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MICK JAGGER『SHE'S THE BOSS』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1985年に発表された彼の1st.ソロ・アルバムである。言うまでも無くかれはTHE ROLLING STONESのボーカリストとして'60'sから活躍していて世界的に知られているが、キャリアも20年を超えて、本格的にソロとして活動を開始した。(よって、それまでにも何度か出ていたが、「ストーンズ解散」という話が派手に流れたものでした。)で、ソロとしてもまずまずのヒットとなった。(或る部分は名前で売れるということでもありますが...)で、本アルバムはイギリスでは最高位6位、アメリカではBillboardで最高位13位を記録して、1985年の年間アルバム・チャートでは80位にランクインしている。

収録曲は以下の全9曲である。『Lonely At The Top』『1/2 A Loaf』『Running Out Of Luck』『Turn The Girl Loose』『Hard Woman』『Just Another Night』『Lucky In Love』『Secrets』『She's The Boss』。

この中からシングル・カットされたのは3曲である。アルバムに先駆けて先行リリースされた1st.シングルの『Just Another Night』はイギリスで32位、アメリカで12位を記録するヒットとなって、ソロとしても存在感があるところを見せた。が、2nd.シングルの『Lonely At The Top』はアメリカのメインストリーム・ロックチャートに9位を記録したでけで、3rd.シングルの『Lucky In Love』はアメリカで38位を記録しただけであった。

お薦め曲は、シングル曲の『Just Another Night』『Lonely At The Top』『Lucky In Love』、それ以外からはアルバム・タイトル・ナンバーでもある『She's The Boss』をピックアップしておく。

本作のあと、彼はソロ活動に本腰を入れることになり、それこそ「ストーンズ解散」という話がいよいよ現実化する思われ、実質的に活動停止状態となった。が、1989年に復活したということで、それはそれで良かったということになった。本アルバムが全英や全米で1位を獲得するようなビッグ・ヒットになっていたら、果たしてどうなったか?と考えたりしてしまう。(それを考えると、それなりのヒットであったのが良かったのかも、と言う考えも出来る。)が、中途半端なアルバムではないのは言うまでも無い。

本アルバムは、ストーンズが活動を停止した時期('82年から'89年)に生まれたアルバムであるだけに、どうしてもストーンズの歴史と重ねてしまうため、彼のソロということが忘れ気味になってしまうところである。が、ロック・アルバムとしては内容的に悪くないアルバムであるだけに、一度はじっくりと聴いておきたいアルバムの一つである。

 

She's the Boss

She's the Boss

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Atlantic / Wea
  • 発売日: 1993/11/12
  • メディア: CD

She's the Boss

She's the Boss

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Sony
  • 発売日: 1990/10/25
  • メディア: CD

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「THUNDERBOLT AND LIGHTFOOT」 [映画(洋画)]

表題の作品は1974年のアメリカ映画「サンダーボルト」である。本作は1978年の「ディア・ハンター」でアカデミー賞を受賞してスター監督となり、1980年の「天国の門」の大失敗でハリウッドを追放されることになるM・チミノ監督の監督デビュー作である。尚、1929年に同名邦題の作品が存在するが、そちらの作品の原題は「THUNDERBOLT」であり、本作とは全く別である。(邦題がたまたま同じになっただけである。)

作品データを記しておくと、時間は115分、製作はロバート・デイリー、監督と脚本はマイケル・チミノ、撮影はフランク・スタンリー、音楽はディー・バートンである。そして出演は、クリント・イーストウッド、ジェフ・ブリッジス、ジョージ・ケネディ、ジェフリー・ルイス、キャサリン・バック、ゲイリー・ブッシー、ジャック・ドッドソン、ジーン・エルマン、バートン・ギリアム、ロイ・ジェンソン、ビル・マッキーニー、ヴィク・タイバック、ダブ・テイラー、グレゴリー・ウォルコット、カレン・ラム、たちである。

サンダーボルトと呼ばれているジョンは、かつて、レッドという男と組んで50万ドルを強奪した銀行強盗だった。が、ちょっとした行き違いから、レッドはサンダーボルトを執拗に追っていた。で、サンダーボルトはレッドから逃げていた。かつて奪った50万ドルは、首謀者のラムの母校の小学校に隠してあった。レッドから逃げる中、サンダーボルトはライトフットという若く威勢のよい男と道連れになり、枯れとくんで50万ドルを取り戻すことを決めた。で、金が隠されている小学校に向かった。しかし、金が隠されている昔の校舎は取り壊されていて、新しい校舎が建っていた。更に、レッドもグッディと共に現れたのだった。レッドは分け前を要求するが、事実を話したサンダーボルト。で、ライトフットがもう一度同じ手口で同じ現金強奪を行うことを提案し、一同はそうすることに決めた。で、決行日を決め、準備を整え、日曜の夜に襲撃した。2度目ということもあって、全てが上手くいき、逃げて行く一同。が、グッディの服が隠れたトランクからはみ出しているのをハイウェーの料金係は見落とさなかった。で、警官隊に追われる一同。グッディは警官隊の銃撃を受けて瀕死の重傷となり、レッドはサンダーボルトとライトフットを徹底的に殴り倒すと、車と金を奪って逃げて行った。しかし、警官隊に追われ、追いつめられていき、デパートのウインドーに車ごと突っ込んで死亡した。サンダーボルトとライトフットは体一つで逃げていき、ハイウェーでヒッチハイクをして逃げていった。更に2人にとって幸運なことに、目の前に、最初に奪った50万ドルが隠された、取り壊された筈の古い学校の校舎が現われた。というのは、その校舎はモンタナ州の文化記念物として、州当局から移転されて観光スポットとして生まれ変わっていたのだった。で、その校舎に入ると、50万ドルもそのまま隠されたままだった。ということで、サンダーボルトとライトフットは50万ドルを手に入れた。白いキャデラックを手に入れ、2人は金を持ってハイウェーを走っていく。が、突然、ライトフックが崩れ落ちるように倒れた。レッドに殴られた衝撃が今になって現れたのだった。で、そのまま息を引き取ったライトフット。サンダーボルトはそのままハイウェーを走って行った。

都合がよすぎると感じてしまう展開があるものの、イーストウッド、ジェフ、ジョージ、ジェフリーの4人がそれぞれの持ち味を出している所は評価できる。ストーリーがもう少し緻密に寝られていたらと思うだけに、その点では残念である。が、チミノ監督の処女作と言うことでは、今後を期待させるというレベルには達している。(実際、「ディア・ハンター」ではその期待に応えている。)

微妙な所もあるが、若いイーストウッドを見ると言うことだけでも宜しいかも...(見ておいてソンすることはない作品である。)

 

サンダーボルト [DVD]

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  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
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ケータイ刑事銭形雷22話[裏ネタ編]PART 4 [ケータイ刑事]

銭形雷」の第22話の「気分はもうスピード!? ~バスジャック殺人事件」についての「裏ネタ編・増補」の3回目となる今回は、劇中でバスの停留所として出てきた「モンシロチョウ」と「アゲハチョウ」について本来の蝶々として記すのと、途中で乗ってきてバスジャックをした犯人たちはこれをしていたことから「覆面」について、これを出したことから「声明」について記します。尚、「覆面」については「・24話(2nd.11話)[裏ネタ編]PART 4」で記したものをベースにして加筆しました。

また、BS-iの本放送時に記した記事は2006/5/28付けで、MBSでの放送時に記した[改訂版]は「ここをクリック」(ここにはBS-i本放送時に記した記事へのリンクもあります。)してご覧下さい。

モンシロチョウ」:漢字で記すと「紋白蝶」。チョウ目、シロチョウ科に属するチョウである。開張すると5~6cmであり、全身は名前の通りに白色である。前はねの先端部分に2つ、後ろはねの前縁中央部に1つの国典があり、裏面は淡い黄色をしているのが特徴である。

幼虫はアブラナ科の作物の葉を食べるということで、あおむし、あおなむし、なのあおむし、めいれい、などの呼び名がある。外国では「キャベツ畑の蝶」という言い方(現地語の直訳)がされることもある。幼虫もそうであるが、どこにでもいるようなメジャーな蝶である。そのため、蝶を採集しようとすると、これを捕まえることが多く、学習用としても広く利用されている蝶の一つとしてお馴染みである。

世界でも広く分布していて、温帯から亜寒帯の広い範囲に分布している。日本には奈良時代に大根の栽培と共に移入されたとされており、歴史的にもかなり古くから存在していることになる。

また。年間に数回(多い所では6、7回にも及ぶ。)発生する。しかし盛夏には発生が衰える。また、春型のものは黒紋が不鮮明になるという特徴がある。冬には蛹の状態で越冬するのが一般的であるが、温暖な場所であれば幼虫のまま冬を過ごすこともある。

幼虫の特徴としては、卵から孵化したものは、卵の殻を、脱皮した場合は脱皮した皮を餌として食べる。(無駄のない食生活をするものですね。)

俳句の世界では「蝶」と言うと「春」であるため「モンシロチョウ(紋白蝶)」も「春」の季語である。英語では「Garden white」または「Small White」と言い、ドイツ語では「Kleiner Kohlweißling」または「Kohlkopfschmetterling」、フランス語では「Papillon du Chou」または「Piéride de la Rave」、イタリア語では「Farfalla di Cavolo Cappuccio」または「Pieris Rapae」、スペイン語では「Mariposa de la Berza」または「Pieris Rapae」、中国語では「菜粉蝶」と言う。

アゲハチョウ」:漢字で記すと「揚羽蝶」または「鳳蝶」(一般的には前者が使用される。また、後者は難読漢字の一つとして知られている。)。チョウ目、アゲハチョウ上科・アゲハチョウ科に属するチョウの総称である。または、同科に属するナミアゲハの和名であってその通称である。開張すると8~12cmであり、大型の蝶である。はねは緑黄地に黒い条や斑点があり、後はねには尾状の突起がある。また、幼虫は柑橘類に付く害虫として知られている。

生息範囲は広く、南極大陸以外の全ての大陸に分布していて、種類も多く、数百種類が知られている。しかし、最も生息しているのは熱帯地方が中心であって、寒冷地に行くに従って数は減る。日本でも夏に最も多く見られる蝶である。

俳句の世界では「蝶」は「春」の季語であるが、「アゲハチョウ」(「揚羽蝶」「鳳蝶」も含む。)は熱帯地方を中心に分布する夏に見られる蝶ということで、「夏の蝶」の総称という意味もあるため、「夏」の季語になっている。

英語では「Swallowtail Butterfly」または単に「Swallowtail」と言い、ドイツ語では「Ritterfalter」または「Schwalbenschwanzschmetterling」、フランス語では「Papilionidae」または「Papillon du Machaon」、イタリア語では「Papilionidae」または「Farfalla di Coda Forcuta」、スペイン語では「Papilionidae」または「Mariposa de la Cola de Golondrina」、中国語では「鳳蝶」という。

覆面」:顔面を覆い包むこと、またはそのために用いる布や紙、お面などのことを言う。用途としては、防寒用という一般的な使い方があるが、宗教関係では神仏への供物や貴人の食膳を用意する際に自分の息が掛からないようにするために使われる宗教的な物と位置づけられている。更には、他人に顔を知られないようにするために、顔を隠すための道具として使用される。で、顔を隠すことで強盗などが犯罪を犯す際に用いたりするのに使われる。(そのため、この点では「負のイメージ」のあるものとなっている。)

顔を隠すことが出来るということでは、その通りの「素顔を隠す」ということを目的として、プロレスなどで一部のレスラーが正体を謎にするという目的で覆面を被ったレスラー(所謂「覆面レスラー」)が存在している。(この場合は、装飾が付いていたり、カラフルなデザインがされている覆面が使用されていて、それが人気を呼ぶ要素にもなっている。(例えばタイガーマスクなどはその典型的な例ということになる。→ウルトラマンやウルトラセブンという覆面レスラーもいましたね...)

「正体を隠す」ということでは、存在を知られないようにした「覆面パトカー」や「覆面調査官」というようなものも存在する。これらは、前者がパトカーであることが分からないように普通の一般車と同じような車であり、緊急時にのみサイレンを付けて走ることで警察車両と言うことが分かる。一方、後者は店員に調査員と言うことが分からないようにして、普段の接客態度や店のサービスなどを調べ、それをフィードバックしてサービス改善に繋げるために行う調査を行う調査員である。実際に覆面をしている訳ではなく、「正体を隠す」ということで「覆面○○」と呼ばれている。

尚、顔を隠すには、手ぬぐいなどで顔を包みこめば、一応目的は果たせる。その場合、使用された手ぬぐいも「覆面」ということになる。また、大きなサングラスに大きなマスクをするというように、複数の物を使って顔を隠す場合もあり、実際に行われている。しかし、この場合は使用された1つ1つのもののことは「覆面」とは言わないが、組み合わせて使用されたことで、それらをまとめて「覆面」ということになる。

英語では「Mask」と言うが、この単語の日本語には「仮面」と「覆面」という2つの意味がある。前者は各種お面なども含み、イメージとしては良いものが多いが、後者は「顔を隠す」というネガティブなイメージがあり、「覆面強盗」などが現実にいるだけに、負のイメージがある。また「Visor」という言い方もある。ドイツ語では「Maske」、フランス語では「masque」、イタリア語では「maschera」、スペイン語とポルトガル語では「máscara」、中国語では「面具」という。

声明」:意見や主張などを公に発表することを言う。特に、テロ事件などを起こした犯人は、社会に対して何らかの主張を行い、犯行動機や要求を発表するという行動を取るが、その際に主張や要求を発表することで知られている。(この場合は「犯行声明」と言う言い方が一般的である。)そして、その時に発表された文章のことを「声明文」と言う。

また、政府などの公的機関が、政治上または外交上の課題に対していけんょおおや毛にする場合にも「声明」と言う言葉が使われる。

また「「声明」を「しょうみょう」と読むと、仏教の儀式ゆ法要に於いて、僧侶が唱える聖楽のことを指すことになる。

尚、類義語として「宣言」と言う言葉があるが、「宣言」は狭い範囲でも良く、意思や方針などを述べることを指すのが一般的であり、「声明」は広く公に対して主張することを言う。また、「宣告」は公に述べることということでは同じであるが、これは意見や主張でなくても良く、公に告げることが主眼となる。また、戦争を仕掛け、相手国に対して戦争開始という意思を告げる場合は「声明」でも「宣言」でもなくて「宣戦」と言う。

英語では「Statement」、ドイツ語では「Aussage」、フランス語では「Déclaration」、イタリア語では「Asserzione」、スペイン語では「Declaración」、ポルトガル語では「Declaração」、中国語では「声明」という。

 

ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 2

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モンシロチョウ―キャベツ畑の動物行動学 (中公新書)

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  • 発売日: 2003/03
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モンシロチョウの観察 (わたしの研究)

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  • 作者: 石井 象二郎
  • 出版社/メーカー: 偕成社
  • 発売日: 2000/10
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モンシロチョウ (科学のアルバム)

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  • 作者: 矢島 稔
  • 出版社/メーカー: あかね書房
  • 発売日: 2005/03
  • メディア: 単行本

アゲハチョウ (科学のアルバム)

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  • 作者: 本藤 昇
  • 出版社/メーカー: あかね書房
  • 発売日: 2005/03
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アゲハチョウ観察ブック

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  • 作者: 藤丸 篤夫
  • 出版社/メーカー: 偕成社
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アゲハチョウ観察事典 (自然の観察事典)

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名曲探偵アマデウス#86 ブラームス「クラリネット・ソナタ第1番」 [ドラマ]

ブラームスの「クラリネット・ソナタ第1番」を取り上げた今回は、宮崎美子がゲストということで、往年のあれ、則ち『今の君はピカピカに光って』をネタに使った物語でした。(「風のハルカ」のアスカさんの伯父さんの奥さんとカノンさんとの出会いというネタには走らなかったですね。)で、昔の宮崎美子のグラビア写真がいくつか劇中に登場させ、しかも所長がそれに強く反応しているという所がポイントでした。(所長の世代を考えると、なるほどという設定ですね。)

で、いつもと違った所長の姿が見られたということで、これはこれで面白い物語でした。(カノンさんはおとなしめでした。)ただ、今回の所長は、何処にでもいるようなオヤジになっていたと言った方がいいですね。

冒頭、事務所でエアロバイクを漕ぎながら、両手にはダンベル(水を入れるもの)を以てトレーニングをしている所長。そんな所にカノンさんが外出から戻って来ると「どうしたんですか、所長?」と驚いていた。そして「そんなに動いたらお腹が空くだけですよ...」と口にする。(カノンさんらしい発想ですね。これまでにもこういうことを何度も口にしていますし...)これに所長は、40歳を超えると筋肉は毎年0.5%ずつ衰えていくと言われている、と語り、体を鍛えて筋肉を維持するのも名曲探偵の心得の一つ、と語り、運動を続けていた。そんな所に依頼人がやってきて「名曲探偵さんはこちらでしょうか?」と言う。で、カノンさんが対応する。で、相談があるという依頼人は「江藤リサと申します」と名乗った。すると運動をしていた所長が反応し、運動を止めて振り返った。

依頼人を目にすると飛んでいき、カノンさんを突き飛ばし、依頼人に「私、所長の天出臼夫と申します」と丁寧な挨拶をした。で、「一世を風靡した元グラビアアイドル・江藤リサさんとお会い出来るなんて、名曲探偵冥利に尽きるというものです」と態度が変わった。彼女は電撃結婚で突如芸能界を引退したと説明する所長に「25年も前のこと」と話す依頼人。で、「もう一度グラビアで勝負したい」と話す。で、話を聴く所長。

リサは、グラビアのカリスマト呼ばれた巨匠カメラマン(カゲヤマゲンゾウ)の撮り下ろし写真集を出版したいというのだった。また、ここだけの話と言って、離婚したと語り、写真集を芸能界復帰の新しい出発点にしたいというのだった。覚悟は出来ていると話すと、所長の頭はその妄想で満ちて、人が変わっていた。リサのデビューもカゲヤマだったが、彼は既に一線を退いていた。しかし、彼でないとダメと言う依頼人。カゲヤマに電話したらいつも留守電で、そのBGMが変わったという。で、電話を掛けて所長に聴かせる。それを聴いた所長はブラームスの「クラリネット・ソナタ第1番」だった。リサはこれにメッセージが隠されていると言い、その謎解きの依頼をした。(当然、所長は喜んで引き受けた。)

かつてのグラビア写真を見るカノンさん。(本当に昔の宮崎美子のグラビア写真です。しかも、江藤リサの歩みはその時の宮崎美子とまったく同じということを語っていた。尚、「あれから30年」とここでは言っていたが、宮崎美子のグラビア写真が話題になったのは1980年のことであって、31年前になります。)何としても復活したいという依頼人の話を受けて、まずは第1楽章から。

とりとめのない不思議な曲ということで、その解説から始まる。メロディ(音程)が上ろうとするが直ぐに降りていくという構成の繰り返しとなっていて、盛り上がろうとしても長続きしない。これはブラームスの最晩年(死の3年前)の作品で「枯淡の境地」と言う。また、当時、ブラームスは親しい人が次々と亡くなっていき、孤独感にさえなまれ、情熱を失っていた。

ということから、カゲヤマはグラビアを撮る情熱を失っているのでは?と考えた。これに依頼人は「もう若くはない」と言うが、所長は「それはどうですかね」と言い、「カメラマンをときめかす女性の魅力は、はち切れんばかりのグラマラスボディとか、ぴちぴちした肌だけなのか」と言って、依頼人をフォローしていた。

で、第2楽章へ。ここはけだるく漂う印象を受けるということで、その説明へ。ここではピアノとクラリネットの音が半小節ずれている。(ビアノの最低音が前にずれている。)これによって不協和音となる。素直な位置だと余りにも単純すぎる素直な音になる。(いつものように聴き比べがありました。)これで漂うような感じとなる。更に弱音には繊細な指示がある。(ピアノ、ピアニッシモ、ピアノ・ドルチェなどの指示を事細かに付けている。)これが繊細な世界を生み出し、これが心の微妙な揺れを表現している。しかし所長は「それなら年令とは関係ない」と言い、「いくつもの喜びや悲しみを経験した人間の方がより魅力がある」と語った。すると「熟女こそ絶好の被写体」とカノンさん。(依頼人の表情が明るくなるが、カノンさん、依頼人を上手く持ち上げました。)

依頼人は、それなら何で電話に出てくれないのか?と言う。所長は、この曲はブラームスと一人の演奏家との出会いによって生まれた、と語り、今度はこの曲が生まれた背景についての説明へ。

この曲はブラームスが61歳の時に作曲された曲であるが、その数年前にブラームスは年を取りすぎ、引退を決意していた。が、リヒャルト・ミュールフェルトというクラリネット奏者との出会い、彼のために曲を作ろうと思い、作曲したのだった。そして、クラリネットの特徴を最大限活かしている、と語られる。(調を選び、広い音域を活かして音色が最も引き立つ所(最低音を何度も使っている。)を使っている。)

そして、1985年の初演の時、ブラームスとミュールフェルトの2人で演奏し、絶賛を浴びたのだった。で、カゲヤマに情熱を取り戻させるにはミュールフェルトのような特別な才能を持った人が必要だと感じた依頼人は「私なんかじゃだめ」と言って落ち込んだ。が、所長は「あなたにミュールフェルトのような人間になって欲しいと訴えているのかもしれません」と言う。(なかなか上手い言い方で持ち上げますね。)しかし依頼人はこれを笑い飛ばし「なれっこない」と言った。

で、第4楽章に持って行く所長。「楽しそう」と感想を言うカノンさん。所長は「ここにこそ音楽の本当の喜びがある」と言う。そして、この部分の仕掛けについての解説へ。

ここではピアノとクラリネットのメロディが、主役と脇役という立場を入れ替わり立ち替わりになり、更に旋律を両者が分担して奏でるというように、両者の絶妙なアンサンブルとなっている。ということで、2つの楽器の掛け合いは、「聴衆のためではなく、自分たちが楽しむために書いた」という曲だった。で、所長は(リサのかつての写真集は)ただ写真を撮るという純粋な喜びがあった、と言う。すると依頼人は、そのグラビアを撮ったときのことを思い出して語った。「本当に楽しかった」と言い、売れたいとか、綺麗に撮って欲しいという思いは全くなく、カゲヤマに撮られる喜びを全身で感じていたと言う。所長は「そして彼も、あなたの圧倒的な魅力に惹かれ、無我夢中でシャッターを切った」と語る。すると依頼人は、「あの時は2人とも写真を撮ることに純粋な喜びを感じていたから、結果的に成功した」と気づいた。所長は「つかぬ事」と断ってから「モデルとカメラマンという関係だったのか?」と尋ねる。それはブラームスがある女性に当てた謎の言葉「蛇が尻尾を噛んで輪は閉じられた」という言葉を持ち出し、この言葉がブラームスの心からのメッセージだったとして、その説明へ。

この言葉は物事が完結することの例えとして使われてきた言葉である。で、ブラームスが生涯愛し続けた女性というのは師と仰ぐシューマンの妻のクララだった。(これに関する説明は、以前のブラームスの曲を取り上げたときにも語られていましたね。)

また、この曲にはクララを象徴する旋律(「クララのメロディ」)が使われている。しかも「クララのメロディ」は元々はクララが作曲したメロディであり、シューマンが自分の曲でしばしばこれを引用していた。(例えば「トロイメライ」と言って、それも紹介されるが、野本先生の説明はいつものことながら分かりやすいです。)また、シューマンの愛弟子・ブラームスも一番最初に出版した作品である「ピアノソナタ第1番」の中でクララのメロディを使っている。(これも野本先生が弾いてくれました。)そしてそれを最晩年の作品でもう一度出てきている。そしてこの楽譜をクララに送り、「蛇が尻尾を噛んで輪は閉じられたのです」と記していた。そしてこれはクララに対する変わらぬ愛情の気持ちを偲ばせていたのだった。

で、所長は「リサを撮ることでカゲヤマゲンゾウのカメラマン人生の輪を閉じることが出来る」と伝えたかったと語った。カノンさんは「カゲヤマ山河ブラームスで、江藤さんがクララ」と口にした。そして「もしかしてカゲヤマさん…」と言うが、依頼人がそれを遮るように「逆です」と言って「私がカゲヤマさんのこと、愛していたんです」と告白した。(所長が「衝撃の」と言い、カノンさんが「告白!」と言っていたが、ここでは漫才コンビになっていた所長とカノンさんの息も合っています。)

所長は、この曲のメッセージを開けたあなたからの電話を待っているはず、と言うと、依頼人は携帯を取りだしてカゲヤマに電話を掛けた。で、「ただカゲヤマに撮って貰う喜びを味わいたい。でないと蛇の輪は閉じられないですよね」と伝えると電話を切った。

今回は、ドラマ部分は約36分半強、曲が6分半弱、ラストのオチが1分弱という構成で、ここ最近の物語ではラストのオチ部分がやや短めでした。尚、曲の部分は第1楽章と第4楽章ということでした。(時間的にはダイジェストにならざるを得ないですし...)

ラストのオチは、所長が外出から帰ってくるが、カノンさんに気づかれないようにそっと戻って来る。カノンさんがいないことを確かめると、お腹に隠していた依頼人の写真集を取り出し、ソファーに座ると、鼻の下を伸ばして見始める。で、所長はそれに興奮して、「こうだ」と良いながらポーズをとり始める。そんな所に、ソファーの陰に隠れていたカノンさんが顔を出し、「所長、何買ってきたんですか?」と尋ねた。所長はポーズを止めて、何事もなかったように「響くん、そんな所に隠れていたのか」と良いながら写真集を手に、ソファへに座った。カノンさんは「私にも見せて下さい」と言って所長に迫るが、「嫌だよ」と言った所長は立ち上がり、事務所の中を逃げ回る。カノンさんはそれを追いかける。「見せないよ」「見たい」と言い合い、逃げる所長と追いかけるカノンさん。途中で所長は写真集を置き、カメラを手にした格好をして「響くん」と言ってカノンさんの方にカメラを持ったふりをして撮影するポーズをする。これにカノンさんはモデルとなってポーズをとる。で、逃げる所長と追いかけるカノンさん。所長がカメラを向けたふりをするとカノンさんはポーズをとり、それを繰り返していた。

今回は、宮崎美子のあのグラビアを元にした物語ということで、所長の世代の心を揺さぶる物語となっていたが、時にはこういう物語も良いですね。(そう言えば、ファイルNo.010でシューマンの「こどもの情景」を取り上げた時のゲスト・斉藤由貴の時も、今回のようにゲストに因んだ物語となっていたが、その時のシューマンと今回のブラームスとの間に師弟関係があるなど、そこまでの繋がりを考えた物語と思えば、実に凄い計算ですね。)

ただ、今回はカノンさんが目立つ所が全くなかったのだが、逆に言うと「助手」という役割に徹していたということにもなる。実際、依頼人を持ち上げようとする所長に上手く追従するというように、所長と抜群のコンビネーションを見せていましたし...

また、宮崎美子のあのグラビアというと、斉藤哲夫の『いまのキミはピカピカに光って』とセットになるのだが、一応ラストのオチの所でこの曲をバックに使っていたので、細かい所にも気を配っていましたね。尚、所長がラストでカノンさんにカメラを持ったふりをしていたが、この時、カメラを持ったふりをするのではなく、実際にカメラ(言うまでも無く、ミノルタの一眼レフカメラのX-7)だったら、今回の物語は元ネタを完璧にと言うことになったのですが...(宮崎美子+『いまのキミはピカピカに光って』=ミノルタのX-7のCMです。)→所長の世代ならばX-7を現在でも持っていても不思議ではありませんし、そこまでやってほしかったですね...

来週21日はファイルNo.087のチャイコフスキー(現時点では曲名は不明)ですが、今月の新作は底までです、(2/28は何かの再放送となっています。)BS-hiというチャンネルがあるのは3月一杯ですが、あと何本の新作があるのでしょうかね?3月も3本の新作があって、ファイルNo.090まで届いて欲しい所です。(4月からはBSプレミアムで4年目に突入してくれることを願っています。)

(2/15追記)
2/21はファイルNo.087のチャイコフスキーの「バイオリン協奏曲」です。
また、BSプレミアムの全曜日の19:00以降と深夜枠に「名曲探偵アマデウス」の名前がなかったということで、4年目突入はなしということですかね...(まだ、日曜以外の08:00~19:00、日曜日の18:00より前という時間帯の可能性は残されていますが...)

 

ブラームス:クラリネット・ソナタ第1番&第2番

ブラームス:クラリネット・ソナタ第1番&第2番

  • アーティスト: ライスター(カール),ブラームス,デムス(イェルク),ボルヴィツキー(オトマール),ヴァーシャーリ(タマーシュ)
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
  • 発売日: 2003/11/26
  • メディア: CD

ブラームス:クラリネット・ソナタ第1番、第2番/クラリネット三重奏曲

ブラームス:クラリネット・ソナタ第1番、第2番/クラリネット三重奏曲

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: 日本コロムビア
  • 発売日: 2011/03/02
  • メディア: CD
ブラームス:クラリネット・ソナタ第1番, 第2番(ベルケシュ/ヤンドー)

ブラームス:クラリネット・ソナタ第1番, 第2番(ベルケシュ/ヤンドー)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Naxos
  • 発売日: 1997/03/01
  • メディア: CD
ブラームス:クラリネット・ソナタ集 (Hybrid Disc)

ブラームス:クラリネット・ソナタ集 (Hybrid Disc)

  • アーティスト: オッテンザマー(エルンスト),ストラヴィンスキー,メシアン,ズーターマイスター,ブラームス,ヴラダー(シュテファン)
  • 出版社/メーカー: オクタヴィアレコード
  • 発売日: 2006/05/24
  • メディア: CD
ブラームス : クラリネット・ソナタ第1番ヘ短調

ブラームス : クラリネット・ソナタ第1番ヘ短調

  • アーティスト: コーエン(フランクリン),ブラームス,シューマン,アシュケナージ(ウラジミール)
  • 出版社/メーカー: ポリドール
  • 発売日: 1997/05/25
  • メディア: CD
ブラームス:クラリネットソナタ第1番・第2番

ブラームス:クラリネットソナタ第1番・第2番

  • アーティスト: ブラームス,ウラッハ(レオポルト),バリリ(ワルター),デムス(イェルク),コッホ(フランツ),ホレチェック(フランツ)
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
  • 発売日: 2001/11/28
  • メディア: CD
ブラームス:クラリネット・ソナタ集

ブラームス:クラリネット・ソナタ集

  • アーティスト: オッテンザマー(エルンスト),ブラームス,ヴラダー(シュテファン)
  • 出版社/メーカー: Digital MediaLab.,Inc.
  • 発売日: 2001/02/25
  • メディア: CD
↓一応こういうものも...

宮崎美子写真集<元気です!> (1980年)

  • 作者: 時 裕志
  • 出版社/メーカー: 富士見書房
  • 発売日: 1980/11
  • メディア: -
一世風靡~一曲入魂編~

一世風靡~一曲入魂編~

  • アーティスト: オムニバス,ヴィーナス,アラジン,シュガー,あみん,高樹澪,杉山清貴&オメガトライブ,BaBe,沢田知可子,THE 虎舞竜,つのだひろ
  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • 発売日: 2002/03/20
  • メディア: CD

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