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MEAT LOAF『BAT OUT OF HELL III』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは2006年に発表された彼の3年ぶりとなる通算10枚目のアルバムである。本Blogで取り上げるには余りにも新しいアルバムであるが、本アルバムは三部作「BAT OUT OF HELL」の完結編でもあるので、別扱いである。1977年の1、1993年の2に続くアルバムでもある。(ちなみに、1はこれまでに全世界で4300万枚以上のセールスを達成している超特大モンスター・ヒットアルバムでもある。)また、チャート成績としては、アメリカで最高位8位、イギリスで最高位3位を記録すると言うように大ヒットを記録している。(但し、2は各国で1位を獲得していることを考えると、伸び悩んだと言うことになる。)

収録曲は以下の全14曲である。『The Monster Is Loose』『Blind As A Bat』『It's All Coming Back To Me Now』『Bad For Good』『Cry Over Me』『In The Land Of The Pig, The Butcher Is King』『Monstro』『Alive』『If God Could Talk』『If It Ain't Broke Break It』『What About Love』『Seize The Night』『The Future Ain't What It Used To Be』『Cry To Heaven』。

この中からは『It's All Coming Back To Me Now』と『Cry Over Me』がシングル・カットされている。前者がイギリスで最高位6位、オランダで15位を記録し、後者はイギリスで最高位47位を記録している。(アメリカではチャートインしていない。)が、元々シングル志向では無い作品であるため、シングルとしてのチャート成績はどうでも良いような所である。

お薦め曲としては、『The Monster Is Loose』『It's All Coming Back To Me Now』『Bad For Good』『Alive』『Seize The Night』『The Future Ain't What It Used To Be』『Cry To Heaven』という所をピックアップしておくが、部分的ではなくて全曲通して「BAT OUT OF HELL」の完結編を堪能するべきである。また、収録時間が78分弱ということで、タップレト堪能出来る。(ブリッジのようになっている時間的に短い曲が2曲あるが、7分から9分という大作がたっぷりとあるだけに、ロック・オペラとしても十二分に堪能出来る聴き応えのあるアルバムに仕上がっている。

世界的には特大セールス・アルバムのある彼であるが、日本では殆ど無名であるというのが信じられないところである。本アルバムのような壮大なスケールの作品はたっぷりと聴き応えがあるだけに、日本でももっと評価されてよいアーティストである。

尚、本アルバムを聴く場合、三部作であることを考えると、1と2を聴いておいた方がよいのだが、別に前々作と前作を聴いていなくても十分楽しむことは出来る内容になっている。たっぷりと堪能しましょう!!

 

Bat Out of Hell 3

Bat Out of Hell 3

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Virgin Records Us
  • 発売日: 2006/10/31
  • メディア: CD

↓三部作なので、こちらもピックアップしておきます。

Bat Out of Hell

Bat Out of Hell

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Epic
  • 発売日: 2001/02/26
  • メディア: CD

Bat Out of Hell 2

Bat Out of Hell 2

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Mca
  • 発売日: 1993/09/14
  • メディア: CD


ケータイ刑事銭形零9話[裏ネタ編]PART 5 [ケータイ刑事]

銭形零」の第9話「引越しする死体!? ~幻の殺人事件」の「裏ネタ編」の2回目の増補となる今回は、この物語では人名ということになっていたが、世界史や地理に関係する事柄である「マチュ・ピチュ」について、「チチカカ」について、そしてその2人はこの国の人と言うことから「ボリビア」について、そしてその2人はこの会社の人だったということから「石油」について記します。尚、「マチュ・ピチュ」と「チチカカ」については「・9話[裏ネタ編]」で「マチュ・ピチュ」と「チチカカ湖」として記したものをベースにしてそれぞれ加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事(BS-i(当時)の再放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。(この物語についての過去に記した裏ネタ編は2008/3/1日付です。)

マチュ・ピチュ」:「Machu Picchu」、南米・ペルーの南の方のクスコ地方にあるインカ朝(15~16世紀)の都市遺跡である。(当然のことながら)世界遺産にも登録されている。1911年にアメリカのイェール大学の歴史家・ハイラム・ビンガムが発見、紹介した。尚、「マチュ・ピチュ(Machu Picchu)」とは、現地語で「老いた峰」という意味である。

標高2000mを越える高地ににあり、山裾からは存在を確認することはできない。「インカの失われた都市」「空中の楼閣」などとも呼ばれている古代都市である。また「空中都市」と言えばSF作品に登場する未来都市を想像するが、この言葉もマチュ・ピチュを指す言葉としても使われる。数多くの謎に満ちていて、現在でもまだ謎の全ては解明されていない。(例えば、高地に巨大な石をどうやって運んだのかなど。)そのため、歴史的なロマンを大いに感じる所でもある。

一応、「都市」とされているものの、多数の市民が常時住む都市ではなく、インカの王族や貴族の避暑地であったとされている。また、太陽崇拝に関する神殿が存在している。都市としては、15世紀中頃のインカ王パチャクティの時代(1440年頃)から都市の建設が始まり、完成までに10年近くを要し、1532年にスペイン人により征服されるまでの間、都市として存在したとされている。

最近の話題としては、2007年に「新・世界の七不思議」の1つに選ばれたこと、2008年(日本公開は2009年)の「007」シリーズ第22作「慰めの報酬」が製作段階でマチュ・ピチュを舞台にすると発表されたが、色んな問題が生じて結局実現はしなかったことがある。

チチカカ」:「チチカカ湖」のことである。「チチカカ湖」は南米大陸で最大の湖であって、ペルーの南部とボリビア西部にまたがる淡水湖である。(湖内にもこの2国の国境線が走っている。)尚、日本語では「ティティカカ湖」とも表記されることもある。(現地語で「Lago Titicaca」と言う。)

面積は約8370平方キロであり、この面積は兵庫県の面積(兵庫県は約8395平方キロ、都道府県では12番目に広い)に近いものである。湖面の標高は3812mの高地(富士山よりも高い所に存在することになる)にあり、最大水深は約280mである。また、蒸発のために湖面水位の変化が激しい湖としても知られている。

湖面の60%がペルー領、40%がボリビア領である。動力エンジンを持つ船が航行可能な湖としては世界最高所の湖とも言われている。湖中には、チチカカ島、ルーナ島、タキーレ島、アマンタニ島、などの41の島があるが、それらの中でも有名なのは、インカ帝国の発祥の地とされている太陽の島(ボリビア領)がある。

また、この湖は、現時点では世界で20箇所ぐらいしか確認されていない古代湖(日本の琵琶湖も古代湖である)の一つであり、固有種の魚をはじめ、魚が豊富なことでも知られている。また、葦で作ったバルサと呼ばれる葦舟を利用した湖上交通や漁業も有名であり、葦で作った浮島で暮らしている人々もいる。

ボリビア」:正式国名は「Estado Plurinacional de Bolivia」であり、日本語では「ボリビア多民族国」という。(以前は「ボリビア共和国」であったが、2009年3月に国名を変更し、それ以後は「ボリビア多民族国」となった。)また、現地語で「V」を使っていることから英語式の表記である「ボリヴィア」という表記がされることもあるが、公用語がスペイン語であり、スペイン語式表記では「ボリビア」となる。(現在は、現地語優先ということから「ボリヴィア」という表記ではなく「ボリビア」と表記するのが一般的となっている。)また、漢字では複数の表記があって、「暮利比亜」「保里備屋」「玻里非」「波力斐」などが使われている。(略称としては「暮国」または「暮」が使われることから「暮利比亜」が一般的となっている。)

地理的には南米大陸のほぼ中央に位置している内陸国である。アンデス山脈が走るため、高地が多いことでも知られている。(しかし、国土の6割りはアマゾンの熱帯雨林地帯であり、高地は国土の30%程度である。)国土は約109.8万平方キロ(日本の3倍よりも少し狭い)、人口は約1000万人、首都は憲法上はスクレであるが、実質的な首都はラパスとなっている。(司法(最高裁判所)のみがスクレにあり、立法(議会)と行政(政府)の機関は全てラパスにある。)公用語はスペイン語、ケチュア語、アイマラ語、グアラニー語が定められている。通貨は「ボリビアーノ」である。

独立したのは1825年であるため、国としての歴史は比較的古い方になる。インカ帝国の成立以前から人々が住んでおり、紀元前のチリパ文化、5世紀から12世紀頃にはティワナク文化によって栄えていた。やがてチチカカ湖沿岸にアイマラ諸王国が栄え、それがインカ帝国に編入された。1532年にスペインに征服されてインカ帝国が崩壊するとスペインの植民地となる。19世紀に入ってから独立運動が盛んになり、独立戦争を経て、1925年にスペインの支配から解放され、独立し、「ボリビア共和国」となった。しかし、内乱やクーデターが繰り返されたり、地理との間での戦争に敗北するなどで国土を失い内陸国になった。20世紀になっても混乱の歴史は続き、革命、クーデターが繰り返される。(キューバ革命の指導者チェ・ゲバラがボリビア民族解放軍を作ってゲリラ戦を展開していた時期もある。)軍政となった時代もあって、政権が頻繁に変わる国としても知られている。

'70年代終盤になって民主化の動きが始まるものの、なかなか進んでいない。'80年代には経済的に破綻状態になったが、新自由主義を掲げて何とか切り抜ける。'90年代になって天然ガス田が発見され、21世紀になってエネルギー産業を国有化して経済の再建に挑んでいる。

2008年の「007」シリーズ第22作「慰めの報酬」でボリビアが舞台となったが、ボリビアの天然資源の採掘利権を巡っての野望と陰謀が渦巻く物語となっていましたね。

石油、天然ガスなどのエネルギー資源の他、スズ、鉛、銅、金、銀、亜鉛、タングステン、アンチモン、という鉱物資源が豊かである。また、農産物ではサトウキビ、ジャガイモの生産が多く、バナナ、コーヒー綿花、大豆なども輸出している。その一方で、コカインの原料となるコカ(コカノキ)の栽培も盛んに行われている(→コカは葉を茶として利用されていて、この利用では麻薬とは関係ないのだが、精製加工することで麻薬のコカインにもなってしまう。農家にとっては貴重な収入源でもあるため、全面禁止とは行かないのもまた事実である。)

また、ボリビアが世界でも珍しいのは、内陸国であるのに海軍を持っているということである。(チチカカ湖沿岸に海軍の基地がある。)

石油」:天然に液体状態で存在する炭化水素の混合物であり、油の一種である。主成分は炭化水素であるが、言おう、酸素、窒素の化合物を多少含んでいる。燃料として、また化学製品の原料として利用される重要な物質であって、20世紀の人類はこれがあるお陰で発展してきたという超重要物質であり、経済に多大な影響を与える物質でもある。液体(油)であるが、鉱物資源の一つとして扱われている。

尚、狭義では、「原油」のことも若しくは日常生活で使用する「灯油」のことを「石油」と言う言い方をする。

採掘したもの(「原油」と言う。)を蒸溜して精製、分別して、天然ガス、ナフサ、灯油、軽油、重油などとし、その残りの残油も潤滑油、油脂、ワセリン、パラフィンワックス、タール、アスファルトなどとして利用される。(原油)

古い時代から石油は、「燃える黒い湧き水」と呼ばれていて、その存在は知られていた。そのため、当初は灯火用の油として利用されることはあったが、大々的に利用されることはなかった。それが内燃機関の発明によってその燃料として消費されることになり、産業として重要なものになっていく。更に、エネルギー資源として、化学製品の原料に利用されることで、大量消費されるようになり、現代社会に於いては必要不可欠の物質になった。

尚、原油をそのまま利用することはなく、精製作業を行って利用されるため、石油産業を発展させていった。

英語では「Petroleum」と言うが、「Oil」という言い方もある。ドイツ語では「Erdöl」、フランス語では「Pétrole」、イタリア語では「Petrolio」、スペイン語では「Petróleo」、中国語では「石油」という。

 

ケータイ刑事 銭形零 DVD-BOX I

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  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • メディア: DVD

マチュピチュ (写真でわかる謎への旅)

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  • 作者: 柳谷 杞一郎
  • 出版社/メーカー: 雷鳥社
  • 発売日: 2000/02
  • メディア: 単行本
世界遺産フィルムアーカイブス [DVD]

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  • メディア: DVD
チチカカ湖めざして (グレートジャーニー 人類5万キロの旅)

チチカカ湖めざして (グレートジャーニー 人類5万キロの旅)

  • 作者: 関野 吉晴
  • 出版社/メーカー: 小峰書店
  • 発売日: 1995/12
  • メディア: 単行本
グレートジャーニー  1 パタゴニアからチチカカ湖へ (角川つばさ文庫)

グレートジャーニー 1 パタゴニアからチチカカ湖へ (角川つばさ文庫)

  • 作者: 関野 吉晴
  • 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
  • 発売日: 2009/06/12
  • メディア: 単行本
ボリビアを知るための68章 エリア・スタディーズ

ボリビアを知るための68章 エリア・スタディーズ

  • 作者: 真鍋 周三
  • 出版社/メーカー: 明石書店
  • 発売日: 2006/04/13
  • メディア: 単行本
革命戦士ゲバラ! [DVD]

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  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • メディア: DVD
チェ ダブルパック (「28歳の革命」&「39歳別れの手紙」) [DVD]

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  • 出版社/メーカー: NIKKATSU CORPORATION(NK)(D)
  • メディア: DVD
チェ・ゲバラ 人々のために [DVD]

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  • メディア: DVD
007 / 慰めの報酬  [Blu-ray]

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  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • メディア: Blu-ray
007 / 慰めの報酬 (2枚組特別編) 〔初回生産限定〕 [DVD]

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  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • メディア: DVD
よくわかる石油業界 (最新 業界の常識)

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  • 作者: 渡辺 昇
  • 出版社/メーカー: 日本実業出版社
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石油を読む―地政学的発想を超えて (日経文庫)

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  • 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
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トコトンやさしい石油の本 (B&Tブックス 今日からモノ知りシリーズ)

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絵でみる石油ビジネスのしくみ (絵でみるシリーズ)

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  • 作者: 茂木 源人
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  • 発売日: 2006/02
  • メディア: 単行本
石油!

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  • 作者: アプトン・シンクレア
  • 出版社/メーカー: 平凡社
  • 発売日: 2008/04/18
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

「ケータイ刑事」と「007」の驚くべき類似点(その192) [ケータイ刑事]

今回のテーマは「偽りの死(Part 2)」です。「Part 2」としたのは過去にこのテーマで記しているためである。(「その105」です。その時の追加版という位置づけです。)取り上げるも語りは、「ケータイ刑事」からは「・1st.18話」、「007」からは「007は二度死ぬ」です。(「その105」では、「・2nd.10話」と「・3rd.3話」、「007は二度死ぬ」と「リビング・デイライツ」を取り上げているが、今回はその時に「ケータイ刑事」から取り上げなかった物語を取り上げます。)尚、このシチュエーションは「ケータイ刑事」に於いてはまだありますが、それはまた別の機会にします。

ケータイ刑事」:「・1st.18話」。「地球最後の日! ~デイ・アフター・トゥモロー殺人事件」という物語である。言うまでもなく、映画「デイ・アフター・トゥモロー」を意識したSF設定度の高い物語である。(設定はSF度が高いが、物語はSFと言う訳ではない。)

気象学の権威である四天王の1人が他の3人を集めて、「世界極秘気象会議」という会議を開催した。場所は東京の某ビルの地下であった。(「極秘」と言っているのに、この会議の看板が出ているという所は「ケー刑事」らしい所でもある。)で、四天王の1人であるちゃんも参加したが、岡野さんが付いてきて、四天王の4人と「ただの気象好き」の岡野さんの5人が集まった会議が始まった。

で、この会議を呼びかけた四天王の1人のオゾン・デホールが重大なことを発表した。それは、30分後に、かつて地球を氷河期に陥れた気象状況が再現され、地球は再び氷河期に突入する、というものだった。が、他の参加者たちは誰もその話を信じようとしなかった。

そんな所に巨大地震が発生した。直ぐにラジオのスイッチを入れて情報を聴く。すると、発生した津波によって東京は水没、会議が行われている地下室は外界と遮断されて孤立してしまった。しかし、この部屋は防水仕様となっていて、食糧の備蓄も僅かであるが用意されていた。で、僅かな食糧でやり過ごすことにした。そんな中、殺人事件が発生、オゾン・デホールが死亡した。やがて、四天王のトルネード・ジョージとエルニーニョ・ラディンが些細なことから喧嘩となり、エルニーニョを殺してしまった。その仲裁に入った岡野さんも壁に頭を打ち付けて死亡してしまった。更に、室内に危険なガスが発生し、ちゃんとトルネードも倒れてしまった。

集まった全員が死亡したと思ったところで、最初に死んだはずのオゾン・デ・ホールが目を覚ました。そしてガスが出ていないことを確認した。が、その時、目の前にちゃんが立ちはだかっていた。死んだと思った人間(ちゃん)が生きていたということで驚くオゾン。ちゃんはいつもの口上を決めてから、オゾンを捕獲した。そしてオゾンの企んだこと、更にちゃんたちもオゾンを欺したことを全て説明した。

全てはオゾンの仕組んだことであって、巨大地震もでっち上げだった。(部屋が揺れる仕組みになっていた。また、地震後のラジオ放送も、全て彼が作ったものだった。)彼は自分以外の四天王を殺し、オンリーワンになろうとしたのだった。また、最初にオゾンが死んだことにしたのは、他の4人が閉じ込められた閉空間で争いを始めた場合、それに巻き込まれるのを防ぐためであった。(脇の下にテニスボールを挟み、脈を止めて死んだふりをしたのだった。)

実は、トルネードとエルニーニョ、そして岡野さんも無事に生きていた。というのは、ちゃんが事件に感づき、オゾンに対抗してみんなで一芝居打つための作戦だった。(喧嘩も全てちゃんの考えた筋書きに従っての芝居であった。)で、オゾンは観念して、ちゃんはオゾンを逮捕した。(結局、「殺人事件」ではなくて「殺人未遂事件」ということになりました。)

結局、「世界極秘気象会議」に参加した5人全員が死を偽装して他人を欺したことになった物語でもありました。→世の中は「騙し合い」と言うことを語っていた物語でもあった。

007」:「007は二度死ぬ」。1967年のシリーズ第5作であって、初代ボンドの第5作である。日本を舞台にした物語と言うことで、日本で大々的にロケが行われ、日本中が大いに盛り上がった作品であった。そんな中、S・コネリーが本作限りでボンドを降板すると発表したことが大きな衝撃を与えた。ということで、日本ではロケの時から話題に事欠かなかった作品でもある。

米ソそれぞれのロケットが消息を絶った。互いに何も知らないと発表し、次にことが起こったら戦争も辞さないという状況の中、イギリスは、日本方面から打ち上げられたロケットに拉致されたらしいということを掴んでいた。そのため、日本に潜入して調査を進めようとした。その頃、ボンドは香港にいたが、何者かに襲撃されて死亡した。(ホテルの自室で女とベッドインしている所を襲われた。)イギリス海軍では、大々的なボンドの葬儀(海軍葬)が行われ、それが新聞記事としても大きく取り上げられた。ボンドの遺体は海上葬ということで海の中に投げ入れられた。そして海の中を沈んでいった。

が、これはボンドを別人として日本に潜入させようというMI-6の立てた作戦であった。海底に沈んでいったボンドの遺体は直ちに回収されて、MI-6の潜水艦に収容された。ボンドは潜水服を着ていて、口には酸素ボンベを加えていて、防水ビニールにくるまれ、その上からしっかりと包帯が巻かれていたことで、ボンドは何事もなかったように目を覚ました。(襲撃も芝居であった。)そして、東京での接触ルートの説明を受け、ボンドは潜水艦から秘密裏に日本に上陸して、調査を開始した。(→よくよく考えたら、実は「密入国」と言うことになるのだが、MI-6は日本の秘密情報部のボス・タイガー田中に連絡して、そう言うことにはならなかった。)

新聞でボンド死亡(=「海軍中佐死亡」)の記事が報道されたため、世界的にそのニュースが報道され、結果的には世界中を相手にボンドは死を偽装したということになったが、そのお陰もあって、スペクター(=ロケット失踪事件の首謀者)と大里化学(=事件の実行犯の会社組織)には全く怪しまれずに、スペクターと大里化学の動きをボンドは掴むことが出来た。(但し、その過程でスペクターもボンドが生きていると言うことを知ってしまいましたが...)

共通点は、相手(=敵)を欺すための作戦として、自分が死んだことにするという方法を採ったこと、その結果、敵を欺すことに成功して任務がスムーズに進むことになったこと、則ち、「偽りの死」という作戦は成功したと言うことである。また、マスコミ(「ケータイ刑事」ではラジオ、「007」では新聞)を使った偽装工作を行って欺そうとしたこと、そしてその欺そうとした行為はターゲットに対しては成功したということである。(但し「ケータイ刑事」でのラジオは死の偽装工作には関係しておらず、殺そうと狙った相手を欺すためのものでした。)

一方、相違点としては、「ケータイ刑事」では主人公の銭形だけでなく、味方も敵も、その場に居合わせた全員が死んだことにしたため、「偽りの死」を全員(=5人)が行ったが、「007」では(偽りの)葬儀で関わった人数は多くなったものの、偽りの死を行ったのはボンドだけであったこと、そしてマスコミを使った偽装工作が「007」では「偽りの死の死亡情報」であったが、「ケータイ刑事」では犯人が殺そうとした相手を欺すための「地震情報、及び気象情報」だったということである。(但し、「欺す」という行為はいずれも成功していますが...)

次回もシチュエーションということで記します。何が登場するのかはお楽しみに。

 

ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 2

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  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • メディア: DVD

007は二度死ぬ (アルティメット・エディション) [DVD]

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  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • メディア: DVD
007は二度死ぬ (デジタルリマスター・バージョン) [DVD]

007は二度死ぬ (デジタルリマスター・バージョン) [DVD]

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • メディア: DVD
↓一応、これも拾っておきます。
デイ・アフター・トゥモロー [Blu-ray]

デイ・アフター・トゥモロー [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • メディア: Blu-ray
デイ・アフター・トゥモロー 通常版 [DVD]

デイ・アフター・トゥモロー 通常版 [DVD]

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • メディア: DVD

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