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BS-TBSベストドラマ100#32・東京少女・岡本杏理・「家出のススメ。」 [BS-TBS(BS-i)関連]

いずれ取り上げられるだろうと思っていた作品が余りにも早すぎる形で登場と言うことになったので、100本放送しないで、そろそろ打ち切りと言うこともあるのではないかと思えてきた「ベストドラマ100」。今回は初めて「東京少女」が取り上げられたのだが、何で「岡本杏理」の作品なんですかね?「東京少女」と言うと、まずは「68FILMS」時代の作品(10分~15分程度の短編ですが...)が先に来るべきと思うのですがね... 少なくとも、連続ドラマとなった1話30分となった「東京少女」よりも、「68FILMS」での「東京少女」の方が、より実験的な作品をやっていて、しかも何倍も面白かったのですよね。中でも実験的な作品ということでは「寄生木 YADORIGI」と「原っぱ」が、コメディ色の強い「彼女の告白」、SFでB級ヒーロー作品の雰囲気に満ちている「東京危機一髪」と「東京防衛少女紅子」、そして「臭いものには蓋の日」と「それっきりだった」も隠れた秀作であり、「東京タワー少女」と「ライ麦畑でつかまえてでつかまえて」も面白い作品であって、全9作のいずれもが傑作なんですがね...(時間が一定でなく、映画(ショート・フィルム)のような雰囲気の作品であるため、30分枠という所に入れるには難しいのかもしれないが、そういう時こそナビゲーターが1分ではなくて話を長くする/短くするということで時間調整の役割を勤めるべきであって、ナビゲーターとしての本領発揮となるのに...→ここのところ中江有里は口にとなくなったが「TVは冒険だ」と言っているのなら、「ナビゲーターも冒険だ」という所を見せて対応すべきである。それが出来ないようでは、ナビゲーター失格である。)

そして、後にシリーズの副題「Bitter Sweet」が付けられた6本、「セピアの想ひ出」という副題が付けられた6本にも面白い作品があるのですがね...(これらはメイキングをカットして、ドラマを2本放送することで30分枠に入る。)

今回は「東京少女・岡本杏理」から、第2話の「家出のススメ。」が選ばれたが、この作品自体はなかなか見所のある面白い作品である。ナビゲーターの話としては、「岡本杏理・連続ドラマ初主演」ということと、脚本が当時16歳の福永マリカで「最年少脚本家のデビュー作」ということが語られ、岡本杏理が後に銭形を襲名したことには全く触れていなかった。(→「銭形結」の放送開始以前にナビゲーターの部分を収録していたのだろうが、全く触れられていないということになると「銭形結」は駄作で黒歴史になったということを認めていると解釈できますね。)

来週のこの枠は「落語物語・ナビ」がこの枠で放送されるため、「ベストドラマ100」は遂に「打ち切りか?」と思ったのだが、単にお休みということで、再来週からはまたまた「ベストドラマ100」が続くということです。(来週がお休みということになると、これを期に「ベストドラマ100」ともおさらばしようかと思います。(これぞという作品の時はチェックしますが...))

が、こんなことならば、「銭形結」を全12話にした方がスムーズに番組の橋渡しが出来ることになるだけに、最初から「全10話」と決まっていたとはいうものの、「銭形結」は途中で打ち切られて10話になったという印象になってしまいます。

 

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MURRAY HEAD『SHADE』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1983年に発表された彼の6枚目のスタジオ・アルバムである。派手なヒット曲こそ生まれていないが、地道なシンガーとして活動を続けてきた彼が、ヒット・シングル『One Night in Bangkok』を生み出す前年に発表したアルバムである。それなりにヒットしそうな要素が垣間見られるアルバムである。

収録曲は、オリジナル盤では全9曲であったが、1996年に再発された時に3曲のボーナス・トラックが追加されて、現在では全12曲となっている。収録曲は以下の通りである。『Peace Of Mind』『Corporation Corridors』『All We Can Do Is Hold On』『Not Your Problem』『Joey's On Fire』『Maman』『Grace』『Dragonfly』『Shades Of The Prison House』。(以下、ボーナス・トラック)『Mario』『All The Way』『When You're In Love』。

この中からシングル・カットされたのは『Maman』であるが、特に大きなヒットには至っていない。

お薦め曲は、シングル曲の『Maman』、そして『Peace Of Mind』『Joey's On Fire』『Shades Of The Prison House』という所をピックアップしておく。

サウンドの方は聴きやすいポップなものであって、ロックの要素が散りばめられている。また、中には'80's初頭のニューウェーブ系の味がエッセンスとして利いている曲もあって、'80'sサウンドらしい世界に浸ることが出来る。

結果的に、本アルバムの翌年に、ミュージカル「チェス」のためのコンスピレーション・アルバムに収録された曲が大ヒットすることになるため、本アルバムの存在は殆ど無視されているが、センスの良さを知るにはうってつけのアルバムである。彼のアルバムというと、1975年の2nd.アルバム「Say It Ain't So」の方が有名であるが、'80'sの作品ということでは本アルバムに一度は耳を傾けて於いても悪くないところである。

 

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ケータイ刑事銭形零11話[裏ネタ編]PART 3 [ケータイ刑事]

銭形零」の第11話「殺意のステップ ~赤い情熱のタンゴ殺人事件」の「裏ネタ編」の2回目の増補となる今回は、ちゃんはこれということで高村さんに呼び出されたということから「緊急事態」について、その時ちゃんはこれの時期だったことから「期末テスト」について、高村さんはこれとして舞台に出ることになったことから「ダンサー」について、「舞台」について、そして高村さんはタンゴに関してはこれだったということから「初心者」について記します。尚、「舞台」については「・4話[裏ネタ編]PART 6」で記したものをベースにして加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事(BS-i(当時)の再放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。(この物語についての過去に記した裏ネタ編は2008/3/6日付です。)

緊急事態」:緊急の対策を講じなければならない事態のことを言う。例えば、大規模な災害が発生した場合、争乱などによる治安が悪化した場合などが該当する。それ以外でも「非常事態宣言」が出される場合のことを言う。→「非常事態宣言」は、日本では国の場合は内閣総理大臣が、地方自治体の場合は首長が宣言することになる。

要するに、国家の危機的な状況のことを指す。この物語では高村さんが自分のことで言っていたが、高村さんにとってはそれほどの事態であることは理解出来ないでもないが、個人的な場合ではこの言葉は使わないのが基本である。

尚、警察官であるちゃんや柴田さんが「緊急事態」ということで呼び出されるということは、法的な趣旨からすると当然のことである。しかし、この物語では高村さんの個人的なことであったため、それを知った時点で退散しても全く問題にならないのですが...

英語では「Emergency」、ドイツ語では「Notfall」、フランス語では「Urgence」、イタリア語では「Emergenza」、スペイン語では「Emergencia」、中国語では「緊急事態」と言う。

期末テスト」:学校(主に、中学校と高校)で、各教科の学習の成果を評価するために定期的に行われる試験の一つであり、各学期の終わりに行われるものである。(最終学期の場合は「学年末試験」と言う場合もある。)

三学期制の場合は、一学期と二学期は中間試験と期末試験が行われ、三学期は学年末試験が行われる。一方、前後期制の場合は、それぞれ中間試験と期末試験が行われるが、後期の期末試験のことは「学年末試験」と呼ばれることもある。(「学年末試験」のことを最終学年では「卒業試験」、それ以外の学年では「進級試験」と言うこともある。)

また、一部の教科では、試験を行わずにレポート提出だけということもあったり、実技試験を行う休暇もある。更に、大学の場合は中間テストを行わずに期末試験だけという場合もある。

英語では「End of Term Examination」、ドイツ語では「Semester die Prüfung」、フランス語では「semestre épreuve」、イタリア語では「prova di semestre」、スペイン語では「prueba del semestre」、中国語では「期末考試」と言う。

ダンサー」:ダンス(踊り)を踊ることを職業としている人のことである。ここで言う「ダンス(踊り)」とは、特にこれという規定はなく、様々な踊りが含まれることになる。(古くから伝わる民族舞踊なども含まれるため、日本では「盆踊り」なども含まれる。また、バレリーナのことをバレエダンサーと言うが、これも当然含まれる。)

ダンスにはチームで踊るものと、個人で踊るものとがある。前者の場合はチームの中でメインとなって踊る人とそれ以外の人がいることになるが、メイン以外で踊る人のことを「バックダンサー」と言って区別することもあるが、ダンサーであることに変わりはない。(主役となるか脇役になるかということの違いである。)また、後者の場合は、個人がメインとなって踊ることになるが、ショーなどではその背後に他のダンサーが加わることもあって、この場合も「バックダンサー」と呼ばれることもあるが、それも立派なダンサーである。

その踊りが日本の古来から伝わっている伝統芸能である場合は、「ダンサー」というよりも「舞踏家」と呼ばれることが多い。但し、「舞踏家」と呼ばれる人が踊るものは芸道として確立している舞踏を指すのが一般的であって、何でもかんでもと言う訳ではない。

英語では「Dancer」と言い、ドイツ語では「Tänzer」、フランス語では「Danseur」、イタリア語では「Ballerino」、スペイン語では「Bailarín」、中国語では「舞女」(女性の場合)または「舞蹈家」という。

舞台」:演劇や芸能に於ける演技の場の総称のことであり、ここで各種演芸が実際に行われることになる。または、その場所で行われる芸能やその演技のことを言う。更に、これらから派生して、技量や活躍ぶりを見せる場所のことを比喩的に言う。

基本は演劇を行う場所のことであって、この歴史はとても古い。起源ははっきりとしないのだが、現存するものとして最も古いものとされているのは古代ギリシャの野外劇場である。舞台が中央の最も低い位置にあり、観客席がそれを見下ろすような形で作られている。(舞台が中央にあるすり鉢状になっている。)この形が古代ローマで更に発展し、戦いの場となるコロッセウム(コロッセオ)はその代表的なものとして現存しているものである。→古代では演者が下にいて、観衆はそれを見下ろすのが基本であった。

中世になると、スタイルに変化が現れて、現在の劇場のような形のもの(観客が演者を360゜取り囲まない。)が生まれ、客席から演者を見上げる形のものが主流になっていった。更に近世になると、舞台に幕などが付くようになり、観客は正面から見るものだけが残り、現在の劇場という形のものが登場している。そしてこれが現在に至っている。

日本では奈良時代に舞楽のための舞台が登場し、これが最古のものとされている。これが平安時代には貴族の娯楽として受け継がれていくことになる。(古代の西洋で生まれた舞台を取り囲む全方向から見るというのではなく、三方から見ることが出来るものであった。)しかし、やはり西洋と同様に正面の一方向から見るものへと変わっていき、江戸時代の舞台には幕が登場した。

現在では、観客は一方向から見るというのが当たり前であるが、実験的な演劇では、昔の円形劇場のような形で、演者が中央にいて、その周囲360゜のいずれの方向からも見ることが出来る円形劇場が現在では一部で復活している。

尚、場所としての「舞台」は、英語では「Stage」、ドイツ語では「Bühne」、フランス語では「Scène」、イタリア語では「Palcoscenico」、スペイン語では「Escenario」、中国語では「舞台」という。

初心者」:初めて習う人、習い始めたばかりの人、習ったばかりの人のことを指す言葉である。大雑把に言うと、経験が殆ど無い人ということになる。(但し、「習ったばかりの人」ということでは、ある程度の経験がある人手も、全く新しいことを習った場合には該当することになる。)類義語としては「新前」や「新米」という言葉があるが、これらには物事になれない未熟な人、という意味合いがある。

誰でも、何事に対しても最初は初心者であるというのは言うまでも無い。

英語では「Beginner」、ドイツ語では「Anfänger」、フランス語では「débutant」、イタリア語とスペイン語では「principiante」、中国語では「初学者」と言う。

 

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