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BS-TBSベストドラマ100#30・恋日・バージン・ロード [BS-TBS(BS-i)関連]

今回で一時中断となるはずの「ベストドラマ100」。「中断となるはず」と記したのは、この番組のナビで、丹羽Pが100本(確か102本と言っていた記憶がある。)を選んで放送すると言っていた言葉に従った場合である。(最近はそういう言葉も当てにならないので、このまま打ち切りということも十分あり得るでしょう。→そうなると「ベスト100」の名前が看板だけの偽りになってしまう。→それだけ信用を失っていて落ちぶれてきているということでもある。)それだけ場当たり的な番組編成と言われても仕方がない酷さである。

今回も「恋日」ということで、結局半分が「恋する日曜日」ということになったので、既に「ベストドラマ」と言っているのにも疑問符が付いていますがね...→こんなに「恋日」を放送するのなら、「恋する日曜日」の再放送をすべきである。(しかも、3rd.の再放送も途中で止まったままになっていますし...→「ベストドラマ100」の放送回数を考えると、「恋日・3rd.」の再放送を続けていたら、「3rd.」もとっくに終了となっているのですがね..)

今回の物語は「恋日・2nd.」の第9話であった「バージン・ロード」である。(それにしても「恋日・2nd.」は、9話までの内、6話が放送されている。これだけ選ばれるというのは、「恋日・2nd.」が内容の高い作品である証でもあるが、裏を返せば、他によい作品が少ないということにもなる。それに、いくら何でも偏りすぎである。)

主演の星野真里は、「恋日・1st.」の1&2話でも主演を務めているが、その時も結婚式をぶち壊すという役を演じている。その時とは展開は異なっているが、結末としては主人公のハッピーエンドということだけは同じである。(見終わった後で少しだけ幸せを感じられるハッピーエンドになるというのが「恋日」の基本であるので、この点は当然でしょうが...)

ナビゲーター・中江有里の話では、この物語が作られることになったネタについて触れていたこともあって、今回は意味のあったナビゲーターでした。→一応、評価される形で繋いでおかないと、再会したときにナビゲーターを外す/交代ということもあり得るでしょうし...

来週(12/4)からのこの枠は「ケータイ刑事 銭形結」である。それにしても、「銭形結・ナビ」もなく、物語の予告すら流れていないというのは、余りにも酷いですね。「ケータイ刑事」の名前があるのである程度はということもあるのだろうが、手を抜きすぎているとしか言いようがない。また、何も知らなければ、来週にこの時間で「ベストドラマ100」を見ようとしたら「銭形結」だったということになってしまうということもあるだろうし、少しは「銭形結」について触れておくべきである。まあ、それだけBS-TBSは酷くなってしまったということでもある。

ということで、ここのところは完全にチェックをしていなかったが、あの枠をチェックすることで「銭形結」の第1話の予告をゲットできれば良いんですが...(一応、宝積さんが出ることは分かっていますが...あとは、最近の丹羽Pがモー娘。に接近しているが、元モー娘。のある人がゲストと言うことも分かっている...)

 

恋する日曜日 ラブソング コレクション DVD BOX

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  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • メディア: DVD

↓「バージン・ロード」はこれに収録されています。

恋する日曜日ラブソングコレクション魚  [レンタル落ち] [DVD]

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  • 出版社/メーカー: Blowout Japan
  • メディア: DVD


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JOAN JETT & THE BLACKHEARTS『ALBUM』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1983ルンに発表された3rd.アルバムである。1981年の2ns.アルバム「I LOVE ROCK'N ROLL」が大ヒットを記録したことで、いきなり時の人となったJOAN JETTであるが、そこから2年ぶりの待望のアルバムということで期待されたアルバムである。アメリカでは前作での勢いが残っていたこともあって、'80'sのガールズ・バンドの台頭に影響を与えることになったが、イギリスでは既に下火になっていて、特にヒットとはならなかった。ちなみに、アメリカではBillboardのアルバム・チャートで最高位20位を記録したが、年間アルバム・チャートのTOP 100にはランクインしていない。また、イギリスではチャートインしていない。

収録曲は以下の全12曲である。『Fake Friends』『Handyman』『Everyday People』『A Hundred Feet Away』『Secret Love』『Star Star』『The French Song』『Tossin' & Turnin'』『Why Can't We Be Happy』『I Love Playing With Fire』『Coney Island Whitefish』『Had Enough』。

尚、1992年に再発されたものには以下の6曲がボーナス・トラックとして追加収録されている。『Nitetime』『Everyday People (Dance Mix)』『Wait For Me』『Who Can You Trust』『Scratch My Back』『Locked Groove』。

この中からシングル・カットされたのは3曲である。1st.シングルの『Everyday People』はBillboardで最高位37位を記録、2nd.シングルの『Fake Friends』は同チャートで最高位35位を記録しているが、3rd.シングルの『The French Song』はチャートインしていない。(カナダでは3曲のシングルの中で唯一チャートインを記録している。)

お薦め曲はシングル曲でもある『Fake Friends』と『Everyday People』、それ以外からは『Secret Love』『Star Star』『Coney Island Whitefish』というところをピックアップしておく。特にカヴァー曲である『Everyday People』と『Star Star』は別の意味でも注目の曲であり、オリジナル版とは違った味わいがある。(名曲だからこそ、スタイルが変わっても名曲であるということでもある。)

サウンドの方はブレイクした前作から変わることなく、シンプルでストレートなロックである。(彼女のスタイルはRUNAWAYS時代から変わらずにロックの世界を突き進んでいる。)「シンプル・イズ・ベスト」という言葉があるが、シンプルだからこそ濃縮されたものが詰まっているということで、時々聴きたくなるサウンドでもある。(但し、続けて聴いていると直ぐに飽きてしまうが、間が空くと再び聴きたくなるという不思議な魅力がある。)

'70'sのRUNAWAYS時代があって、前作のヒット、そして本作という流は、'80'sにガールズ・バンドを台頭させることになり、彼女のカリスマ性と共に女性ロッカーとしては絶大な存在になっている彼女の脂の乗っていた時期の作品であるだけに、しっかりと聴いておきましょう!!

 

Album

Album

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Blackheart / Pgd
  • 発売日: 1998/09/01
  • メディア: CD

アルバム(紙)

アルバム(紙)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • 発売日: 2003/09/22
  • メディア: CD

↓次作(4th.アルバム)とのセット(2枚組のだ「2 in 1」では無いですが...)

Album/Glorious Results of a Misspent Youth

Album/Glorious Results of a Misspent Youth

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Blackheart
  • 発売日: 2007/03/13
  • メディア: CD


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ケータイ刑事銭形零5話[裏ネタ編]PART 3 [ケータイ刑事]

銭形零」の第5話「さよなら、アンドリウ ~キラークイーン殺人事件」の裏ネタ編・増補の2回目となる今回は、冒頭の物語の説明の所で出てきた「現実」について、「虚構」について、「複雑」について、「目を凝らす」について、この物語が初登場となった「Q.E.D.」について、ちゃんが口にした「帰納法」について記します。

また、この物語について過去に記した記事(BS-i(当時)の再放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。(この物語についての過去に記した裏ネタ編は2008/2/14日付です。)

現実」:現に事実としてあること、またはそのもの、その状態のことである。実際に存在する物事のことでもある。反対語は、事実ではないものであって「虚構」「フィクション」などと言う。

英語では「Reality」、ドイツ語では「Realität」、フランス語では「Réalité」、イタリア語では「Realtà」、スペイン語では「Realidad」、オランダ語では「Werkelijkheid」、ポルトガル語では「Realidade」と言う。

また、哲学の世界では、アメリカ英語では「Actuality」(イギリス英語では「Reality」)、ドイツ語では「Wirklichkeit」と言って、理想に対するものとしての現実のことを指して言う。

虚構」:事実ではないことを事実らしく仕組んだもののこと、作り事のこと、架空のもののことである。「フィクション」と言う言い方もある。(「現実」の対になる言葉でもある。)

ニュース映画や何らかの記録を記した書物などでは現実のものを映像として記録したもの(一般的に「ドキュメンタリー」と言う。)があるが、それ以外の映画、ドラマ、小説、舞台劇などは全て「フィクション」であって、現実の者ではなくて作られたものである。(常識である。)それを逆手にとって、「現実と虚構が入り交じった…」とこの物語の冒頭で語っているが、こういう所は「ケー刑事」らしいところでもある。(実際、部分的には現実のことをネタに取り入れていますから...)

英語とフランス語では「Fiction」、ドイツ語では「Fiktion」、スペイン語では「Ficción」、オランダ語では「Fictie」、ポルトガル語では「Ficção」と言う。

尚、何かと問題になるのが「捏造」であるが、これも事実ではないことをでっちあげて事実のように語ることであり、「虚構」に含まれることになる。

複雑」:物事の関係や事情などが重なり合って入り組んでいること、物事が込み入っていること、面倒な状態になっていること、分かりにくい状態になっていることである。尚、反対語は「単純」と「簡単」である。更に、怪しくなっている場合には「複雑怪奇」という言い方もある。また、英語では「Complex」と言う。

目を凝らす」:よく見ようとしてじっと見つめること、視線を固定させて見ること、という2つの意味がある。(どちらにしても、「よく見ること」ですが...)慣用句として「暗闇で目を凝らす」と言う言い方があるが、これは何も見えないので、じっとしてよく見る、ということである。英語でも「暗闇に目を凝らす」という言い方は慣用句になっていて「Peer into the Darkness」と言うが、「Peer into」と言う言い方が「目を凝らす」という意味である。

Q.E.D.」:ラテン語の「Quod Erat Demonstrandum」の頭文字を取ったものであって、意味は「かく示された」である。そのため、数学の証明の終わりや、論証の末尾にこれを記して、その説明が終了したことを示している。(映画では「完」「劇終」「THE END」「Fin」などが表示されることがあるが、それの数学版とでも思っても良い。)

尚、数学の世界では、言語に関係なく証明の終わりに「Q.E.D.」と記すことが定着しているので、「Q.E.D.」というのが世界共通になっている。(中国語や韓国語の用にアルファベットを使わない言語であっても、数学の証明の終わった所にその国の言語とは違っていても「Q.E.D.」と記すのが一般的になっている。→「答え」も同様に「Ans.」と記すのと同じであって、四則演算記号や等号、不等号などと同様に、数学記号と言うことが出来る。)但し、「Q.E.D.」は共通語になっているものの、これ以外の記号を記すことで同じ意味(=「証明終了」)を表すこともあるので、数学の世界でも誰もが使っているものとは限らない。

事件の謎を解いて、それを証明する説明の終わりの部分に「Q.E.D.」と口にするのは、如何にも数学が得意な零ちゃんらしいところであって、実に上手いところですね。

また、「Q.E.D.証明終了」という漫画作品(1997年から現在も続いている。)があって、2009年にはNHKでドラマ化もされている。(但し、心臓ペースメーカーのことで、後に謝罪に発展するという事態があったことで、悪評の立った作品として知られることになってしまった。)この作品のタイトルは文字通り「証明終了」を意味する「Q.E.D.」から採られているのは言うまでもない。

帰納法」:推理を行う際に一般的に行われる手法の1つであって、個々の具体的な事実から一般的な命題や法則を導き出す科学的な研究方法のことである。但し、帰納法によって導き出された結論は、前提が真であってもそれが真とは限らない。(演繹法を用いた場合は、前提が真であれば結論も真になる。)

科学的な手法には演繹法と帰納法とがあるが、帰納法とは演繹法に対する概念でもある。歴史は古く、この方法はソクラテスが発見し、アリストテレスがそれを発展させたという歴史がある。更に、スコラ哲学で発達し、フランシス・ベーコンが現在の形として整え、ジョン・スチュアート・ミルによって大成することになった。(イギリスの哲学者、経済学者たちが発展させてきた。)それまでは「経験論の論理的方法論」とも呼ばれていたものである。

この物語でちゃんが(「最もベーシックな数学的帰納法を…」と)口にしているが、難しく言わなくてもこの方法は論理的な思考をする場合には無意識の内に使っていることも多い手法でもある。

尚、英語とフランス語では「Induction」(但し、発音は異なる)、ドイツ語では「Induktion」、イタリア語では「Induzione」、スペイン語とポルトガル語では「Indutivo」(但し、発音は異なる)、オランダ語では「Inductie」と言う。

 

ケータイ刑事 銭形零 DVD-BOX I

ケータイ刑事 銭形零 DVD-BOX I

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • メディア: DVD

現実入門―ほんとにみんなこんなことを? (光文社文庫)

現実入門―ほんとにみんなこんなことを? (光文社文庫)

  • 作者: 穂村 弘
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2009/02
  • メディア: 文庫

思考は現実化する―アクション・マニュアル、索引つき

思考は現実化する―アクション・マニュアル、索引つき

  • 作者: ナポレオン ヒル
  • 出版社/メーカー: きこ書房
  • 発売日: 1999/04
  • メディア: 単行本

松本清張の現実(リアル)と虚構(フィクション)―あなたは清張の意図にどこまで気づいているか (B選書)

松本清張の現実(リアル)と虚構(フィクション)―あなたは清張の意図にどこまで気づいているか (B選書)

  • 作者: 仲正 昌樹
  • 出版社/メーカー: ビジネス社
  • 発売日: 2006/02
  • メディア: 単行本

ミュリエル・スパークの世界―現実・虚構・夢

ミュリエル・スパークの世界―現実・虚構・夢

  • 作者: 永田 美喜子
  • 出版社/メーカー: 彩流社
  • 発売日: 1999/06
  • メディア: 単行本

資本と知識と経営者―虚構から現実へ (創成社新書)

資本と知識と経営者―虚構から現実へ (創成社新書)

  • 作者: 亀川 雅人
  • 出版社/メーカー: 創成社
  • 発売日: 2006/09
  • メディア: 新書

単純な脳、複雑な「私」

単純な脳、複雑な「私」

  • 作者: 池谷裕二
  • 出版社/メーカー: 朝日出版社
  • 発売日: 2009/05/08
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

Q.E.D.証明終了(37) (月刊マガジンコミックス)

Q.E.D.証明終了(37) (月刊マガジンコミックス)

  • 作者: 加藤 元浩
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2010/10/15
  • メディア: コミック

Q.E.D.証明終了(1) (月刊マガジンコミックス)

Q.E.D.証明終了(1) (月刊マガジンコミックス)

  • 作者: 加藤 元浩
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1998/12/14
  • メディア: コミック

NHK TVドラマ「Q.E.D.証明終了」BOX [DVD]

NHK TVドラマ「Q.E.D.証明終了」BOX [DVD]

  • 出版社/メーカー: アップフロントワークス(ゼティマ)
  • メディア: DVD

Q.E..D. 証明が生みだす美の世界 ピュタゴラスブックス (ピュタゴラス・ブックス)

Q.E..D. 証明が生みだす美の世界 ピュタゴラスブックス (ピュタゴラス・ブックス)

  • 作者: バーカード・ポルスター
  • 出版社/メーカー: ランダムハウス講談社
  • 発売日: 2005/11/16
  • メディア: 単行本

インド人の論理学―問答法から帰納法へ (中公新書)

インド人の論理学―問答法から帰納法へ (中公新書)

  • 作者: 桂 紹隆
  • 出版社/メーカー: 中央公論社
  • 発売日: 1998/10
  • メディア: 新書

イギリス経済学における方法論の展開―演繹法と帰納法

イギリス経済学における方法論の展開―演繹法と帰納法

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 昭和堂
  • 発売日: 2010/07
  • メディア: 単行本

数学と新しい論理―数学的帰納法をめぐって

数学と新しい論理―数学的帰納法をめぐって

  • 作者: 本橋 信義
  • 出版社/メーカー: 遊星社
  • 発売日: 2002/03
  • メディア: 単行本


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「SILENT NIGHT, DEADLY NIGHT 5: THE TOY MAKER」 [映画(洋画)]

表題の作品は1991年のアメリカ映画「キラー・ホビー/オモチャが殺しにやって来る」である。日本では殆ど知られていないホラー・シリーズであって全5作が製作された「Silent Night, Deadly Night」シリーズの最終作である。(クリスマスの時期を舞台にしたホラー・シリーズである。→最近の日本では、クリスマスというとホラーとは無縁の楽しい日というようになっているだけに...)子供たちにとっては一年で最も楽しい一日であるクリスマスに絡めたホラーと言うことで、色々と面白い所があるんですがね..

作品データを記しておくと、時間は90分、監督はマーティン・キトローザー、脚本はマーティン・キトローザーとブライアン・ユズナの2人、撮影はジェームズ・マザーズ、特殊メイクはスクリーミング・マッド・ジョージ、音楽はマシュー・ムースである。そして出演は、ジェーン・ヒギンソン、トレイシー・フレイム、ブライアン・ブレマー、ウィリアム・ソーン、ニース・ハンター、ミッキー・ルーニー、ジェリー・ブラック、クリント・ハワード、たちである。

クリスマスが迫ったある夜、外に人の気配を感じたデレクは玄関を開けた。誰もいなかったが、そこには「クリスマスまで開けないで」というメッセージと共にプレゼントが置いてあった。で、その箱を持って扉を閉めた。しかしデレクはクリスマスまで待ちきれず、メッセージの言葉を無視して箱を開けようとした。それを父・トムが止めて、デレクを部屋に追い払ったが、箱の中西言っていたサンタの人形の形相が変わり、それから恐ろしいことが始まった。なんと、トムはサンタの人形に襲われ、殺されてしまったのだった。父が玩具に殺されたことから、デレクは玩具を嫌いになるが、恐ろしいことはそれで終わることが無くて...

物語としたら特にこれというものがある訳ではなく、普通のホラー作品である。そう言うこともあって、本作は日本では劇場未公開であった。(しかし、そんな作品でもLDではリリースされていた。尚、現時点ではDVD化はされていない。)クリスマスという子供にとっては楽しい日となるのが本来の姿であるが、そこに悲劇が起こるというアイデアはアメリカらしいものであるが、日本では受け入れられにくいのでしょうね...

尚、本作の特殊メイクはスクリーミング・マッド・ジョージが担当していると言うことで、マニア度は高い作品である。

 

↓ビデオです。

キラー・ホビー~オモチャが殺しにやって来 [VHS]

  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • メディア: VHS

Silent Night, Deadly Night 5: The Toy Maker [VHS] [Import]

  • 出版社/メーカー: Avid Home Entertainment
  • メディア: VHS

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JETHRO TULL『THIS WAS』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1968年に発表された彼らのデビュー・アルバムである。(邦題が「日曜日の印象」と付けられていたが、当時はなかなか味のある邦題が付けられていたものと感心するところでもある。)I・アンダーソンが現在もずっと率いていて、ボーカルを採っているのは現在も変わらないものの、サウンドの方は別バンドと言ってよいほどの変化が見られる。特に、デビュー・アルバムはブルース・ロック・アルバムであって、彼らの代名詞である「プログレ」という要素は無い。更に、ブルースだけではなくジャズのテイストも感じさせているアルバムである。(後の彼らのサウンドとは完全に違っている。)尚、こういうサウンドは本作が彼らのアルバムの中でも唯一であるだけに、ある意味ではとても貴重なアルバムでもある。

ちなみに、本アルバムは、彼らの本国イギリスでは最高位10位を記録するヒットとなり、アメリカではBillboardで最高位62位を記録している。(但し、アメリカでは1969年になってからのリリースであった。)また、2008年には本アルバムの40周年を記念して、2枚組の「COLLECTORS EDITION」がリリースされている。(オリジナルのリマスター、ステレオ・ミックス、モノ・ミックスなどと追加音源という内容である。)

収録曲は以下の全10曲である。『My Sunday Feeling』『Some Day The Sun Won't Shine For You』『Beggar's Farm』『Move On Alone』『Serenade To A Cuckoo』『Dharma For One』『It's Breaking Me Up』『Cat's Squirrel』『A Song For Jeffrey』『Round』。

この中からシングル・カットされたのは『A Song For Jeffrey』であるが、この曲は彼らの2nd.シングルである。(1st.シングルの『Sunshine Day』はアルバム未収録曲としてリリースされた。)しかし、本国イギリスをはじめ、アメリカでもチャートインを果たしていない。

お薦め曲は、シングル曲の『A Song For Jeffrey』と、『My Sunday Feeling』『Some Day The Sun Won't Shine For You』『Move On Alone』『Round』という所をピックアップしておく。

後の彼らのサウンドに馴染みがある方にとっては、サウンドが全く違っているので戸惑いがあるのも納得出来る所であるが、本アルバムにはM・エイブラハムズがメンバーとして加わっていたことが大きい。(本作のみで脱退した。)そのミックとイアンとの融合が生み出した芸術と言って良いのが本作である。よって、バンド名のことを忘れて、ブルース・ロックのアルバムという認識で楽しむべきである。また、プログレはどうもという方でも、ブルース系ロックがお好きな方は、やはりバンド名のことを歩擦れて聴いてもらいたいアルバムでもある。

日本では余り名前が通っていないバンドであるが、英米では十二分の実績のあるバンドでもあって、職人技のあるバンドでもある。日本でももっと評価されても良いバンドの一つでもあるだけに、まずは聴いて欲しいと思うアルバムの一つである。

 

This Was

This Was

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Capitol
  • 発売日: 2001/08/17
  • メディア: CD

This Was 日曜日の印象

This Was 日曜日の印象

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Caroline
  • 発売日: 2008/08/05
  • メディア: CD

日曜日の印象 (紙ジャケット仕様)

日曜日の印象 (紙ジャケット仕様)

  • アーティスト: ジェスロ・タル
  • 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2001/10/31
  • メディア: CD

↓2枚組のコレクター・エディションはこちら

This Was

This Was

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: EMI
  • 発売日: 2008/03/21
  • メディア: CD


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「ケータイ刑事」と「007」の驚くべき類似点(その183) [ケータイ刑事]

今回のテーマは「厨房での死闘」です。(一応、何らかのことが怒っていると言うことで、厨房を舞台とした料理対決などはここでは除外します。)で、取り上げる物語は「ケータイ刑事」からは「・5話」、「007」からは「リビング・デイライツ」です。

ケータイ刑事」:「・5話」。「消えた凶器の謎 ~チューボーですよ殺人事件」という物語である。「ケータイ刑事」初期の物語であって、ちゃんと五代さんが一緒に事件現場にやってくるのではなく、誕生日ケーキを買いに来た五代さんが事件を発見したということで、そこにちゃんがやってきて捜査を開始するという展開の物語である。(当時は珍しい形ではなかったが、現在ではこういう形の物語は珍しいということになる。)

ちゃんの誕生日ケーキを買いに来た五代さんがたまたま入った店がビストロ・オリーブだった。そして、そこで殺人事件に遭遇したのだった。被害者は店主の小田良久であり、厨房で殺されていた。凶器は刃渡り20cm程度の鋭利な刃物であったが、その凶器は現場から発見されなかった。

そんな所にちゃんがやってきて、捜査を開始しようとするが、五代さんは、容疑者は既に3人(被害者の妻、妹、従業員のフランス人シェフ)に絞られており、凶器の発見も時間の問題として、殆ど事件が解決したような気になっていた。しかし、ちゃんは3人の容疑者に話を聞くことにして捜査を開始した。

被害者の妻と妹にはそれぞれ動機があり、シェフは訳の分からないことを言うだけだった。しかし、そのシェフの言葉である「うちのシチュー、うまいよ」「塩がない」「納豆いりません」という訳の分からない言葉の本当の意味に気づいたちゃんは閃き、「謎は解けたよ、ワトソンくん」

被害者の妻が、厨房にあったシチュー鍋の中身を捨てようとする。そこに愛ちゃんと五代さんが待ったをかけた。五代さんは証拠を捨てようとしているとして、犯人は妻と決めたが、ちゃんは「犯人はこっち」と言って、被害者の妹を捕らえた。実際、犯人は被害者の妹のマリだった。(「小田マリ」と言う名前になるが、字を変えると「お黙り」になるという遊びがあるのが「ケータイ刑事」らしいところである。)父は店の全てを兄に任せ、妹には後継者としての眼中になかった。しかし父の残した店の味を守りたいと思っていた妹は、店をやっていく気がなく、再開発で立ち退けば一生遊んで暮らせる金が入るということで店を売ることしか考えていなかった兄が許せなく、兄嫁に疑いが掛かるように兄を殺害し、店を守っていこうと考えたのだった。

で、兄が厨房に一人でいるというチャンスを逃さず、飴細工に使う飴で作ったナイフを使い、兄を背後から襲って殺害した。そして凶器のナイフを側で煮ていたシチュー鍋の中に素早く入れ、凶器を解かすことで消したのだった。(フランス人シェフの言葉は「うちのシチュー、甘いよ」「塩辛い」「納得いかない」と言おうとしていたのだった。)で、発見者を装って悲鳴を上げた。で、五代さんが飛んできたのだった。

また、兄嫁は妹を庇おうとして、シチューを捨てようとしたことが分かり、兄嫁は妹のシチューの味が嫌いではなかった、と言うと、帰ってくるのを待っている、と言い、仲直りをしたのだった。

007」:「リビング・デイライツ」。1987年のシリーズ第15作であって、4代目ボンドのデビュー作である。過去に2度のボンド候補になったことのあるT・ダルトンが満を持してボンドを襲名したと言うことになって、ヒットを記録した作品である。故・ダイアナ元妃は彼のボンドを「最も原作のイメージに近い」と言って絶賛したことでも知られる。

亡命したコスコフ将軍を匿っているイギリスMI-6の隠れ家を襲って、コスコフ将軍奪還作戦が行われる。(実際はこれもコスコフ将軍の書いたシナリオどおりでありましたが...)KGBの殺し屋ネクロスが牛乳配達夫を装って隠れ家にやってくる。いつもの配達夫は風ということで、ボディ・チェックを受け、パスすると、厨房に向かう。で、厨房に牛乳を届けるふりをして、厨房にいるMI-6の警備員を襲った。が、単なる警備員ではないため、一瞬で殺られることなく、抵抗する。ということで、厨房が2人の争いの場となる。

側には鍋が火に掛けられていて、お湯が沸いていたり、コンロも熱くなっている。そんな所で争う2人は、棚にある食器を投げたり、湧いているお湯を相手にぶっかけようとしたりしている。最終的にはネクロスがヘッドホンのコードで警備員にとどめを刺す形になった。

警備員を倒すと、ネクロスは他の警備員からの無線に対して「ガス漏れが発生した」と報告し、近づかないように注意をして、爆弾を投げた。で、爆発が起こると「ガス爆発だ」「全員退避しろ」と命じる。無線を受けた警備員は直ちに「ガス漏れ」ということで退避命令を出した。ということで、隠れ家の警備は簡単に手薄なものになってしまった。

退避命令が出る中、ネクロスはコスコフ将軍の居場所に現れ、警備員たちを倒していき、爆弾を爆発させると「ガス漏れ」と言うことを無線で強調していき、負傷者を搬送するヘリにコスコフ将軍を乗せて、奪い去っていった。

共通点は厨房で人が殺されているということその場では煮立っている鍋があったということ(「ケータイ刑事」ではシチューが作られていて、「007」ではお湯が沸かされていた。)、そして飲食物に関係する凶器(「ケータイ刑事」では飴で作られたナイフ、「007」では牛乳瓶を装った爆弾)が使用されているということである。

一方、相違点としては、「ケータイ刑事」では背後から襲ったために特に2人がもみ合うというようなことにはならず、厨房が荒らされること無く殺人が行われたが、「007」では激しいもみ合いが行われ、厨房で調理していたものだけでなく、棚をはじめとして周囲が荒らされる形での争いになっているということである。

次回からはこの連載が15クール(=3年7ヶ月)目に突入です。で、「ケータイ刑事」からはまたまた劇場版を取れ挙げる予定です。何が登場するかお楽しみに。

 

ケータイ刑事 銭形愛 DVD-BOX

ケータイ刑事 銭形愛 DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • メディア: DVD

リビング・デイライツ (アルティメット・エディション) [DVD]

リビング・デイライツ (アルティメット・エディション) [DVD]

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • メディア: DVD
リビング・デイライツ (デジタルリマスター・バージョン) [DVD]

リビング・デイライツ (デジタルリマスター・バージョン) [DVD]

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • メディア: DVD

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「SLEEPERS」 [映画(洋画)]

表題の作品は1996年のアメリカ映画「スリーパーズ」である。1973年に「SLEEPER」というタイトルの作品(本作は複数形になっているが、単数形になったタイトルである。)があるが、その続編ではなく、全く関係ない別作品である。また、本作はアメリカではフィクションかノンフィクションなのかと論争になったことでも白けている作品である。

作品データを記しておくと、時間は147分、原作はロレンツォ・カルカテラ、監督と脚本はバリー・レヴィンソン、撮影はミヒャエル・バルハウス、美術はティム・ガルヴィン、音楽はジョン・ウィリアムスである。そして出演は、ジェイソン・パトリック、ブラッド・ピット、ロン・エルダード、ビリー・クラダップ、ロバート・デ・ニーロ、ダスティン・ホフマン、ケヴィン・ベーコン、ヴィットリオ・ガスマン、ミニー・ドライヴァー、ジョー・ペリノ、ブラッド・レンフロー、ジェフリー・ウィグダー、ジョナサン・タッカー、ブルーノ・カービイ、ユージン・バード、メアリー・B・マッキャン、レニー・ロフティン、テリー・キニー、フランク・メドラノ、ピーター・アペル、ジェフリー・ドノヴァン、ダッシュ・ミホク、アイダ・タートゥーロ、ジョー・ユーラ、トム・シニョレッリ、ジョン・スラッテリー、たちである。

1960年代のニューヨーク・ヘルズ・キッチンと呼ばれるスラム街には、マイケルをリーダー格として、ジョン、シェイクス、トミーの4人はいつも一緒に暮らしていた。そして時にはこの街のボスであるキング・ベニーから小遣い稼ぎの仕事をさせてもらっていた。そんな彼らだったが、1967年に大きな転機がやってきた。ちょっとした悪戯のつもりで、4人はホットドッグ屋の屋台を隠そうとしたが、この時に運び込んだ地下鉄の入口で手を滑らせてしまい、屋台を階段から落としてしまった。そして通りがかった紳士に重傷を負わせてしまったのだった。で、4人は少年院に収容されることになった。

4人はウィルキンソン少年院に収容されたが、そこには班長のノークスをはじめ、残忍でサディスティックな看守たちがいた。昼は見せしめのためと称して暴行を加えられ、夜は看守たちの欲望のはけ口としてレイプされるという日々が続くことになる。そしてそれは出所するまで毎日続き、4人の心に大きな傷となった。

それから10年が流れ、大人になった4人だったが、彼らの心に残った傷跡は大きかった。ジョンとトミーはやくざになっていたが、ある日、偶然にも落ちぶれたノークスの姿を発見した。するとかつて受けた暴行から、衝動的にノークスを殺害してしまった。で、2人は逮捕され、裁判となる。が、その裁判の検察側の担当者は、地方検事となっていたマイケルだった。また、マイケルは新聞記者見習いとなっていたシェイクスと連絡を取り、この裁判を利用して当時の看守たちに復讐することを考えていたのだった。マイケルがその筋書きを作、シェイクスはそれを実行する弁護士を探し、かつて彼らが世話になったキング・ベニーに相談したシェイクスは、スナイダーというアル中の弁護士を脅して担当させることにした。シェイクスは検察側の証人を幼馴染みのキャロルに協力して貰って崩していく。しかし、残り2人への切り崩し工作は失敗した。逆転の作戦として、ジョンとトミーに事件当日にニセのアリバイを作り、ボビー神父に証言してくれるように頼むが、神父はそれを拒んだ。するとシェイクスは少年院時代に受けた過酷な体験を初めて口にした。で、あとは神父の判断に委ねた。裁判では、マイケルの筋書き通りに事が運んでいって、かつての看守たちに復讐を果たすことに成功する。こうして少年院での看守の行いがあからさまになった。そして最終弁論でボビー神父は証言台で、当日はジョンとトミーと一緒にいたと証言した。で、裁判ではジョンとトミーに無罪判決が出た。それから暫くして、4人にキャロルが加わって無罪を勝ち取ったことを祝ったが、5人が揃ったのはそれが最後となってしまい...

キャストが豪華であるが、物語は暗くて重い状態で進んで行く。それだけに2時間半はちょっと長いと感じてしまうが、裁判に入ってからは宋でもないので、何とか耐えられるところである。

少年時代には誰もが持っているちょっとした悪戯心が4人の人生を狂わせてしまい、少年院で受けたことがトラウマになって、という展開は目新しいものではないが、偶然が偶然を呼んで物語が進んで行く所に運命的なところを感じるものである。また、復讐を果たそうと考えるところがアメリカらしいところであるが、その復讐を暴力を使ったものではなくて裁判を使ってというところは面白い所である。(ある意味では現代っぽいところでもある。)ただ、部分的にはちょっと都合がよすぎると感じてしまうところがあるのが...

尚、現在では、本作は実話を元にしたものであるが、部分的には脚色されている、とされているので、そう思うと「なるほど」と納得出来てしまう。とは言っても「事実は小説よりも奇なり」という言葉があるが、その言葉の意味が分かる作品でもある。

 

スリーパーズ [DVD]

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  • 出版社/メーカー: 日本ヘラルド映画(PCH)
  • メディア: DVD


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JONI MITCHELL『CLOUDS』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1969年に発表された彼女の2nd.アルバムであって、彼女がブレイクすることになったアルバムでもある。カナダ出身の彼女がトロントで音楽活動を始め、更にニューヨークにやってきて本格的にデビューをした前年から、アーティストとしての才能を知らしめることになり、来るべき'70'sに大きく花開くことになった記念すべきアルバムである。尚、本アルバムはカナダでは最高位22位、アメリカではBillboardで最高位31位を記録している。

収録曲は以下の全10曲である。『Tin Angel』『Chelsea Morning』『I Don't Know Where I Stand』『That Song About The Midway』『Roses Blue』『The Gallery』『I Think I Understand』『Songs To Aging Children Come』『The Fiddle And The Drum』『Both Sides, Now』。

この中からシングル・カットされたのは『Chelsea Morning』であるが、アメリカだけでなく本国カナダでもチャートインは記録していない。(1970年の次のアルバムからのシングル『Big Yellow Taxi』が彼女のシングル曲の初めてのチャートインを記録する曲となる。)

お薦め曲はシングル曲の『Chelsea Morning』と、『Tin Angel』『Roses Blue』『The Fiddle And The Drum』『Both Sides, Now』という所をピックアップしておく。

彼女は本アルバムでブレイクしたとはいうものの、本アルバムからはシングル・ヒットが生まれていないので、本アルバムの収録曲は意外と知られていない。(隠れた名曲と呼ばれている曲が多い。)彼女の曲を色々と聴いている方にとっては、そういう所は常識となっているが、そうでない方にはトリビア的なところでもあって、面白い所でもある。

サウンドの方はアコースティック・ギターを中心とした弾き語りと言ってものであるため、派手な所は無いが、じっくりと聴き入ることの出来るアルバムである。

フォークがお好きな方であれば聴いていて当然のアルバムであるが、これからフォークを聴こうという方にもしっかりと聴いておいて貰いたいアルバムの1つである。

 

Clouds

Clouds

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Warner Bros / Wea
  • 発売日: 1994/05/26
  • メディア: CD

青春の光と影

青春の光と影

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2006/09/27
  • メディア: CD
青春の光と影(SHM-CD)

青春の光と影(SHM-CD)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2009/08/26
  • メディア: CD

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古代少女隊ドグーンV#8 [特撮]

今回は着ぐるみ色の強い妖怪が登場したということで、遊んでいるというが伝わってきたが、物語としては今一つ消化不良でした。それにしても、5人もいたら、誰かが空気になるのは予想した通りであるが、今回は主役となるドジちゃん、そして翔太までもが空気化してしまい、一人気を吐いていて目立っているドロちゃんと今回の主役のドカちゃん以外のレギュラー・キャラは完全に開店休業ということで、キャラクターの扱い方がダメでした。ちなみに、今回のような内容だったら、完全にいるのかどうか分からない「その他」の見習妖怪ハンターはいなくても気づかれないかも...

また、今回も風刺という部分もしっかりとでているのは良いのだが、劇中でドカちゃんがやったことは完全に犯罪行為であるだけに、ストーリーの展開には色々と問題がありましたね。(最低でも、ドグちゃん先生のお仕置きぐらいは与えないと...)

ということで、今回は、物語としては楽しめるのだが、内容的には色々と問題有りということで、改めて手を入れて貰いたい物語でした。ただ、深夜枠での放送だから、多少は甘く見られる所はあるのだろうが、放送時間帯によっては、某団体からクレームが殺到してもおかしくない内容ということで、「問題作」でしたね。

大きな箱を2人の男が運んでいる。それが地面に置かれると、蓋が開き、中からゴリラのような化け物が現れて炎のような叫び声を上げた。で、運んでいた2人はゴリラのようになってしまい、怪物は逃走した。

ドロちゃんが気合いを入れてテッポウ(相撲)の特訓をしている。が、それについて行けないドカちゃんは切れてしまい、ドロちゃんと対立し、家出をしてしまった。(バナナを忘れて取りに戻ってから出ていった。)で、公園でバナナを食べていたら、怪物が現れ、話している内に仲良くなった。その怪物に「ドカちん」と名付けたドカちゃん。ドカちんは、アフリカから日本に連れてこられたということで、故郷に帰りたいという思いに満ちていた。それをくみ取ったドカちゃんは、ドカちんをアフリカに返してやろうと思い、そのためにはお金が必要と言うことで、色々とお金稼ぐことを始めた。(大道芸でお金を得ようとするのは問題ないが、ドカちんと組んで、強盗紛いのことまでしていて...)

被害者が続出したことで、ニュースでも取り上げられ、「WANTED」という指名手配書が商店街に張られるドカちゃん。が、ある程度の小銭は集めていて、瓶にそれを入れていた。

一方、テレビで取り上げられているということで、ドジちゃんたちも心配でならない。が、ドロちゃんはもっと心配していて、一人でドカちゃんを捜しに出る。ドロちゃんの性格を分かっているドグちゃんはドジちゃんにアドバイスをして、ドジちゃんたちもドカちゃんを捜しに出た。また、シャシャ爺が妖怪検索をすると、それは妖怪ドカコングだということが分かった。

ドカちゃんは廃工場に隠れていたが、食べ物を手に入れてくると言って出ていく。そこにドロちゃんがやってきた。妖怪と言うことで退治しようとする。更にドジちゃんたちも現れるが、ドカちんは抵抗する。で、天井が崩れ落ちて、ドロちゃんがその下敷きになる。ドカちゃんはドロちゃんを助けようとするが、瓦礫が重くて持ち上がらない。それを見たドカちんが力を貸して、ドロちゃんを助け出した。

自分を退治しに来た者を助けたことになったドカちん。ドカちゃんはドジちゃんに、泣きながらドキドキウェーブを要求した。で、「行きますよ~」で変身したドジちゃんが「ドキドキウェーブ!」そして妖怪ドカコングは退治された。が、いつものように気持ちよさそうに「胸一杯!」と言うことは出来なかったドジちゃん。ドカちゃんはドカちんのことを思って号泣していた。

家に戻った一同、相変わらずのドロちゃんだったが、ドカちゃんは1人で川辺にやってきて、瓶の中にドカちんとの思い出のスカーフを入れて、それを川に流した。「川は海に繋がっている、海は世界中に繋がっている、必ず帰れる」と言うと、ドカちんのように優しい妖怪ばかりではないので、ドカちゃんは妖怪ハンターになることを改めて誓っていた。

物語としては悪くないのだが、たった一ヶ所の汚点(ドカちゃんが悪いことをしていた所)によって全てのプラス部分が否定されてしまうことになったたげに、実に残念な物語でした。もう少し練って、問題点と指摘した所を別の方法にしたら、ドカちゃんの優しさがより描けただけに...

また、もみあげ、一本眉毛といったビジュアルに頼った小ネタが宙に浮いてしまうことになって、今回の物語の練り方が不十分だったということを露呈することになってのも残念でした。→今回もKJ脚本だったが、今回は「ハズレ」でした。

はっきり言って、「ドグちゃん」と比べて人数が増えたことが、ここまでは完全に裏目に出ていて、(ビジュアル的なお楽しみはアップしているが、)物語の面白さは半減している。しかも、物語が進むにつれてますますつまらなくなっている。残り4話が不安になってきました。同時に、KJ脚本でも今回のような詰めの甘さが目立った物語があると、「銭形結」でもKJ脚本の物語が登場するでしょうが、不安要素ばかりが増えるだけですね...

ラスト(次回予告の後)の「じゃんけん」は、ドカちゃんの登場で、「手(チョキ)チョキ」でした。

 

古代少女隊ドグーンV ドキドキBOX(仮)[期間限定版] [DVD]

  • 出版社/メーカー: キングレコード
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ケータイ刑事銭形雷16話[裏ネタ編]PART 6 [ケータイ刑事]

銭形雷」の第16話「推理王は誰だ? ~名探偵の助手殺人事件」の「裏ネタ編・増補」は今回限りとなります。で、色々と登場した事柄から、「バッチ」について、「ノギス」について、「膝掛け」について、「雑伎団」について、そして犯人特定の証拠になった「」について記します。

また、BS-iの本放送時に記した記事は2006/4/16付けで、MBSでの放送時に記した[改訂版]は「ここをクリック」(ここにはBS-i本放送時に記した記事へのリンクもあります。)してご覧下さい。

バッチ」:「バッジ」と言うこともある。(中には「『バッチ』というのは誤り」としている文献などがあるが、実際には「バッチ」という言い方でも浸透しているので、英語の「Badge」の訳語とすれば誤りと言うことになるが、和製英語として通用しているので、「『バッチ』というのは誤り」としている文献の方が誤っている。)

徽章、記章のことである。主に、衣服の襟の部分や胸部分に付けるものであって、これはその人の所属、階級、地位、資格/職位などを表しているものである。また、軍隊では肩の部分に付けることもある。(勲章などの意味もあって、襟元だけでは付けきれないということもある。)組織によってはこれが身分証にもなっていて、アメリカでは警察や保安官の身分証明を行うものになっている。そのため、「警察官の身分証」という意味もある。

特に同じ役割であるのだが、公的な組織が使用するものは基本的に「記章」と呼部ことが多く、役所などでは「記章」と言うが、私的な組織の場合は「バッチ/バッジ」と言うことの方が多いのが一般的である。→名探偵明智小五郎と行動する「少年探偵団」のメンバーが持っているBDバッジは会員証という側面もあり、また公的なものではないので「バッチ/バッジ」と言っている。

また、元々は記章としての役割であったものであるが、襟元などに付けることからファッションの一つにもなっているのが現状である。(この場合は、様々なデザインのものがある。)特に「缶バッジ」と呼ばれるものはその代表的なものになっている。

尚、英語、ドイツ語、フランス語、イタリア語では「Badge」(但し、発音はアクセントを含めて異なる。)、ポルトガル語では「Distintivo」と言う。

ノギス」:副尺付きの金属製の物差しであり、特に精度の高い測定が可能なものである。物体の長さを測るのは当然であるが、厚さ、深さ、円形のものの外径、内径、直径などを測ることが可能なものである。機械式のものあるが、測定精度は高く、0.1mm、または0.05mm単位での測定が可能であり、高精度なものであると0.02mm単位での測定が可能なものもある。尚、最近では測定値をデジタル表示することが可能な「デジタル・ノギス」と呼ばれるものが登場している。(精度は特に変わらないが、尺を読み取ることなく測定できる用になっている。)

名前の由来は、これを発明したポルトガルの数学者ペドロ・ヌネシュ(PEDRO NUNES、1492~1577年)のラテン名である「NONIUS」が訛ったものである。

尚、英語では「Vernier Calipers」、ドイツ語とオランダ語では「Nonius」(但し、発音は異なる)、フランス語では「Vernier」、イタリア語とスペイン語では「Nonio」(但し、発音は異なる)、ポルトガル語では「Nónio」、中国語では「游標卡尺」と言う。

機械系技術者や工作技術者であれば、誰でもでも使ったことがありますよね。(測定値を読み取るのが独特であり、慣れるまでは時間がかかることがあったが、デジタルノギスの登場で、職人的な所があったノギスが誰にでも使いやすくなったのは良いことであるが、職人的な世界がまた一つ消えてしまった様な気も...)

膝掛け」:膝や足が冷えないように、または保温のために用いられるものであって、膝の上に掛ける布や毛布のことである。

夏期には利用することがないが、冬季であれば誰でもが使いたいと思うものである。主に毛布や毛糸で編んだものなどが用いられるのが一般的である。また、1枚ものではなく、複数枚を重ねて用いるという利用方法も当然のことながらある。

英語では「Robe」と言う場合と「Wrap」と言う場合があるが、後者は足全体を包み込むようなものを指して言うのが一般的である。

雑伎団」:「雑伎」とは、(日本では)雑多な技芸のこと、民間で行われる技芸のことである。が、中国では記述、軽業などを含む曲芸のことを指す。で、中国の影響から、日本でも曲芸のことを指す場合もある。

で、「雑伎団」とは、中国では曲芸を興行として行う団体のことである。(特に、中国雑伎団や上海雑伎団の名前は広く知られている。)則ちこれは、日本では「サーカス(団)」と呼ばれる団体のことである。(日本でも団体によっては「○○雑伎団」という名前のサーカス団がある。)→世界中でサーカスは行われているが、それのことである。

尚、サーカスには特に決まりは無いのだが、(何故か)世界的に共通しているのは、動物を使った「動物曲芸」、空中でアクロバティックな曲芸を行う「空中曲芸」、ピエロなどの道化師が笑いを取る「道化芸」が基本的に含まれている所である。(それ以外には、バランスを見せる芸、ナイフ投げなどの業を見せる芸、人間ピラミッドなどのような纏まりを見せる芸などがある。)

」:生物学では、苔類に分類されるコケ植物の総称(世界では約8000種、日本では600種ほどが知られている。)という意味と、菌類と藻類の共生体である地衣類のことを指す場合がある。また、一般的には古木、湿地、岩石などの表面に自生する植物全体のことを言う。(植物学的には苔類や地衣類には含まれないものも、「苔」と呼ばれることがある。)

日本庭園ではお馴染みのものであって、苔が生えた石は日本庭園には書かすことの出来ないものとなっている。また、日本の国歌『君が代』の歌詞にも登場していることでも知られている。(出展は古今和歌集である。)

尚、英語では「Moss」「Lichen」と言い、俳句の世界では夏の季語とされている。

ちなみに「苔」という漢字は、生物学では「苔類」と記した場合は「たいるい」と読むので「たい」と読むことがあるが、「苔」と記した場合は「こけ」と読むのが一般的であるのだが、「すのり」と読む場合もある。(これは難読漢字として認識されていて、漢字の読みの問題で「苔」とあった場合は「すのり」と読むのが正解である。(「こけ」と読んでも間違いでは無いですけど...))

 

ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 2

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NewCanバッチgood!

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【缶バッチ5個セット】ロード・ランナー LOONEY TUNES

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Smile/スマイル《ブラック》1インチ缶バッジ

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サブカル『TARGET』缶バッジ

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  • 出版社/メーカー: シネマコレクション
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ロック『チェ・ゲバラ』缶バッジPOPART

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  • 出版社/メーカー: シネマコレクション
  • メディア: おもちゃ&ホビー
ロック缶バッジ『Punks Not Dead』

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クラフトツール 精密ノギス 74030

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コウデン ひざ掛け毛布KWS-H141

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サーカス! (世界傑作絵本シリーズ―アメリカの絵本)

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  • 作者: ピーター スピア
  • 出版社/メーカー: 福音館書店
  • 発売日: 1993/06/01
  • メディア: 単行本
サーカスに逢いたい―アートになったフランスサーカス

サーカスに逢いたい―アートになったフランスサーカス

  • 作者: 田中 未知子
  • 出版社/メーカー: 現代企画室
  • 発売日: 2009/05
  • メディア: 大型本
苔とあるく

苔とあるく

  • 作者: 蟲文庫店主 田中美穂
  • 出版社/メーカー: WAVE出版
  • 発売日: 2007/10/12
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
苔の話―小さな植物の知られざる生態 (中公新書)

苔の話―小さな植物の知られざる生態 (中公新書)

  • 作者: 秋山 弘之
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2004/10
  • メディア: 新書
苔園芸コツのコツ―苔玉・苔鉢盆栽・苔盆景・木付け・石付け・テラリウム・苔庭

苔園芸コツのコツ―苔玉・苔鉢盆栽・苔盆景・木付け・石付け・テラリウム・苔庭

  • 作者: 手塚 直人
  • 出版社/メーカー: 農山漁村文化協会
  • 発売日: 2003/04
  • メディア: 単行本
苔のむすまで

苔のむすまで

  • 作者: 杉本 博司
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2005/08/24
  • メディア: 単行本
ミニ盆栽と苔玉―失敗しない育て方 (別冊NHK趣味の園芸)

ミニ盆栽と苔玉―失敗しない育て方 (別冊NHK趣味の園芸)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
  • 発売日: 2004/01
  • メディア: 単行本
コケ (フィールド図鑑)

コケ (フィールド図鑑)

  • 作者: 井上 浩
  • 出版社/メーカー: 東海大学出版会
  • 発売日: 1986/12
  • メディア: ハードカバー

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