SSブログ

BS-TBSベストドラマ100#30・恋日・バージン・ロード [BS-TBS(BS-i)関連]

今回で一時中断となるはずの「ベストドラマ100」。「中断となるはず」と記したのは、この番組のナビで、丹羽Pが100本(確か102本と言っていた記憶がある。)を選んで放送すると言っていた言葉に従った場合である。(最近はそういう言葉も当てにならないので、このまま打ち切りということも十分あり得るでしょう。→そうなると「ベスト100」の名前が看板だけの偽りになってしまう。→それだけ信用を失っていて落ちぶれてきているということでもある。)それだけ場当たり的な番組編成と言われても仕方がない酷さである。

今回も「恋日」ということで、結局半分が「恋する日曜日」ということになったので、既に「ベストドラマ」と言っているのにも疑問符が付いていますがね...→こんなに「恋日」を放送するのなら、「恋する日曜日」の再放送をすべきである。(しかも、3rd.の再放送も途中で止まったままになっていますし...→「ベストドラマ100」の放送回数を考えると、「恋日・3rd.」の再放送を続けていたら、「3rd.」もとっくに終了となっているのですがね..)

今回の物語は「恋日・2nd.」の第9話であった「バージン・ロード」である。(それにしても「恋日・2nd.」は、9話までの内、6話が放送されている。これだけ選ばれるというのは、「恋日・2nd.」が内容の高い作品である証でもあるが、裏を返せば、他によい作品が少ないということにもなる。それに、いくら何でも偏りすぎである。)

主演の星野真里は、「恋日・1st.」の1&2話でも主演を務めているが、その時も結婚式をぶち壊すという役を演じている。その時とは展開は異なっているが、結末としては主人公のハッピーエンドということだけは同じである。(見終わった後で少しだけ幸せを感じられるハッピーエンドになるというのが「恋日」の基本であるので、この点は当然でしょうが...)

ナビゲーター・中江有里の話では、この物語が作られることになったネタについて触れていたこともあって、今回は意味のあったナビゲーターでした。→一応、評価される形で繋いでおかないと、再会したときにナビゲーターを外す/交代ということもあり得るでしょうし...

来週(12/4)からのこの枠は「ケータイ刑事 銭形結」である。それにしても、「銭形結・ナビ」もなく、物語の予告すら流れていないというのは、余りにも酷いですね。「ケータイ刑事」の名前があるのである程度はということもあるのだろうが、手を抜きすぎているとしか言いようがない。また、何も知らなければ、来週にこの時間で「ベストドラマ100」を見ようとしたら「銭形結」だったということになってしまうということもあるだろうし、少しは「銭形結」について触れておくべきである。まあ、それだけBS-TBSは酷くなってしまったということでもある。

ということで、ここのところは完全にチェックをしていなかったが、あの枠をチェックすることで「銭形結」の第1話の予告をゲットできれば良いんですが...(一応、宝積さんが出ることは分かっていますが...あとは、最近の丹羽Pがモー娘。に接近しているが、元モー娘。のある人がゲストと言うことも分かっている...)

 

恋する日曜日 ラブソング コレクション DVD BOX

恋する日曜日 ラブソング コレクション DVD BOX

  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • メディア: DVD

↓「バージン・ロード」はこれに収録されています。

恋する日曜日ラブソングコレクション魚  [レンタル落ち] [DVD]

恋する日曜日ラブソングコレクション魚 [レンタル落ち] [DVD]

  • 出版社/メーカー: Blowout Japan
  • メディア: DVD


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:テレビ

JOAN JETT & THE BLACKHEARTS『ALBUM』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1983ルンに発表された3rd.アルバムである。1981年の2ns.アルバム「I LOVE ROCK'N ROLL」が大ヒットを記録したことで、いきなり時の人となったJOAN JETTであるが、そこから2年ぶりの待望のアルバムということで期待されたアルバムである。アメリカでは前作での勢いが残っていたこともあって、'80'sのガールズ・バンドの台頭に影響を与えることになったが、イギリスでは既に下火になっていて、特にヒットとはならなかった。ちなみに、アメリカではBillboardのアルバム・チャートで最高位20位を記録したが、年間アルバム・チャートのTOP 100にはランクインしていない。また、イギリスではチャートインしていない。

収録曲は以下の全12曲である。『Fake Friends』『Handyman』『Everyday People』『A Hundred Feet Away』『Secret Love』『Star Star』『The French Song』『Tossin' & Turnin'』『Why Can't We Be Happy』『I Love Playing With Fire』『Coney Island Whitefish』『Had Enough』。

尚、1992年に再発されたものには以下の6曲がボーナス・トラックとして追加収録されている。『Nitetime』『Everyday People (Dance Mix)』『Wait For Me』『Who Can You Trust』『Scratch My Back』『Locked Groove』。

この中からシングル・カットされたのは3曲である。1st.シングルの『Everyday People』はBillboardで最高位37位を記録、2nd.シングルの『Fake Friends』は同チャートで最高位35位を記録しているが、3rd.シングルの『The French Song』はチャートインしていない。(カナダでは3曲のシングルの中で唯一チャートインを記録している。)

お薦め曲はシングル曲でもある『Fake Friends』と『Everyday People』、それ以外からは『Secret Love』『Star Star』『Coney Island Whitefish』というところをピックアップしておく。特にカヴァー曲である『Everyday People』と『Star Star』は別の意味でも注目の曲であり、オリジナル版とは違った味わいがある。(名曲だからこそ、スタイルが変わっても名曲であるということでもある。)

サウンドの方はブレイクした前作から変わることなく、シンプルでストレートなロックである。(彼女のスタイルはRUNAWAYS時代から変わらずにロックの世界を突き進んでいる。)「シンプル・イズ・ベスト」という言葉があるが、シンプルだからこそ濃縮されたものが詰まっているということで、時々聴きたくなるサウンドでもある。(但し、続けて聴いていると直ぐに飽きてしまうが、間が空くと再び聴きたくなるという不思議な魅力がある。)

'70'sのRUNAWAYS時代があって、前作のヒット、そして本作という流は、'80'sにガールズ・バンドを台頭させることになり、彼女のカリスマ性と共に女性ロッカーとしては絶大な存在になっている彼女の脂の乗っていた時期の作品であるだけに、しっかりと聴いておきましょう!!

 

Album

Album

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Blackheart / Pgd
  • 発売日: 1998/09/01
  • メディア: CD

アルバム(紙)

アルバム(紙)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • 発売日: 2003/09/22
  • メディア: CD

↓次作(4th.アルバム)とのセット(2枚組のだ「2 in 1」では無いですが...)

Album/Glorious Results of a Misspent Youth

Album/Glorious Results of a Misspent Youth

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Blackheart
  • 発売日: 2007/03/13
  • メディア: CD


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

ケータイ刑事銭形零5話[裏ネタ編]PART 3 [ケータイ刑事]

銭形零」の第5話「さよなら、アンドリウ ~キラークイーン殺人事件」の裏ネタ編・増補の2回目となる今回は、冒頭の物語の説明の所で出てきた「現実」について、「虚構」について、「複雑」について、「目を凝らす」について、この物語が初登場となった「Q.E.D.」について、ちゃんが口にした「帰納法」について記します。

また、この物語について過去に記した記事(BS-i(当時)の再放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。(この物語についての過去に記した裏ネタ編は2008/2/14日付です。)

現実」:現に事実としてあること、またはそのもの、その状態のことである。実際に存在する物事のことでもある。反対語は、事実ではないものであって「虚構」「フィクション」などと言う。

英語では「Reality」、ドイツ語では「Realität」、フランス語では「Réalité」、イタリア語では「Realtà」、スペイン語では「Realidad」、オランダ語では「Werkelijkheid」、ポルトガル語では「Realidade」と言う。

また、哲学の世界では、アメリカ英語では「Actuality」(イギリス英語では「Reality」)、ドイツ語では「Wirklichkeit」と言って、理想に対するものとしての現実のことを指して言う。

虚構」:事実ではないことを事実らしく仕組んだもののこと、作り事のこと、架空のもののことである。「フィクション」と言う言い方もある。(「現実」の対になる言葉でもある。)

ニュース映画や何らかの記録を記した書物などでは現実のものを映像として記録したもの(一般的に「ドキュメンタリー」と言う。)があるが、それ以外の映画、ドラマ、小説、舞台劇などは全て「フィクション」であって、現実の者ではなくて作られたものである。(常識である。)それを逆手にとって、「現実と虚構が入り交じった…」とこの物語の冒頭で語っているが、こういう所は「ケー刑事」らしいところでもある。(実際、部分的には現実のことをネタに取り入れていますから...)

英語とフランス語では「Fiction」、ドイツ語では「Fiktion」、スペイン語では「Ficción」、オランダ語では「Fictie」、ポルトガル語では「Ficção」と言う。

尚、何かと問題になるのが「捏造」であるが、これも事実ではないことをでっちあげて事実のように語ることであり、「虚構」に含まれることになる。

複雑」:物事の関係や事情などが重なり合って入り組んでいること、物事が込み入っていること、面倒な状態になっていること、分かりにくい状態になっていることである。尚、反対語は「単純」と「簡単」である。更に、怪しくなっている場合には「複雑怪奇」という言い方もある。また、英語では「Complex」と言う。

目を凝らす」:よく見ようとしてじっと見つめること、視線を固定させて見ること、という2つの意味がある。(どちらにしても、「よく見ること」ですが...)慣用句として「暗闇で目を凝らす」と言う言い方があるが、これは何も見えないので、じっとしてよく見る、ということである。英語でも「暗闇に目を凝らす」という言い方は慣用句になっていて「Peer into the Darkness」と言うが、「Peer into」と言う言い方が「目を凝らす」という意味である。

Q.E.D.」:ラテン語の「Quod Erat Demonstrandum」の頭文字を取ったものであって、意味は「かく示された」である。そのため、数学の証明の終わりや、論証の末尾にこれを記して、その説明が終了したことを示している。(映画では「完」「劇終」「THE END」「Fin」などが表示されることがあるが、それの数学版とでも思っても良い。)

尚、数学の世界では、言語に関係なく証明の終わりに「Q.E.D.」と記すことが定着しているので、「Q.E.D.」というのが世界共通になっている。(中国語や韓国語の用にアルファベットを使わない言語であっても、数学の証明の終わった所にその国の言語とは違っていても「Q.E.D.」と記すのが一般的になっている。→「答え」も同様に「Ans.」と記すのと同じであって、四則演算記号や等号、不等号などと同様に、数学記号と言うことが出来る。)但し、「Q.E.D.」は共通語になっているものの、これ以外の記号を記すことで同じ意味(=「証明終了」)を表すこともあるので、数学の世界でも誰もが使っているものとは限らない。

事件の謎を解いて、それを証明する説明の終わりの部分に「Q.E.D.」と口にするのは、如何にも数学が得意な零ちゃんらしいところであって、実に上手いところですね。

また、「Q.E.D.証明終了」という漫画作品(1997年から現在も続いている。)があって、2009年にはNHKでドラマ化もされている。(但し、心臓ペースメーカーのことで、後に謝罪に発展するという事態があったことで、悪評の立った作品として知られることになってしまった。)この作品のタイトルは文字通り「証明終了」を意味する「Q.E.D.」から採られているのは言うまでもない。

帰納法」:推理を行う際に一般的に行われる手法の1つであって、個々の具体的な事実から一般的な命題や法則を導き出す科学的な研究方法のことである。但し、帰納法によって導き出された結論は、前提が真であってもそれが真とは限らない。(演繹法を用いた場合は、前提が真であれば結論も真になる。)

科学的な手法には演繹法と帰納法とがあるが、帰納法とは演繹法に対する概念でもある。歴史は古く、この方法はソクラテスが発見し、アリストテレスがそれを発展させたという歴史がある。更に、スコラ哲学で発達し、フランシス・ベーコンが現在の形として整え、ジョン・スチュアート・ミルによって大成することになった。(イギリスの哲学者、経済学者たちが発展させてきた。)それまでは「経験論の論理的方法論」とも呼ばれていたものである。

この物語でちゃんが(「最もベーシックな数学的帰納法を…」と)口にしているが、難しく言わなくてもこの方法は論理的な思考をする場合には無意識の内に使っていることも多い手法でもある。

尚、英語とフランス語では「Induction」(但し、発音は異なる)、ドイツ語では「Induktion」、イタリア語では「Induzione」、スペイン語とポルトガル語では「Indutivo」(但し、発音は異なる)、オランダ語では「Inductie」と言う。

 

ケータイ刑事 銭形零 DVD-BOX I

ケータイ刑事 銭形零 DVD-BOX I

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • メディア: DVD

現実入門―ほんとにみんなこんなことを? (光文社文庫)

現実入門―ほんとにみんなこんなことを? (光文社文庫)

  • 作者: 穂村 弘
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2009/02
  • メディア: 文庫

思考は現実化する―アクション・マニュアル、索引つき

思考は現実化する―アクション・マニュアル、索引つき

  • 作者: ナポレオン ヒル
  • 出版社/メーカー: きこ書房
  • 発売日: 1999/04
  • メディア: 単行本

松本清張の現実(リアル)と虚構(フィクション)―あなたは清張の意図にどこまで気づいているか (B選書)

松本清張の現実(リアル)と虚構(フィクション)―あなたは清張の意図にどこまで気づいているか (B選書)

  • 作者: 仲正 昌樹
  • 出版社/メーカー: ビジネス社
  • 発売日: 2006/02
  • メディア: 単行本

ミュリエル・スパークの世界―現実・虚構・夢

ミュリエル・スパークの世界―現実・虚構・夢

  • 作者: 永田 美喜子
  • 出版社/メーカー: 彩流社
  • 発売日: 1999/06
  • メディア: 単行本

資本と知識と経営者―虚構から現実へ (創成社新書)

資本と知識と経営者―虚構から現実へ (創成社新書)

  • 作者: 亀川 雅人
  • 出版社/メーカー: 創成社
  • 発売日: 2006/09
  • メディア: 新書

単純な脳、複雑な「私」

単純な脳、複雑な「私」

  • 作者: 池谷裕二
  • 出版社/メーカー: 朝日出版社
  • 発売日: 2009/05/08
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

Q.E.D.証明終了(37) (月刊マガジンコミックス)

Q.E.D.証明終了(37) (月刊マガジンコミックス)

  • 作者: 加藤 元浩
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2010/10/15
  • メディア: コミック

Q.E.D.証明終了(1) (月刊マガジンコミックス)

Q.E.D.証明終了(1) (月刊マガジンコミックス)

  • 作者: 加藤 元浩
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1998/12/14
  • メディア: コミック

NHK TVドラマ「Q.E.D.証明終了」BOX [DVD]

NHK TVドラマ「Q.E.D.証明終了」BOX [DVD]

  • 出版社/メーカー: アップフロントワークス(ゼティマ)
  • メディア: DVD

Q.E..D. 証明が生みだす美の世界 ピュタゴラスブックス (ピュタゴラス・ブックス)

Q.E..D. 証明が生みだす美の世界 ピュタゴラスブックス (ピュタゴラス・ブックス)

  • 作者: バーカード・ポルスター
  • 出版社/メーカー: ランダムハウス講談社
  • 発売日: 2005/11/16
  • メディア: 単行本

インド人の論理学―問答法から帰納法へ (中公新書)

インド人の論理学―問答法から帰納法へ (中公新書)

  • 作者: 桂 紹隆
  • 出版社/メーカー: 中央公論社
  • 発売日: 1998/10
  • メディア: 新書

イギリス経済学における方法論の展開―演繹法と帰納法

イギリス経済学における方法論の展開―演繹法と帰納法

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 昭和堂
  • 発売日: 2010/07
  • メディア: 単行本

数学と新しい論理―数学的帰納法をめぐって

数学と新しい論理―数学的帰納法をめぐって

  • 作者: 本橋 信義
  • 出版社/メーカー: 遊星社
  • 発売日: 2002/03
  • メディア: 単行本


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:テレビ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。