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「THE THIEF WHO CAME TO DINNER」 [映画(洋画)]

表題の作品は1973年のアメリカ映画「おかしなおかしな大泥棒」である。(日本での劇場公開は1973年4月であった。)犯罪コメディ映画であるが、監督としてデビューする前のW・ヒル監督が脚本を担当しているという所に注目すべき作品であり、後の彼の作品群とはジャンルが違っている、というところが面白いところである。

作品データを記しておくと、時間は105分、原作はテレンス・L・スミス、製作と監督はバッド・ヨーキン、脚本はウォルター・ヒル、撮影はフィリップ・H・ラスロップ、音楽はヘンリー・マンシーニである。そして出演は、ライアン・オニール、ジャクリーン・ビセット、ウォーレン・オーツ、ジル・クレイバーグ、チャールズ・シオッフィ、ネッド・ビーティ、オースティン・ペンドルトン、グレゴリー・シエラ、マイケル・マーフィ、ジョン・ヒラーマン、アラン・オッペンハイマー、たちである。

コンピューターが発達したことで、人員整理を行う企業。ウェブスター・マッキーはヒューストンにあるコンピューター・センターに勤めていたが、人員整理のためにクビを切られた1人であった。そんな彼は、何を思ったのか、泥棒になる決心をして、独学で泥棒として必要な技術を学ぶ。そして、盗品を買い取る男を見つけ出すと、早速仕事に取り組んだ。彼が目を付けたのは。実業家のヘンダリングの家であり、いとも簡単に彼は忍び込み、宝石を手に入れ、更にヘンダリングの弱みまで掴んだ。更に盗んだ場所にチェスの駒を置いて帰るという余裕まで見せていた。で、ウェブスターはヘンダリングを脅して。高価な宝石の持主たちを紹介させた。更に、元社交界の名花・ローラと知り合い、2人で協力して仕事をすることにした。2人で組んだ仕事は全てが上手くいき、ターゲットを次々と手に入れていく。そして世の中からは「チェス泥棒」と呼ばれるようになった。当然、そうなると、警察や保険会社の方も活発に動いてくる。そして、保険会社の調査員・デイブがウェブスターとローラがチェス泥棒ではないかという所までたっするが、証拠が無く、逆にウェブスターとの間で友情が芽生えるようになる。ウェブスターは次のターゲットとして、自然博物館に展示されている350カラットのモキノー・ダイヤを狙うことにした。準備を整え、万全の計画を立て、いよいよ実行に移した。で、ダイヤは手に入れたが、博物館の警備員に肩を撃たれ、館内に閉じ込められてしまった。何とかしてシャッターを破って脱出し、湖からローラの操縦する水上飛行機で脱出し、予定通りの仕事を終えた。翌朝、デイブは、ウェブスターが肩を撃たれていることから2人が犯人と確信を持って訪ねてきた。が、ウェブスターはいつもの用にトレーニングをしていた。で、デイブは何も言えず退散する敷かなかった。しかし、ウェブスターはやせ我慢をしていて、デイブが去ると、傷みから倒れてしまった。傷を癒したウェブスターは、再び犯行を計画する。今度は金と銀のチェス・セットだった。で、その夜、奪うために押し入ったが、そこにはデイブが待ち構えていた。しかしデイブはウェブスターを捕まえることはせず、ウェブタスーは金と銀のチェス・セットをまんまと奪っていった。実はデイヴは、保険会社をクビになり、ウェブスターのような人生を過ごすことにしたのだった。

コメディ作品だからと許せるということになるのだが、泥棒として入った先々で、もう少し苦労して盗みに成功した方がよいと思ってしまう。というのは、余りにも上手く行きすぎているだけに、どう考えても「?」となってしまう。また、天罰的な結びになっていないのはコメディ作品だからこそ許せると言って良い。また、犯罪が成功する痛快さという点ではコメディ作品ならではであるが、出来ればもう少しブラック度が高い方が良かったように感じられる。

が、笑って楽しむ「娯楽作品」ということであれば、こういう作品もがあっても悪くないところである。ただ、DVD化されていないというように、扱いの方は余り良くないですが...(ちなみに、LDではかつてリリースされていた作品である。)

 

↓ビデオです。(日本版と輸入版)

おかしなおかしな大泥棒 [VHS]

  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
  • メディア: VHS

Thief Who Came to Dinner [VHS] [Import]

Thief Who Came to Dinner [VHS] [Import]

  • 出版社/メーカー: Warner Home Video
  • メディア: VHS

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MISSING PERSONS『COLOR IN YOUR LIFE』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1986年に発表された彼らの3rd.アルバムであり、かつ最後のアルバムである。(本アルバムの後に解散している。色々とあって、空中分解してしまった。)Billboardでも最高位88位を記録しただけで、バンドとして今後も期待されたが、中心メンバーが不仲ということになっては仕方のないところですかね...

収録曲はオリジナル版では全9曲であったが、2000年に再発された時に6曲のボーナス・トラック(内4曲が1981年のライヴ・テイクである。)が追加されて全15曲の収録となった。収録曲は以下の通りである。『Color In Your Life』『I Can't Think About Dancin』『No Secrets』『Flash Of Love』『Go Against The Flow』『Boy I Say To You』『Come Back For More』『Face To Face』『We Dont Know Love At All』。(以下、ボーナス・トラック)『Hot To Cold (Previously Unreleased)』『Its A Must (Previously Unreleased)』『Words (Live)』『Destination Unknown (Live)』『Mental Hopscotch (Live)』『Hello I Love You (Live)』。

この中からシングル・カットされたのは『I Can't Think About Dancin』であるが、特にチャートインするようなヒットにはならなかった。

お薦め曲は、シングル曲の『I Can't Think About Dancin』、そしてアルバム・タイトル・ナンバーでもある『Color In Your Life』、更に『No Secrets』と『Face To Face』をピックアップしておく。

フランク・ザッパの門下生であったメンバーが中心になったバンドであっただけに、独特のセンスが冴えていて、'80's前半にはヒットを飛ばしたのだが、本アルバムはメンバーの1人(キーボードのチャック・ワイルド)が脱退したことが影響し、更にはボーカルとドラムスのボジオ夫妻の離婚問題ということで、バンドとしてはアルバム作りをしているような時ではない時期に製作されることになったという、生い立ちが実に不幸なアルバムとなってしまった。そのため、全体的にも冴えが見られず、収録曲を形の上で整えただけ、という印象が強く出てしまったアルバムとなってしまった。

メンバーの技量は、過去2枚のアルバムで実証されているだけに、音楽に専念できない状態だとボロボロになるということを改めて教えてくれるアルバムになった。また、結果的には本アルバムを発表してから解散しているということで、一応はお別れの挨拶になった。

完成度や内容的なことを語られるようなアルバムではなく、'80's前半の華々しいヒットを飛ばしていた時期を考えると非常に寂しいアルバムということになったが、バンドの終焉とは意外とあっけないものだと言うことを感じることが出来るという点では、音楽的なこと以外で参考になるアルバムと言っても良い。これもある意味では「'80'sらしいところでもある。」

ということで、'80'sサウンドがお好きな方は、音楽的なこと以外でチェックしておくべきアルバムである。

 

Color in Your Life

Color in Your Life

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: One Way Records Inc
  • 発売日: 2000/11/21
  • メディア: CD


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ケータイ刑事銭形雷22話[裏ネタ編]PART 6 [ケータイ刑事]

銭形雷」の第22話の「気分はもうスピード!? ~バスジャック殺人事件」についての「裏ネタ編・増補」の5回目となる今回は、これがバスに仕掛けられたということで「爆弾」について、ちゃんはこれが出来るということで「ピッキング」について、岡野さんの推理に登場した「オートドライブ」について、ここをバスが通過した時にことは起こったということで「トンネル」について、ちゃんが口にした「チグハグ」について記します。尚、「爆弾」については「・11話[裏ネタ編]PART 1」で、「オートドライブ」については「・5話[裏ネタ編]」で、「トンネル」については「・22話(2nd.9話)[裏ネタ編]PART 6」で記したものをベースにしてそれぞれ加筆しました。

また、BS-iの本放送時に記した記事は2006/5/28付けで、MBSでの放送時に記した[改訂版]は「ここをクリック」(ここにはBS-i本放送時に記した記事へのリンクもあります。)してご覧下さい。

爆弾」:殺傷や破壊を目的とした爆発物の総称である。色んな種類の爆弾があるが、狭義の爆弾は、航空機から投下して使用する炸裂弾のことを言う。

大別すると「通常爆弾」と「核爆弾」に分けられる。また、使い方で分類すると、人が投げて使用するような小形のものを「手榴弾」、水中に投下するものを「爆雷」、大砲から投射するものを「榴弾」、推進装置を備えたものを「ロケット弾」、誘導装置を備えて目標に向かっていくものを「ミサイル」と呼んでいて、様々なタイプのものが存在している。

また、焼夷弾、毒ガス爆弾、細菌爆弾、照明弾、ナパーム弾、ボール爆弾、などという種類があって、それぞれの爆弾の使い方に応じて使用される。(手榴弾に関しては、使用者にも影響がでることから、毒ガス爆弾や最近爆弾が使われることはまず無い。)

爆弾は内部に充填された火薬を爆発させることで、殺傷や破壊が行われることになるが、爆弾を爆発させるには起爆装置が使われる。(爆薬に点火するのは信管が行う。)信管が動作すると、急速な化学反応が起こり、爆薬が爆発する仕組みになっている。(タイマーなどを用いて、ある時間が経過してから信管が動作する用にしたりすることもある。)

しかし、爆弾は機械的に作られたものであるため、信管が動作しても爆発を起こさない場合がある。このように爆発しなかった爆弾のことを「不発弾」と言う。これは、何らかの原因で、化学反応で進行せずに火薬に着火しなかったものと、信管が正しく動作しなかったということがその原因である。現在でも第二次大戦中に投下された「不発弾」が発見された、というニュースが時々流れることがある。不発弾は、安全装置が解除された状態であるため、いつ爆発を起こしてもおかしくない状態にある。(何らかの衝撃を与えると、爆発する可能性がある。)そのため、とても危険であるため、不発弾を発見した場合は勝手に処理をすることは危険である。日本では、不発弾が発見されると、その不発弾のある位置から一定範囲内を立入禁止として、その中に住む人を一時的に非難させて、自衛隊が解体処理を行うことになる。また、その一定範囲内に鉄道路線が通っていたとしても、その鉄道は一時的に運休される。

殺傷兵器以外の「爆弾」としては、第二次大戦中に出回った粗悪な密造焼酎のことを指す俗称として用いられたり、米やトウモロコシなどを加圧加熱して急激に大気圧に戻すことで破裂させて作るお菓子のことを指して言う。(「ポン菓子」「爆弾あられ」とも呼ばれている。)また、突然起こる非常に恐ろしいことの例えとして使われることもある。(「爆弾発言」という言葉があるが、これは兵器の爆弾が破裂した場合のように周囲を大混乱に陥れる発言のことであって、爆弾が爆発した時の様な状態となって恐ろしい状態になることから使われている言葉である。)

英語では「Bomb」、ドイツ語とフランス語では「Bombe」(但し、発音は異なる。)、イタリア語とスペイン語、ポルトガル語では「Bomba」(但し、発音は異なる。)、オランダ語では「Bom」、中国語では「炸弾」と言う。

ピッキング」:いくつかの意味があって、「鍵を使わずに錠を破壊することなしに開けるピッキング行為のこと」、「撥弦楽器を演奏すること」、「物流に於いて、荷物の仕分け作業のこと」、「農作物や生花などを手で採取すること」「地面を掘ること」である。が、一般的に「ピッキング」というと一番最初に記した「鍵を使わずに錠を破壊せずに開ける行為」のことを言う。

錠を破壊しないため、見た目には何も起こっていないというようにしか見えない。(施錠したはずなのに、施錠されていない、ということはあり得るが、シリンダー錠のように簡単に施錠出来る鍵で、再び施錠されていれば、開けられたことが分からない。)そのため、泥棒が侵入したとしても、気づかれにくいことになる。(部屋の中が荒らされていれば、そちらの方で気づきますが...)

空き巣(泥棒)がこれを用いて鍵を開けて犯罪を行うことから「ピッキング」と言うと悪いイメージが定着しているが、鍵を無くしてしまって空かなくなった錠(例えば金庫など)を開けるということは業者が行っていて、これは犯罪ではなくてサービス業である。(空き巣や泥棒はそれを悪用しているということになる。)

尚、鍵を使わずに開ける行為としては、錠を破壊して開けるという方法があるが、この場合は物理的に破壊してしまうため、再使用出来なくなるので「破錠」と呼んで「ピッキング」とは別の行為とされている。

ピッキングの被害を防ぐには、「1ドア2ロック」と言われているように、1つのドアに2つの異なった鍵を取り付けることが推奨されている。また、マグネット錠や電子ロックなどのようにピッキングしにくい鍵を用いるという方法もある。(但し、どんな高度な鍵を作っても、破壊されれば防ぎようがないのは言うまでも無い。→単純であるが開けるのに時間を要することになる「1ドア2ロック」が効率的である。)

英語では「Lock Picking」、ドイツ語では「Lockpicking」、フランス語では「Crochetage」イタリア語では「Grimaldello」、スペイン語では「Ganzúa」という。

オートドライブ」:「クルーズ・コントロール」と言うこともある。(英語ではこちらの言い方が一般的になっている。)自動車の走行速度を一定に保ったまま走行を維持させる機能のことである。尚、これはスロットルの制御は行うがブレーキ制御までは行わない。

初めて登場したのは1958年のことで、クライスラー社のクライスラー・インペリアルという車種である。また、日本車では1964年のトヨタのクラウンエイトがオプション装備として採用したのが最初である。で、トヨタはこの時に「オートドライブ」という名前を使ったことで、日本では「オートドライブ」という言い方の方が浸透している。

当初は高級車のみのオプション装備であったが、次第に高級車の間では標準装備となり、現在では普及車でも装備されるようになった。(一般的なものになっている。)また、現在では、前を走る車との車間距離の情報を取り入れ、衝突防止レーダーを備えたものに発展している。(ここにも技術の進歩があるということになる。)但し、新しい技術が開発されて、それを導入するのは良いが、機械に頼りすぎるのもまた別問題ですけど...

尚、これを動作させて一定速度で走行中にドライバーがアクセルを踏めば加速し、ブレーキを踏めば減速するというのは言うまでも無い。(そこまで無視して一定速度で走行するという機能ではない。)

英語とイタリア語では「Cruise Control」、ドイツ語では「Tempomat」、フランス語では「Régulateur de Vitesse」、スペイン語では「Control de Velocidad」、中国語では「巡航定速」という。

トンネル」:鉄道、道路、水路などを通すために、山、川底、海底、地下などを貫く通路のことである。基本的には人工的に作られたものであるが、中には自然の洞窟などを利用した天然のトンネルも存在する。(100%天然の洞窟ではなく、洞窟を利用して人工的に作られたものも含む。)尚、「隧道(ずいどう)」と言う場合もある。

トンネルは通路として造られたものであるため、断面の高さや幅に比べて、軸方向に細長い空間であって、中には数十kmの長さのあるものもある。一応、「計画された位置に所定の断面寸法をもって設けられた地下構造物で、その施工法は問わないが、仕上がり断面積が2平方m以上のものとする」という定義があるため、例えば土管1本だけというような断面積の小さいもの(一応、水路であればこれでも十分なことも多い。)ものは「トンネル」とは言わないことになっている。(1970年OECDのトンネル会議で定義された。)

歴史は古く、灌漑用水路のために古代から造られているものである。(最初は水路であった。)交通用のトンネルとして造られたのは、紀元前2000年頃のバビロンであって、ユーフラテス川の河底を横断する歩行者用のトンネルとして造られたのが最初のものとされている。その後、古代ローマ帝国や古代ギリシャにおいても多数造られた。近代になると、鉄道のためのトンネルがヨーロッパで多数造られ、これと共にトンネルを造る技術(掘削など)が発達し、ダイナマイトの登場で更に効率的に作ることが出来るようになる。現在ではシールド工法や沈埋工法など、掘削機が更に発展し、海、湖、河川の下であっても効率的にトンネルが造られるようになった。

日本のトンネルとしては、江戸時代に、青の洞門(大分県中津市、全長342m)が造られているが、当時は動力を用いた掘削機がなかったため、手彫りで造られたものである。西洋式トンネルとしては、1871年に神戸市内に造られた石屋川隧道である。(東海道本線の鉄道トンネルである。現在は東海道本線が高架化されて無くなり、埋められている。)

尚、鉄道や道路のトンネルには入口と出口が定められていて、その路線の起点に近い方が「入口」、その反対側が「出口」とされることになっている。(そのため、定義上、「出口」から入って「入口」から出るということも当たり前のように起こる。)

現在の世界最長のトンネルは、アショカン貯水池からニューヨーク市まで水道水を供給するための水道トンネルであるキャッツキルアケダクトであって、全長は147.2 kmである。また、人間が通過することの出来るトンネルでは、鉄道での移動と言うことになるが、津軽海峡線の青函トンネルであって、全長は53.85 km(海底部長は23.3 km)、海底部が世界最長の鉄道トンネルは、英仏海峡トンネルで、海底部長は37.9 km(全長は50.49 km)、世界最長の鉄道の山岳トンネルは、スイスのレッチュベルクベーストンネルであって全長約34.6 km、世界最長の道路トンネルは、ノルウェーのラルダールトンネルであって全長24.51km、である。(今後、更にこれらの長さを更新する長さの長いトンネルが更に造られることでしょうね...)

英語、ドイツ語、フランス語では「Tunnel」と言うが、発音はそれぞれ異なる。また、イタリア語では「Galleria」、スペイン語では「Tunel」、ポルトガル語では「Túnel」、中国語では「隧道」と言う。

チグハグ」:対応すべきものが不調和であったり、不揃いであったりするさま、一貫性がないことを言う。(配置に決まりがない、という「不規則」とは意味合いが異なる。)類義語としては、「支離滅裂」「矛盾」などがある。

英語では「Inconsistent」「Irregular」などが用いられるが、簡単な言い方では「Odd」という言い方もある。(単純に「変だ」と言うことである。)ドイツ語では「Zusammenhanglos」、フランス語では「Suis Incohérent」、イタリア語では「Incoerente」、スペイン語では「Soy incoherente」、中国語では「不一樣」という。

 

ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 2

ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 2

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • メディア: DVD

軍用機ウエポン・ハンドブック―航空機搭載型ミサイル・爆弾450種解説 (ミリタリー選書)

軍用機ウエポン・ハンドブック―航空機搭載型ミサイル・爆弾450種解説 (ミリタリー選書)

  • 作者: 青木 謙知
  • 出版社/メーカー: イカロス出版
  • 発売日: 2005/11
  • メディア: 単行本
クラスター爆弾なんてもういらない。―世界から兵器をなくすみんなの願い

クラスター爆弾なんてもういらない。―世界から兵器をなくすみんなの願い

  • 作者: 清水 俊弘
  • 出版社/メーカー: 合同出版
  • 発売日: 2008/09
  • メディア: 単行本
バクダンタイマー キッチンタイマー

バクダンタイマー キッチンタイマー

  • 出版社/メーカー: 株式会社十一
  • メディア:
鍵開けマニュアル (DATAHOUSE BOOK)

鍵開けマニュアル (DATAHOUSE BOOK)

  • 作者: 鍵と錠の研究会
  • 出版社/メーカー: データハウス
  • 発売日: 2006/08
  • メディア: 単行本
クローズアップ実務2 「携帯」違反取締要領〔補訂版〕─銃刀法・軽犯罪法・ピッキング防止法─

クローズアップ実務2 「携帯」違反取締要領〔補訂版〕─銃刀法・軽犯罪法・ピッキング防止法─

  • 作者: 警察実務研究会
  • 出版社/メーカー: 立花書房
  • 発売日: 2009/11/01
  • メディア: 単行本
へんしんトンネル (新しいえほん)

へんしんトンネル (新しいえほん)

  • 作者: あきやま ただし
  • 出版社/メーカー: 金の星社
  • 発売日: 2002/09
  • メディア: 大型本
トンネルものがたり―技術の歩み

トンネルものがたり―技術の歩み

  • 作者: 横山 章
  • 出版社/メーカー: 山海堂
  • 発売日: 2001/12
  • メディア: 単行本
新・トンネルなぜなぜおもしろ読本

新・トンネルなぜなぜおもしろ読本

  • 作者: 小笠原 光雅
  • 出版社/メーカー: ナノオプトメディア
  • 発売日: 2009/11
  • メディア: 単行本
ちぐはぐな身体―ファッションって何? (ちくま文庫)

ちぐはぐな身体―ファッションって何? (ちくま文庫)

  • 作者: 鷲田 清一
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 2005/01
  • メディア: 文庫
なぜ日本の街はちぐはぐなのか―都市生活者のための都市再生論

なぜ日本の街はちぐはぐなのか―都市生活者のための都市再生論

  • 作者: 青木 仁
  • 出版社/メーカー: 日本経済新聞社
  • 発売日: 2002/04
  • メディア: 単行本

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「ケータイ刑事」と「007」の驚くべき類似点(その195) [ケータイ刑事]

今回のテーマは「世界一の大河で...」です。取り上げる物語は、「ケータイ刑事」からは「・1st.14話」、「007」からは前回に続いてまたも「ムーンレイカー」です。

ケータイ刑事」:「・1st.14話」。「わたしの色気でとろけなさい! ~新人女優殺人事件」という物語である。この物語の本放送から、放送日が日曜23時だったのが土曜23時に変更となったということで、シリーズに於いても節目となった物語でもある。また、同じ相棒とで2クールに突入したのは「」「(2nd.)」に続いて3作目となった。(現時点でこの3作のみである。)また、これまでの物語で、色々とTVドラマや映画のパロディを行っているが、この物語ではセルフパロディを行っているということで、パロディの元ネタの範囲がこれまでとは違っている物語でもある。(イエデン刑事は「小銭形パイ、35才。現役女子高生にして人妻にして刑事。しかし彼女が35才であることは誰も知らない」ということで、設定から番組OPまで、「ケータイ刑事」の完全なパロディである。→「35才の現役女子高生というのも凄い設定である。また「イエデン」と言うのは「家の電話」ということであって、普通の黒電話のことである。)

TVドラマ「イエデン刑事小銭形パイ」の撮影が行われている中で事件が起こった。被害者はそれに出演している新人女優の桜木ミミで、びえすあい川の下流で発見されたのだった。で、ちゃんと岡野さんが現場に向かった。

その時に「びえすあい川」についての説明が(テロップで)行われる。「港区赤坂を流れる河川。その流域面積は世界最大を誇る」とあった。(一応、流域面積が世界最大の河川というと、アマゾン川であって、流域面積は705万平方キロ、長さは8300Km(測り方によっては8900Km)である。→びえすあい川の流域面積が世界最大ということは、705万平方キロ以上ということになるが、この面積は日本の面積の18.5倍以上ということになる。→「ケータイ刑事」に置ける「港区赤坂」は次元が歪んでいるとしか言えません...)

「一級河川 びえすあい川 港区・赤坂」という安っぽい看板が立っているが、どう見ても海にしか見えない。岡野さんは「びえすあい川は対岸が見えないぐらい川幅が広いんだ」と説明していて、ちゃんも「海ですね、まるで...」と漏らしていた。

捜査を開始して、被害者が桜木ミミと確認される。死因は溺死で、遺体が河岸に打ち上げられたのだった。また、ポケットには遺書があった。しかし岡野さんは遺体が来ている服装を見て疑問を持ち、「自殺じゃない」と判断した。(いつもの岡野さんとは違う判断だったことで、ちゃんも「岡野さんの推理、全部正しいんだもん...おかしいですよ」と言っていた。)

ちゃんと岡野さんは撮影現場(=びえすあい川の上流にあるレストラン)に向かった。で、撮影現場の一同に、桜木ミミが遺体で発見されたこと、自殺らしい、と告げる。この時、主演の大林しのぶが口にした「入水自殺」という言葉にちゃんは反応して、犯人は大林しのぶだと直感し、事情を聞く。しかし、アリバイを主張し、ミミの肺から検出された水はびえすあい川の下流の水だったことで、ちゃんは「推理に穴がある」と指摘されてやり込められてしまった。

一旦引き上げ、捜査を続けている間に、大林しのぶは札幌出身の元自衛隊員であること、桜木ミミの遺体には酸性雨の痕跡があったことなどから、大林しのぶが用いたトリックを見破った。

撮影現場であるびえすあい川の上流のレストランで、撮影の待ち時間の間にミミを呼び出し、脅して遺書を書かせ、睡眠薬を強制的に飲ませた。そして氷で作ったボートにミミを乗せて、びえすあい川に流した。氷のボートは流れていく間に解けていき、眠ったままのミミはやがて川に転落し、溺死した。また、ミミの厚着は氷の船に乗せたことで凍傷にならないようするためだったことと、ミミの靴下から犯行時に上流で降った雨(=酸性雨)の成分が検出されたことで、しのぶは逃げるしかなかった。更に、しのぶの衣装からも酸性雨の痕跡が出たことで、しのぶも観念したのだった。

(架空の川であるが)世界最大の流域面積を持つびえすあい川の上流で行われ、遺体が下流で発見された事件は、結局はその川の流域の酸性雨という地形に関する事柄から解き明かされたのだった。

007」:「ムーンレイカー」。1979年のシリーズ第11作で、7作ある3代目ボンドのちょうど真ん中の作品(=第4作)である。3代目になって度肝を抜く秘密兵器が次々と作品に登場することになったが、本作ではボンドが宇宙にまで進出したということで観客の度肝を抜いた作品となった。

ドラックスを追ってブラジルに入ったボンドは、アマゾン川流域に生息している植物が関係しているということを掴み、アマゾン川に調査の為に入った。

が、ボンドが調査をしていることを知ったドラックスは、雇っている殺し屋のジョーズにボンドを始末するように命じる。ボンドはモーターボートでアマゾン川を移動していたが、ジョーズの乗ったモーターボート(操縦しているのはジョーズではなく、ドラックスの配下の男であって、ジョーズと合わせて2人が乗っている。)が現れて、ロケットランチャーを放ってボンドのボートを攻撃し始めた。

ボンドは必死になってその攻撃を躱して逃げて行く。が、ジョーズのモーターボートは執拗に砲撃を続ける。で、アマゾン川を下っていきながらのモーターボート・チェイスが続くが、川の流れが速くなっていく。というのは、目の前に落差の大きい滝が待っていたのだった。川の先は滝、後ろにはジョーズがいる。絶体絶命の中、ボンドはモーターボートに仕込んであったハンググライダーで脱出する準備を始める。ボートは滝が近づいたことも会って、速くなった流れに乗って速度を上げていく。で、ボンドはモーターボートが滝に落ちる直前にハンググライダーで脱出して空に逃げた。で、ボンドの乗っていたモーターボートはそのまま滝壺に落ちていった。

一方、ジョーズはボンドがハンググライダーで脱出すると同時に、目の前に滝があることにようやく気づいた。で、方向転換使用としてボートのハンドルに手を伸ばした。が、怪力のジョーズはハンドルを壊してしまい、ハンドルの輪が外れてしまい、ボートは操縦不能となってしまった。で、川の流れは速くなっていき、ジョーズの乗ったモーターボートはそのまま滝壺に落ちていった。

が、不死身のジョーズは、モーターボートごと、滝壺に落ちたぐらいでは死ぬことはなく、何事もなかったかのようにドラックスのアマゾンの秘密基地に戻っていった。(が、そのモーターボートを操縦していたドラックスの手下はそのまま死亡した。)

(本当に)世界最大の流域面積を持つアマゾン川で上流から下流に向かってのボートチェイスが行われ、滝というその川にある地形を上手く利用したボンドは無事に脱出し、ジョーズは助かったものの、ドラックスの手下は死亡という三者三様の結果となった。

共通点は、物語上「世界最大の流域面積を持つ川」を舞台にしているところその川の地形を巧みに使っている(「ケータイ刑事」では上流の現場付近には火力発電所があって、局地的な酸性雨が降ると言うこと、「007」では滝があるということ)ところ、及びそれぞれの物語でこの川で人が1人死んでいるというところ、そして両者共にボート(「ケータイ刑事」では氷で作ったボート、「007」はモーターボート)を利用しているところである。また、ここで使われた川の流れの向きは、上流から下流に向かっている、という所も同じである。(ただ、川の流れの向きは「上流から下流へ/下流から上流へ」の2つしかないため、確率的にも一致する可能性は高いですが...)

一方、相違点は、「ケータイ刑事」に登場した「びえすあい川」というのは、あくまでも架空の川であり、流域面積云々という所も架空の設定であるのだが、「007」に登場した「アマゾン川」は、実際に存在する川であり、実際に流域面積が最大という世界一の大河である。また、「ケータイ刑事」では主人公の銭形は川を下ることはしていないが、「007」では主人公のボンドは川を下っている。

次回でこの連載は15クール目の終わりに達することになる。(3年9ヶ月になる。)ということで、ここのところ「シチュエーション」を中心に記しているので、次回は久しぶりに「ある物」にする予定です。(但し、「シチュエーション」に変更する可能性もあります。)何が登場するのかはお楽しみに。また、「銭形結」と「M3」関係は、16クール目ら突入するまでは温めておくことにします。(「銭形結」が終了したことで、「ケータイ刑事」は通算で206話+映画3本ということになるが、この連載の16クールが終了すると、丸4年、209回に達することになり、「ケータイ刑事」の話数に並ぶことになっちゃいます。まあ、そこに達するぐらいまでのネタならばありますし...)

 

ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 2

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  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
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ムーンレイカー [Blu-ray]

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  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
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  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • メディア: DVD

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