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BRUCE FOXTON『TOUCH SENSITIVE』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1984年に発表された彼のソロ・アルバムである。THE JAMのベーシストとして活動している彼であるが、1982年にTHE JAMは解散したが、新たな道を歩み始めたことになったアルバムである。

収録曲は以下の全13曲である。(後ろの3曲がボーナス・トラックである。)『Freak』『It Makes Me Wonder』『This Is The Way』『My Imagination (S.O.S.)』『What I'd Give』『Whatever The Reason』『You Make Me Laugh』『Are You Ready』『Trying To Forget You [Vocal Mix]』『Writing's On The Wall』『25 Or 6 To 4』『Sign On The Times』『Get Ready』。

また、『Smithers-Jones』はエンハンスド・ビデオ仕様で収録されているので、全14曲ということも出来る。

特にこれというヒット曲は生まれていないが、JAMでの彼とはまた違った持ち味を出していて、渋いところを聴かせてくれている。お薦め曲は『Freak』『This Is The Way』『My Imagination (S.O.S.)』『It Makes Me Wonder』という所をピックアップしておく。

THE JAMは解散した現在でも人気の高いバンドであり、THE JAMでの彼の存在は必要不可欠なものであったのは言うまでも無い。そういうことから、名前からある程度の期待をしてしまうのだが、本アルバムは今一つといった感が否めない。また、どうしてもP・ウェラーがTHE STYLE COUNCILを結成して順調な滑り出しと高評価を得ただけに、否応なしに比較してしまうことになるが、今一つ華々しさがなかったのは残念な所でした。

まあ、'70's終盤から'80's前半のUKロックを語る上で名前が出てくる「THE JAM」のその後を知りたいという方だけが聴くと言うことでよろしいかと...

 

Touch Sensitive

Touch Sensitive

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Cherry Red
  • 発売日: 2001/09/18
  • メディア: CD


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BUGGLES『ADVENTURES IN MODERN RECORDING』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1981年に発表された彼らの2nd.アルバムである。1979年の『Video Killed The Radio Star』(邦題:ラジオスターの悲劇)の世界的なヒットで知られている彼らの2nd.アルバムということで大きな期待を持たれたアルバムであったが、セールスの点ではさっぱりということになってしまい、彼らは一発屋として知られることになったが、その曰のあるアルバムである。が、内容的には決して悪いものではないのですがね...

本アルバムは、チャートの点ではイギリスではチャートインせず、アメリカでBillboardのアルバム・チャートで最高位182位を記録しただけであった。

収録曲はオリジナル版では全9曲であったが、2010年のリマスター版では10曲のボーナス・トラックが追加されている。(1997年版ではボーナス・トラックは3曲だった。(2010年版のボーナス・トラックの最初の3曲である。))

オリジナル版の収録曲は以下の通りである。『Adventures In Modern Recording』『Beatnik』『Vermillion Sands』『I Am A Camera』『On TV』『Inner City』『Lenny』『Rainbow Warrior』『Adventures In Modern Recording (Reprise)』。

また、2010年版のボーナス・トラックは以下の通りである。『Fade Away』『Blue Nylon』『I Am A Camera(12-inch mix)』『We Can Fly From Here Part 1』『Dion』『Videotheque』『On TV』『Walking On Glass』『Riding A Tide』『We Can Fly From Here Part 2』。

この中からシングル・カットされたのは都合5曲であるが、いずれもが殆どヒットせず、英米では全てがチャートインしていない。シングル・カットされたのは、リリース順に、『I Am A Camera』『Adventures In Modern Recording』『On TV』『Lenny』『Beatnik』である。

本アルバムからのお薦め曲(オリジナル版の9曲からの選曲です。)は、アルバム・タイトル・ナンバーでもある『Adventures In Modern Recording』と『I Am A Camera』『Rainbow Warrior』をピックアップしておく。また、(2010年版の)ボーナス・トラックからは2部構成の『We Can Fly From Here』と『Walking On Glass』をチョイスしておく。

2010年版の10曲のボーナス・トラックが追加されたものはお得感がするが、オリジナル版の別バージョン曲が収録されているものの、ここまで大量の追加となると、オリジナル版とは別物になってしまったと言っても良い。(ボーナス・トラックが過半数を超えているというのはね...)この点がマイナスとなるが、サウンドの傾向としては'80's初頭に流行したポップで明るい路線のメロディと、プログレのテイストを感じさせる巧みなものである。ある意味では'80's初頭のヒット・サウンドの縮図ということも出来る。しかし、余りにもヒット狙い(『Video Killed The Radio Star』の2匹目のドジョウを狙っている感がする。)の路線でもあったのもまた事実である。

本作は当時は殆ど相手にされず、忘れ去られたアルバムになってしまったが、結果的に本作の失敗でT・ホーンはミュージシャンとしてではなくてプロデューサとして進んで行くことになり、'80'sに幾多の名盤をプロデュースすることになるきっかけになったということになる。そういう意味では、'80'sのUKの音楽シーンに於いても重要なアルバムということが出来る。→もう少し評価されてもとは思うのですが...

'80'sサウンドがお好きな方(特にUKサウンドが好きという方)はしっかりとチェックしておきたいアルバムである。(普通の'80'sサウンドのファンという方は、時間があればチェックするということで良いのでは...)

 

Adventures in Modern Recording

Adventures in Modern Recording

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Salvo
  • 発売日: 2010/02/23
  • メディア: CD


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ケータイ刑事銭形泪26話(2nd.13話)[裏ネタ編]PART 10 [ケータイ刑事]

銭形泪・裏ネタ編」も今回からは通算で26話となる2nd.13話の「さよなら、柴田さん ~無差別爆破事件」に突入です。(これで「銭形泪」も2/3まできました。)この物語の「裏ネタ編」は過去にはPART 9まで記している(2009/6/8、9、11、16、18、21、23、25、27日付けで記しています。)ので、PART 10からということになります。今回はサブタイトルにある言葉から、「さよなら」について、「無差別」について、そして今回の事件はこれということで何度か劇中に言葉が出てきた「テロ」について記します。尚、「無差別」については「・26話(2nd.13話)[裏ネタ編]PART 1」で記したものをベースにして加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事については「ここをクリック」してご覧下さい。

さよなら」:「さようなら」とも言う。また、漢字で記すと「左様なら」となる。元々は接続詞であって、「それならば」という意味であった。また「然様」という表記もあって、「その通り」「そのよう」という意味もあった。それが、いつしか別れの挨拶語として定着したものである。また、方言として結構広い範囲で使われている「さいなら」も幅広く使われている。(口語では「さよなら」や「さいなら」が意外と多く使われている。)尚、別れの言葉として使う場合の表記は、ひらがなが基本であって、漢字表記(「左様なら」)という表記は現在では使わない。

英語では「Good-bye」または「Bye」、ドイツ語では「Auf Wiedersehen」、フランス語では「Au revoir」、イタリア語では「Arrivederci」、スペイン語では「Adiós」、韓国語では「アンニョンヒ カセヨ」、中国語では「ズァイジェン」と言うが、この言葉は海外旅行する場合は知っていて当然という言葉であるのは言うまでもない。(当然、「こんにちわ」「Hello」「Guten Tag」「Bonjour」「Buongiorno」「Buenos días」「アンニョンハセヨ」「ニイハオ」という言葉とペアにして知っておくのが当然である。)→同じ言語であっても複数の言い方があるが、上記単語は基本中の基本である。

無差別」:わけへだてて扱わないこと、差を付けて扱わないこと、特定のものだけを特別扱いしないこと、平等に扱うことを言う。英語では「無差別に」という言葉として「Indiscriminate」と言う。(例えば「無差別大量殺人」のことを「Indiscriminate Slaughter」、「無差別テロ」のことを「Indiscriminate Terrorism」と言うが、これらは誰でも構わずに行われる犯罪行為であるのは言うまでも無く、特定の人を狙った犯行ではない。)(「差別」の言葉の意味を全て否定する意味の言葉である。)

例えば、爆撃の場合の「無差別爆撃」というものは、爆撃場所を軍事的な施設と民間人施設とを区別せずに爆撃を行うことであり、「無差別大量殺人」は特に誰を殺害するのかを定めずに、(たまたまその場にいた人など)たくさんの人を殺害すること、「無差別テロ」は敵視している組織関係施設、または組織の人であろうと、全くその組織とは無関係な民間人とを区別せずに行うテロリズムである。これらは、その行為を行う人から見れば、「対象は誰でも良く、たまたまその場に居合わせた人が巻き込まれただけ」ということになる。それだけに、「無差別」ということで行われた犯行には、いつ巻き込まれるのか分からない。

また、スポーツの世界では、色々とルールがあるが、特に出場資格に関する規定(体重別で行われる競技(柔道、ボクシング、レスリング、etc.)などが該当する。)がある競技が存在するが、その規定のない階級の試合を「無差別級」と言う。特に柔道がこれを用いている。実際、柔道の「無差別級」には体重別で最も重量級の選手、若しくは最重量級の体重ほ超えている選手が出場するのが一般的であるが、規定では軽量級の選手が出場しても構わない。(現実的には、体重が重い方が有利とされているため、軽量級の選手が無差別級に出場するとなると、よほどの卓越した技量を持っていないと無理でしょうね...)→体重別の階級が定められている柔道、ボクシング、レスリングなどは、体重がそのまま武器になるため、その差を出来るだけ無くすために細かく体重別に階級が分けられている。特にボクシングのパンチでは、体重差がそのまま破壊力の差になり、軽量級の選手とヘビー級の選手とのパンチ力の差は余りにも大きい。

尚、「無差別」の類義語として「無作為」という言葉があるが、「無差別」は人が意識して区別することなしという意味合いの言葉であって、「無作為」は自然のままに、という意味合いのある言葉である。そのため、乱数は「無作為」と呼ばれ、抽選を機械的に行う場合は「無作為」という言葉が使われるのが一般的である。

テロ」:「テロリズム(Terrorism)」の略であるが、現在では一般名詞となっている。特定の政治目的を達するために、暴力や脅威に訴えて、自身の掲げる政治目的を達成しようとする行為のことである。または、そのために行われる組織的暴力行為、及びその手段のことを言う。また、日本語の「テロ」は「テロル(Terror・ドイツ語)」の略でもあって、政治的敵対者に対してあらゆる暴力的手段に訴えて敵対者を威嚇する行為のことも含んでいる。(こちらは政治的なものであり、相手を脅かすことであり、殺傷行為まではいかない。)更に、「暴力主義」や「恐怖政治」というのもこれに含まれる。

「テロ(テロリズム)」の場合は、掲げた目標を達するためには手段は選ばず、無関係な人々を巻き込んだ無差別殺人までも辞さない、という考えでいる。(普通は恐怖手段が用いられるが、その過度なものが無差別殺人を狙った事件ということになる。)

ちなみに、「暗殺」は掲げた目標を達成するために邪魔な政敵など、特定の人物を非合法的な手段で殺す行為であるが、これとの違いは、無関係な人たちまでも犠牲にすることを良しとしているのが「テロ」である。→「テロ行為」の一つとして「暗殺」が行われれることもあるが、狙った人物以外まで巻き込むような殺害犯行を行うので「テロ」である。「暗殺」と呼ばれるには、狙った人物だけの殺害を行う行為ということになる。そのため、「暗殺」では狙撃が行われることが多い。機関銃の乱射のようになると「テロ」ということになる。

古代から、(現在の概念で言う所の)「テロリズム」は盛んに行われていた。特に独裁者が支配する体制下では「恐怖政治」ということで反対派の大粛清が行われているが、これも「テロ」ということになる。恐怖政治のことを「テロリズム」と呼ぶようになったのはフランス革命末期の恐怖政治のことを指して言うようになってからである。20世紀になると、赤色テロ、白色テロ、黒色テロと呼ばれるものが知られているが、基本的には恐怖政治と繋がりの深いものであった。

状況が変わったのは冷戦終結後のことであって、各地で民族解放闘争が盛んになり、民族独立を達成するために、組織的暴力行為が盛んに行われていて、現在ではこちらの関係のテロの方が(言い方は少し変であるが)主流になっている。特に、2001年の米国同時多発テロ(所謂「9.11事件」)以降は、国際社会の大きな脅威となっていて、欧州や東南アジアでは大きなテロ事件が時々発生しているのが現状である。

 

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX II

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  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • メディア: DVD

↓いくつか

さよなら

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  • アーティスト: かりゆし58,前川真悟
  • 出版社/メーカー: エル・ディー・アンド・ケイ
  • 発売日: 2009/02/04
  • メディア: CD

 

さよなら

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
  • 発売日: 1988/12/28
  • メディア: CD

SAYONARAベイベー/恋シテル

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  • アーティスト: 加藤ミリヤ,Miliyah,JARVIS LA RUE BAKER,SYLVESTER JACKON JR,村山晋一郎,NARADA MICHAEL WALDEN,HASE-T,SHANICE WILSON
  • 出版社/メーカー: SMR(SME)(M)
  • 発売日: 2008/09/24
  • メディア: CD

SAYONARA

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  • アーティスト: ORANGE RANGE
  • 出版社/メーカー: ソニーミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 2006/10/25
  • メディア: CD

SAYONARA(紙ジャケット仕様)

SAYONARA(紙ジャケット仕様)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: VIVID
  • 発売日: 2005/12/07
  • メディア: CD

SAYONARA/GLITTER

SAYONARA/GLITTER

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • 発売日: 2007/09/05
  • メディア: CD

無差別殺人の精神分析 (新潮選書)

無差別殺人の精神分析 (新潮選書)

  • 作者: 片田 珠美
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2009/05
  • メディア: 単行本

無差別テロの脅威―21世紀型の戦争の実態 (光人社NF文庫)

無差別テロの脅威―21世紀型の戦争の実態 (光人社NF文庫)

  • 作者: 松井 茂
  • 出版社/メーカー: 光人社
  • 発売日: 2001/10
  • メディア: 文庫

無差別級

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  • 作者: ナンシー 関
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2003/06/21
  • メディア: 単行本

イスラム過激原理主義―なぜテロに走るのか (中公新書)

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  • 作者: 藤原 和彦
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2001/10
  • メディア: 新書

9・11テロの超不都合な真実―闇の世界金融が仕組んだ世紀の大犯罪 (5次元文庫)

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  • 作者: 菊川 征司
  • 出版社/メーカー: 徳間書店
  • 発売日: 2008/08/07
  • メディア: 文庫

テロ―現代暴力論 (中公新書)

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  • 作者: 加藤 朗
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2002/05
  • メディア: 新書

そして戦争は終わらない 〜「テロとの戦い」の現場から

そして戦争は終わらない 〜「テロとの戦い」の現場から

  • 作者: デクスター フィルキンス
  • 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
  • 発売日: 2009/07
  • メディア: 単行本

テロの経済学

テロの経済学

  • 作者: アラン・B・クルーガー
  • 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
  • 発売日: 2008/08/01
  • メディア: 単行本

テロ後―世界はどう変わったか (岩波新書)

テロ後―世界はどう変わったか (岩波新書)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2002/02
  • メディア: 新書

対テロ国際協力の構図―多国間連携の成果と課題

対テロ国際協力の構図―多国間連携の成果と課題

  • 作者: 広瀬 佳一
  • 出版社/メーカー: ミネルヴァ書房
  • 発売日: 2010/05/11
  • メディア: 単行本


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