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丸山圭子『黄昏めもりい』 [音楽(特撮/邦楽)]

表題のアルバムは1976年に発表されたアルバムであって、彼女の代表的なヒット曲(『どうぞこのまま』)が収録されているアルバムである。彼女は'70'sから'80's前半にかけて何曲かのヒット曲を放っているが、女性シンガーソングライターを確立させることになった先駆者の一人である。

オリジナル盤では前10曲の収録であったが、2002年に再発されたときに2曲のボーナス・トラックが追加されて、現在は全12曲の収録となっている。収録曲は以下の通りである。『街風便り』『スカイラウンジ』『どうぞこのまま』『RHAPSODY IN BLUE』『夕暮れさびしがり』『夕焼け人形』『ひとり寝のララバイ』『私の風来坊』『ひまわり』『Bye-bye』。(以下、ボーナス・トラック)『ガラスの森』『片想い』。

お薦め曲としては、彼女の代表曲である『どうぞこのまま』と、『ひとり寝のララバイ』、『スカイラウンジ』『夕焼け人形』『ひまわり』という所をピックアップしておく。

本アルバムは完成度も高く内容のあるアルバムであるのだが、そこに加わった2曲のボーナス・トラックもシングル曲としてリリースされているお馴染みの曲であるため、現在では実に美味しい内容のアルバムとなっている。ベスト盤もリリースされているが、彼女の代表作であるアルバムにお馴染みの曲が加わったということで、ある意味ではベスト盤の様な意味合いも持ち合わすことになった。(でも、そうなると他のシングル曲も更に加えて欲しいところですが...)

ということで、彼女を聴くのであれば、ベイト盤を選ぶよりもボーナス・トラックが追加された本作を聴くべきだということで、じっくりと聴きたいアルバムである。

 

黄昏めもりい

黄昏めもりい

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • 発売日: 2002/09/04
  • メディア: CD


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LOVERBOY『LOVIN' EVERY MINUTE OF IT』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1985年に発表された彼らの4枚目のアルバムである。カナダ出身である彼らは、アメリカでの大きなヒットもあり、'84年のロス五輪での音楽、映画主題歌への進出というように順調な活躍をしており、そんな中で満を持してのアルバムとなったのが本作である。が、前作までのプロデューサと離れたということもあって、本国カナダでは期待されたほどセールスは伸びなかった。(最高位22位ということで、これまでのアルバムの中では最もチャート最高位が低く、セールスも伸びなかった。)が、アメリカではBillboardで最高位13位を記録して、1986年の年間アルバム・チャートでは45位にランクインしている。(但し、アメリカでは本アルバムが彼らの勢いのあった最後となって、次作からはセールスが伸びなくなった。)

収録曲は以下の全9曲である。『Lovin' Every Minute Of It』『Steal The Thunder』『Friday Night』『This Could Be The Night』『Too Much Too Soon』『Lead A Double Life』『Dangerous』『Destination Heartbreak』『Bullet In The Chamber』。

この中からシングル・カットされたのは全部で4曲である。1st.シングルは『Lovin' Every Minute Of It』で、本国カナダで最高位17位、アメリカではBillboardで最高位9位を記録、2nd.シングルの『Dangerous』はカナダで67位、アメリカで65位を記録、3rd.シングルの『This Could Be The Night』はカナダで44位、アメリカでは最高位10位を記録している。そしてアメリカのみのリリースとなったシングル『Lead A Double Life』は、Billboardで最高位68位を記録している。

お薦め曲としては、シングル曲からはアルバム・タイトル・ナンバーでもある『Lovin' Every Minute Of It』と『This Could Be The Night』を、それ以外からは『Friday Night』と『Destination Heartbreak』をピックアップしておく。

サウンドの方は硬派なロックであって、疾走感たっぷりに突っ走っている。このスタイルはデビュー時から変わらないものであって、彼らの特徴でもあるのだが、流石に飽きられてきたということもあって、チャート成績やセールスは伸び悩むことになってしまった。また、'80'sも中盤になると、バラード・ナンバーに人気が集まりつつあったのだが、彼らのスタイルを貫いたことが結果的には裏目に出てしまった。(ただ、こういうスタイルは、これはこれで評価できるのですが...)

とは言っても、疾走感豊かなハード寄りなサウンドを期待する方は満足行くことが出来るアルバムでしょう。硬派なロック・チューンを聴きたいという方にはお勧めである。

 

Lovin Every Minute of It

Lovin Every Minute of It

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Sony
  • 発売日: 1990/10/25
  • メディア: CD


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ケータイ刑事銭形零8話[裏ネタ編]PART 7 [ケータイ刑事]

銭形零」の第8話「ハッタリ君のはったりを暴け! ~忍者殺人事件」の「裏ネタ編」の6回目の増補となる今回は、この物語で偽装工作に関係した事柄から、「骨折」について、「ギプス」について、「松葉杖」について、「車椅子」について、そしてここまで再検査していたということから「レントゲン」について記します。尚、「骨折」については「・23話(2nd.10話)[裏ネタ編]PART 10」で、「松葉杖」については「・4話[裏ネタ編]PART 5」で、「車椅子」については「・16話[裏ネタ編]PART 3」で、「レントゲン」については「・13話[裏ネタ編]PART 5」で「レントゲン検査」として記したものを、それぞれベースにして加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事(BS-i(当時)の再放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。(この物語についての過去に記した裏ネタ編は2008/2/24日付です。)

骨折」:骨が折れること、または骨が折れた症状のことを指す言葉である。医学の世界でも外傷性の症状の一つということになっている。英語では「Fracture」または「Break」と言い、ドイツ語では「Knochenbruch」、フランス語では「Fracture」、イタリア語では「Frattura」、スペイン語では「Fractura」、中国語では日本語と同様に「骨折」と言う。

健康的な骨は簡単には折れないが、それでも強い外力を受けると変形し、限界を超えると折れてしまう。(限界点は骨の健康状態によって変わり、骨密度の低下した骨は折れやすくなる。)特に、強い力を受けた場合(転落や転倒、打撲、交通事故などによって受ける衝撃力)は瞬間的に大きな外力を受けることになるため、骨折するということがよくある。また、単に1つの骨が1つに折れたという骨折から、1つの骨が3つ以上になってしまう骨折、粉々になってしまう粉砕骨折などまである。

骨折の予防は骨の強度を高めることであるが、そのためにはカルシウムを毎日適量摂取して、骨を強くするに限る。(牛乳や小魚を摂取しましょう。)

骨折した場合は、適切な治療が必要であるため、患部を固定して一刻も早く医者に行きましょう。尚、骨折箇所によっては大きく腫れ上がったり、更には動くことが出来なくなる場合もあるので、介添人が丁寧に患者を運びましょう。

ギプス」:骨折の際の治療に使用される「ギプス包帯」の省略して言い方であって、医療器具である。尚、「ギブス」と呼ばれることもあるが、元になった言葉はドイツ語とオランダ語で「石膏」を意味する「Gips」であるので、カタカナ表記は「ギプス」が正しいのだが、発音しにくいこともあって「ギブス」という言い方もされているので、日本語では「ギブス」も間違いとは言えない。

幹部が動かないようにするために、外から固定して、そこを保護し、固定するために使用される。素材は石膏であるが、降下するまでに時間がかかること、また重量があるということから、最近では水硬性樹脂を含んだガラス繊維製のものが広く使用されている。(固化するまでが早く、重量も軽いというためである。)

尚、ギプスを外す場合はギプスカッターやギプス刀などを用いて切断することになる。また、最近では超音波カッターも使用されている。

英語では「Orthopedic Cast」または「Plastic Cast」、ドイツ語では「Gipsverband」または「Besetzung」、フランス語では「Plâtre Chirurgical」、イタリア語では「Intonaco Gettò」、スペイン語では「Lanzamiento」、中国語では「石膏繃帶」という。

松葉杖」:医療用の杖であって、歩行補助器具である。名前はその形から来ていて、杖の手の側が松葉のように二股に分かれていることからこの名前が付いた。使用者は両脇の下にそれぞれ1本ずつ挟み、持ち手の部分を手で掴み、それを使って歩行を行う。

骨折している場合や、足首を捻ったりして、足に力を掛けることが出来ない場合などに、これを用いて足に体重を掛けること無く、足が不自由な状態であっても自由に歩くことが可能になる。(但し、通常歩行のように早く歩くことは不可能であるのは仕方のないところである。)

材質は木というのが一般的であるが、現在では金属製(アルミなどの軽量金属を使ったものが多い)のものもある。また、脇の下に挟まないで、肘に付けてそれを手で掴むというタイプのものもある。(このタイプのものは二股になっておらず、一本の棒という形のものが一般的である。)肘までの高さで良いため、脇の下に挟んで使用するタイプよりも小形のものになる。

英語では「Crutch」、ドイツ語では「Gehhilfe」、フランス語では「Béquille」、スペイン語とポルトガル語では「Muleta」、オランダ語では「Kruk」、中国語では「拐杖」という。

車椅子」:歩行が不自由な人が利用するための移動手段であって、左右に車が付いた椅子である。尚、日本では福祉器具に指定されている。また、これは車両扱いはされず、これで移動する人は「歩行者」として扱われることになる。

椅子の左右両側に自転車の車輪と同じような車輪が一対になって取り付けられていて、足元になる位置(前部)には方向が自由に変わることが出来るキャスターのような小さな車輪が一対取り付けられている。(→転倒防止のため、最低でも二対(=四輪)の車輪がある。)但し、車椅子マラソンで使用するようなスポーツ用の車椅子では、前輪が一輪という三輪の車椅子もある。

英語では「Wheelchair」、ドイツ語では「Rollstuhl」、フランス語では「Fauteuil Roulant」、イタリア語では「Sedia a Rotelle」、スペイン語では「Silla de Ruedas」、オランダ語では「Rolstoel」、ポルトガル語では「Cadeira de Rodas」、中国語では「輪椅」と言う。

尚、近年では「車いす」という用に「椅子」をひらがな表記することが増えている。これは「椅子」が漢字表記だと「車が着いた椅子」というイメージが強すぎることと、近年では使用者の社会参加が進み、移動手段と言うよりも生活基盤になっているということで「椅子」というイメージを弱めるためである。(現在では、電車内にもスペースが設けられているのが当たり前で、駅などもバリアフリー化が進んでいるのはご存知の通りである。→少し前は車椅子利用者は家に閉じこもっているというイメージがあったが、それは完全に過去のものである。)

尚、日本の法令では、「椅」が常用漢字ではないため、法的なところでは「いす」と言うようにひらがな表記されているが、2010年の常用漢字見直し答申の追加漢字の中に「椅」は含まれている。よって、常用漢字の見直しが決まると法的なものは「椅子」というように漢字表記になると思われる。

これを用いた移動方法は、椅子の左右に付いている車輪を手で漕ぐことで移動を行う。そのため、坂道では、登坂が登りにくく、下り坂ではブレーキ操作が難しく、介助者が必要というのが当たり前であった。(この点も、利用者が外出を控えてしまう一因になっていた。)近年では電動モーターを搭載した電動式の車椅子が広く利用されるようになっている。この場合は、ジョイスティックで操作を行うのが一般的であるため、ラジコン・カーよりも簡単に操作をすることができる。尚、ジョイスティックは手で操作するのが一般的であるが、障害者の障害部位の関係で、手以外で操作することが出来るようになっているものもある。)

日本では、電動車椅子が時速10km/h以上の速度が出せることになると「車両扱い」となるため、市販されている電動車椅子は最高速度が6km/h程度に抑えられている。(これは、車椅子利用者は法的には「歩行者」であるため、その範疇に留めるための措置であって、車両扱いすることが内容にする対策である。)→作ろうとすれば、モーターの性能を上げれば良いだけなので、時速10km/hや20km/hを出すことが出来る電動車椅子を作ることは容易に可能である。(しかし、そのような電動車椅子を利用しようとすると、車椅子が「(原動機付き)車両」となるため、例え時速10km/h以下での移動しかしないとしても、現在の法律では運転免許を持っていないと使えないことになる。)

尚、手こぎ式のものは、介助者が押して利用者を移動させることが出来るようになっているものが基本であり、病院では入院患者(時には外来患者の利用もある。)の移動に利用されている。

ところで、「車椅子」は日本では歩行者扱いとなるため、飲酒をしての車椅子利用は「飲酒運転」とはならず、罰されることはない。(法律上は、飲酒をした歩行者が歩くのと同じ扱いとなる。これを罰していたら、車椅子限定の法律を作らない限りは飲酒をした人が歩くことも罰されることになり、酒を販売している店は逮捕者を作るための店になってしまいます...)しかし、飲酒をしての車椅子の利用は、介護者がいれば別であるが、一人である場合は危険な行為になる。よって、飲酒者の車椅子利用は行わないようにと指導されている。

尚、一部の国では、車椅子での飲酒運転で罰された例が実際にある。→将来的には歩行者と分けることまではしなくても、「車椅子」での飲酒運転も何らかの罰則が定められることになると思われる。(但し、日本の場合は、そういう事件が起こらないと法改正とはならないことが一般的なので...)ちなみに、自転車の飲酒運転は、法律上「自転車」は車両(「軽車両」である)であるため、罰せられることになる。

レントゲン」:X線を発見したドイツの物理学者のヴィルヘルム・レントゲンのこと、または彼の業績から彼の名前を元にした照射線量の単位(SI単位ではないため旧単位であって、現在の日本では使用されていない単位である。)のこと、または「レントゲン写真(X線写真)」のことである。

一般的に「レントゲン」と言うと、「レントゲン写真(X線写真)」のことを指している。但し「X線写真」のことを単に「X線」ということもあり、更には「X線検査」という言い方もあって、統一されていないのが現状である。但し、医学界では「X線撮影」または「X線検査」と呼び、それを用いた可視像写真は「X線写真」と呼び、「レントゲン」は俗称とされている。

「レントゲン写真」は「レントゲン検査」を行う際に利用される写真ことであって、X線を用いて体の内部の様子を可視化した画像写真のことである。X線は体の内部を透視できるため、骨の様子を可視像とすることが出来る。そのため、脱臼や骨折した患者の幹部を調べる際に利用されている。(歯科医療でも広く利用されている。)また、それ以外では、定期健康診断で行われる肺の検査や、バリウムなどの造影剤を飲んでから行う消化器官の検査にも利用されている。→誰でもX線写真の撮影を受けているでしょう。

尚、英語では「X Ray」若しくは「X Ray Photograph」(略して「XP」と呼ぶこともある。)と言うが、「Radiograph」と言う言い方もある。(注意し無ければならないのは「X Rays」と言うと「レントゲン線(X線)」のこととなる。また、「X Ray」と言うと、「レントゲン写真を撮る」という動詞としても使われる。)また、ドイツ語では「Röntgenstrahlen Fotografieren」、フランス語では「Radiographie Photographiez」、イタリア語では「Sottopone ad esame Radiografico Fotografi」、スペイン語では「Rayo de X」、中国語では「X線照片」という。

 

ケータイ刑事 銭形零 DVD-BOX I

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  • メディア: DVD

骨折・脱臼

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  • 発売日: 2005/05
  • メディア: 大型本
移動補助具―杖・松葉杖・歩行器・車椅子

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  • 作者: 松原 勝美
  • 出版社/メーカー: 金原出版
  • 発売日: 2009/04
  • メディア: 単行本
軽量アルミ製松葉杖 (2本1セット)/MS-10L

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  • 出版社/メーカー: エヌ・ティ・シー
  • メディア: ヘルスケア&ケア用品
からだにやさしい車椅子のすすめ―車椅子ハンドブック

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  • 出版社/メーカー: 三輪書店
  • 発売日: 1994/12
  • メディア: 単行本
車椅子・片麻痺の人でもできるレクリエーションゲーム集 (高齢者のレクリエーションシリーズ)

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  • 作者: 今井 弘雄
  • 出版社/メーカー: 黎明書房
  • 発売日: 2000/12
  • メディア: 単行本
アルミ製折りたたみ式車椅子

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  • メディア:
アルミ製車いす(自操式背折れタイプ)

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  • 出版社/メーカー: マキライフテック
  • メディア: Baby Product
ベーシックモジュールアルミ自走用車椅子BM22-42SB-M/緑チェック

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  • 出版社/メーカー: カワムラサイクル
  • メディア: ヘルスケア&ケア用品
手にとるようにわかる骨関節単純X線写真 はじめの一歩

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  • 作者: 佐志 隆士
  • 出版社/メーカー: ベクトルコア
  • 発売日: 2006/12
  • メディア: 単行本

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