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DEF LEPPARD『HIGH 'N' DRY』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1981年に発表された彼らの2nd.アルバムである。彼らがブレイクするのは1983年の次作と言うことになるのだが、ハードな方向性のサウンドとしては本アルバムで完成することになり、内容的にも完成度が高いアルバムとなった。そのため、本アルバムの評価は高く、本アルバムから彼らの快進撃が始まったとする声もあるほどである。チャート成績としては、イギリスではで1st.アルバムよりも伸びなかったものの、最高位26位を記録し、アメリカではBillboardで最高位38位を記録している。(1st.アルバムは51位が最高位だった。)

収録曲は以下の全10曲である。『Let It Go』『Another Hit And Run』『High 'N' Dry (Saturday Night)』『Bringin' On The Heartbreak』『Switch 625』『You Got Me Runnin'』『Lady Strange』『On Through The Night』『Mirror, Mirror (Look Into My Eyes)』『No No No』。

この中からシングル・カットされたのは2曲であるが、特に大きなヒットにはなっていない。1st.シングルの『Let It Go』がBillboardのロック・チャートで34位を記録しただけで、イギリスではチャートインしなかった。また、2nd.シングルの『Bringin' On The Heartbreak』は鳴かず飛ばずであった。

お薦め曲は、シングル・カットされている『Let It Go』と『Bringin' On The Heartbreak』、そしてアルバム・タイトル・ナンバーでもある『High 'N' Dry (Saturday Night)』、そして『Lady Strange』と『On Through The Night』をピックアップしておく。

前作でもハード・ロック路線を突き進んでいたが、一段と磨き上げられたハードなサウンドを聴かせてくれるようになったことで、将来の期待の星という存在は揺るがないことになる。(そして次作でいよいよブレイクすることになる。)前作に見られた若さからくる未完成な部分が洗練されるようになって、確実に進化していることも分かり、完成度も高いアルバムとして仕上げられている。また、捨て曲が無いところも良い所である。

彼らというと、やはり3rd.アルバム、4th.アルバムが有名であるが、その大ブレイクするだけのものが2nd.である本作でも蕾として膨らんでいるだけに、彼らのサウンドを聴くのであれば、しっかりと聴いておきたいアルバムの一つである。(原点と言うことでは1st.アルバムを外すことは出来ないが、バンドとしての力量を計る上では本アルバムは外せない所である。)

 

High 'n' Dry

High 'n' Dry

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Polygram Records
  • 発売日: 1990/10/25
  • メディア: CD

ハイ・アンド・ドライ(紙ジャケット仕様)

ハイ・アンド・ドライ(紙ジャケット仕様)

  • アーティスト: デフ・レパード
  • 出版社/メーカー: USMジャパン
  • 発売日: 2008/04/30
  • メディア: CD

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ケータイ刑事銭形泪32話(2nd.19話)[裏ネタ編]PART 13 [ケータイ刑事]

銭形泪」の2nd.第19話(通算では第32話)「よっ、座布団一枚! ~人気落語家殺人事件」の裏ネタ編・増補はやっと打ち止めです。(前回で打ち止めにする予定だったが、余りにも長くなったので、2回に分けることにしました。よって、順番からすると、この位置では「銭形雷」の裏ネタ編とするのだが、「・裏ネタ編」を続けてUPすることにしました。)

で、この物語でアリバイ工作に使われたもの色々の続きということで、「レストラン」について、「カセットテープ」について記します。尚、「レストラン」については「・18話[裏ネタ編]PART 5」で、「カセットテープ」については「・32話(2nd.19話)[裏ネタ編]PART 5」で記したものをベースにして加筆して補充したのだが、特に後者が長くなっちゃいまして...

また、この物語について過去に記した記事については「ここをクリック」してご覧下さい。(この物語についての「裏ネタ編」は、2009/9/13、16、17、19、20、21、23日付けで記しています。)

レストラン」:店舗内で調理した料理を客に提供する店舗のことである。(簡単に言うと、「食堂」である。)客は店内で飲食をするのが普通であるが、近年ではデリバリーを行ったり、テイクアウトで提供するのも一般的になっている。

日本では西洋料理店のことを「レストラン」と言うが、全ての料理店のことを「レストラン」とは言わない。(「食堂」と言うのが一般的であって、西洋料理を提供する食堂のことを「レストラン」と言うのが一般的である。)特に「レストラン」の中にはノーネクタイでは入店を拒否する店舗が一部にはあって、「食堂」(特に「大衆食堂」と呼ばれる飲食店)とは差別化して高級感を出している所がある。そういうこともあって、日本では「食堂」と「レストラン」は飲食店ということでは同じであるが、全く別の客層をターゲットにしているものとして認識されている。また、日本料理を提供する店舗は、基本的に「レストラン」と呼ばれることを嫌う傾向があるのもまた事実である。→そのため、「レストラン」は「西洋料理店」と言うのが現状である。(日本食を提供する店舗の一部では「和食レストラン」という言い方をするものもあるが、単に「レストラン」と言うと、和食は扱わない店舗のことを指している。)

日本に最初に出来たレストラン(ここで言うレストランは「西洋料理店」という意味である。)は、1857年ごろに長崎に出来たものである。その後、1862年に横浜で開業された店舗か続き、それ以降は各地で営業が開始されるようになった。(言うまでもなく、日本食を提供する「食堂」というものは、それ以前にも多数存在している。)

尚、「ファミリー・レストラン」の一部では和食を扱っているが、これはあくまでも「ファミリー・レストラン(ファミレス)」であって、「レストラン」とは飲食店であるものの、別物扱いとなっている。

外国語では、英語、ドイツ語、フランス語では「Restaurant」(但し、英仏は発音は同じであるがアクセントの位置が異なり、ドイツ語は発音が異なる)、イタリア語では「Ristorante」、スペイン語では「Restaurante」と言う。海外旅行した場合、飲食店のお世話になるのは当たり前であるだけに、外国に行くことがあればこれらの単語は頭に入れておきましょう。

カセットテープ」:磁気テープをカセット式のホルダーに収容した形態で使用するメディアの総称である。が、一般的には、音声を記録する「コンパクト・カセット」のことを指す。(実際、規格化されて世の中に登場したカセット式ホルダーを利用したカセットテープの企画は複数ある。当然、音声を記録するオーディオテープと、映像を記録するビデオテープとがある。)

音声用のものとしては、「8トラック」「Lカセット」「コンパクトカセット」「マイクロカセット」等があり、デジタル記録の「DCC」「DAT」も含まれる。一方、映像用のものとしては「Uマチック」「VHS」「β」「8ミリビデオ」「DT」等がある。(それ以外にも、フォーマットとしては作られて研究開発されたものの、商品化されることなく消えていった方式がいくつかある。)

磁気テープを使った記録では、磁気テープをリールに巻いただけの形で保管する「オープンリール」を使ったものが最初に開発されて、音声記録やビデオ記録に使用されていた。が、オープンリールだと、使う度に装置にテープをセットするだけでなく、巻き取り用の空リールまでもセットしないとならないため、手間が掛かる。また、テープ自体も大きいため、扱いにくいものであった。そのため、扱いやすいように工夫したものとして、リールに巻いたテープを、それを巻き取る空リールと共にカセットケースに収容して、カセットのまま使用するものが開発された。そのため、「カセットテープ」と呼ばれるようになった。

但し、(音声用の)オープンリールだと、編集作業を行う場合は、物理的にテープを切断してつなぎ合わせる、所謂「切り張」という編集が容易に行うことが出来たが、カセット式の音声用テープになると、そのような編集は基本的に困難となった。(オープンリールでは、テープを切り貼りするため、編集しても音質劣化が無い、というメリットがあった。但し、適当に繋げただけだと、再生中にテープが切れてしまうというトラブルが発生する可能性もある。→「スプライシング・テープ」を使って、丁寧に仕上げる必要があるが、スプライシング・キットを使えば比較的容易に切り張を行うことが出来る。但し、そのような編集作業を行う場合は、テープを何度も再生して、編集点となる位置を確定させるのがもの凄く手間が掛かる作業であった。)尚、映像用のオープンリールは、「VHS」や「β」と同様に回転ヘッドによってテープに対して斜め方向に記録トラックが位置するため、切り張編集は不可能である。

音声用の「コンパクトカセット」を「カセットテープ」というのは、これが最も普及したということもあるが、開発競争での戦略的な戦術が受け入れられたこともある。

「コンパクトカセット」は1962年に登場したものであるって、オランダのフィリップスが開発したものである。当時、他社も独自方式の音声用カセット式テープの開発をそれぞれ行っていたこともあって、企画がバラバラであった。(当然、技術的に優れたものを開発するという競争となるが、販売網を持っているということも重要な決め手となるのは言うまでも無い。)そんな中、フィリップスは「互換性」を厳守することを条件としてコンパクトカセットの特許を無償公開することにした。このため、他の開発メーカーも余計な負担(=特許料)をすることがなくなったため、他社の方式はあっという間に淘汰されることになり、事実上、コンパクトカセットが音声カセット式テープの事実上の統一規格となった。(競合する他の者が撤退することで、残ったものが事実上の統一規格になるということは、この後もいくつかのものでありますね。)

しかし、開発された当初は音質的には未熟なものであった。というのは、オープンリールと比べると、テープ幅も狭く、テープ速度も遅いため、音質的には高いものは望めないとされていた。(ちなみに、登場当初の音質は、会議の音声メモ用という程度の音質であった。)また、カセットはA面とB面というようにひっくり返して使用することが出来たため、テープを切り張りしての編集を行うことが事実上不可能となったことが業務用機器の世界からは嫌われることになった。→業務用とでは、やはり切り張り編集が支持された。ダビングではどうしても音質的な劣化が生じてしまうということがその最大の理由である。

収録可能時間は、標準となるテープ(C-60)では片面で30分、両面で1時間であったが、短時間用のC-30(片面15分、両面30分)、長時間用のC-90(片面45分、両面90分)、超長時間用のC-120(片面60分、両目菜120分)が登場し、十二応じて時間を選べるようになった。(その後、LPを録音するのに適したC-45が登場したが、片面が22.5分という半端なことからC-46(片面23分、両面46分に置き換わったり、より細かい時間のものが発売になった。)また、収録時間はテープの長さで決まるため、他社に無い時間を揃えるということで、短い方は数分というものから、LP、CDの曲の収録時間に合わせた40分、42分、50分、54分、64分、70分、74分、80分などの(どう考えても細かすぎる)中途半端な時間のものが、こぞって発売になった。(用途を考えると無駄が無くて便利であるが、大量生産される工業製品ということでは、実に効率が悪かった。)→音楽用ではC-46、C-60、C-90が、一般用ではC-30、C-60、C-90、C-120が一般的に用いられることになった。

尚、テープの厚さは、C-60以下は全て同じで、18μmであったが、C-90では12μm、C-120では9μmというように薄くなっている。(更に、C-150という長尺テープは更に薄く、則ち、トラブルがあった場合は切れたり、ワカメになりやすくなる。)当然、カセットのサイズが決まっているため、リールに巻くことが出来るテープの長さを長くするには物理的に薄くするしか方法がない。

しかし、カセットが小さく掌サイズということで、その扱いが簡単であることは受け入れられた。そして、テープの改良、装置の改良、技術の発展によって音質も次第に向上していくことになって、1970年代には音楽を録音するメディアとしても十分の性能を持つようになって、認知されることになった。

特に、この中でも大きいのは、最初は酸化鉄系の磁性体を使ったテープを用いていたが、二酸化クロム磁性体を使ったテープ、及びコバルト系磁性体を使ったテープ(TYPE2)の登場、更には非酸化鉄磁性体を使ったメタルテープ(TYPE4)の登場によって飛躍的に音質が向上することになった。また、酸化鉄系磁性体と二酸化クロム磁性体を2層塗りしたフェリクロム・テープ(TYPE3)の登場は、普及の点では伸びなかったものの、製造技術の点では大きな進歩となり、コバルト系、およびメタルテープは後の映像用カセットテープの開発やデジタル記録式音声記録テープの開発には無くてはならない基礎技術となった。

更に、1979年にウォークマンが登場したことが、「コンパクトカセット」を更に普及させることに拍車を掛けることになり、1980年代には全盛期を迎えることになった。そして、一時的には音楽ソフトの販売額で、LPレコードの額をカセットテープの方が上回るような黄金期もあった。(但し、カラオケ・ソフトでのの売り上げが大きく、所謂ポピュラー音楽やクラシック音楽の全てでLPよりもカセットが上回った訳ではない。)→これには1982年にCDが登場したことで、LPがCDに置き換わっていくことによるLPの販売額減少という特殊事情も関係している。

アナログ記録のLPがデジタル記録のCDに変わっていったことから、録音メディアであるカセットテープにもデジタル化の波が押し寄せることとなって、デジタル記録方式のDATやDCCというカセットテープを使ったメディアが登場したが、それらは価格的にも高価だったことから広く普及せず、既に十分な音質を達成していたコンパクトカセットは生き延びた。

コンパクトカセットの牙城を崩したのは、皮肉なことに、ディスクに記録するMDの登場であって、MDの普及によってコンパクトカセットは次第に減少していくことになる。しかし、カセットテープ自体の価格が安いこと、装置も簡単で安価であること、音質的にも特に見劣りするようなものではないことから、現在でも最盛期と比べると数量的にはかなり落ち込んでいるものの、絶滅することなく、現役の企画として広く使用されている。→新しい企画が登場すると、以前のものは市場から淘汰されて消えていくというのは当たり前であるのだが、コンパクトカセットだけはその例外となって、ピーク時よりも需要は大きく落ちているものの、現在でも現役のメディアとして残っている。

但し、1980年代にパソコンが登場した当初、MSXではカセットテープをデータ保存用媒体として使用していて、重要な媒体と位置づけていた。しかし、フロッピーディスクの登場によって、パソコンでのテープ媒体はアクセス性能がディスクよりも大幅に劣ること、また、MSX自体も広く普及しなかったことで、流石のコンパクトカセットも、パソコンの世界ではあっという間に消えてしまった。

ちなみに、「コンパクトカセット」の規格は、テープ幅は3.81mm(=0.15インチ)、テープ速度は4.75cm/s(=オープンリールの38cm/s、19cm/s、9.5cm/sという規格から、その半分ということになる数値である。)、トラック数は片面1チャンネルの2トラック(A面とB面)のモノラル規格が先に完成し、後に片面2チャンネルの4トラック(ステレオ2チャンネルの両面)という規格が生まれた。特にフィリップスは「互換性」を重視したため、モノラル規格とステレオ規格の間には互換性があるというのが大きな特徴となっている。(モノラルトラックをステレオで再生すると、L、Rそれぞれのチャンネルとも同じ信号が再生されることになる。また、ステレオトラックをモノラルで再生する、L、Rチャンネル両方の信号が足された形で再生されることになる。)→ステレオ規格のトラックは、クロストーク低減のために両トラックの間にガードトラックが設けられているため、ステレオ規格のトラック幅はモノラル規格の半分よりも更に狭くなっているので、電気特性(S/Nやダイナミックレンジ)としてはモノラル規格の方がステレオ規格よりも優れている。(そのため、ステレオ規格では特性を向上させる工夫が更に行われている。)

テープ媒体は紐状のものに信号を記録し、それを再生するため、どうしても皿状の媒体に記録したもの(CDなど)と比べると、ランダム・アクセスが即座に行えないという特徴がある。(これは媒体の物理的な形から来る制約である。)そしてこの物理的な制約がDATやDCCが普及せず、MDの普及の一因となったとされている。実際、「紐」よりも「皿」が便利というのは、「ビデオテープ」と「DVD」を比べても分かることである。しかし、ランダム・アクセスの性能は劣るものの、テープ(媒体)の取り扱いが容易であること、(装置を含めて)価格が安いこと、登場から半世紀近く経っていることで技術的にも成熟しているため品質が安定していること、などの理由から、現在でも根強く支持されているメディアである。(特に中高年での支持が高い。)そのため、最も普及したメディアとも呼ばれている。但し、現在デハピーク時と比べると需要は大きく減っているため、現在ではコンパクトカセットのメディアの生産量も大きく落ち込んでいる。(日本メーカーは現在では国内生産を行っておらず、韓国製のカセットが世界中心になっている。)

 

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 3

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  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • メディア: DVD

↓いくつか参考まで

ビジネスで大切なことはみんなレストランで教わった ~一生役立つ仕事のスキルを身につける法~

ビジネスで大切なことはみんなレストランで教わった ~一生役立つ仕事のスキルを身につける法~

  • 作者: 岡田 博紀
  • 出版社/メーカー: 大和書房
  • 発売日: 2010/04/23
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

飲食店完全バイブル―独立・開業から成功する店づくりまで

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  • 作者: 吉田 文和
  • 出版社/メーカー: 日経BP社
  • 発売日: 2005/07
  • メディア: 単行本

レストランサービスの基礎―あなたの店が嫌われるこれだけの理由、評判の店になるためのこれだけの法則

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  • 作者: ビル マービン
  • 出版社/メーカー: 柴田書店
  • 発売日: 1998/05/30
  • メディア: 単行本

大人のためのフランス三ツ星レストラン―美食の最高峰を究める旅 (ラピタ・ムック)

大人のためのフランス三ツ星レストラン―美食の最高峰を究める旅 (ラピタ・ムック)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2002/10
  • メディア: 大型本

 

DCC(デジタル・コンパクト・カセット)・MD(ミニ・ディスク)ガイドブック〈2 活用編〉

  • 作者: 村田 欽哉
  • 出版社/メーカー: 電波新聞
  • 発売日: 1993/10
  • メディア: 単行本

TDK オーディオカセットテープ AE 60分11巻パック [AE-60X11G]

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  • 出版社/メーカー: TDK
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TDK オーディオカセットテープ AE 46分11巻パック [AE-46X11G]

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  • 出版社/メーカー: TDK
  • メディア: エレクトロニクス

ONKYO INTEC205 カセットデッキ メタルテープ対応/ドルビーB/C HX PRO搭載 K-505FX(S) /シルバー

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ANDO ラジオ付カセットレコーダー RC7-620

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ケータイ刑事銭形泪32話(2nd.19話)[裏ネタ編]PART 12 [ケータイ刑事]

今週は「名曲探偵アマデウス」がお休みなので、ピンチヒッターはちゃんです。尚、今週の金曜深夜(カレンダー上は土曜日未明)の25:45~28:00(=01:45~04:00)に、地上波(総合テレビ)で久しぶりの放送があります。しかも3本立てで、放送されるのは、2年目ではここから地上波放送が無くなったファイルNo.056のバッハ「組曲第3番二長調」と、ゴルフ放送のために地上波放送がパスされたファイルNo.044のベートーベン「ピアノ・ソナタ『悲愴』」、同じくファイルNo.042のボロディン「ダッタン人の踊り」です。特にファイルNo.044のゲストは金剛地武志さんなので、ケー刑事・ファンにとっては見逃せない1本です。

また、来週7/26はファイルNo.071のシベリウス「交響曲第2番」ですが、その次の新作(ファイルNo.072)は9/6までオアズケとなります。(今年も8月は夏休みですね。→暑い夏は本業をお休みにして、避暑地でアルバイトでしょうか...???)


銭形泪」の2nd.第19話(通算では第32話)「よっ、座布団一枚! ~人気落語家殺人事件」の裏ネタ編・増補はまだまだ続きます。(当初は今回限りにする予定でいたが、余りにも長くなってしまったので2回に分けることにしました。)で、今回はこの物語でアリバイ工作に使われたものを色々ということで、「房総半島」について、「コンビニ」について、「レシート」について記します。尚、「房総半島」については「・32話(2nd.19話)[裏ネタ編]PART 4」で、「コンビニ」については「・23話[裏ネタ編]PART 6」で、「レシート」については「・9話[裏ネタ編]PART 7」で「領収書」として記したものをベースとして、それぞれ加筆・増補しました。

また、この物語について過去に記した記事については「ここをクリック」してご覧下さい。(この物語についての「裏ネタ編」は、2009/9/13、16、17、19、20、21、23日付けで記しています。)

房総半島」:関東地方南東部にある半島であり、全域が千葉県に属している。この名前は、かつて(江戸時代に)この地に「安房の国」と「上総の国」があったことに由来している。東と南は太平洋に面していて、西には東京湾があり、東京湾をはさんだ対岸には三浦半島がある。

地形は、北部は低平な台地(下総台地)であって、南部は房総丘陵と岩石海岸である。また、東の太平洋岸には九十九里浜があって九十九里平野がある。北西部の東京湾に面した所は埋め立てが進んでいて、京葉工業地域の工業地帯であり、同時に東京の郊外都市/ベッドタウンとして住宅地としての開発が進んでいる。北東部は畑作地帯であり、同時に漁業も盛んである。(房総半島北東端となる犬吠埼のある銚子市は日本を代表する漁港でもあって、銚子漁港の年間水揚量は全国第1位である。)

一方、南部は酪農や野菜栽培が行われていて、南房総国定公園をなしている自然豊かな地域である。尚、南部の太平洋側(東側)を「外房」、東京湾側(西側)を「内房」と呼ぶ。(JRの「外房線/内房線」もこの地名から来ている。但し、「内房線」/外房線」という名称は1972年以降であり、それ以前は別の名称で呼ばれていた。)

房総半島は、現在は「半島」であって本州と陸続きであるが、有史以前は本州とは独立した島であった。元々はフィリピン海プレート上にあった堆積物が集まったものであり、フィリピン海プレートの北上で太平洋プレート上にある本州とぶつかり、隆起して一体になったものである。そのため、関東平野には無い火山噴出物が地層に含まれている。(これは伊豆半島、三浦半島も同じである。→関東地方は平野部であり、海側は平坦な地であるが、房総半島や三浦半島には山岳とまでは言えないにしても、ある程度の高さの山があるのはこのためである。)とは言っても、有史以後は本州の一部となって安定しているのは言うまでもない。

東京から近く、南部の方は自然が多いこともあって、南部は観光地となっている。また、BS-i(BS-TBS)のドラマでも、房総半島でのロケも多い。(特に小湊鉄道は、映画や他のTV局を含めてもロケも多く、お馴染みの場所というのも色々とありますね。)但し、「ケータイ刑事」でのロケは房総半島でも遠方ということになるため、この物語では房総半島の土地が出ているものの、そこでのロケを行ってはいない。

コンビニ」:コンビニエンス・ストア(Convenience Store)の略語であるが、現在ではほぼ普通名詞化している。食料品や日用品を中心とした比較的小型の小売店であり、「年中無休」や「24時間営業」を含む長時間営業を行っていて、いつでも物を売っているという便利さを特徴とした小売店舗のことである。(日本に於いては、売り場面積が30平米以上250平米以下であり、1日の営業時間が14時間以上というのがコンビニの定義である。この条件に該当しないものは「コンビニ」とは認められないが、そういう店舗も実際にはある。→「コンビニ」としては法的に認められないが、「雑貨店」または「小形スーパー」ということで営業が行われている。)

店舗の経営は個人経営の形というのが殆どであるが、大部分のコンビニは大手資本のチェーン店となっている。また、大手資本以外では、特定地域のみで展開するチェーン店もある。そのため、町中でも人が集まりやすい場所に店舗があり、鉄道駅の周辺などでは数軒の店舗が競争をしているというのも珍しい事ではない状況となっている。

「コンビニエンス」というのは「日用に供する食品や雑貨」という意味で、そのような「コンビニエンス商品」を扱う店と言う意味でこの名前がついたが、現在では食料品や日用品の販売だけではなく、宅配便の取り扱い、公共料金の支払い(料金収納代行サービス)、チケット販売、ATMの設置、通販収納や受取サービスなども行われていて、何でも扱っているというようになっている。そのため、「コンビニエンス」という言葉が「利便性」という意味に解釈されて、便利な小売店という認識になっている。

日本に登場したのは1970年代の前半であり、24時間営業の店舗が登場したのは1975年のことである。それ以来、チェーン店展開で次々と店舗がオープンして、場所によってはコンビニ店が競合していて過当競争状態になっている所もある。また、2008年には、コンビニの売上額が全国の百貨店の売上額を抜き、小売業ではコンビニ業界の一人勝ちの状態になっている。(店舗間競争は激しいですが...)2009年ではコンビニの売り上げが前年度比でマイナスになったが、小売業界全体の販売減よりは少なく、スーパーや百貨店の売り上げ減少が進んでいる中、何とか踏ん張っているという状況になっている。

世界では、日本と同様のコンビニエンス・ストアはアメリカには数多く存在している。コンビニト呼ばれることもあるガ、アメリカでは「ドラッグストア」として日用雑貨店というものとして存在しているものが多い。一方、欧州では事情が違っていて、24時間営業が法律で禁止されていたり、宗教的にも安息日を取るというライフスタイルの違いがあるため、日本のコンビニの特徴である「年中無休」「24時間営業」と言う形の営業を行っている店舗は殆ど無い。が、販売している商品が近いということでは、日本で言う所の「小形スーパー」や「雑貨店」「ドラッグストア」と言ったような店舗は多数ある。

最近では、中国や東南アジアにも日本の大手コンビニ・チェーン店が進出していて、アジアでも日本と同様の営業形態が進んでいる。

レシート」:日本語では「領収書」と言うこともあるが、完全に同一というわけではない。「レシート」と「領収書」は、代金受取人が金銭を受け取ったことを証明するために、代金支払者に対して発行する書類のことである。(この役割をする書類という点では両者は同じである。)

しかし、「領収書」では、それが誰宛であるのかを記す欄が設けられていて、そこに代金支払者の名前を記したもの(支払者の名前ではなくて「上様」と記してあることも多々ありますが...)であるが、「レシート」ではその宛名がないものであって、スーパーなどのキャッシャーで発行されるもののことである。(近年では、コンビニやスーパーのキャッシャーが発行するレシートでも、「領収書」という文字を括弧付けや併記するという形で記されている場合も増えている。)→「領収書」は手書きのものもあるが、「レシート」はキャッシャーが発行するものであるためも「手書きのレシート」というものは存在しないことになる。

また、「領収書」では、金額が3万円以上となる場合は収入印紙を貼って、それに消印をすることで、印紙税を納めなければならないとされている。(但し、営業に関係しない領収書(個人が営業以外で物を売った場合など)や、宗教法人、財団法人などの公益法人が発行する領収書には収入印紙は不要(=印紙税の納付義務はない)である。)が、「レシート」ではこれは義務とはされていない。(但し、印紙税を納めていないので、印紙税を納付した領収書のような法的な効力は持たない。→レシートに収入印紙を貼り付けて計伸をして印紙税を納付すれば、「領収書」としての法的な効力も生まれることになる。)

また、「領収書」では、金額を記入する場合(手書きの場合)、後からの数字の加筆を行って金額を改ざんすること防ぐために、数字の先頭には通貨記号を、末尾にはハイフンを記すことになっている。(これによって、桁数を増やすということを不正でいる。)しかし、算用数字を用いて記すと、「1」を「4」や「7」に、「3」を「8」に改ざんすることが容易であるため、算用数字を用いずに漢数字を用いて記すこともある。(特に金額が大きい場合は、容易に改ざんが出来る「一、二、三、十」は「壱、弐、参、拾」という大字を使用することで改ざんを防いでいる。(それ以外でも、「五」は「伍」を、「万」は「萬」という大字を使用することがある。))→手書きではなく、チェックライターを用いて金額を記入すれば、改ざんの心配が無くなるのだが、個人商店ではそこまで用意するというのもまた別の経費が掛かってしまうので...

「領収書」は必要経費の処理を行う場合、必ず必要になるものである。そのため、最も身近な公的書類と言うことも出来る。(領収書がないと経費として認められないことになる。但し、公共交通機関(電車など)の運賃については領収書の発行は特別の場合を除いて行われない。→領収書の発行を頼めば、発行して貰える。)しかし、最近では、全てとは言わないが、「レシート」でも「領収書」と同様に経費として認めるようになりつつある。

「領収書」には日付、相手先(宛名)、内容、金額、受取人の名前の記入が必要であり、更に受取人がその内容を認める印が必要となる。現金決済を行う店やサービスでは必ず領収書を発行できる準備がされていて、発行を求めると領収書を発行してくれる。(レシートではその中の一部だけというのが一般的である。)そのため、レシートを発行しているキャッシャーでも、支払者が領収書の発行を求めると、領収書を発行してくれるのが一般的であった。しかし、キャッシャーで領収書を発行するとなると、レジ係の人が手書きで記すことになり、レジの作業が滞ることになってしまう。そのため、近年ではレシートに「領収書」という文字を入れたりして、レシートが領収書としても通用するだけの内容のものをキャッシャーで発行するようにして、レジでの接客の効率化が進められている。(当然、そういう場合の3万円以上のレシートには、収入印紙を貼って消印して印紙税の納付が行われる。)

外国語では、英語では「Receipt」、ドイツ語では「Quittung」、フランス語では「Reçu」、イタリア語では「Ricevuta」、スペイン語では「Recibo」と言うが、海外出張した場合では、後日の経費精算の時に領収書は必要であるだけに、ビジネスが海外に行く場合はこれらの単語は覚えておいた方がいいですね。

 

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 3

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 3

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • メディア: DVD

↓いくつか

房総半島パーフェクト地磯ガイド―ぐるっと一周、完全網羅!入釣経路も詳細解説!! (BIG1 111)

房総半島パーフェクト地磯ガイド―ぐるっと一周、完全網羅!入釣経路も詳細解説!! (BIG1 111)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 海悠出版
  • 発売日: 2007/11
  • メディア: 単行本

房総半島 2009 (メディアパルムック パーフェクトガイド 47)

房総半島 2009 (メディアパルムック パーフェクトガイド 47)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: マガジントップ
  • 発売日: 2008/12
  • メディア: ムック

房総半島 2010 (メディアパルムック パーフェクトガイド 49)

房総半島 2010 (メディアパルムック パーフェクトガイド 49)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: マガジントップ
  • 発売日: 2010/02
  • メディア: ムック

空撮堤防・地磯・沖磯ガイド (房総半島南房・外房・九十九里・銚子編) (Cosmic mook)

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  • 作者: 磯釣り研究会
  • 出版社/メーカー: コスミック出版
  • 発売日: 2005/09
  • メディア: 単行本

ビジュアル図解 コンビニのしくみ (DO BOOKS)

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  • 作者: 笠井 清志
  • 出版社/メーカー: 同文舘出版
  • 発売日: 2007/10
  • メディア: 単行本

コンビニの買ってはいけない食品 買ってもいい食品 (だいわ文庫)

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  • 作者: 渡辺 雄二
  • 出版社/メーカー: 大和書房
  • 発売日: 2010/05/10
  • メディア: 文庫

コンビニ 2010年 07月号 [雑誌]

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  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 商業界
  • 発売日: 2010/06/24
  • メディア: 雑誌

図解入門業界研究 最新コンビニ業界の動向とカラクリがよーくわかる本 (How‐nual Industry Trend Guide Book)

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  • 作者: 根城 泰
  • 出版社/メーカー: 秀和システム
  • 発売日: 2008/07
  • メディア: 単行本

コンビニ店長の本―史上最強の店舗運営マニュアル

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  • 作者: 竹内 稔
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新レシート貼るだけ家計簿―計算・記入は一切不要! (主婦の友生活シリーズ)

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  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 主婦の友社
  • 発売日: 2004/10/01
  • メディア: ムック

2列式 新レシート貼るだけ家計簿―最近の大判レシートに対応 (主婦の友生活シリーズ)

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  • 作者: 馬場 由貴
  • 出版社/メーカー: 主婦の友社
  • 発売日: 2009/10/16
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