BS-TBSベストドラマ100#16・「恋日~終章A面」 [BS-TBS(BS-i)関連]
今回は「恋日・1st.」の中でも屈指の傑作である「終章」ということだったが、これは当然という選別ですね。
それにしても、ナビゲーターの中江有里の話(解説)で、今回は「テレビは冒険だ」という言葉を口にしなかったのだが、これはどういうことなんですかね?内容説明としては余りにも内容が無い話しか語らなかったし、単純にドラマ紹介の範疇しか語っていない。が、これではナビゲーターは邪魔もの意外の何者でも無い。
兎に角、「BS-i」から社名が変わってからは完全に「低迷&迷走」の道を進んでいるが、その症状(病状)がここにも現れてますね。→確かに、毎回言っていると、五月蠅いだけになってしまって、スローガンとしての重みも失ってしまうので、乱発するのは良くない。が、今回の物語は「1つの恋」というドラマを違った目線で描くという試みを行っていて、正に「冒険作」であり「実験作」である。そういう作品に対して語らないというのだから、これはピントが呆けた解説と言わざるを得ない。(要するに、かなり重度のボケ症ということである。)
来週は当然のことながら「終章 B面」と言うことになるが、この様子だと、またまた大ボケの解説になるか、完全に「番組紹介」に徹する邪魔な存在になるかのどちらかで終わりそうですね。
一応、来週で4ヶ月続いていることになるが、早くもボロボロになってきているということを考えると、本当に100本(ナビでは102本に成るようなことを言っていた...)も続けるのですかね?→9月末で「ベストドラマ100」は」終了して、傑作選という形ではなく、「恋日」は全話の再放送を改めて始めた方が絶対に良いと思いますが...(当然、中断している「銭形泪」の再放送も再開させるべきである。)→ナビゲーターは不要になり、「恋日」「ケー刑事」「その他」という30分枠3つを使えば、全て再放送だから、これこそ経費削減にも成りますし...
↓「終章」はこれにも収録されています。
EURYTHMICS『SAVAGE』 [音楽(洋楽)]
表題のアルバムは1987年に発表された彼らの7枚目のアルバムである。デビューから1年にほぼ1枚というペースでアルバムを発表し続けていた彼ら(そのペースも一応本アルバムまでで、次作は2年後の1989年になる。)が、いよいよやりたいことをやり尽くしたような感じとなったアルバムで、以前のサウンドに戻っているのが特徴である。が、セールスの方も前作までと比べると伸びず、低迷することになり、特にアメリカでは大苦戦した。そのチャート成績は、イギリスでは最高位7位、アメリカでは最高位12位(年間アルバム・チャートのTOP 100にはランクインせずということからも苦戦したということが分かりますね。)に留まっている。
収録曲は以下の全12曲である。『Beethoven (I Love To Listen To)』『I've Got A Lover (Back In Japan)』『Do You Want To Break Up?』『You Have Placed A Chill In My Heart』『Shame』『Savage』『I Need A Man』『Put The Blame On Me』『Heaven』『Wide Eyed Girl』『I Need You』『Brand New Day』。尚、2005年にリリースされたSPECIAL EDITIONでは以下の5曲がボーナス・トラックとして追加収録されている。『Beethoven (I Love To Listen To)(Extended Philharmonic Version)』『Shame (Dance Mix)』『I Need A Man』『I Need You』『Come Together』。
この中からシングル・カットされたのは全部で4曲である。しかし、チャート成績は全てで伸び悩んでいる。リリース順に『Beethoven (I Love To Listen To)』(イギリスで最高位25位)、『Shame』(イギリスで最高位41位)、『I Need You』(イギリスで最高位26位、アメリカで最高位46位)、『You Have Placed A Chill In My Heart』(イギリスで最高位16位、アメリカで最高位64位)である。
お薦め曲は、シングル・ヒットを記録している『I Need You』と『You Have Placed A Chill In My Heart』、そしてアルバム・タイトル・ナンバーでもある『Savage』、『Put The Blame On Me』『Heaven』という所をピックアップしておく。
はっきり言って、本アルバムは初期の彼らのサウンドである無機質で機械的な打込みサウンドである。これはこれで悪くは無いのだが、そういうサウンドから変化して、全く違うサウンドを構築していただけに、一周回って元に戻ったサウンドは時代遅れのような雰囲気になってしまったのが残念な所である。(アメリカで受け入れられなかったこと、チャート成績、セールスの苦戦が全てを物語っている。)
とは言っても、打込みサウンドがお好きな方と、'80's初期のサウンドを匂わせるものを'80's後半に発表したということで、これはこれで評価できるところでもあるのですがね...(まあ、流行り廃りがあるということと、楽曲の内容(評価)とセールスは直結しないということでもありますが...
↓ボーナス・トラックありはこちら
ケータイ刑事銭形雷8話[裏ネタ編]PART 4 [ケータイ刑事]
「銭形雷」の第8話「死ぬほどつまらない合コン! ~こいつはほんとに死んでるよ殺人事件」の「裏ネタ編・増補」の3回目となる今回は、事件の再現ドラマのときに使われていた「食品サンプル」について、この物語で出てきた冷たいものということで「氷」について、「ドライアイス」について、そしてそれらを入れるのに使われていた「クーラーボックス」についてと「水筒」について記します。尚、「ドライアイス」については「泪・25話(2nd.12話)[裏ネタ編]PART 5」で記したものをベースにして追記しました。
尚、BS-iの本放送時に記した記事は2006/2/20付けで、MBSでの放送時に記した[改訂版]は「ここをクリック」(ここにはBS-i本放送時に記した記事へのリンクもあります。)してご覧下さい。
「食品サンプル」:「料理模型」「食品模型」と呼ばれることもある。主に飲食店で見本として陳列されている飲食することが出来ない料理の模型のことである。その飲食店で実際に提供される飲食物をもして作られているものであって「見本」という位置づけのものである。(飲食できないもので作られているため、腐敗することがないのが特徴である。)
大正時代の日本で生まれたものであって、日本の飲食店では一般的に広く普及している。(海外では写真が使われるのが一般的であって、模型という食品サンプルが使われることは殆ど無い。)
英語では「Fake Food」と言うが、近年では他の言語を含めて「Shokuhin Sample」という日本語と英語をまぜこぜにしたような言葉で呼ばれることが増えている。
以前は蝋を用いて作られていて、1つ1つが手作りであったため、量産にはむかなかったが、それぞれの飲食店の食品見本をオーダーメイドで作るのに等しい状況であった。しかし蝋は熱に弱く、溶けてしまうということから、熱に対して強い合成樹脂が用いられるようになり、量産しやすい体制が整って、より普及するようになった。
日本では飲食店で一般的に使用されているが、外国ではこのようなものが無いことから、日本を訪れた外人さんが、おみやげに買って帰るということが増え、現在では世界的に知られるようになっている。また、スパゲッティの麺が空中に浮いている形のものがアートとして評価され、これが日本発の新しいアートとして食品サンプルが世界に知られる原因の一つにもなった。
尚、道具屋筋などに行くと、食品サンプルを販売している店舗があって、飲食店を営んでいない一般の人でも購入することは可能である。(但し、食品サンプルって意外と高額なんですよね...)
「氷」:水の固体である。1気圧の元では摂氏0゜C以下の水である。(高圧になると、より高い温度での氷も存在する。)比重は0.917で、液体の水よりも比重が小さく、水に比べて約9%体積が増えることになる。通常は無色透明であるが、巨大な固まりとなると薄い青色になる。尚、冷凍庫で出来る氷が白く濁っていて透明でないのは、水に溶けている空気が閉じ込められた状態になったものであり、不純物を含んでいるということになる。→南極の氷床では、それが出来た時の大気を閉じ込めたままになっているため、地下深くに存在する氷や不純物の成分を分析することで、過去の大気成分などをしることが出来る。
近代になって製氷機や冷凍庫によって氷を作ることが可能になる以前は、とても貴重なものであって、天然に存在する氷を冷却する際の熱源として利用していた。(冬の間に自然に存在する氷を運び出し、それを保冷効果のある場所に保管して、夏場に利用していた。)日本では、江戸時代には瀑布の将軍に献上されたという記録もあるとても貴重なものであった。(富士山から運ばれていた。)尚、地球上には自然には大量の氷が氷河や万年雪、氷床という形で存在しているが、高山や寒冷地、南極などにあるのが殆どであり、人間が製氷機などによって作り出した氷の量というのは、地球上に存在する氷の量と比べるとほんの微量ということになる。
英語では「Ice」、ドイツ語では「Eis」、フランス語では「Glace」、イタリア語では「Ghiaccio」、スペイン語では「Hielo」という。
尚、俳句の世界では「氷」は冬の季語である。「かき氷」のことを「氷」と言うこともあるが、俳句の世界では「氷」と言うと「かき氷」は含んでいない。但し「かき氷」という言葉になると夏の季語になる。
「ドライアイス」:。二酸化炭素の固体であり、「固体炭酸」と呼ばれることもある。(気体を固体にした者であるため、当然の如く低温の物質である。)尚、「ドライアイス」というのは以前は商標であったが、現在は一般名詞化している。
英語では「Dry Ice」、ドイツ語では「Trockeneis」、イタリア語では「Ghiaccio secco」、スペイン語では「Hielo seco」と言う。
気体の二酸化炭素を、高圧状態で液化させ、その液体の二酸化炭素を急速に大気中に放出させると、気化熱が奪われることになり、二酸化炭素の温度が凝固点を下回り、固体となる。(但し、大きな塊ではなく、粉末状の固体が出来る。)で、その粉末状の固体を成形して固めることで、ある程度の大きさの塊となって、一般に使われる「ドライアイス」が得られる。
ドライアイスは白い色をした固体であり、氷よりも低温であるため、保冷剤として利用される。また、液化することなく、昇華して直接気体になるため、保冷剤として使用しても、消えて無くなるので、後始末も特に必要ないため重宝される。
尚、ドライアイスを水の中に入れると白煙を発生するが、これは溶けたドライアイス(=二酸化炭素)ではなく、(空気中の)水が凝固したものである。(ドライアイスが低温であるため、水も簡単に凝固してしまう。)これは危険なものではないため、演劇などで煙を出す場合にも多用されている。
ドライアイス(二酸化炭素)が気体になる温度(昇華温度)は-78.5゜Cである。また、気体になると体積は(固体の)約750倍に達する。そのため、ドライアイスの使用には注意が必要である。(ペットボトルなどに入れておくと、容器が破裂(爆発)するのは当然である。)炭酸水を作ろうとして、ペットボトルに水とドライアイスを入れ、蓋をしてペットボトルを振ると、ドライアイスはたちまち昇華してしまう。そのため、体積が一気に増大するため、容器内の圧力が一気に上昇し、容器が破裂(爆発)して、容器の破片で怪我をするという事故が起こる。(ガラス瓶を使うと、爆弾と同じで、ガラスの破片によって更に怪我をするという危険がある。)→氷のように見えるが、氷と違って液体にならずに気体になるために、危険に満ちているので、そういうことは絶対にしないようにしましょう。
更に、ドライアイスの側では、昇華した二酸化炭素の温度が低いため、空気中の水蒸気を凝固させてしまう。そのためドライアイスが気管に入ると、昇華した二酸化炭素が毒性を持つことになり、呼吸停止が起こる場合がある。また、温度が低いため、凍傷、低温火傷を起こし、細胞組織が壊死してしまう。よって、ドライアイスを口の中に入れるのはとても危険なことであって、自殺行為と言っても良いことになる。また、ドライアイスを顔の側に近づけるのも、低温の二酸化炭素を直接吸入することになる可能性が高いため、やはり危険である。こういう事故が多発したことから、最近ではドライアイスを保冷剤として使用することは減少している。(気化または昇華しないポリマー系の材料を使い、それを袋に封入した保冷剤が一般的となった。→暖まった保冷剤を冷凍庫で凍らせると、保冷剤として再利用出来る。但し、冷凍庫の温度までしか下がらないので、低温といってもせいぜい-20゜Cよりも高い温度である。)とは言っても、保冷剤として使用するには十分な温度ですけど...
「クーラーボックス」:携帯式の保冷箱のことであって、バッグのようになっていて、主にレジャーで利用されるものである。最初は「保冷」という役割ではなく、魚釣りで釣った魚を入れて於くもの、同時にその魚の運搬用に使われていたものであった。それが、携帯式の箱ということから、断熱材を用いて作ることで保冷箱として仕えることから広がっていくことになった。(発泡スチロール製の箱でも同じような使い方は可能である。)
冷やすためには保冷剤を入れて冷やすというのが一般的であるが、近年では車の電源を利用した電気的に冷却するものも登場している。
また、保冷剤の代わりに熱源を入れると、保温箱として使用することも可能である。(が、保温箱としてはここまで容積が必要というものは殆ど無いこともあって、そういう利用は余り多くない。)
尚、英語では「Cooler Box」または単に「Cooler」、ドイツ語では「Kühlbox」と言う。
「水筒」:飲料水を持ち運ぶために利用される液体を入れて密閉することの出来る携帯可能な容器のことである。元々、竹筒や瓢箪などの筒状になったものを用いていたことから「水筒」と呼ばれるようになった。
「水」は人間が生きていくためには必要なものであるため、古い時代から水筒は存在している。竹筒や瓢箪の様に自然にある容器を用いたものだけでなく、革袋で作ったものや土器など、様々な物が利用されている。
砂漠地帯を横断するキャラバン隊などては大量の水を運ぶために、大きなものとして革製のものが主として使われてきたが、水が豊富にある国では大量に運ぶ必要が無く、少量でよいことから、竹筒や瓢箪などが利用された。(日本は後者に分類される。)
小形の水筒が主流になるのは、近代都市で水道が普及してからであって、軍隊での兵の利用と、レジャーでの利用が中心となる。特に軍では、金属製の水筒が好んで利用されたが、これはそのまま火に掛けることでお湯を沸かすことが出来るということと、丈夫であるという理由からである。
一方、レジャー用の水筒は、付加価値を付けるということで魔法瓶となって保温性(保冷性)を持ったものが登場することになった。これによって、ホットコーヒーや温かいお茶など、冷たい飲み物の携帯も可能になった。
近年では、ペットボトルの普及によって、ペットボトルを水筒として利用することも増えているが、ペットボトルの場合は「水筒」としての本来の機能である「飲料水の携帯容器」という役割は果たせるが、魔法瓶構造の水筒のように保温/保冷性はないのは言うまでも無い。
この物語では、保冷性のある魔法瓶構造の水筒が利用されていたが、これは水筒の機能をよく考えた上手い使い方でしたね。
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