートさせた、1972年:ELVIS PRESLEYが妻・プリシラと別居した。ドイツで兵役中だった'59年に出会い、'67年に結婚、そして別居から1年半後の'73年に正式離婚した、1979年:DIRE STRAITSが初のアメリカ・ツアーをボストンからスタートした、1986年:ROLLING STONESがロンドンで「6人目のストーンズ」と言われて2ヶ月前になくなったイアン・スチュアートの追悼ライヴを行った。

また、2/23が誕生日のアーティストとして紹介されたのはAEROSMITHのBRAD WHITFORD(1952年生まれ)、HOWARD JONES(1955年生まれ)の2人でした。

尚、筆者のデータベースには2/23が誕生日のアーティストとしては、RÉGINE CRESPIN(1927年生まれ)、JOHNNY WINTER(1944年生まれ)、RUSTY YOUNG(1946年生まれ)、RIA BRIEFFIES(1957年生まれ)、DAVID SYLVIAN(1958年生まれ)、KELLY HANSEB(1961年生まれ)、MICHAEL WILTON(1962年生まれ)、JOHN NORUM(1964年生まれ)、CHRIS VRENNA(1967年生まれ)、STEVE HOLY(1972年生まれ)、LARS-OLOF JOHANSSON(1973年生まれ)、JAIME VILLARREAL(1974年生まれ)、LEKO(1974年生まれ)、ROBERT LOPEZ(1975年生まれ)、RENÉ PÉREZ(1978年生まれ)、DE'ANGELO HOLMES(1979年生まれ)、HOLLY BROOK(1986年生まれ)、OLA SVENSSON(1986年生まれ)、という名前があります。

一方、2/23が命日のアーティストとしては、MARIKA NINOU(1957年没、享年39歳)、HARRY RUBY(1974年没、享年79歳)、MELVIN FRANKLIN(1995年没、享年52歳)、TONY WILLIAMS(1997年没、享年51歳)、OFRA HAZA(2000年没、享年42歳)、HOWIE EPSTEIN(2003年没、享年47歳)、CARL ANDERSON(2004年没、享年58歳)、DON CORNELL(2004年没、享年84歳)、NEIL ARDLEY(2004年没、享年66歳)、DONNIE BROOKS(2007年没、享年71歳)、という名前があります。

今回は、1979年の今頃と言う話からDIRE STRAITSのことを話し出し、1978年のライヴから『Sultans Of Swing』でした。(が、ブチ切りでした。)そして「C/D USA」のTOP 3の発表を挟んでからラストのリクエストへ。今回は1987年のDEF LEPPARDの『Love Bites』でした。

次回は定時枠に戻っての放送で、EPGによると、ゲストはノラ・ジョーンズ。内容説明の方は、デビューで2千万枚を超え、グラミー賞を総なめにした、あの世界的歌姫ノラ・ジョーンズがゲスト!ビートルズ映画「ハード・デイズ・ナイト」にボン・ジョヴィ!とあります。

 

at 武道館(レガシー・エディション) [DVD]

at 武道館(レガシー・エディション) [DVD]

  • 出版社/メーカー: SMJ(SME)(D)
  • メディア: CD

Mind Chaos

Mind Chaos

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Hockey
  • 発売日: 2009/07/14
  • メディア: CD

Tourist History

Tourist History

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Kitsune/Co-op
  • 発売日: 2010/03/01
  • メディア: CD

Tinted Windows

Tinted Windows

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: S-Curve
  • 発売日: 2009/03/24
  • メディア: CD

Dire Straits

Dire Straits

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Warner Bros.
  • 発売日: 2000/09/19
  • メディア: CD

Hysteria

Hysteria

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Universal
  • 発売日: 1990/10/25
  • メディア: CD

Hysteria

Hysteria

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Universal
  • 発売日: 2006/10/24
  • メディア: CD


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:テレビ

ケータイ刑事銭形命5話[裏ネタ編]PART 3 [ケータイ刑事]

銭形命」の第5話「売れないモデルの悲劇! ~恋とオシャレと男のコ殺人事件」の「裏ネタ編」の3回目となる今回は、この物語でこれに毒が入っていたということで「ミルクティ」について、これを使っていたことから「ストロー」について、「マドラー」について、そしてこれを用いて毒を入れたと言うことで「」について記します。
尚、BS-TBSの本放送時に記した記事は「ここをクリック」してご覧下さい。
ミルクティ」:ミルク(牛乳)入りの紅茶のことである。英語では「Tea with Milk」と言う。(「ミルクティ」というのは和製英語であって、英語としては通じない。(但し、ニュアンスで理解はされますけど...))
歴史的に見ると、ミルクティーの発祥地はアジアの内陸地方(チベットやモンゴル)とされている。但し、牛乳ではなくて羊の乳を入れたのが最初とされている。やがて牛の乳(牛乳)やバターを入れて飲むということが始まり、これがヨーロッパに伝わった。(ヨーロッパに広がったのは金製になってからとされている。)現在ではレモンを入れた「レモンティ」と共に、紅茶に入れるものの代表的なものになっているが、歴史は比較的浅いのである。
尚、ミルクティは、カップに注いだ紅茶に、後からミルクを入れるものと、牛乳で紅茶を煮出したものとがある。特に後者のものを「ロイヤルミルクティ」と言って、後からミルクを入れた「ミルクティ」と区別することがある。
現在では、缶入りのものや、ペットボトルに入ったものが自販機やコンビニで広く販売されていることから、メジャーな飲料の一つになっている。
ストロー」:飲み物を飲むのに使用する細い管のことである。英語では「Drink Straw」と言うが、現在では「Straw」というのが一般的になっている。

「Straw」は「麦藁」のことであるが、最初に作られたストローは麦藁を使っていたため、「飲み物用の麦藁」ということで「Drink Straw」という名称になったが、現在では麦藁製のストローは殆ど無くなっていて、紙製のストローを経て、プラスティック製(ポリプロピレンなどが多い)のものが主流になっている。→麦藁の確保が難しいということと、麦藁では品質にバラツキがあって、比較的容易に敗れてしまうなどという問題があった。


最初は単に真っ直ぐなストローであったが、途中の部分が蛇腹になっていて、そこで曲げることが出来るもの(「曲がるストロー」)が登場し、更に伸縮させることが出来るストローなども登場している。(→更には様々なストローが開発されているのは言うまでもない。)また、伸縮性があって更に途中で曲がるストローもある。→「M1」でちゃんが曲がるストローを目にして事件の謎を解いたということがありました。

マドラー」:カクテルや冷たい飲み物などをかき混ぜる棒のことである。基本的にはコップにこれを入れたまま、そのカクテルが出される。英語では「Cocktail Stirrer」または「Muddler」と言う。

本来はカクテルに使われるものであるが、それ以外の飲み物を混ぜるのにも、現在では広く使われるようになっている。(但し、あくまでも冷たい飲料を混ぜるというのが「マドラー」である。)

カクテルは、様々なものを混ぜて作られているが、中には時間と共に混ぜたものが分離して層を成すことがある。または、氷が入っているものでは、氷が時間と共に溶けることでアルコール濃度が薄くなっていく。そのようなカクテルを提供する場合、時間が経過しても美味しく飲むことが出来るように、飲む人が混ぜることが出来るようにするために、コップ(グラス)にマドラーを入れた形で提供されるようになった、という歴史がある。とは言っても、ストローを使って飲むものでは、ストローがマドラーの役割をするので、マドラーは使用されないことが多い。(ストローで飲むものでも、マドラーも一緒に出されるものもあるにはありますが...)また、棒状の食材が添えられているカクテルの場合は、それをマドラーとして使うことで、マドラーを省略することもある。

マドラーは冷たい飲料をかき混ぜるものであるが、ホット飲料をかき混ぜるのに使用しても問題はない。(カクテルを提供するバーでは暖かいものをかき混ぜることはしないが、家庭では流用していることも多いのでは?→家庭では(コーヒー)スプーンを使ったり、ストロー、はたまたお箸などを流用していることが多いのかも...???)

尚、マドラーは金属製のものとプラスティック製のものとが広く使われている。→割り箸のような木製のものは殆ど無い。

」:日本に伝わる女性用の装身具であり、頭髪にこれを挿して用いるものである。髪留めの役割も兼ねている。英語では「Ornamental Hairpin」というが、現在では日本ブームもあって、「Kanzashi」でも通じるようになっている。

日本語では、元々は「髪挿し(かみさし)」と呼ばれていたが、それが訛って「かんざし」と呼ばれるようになったという歴史がある。

歴史は古く、「挿頭(かざし)」や奈良時代に日本に伝わった「さい子(さいし)」(髪飾り)が変化したものであり、初期には冠が落ちないようにするためのものであった。それが「櫛」と呼ばれるものが生まれ、更に江戸時代に装飾品として広まったものである。(江戸時代に最盛期を迎えることになる。)

「必殺仕事人」には、簪職人の秀が仕事人の一人として登場するが、装飾品ということで、デザイン的に凝ったものが作られるようになったのも事実であるが、全ての簪が凝った作りをしているものではない。→現代で言うと、イヤリングやピアスのような装飾品と同類であると言うことができるが、イヤリングやピアスの全てが凝った作りではないのと同じである。

江戸時代には金属製のものと、鼈甲を使ったものがあったが、現在ではプラスティック製のものもある。(プラスティック製というのは、如何にも現代らしいところですね。)

 

ケータイ刑事 銭形命 DVD-BOX

ケータイ刑事 銭形命 DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: Happinet(SB)(D)
  • メディア: DVD

↓こういうものを使いましょう

ロイヤルミルクティー(チャイ)セット

ロイヤルミルクティー(チャイ)セット

  • 出版社/メーカー: ロンドンティールーム
  • メディア:

プロ仕様 ステンレス ロイヤルミルクティー鍋(チャイ鍋) ミルクパン

プロ仕様 ステンレス ロイヤルミルクティー鍋(チャイ鍋) ミルクパン

  • 出版社/メーカー: ロンドンティールーム
  • メディア:

ホーロー鍋 ロイヤルミルクティー用

ホーロー鍋 ロイヤルミルクティー用

  • 出版社/メーカー: ロンドンティールーム
  • メディア:

↓いくつか

まがる透明袋入ミニストロー 50P

まがる透明袋入ミニストロー 50P

  • 出版社/メーカー: トルネ
  • メディア: Baby Product

TIGER MML型交換用ストロー ホワイト MML-S06AW

TIGER MML型交換用ストロー ホワイト MML-S06AW

  • 出版社/メーカー: タイガー
  • メディア: ホーム&キッチン

トロピカルまがるストロー 

トロピカルまがるストロー 

  • 出版社/メーカー:
  • メディア:

ペットボトルストロー袋入25P

ペットボトルストロー袋入25P

  • 出版社/メーカー:
  • メディア:

業務用 袋入りストレートストロー

業務用 袋入りストレートストロー

  • 出版社/メーカー:
  • メディア:

チャーミング マドラー 銀

チャーミング マドラー 銀

  • 出版社/メーカー: 厨房卸問屋 名調
  • メディア:

LCスプーンマドラー

LCスプーンマドラー

  • 出版社/メーカー:
  • メディア:

クリスタルマドラー (金)

クリスタルマドラー (金)

  • 出版社/メーカー: 厨房卸問屋 名調
  • メディア:

アクリル カラーマドラー12本セット(スタンド付)4422

アクリル カラーマドラー12本セット(スタンド付)4422

  • 出版社/メーカー: 厨房卸問屋 名調
  • メディア:

越前塗 七宝 白 平かんざし 小

越前塗 七宝 白 平かんざし 小

  • 出版社/メーカー: うるし工房 錦壽
  • メディア:

越前塗 秋草 黒 平かんざし 小

越前塗 秋草 黒 平かんざし 小

  • 出版社/メーカー: うるし工房 錦壽
  • メディア:

越前塗 月に桜 朱 平かんざし 小

越前塗 月に桜 朱 平かんざし 小

  • 出版社/メーカー: うるし工房 錦壽
  • メディア:

越前塗 てまり 朱 玉かんざし 大

越前塗 てまり 朱 玉かんざし 大

  • 出版社/メーカー: うるし工房 錦壽
  • メディア:

越前塗 朱 独楽 玉かんざし 大

越前塗 朱 独楽 玉かんざし 大

  • 出版社/メーカー: うるし工房 錦壽
  • メディア:

越前塗 金箔流水 平かんざし 大

越前塗 金箔流水 平かんざし 大

  • 出版社/メーカー: うるし工房 錦壽
  • メディア:

越前塗 朱 春秋 平かんざし 大

越前塗 朱 春秋 平かんざし 大

  • 出版社/メーカー: うるし工房 錦壽
  • メディア:


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:テレビ

「サラリーマン出世太閤記」(その1) [映画(邦画)]

懐かしの邦画ヒーローシリーズの第41弾として取り上げる作品は「サラリーマン出世太閤記」シリーズを取り上げます。この作品は、豊臣秀吉(木下藤吉郎)の出世していく様子を参考にしていて、現代のサラリーマンの出世物語として色々と繰り広げていくコメディ作品である。サラリーマンを主役にしたシリーズではいくつかの作品を手掛けている東宝が、当時の若手のホープとして活躍していた小林桂樹を主演にした作品である。(小林扮する木下の先輩・左右田を演じる加東大介とのコンビがいい味を出している作品群である。

製作されたのが1957年から1960年にかけてということで、高度経済成長期の真っ直中という時期であって、現代ではほぼ失われている右肩上がりの世界で、輝ける将来に向けて燃えている魂が感じられる作品でもある。尚、上記期間中に全5作が製作されている。

尚、第1作から第3作までは白黒作品であったが、第4作からはカラー作品となった。が、こういう所も主人公が出世していったという作品内の出世と被るようで面白いところである。

初回となる今回は、シリーズのおさらいです。本シリーズ作品は以下の通りである。
シリーズ第1作サラリーマン出世太閤記」(1957年)、シリーズ第2作続サラリーマン出世太閤記」(1957年)、シリーズ第3作続々サラリーマン出世太閤記」(1958年)、シリーズ第4作サラリーマン出世太閤記 課長一番槍」(1959年)、シリーズ第5作サラリーマン出世太閤記・完結篇 花婿部長No.1」(1960年)。

次回からは、それぞれの作品について、順番に記していくことにします。尚、本シリーズは、かつてはLDでリリースされていたが、現在までにDVD化もされていないので、見ようと思えば、ちょっと苦労することになるでしょうね...

 

↓映画を元にした小説本が出ているので、そちらを拾っておきます。

サラリーマン出世太閤記 (1960年) (春陽文庫)

  • 作者: 笠原 良三
  • 出版社/メーカー: 春陽堂文庫出版
  • 発売日: 1960
  • メディア: 文庫

サラリーマン出世太閤記〈〔第1〕〉就職戦術の巻 (1962年)

  • 作者: 笠原 良三
  • 出版社/メーカー: 光風社
  • 発売日: 1962
  • メディア: -

サラリーマン出世太閤記〈第2部〉サラリーマン奮戦す (1960年) (春陽文庫)

  • 作者: 笠原 良三
  • 出版社/メーカー: 春陽堂文庫出版
  • 発売日: 1960
  • メディア: 文庫

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

VAN McCOY『THE HUSTLE & THE BEST OF VAN McCOY』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1995年にリリースされたベスト盤である。彼は1950年代にはドゥーワップを、60年代には有名なR&Bグループに楽曲を提供したり、'70'sにはプロデューサとして、また自身もミュージシャンとして様々な音楽活動をしたことで知られているが、何と言っても彼の放った1975年の全米No.1ヒットとなった『Hustle』は、'70's後半の世界的なディスコ・サウンドの一大ブームを呼び起こすことになっただけに、'80'sに生きていたらどれだけの活躍をしたであろうか、と考えてしまうベスト盤である。(彼は1979/7/6に39歳の若さで急逝した。)

ただ、本アルバムはアメリカ編集であるので、日本ではお馴染みの『アフリカン・シンフォニー』が収録されていないのがちょっと残念である。

収録曲は以下の全15曲である。『Hustle [Super Hustle Mix]』『Love Is The Answer』『Boogie Down』『Keep On Hustlin'』『Change With The Times』『Party』『Disco Baby』『Theme From Star Trek』『Love At First Sight』『Hey Girl, Come And Get It』『Soul Cha Cha』『Night Walk』『Shuffle』『Hustle [Original Mix]』『My Favorite Fantasy』。

この中では、やはり全米No.1ヒットとなり、全世界で1000万枚を売り上げた『Hustle』を異なるバージョンで聴くことが出来るというのがポイントである。これ以外でも、ディスコ・サウンドに通じる曲はしっかりと抑えておきたい所である。また、『Theme From Star Trek』はお馴染みのあの曲である。

尚、『アフリカン・シンフォニー』が無いと寂しいと感じてしまうが、そちらは彼と「ソウル・シティ・シンフォニー」の名義になっているということで、これはこれでよろしいかと...(どうしても不満があるという方は、日本編集のベスト盤を選びましょう。)それでも彼の主だった曲は一通り網羅されており、ディスコに繋がる曲だけでなく楽しめる。また、'70'sディスコ・サウンドの勉強の為にもなる(一度は聴いておきたい曲ばかりです。)アルバムとしても通用するものである。楽しみながら聴きましょう。(それにしても、彼が亡くなって30年以上が流れているのですね。生きていたら、'80'sサウンドに於ける彼の役割も大きいことになっていたでしょうね...)

 

The Hustle & The Best Of Van McCoy

The Hustle & The Best Of Van McCoy

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Amherst
  • 発売日: 1995/09/12
  • メディア: CD

↓『アフリカン・シンフォニー』が収録されているものならばこちらを

アフリカン・シンフォニー

アフリカン・シンフォニー

  • アーティスト: ヴァン・マッコイ&ザ・ソウル・シティ・シンフォニー,ヴァン・マッコイ
  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • 発売日: 2008/11/19
  • メディア: CD


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

VAN HALEN『BALANCE』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1995年に発表された彼等の10枚目のスタジオ・アルバムである。本作の前にはライヴ盤がリリースされているが、スタジオ・アルバムということでは4年ぶりと言うことになり、マタされたアルバムと言うことにもなった。で、アメリカでは1位を獲得して、スタジオ・アルバムとしては4作連続で1位を獲得することになった。また、イギリスでは最高位8位を記録している。また、Billboardでは1995年の年間アルバム・チャートでは26位にランクインしている。尚、日本ではジャケットの画像が問題視されて差し替えられたことで話題になったアルバムである。

収録曲は以下の全12曲である。『The Seventh Seal』『Can't Stop Lovin' You』『Don't Tell Me (What Love Can Do)』『Amsterdam』『Big Fat Money』『Strung Out [Instrumental]』『Not Enough』『Aftershock』『Doin' Time [Instrumental]』『Baluchitherium』『Take Me Back (Deja Vu)』『Feelin'』。

この中からシングル・カットされたのは5曲であるが、大きなヒットとなったのは3枚目のシングルとなった『Can't Stop Lovin' You』で、アメリカでは最高位30位、イギリスでは最高位22位を記録している。2nd.シングルの『Don't Tell Me (What Love Can Do)』はイギリスでは最高位27位を記録、4th.シングルの『Not Enough』はアメリカで最高位97位を記録している。尚、1st.シングルの『The Seventh Seal』と5th.シングルの『Amsterdam』はチャートインしていない。

本アルバムからのお薦め曲は、シングル・ヒットを記録している『Can't Stop Lovin' You』と『Don't Tell Me (What Love Can Do)』『Not Enough』、そしてインスト・ナンバーの2曲(『Strung Out』と『Doin' Time』)、そして『Big Fat Money』をピックアップしておく。

後に復帰して再度脱退することになるS・ヘイガーの第一期在籍時代の最後のアルバムでもあり、ファンの間でも人気の高いアルバムである。日本ではジャケットのことで騒がれたこともあって、音楽的なことが置いてきぼりになったこともあるが、完成度は高く、評価も高いアルバムである。(基幹的には短かったですが2枚のアルバムがある)'70's、'80'sのそれぞれに傑作を発表している彼等であるが、'90'sの傑作アルバムと言ったら間違いなく本作である。それだけに、ロック・ファンであれば聴いておかなければならないアルバムである。たっぷりとエディのギターテクニックを堪能しましょう!

 

Balance

Balance

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Warner Bros.
  • 発売日: 1995/01/18
  • メディア: CD

↓日本盤はこちら(ジャケットが違う...)

バランス

バランス

  • アーティスト: ヴァン・ヘイレン,エドワード・バンヘイレン,アレックス・バンヘイレン
  • 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2005/08/24
  • メディア: CD


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。