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「THE THIEF OF BAGDAD」(1940) [映画(洋画)]

表題の作品は1940年のイギリス映画「バグダッドの盗賊」である。日本での公開は1951年12月である。尚、1940年の作品であるが、本作はカラー撮影が行われており、カラー作品である。尚、カラー作品は'30年代に既に登場しているものの、この時期の主流は白黒作品であり、特別に力の入った作品で無ければカラー作品ということは無かっただけに、本作は大作として製作された作品であったのは言うまでも無い。

作品データを記しておくと、時間は106分、原作はラヨス・ビロ、監督はルドウィッヒ・ベルガー、マイケル・パウエル、ティム・フェーランの3人、脚本はマイルス・メールスン、撮影はジョルジュ・ペリナール、オスモンド・H・ボーラディルの2人、特撮はローレンス・バトラー、音楽はミクロス・ローザである。そして出演は、サブー、コンラート・ファイト、ジョン・ジャスティン、ジューン・デュプレエ、レックス・イングラム、マイルス・メールスン、モートン・セルテン、メアリー・モリス、ブルース・ウィンストン、ヘイ・ピートリー、アデレード・ホール、ロイ・エマートン、アラン・ジース、たちである。また、本作はアカデミー賞で、撮影賞(カラー)、室内装置賞、特殊効果賞を受賞している。

バグダッドの王・アーマッドは宰相ジャファルに填められて投獄され、獄中で「バグダッドの盗賊」と呼ばれる少年・アブウの助けで脱獄し、バスラに逃れる。バスラの王の唯一の姫は美人として知られていて、アーマッドは恋に落ち、姫も彼を愛した。が、ジャファルが姫を貰うと宣言したことから姫は逃げて行き、アーマッドは魔法で盲目にされ、アブウは犬に姿を変えられてしまう。そして、ジャファルが姫を抱く日が来るまでは魔法は解けないと言うことがわかる。逃げた姫も捕らえられ、深い眠りに落とされて目覚めなくなってしまう。そんな所に浮浪者となったアーマッドと犬が連れてこられ、姫はようやく目を覚ます。が、愛するアーマッドの魔法は解けていないことで、彼の魔法を解くためにジャファルに身を委ねる決心をして、身を委ねた。で、アーマッドとアブウの魔法は解け、元の姿に戻ると、姫を助け出そうとして小船で姫を追った。が、嵐に遭い、アブウ一人がある海岸に漂着した。大男のジニーと知り合ったアブウは英知を使ってジニーを服従させ、千里眼のルビーを手に入れようとしてする。苦難の末にルビーを手に入れたアブウはアーマッドの居所を探り、再び合流する。そして姫野様子を探るが、姫は志却の青バラで過去を忘れさせられていた。これに耐えられなかったアーマッドはジニーに乗ってジャファルの宮殿に駆けつけて姫を助けようとするが、それに失敗して捕らえられてしまう。その様子を千里眼のルビーで知ったアブウは、ルビーを岩に投げつけてしまう。するとおとぎの国に一変し、魔法の弓矢と空飛ぶ絨毯を得て、アーマッドを救出するためにジャファルの白に乗り込んだ。で、アーマッドを救出し、ジャファルを倒した。こうしてアーマッドは王位に就き、姫と結ばれることになる。一方、アブウは新しい冒険を求めて旅立っていった。

70年前の作品と言うことが信じられないほどの出来で、連続活劇と冒険、アクション、ファンタジーが詰まった作品となっている。但し、現在のCGを多用した作品と比べると、特撮などの技術も低いため、映像的なリアルさは最新の作品とは雲泥の差がある。が、手作りの職人芸と面白い作品を作ろうという意気込みと情熱はたっぷりと伝わってくる。ストーリーも連続活劇ということに欠かせないスピード感とテンポの良さがあるため、物語に引き込まれてしまうことになる。

本作は1940年代初頭という戦時下であったにも関わらず、娯楽作品ということに求められる部分に手抜きは一切なく、'40年代の娯楽映画の傑作と呼ばれているが、一目見たらそう言うことも分かる作品である。

最新のCG技術を駆使した作品ではなく、本作のような物量投入したオーソドックスな造りの娯楽大作を見るのもまた面白いものですよ。一度は見ておきたい作品である。

 

バグダッドの盗賊 [DVD]

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世界名作映画全集32 バグダットの盗賊 [DVD]

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OXO『OXO』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1983年に発表された彼らのデビュー・アルバムである。(と同時に、彼らはこのアルバムしか発表していないので、唯一のアルバムでもある。)第二次ブリティッシュ・インヴェージョンの波も引き、アメリカ勢が勢力を取り戻すようになった当時、アメリカ各地から次々と新しいグループが飛び出してきたが、彼らはフロリダ州マイアミ出身ということで、南国の香を持ったニューウェーブ系バンドとして登場し、彗星のように現れて去っていった。(完全な(シングル曲の)一発屋であるが、「一発屋」と呼ぶにはヒットの規模は小さかったですが...)

収録曲は以下の全11曲である。『Whirly Girl』『Dance All Night』『My Ride』『Wanna Be Your Love』『In the Stars』『You Make It Sound So Easy』『Waiting For You』『Back In Town』『I'll Take You Back』『Love I Need Her』『Runnin' Low』。

この中からシングル・カットされたのは『Whirly Girl』である。Billboardで最高位28位を記録するヒットとなった。(他のチャート誌ではTOP 20入りを果たしている。)が、この一曲だけのヒットであって、この曲のヒットで現れて、ヒットの沈静化で消えてしまった...

お薦め曲としては、彼らの代表曲である『Whirly Girl』は当然と言うことになるが、この曲よりも『Dance All Night』『My Ride』『Waiting For You』も悪くない。(シングル・カットについて工夫していれば、これらの曲の方がより大きなヒットになった可能性があるのでは?と感じられる。)

尚、本アルバムは収録時間が33分弱ということで、当時のロック・アルバムとしても時間的に短く、「不景気レコード」と呼ばれたが、その通りである。

サウンドはニューウェーブ系のものであって、当時は新鮮な感じがするものである。それでいてポップなところもあるので、比較的聴きやすいものである。(が、現在では時代を感じさせるものになっている...)

完全に忘れ去られているバンドであり、CD化もされていない(これは「卵が先か鶏が先か」という議論と同じレベルのものになってしまいますが...)ということで、現在では当時のLPでしか聴くことが出来ず、耳にすることもまずあり得ないという状況になっている。よって、再発という話しすら出てこないであろうし、CD化される可能性も限りなく低いであろう。つまり、再評価されるための最低限の音源すら確保されないということになるため、表舞台にすら出てこないと思われるが、こういうバンドあったということで、'80'sの記憶ということで記しておくことにする。

尚、彼らのように、例え1曲であってもBillboardのチャートでTOP 40入りを記録した曲があるバンドはそれなりに成功したと言うことが言える。何せ、TOP 40はおろか、TOP 100、更にはTOP 200にチャートインしないで消えていくミュージシャンの数は山ほどいますからね...

 

↓本アルバムはCD化されていません。『Whirly Girl』は'80'sオムニバス盤に収録されているものがあります。

Another Lost Decade: 80s Hard to Find Hits

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  • 出版社/メーカー: Time Life Records
  • 発売日: 2006/02/28
  • メディア: CD


ケータイ刑事銭形零12話[裏ネタ編]PART 9 [ケータイ刑事]

銭形零」の第12話「耳で楽しむハイビジョンドラマ? ~雪山湯煙混浴温泉あずさ28号殺人事件」の「裏ネタ編」の8回目の増補となる今回は、ラジオドラマにこういう人が出演したということから「プロ」について、「声優」について、そしてラジオドラマを降りる際にこのように言った「学芸会」について、劇中のアクシデントを柴田さんはこういって誤魔化そうとしたということから「ジョーク」について、収拾が付かなくなった時にこれを促したということで「CM」について、零ちゃんに指摘されて高村さんのせいにしたということから「責任転嫁」について、高村さんが劇中で行っていて、実際に劇中にこれが届いたということから「出前」について記します。尚、「学芸会」については「・7話[裏ネタ編]PART 3」で記したものを、「出前」については「・4話[裏ネタ編]PART 4」で記したものをベースにして、それぞれ加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事(BS-i(当時)の再放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。(この物語についての過去に記した裏ネタ編は2008/3/9日付です。)

プロ」:「プロフェッショナル」の略であり、それを職業としている専門家のことである。専門的な知識や技術を有している人であり、スポーツ選手の場合は職業選手ということになる。一般的には職業選手のことを「プロ」と言う場合が多い。この意味では「玄人」と言う場合もある。

英語では「professional」、ドイツ語では「professionell」、フランス語では「professionnel」、イタリア語では「professionale」、スペイン語では「profesional」、中国語では「專家」と言う。

それ以外の意味としては、「プログラム」と言う意味、「プロダクション」という意味、「プロレタリア」と言う意味で、それぞれの言葉の省略語として使われている。

声優」:アニメ、ラジオドラマ、テレビゲーム、洋画の吹き替えなどを行い、声だけで出演する俳優のことである。

現在では声優を専業としている人が多数いるが、ラジオ放送が始まった時期、及びテレビ放送の黎明期には声優の需要が急増したこともあって、多くの舞台俳優や映画俳優が声優として出演したことがある。しかし、ラジオやテレビが安定するようになると、俳優は俳優、声優は声優という棲み分けがされるようになった。そして1970年代終盤の第一次アニメ・ブームの時期に、人気声優たちが声優以外の活動(音楽活動や演劇活動など)も盛んに行うようになった。そして'80年代になると俳優の方も声優としての活動も俳優活動の一つとして行うことが増えて、垣根が低くなった。そして、声優の中にもアイドル声優と呼ばれる人たちも登場した。(但し、メインとして声優/俳優のいずれかとしているため、どちらかの活動がメインと言うことになっている。)

英語では「Radio Actor」と言うが、近年では「Voice Actor」という言い方の方が多くなっている。ドイツ語では「Stimmenschauspieler」、フランス語では「Acteur de la Voix」、イタリア語では「Attore di Voce」、スペイン語では「Actor de la Voz」、中国語では「廣播劇演員」と言う。

学芸会」:学校行事の一つであって、主に初等教育(小学校)で行われる演劇や音楽などの発表会のことである。特に「劇」を行うことが多い。尚、小学校では一般的に「学芸会」と呼ばれるが、学校によっては「学習発表会」と呼ぶこともある。また、幼稚園や保育所(これらも初等教育を行う場である。)では「生活発表会」または単に「発表会」と呼ぶことの方が多い。→中学校や高等学校になると「文化祭」と呼ぶことの方が多くなり、「学芸会」と言うと小学校というイメージが定着している。

これは小学校と中学校の学習指導要領に於いて「学芸的行事」の一つとされていて、正規の履修科目となっているものであり、履修しなければならず、参加は義務である。(大学祭となると課外活動であるため、不参加であっても全く問題はない。)

1年に1回行われるが、その時期は主に秋(9月から11月)に行われることが多く、秋の歳時記というイメージがあるが、これは法律で定められているものではない。そのため、春に行う学校もある。(そのため「秋」の季語にはなっていない。)また、学校によっては、学校全体で同時に行うのではなく、学年事、または学級単位で別々に行う所もある。

「学芸会」と言うと、主に小学生で行われるものであるため、そこで劇が行われても、出演者には演技力が求められるものではなく、それに参加して学ぶことが優先される。そのため、あくまでも素人が行うものであって、演劇の世界で行われる(有料の)上演(興行)とは全く異なるものである。よって、演技力については全く問われることがない。このことからプロの世界の演劇でも演技の技量が低いものの例えとして使われる言葉となっている。

英語では「The School Plays」または「Literary Arts Exhibition」、ドイツ語では「Schulkünste-Fest」、フランス語では「Festival des Arts Scolaire」、イタリア語では「Festa di Arti di Scuola」、スペイン語では「Fiesta de Artes Escolar」、中国語では「文藝匯演」と言う。

ジョーク」:冗談、洒落のことである。場を和ませたり、相手を楽しい気持ちにさせるために語られる笑い時無しなどのネタである。また、「ジョーク」というのは元々は英語であるが、言葉の意味から「冗句」と漢字で表記することもある。

尚、笑いを取って場を和ませるためのものであって、悪ふざけや悪戯のためというものではない。そのため、笑いと言ってもウィトに飛んだものやユーモアのあるものであって、ギャグとはまた異なるものである。

英語では「Joke」、ドイツ語では「Witz」、フランス語では「Witz」、イタリア語では「Barzelletta」、スペイン語では「Chiste」、中国語では「詼諧」と言う。

CM」:「コマーシャル・メッセージ(Commercial Message)」の略語である。テレビ放送やラジオ放送の商業放送に於いて行われる商業的表示の全般のことである。が、その中でも、番組の中で放送されるスポンサーの商品広告のことを特に指して言う。

近年では、インターネットのサイト上で行われている動画広告に付いても「ネットCM」と呼ばれるようになっているため、放送のメディアに於いてもCMは存在している。(以前は、放送以外で行われるものは「広告」と言って「CM」とは呼ばなかった。)

また、「コマーシャル」と言う言い方や、「コマーシャル・フィルム」、その省略形である「CF」と言う言い方もある。

英語では「Commercial Message」または「Advertisement」、ドイツ語では「Fernsehwerbung」、フランス語では「Publicité télévisée」、イタリア語では「Pubblicità televisiva」、スペイン語では「Comercial de televisión」、中国語では「電視廣告」という。尚、英語では略して「CM」という言い方はしなて。そのため「CM(シー・エム)」と言うのは和製英語と言って良い。(英語で「CM」と言っても通じない。)

責任転嫁」:「転嫁」とは「他人に押しつけること」である。(「再度の嫁入り」という意味から転じて生まれた言葉である。)よって、本来は自分が取らなければならない責任を他人に擦り付けることを言う。(そして自分は責任を取らない。)他人のせいにするということで、これをする人は卑怯者とされる。そして、これをする人は信用を失うことになるのは言うまでも無い。(役所や役人はこれが当たり前というようなところがあり、「想定外」という言葉と組み合わせていることが多いですね...)

よくある間違いとして、「責任転化」という誤字がある。「転化」とは「性質が変わること」「形が変化すること」という意味であるため、「責任転化」と記すと「責任」というものが変質/変化するという意味になってしまうため、「他人に押しつける」ということにならなくなってしまう。→意味を考えたら誤字であることが明白である。

英語では「Buckpassing」、ドイツ語では「Bock-Übergang」、フランス語では「Dollar-Passager」、イタリア語では「Dollaro-Passeggero」、スペイン語では「Ciervo-de Paso」、中国語では「責任轉嫁」と言う。

出前」:飲食店が、注文を受けた料理を店内にいる客に提供するのではなく、店外の特定の場所(基本的には、それを注文した客の自宅ということが多い。)に配達すること、またはその際に届けられる料理のことを言う。また、「仕出し」と呼ばれたり「デリバリー」と呼ばれることもある。

出前される料理というと、丼物、うどん、そば、ラーメン、カレーライス、寿司、ピザなどが定番メニュー(食べ物)となっている。また、喫茶店がコーヒーなどの飲み物を出前するという場合も多い。(喫茶店はその多くで軽食も提供しており、その軽食の出前も行うのが一般的である。)

尚、ピザの場合は、宅配ピザ屋が行う場合は「デリバリー」と呼ばれることが多く、喫茶店が行う場合(ピザトーストなどを含む)は「出前」と呼ばれることが多い。→明確な基準は無いが、提供する飲食物を、その飲食店の店内で提供することが基本となっている店が行う場合は「出前」と言い、宅配専門店のように店内の客には提供しないという店が行う場合は「デリバリー」と言う傾向がある。また、「出前」と言うと、せいぜい2、3人前までの飲食物の提供というのが一般的であり、それを超えた人数分の飲食物を配達する場合は「仕出し」と呼ばれることが多い。(こちらも明確な区分基準がある訳ではないですが...)但し、仕出しの場合は大人数の飲食物を提供することになるのが基本であるため、電話で注文して直ぐにというのではなく、前日までに予約をしておくというのが一般的である。→飲食物を(店外の客に)届けて提供するということでは、「出前」「仕出し」「デリバリー」は基本的には同じことである。

「出前」の発祥に関しては、飲食物を提供する見せが生まれた頃からあったものと考えられているが、それを示す物証や資料は無い。資料として残っているものとしては、江戸時代の中期に蕎麦屋が出前を行っていたという記録が残っている。よって18世紀には「出前」というものは定着したものとなっていたことが分かっている。(発祥の時期は不明ということになる。)

日本で「出前」というと、届ける料理を入れる容器(「岡持ち」と言う)が特に有名である。しかし、うどんや蕎麦などの麺類用の岡持ちと、丼物用、寿司用の岡持ちとでは形状が異なっている。近所への出前であれば、飲食店の子供が岡持ちを持って届けるという微笑ましい姿がお馴染みのものであったが、現在では法的な縛りもあって、そういう姿は過去のものになっていますね...

また、オートバイを出前の際に使用する場合は、オートバイの荷台に「出前機」と呼ばれるものを取り付けて、そこに岡持ちを乗せることで出前を届けることになる。出前機はサスペンションが利いた構造となっているため、バイク走行による振動を吸収することが出来る。(と言っても、100%の振動を吸収するというところまでいかない。)

英語では「Home Delivery Service」若しくは「Catering Service」、または「Delivery」と言い、ドイツ語では「Lieferung」、フランス語では「Livraison 」、イタリア語では「Consegna 」、スペイン語では「Entrega」、中国語では「送菜」と言う。

 

ケータイ刑事 銭形零 DVD-BOX I

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プロの条件―人間力を高める5つの秘伝

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  • 作者: 藤尾 秀昭
  • 出版社/メーカー: 致知出版社
  • 発売日: 2010/11
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はじめての声優トレーニング―声のテクニック編

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  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 雷鳥社
  • 発売日: 2000/08
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声優になるための練習問題100

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  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 雷鳥社
  • 発売日: 2000/04
  • メディア: 単行本
声優グランプリ 2011年 04月号 [雑誌]

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  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 主婦の友社
  • 発売日: 2011/03/10
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声優アニメディア 2011年 04月号 [雑誌]

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  • 出版社/メーカー: 学研マーケティング
  • 発売日: 2011/03/10
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必ず成功する!学芸会の指導マニュアル

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  • 作者: 大前 暁政
  • 出版社/メーカー: 学陽書房
  • 発売日: 2007/08
  • メディア: 単行本
世界の日本人ジョーク集 (中公新書ラクレ)

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  • 作者: 早坂 隆
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2006/01
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頭がよくなるユダヤ人ジョーク集 (PHP新書)

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  • 作者: 烏賀陽 正弘
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2008/02/14
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ジョーク世界一―毎日笑って半年笑える

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  • 作者: クリントン西森
  • 出版社/メーカー: アカデミー出版
  • 発売日: 2007/11
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世界のジョーク事典

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  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 東京堂出版
  • 発売日: 2006/04
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CM好感度NO.1だけどモノが売れない謎ー明日からテレビCMがもっと面白くなるマーケティング入門ー

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  • 作者: 鷹野 義昭
  • 出版社/メーカー: ビジネス社
  • 発売日: 2009/06/05
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おかもちCDケース 蓮々亭

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  • 出版社/メーカー: 友愛玩具
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アルミ出前箱(岡持ち) 縦3段(3ヶ入) 間口260mm×奥行250mm×高さ320mm

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  • 出版社/メーカー: 厨房卸問屋 名調
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お好み岡持ち 18-0 EBM

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  • 出版社/メーカー: 厨房卸問屋 名調
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八神純子『思い出は美しすぎて』 [音楽(特撮/邦楽)]

表題のアルバムは1978年に発表された彼女のデビュー・アルバムである。ヤマハのポプコン出身のシンガーソングライターの代表的な人物として知られている彼女であるが、メジャー・デビューをしてから半年という時間が流れてのアルバムということになった。

収録曲は以下の全10曲である。『雨の日のひとりごと』『時の流れに』『思い出の部屋より』『思い出は美しすぎて』『追慕』『気まぐれでいいのに』『せいたかあわだち草』『窓辺』『もう忘れましょう』『さよならの言葉』。

この中からシングルとしてリリースされているのは、ポプコンで優秀曲賞を受賞した『雨の日のひとりごと』と、メジャー・デビュー曲となった3rd.シングルの『思い出は美しすぎて』である。いずれもが本アルバムよりも先にリリースされている。尚、『思い出は美しすぎて』はオリコンで最高位25位を記録するヒットとなった。

尚、『気まぐれでいいのに』と『さよならの言葉』は彼女の作詞/作曲ではなくて小野香代子の作詞作曲による曲である。また、『時の流れに』は作詞は彼女によるものであるが、作曲は戸塚修との共作であり、これら以外の7曲は全て彼女の作詞作曲である。(編曲は全て彼女自身ではない。)

お薦め曲は、『思い出は美しすぎて』と『雨の日のひとりごと』という彼女のキャリアに於いて重要な曲でもあるシングル曲と、『思い出の部屋より』『窓辺』をピックアップしておく。

現在、彼女の曲を聴く場合は、圧倒的にベスト盤で聴くことの方が多いだけに、初期作品と言うと『雨の日のひとりごと』『思い出は美しすぎて』、そして『みずいろの雨』などというように限られた曲となってしまう。(『みずいろの雨』は本アルバムの後の発表である。)デビュー時から卓越した歌唱力があり、楽曲のクオリティも高いだけに、聴かないというのは余りにも勿体無いところである。ということで、彼女の曲を聴くとしたら、しっかりと聴いておきたいのが本アルバムである。

それにしても『雨の日のひとりごと』といい、『思い出は美しすぎて』といい、本アルバムには余りにも綺麗な曲が多いですね。特に『思い出は美しすぎて』は凄すぎますね...

 

思い出は美しすぎて

思い出は美しすぎて

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ヤマハミュージックコミュニケーションズ
  • 発売日: 2001/12/19
  • メディア: CD

思い出は美しすぎて(紙ジャケット仕様)

思い出は美しすぎて(紙ジャケット仕様)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • 発売日: 2007/11/21
  • メディア: CD

OUTFIELD『BANGIN』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1987年に発表された彼らの2nd.アルバムである。1985年のデビュー・アルバムが好評(全米アルバム・チャートで9位を記録した。)だった彼らの1年7ヶ月ぶりとなったアルバムであり、期待の大きかったアルバムである。デビュー・アルバムには届かなかったものの、Billboardで最高位18位を記録していて、それなりのアルバムということになった。

収録曲は以下の全10曲である。『Somewhere In America』『Bangin' On My Heart』『No Surrender』『Moving Target』『Long Way Home』『Playground』『Alone With You』『Main Attraction』『Better Than Nothing』『Since You've Been Gone』。

この中からシングル・カットされたのは3曲である。1st.シングルの『Since You've Been Gone』はBillboardで最高位31位を記録するヒットとなったが、2nd.シングルの『Bangin' On My Heart』、及び3rd.シングルの『Alone With You』は特にヒットを記録する所までは伸びなかった。

お薦め曲としてはシングル・ヒットを記録している『Since You've Been Gone』とシングル曲の『Alone With You』、それ以外からは『No Surrender』と『Moving Target』をピックアップしておく。

サウンドとしてはとてもソフトなものであって、聴きやすいものである。'80's中盤から後半に差し掛かる時期というと、バラードを中心とした曲がちょっとしたブームになっていて、全体的にゆったりとしたバラード系の曲の大洪水ということになっていた時期があった。本アルバムはそういう時期の後だったと言うこともあって、アルバムとしての出来は悪くないのだが、飽きているサウンドであったということで伸び悩むことになったと言って良い。(要は、物事にはタイミングが大事と言うことであって、「少し遅すぎた」ということになる。)

とは言っても、全体的にとても聴きやすいサウンドであり、癒してくれる曲が多いということで、常に聴くと言うことでは無く、忘れた頃に時々思い出して聴く、ということで心のビタミン剤にすることの出来るアルバムである。ということで、ライブラリーにあった方が宜しいかと...

 

Bangin

Bangin

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Sony
  • 発売日: 1990/10/25
  • メディア: CD


ゴーカイジャー #6 [特撮]

設定といい、展開といい、今回のメッセージといい、余りにも戦隊らし過ぎるベタ過ぎる展開の物語でしたね。物語の半分も行かない内に、オチまで予想できてしまい、そこからあとは頭に浮かんだ通りに進んで行くということで、面白みが全くなかったのだが、そこをルカのメイド・コスプレで助けた、と言ったらいいですね。(ということで、今回は他の4人が空気化していた。)

尚、小牧を演じていた谷内里早といえば、「トミーとマツ」&「ケータイ刑事銭形雷」に登場したトミー(岡野富夫)を演じた国広富之の娘であるが、今年の戦隊はお祭りであることを考えたら、父親はやっぱりトミーに演じて貰いたかったところでした。(歴代戦隊関係者に拘るのも良いが、1年間お祭りとするのならば、こういう所にまで色々と仕掛けて置いて貰いたいところである。)尚、谷内里早には一時はケータイ刑事を襲名して、トミー・パパとのコンビをということ期待した時期があったが、所属事務所が星屑で無かったため、プロデューサーの事務所の癒着ラインに乗らなかったことで実現しなかったが、何処かで親子共演を見たいところである。

ルカが主役と言うことで、黄色に関してはサンバルカン(バルパンサー)、ボウケンジャー(ボウケンイエロー)、ゴーゴーファイブ(ゴーイエロー)、カーレンジャー(イエローレーサー→「カーイエロー」と言う馬鹿が少なからずいることでしょうね...)ということで派手に変身していったが、今回はその割りに違和感を感じたのが少なかったですね。性転換ということではバルパンサーとゴーイエローが該当するが、デザイン的にスカートになっているものの、スカートが目立たない形になっていたというビジュアル的な所が原因だと思われるが、パチモンに慣れてきたという所なんですかね...???

で、イエローを外したことで残る4人がジャッカーに変身したというのは、違和感を与えない形でジャッカーを出すとしたらこういうことをするしかないことになるが、そのジャッカー用の舞台を整えたら、そうなるしかないですね。ただ、クローバーキングが体格的に細く感じたため、性転換はないのだが今回の物語ではこっちの方が大きな違和感を感じ、「パチモン戦隊」ということを感じたところでした。

で、ジャッカーの必殺技ということで「ジャッカー・ハリケーン」が出てきたが、これは妥当なところでしょう。というのはジャッカーと言うと「ジャッカー・コバック」という印象の方が強いが、それはサイボーグである4人(4体と言うべきかも...)のそれぞれのエネルギーを注入する技であり、パチモンのゴーカイジャーではそのエネルギー源を持っていないので使用できない、ということですね。(が、奇しくも震災と原発事故の影響で、特にスペードエースの核エネルギーを自粛したという解釈も生まれるかも...→放送スケジュールを考えたら、震災前に脚本が出来、撮影しているのでこの考えは否定されますが...)

物語としてはベタ過ぎる戦隊の定番の物語であったが、時にはこういうベタ過ぎる物語も良いものである。この調子で、ベタ過ぎる物語として、ザンギャックには幼稚園バスのバスジャックをするという作戦を行って欲しいところである。(最近の(「自主」を含む)規制を考えたら無理でしょうが...)

 

海賊戦隊ゴーカイジャー主題歌

海賊戦隊ゴーカイジャー主題歌

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: 日本コロムビア
  • 発売日: 2011/03/02
  • メディア: CD

海賊戦隊ゴーカイジャー主題歌(初回限定盤)

海賊戦隊ゴーカイジャー主題歌(初回限定盤)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: 日本コロムビア
  • 発売日: 2011/03/02
  • メディア: CD

海賊戦隊ゴーカイジャー 1 (てれびくんギンピカシール絵本  スーパーV戦隊シリーズ)

海賊戦隊ゴーカイジャー 1 (てれびくんギンピカシール絵本 スーパーV戦隊シリーズ)

  • 作者: 岡本 智年
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2011/01/29
  • メディア: 単行本

海賊戦隊ゴーカイジャーと ぜんスーパーせんたい (講談社シール101絵本 177)

海賊戦隊ゴーカイジャーと ぜんスーパーせんたい (講談社シール101絵本 177)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2011/01/28
  • メディア: ムック

スーパー戦隊シリーズ 海賊戦隊ゴーカイジャー VOL.1【Blu-ray】

  • 出版社/メーカー: TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)
  • メディア: Blu-ray

スーパー戦隊シリーズ 海賊戦隊ゴーカイジャー VOL.1【DVD】

  • 出版社/メーカー: TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)
  • メディア: DVD
ジャッカー電撃隊 VOL.1 [DVD]

ジャッカー電撃隊 VOL.1 [DVD]

  • 出版社/メーカー: 東映ビデオ
  • メディア: DVD
噂の刑事 トミーとマツ トミーBOX [DVD]

噂の刑事 トミーとマツ トミーBOX [DVD]

  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • メディア: DVD
噂の刑事 トミーとマツ マツBOX [DVD]

噂の刑事 トミーとマツ マツBOX [DVD]

  • 出版社/メーカー: TBS
  • メディア: DVD
ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 1

ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 1

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • メディア: DVD
ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 2

ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 2

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
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ケータイ刑事銭形雷26話[裏ネタ編]PART 3 [ケータイ刑事]

銭形雷」の第26話の「さよなら、トミー! ~ひょっこりひょう多もん島殺人事件(後編)」についての「裏ネタ編・増補」の2回目となる今回は、岡野さんが閉じ込められていた所に関することから、「」について、「小屋」について、これが使われていたことから「ネクタイ」について、「目隠し」について、「猿ぐつわ」について記します。尚、「ネクタイ」については「・8話[裏ネタ編]PART 3」で、「猿ぐつわ」については「・7話[裏ネタ編]PART 7」で記したものをベースにして加筆しました。

また、BS-iの本放送時に記した記事は2006/6/25付けで、MBSでの放送時に記した[改訂版]は「ここをクリック」(ここにはBS-i本放送時に記した記事へのリンクもあります。)してご覧下さい。

」:「媒鳥」という表記もある。元々の意味は、狩猟をする場合に獲物とする鳥獣を誘い寄せるために使う鳥獣のことである。(「生きている餌」と言うことが出来る。)そこから転じて、他の人を誘い寄せるために用いられる手段、手口、道具のことを指すようになった。またそれが人である場合は「偽客(さくら)」と言うこともある。また、「罠」と呼ばれる場合もある。

俳句の世界では、他の鳥獣をおびき寄せる鳥という意味での「囮」や「囮番」「囮籠」などは全て「秋」の季語となっている。英語では「Decoy」または「Bait」と言い、ドイツ語では「Köder」、フランス語では「Leurre」、イタリア語では「Richiamo」、スペイン語では「Señuelo」、中国語では「鳥媒」と言う。

小屋」:建築物の一つであり、小さくて簡素な造りの家屋のことを言う。仮に建てたもの、一時的にしか使わないものが多く、夫婦を遮ることが出来る小さな空間というものである。

特に、どこまでの範囲という定義はなく、四方の壁と屋根があり、出入りできるためのドアがあるのは言うまでも無いが、中は色々な設備は無く、一間というのが普通である。そのため、居住性に優れているとは言えず、物置としての利用や、特別な作業のために一時的に滞在する場所としての利用、何かあった場合の避難場所などとして使用されることが多い。

また、それ以外では芝居や見せ物などの興行を行う建物のことを指したり、江戸時代の藩主の藩邸や城中に設けられた藩士の住居のこと、京都の主要大路に設けられた衛府の役人の夜回りするための詰所のことを指している。

以上は「小屋」は「こや」と読むが、「しょうおく」と読むと、自分の家のことを小さな家と言う意味で用いる謙遜語となる。

英語では「Hut」、ドイツ語では「Hütte」、フランス語では「Hutte」、イタリア語では「Capanna」、スペイン語では「Choza」、中国語では「小房」と言う。

ネクタイ」:洋服を着た場合、首、または襟の回りに巻いて、前部で結ぶ帯状の装飾用の布のことである。単に「タイ」と言ったり、「クラバット」と呼ぶこともある。装飾用であるものの、洋装の場合は必須のものとなっている。また、装飾用であるため、ファッション的なものとしてデザインや色などに関しては流行り廃りがあるのは言うまでも無い。

使用される布は絹が一般的であるが、それ以外の布を使ったものも当然のことながら存在する。(近年では合成繊維を使ったものまである。変わったところでは、毛糸や皮を使っているものもある。)

起源は17世紀とされていて、クロアチアの兵士がフランスを訪れた際、首に巻いていた白いスカーフとされている。この時、迎える側であったルイ14世がそれに興味を示し、それを真似たものが基本となって広がるようになった。尚、現在のような形(細長いもの)になったのは19世紀の半ばになってからである。

また、装飾用と言うこともあって、変形したものも色々と登場している。特に「蝶ネクタイ(ボー・タイ)」や「アスコット・タイ」または「ダービー・タイ」と言われるものはネクタイの変形例として広く知られているものである。尚、「蝶ネクタイ」はネクタイを締めた時の結び目だけを残したものであって、19世紀中頃のイギリスで生まれたものである。一方、「アスコット・タイ」(「ダービー・タイ」)も19世紀半ばのイギリスで、アスコット競馬場に集まる紳士たちの正装として生まれたものである。

日本では、明治になってから新政府が洋装を推奨したことから広がっていくことになって、一般的なものとして定着することになった。ちなみに、日本人で初めてネクタイをした人物は、ジョン万次郎とされている。

アメリカ英語では「Necktie」、イギリス英語では「Tie」と言い、ドイツ語では「Krawatte」、フランス語では「Cravate」、イタリア語では「Cravatta」、スペイン語では「Corbata」、ポルトガル語では「Gravata」、中国語では「領帯」と言う。

目隠し」:布などで目を覆うこと、またはその際に使用される布のことをいう。タオルや手ぬぐいなどのように、ある程度の長さのある布であったり、アイマスクなどのようにそれ専用に作られたものなどがある。

普通の使い方としては、明るい場所で寝る場合(仮眠を含む)、明るいことで眠れないことを防ぐために、目の周りを覆って暗がりを作るのに用いられる。(アイマスクはこれを目的としたものであり、遮光性の高い構造となっていて、黒い布が使われることが多い。)

または、家の中が外部から見えないように隠すこと、及びそのために使用される各種物のことを言う。(シートなどの場合から、植物の植え込みなどが使われる場合まである。)

英語では「Blindfold」、ドイツ語では「Augenbinde」、フランス語では「bandeau sur les yeux」、イタリア語では「bendato」、スペイン語では「venda」、中国語では「眼罩」と言う。

猿ぐつわ」:漢字で表記すると「猿轡」と記す。声を立てさせないようにするために使用されるものであって、口の中に布などを押し込んだり、かませたりして後頭部にくくりつけたものを言う。(単に、口を塞いだというものではなく、「声を出させないようにする」というものである。)

一般的には、口の中に布を詰め込み、その上から手ぬぐいやタオルを紐状にして覆う。または、その布を結んで、一ヶ所に玉のようなコブを作り、その部分を口に噛ませる、ということで代用するということもある。→ガムテープを口の上に貼る(だけ)ということは、単に口を塞いだだけであって、「声を出させないようにする」ということが出来ないため、「猿轡」とは言わない。声を出させないようにするために、口の中に何かを詰め込み、その上からガムテープを貼ったのであれば、これも一応「猿轡」ということが出来る。

またはプラスチック製の(穴のある)ボールを口に含ませるようにして、プラスチック製や金属製の鎖を繋ぎ、ベルトで固定するという「猿ぐつわ」が実際に存在している。(「玉猿ぐつわ」と言う。)

また、声を出させることを防ぐという効果がある「猿ぐつわ」には、舌を噛み切って自殺しようとするのを防ぐという効果もある。そのため、自殺の恐れがある人を保護した場合にも、自殺防止のために「猿ぐつわ」を使用することがある。(この場合の「猿ぐつわ」は保護器具ということになる。)

拉致監禁、誘拐事件では、猿ぐつわは当たり前のように使われている。これは被害者が声を立てることを防ぐためであるのは言うまでも無い。そのため、特にフィクションの世界では、拉致、誘拐というと、猿ぐつわは必ず出てくるものであり、これを用いない犯人は「マヌケな犯人」ということになる。

英語では「Gag」、ドイツ語では「Knebel 」、フランス語では「Plaisanterie」、イタリア語では「Bavaglio」、スペイン語では「Mordaza」、中国語では「堵嘴物」と言う。

 

ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 2

ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 2

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • メディア: DVD

東北の避難小屋150―完全ガイド

東北の避難小屋150―完全ガイド

  • 作者: 高橋 信一
  • 出版社/メーカー: 随想舎
  • 発売日: 2005/10
  • メディア: 単行本
ネクタイのリメイク小物―お父さんのネクタイで作る、おしゃれなバッグと家族への贈りもの (レッスンシリーズ)

ネクタイのリメイク小物―お父さんのネクタイで作る、おしゃれなバッグと家族への贈りもの (レッスンシリーズ)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: パッチワーク通信社
  • 発売日: 2011/01/26
  • メディア: 単行本

「LASSIE COME HOME」 [映画(洋画)]

リズ追悼として、もう1本記すことにします。で、今回は子役時代の出演作品を持ってくることにしました。(主演作品をとも思ったが、あえてそちらは外すことにしました。)

表題の作品は、1943年の作品の「名犬ラッシー/家路」である。この作品は、子役時代のリズが出演しているということで知られているが、出番はあまり多くはない。(1946年の「名犬ラッシー」では主演を務めている。)同時に大人気となった「名犬ラッシー」の最初の映画化作品でもあり、原作物語の映画化である。

作品データを記しておくと、時間は88分、原作はエリック・ナイト、監督はフレッド・M・ウィルコックス、脚本はヒューゴ・バトラー、撮影はレナード・スミス、音楽はダニエル・アンフィシアトロフである。そして出演は、ロディ・マクドウォール、ドナルド・クリスプ、エドマンド・グウェン、エルザ・ランチェスター、エリザベス・テイラー、ナイジェル・ブルース、ディム・メイ・ホイッティ、ベン・ウェブスター、J・パトリック・オマリー、たちである。

ヨークシャーのグリナル・ブリッジに住むサムの飼い犬・ラッシーは毎日午後4時になると、サムの息子のジョーを迎えに学校に行くという犬だった。が、サムの家は借財が増えたことで、ラッシーを手放すことにして、ルドリング侯爵に売り渡した。こうしてラッシーは公爵の屋敷で飼われることになった。しかし、ラッシーは自分が売られたことを分かるはずもなく、次の日、午後4時になるといつものようにジョーを迎えに行くために犬小屋を抜け出して学校に行った。それからラッシーは毎日同じ行動を繰り返し、その都度、ジョーがラッシーを公爵の屋敷まで連れて行っていた。そこでジョーは侯爵の孫娘・プリシラと知り合うことになる。(リズはプリシラを演じている。)が、ラッシーが脱走を繰り返すことに公爵は業を煮やし、400km以上離れたスコットランドの別荘にラッシーを送ってしまった。そして冷酷な調教師・ハイネスから厳格な訓練を受けることになった。スコットランドでもラッシーは毎日午後4時になると様子が変わっていた。そして、ある日、散歩の途中にハイネスの目をかすめて公爵の別荘を脱走し、ヨークシャーのある南に向かった。川を泳ぎ、山を越え、吹雪の中も、雨に打たれても、兎に角走り続けるラッシー。途中で牧羊犬の群と戦ったり、羊飼に射たれて死にかけるが、親切なファデン夫婦に救われて、手当てを受けて大事に飼われる。しかし、傷が癒えると再びラッシーはヨークシャーを目指して走り出した。そして行商人のローリーが追いはぎにあったところを助け、南に向かう。そして遂にヨークシャーのグリナル・ブリッジに辿り着いた。公爵とプリシラが迎えに久留が、スコットランドから帰ってきたことが信じられない様子だった。で、公爵はハイネスを解雇し、その後任としてサムを犬小舎番として雇うことにした。また、ラッシーを見ると、「この犬は自分の買った犬ではない」と行った。こうしてラッシーはサムの家に戻ることになり、再び午後4時になるとジョーを迎えに学校に行くという向かしに戻ったのだった。

物語の方は、エリック・ナイトの原作に沿ったものとなっている。こういう動物の物語というのは万国共通で誰もが弱いものであって、定番作品と言うことが出来る。また、物語も犬が主役であり、それ以外の出演者は脇役に収まってしまう。(本作でもその通りである。)リズも出番は少ないのだが、登場した所では美少女ぶりを十分発揮している。(やはり、後の大スターは子役時代から違うというものですね。)

本作でのリズは端役であるが、本作から遠くない間に大スターになってしまうだけに、本作のようなポジションの出演作品は珍しく、貴重なものと言うことになる。ということで、ファミリー作品としても、子役のリズを見るということでも、その両方を見ると言うことが出来る作品である。

尚、「名犬ラッシー」でも、1946年の「名犬ラッシー/ラッシーの勇気」ではリズが主演ということになっているので、子役時代のリズと動物ものということではそちらを見るというのも良いでしょうが、普通の子役というポジションのリズの方が珍しいということ、そして「名犬ラッシー」の原作を知るということから、本作の方を先に見た方が宜しいかと...

 

名犬ラッシー / 家路 [DVD]

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  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
  • メディア: DVD

世界名作映画全集 名犬ラッシー 家路 [DVD]

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  • 出版社/メーカー: GPミュージアムソフト
  • メディア: DVD

ORCHESTRAL MANOEUVRES IN THE DARK『ORGANISATION』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1980年に発表された彼らの2nd.アルバムである。同年のデビュー・アルバムがイギリスではそれなりのヒットと言うこともあって、勢いのまま発表した所もあるのだが、デビュー・アルバムを上回るセールスを記録して、イギリスでは最高位6位を記録するビッグ・ヒットになった。(アメリカではまだである。)

オリジナル盤の収録曲は全9曲であったが、1981年の再発(LPです。)された時にはオリジナル盤から3曲が削られて異なる5曲が追加され。更に曲順も変更されている。また、2003年にリマスターされたものでは、オリジナル盤の曲順に戻した上で6曲のボーナス・トラックが追加されて全15曲の収録となった。

オリジナル盤の収録曲は以下の全9曲である。『Enola Gay』『2nd Thought』『VCL XI』『Motion And Heart』『Statues』『The Misunderstanding』『The More I See You』『Promise』『Stanlow』。また、2003年のリマスターされたもののボーナス・トラックは以下の6曲である。『Annex』『Introduting Radios』『Distance Fades Between Us』『Progress』『Once When I Was Six』『Electricity (Dindisc 1980 Version)』。

尚、1981年の再発盤では『VCL XI』『The More I See You』『Promise』が削除されて、『Bunker Soldiers』『Almost』『Electricity』『Julia's Song』『Messages』が追加されている。

本アルバムからのシングル曲は1曲のみである。『Enola Gay』がシングル・カットされているが、この曲がデビュー・アルバムからの4曲のシングル以上の大きなヒットとなり、イギリスで最高位8位、アイルランドで最高位14位を記録していて、ブレイクすることになった。

お薦め曲は、彼らの出世作となったシングルの『Enola Gay』、それ以外からは『2nd Thought』『Motion And Heart』『The Misunderstanding』をピックアップしておく。('80年のオリジナル盤収録曲からのチョイスである。)

アメリカでは'80's中盤以降にならないと彼らはブレイクしないのだが、本国イギリスではデビュー時からヒットを飛ばしていた。また、'70'sのドイツ・テクノの影響を強く受けていることもあって、日本でも比較的早い時期から知られる存在であった。本アルバムのサウンドはテクノ路線を行くものであって、アメリカでブレイクしてからの彼らのサウンドとは大きく異なっている。が、当時はテクノの影響が色濃かったこと、及びシンセサイザーを使ったポップなサウンドの創生期でもあり、様々な実験的な試みが派手に行われていた時期でもある。それだけに、実に面白いサウンドを聴くことが出来るのもまた事実である。

また、完成度と言うことでも、シンセの技術的な発展があるため、現在ではここにあるサウンドは陳腐化しているものという印象を受けてしまうこともあるが、当時の技術水準の中では様々な工夫を取り入れられている。そしてそれが後に「エレポップ」と呼ばれることになるシンセサイザーを使ったサウンドの発展に繋がっている。そのことを考えると、「エレポップ」の創生期を知る上では貴重な作品の一つということになる。

「エレポップ」は'80'sサウンドを代表する一つでもあるだけに、その創生期のサウンドを知るということも一つの勉強になる。ということで、'80'sのエレポップ・ファンは「聴いておくべし」アルバムである。

 

Organisation

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  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Virgin Records Us
  • 発売日: 2003/02/20
  • メディア: CD


ケータイ刑事銭形零12話[裏ネタ編]PART 8 [ケータイ刑事]

銭形零」の第12話「耳で楽しむハイビジョンドラマ? ~雪山湯煙混浴温泉あずさ28号殺人事件」の「裏ネタ編」の7回目の増補となる今回は、劇中ラジオドラマに出てきた事柄から「吹雪」について、「霜焼け」について、「スキー」について、「タロとジロ」について、「犬ぞり」について、「雪だるま」について記します。尚、「吹雪」については「・18話[裏ネタ編]PART 8」で、「タロとジロ」については「・12話[裏ネタ編]」で「タロとジロ(南極物語)」として記したものをベースにして、それぞれ加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事(BS-i(当時)の再放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。(この物語についての過去に記した裏ネタ編は2008/3/9日付です。)

吹雪」:激しい風の伴った降雪のこと、または積雪した雪が強風によって空中に舞い上げられる現象のことをいう。尚、後者の場合は降雪を伴った場合と伴わない場合があるが、その中でも降雪がない場合の現象を「地吹雪」と呼んで区別することがある。

また、激しい風となった場合は「猛吹雪」と言うが、日本では風速が10m/s以上の場合を「吹雪」と呼び、風速が15m/s以上の場合を「猛吹雪」と呼んでいる。(風速10m/s未満の場合は「風雪」と呼んでいる。)更に、南極や北極では「吹雪」が6時間以上続いた場合を「ブリザード」と呼ぶ。

吹雪が発生した状態では、雪のために視界が遮られたり、太陽光が遮られ、見通しの悪化、蛭名のに薄暗くなるということが起こる。また、雪の白さのために視界が真っ白になることがある。(全てしろになった場合を特に「ホワイトアウト」と呼ぶ。)

俳句の世界では当然のことながら冬の季語である。また、英語では「Blizzard」、ドイツ語では「Schneesturm」、フランス語では「Tempête de Neige」、イタリア語では「Bufera di Neve」、スペイン語では「Ventisca」、中国語では「暴風雪」という。

霜焼け」:寒さが原因で起こる凍傷の一つである。身体の一部が膨れて硬くなったり、その部分が痒くなったり熱くなるような感覚を覚える症状である。「霜腫れ」「霜朽ち」「凍瘡」と言うこともある。特に、耳たぶ、鼻先、手足の先(指)などの体の端部で起こることが多い症状である。

これが生じた状態で、肌が乾燥すると、更に悪化した症状として、皮膚に亀裂が生じたり、出血したりして「ひび」や「あかぎれ」と呼ばれる症状になる。

予防法は、手袋、耳当てなどを使って、肌を冷気に直に接触しないようにすること、また下半身の厚着をすることである。また、この症状になった場合の治療法としては、40゜C前後のお湯と、0゜Cに近い冷水を用意して、お湯、冷水、お湯という順番で患部をつけて温める方法や、患部を優しくマッサージして温めるということが知られている。また、回復のためにはビタミンEを多く含む食品を食べることが良いとされている。

俳句の世界では「霜焼け」「凍傷」「霜腫れ」などは言うまでも無く冬の季語である。また、英語では「Chilblain」、ドイツ語では「Erfrierung」、フランス語では「Gelure」、イタリア語では「Congelamento」、スペイン語では「Hiele」、中国語では「凍傷」と言う。

スキー」:積もった雪の上を歩いたり滑ったりして進むために足に固定する板のこと(「スキー板」ということが一般的であるが、それを略して言うことがある。)、またはそれを用いて雪の上を歩いたり滑って移動する方法のこと、及びその板を用いて雪の斜面を滑るスポーツのことである。

現在では、冬季スポーツの一つとして定着しているものであるが、その起源については詳しいことは分かっていない。しかし、紀元前の北欧にはスキー板と呼ぶことが出来るものを使っていたことを証明する壁画があり、更には寒冷地に住む人々の間では何らかの雪上歩行用の道具があったと考えられている。

現在の形としてのスキーは、19世紀になってからノルウェーのテレマーク地方とされていて、雪上を滑り、ジャンプしたり、ターンする技術を競う競技がその起源とされている。そこからスキー板を中心とする道具の改良が進んでいき、ノルディック競技が生まれた。(ノルディックとは発祥地であるノルウェーのことである。)それが欧州のアルプス地方にも伝わり、その地で独自の考案や改良が加わり、アルペン競技が生まれることに繋がった。

日本には1890年代に近大スキーが入って来たが、本格的に動き出すのは1910年代になってからである。そして小樽で第1回全日本スキー選手権が開催されたのが1923年であった。

レジャーとして一般に広がったのは1970年代になってからであり、'80年代になり、バブル期には冬のレジャーの人気スポーツとなり、スキー場に行くのがトレンディとなった絶頂期を迎えた。が、バブル崩壊後、特に21世紀になってからは、スキーよりもスキーボードの方に主流が移るようになっている。

「Ski」とは元々はノルウェー語であって、英語では「Skiing」、ドイツ語では「Skifahren」、フランス語では「Ski」、イタリア語では「Sci」、スペイン語では「Esquí」、中国語では「滑雪」と言う。

タロとジロ」:初期の日本の南極観測隊に同行した樺太犬の兄弟である。(サブという弟のいる三兄弟である。)1956年に出発した第一次南極越冬隊と共に南極に行き、犬ぞりを曳く役目を務めた。タロとジロが有名になったのは、1858年の第二次越冬隊が南極に15頭の犬を置き去りにして帰国し、翌1959年に第三次越冬隊がその中の2頭の犬が生存していることを確認して救出した、ということによる。(その生存していた犬がタロとジロである。)

そして、極寒の地である南極で無事に生きていたタロとジロは日本中を感動させる大ニュースとなった。(尚、他の13頭は、7頭は死亡、6頭は行方不明である。)

尚、ジロは第四次南極越冬隊が南極てせ任務に当たっていた時期に病死したが、タロはその第四次南極越冬隊と共に日本に帰国した。帰国後は北海道大学植物園で飼育されることになり、1970年に老衰で死亡した。(死後、剥製にされて展示されている。)

この物語は1983年の映画「南極物語」となり、大ヒットを記録した。(その年のNo.1ヒット映画になり、更に、1997年の「もののけ姫」かせ更新するまでは、歴代映画興行成績(配給収入)のNo.1の座にいた。)

この作品データを記しておくと、時間は143分、東宝作品である。監督は蔵原惟繕、脚本は野上龍雄、佐治乾、石堂淑朗、蔵原惟繕の4人、音楽はヴァンゲリスが担当した。出演は、高倉健、渡瀬恒彦、岡田英次、夏目雅子、荻野目慶子、日下武史、神山繁、山村聡、江藤潤、佐藤浩市、岸田森、たちである。尚、この映画に登場した犬は樺太犬ではなくてエスキモー犬である。

更に、「南極物語」は2006年にディズニーがリメイクしている。但し、ディズニー映画らしい作品となっていて、オリジナルの「南極物語」とは完全に別物になっていることもあって、評判は今一つである。→登場人物をアメリカ人にして、ストーリーや結末も違うものになっている。

このリメイク作品のデータを記しておくと、原題は「EIGHT BELOW」、邦題は「南極物語」、時間は120分、監督はフランク・マーシャル、脚本はデイヴ・ディジリオ、音楽はマーク・アイシャム、出演は、ポール・ウォーカー、ブルース・グリーンウッド、ジェイソン・ビッグス、ムーン・ブラッドグッド、ジェラルド・プランケット、オーガスト・シェレンバーグ、ウェンディ・クルーソン、ベリンダ・メッツ、ダンカン・フレイザー、たちである。

犬ぞり」:犬に引かせて雪上または氷上を走らせるソリのことである。北極圏(特に北アメリカであって、アメリカのアラスカ州とカナダの北部の3つの準州、そして北欧の国々ということになる。)に住むエスキモーの間では最も使われる移動手段である。また、北極圏でなくても、積雪のある高山地帯(冬のアルプスなど)でも利用されている。

雪のない場所では、古くから馬を移動手段として使用していて、車輪の付いた車を引かせるということが行われているが、北極圏のような寒冷地では、馬は寒さのために生息できないため、寒さに強い動物である犬(エスキモー犬)が利用されてきた。但し、馬の場合は1頭で1台の車を引くのが一般的であるが、犬は体が小さいこともあって、複数の犬を使ってソリを引かせている。

また、北極と同様に南極でも初期の冒険では犬ぞりが使用されており、戦後の観測隊も使用していた・現在では雪上車やスノーモービルなどが使用されるようになり、犬ぞりの使用は殆ど無くなった。(一部では残っているので、完全に無くなってはいない。)

尚、エスキモー犬というのは犬の品種ではなくて、北極圏でソリを引く犬として使用されている犬の総称である。品種で言うと、樺太犬、シベリアン・ハスキー、アラスカン・マラミュート、サモエド、アラスカン・マラミュート、グリーンランド・ドッグ、カナディアン・エスキモー・ドッグ、などが該当する。

尚、現在ではスノーモービルが登場したことで、犬ぞりを交通手段として使用することは殆ど無くなっている。それに代わって現在では、犬ぞりを使ったレースが行われており、レースや観光用として犬ぞりは現代でも残っている。

英語では「Sled Dog」、ドイツ語では「Schlittenhund」、フランス語では「Chien d'attelage」、イタリア語では「Cane da Slitta」、スペイン語では「Perro de Trineo」、中国語では「雪橇犬」と言う。

雪だるま」:漢字では「雪達磨」と記す。雪を固めて達磨のような形に作ったもののことである。国によって多少の違いがあるものの、(雪のある国であれば)世界的にあるものである。

日本では、大きさの異なる2つの丸い雪球を作り、大きい方を下に、小さい方を上にして、小さい方に木や炭などで目鼻口などの顔を描く。また、木の小枝があればそれを腕にする。更にバケツを帽子の用にして頭の上に乗せることもある。

尚、国によっては雪球を3段重ねにしたり、顔となる雪球は丸くせずに角張ったものを作ったりする所もある。また、顔を作るのに、石を使ったり、ニンジンなどの野菜を使う所もある。(西洋の雪だるまというと、鼻はニンジンというのが一般的である。)更に、胴体の方には小石や丸い炭で衣服のボタンのように付けたり、マフラーを首に巻いたり、人が使う帽子を頭に乗せて帽子とする所もあり、腕を雪で作る所もある。

英語では「Snowman」、ドイツ語では「Schneemann」、フランス語では「Bonhomme de Neige」、イタリア語では「Pupazzo di Neve」、スペイン語では「Muñeco de Nieve」、中国語では「雪人」と言う。

 

ケータイ刑事 銭形零 DVD-BOX I

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  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • メディア: DVD

 

低体温症と凍傷―ふせぎ方・なおし方

  • 作者: J.A.ウィルカースン
  • 出版社/メーカー: 山洋社
  • 発売日: 1990/03
  • メディア: 新書
ドクター夏井の熱傷治療裏マニュアル―すぐに役立つHints&Tips

ドクター夏井の熱傷治療裏マニュアル―すぐに役立つHints&Tips

  • 作者: 夏井 睦
  • 出版社/メーカー: 三輪書店
  • 発売日: 2011/03/15
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
DVD上達レッスン スキー―思い通りに、美しく滑る!

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  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 成美堂出版
  • 発売日: 2006/11
  • メディア: 単行本
DVDみるみるターン・フォームが美しくなるスキー

DVDみるみるターン・フォームが美しくなるスキー

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 成美堂出版
  • 発売日: 2010/11
  • メディア: 単行本
スキー上達BOOK

スキー上達BOOK

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 成美堂出版
  • 発売日: 2003/10
  • メディア: 単行本
南極越冬隊 タロジロの真実 (小学館文庫)

南極越冬隊 タロジロの真実 (小学館文庫)

  • 作者: 北村 泰一
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2007/02
  • メディア: 文庫
タロ・ジロは生きていた―南極・カラフト犬物語 (ジュニア・ノンフィクションシリーズ)

タロ・ジロは生きていた―南極・カラフト犬物語 (ジュニア・ノンフィクションシリーズ)

  • 作者: 藤原 一生
  • 出版社/メーカー: 銀の鈴社
  • 発売日: 2004/04
  • メディア: 単行本
南極物語 [DVD]

南極物語 [DVD]

  • 出版社/メーカー: フジテレビ
  • メディア: DVD
南極物語 [DVD]

南極物語 [DVD]

  • 出版社/メーカー: ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
  • メディア: DVD
グレートジャーニー人類5万キロの旅3  ベーリング海峡横断、ツンドラを犬ゾリで駆ける (角川文庫)

グレートジャーニー人類5万キロの旅3 ベーリング海峡横断、ツンドラを犬ゾリで駆ける (角川文庫)

  • 作者: 関野 吉晴
  • 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
  • 発売日: 2010/03/25
  • メディア: 文庫
犬ぞり兄弟ヤマトとムサシ―セラピー犬…人の心をいやす仲間たち (ドキュメンタル童話・犬シリーズ)

犬ぞり兄弟ヤマトとムサシ―セラピー犬…人の心をいやす仲間たち (ドキュメンタル童話・犬シリーズ)

  • 作者: 甲斐 望
  • 出版社/メーカー: ハート出版
  • 発売日: 2002/03
  • メディア: 単行本
Saiga スノーマン(雪だるま) 65cm 56171

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  • 出版社/メーカー: Saiga
  • メディア: おもちゃ&ホビー

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