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DOOBIE BROTHERS『TOULOUSE STREET』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1972年に発表された彼らの2nd.アルバムである。前年のデビュー・アルバムはセールス的にはこれということにはならなかったが、彼らが'70'sを代表するバンドになったのは本アルバムのヒットによってであり、本アルバムから彼らの快進撃が始まることになる。また、本アルバムからのシングル『Listen To The Music』は彼らの代表曲の1つにもなったが、それだけに彼らのキャリアに於いても重要なポジションを占めるアルバムである。チャート成績では、Billboardのアルバム・チャートで最高位21位を記録し1973年の年間アルバム・チャートでも25位にランクインしている。

収録曲は以下の全10曲である。『Listen To The Music』『Rockin' Down The Highway』『Mamaloi』『Toulouse Street』『Cotton Mouth』『Don't Start Me To Talkin'』『Jesus Is Just Alright』『White Sun』『Disciple』『Snake Man』。

この中からシングル・カットされたのは3曲である。1st.シングルの『Listen To The Music』はBillboardで最高位11位を記録する大ヒットとなり、イギリスでも最高位29位を記録している。ちなみに、彼らの前年のデビュー曲はBillboardで最高位122位であったため、実質的に彼らの最初のヒット曲と言っても良く、初期の彼らの代表曲として人気の高い曲となった。2nd.シングルの『Jesus Is Just Alright』はBillboardで最高位35位を記録しているが、3rd.シングルの『Rockin' Down The Highway』はチャートインはしていない。

お薦め曲は、やはり彼らの代表曲の1つである『Listen To The Music』は外せない所である。それ以外はブルース・ロックを中心とした構成であるが、そんな中でも1つのジャンルに捕らわれないように幅広い音作りがされているということで、全く飽きさせることはなく、捨て曲がないので、全曲をお薦め曲としたいと思うほど充実した内容となっている。そんな中で、一応、筆者の好みで、『Rockin' Down The Highway』『Don't Start Me To Talkin'』『Disciple』という所をピックアップしておくことにする。(本当は全曲お薦めと言いたいところですが...)

'70'sのアメリカ・ウエストコーストを代表するバンドになる彼らであるが、彼らの快進撃は本アルバムからである。それだけに、本アルバムを聴いておかなければ'70'sのウエストコースト・サウンドに付いては語ることが出来ないのは言うまでも無い。ただ、DOOBIEはマイケル・マクドナルドが正式メンバーとなった'70's後半にはサウンドが大きく変わり、別のバンドのようになってしまったが、そのサウンドはまた別の意味でも高く評価されているのは誰もが知っている通りである。そして、中には'70's前半のサウンドを軽んじる輩がいるのもまた事実である。しかし、彼らのサウンドの原点は1st.アルバムを含む本アルバムのものであり、このサウンドが評価されたからこそ、後のDOOBIEの存在もあるのである。特に、本アルバムは、デビュー・アルバムが鳴かず飛ばずだったことで、背水の陣で製作されたアルバムであり、ヒットしなければDOOBIEは解散することになっていたのである。

ということで、'70'sのウエストコースト・サウンドを語る上でも、そしてAORから'80'sサウンドに繋がる系譜を持った西海岸の雄である彼らの出世作となった本アルバムは、聴いておかなければならないマスト・アルバムである。尚、「マスト」と言っても苦痛になるような「マスト」では無く、たっぷりと楽しむことの出来る内容であるのは言うまでも無いですが...

 

Toulouse Street

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  • 出版社/メーカー: Rhino Flashback
  • 発売日: 2008/05/20
  • メディア: CD

Toulouse Street (Omr)

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  • 出版社/メーカー: Mobile Fidelity Koch
  • 発売日: 2009/03/24
  • メディア: CD
トゥールーズ・ストリート-(紙ジャケSHM-CD)

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  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2009/09/16
  • メディア: CD

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ケータイ刑事銭形雷6話[裏ネタ編]PART 4 [ケータイ刑事]

銭形雷」の第6話「お帰りなさいませ、ご主人様! ~萌え系メイドカフェ殺人事件」の「裏ネタ編・増補」の3回目となる今回は、ちゃんが口にした「『電車男』」について、「CX」について、そしてこの物語の被害者・城星ナーミの元ネタである「月城ミーナ」について記します。

尚、BS-iの本放送時に記した記事は2006/2/6付けで、MBSでの放送時に記した[改訂版]は「ここをクリック」(ここにはBS-i本放送時に記した記事へのリンクもあります。)してご覧下さい。

『電車男』」:インターネット掲示板の2ちゃんねるに書き込まれたスレを基にしたラブストーリーであり、それを本として出版するとベストセラーになり、更に漫画化され、映画化され、TVドラマ化され、舞台化されでヒットを記録した。インターネット発の純愛ストーリーとして話題となった。

2ちゃんねるでの書き込みは2004年3月から5月であり、この時期は「ケータイ刑事」としては3代目ちゃんが現役で活躍していた時期である。単行本は2004/10に出版されたが、この時期は4代目ちゃんにバトンタッチしていた。映画の公開は2005/6、TVドラマは2005年の7月期の放送で、フジテレビ系での放送で全11話であった。(後に2本のスペシャルも制作されている。)

映画版の作品データを記しておくと、2005年の東宝作品で、時間は101分、原作は中野独人の『電車男』、監督は村上正典、脚本は金子ありさ、撮影は村埜茂樹、美術は柳川和央、音楽は服部隆之、主題歌はORANGE RANGEの『ラヴ・パレード』である。そして出演は、山田孝之、中谷美紀、国仲涼子、瑛太、佐々木蔵之介、木村多江、岡田義徳、三宅弘城、坂本真、西田尚美、大杉漣、たちである。

一方、TVドラマ版は映画版とは異なるキャスティングとなっているが、中には映画版にカメオ出演した人もいる。TV版の主なキャストは、伊藤淳史、伊東美咲、白石美帆、佐藤江梨子、須藤理彩、速水もこみち、劇団ひとり、菅原永二、佐藤二朗、前川泰之、堀北真希小出早織、小栗旬、六角精児、温水洋一、我修院達也、山崎樹範、岸部シロー、豊原功補、秋吉久美子、たちである。→直接の共演は無かったが、2代目・&5代目・+佐藤公安が出演していた。

その後、2005/8~9月には舞台公演が行われているが、キャストは映画/TVドラマとは異なる顔ぶれであった。(キャストとを記しておくと、武田真治、優香(声の出演)、河原雅彦、鈴木一真、モロ師岡、佐伯新、脇知弘、千代将太、たちである。)

それ以外では、CDドラマ、朗読劇なども行われているが、それらの時期は2005年に集中している。まあ、ブームというのはそうそう長続きしないのが常であるが、短期集中的にブームを盛り上げて一気に稼いだと言うことが出来ますね。

CX」:アルファベット2文字ということで、略号として色々と使われている言葉であるため、いくつかの意味がある。但し、普通の日常生活における必需品というようなものはない。国際的に知られているものとしては、香港を拠点にしているイギリス系の航空会社・キャセイパシフィック航空のIATA航空会社コード(2レターコード)となっているのと、インド洋にあるオーストラリア領・クリスマス島の国名コードである。また、日本ではフジテレビのことをさす。(コールサインが「JOCX」であることからきている。)自動車では車種としていくつかがある。(既に製造完了となっているものもある。)例えば、シトロエン・CX、マツダノCX-7、CX-9などがある。また、バイク(スクーターを含む)では、ホンダのCX、ヤマハノーのチャンプCXなどがある。また、それ以外の工業製品の型番にも、様々な物にこの2文字が入っている。

また、LD(レーザーディスク)のアナログ音声のノイズリダクションとして採用されていたのが「CXノイズリダクション」というめいしょうであった。→開発当初は2チャンネルのアナログ音声(FM変調方式)であり、音楽ものを収録したソフトなどでは音質向上のためにノイズリダクションを採用していた。しかし、1984年にLDとCDのコンパチブル・プレイヤーの登場により、LDでもデジタル音声(サンプリング周波数はCDと同規格の44.1kHzである。)が採用されたことから、アナログ音声のことは忘れられていき、CXノイズリダクションに関しても、旧ソフトが採用しているために採用されていたが、忘れられた存在になっていた。→ノイズリダクションが目立たないということは、音声規格としたら安定しているということにもなる。何せ、コンパクトカセットではDOLBY以外の各種のイズリダクションの規格が乱立し、DOLBYも複数のタイプがあり、結局、DOLBY以外が共倒れしてしまっただけでしたから...

月城ミーナ」:「電車男」に登場するテレビアニメ「月面兎兵器ミーナ」の主役キャラである。劇中の設定では、アニメ「月面兎兵器ミーナ」の主役キャラであってアニメオタクたちに絶大な人気を誇っていることになっている。また、「電車男」の主人公・電車男もミーナのファンということになっている。で、ミーナのフィギュアなども多数劇中に登場していた。

また、「月面兎兵器ミーナ」でミーナの声を担当していたのが声優の武田花梨であるが、武田花梨を演じた早織ちゃんが演じていた。

その後、「月面兎兵器ミーナ」は「電車男」からスピンオフして、2007年1月期に全11話(後にDVD化された時にはTV未放送の2話が追加されているので、全13話)のアニメ作品として製作・放送された。(当然のことながらフジテレビでの放送である。但し、関東ローカルであったため、全国放送としてはBSフジが担っていた。)しかし、このアニメ作品は内容、声優、デザインなどは「電車男」に登場したものとは完全に異なっていて、名前だけを使った完全オリジナルの別作品である。→よって、早織さんも声を担当していない。

で、早織さんが過去に演じた役名を引っ張ってきて、それをもじって「城星ナーミ」としたのは、「ケータイ刑事」らしい所でした。

 

ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 1

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  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • メディア: DVD

電車男

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  • 作者: 中野 独人
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2004/10/22
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
電車男 (新潮文庫)

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  • 作者: 中野 独人
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2006/12
  • メディア: 文庫
電車男 1―ネット発、各駅停車のラブ・ストーリー (ヤングサンデーコミックス)

電車男 1―ネット発、各駅停車のラブ・ストーリー (ヤングサンデーコミックス)

  • 作者: 原 秀則
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2005/04
  • メディア: コミック
電車男 DVD-BOX

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  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • メディア: DVD
電車男 スタンダード・エディション [DVD]

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  • 出版社/メーカー: 東宝
  • メディア: DVD
電車男 スペシャル・エディション [DVD]

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  • 出版社/メーカー: 東宝
  • メディア: DVD
電車男 舞台版 [DVD]

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  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • メディア: DVD
朗読劇 電車男 [DVD]

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  • 出版社/メーカー: デックスエンタテインメント
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月面兎兵器ミーナ 月城 ミーナ (1/8スケールPVC塗装済み完成品)

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  • 出版社/メーカー: アルター
  • メディア: おもちゃ&ホビー
月面兎兵器ミーナ 汁実BOX【初回限定生産】 [DVD]

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  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • メディア: DVD

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名曲探偵アマデウス#71 シベリウス「交響曲第2番」 [ドラマ]

今月の3本目であると同時に、夏休み前の新作の最後となる今回は、シベリウス「交響曲第2番」でした。シベリウスも2曲目となりましたね。(ファイルNo.008「フィンランディア」以来です。)で、途中でその「フィンランディア」について、カノンさんが「以前に所長が解決した事件」としっかりと言っていましたが、カノンさんの記憶力は流石でした。

また、前回は幽霊のコスプレをしていたカノンさんが、今回は北欧美人に扮して(冒頭で)少しだけ登場していたということは、次の新作までは5週間の間があいて、6週後になるということからのファン・サービスだったといったらいいのでしょうか...

冒頭、事務所で所長がモデルとなった写真撮影が行われている。カメラを手にしているのはカメラマンの光TOKAGE(「光と影」ではなくて「光トカゲ」というのが面白い所です。)そんな所にカノンさんが戻ってきた。(何とも言えない変なものを見てしまったという表情が良いですね...)で「所長、どうしちゃったんです?」と尋ねる。するとそくこで撮影の方は終わり、「どうしても私にモデルになって欲しい」と言われたことをちょっと自慢げに応える所長。で、カメラマンがカノンさんにご挨拶。カノンさんは知っていて「ファンなんです~」と言っていたが、こういう場合の社交辞令も心得ているようなカノンさんでした。で、光は所長を撮影した写真を加工して、CGを使って写真をアートとして加工して、完成した作品を見せた。(所長がトカゲになっている...)カノンさんは感心していたが、所長は不満げな表情を見せた。

カノンさんは、何故ここにやってきたのかを尋ねる。今、21世紀プロジェクトの撮影で忙しいはずだとも言うと、「ミュージックのことでトラブルがある」ということで相談に来たのだった。で、それは、世界的なモデルのミッミを撮影していたときのことだった。ミッミは突然ポーズをとるのを止めて、ある曲を歌い始め、そしてそのまま帰ってしまったのだった。その曲がクラシックらしいということだった。ミッミは北欧出身ということで、所長はその曲が直ぐに分かった。(シベリウスの「交響曲第2番」)で、光は依頼人として、ミッミが言いたかったことは何か?ということの相談で、上手く行ったら所長を「ウッス」として21世紀プロジェクトのモデルに推薦したい、と言った。で、こういう言葉に弱い所長は依頼を引き受けた。(尚、ミッミは金髪のカツラを付けて、黒川さんが演じていました。)

いつものように第1楽章から入って行く。ここではテーマが「自然」ということで、その仕掛けについての説明へ。で、「波」そして「鳥」を表現しているということが語られる。尚、この部分の説明で面白かったのは、シベリウスの自筆譜と現在の楽譜との比較が行われるが、自筆譜は児で焼けて残っていないという所に時間の経過を感じられました。

で、ミッミは「自然に撮って欲しい」ということだったのか?となると、「話にならない」として、依頼人は立ち上がってしまった。というのは、依頼人はCGを使って加工するため、自然に撮るというのは自分のスタイルに合っていないというのだった。が、所長は「この曲を聴くと考えが変わるかも知れませんよ」と言って、その続きへ。

ここではシベリウスの代表曲の『フィンランディア』が出てくる。カノンさんは「所長が以前解決した曲ですよね」と言って、その時のことを簡単に口にした。が、「交響曲第2番」とは随分と曲調が違うとも言っていた。所長は、シベリウスが「交響曲第2番」をさっきを串田のは「フィンランディア」を作曲した直後であったが、成功に甘んじることなく自分のスタイルを模索していた、と説明した。(で、シベリウスの生い立ちから、この曲が作曲された時代の彼の状況の説明へ)

所長は「自分のスタイルを見直してみることも大切」と良い、カノンさんは「もう少し聴いてみましょうよ」と言い、依頼人もとりあえず戻った。で、第2楽章へ。

ここでは「死」についてということで、「ドン・ファン」についての説明が行われる。民間伝承の「ドン・ファン」、どうして「ドン・ファン」が取り入れられたのか、ということが説明される。そして、「ドン・ファンの死」を描くためにティンパニーの演奏表現に工夫をしていることの説明が行われる。(ロール(トレモロ奏法)→野本先生が登場しないということで、説明の仕方が今一つでした。)

更に、次信分の楽譜はシャープ(「#」)が6つも付いているということが語られ、その意味として、「シャープ」は「十字架「+」2つ」で出来ていて、「シャープがいっぱい」は「十字架がいっぱい」、それは「キリストの昇天」ということで、その説明へ。

そして、いつかは誰でも「死に向きあわなければならない」ということから、依頼人が向きあっていないものがあると所長が指摘する。で、依頼人は「被写体との関わり」を否定していたと告白する。依頼人は、人間は被写体であって、言葉を交わす必要はなく、CGで対処できると言う。

所長は第4楽章へ進める。曲を聴くとカノンさんが「ミッミが曲に含まれている」と口にして、所長がその説明をする。で、メロディの中に「促音」が含まれているということで、「促音」の説明へ。促音はフィンランド語には多く、シベリウスはそれを曲に取り入れたということの説明で、模索しながらもフィンランドを愛しているという気持ちが語られる。

更に、その続きの部分ではオスティナート音型が延々と続いていて、それは苦難を表現していて、30回続く、そしてその後に更に70回以上のオスティナート音型が続き、その長く苦難の後に成功がある、と語る所長。(やっぱり人生相談になってきましたね...)曲の方も、この曲でシベリウスは成功を得たということで、そのシベリウスに重ねて、これまでの自分のスタイルに安住することなく、新しい挑戦を続け、困難な道を乗り越え、真に自分らしい写真を撮って欲しいということではないか、と結論を出す所長。で、依頼人は、ミッミの方から自分に向きあってくれていたことを知り、その気になって、自分の魂の告白を取り上げる決意をした。

で、帰り際に依頼人は所長とカノンさんの写真を撮らせて欲しい、と言って写真を撮ると、「アディオス」と言って帰って行った。

今回は、ドラマ部分は37分半弱、曲が6分強、ラストのオチの所が30秒という構成であり、ドラマ部分が長く、ラストのオチを短くまとめていました。ただ、曲が43分を超えた辺りから、ひょっとしたらオチなしということ(ファイルNo.001ではそうでした。)もあるのかな?と思ったぐらいでした。尚、曲の部分は、この時間ではダイジェストになるのは仕方のない所であるが、第4楽章のダイジェストとなっていました。

ラストのオチは、(いつものように)依頼人からの事後報告ということで、メールが届いている(いつもは手紙なのに、今回はメールでした。)とカノンさんかせ言うと、所長は「撮影は上手くいったのかな?」と言ってカノンさんの方にやってくる。カノンさんはメールを読み上げる。「ミッミとはすっかり打ち解けで撮影は快調です。お礼に先日撮った写真を送ります。お二人の魂の告白です」ということで、カノンさんは添付されている写真を開いた。するとカノンさんの顔が引きつった。所長ものぞき見る。で、写真は所長とカノンさんが共にトカゲに加工されていた...

→依頼人のカメラマンが「TOKAGE」をトカゲということで、何となく予感していたのだが、冒頭の所で所長の写真でやったのと同じネタを使ったことになってしまっただけに、もう一捻り欲しい所でした。(依頼人は、結局、トカゲに拘るスタイルは変わっていないということになり、所長の人生相談も半分は無駄だったようで...)

今回取り上げられた曲の作曲者・シベリウスはフィンランドの生んだ作曲家であるが、ここで「ケータイ刑事」に話を持って行くと、従姉妹の5代目ちゃんがフィンランド(のムーミン谷署)に勤務していたことがある。更に、雷を演じた小出早織さん(現在は早織に改名している)が「女子大生会計士の事件簿」で演じた藤原萌実が別れ際に「アディオス」と口癖のように言っていたを思い出した。で、早織さんに依頼人ということで登場願いたくなりました。(NHKでは「祝女」をはじめ、他のドラマでも出演していますし...)→そうなると、3代目・+5代目・という実現していない顔合わせが実現となるだけに...

また、トカゲということで思い出したのが、アメリカのTVドラマ・シリーズで「V」という作品がある。(その「V」に登場した宇宙人(=侵略者)がトカゲの姿をしていた。)特に所長とカノンさんをトカゲにしてしまった写真を目にしてのことでした。

前回(=先々週放送)と今回で、カノンさんのコスプレという今までに殆ど無かったことがあったのは、夏休みで新作が暫く無いということのお詫びを先にしておこう、と解釈しておくが、ネタとしての今回は位置一つでしたね。曲の方はドラマチックでスケールが大きく、全曲を通して聴こうとするとかなり聴き応えがあるのだが、物語の方はちょっと残念でした。

来週からは、今年もやっぱりということで、夏休み状態になり、次の新作(ファイルNo.072)は9/6です。が、放送の全てがお休みになるのではなく、再放送ということになります。(8/9と16はお休みとなるが、8/2,23,30は再放送です。)で、来週はファイルNo.062のモーツァルト「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」の再放送です。(8/3もこれです。)また、水曜深夜のBS-hiとBS-2での放送は結構お休みとなるが、BS-hiの火曜朝の再放送枠は休まずに毎週何かが放送されるようです。ということで、全て再放送となるものの、一応、毎週何かを目にすることは出来そうです。(と言っても、筆者はこれまでの放送は全て録画してある(前回でBD-R(DL)が10枚に達し、今回の物語から11枚目にということになりました。→計算してみると、全部見ようと思ったら52時間を超えるため、不眠不休で見ても2日で終わらない...)ので、どの物語でも見たいときに見ることは可能なんですけどね...)

 

シベリウス:交響曲第2番

シベリウス:交響曲第2番

  • アーティスト: フィンランド放送交響楽団,シベリウス,サラステ(ユッカ=ペッカ),カム(オッコ),ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団
  • 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2000/06/21
  • メディア: CD

シベリウス:交響曲第2番

シベリウス:交響曲第2番

  • アーティスト: カム(オッコ),シベリウス,ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団,ヘルシンキ放送交響楽団
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
  • 発売日: 2006/11/08
  • メディア: CD
シベリウス:交響曲第2番

シベリウス:交響曲第2番

  • アーティスト: バーンスタイン(レナード),シベリウス,ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
  • 発売日: 2002/09/25
  • メディア: CD
シベリウス:交響曲第2番

シベリウス:交響曲第2番

  • アーティスト: バーンスタイン(レナード),シベリウス,ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
  • 発売日: 2008/01/23
  • メディア: CD
シベリウス:交響曲第2番

シベリウス:交響曲第2番

  • アーティスト: アシュケナージ(ウラディーミル),シベリウス,ロイヤル・ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団,レムケ(アンドレアス)
  • 出版社/メーカー: オクタヴィアレコード
  • 発売日: 2007/08/31
  • メディア: CD
シベリウス:交響曲第2番、第7番

シベリウス:交響曲第2番、第7番

  • アーティスト: バルビローリ(ジョン),シベリウス,ハレ管弦楽団
  • 出版社/メーカー: EMI MUSIC JAPAN(TO)(M)
  • 発売日: 2009/01/21
  • メディア: CD
シベリウス:交響曲第2番

シベリウス:交響曲第2番

  • アーティスト: フィラデルフィア管弦楽団,シベリウス,オーマンディ(ユージン),マシューズ
  • 出版社/メーカー: BMGメディアジャパン
  • 発売日: 1999/06/23
  • メディア: CD
シベリウス/交響曲第2番&ヴァイオリン協奏曲

シベリウス/交響曲第2番&ヴァイオリン協奏曲

  • アーティスト: フィラデルフィア管弦楽団,シベリウス,オーマンディ(ユージン),オイストラフ(ダヴィド)
  • 出版社/メーカー: ソニーレコード
  • 発売日: 1997/06/21
  • メディア: CD
シベリウス:交響曲第2番

シベリウス:交響曲第2番

  • アーティスト: シベリウス,ヤルヴィ(ネーメ),エーテボリ交響楽団
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
  • 発売日: 2007/09/05
  • メディア: CD
シベリウス:交響曲第2番/フィンランディア、他

シベリウス:交響曲第2番/フィンランディア、他

  • アーティスト: シベリウス,アシュケナージ(ヴラディーミル),ボストン交響楽団
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
  • 発売日: 2009/05/20
  • メディア: CD
シベリウス:交響曲第2番

シベリウス:交響曲第2番

  • アーティスト: シベリウス,バーンスタイン(レナード),ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
  • 発売日: 2008/09/03
  • メディア: CD
シベリウス:交響曲第2番

シベリウス:交響曲第2番

  • アーティスト: シベリウス,モントゥー(ピエール),シュタイン(ホルスト),ロンドン交響楽団,スイス・ロマンド管弦楽団
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
  • 発売日: 2001/04/25
  • メディア: CD
↓一応、これらも拾っておきます。
V ― DVDコレクターズBOX

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  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
  • メディア: DVD
V -THE FINAL BATTLE- DISC1 [DVD]

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  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
  • メディア: DVD
女子大生会計士の事件簿 DVD-BOX

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  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • メディア: DVD

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