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ZIGGY MARLEY & THE MELODY MAKERS『THE TIME HAS COME: THE BEST OF ZIGGY MARLEY & THE MELODY MAKERS』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1988年にリリースされたベスト盤である。1985年にデビューをした彼らにとってはベスト盤をリリースというのは少し早い気もする(この時点ではアルバムを2枚発表しただけであった。)のだが、当時はレゲエがちょっとしたブームになっていた時期でもあり、タイミングとしてはいい時期でもあった。また、彼らはレゲエというとこの人ということになるボブ・マーリーの子供たち(息子と娘)であり、音楽センスの方は父親譲りでもあるのは言うまでもない。

収録曲は以下の全12曲である。『Give A Little Love』『Get Up Jah Jah Children』『Freedom Road』『Children Playing In The Streets』『Lyin' In Bed』『Aiding And Abetting』『Say People』『Natty Dread Rampage』『Naah Leggo』『Met Her On A Rainy Day』『Reggae Revolution』『Reggae Is Now』。

お薦め曲は、『Reggae Revolution』と『Give A Little Love』『Freedom Road』『Aiding And Abetting』『Say People』『Naah Leggo』という所をピックアップしておく。

彼らは、本ベスト盤リリースまでに3枚のアルバムを製作していて、その内の2枚目はリリースされないことになったという経緯がある。(その中からシングル・リリースされた曲はある。)で、リリースされた2枚のアルバムから5曲ずつと、アンリリースとなったアルバムから2曲をチョイスしたのが本ベスト盤である。そのため、本アルバムは、初期の彼らのサウンドを堪能することが出来る圧縮版ということも出来る。

偉大な父親と比べてしまうのは余りにも酷であるのは言うまでもないが、素性の良さを感じさせてくれていて、家族(姉弟)バンドということも息のあったところが出ている。100点満点で100点というレベルには達していないものの、それなりに楽しむことが出来るアルバムとしては纏まっているので、悪くはないアルバムである。(が、複数のアルバムからの選曲であるので、内容的に良くなるのは当たり前と言えば当たり前なんですが...)

偉大な父の子供たちがメンバーということで、否応なしにも注目されてしまうのはちょっと可哀想なところでもあるが、特別に悪いものでもないので、聴いてみても宜しいかと...(B・マーレーのファン度が高いほど期待度も高くなるでしょうが、親子であっても別バンドという所も忘れないように...)

 

The Time Has Come: The Best of Ziggy Marley & the Melody Makers

The Time Has Come: The Best of Ziggy Marley & the Melody Makers

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: EMI
  • 発売日: 1996/07/23
  • メディア: CD


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YES『YES』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1969年に発表された彼らの1st.アルバムである。邦題としては「イエス・ファースト・アルバム」というズバリというタイトルが付けられている。ただ、YESというとプログレという図式があるが、本アルバムはプログレではなくて'60'sらしいサイケデリックなサウンドを聴かせている。尚、後に彼らがブレイクしてから本アルバムは再評価されているが、発表当時は鳴かず飛ばずに近い状態であって、英米共にチャートインはしていない。

オリジナル版の収録曲は全8曲であったが、2003年にリマスターされてリイシューされたときに6曲のボーナス・トラックが(後ろに)追加されて、現在は全14曲収録となっている。収録曲は以下の通りである。『Beyond And Before』『I See You』『Yesterday And Today』『Looking Around』『Harold Land』『Every Little Thing』『Sweetness』『Survival』。以下はボーナス・トラックである。『Everydays [Single Version]』『Dear Father [Early Version #2]』『Something's Coming』『Everydays [Early Version]』『Dear Father [Early Version #1]』『Something's Coming [Early Version]』。

この中からシングル・カットされたのは2曲である。『Sweetness』がデビュー曲であり、2nd.シングルとして『Looking Around』がリリースされている。しかし、2曲とも特にヒットを記録することはなく、英米ともにチャートインは記録していない。

お薦め曲はカヴァー曲である『I See You』と『Every Little Thing』、そして『Harold Land』、シングルの『Sweetness』をピックアップしておく。

後にプログレを代表するバンドとなる彼らであるが、本アルバムは後の彼らのサウンドとは全く別物である。しかし、'60'sのアルバムと言うことでは、アルバム・ジャケットを含めて、如何にも'60'sらしい所があり、'70'sと言う新しい時代を前にして、'60'sの音楽を総括したような雰囲気を感じられ、これはこれで悪くないアルバムである。(ただ、彼らは'70's前半に「プログレ」というジャンルを確固たるものにしただけに、そちらのイメージが強すぎて、本アルバムは嫌われるのは仕方のないところなのでしょうが...)

しかし、プログレ界の巨星・PINK FLOYDもそうであったように、'60'sの間には'60'sらしいサイケデリックなサウンドを聴かせていたことを考えると、もっと評価されてもとは思う所でもある。が、少なくとも万人向けのアルバムではないことだけは確かですけど...

 

Yes

Yes

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Rhino/Elektra
  • 発売日: 2003/01/27
  • メディア: CD


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ケータイ刑事銭形命7話[裏ネタ編]PART 4 [ケータイ刑事]

銭形命」の第7話「犬は知っていた! ~『バスカヴィル家の犬』殺人事件」の「裏ネタ編」の4回目となる今回は、犬ら関係するところから「犬小屋」について、「サークル(柵)」について、「魔犬」について、そして松山さんが口にした名前である「プン太」について記します。尚、「プン太」については「・9話[裏ネタ編]」で記したものをベースにして加筆しました。

また、BS-TBSの本放送時に記した物語の内容に関する記事は「ここをクリック」してご覧下さい。

犬小屋」:ペットとして飼育されている犬を育てるための小屋である。英語では「Doghouse」または「Kennel」と言う。「小屋」と呼ばれているが、人間が中に入ることは出来ない程度の大きさのものが一般的である。

犬を飼っている場合は、これを日曜大工で作るというのも一般的となっていて、犬小屋作りは日曜大工の定番となっている。そこに住むことになる犬には悪いが、ちょっとぐらいの失敗があっても良いんじゃない、という軽い気持ちでこれを日曜大工として作る人が多い。(犬は人間と違って、文句は言いませんからね...)が、そう言う出来損ないの犬小屋は、人間の家で言うと欠陥住宅と呼べる代物になる。日曜大工とはいっても、そこに住むことになる犬のことを考えて、大事に作りましょう!

尚、江戸時代に5代将軍綱吉が出した「生類憐れみの令」(正確にはこの名称のお触れは存在しておらず、複数のお触れの総称である。また、対象は犬だけではなく、多くの動物にまで及んでいる。)を出されたあとで、犬を飼育するために、大久保、四谷、中野などに大きな犬小屋が造られて、その地に住んでいた人たちが強制立ち退きをされている。特に中野に作られた犬小屋は豪華なものであったとされている。(土地だけで16万坪あったとされている。)このように、例外的に大きな犬小屋もあるが、一般的には小さなものである。(雨露をしのげる程度)

サークル(柵)」:「柵」とは、隣り合った土地の境界線として土地を分けるために、境界線として使われる囲いである。または、転落や接触などの事故防止のために設けられるものである。(車道と歩道を分ける柵は、上記の両方の役割を持っていると言って良い。)また、昔は外敵の侵入を防ぐ目的で作られたものもあって、万里の長城や中世ヨーロッパに見られた城塞都市はその代表的なものということになる。また、英語では「Fence」という。

この物語では、犬小屋の周囲に設けられていたが、これは犬(バスカヴィル)が自由に行動できる範囲である場所を示すのと、犬(バスカヴィル)が何処かに行ってしまわないようにする囲い(ある意味では中世の城塞都市のような防御の役割であると言うことも出来る。)の役割をしている。

「サークル」と言うのは「円」のことであり、「柵」とは無関係と考えるのが普通である。(そもそも、境界は直線で分けるのが基本である。歩道と車道を分ける場合は道路が曲がっていればそれに沿って曲線となるが、円になることはあり得ない。)が、私有地である庭にペットの居場所として柵を設けるのであれば、それこそ自由であり、四角形に区切っても、円形に区切っても、それこそ変な形に区切るのも自由である。実際、この物語では完全な「円形」では無いが、四角形のコーナー部分を丸くしたように柵を設置していた。ということで「サークル」と呼んだのでしょうね。→本来の「サークル」は「円」であって、楕円や丸みを帯びた四角形などは含まれない。一応、「円形闘技場」と呼ばれているローマのコロッセウムは完全な真円ではなくて楕円形(長軸が188m、短軸が156m)であるが、大きさも大きく、ある程度「円」に近いので、まあ「円」と言っても良いでしょうが...(数学的には半径rの円周を持つもの以外は「円」とは言わないのは言うまでもない。)

が、日本語では数学的な厳密さまでは求めず、丸みを帯びたものであれば「サークル」と呼ぶ所がある。特にペットのための囲いはその形が円形にならなくても「サークル」と呼んでいる。これらのことを考えたら、日本語の「サークル」は英語の「Circle」とは少し意味が違っている(広くなっている)ので、「サークル」は和製英語と言っても酔いかね知れませんね。(「仲間」と言う意味の「サークル」(大学の「サークル」も含む)は「Circle」という英単語にも同じ意味があるので、「和製英語」ではありません。)

魔犬」:魔性のものが取り憑いた犬のこと、または犬の妖怪や化け物のことである。→要するに、言葉の頭に「魔」という文字を付けることで、何でも化け物にしてしまうということでもある。(言葉って、こういう時は実に便利ですね。)

古くから世界各地に「魔犬」の伝説が伝えられている。ギリシャ神話に登場するケルベロス(「地獄の番犬」という別名がある)も魔犬の仲間といっても良いでしょう。(神として扱われるアヌビス、狛犬などの伝説も、ある種の「魔犬伝承」である。)

尚、この物語の元ネタとしているA・C・ドイルの「バスカヴィル家の犬」であるが、「バスカヴィル家の魔犬」「バスカービルの魔犬」という日本語タイトルになっている(「魔犬」という名称になっている。)翻訳本もあります。

プン太」:「ケータイ刑事」でもお馴染みの脚本家・渡邉睦月さんの愛犬の名前である。「ケータイ刑事」に於いては「雷・1st.12話」に名前が登場したのを皮切りに、何度か名前が登場している。そして「・2nd.9話」ではご主人様の睦月さんと共に画面に登場した。それ以後は「・2nd.12&13話」のオペラ編に着ぐるみの犬の名前が「プン太」であって、『プン太の歌』まで登場した。

銭形雷」終了後は、「恋する日曜日・ニュータイプ」の5話において、劇中に登場した金魚の名前が「プン太」となり、その後の「恋する日曜日・3rd.」の本放送では、次回予告の後に続いて流れる「BS-iドラマ倶楽部からのおしらせ」の所に出てくる犬が、最終回で「渡邉プン太」という名札を付けていた。そして「銭形海」になると、犬ではなくて「イルカのプン太」として夏舞台に登場したのをはじめ、やはり名前が何度か登場している。

「ケータイ刑事」に限らす、BS-i(BS-TBS)作品ではもはや欠くことの出来ない名前の一つになったのだが、ご主人の睦月さんは地上波のドラマの脚本や映画の脚本の執筆で、BS-i(BS-TBS)作品は書いてくれなくなりました。

睦月さんの持ちネタの一つが「小学生検事正・多摩川ドイル」であるが、睦月さんが脚本を書かなかった「」と「」にはドイルは登場しなかったが、これはこれで寂しい所です。(「」では睦月さんは脚本を何本か書いているが、ドイルを登場させなかった。よって、「」とは事情が異なる「非登場」である。)

一応、ご主人様に代わって愛犬くんの名前だけ登場させたということで、この辺りは「」の流を受け継いでいるということになる「」ですね。が、睦月脚本による「ケータイ刑事」の新作も見たいところです。

 

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