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MICA PARIS『SO GOOD』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1988年に発表された彼女のデビュー・アルバムである。シンガーとしては1985年から活動を始めていて、ゴスペル・アルバムに参加しているなど、UKソウル・ミュージックでは活躍をしていた彼女であるが、ソロとしてデビューしたのが本アルバムである。ソロ・シンガーとしてのデビュー・アルバムであるが、既にある程度の名前を知られていたこともあって、イギリスでは最高位6位を記録する大ヒットとなり、アメリカでもBillboardで最高位86位を記録して、彼女のキャリア・ハイとなったアルバムである。

収録曲は以下の全10曲である。『Like Dreamers Do』『My One Temptation』『Nothing Hits Your Heart Like Soul Music』『Sway (Dance The Blues Away)』『Don't Give Me Up』『Breathe Life Into Me』『I'd Hate To Love You』『Great Impersonation』『Where Is The Love』『So Good』。

この中からシングル・カットされたのは全部で4曲である。デビュー・シングルでもある『My One Temptation』はイギリスで最高位7位、アメリカでは最高位97位を記録した。(結果的には彼女の最大のヒット曲となった。)2nd.シングルの『Like Dreamers Do』(UKで最高位26位)、4rd.シングルの『Breathe Life Into Me』(UKで最高位26位)、4th.シングルの『Where Is The Love』(UKで最高位19位)は、イギリスではそれなりのヒットとなっている。

お薦め曲は、シングル曲の『My One Temptation』と『Like Dreamers Do』『Where Is The Love』を、それ以外からは『Great Impersonation』とアルバム・タイトル・ナンバーでもある『So Good』をピックアップしておく。

曲の方は十分ソウルフルであるのだが、ポップでダンサブルな所もたっぷりとある。そのため、テンポの良さと疾走感のあるR&B系ダンス・ミュージックでもある。また、歌唱力の方も安定しているということで、安心して聴き入ることが出来るアルバムである。

ということで、じっくりと聴いておきたいアルバムの一つである。

 

So Good

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Polygram Records
  • 発売日: 1990/06/15
  • メディア: CD

So Good

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: 4th & Broadway
  • 発売日: 1988/08/01
  • メディア: CD
So Good

So Good

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Polygram Records
  • 発売日: 1990/10/17
  • メディア: カセット

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「TERRORGRAM」 [映画(洋画)]

表題の作品は1991年のアメリカ映画「地獄の配達人」である。3話構成のSFホラー作品である。日本では劇場未公開ということになった作品であるのだが、ナレーションを「スターウォーズ」でダース・ベイダーの声のJ・E・ジョーンズが担当したということで話題にはなった作品である。

作品データを記しておくと、時間は90分、製作と監督はスティーヴン・M・ケンズル、脚本はスティーヴン・M・ケンズル、ドナ・M・マトソン、トーマス・ウェルズの3人、撮影はグレゴリー・アーウィンとD・アラン・ニューマンの2人、音楽はロイ・ラヴィオである。出演はスティーヴン・フィールド、ジェリー・アンダーソン、たちであって、ナレーションをジェームズ・アール・ジョーンズが務めている。

基本的な物語は、地獄から「テラーグラム」と呼ばれる小包が届けられる。中身は、その人がかつて犯した悪行の数々が封じ込められたものだった。受け取った人は、届いたその日から恐怖に苛まれることになる、というものである。で、その「テラーグラム」が届いた3つの物語からなるオムニバス作品である。

3本で90分ということなので、時間的にはTVの30分枠のドラマを3本見るという感覚とほぼ同じである。そのため、物語としては、練り方が不十分と感じられる所もある。が、TVドラマという感覚で見れば、こんな所かということになる。(劇場公開されなかったというのも、内容を見たら分かりますね。)→DVD化もされておらず、今後もされないものと思われるが、LDではリリースされていたということで、ここにもまたLDのリリースされていた範囲の広さを知ることになりました。

 

↓本作はビデオすら無いので、代わりにJ・E・ジョーンズと言うとということで、これを拾っておきます。

スター・ウォーズ ダース・ベイダー ボイスチェンジャー

スター・ウォーズ ダース・ベイダー ボイスチェンジャー

  • 出版社/メーカー: トミーダイレクト
  • メディア: おもちゃ&ホビー
スターウォーズ ヴィンテージ ベーシック フィギュア ダース・ベイダー

スターウォーズ ヴィンテージ ベーシック フィギュア ダース・ベイダー

  • 出版社/メーカー: タカラトミー
  • メディア: おもちゃ&ホビー
スター・ウォーズ ダース・ベイダーUSBハブ

スター・ウォーズ ダース・ベイダーUSBハブ

  • 出版社/メーカー: キューブ
  • メディア: エレクトロニクス
スターウォーズ・ダースベーダーマスク

スターウォーズ・ダースベーダーマスク

  • 出版社/メーカー: RUBIE'S JAPAN
  • メディア: おもちゃ&ホビー

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MUNCHENER FREIHEIT『PURPURMOND』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1989年に発表された彼らの6枚目のスタジオ・アルバムである。1980年に結成された(西)ドイツのポップ・バンドである彼らは、本国(西)ドイツを中心に(ドイツ語で)アルバムを発表し続け、また、一部では英語でのアルバムを発表するということで、欧州を中心に活動を続けている。本アルバムは、前年の英語でのアルバム、更にそこからのシングルがイギリスで大ヒットしたことを受けてのアルバムであるが、母国語であるドイツ語でのアルバムである。ドイツ語であるため、本国でのみのヒットと言うことに収まったが、西ドイツでは最高位17位を記録している。

収録曲は以下の全12曲である。(ラストの1曲は、LPには未収録のCDのみの収録曲である。→当時は完全にCDに移行していない時期であったため、LPとCDの両者でリリースされた。)『Verlieben Verlieren』『Die Unsichtbare Welt』『Stell Dir Vor』『In Der Mitte Dieser Nacht』『Ihr Kommt Zu Spät』『Laß Mich Nie Mehr Los』『Wo Du Bist』『Ich Will Dich Noch Mal』『Purpurmond』『Wenn Ein Stern Vom Himmel Fällt』『Was Ich Fand』『Verlieben Verlieren (Rhythm Remix)』。

この中からシングル・カットされたのは2曲である。リリース順に、『Verlieben Verlieren』(西ドイツで最高位31位を記録)、『Ich Will Dich Noch Mal』(西ドイツで最高位50位を記録)である。

お薦め曲としては、シングル曲の『Verlieben Verlieren』と『Ich Will Dich Noch Mal』、そして『Stell Dir Vor』『Wo Du Bist』『Was Ich Fand』という所をピックアップしておく。

歌詞がドイツ語であるということで、その意味を完全に理解できていないのだが、メロディの方は'80's後半には多く聴かれるようになったメロディアスな路線のものであって、明るく楽しくポップで、とても聴きやすいものである。そのため、(ドイツ語という)言葉は(完全に)理解出来なくても伝わってくるものがある。(これが「音楽」の良いところである。)

日本では今一つ名前が通っていないが、彼らはこの後に大ブームとなるダンス・ミュージックのユーロ・ビートにも多大な影響を与えているグループであり、英語でのヒットを受けても本国に拘ったアルバムを発表しているところは粋なところである。

音楽シーンのメインストリームからは(一旦)外れることになるが、こういうアルバムをチェックし手老手こそ、音楽シーンの奥深いところがよく分かるだけに、隠れた名盤の一つということでチェックしてみるのが宜しいかと...

 

Purpurmond

Purpurmond

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Columbia Europe
  • 発売日: 1989/11/29
  • メディア: CD


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ケータイ刑事銭形雷21話[裏ネタ編]PART 8 [ケータイ刑事]

銭形雷」の第21話の「レッドカードはあいつだ! ~フットサン殺人事件」についての「裏ネタ編・増補」は今回限りです。で、劇中に登場したサッカー関係者から、「ペレ」について、「ネッツァー」について、登場人物の元ネタとなった「ボブ・デイビットソン審判」について、「ラモス瑠偉」について、「三浦知良」について記します。

また、BS-iの本放送時に記した記事は2006/5/21付けで、MBSでの放送時に記した[改訂版]は「ここをクリック」(ここにはBS-i本放送時に記した記事へのリンクもあります。)してご覧下さい。

ペレ」:ブラジルの元サッカー選手である。ブラジルの国民的英雄でもある。本名はエジソン・アランチス・ドゥ・ナシメント、1940/10/23生まれである。14歳でデビューして、1977年の引退までの間に大活躍をしたことから「サッカーの王様」と呼ばれている。(23年間で1363試合に出場し、1281得点を上げた。)また、ワールドカップでは3度の優勝を経験している。

現役引退後はFIFA の大使、フェアプレー委員会で活躍し、更にはユニセフの親善大使を務めたこともある。また、映画出演も果たしており、1981年の映画「勝利への脱出」では出演とサッカーのテクニカル・アドバイザーも務めている。(サッカー・ファンの間では、伝説的な映画となっている。)

1995年には、ブラジルのスポーツ大臣に就任し、ブラジルで初の黒人閣僚となって、1998年までの3年間、大臣として務めている。

ある程度の実績を残した選手は、現役引退後はコーチや監督になることが多いが、彼の場合は現役時代の功績が偉大すぎることもあるため、監督は経験無いことでも知られている。また、ワールドカップの優勝国予想がさっぱり当たらないということでも有名である。(2006年ドイツ大会でようやく優勝国を当てたが、それ以外は優勝予想した国は予選リーグ敗退が多い。)

ネッツァー」:ドイツ(西ドイツ)の元サッカー選手である。フルネームはギュンター・ネッツァーで、1944/9/14生まれである。'60年代後半から'70年代前半にかけて活躍した選手であって、西ドイツで年間最優秀選手に、1972年と1973年の2年連続して選ばれている。ワールドカップに選手として出場して優勝を1回経験している。

1976年に現役を引退すると、ハンブルガーSVのゼネラルマネージャーとしてチームの強化に努め、'70年代終盤から'80年代初頭のチームの黄金時代を築き上げている。その後、ゼネラルマネージャーを退き、事業やサッカー解説を務めている。

ボブ・デイビットソン審判」:  アメリカのメジャー・リーグの審判員である。1952年生まれである。これまでにも数多くの誤審をしている審判として有名である。

1983年にメジャー・リーグ(ナショナル・リーグ)の審判員となる。1999年に審判を解雇されるが、2005年に復帰している。いくつかの大きな誤審を複数回犯していることでも知られているのだが、この物語の本放送は2006/5/20であったが、その2006年春のWBCでも誤審をしている。(日本-アメリカの試合だったことで、様々な問題をあらわにしたと同時に、日本でも大々的に「誤審」として報道されたため、その名前は広がった。)

WBCでの誤審は2006/3/12のことであっただけに、それから約2ヶ月で放送したということなので、ドラマ製作のスケジュールを考えると、時事ネタとしてはまだ十分新しいところでもありました。

ラモス瑠偉」:ブラジル出身で、日本に帰化した元サッカー選手である。その後、サッカーの監督のライセンスを取得し、指導者として活動している。生まれは1957年であり、1975年にブラジルでプロ選手となってデビューをする。1977年に来日して読売クラブ(現在の東京ヴェルディ)に入団し、そこから日本でプレーを続ける。1989年に日本に帰化したため、以後は日本代表としても活躍する。

1998年に現役を引退するが、その時にJリーグ(J1)の最年長出場記録を樹立している。(後に更新されている。)

サッカーを引退した後は、フットサルの日本代表に選ばれて、1999年に国際大会に出場している。その後、選手として完全に引退すると、解説者として、またはタレントとしての活動も行っているが、テクニカル・アドバイザー、コーチ、監督など、指導者としていくつかのチームで歴任している。

三浦知良」:1967年2月生まれのサッカー選手であり、「キング・カズ」のニックネームを持っている日本を代表する選手である。40歳を過ぎている現在も現役選手であって、現役最年長選手である。(現在はJリーグ(J2)で史上最高齢記録を更新し続けている。)

高校に進学するも、1982年に1年の途中で中退してブラジルに渡る。1986年にブラジルでプロ・サッカー選手となる。その年は出場機会が殆ど無かった。翌年、移籍してチームの優勝に貢献する活躍をして、日本人初という記録をいくつか作る。そして、1990年に日本に戻ってきて、読売クラブに移籍する。1992年にJリーグがスタートすると、ヴェルディ川崎の優勝に貢献する活躍をして、最優秀選手に選ばれた。

1994年に、イタリアのセリエA(ジェノア)に1年契約で期限付移籍して、アジア人初のセリエAプレーヤーとなる。後に日本人選手の渡欧が盛んになるが、これも彼が道を開いたと言って良い。1995年に日本に戻ってくる。

1999年にはクロアチアのチーム(ザグレブ)に移籍するが、1年で帰国。以後はJリーグで数チームを渡り歩き、2005年暮れに、オーストラリアのチームに期限付き移籍している。2006年からは横浜FCの所属で、現役の選手として出場し続けている。(2007年は久しぶりにJ1で戦うことになったが、2008年以降はJ2である。)

現在の日本のサッカー人気は彼によって築かれたと言っても過言ではなく、「日本人選手初」ということを数多く実現しており、更に海外のサッカー・リーグを注目させたのも彼が在籍したためである。正に現在の日本サッカー界に於いては、ニックネームの通り、「王様」である。

ただ、2011年のシーズンは44歳でのプレーということになるが、引退したくても引退できないような状態になっているようにも思われる。また、これは筆者の感じるところであるが、現在のJリーグの規定では、選手兼任監督は認められていないが、カズであれば特例ということで選手兼任監督も認められるような気がします。(一旦引退し、監督になった後、彼の人気に乗った集客作戦として、現役復帰をして監督兼任が特別に認められる、という筋書き...→その時には50歳を超えていて、史上最高齢現役選手の記録も更に更新する...)

 

ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 2

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ペレ自伝

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  • メディア: DVD

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ラモスの黙示録

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やめないよ (新潮新書)

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たったひとりのワールドカップ―三浦知良、1700日の闘い (幻冬舎文庫)

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  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
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  • メディア: 文庫

KAZU―十五の旅立ち 三浦知良物語

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  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 1997/08
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三浦知良のサッカー留学物語―日本人で初のブラジル・プロになった男

  • 作者: 大貫 哲義
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1987/11
  • メディア: 単行本


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