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MADONNA『EROTICA』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1992年に発表されたアルバムである。(スタジオ・アルバムとしては彼女の第5作ということになる。)セールスの点では本作が伸び悩んだと言うことで、彼女の音楽の方向が変化するきっかけになったアルバムである。そのため、賛否両論あるアルバムである。と言っても、Billboardのアルバム・チャートでは最高位2位を記録(4作連続1位は達成できなかった。)している。しかし、1993年の年間アルバム・チャートでは61位というように上位とは言えない位置に留まっている。また、オーストラリアとフランスでは1位を獲得している。(イギリスとイタリアでは2位、カナダとスイスでは4位、ドイツ、スペイン、オーストリアでは5位を記録している。)→チャート成績が極端に悪いという訳ではないが、3作連続で米英では1位を獲得していたこと、殆どの国で2作連続1位を獲得していただけに、それと比べると、確かに伸び悩んだと言うことになるのでしょうが...

収録曲は以下の全14曲である。『Erotica』『Fever』『Bye Bye Baby』『Deeper And Deeper』『Where Live Begins』『Bad Girl』『Waiting』『Thief Of Hearts』『Words』『Rain』『Why's It So Hard』『In This Life』『Did You Do It?』『Secret Garden』。

この中からシングル・カットされたのは全部で6曲である。1st.シングルの『Erotica』はBillboardで3位、イタリアで1位、イギリスで3位、豪州で4位を記録した。(Billboardの年間シングル・チャートのTOP 100にはランクインせず。→1992/1993年の集計に分かれることになってしまったためでもある。)2nd.シングルの『Deeper And Deeper』はBillboardでは7位(1993年の年間シングル・チャートでは66位)、イタリアでは1位、カナダで2位、イギリスで6位を記録している。3rd.シングルの『Bad Girl』はBillboardでは36位、イタリアで3位、イギリスで10位を記録、4th.シングルの『Fever』はイギリスで6位、5th.シングルの『Rain』はBillboardでは最高位14位ながらも1993年の年間シングル・チャートでは67位にランクインしていて、カナダでは2位、豪州で5位、イギリスで7位、イタリアで9位を記録している。6枚目のシングルとなった『Bye Bye Baby』はイタリアで7位を記録している。(一応、チャート成績はTOP 10入りを果たした国だけに留めています。)→確かに、前作からのシングル・ヒットと比べると確かにヒットの大きさと言うことでは伸び悩んでいることが分かるチャート成績でした。

お薦め曲としては、アルバム・タイトル・ナンバーでもある『Erotica』、シングル曲の『Fever』『Deeper And Deeper』『Bad Girl』『Rain』というところをピックアップしておく。

これまでのポップな路線から離れた所もあって、背ヘルスが伸び悩んだこともあって、メジャー路線から離れてしまったからにはセールスが伸びなくなったのも当たり前という声と、それでも十分なヒットになっているのはやはりMADONNAだという声の両者があって、評価も真っ二つになっているアルバムであるが、内容的には徹底的にダメというものでは無い。これまでのポップな路線を受け継いでいる曲も確かにある。が、同じ路線に安満取ることなく、冒険をしたことは評価できるところである。(但し、その冒険は成功したとは言い難いものになっていますが...)

賛否両論あるアルバムであるが、音楽を楽しむことは十分出来るアルバムである。少なくとも本アルバムについては、実際に聴いて自分で賛否を考えて結論を出すべきである。そのためにも一度は聴いておきましょう。

 

Erotica

Erotica

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Maverick
  • 発売日: 2000/03/13
  • メディア: CD

Erotica+Did You Do It

Erotica+Did You Do It

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Wea/Warner Bros.
  • 発売日: 1994/01/14
  • メディア: CD
エロティカ

エロティカ

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2006/07/26
  • メディア: CD

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MICHAEL JACKSON『GOT TO BE THERE』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1972年1月に発表された彼のソロ・デビュー・アルバムである。JACKSON 5が結成されたのは1966年で、メジャー・デビューをしたのが1969年であることを考えると、ソロとしてのデビューも早かったと言っても良い。また、ソロ・デビューをしたときの彼は13歳であった。

本アルバムは、後に「キング・オブ・ポップ」と呼ばれるようになる彼のキャリアに於いても重要な位置を占めるアルバムである。JACKSON 5としてのアルバムも大ヒットを記録していたこともあって、本アルバムもヒットを記録したが、後のモンスター・アルバムのように抜群のセールスを記録した訳ではなかったが、十分なヒットにはなった。Billboardのアルバム・チャートでは最高位14位、1972年の年間アルバム・チャートでは91位にランクインしている。(後の彼をンが得ると、派手なチャート成績では無いが、13歳のシンガーと言うことでは大ヒットということは言える。)また、イギリスでは最高位37位を記録している。

収録曲は以下の全10曲である。『Ain't No Sunshine』『I Wanna Be Where You Are』『Girl Don't Take Your Love From Me』『In Our Small Way』『Got To Be There』『Rockin' Robin』『Wings Of My Love』『Maria (You Were The Only One)』『Love Is Here And Now You're Gone』『You've Got A Friend』。

この中からシングル・カットされたのは全部で4曲である。1st.シングルの『Got To Be There』はBillboardで最高位4位を記録するヒットとなり、カナダで3位、イギリスで5位を記録している。(が、年間シングル・チャートのTOP 100にはランクインしていない。)続く2nd.シングルの『Rockin' Robin』が本アルバムからの最大のヒット曲になり、Billboardでは最高位2位を記録し、1972年の年間シングル・チャートでは41位にランクインしている。また、カナダでは13位、イギリスでは3位を記録している。3rd.シングルの『I Wanna Be Where You Are』はアメリカでは16位、カナダで57位を記録している。また、欧州でのシングル曲『Ain't No Sunshine』はイギリスで最高位8位を記録している。

尚、彼のソロとしての初めての全米No.1ヒット曲となる『Ben』は1972年8月に発表された2nd.アルバムからのシングルであり、本アルバムの次に続くものである。

お薦め曲としては、『Got To Be There』『Rockin' Robin』『I Wanna Be Where You Are』というお馴染みのシングル曲と、『In Our Small Way』『Love Is Here And Now You're Gone』『You've Got A Friend』をピックアップしておく。

レコーディングされた時の彼は12歳から13歳(途中で13歳の誕生日を迎えている。)ということもあって、まだまだJACKSON 5時代の子供の声である。そのため、後の大人になってからのアルバムと比べると別人のような印象を受けることもある。しかし、JACKSON 5の曲を聴いていれば、やはり子供のマイケルである。

いずれにしても、後の彼の功績を考えて、聴いておくべきアルバムの一つである。それにしても、誰にでもそうであるが、子供の時代があったと言うことが良く分かるアルバムでもありますね...

 

Got to Be There

Got to Be There

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Polygram UK
  • 発売日: 2006/01/09
  • メディア: CD

Got to Be There

Got to Be There

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Motown
  • 発売日: 1992/03/09
  • メディア: CD
ガット・トゥ・ビー・ゼア

ガット・トゥ・ビー・ゼア

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル インターナショナル
  • 発売日: 2005/05/25
  • メディア: CD

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ケータイ刑事銭形雷24話[裏ネタ編]PART 7 [ケータイ刑事]

銭形雷」の第24話の「キョの三宝を守れ! ~銭形雷探偵団VS怪人5面相事件」についての6回目の「裏ネタ編・増補」となる今回は、岡野さんがこれが近いといていたので「試験」について、これで勉強していたということから「参考書」について、ちゃんに突っ込まれるとこうだと言っていた「復習」について、そしてちゃんは岡野さんが用意した恐竜のこれで遊んでいたということから「フィギュア」について記します。尚、「復習」については「・28話(2nd.15話)[裏ネタ編]PART 1」で「おさらい」として記したものを、「フィギュア」については「・9話[裏ネタ編]PART 8」で記したものをベースにして、それぞれ加筆しました。

また、BS-iの本放送時に記した記事は2006/6/11付けで、MBSでの放送時に記した[改訂版]は「ここをクリック」(ここにはBS-i本放送時に記した記事へのリンクもあります。)してご覧下さい。

試験」:ある事物を対象にして、そのものの性質や能力、特性などを試みること、または、人に対して学習(実技を含む)の結果、その習熟度を調べて学業成績の判定のために行われること、若しくは合否を判定するのに行われるものである。

前者のように、物に対して行われる場合は「検査」と呼ばれることもあり、後者のように人に対して行われる場合は「テスト」と呼ぶこともある。

学校では定期的に行われるものであり、誰もが小学校から受けているものである。また、高校以上の学校、更には私立の各種学校では、入学者を選別するためにも行われるものでもある。(プロスポーツの入団テストもこれに準ずるものである。)また、映画やドラマ、舞台などで出演者を決めるために行われる「オーディション」と呼ばれるものも「試験」の一種である。また、運転免許などの各種免許や資格のための試験、会社の採用試験などもこれに含まれる。(「オーディション」はある意味では「採用試験」と言うことも出来る。)

この物語では、資格取得の試験(「恐竜検定4級」)ということであったが、これは「恐竜」に関する知識の習熟度を調べ、その結果を「資格(恐竜検定4級)」を認定するかしないかの判定を行うために行われるものであるため、言葉の定義情も立派な「試験」の一つと言うことになる。

英語では「Examination」と言うが、「Test」と言うこともある。但し「Test」は世紀の試験以外に行われる「小試験(小テスト)」という位置づけである。また、ドイツ語では「Prüfung」、フランス語とスペイン語では「examen」(但し、発音は異なる。)、イタリア語では「Esame」、ポルトガル語では「Exame」、中国語では「考試」または「試験」と言う。

参考書」:調査、研究、学習などで、参考のために使用される書物のことをいう。「書」とあることから、本になっていることが前提であるが、研究の場合は特に本になっていない一枚物の紙切れという形状であっても含まれる。

特に調査や研究で使用される場合は「(参考)文献」または「(参考)資料」と呼ばれることもあり、研究の場合では、「先行文献」または「先行技術文献」という言い方もある。(特許の世界では「先行文献」または「先行技術文献」という言い方が一般的である。)

学習の場合に使用されるものは、特に「学習参考書」と呼ばれることもあるが、書店で「参考書」と言うと「学習参考書」のことを指すのが一般的である。

基本的には、教科書の内容を補足するために使用されるであり、学校では「副読本」と呼ばれることもある。また、学習指導要領に沿って内容を構成して、教科書とは別の学習本となったものもあって、広く使用されている。(誰でも使ったことはありますよね...)

尚、問題集も参考書の一つとして含まれることもある。

英語では「Reference book」、ドイツ語では「Hinweisbuch」、フランス語では「livre de la référence」、イタリア語では「libro di referenza」、スペイン語では「libro de la referencia」、ポルトガル語では「livro de referência」、中国語では「参考書」と言う。

復習」:学習したことを繰り返して学ぶこと、または練習することである。「おさらい」(漢字表記では「御浚い」または「お浚い」と記す。)また「復習う」と表記して「さらう」と読むが、これも同じ手実である。(表意文字の漢字を使っているので、当たり前ですが...)

そこから転じた意味として、学習したことを「再び学ぶ」ということから、「過去を振り返る」という意味に転用されるようになり、(「ケータイ刑事」では数少ないが)前後編の物語の場合、「後編」の本編が始まる前に「前編」の内容を振り返る部分や、連続ストーリーの作品の最初に前回までの内容を振り返ること、すなわち「あらすじ」を振り返ることを「おさらい」と言う様になった。(この場合は「復習」とは使われない。)

英語では「Review」または「Revise」と言い、ドイツ語では「Überblick」、フランス語では「Révision」、イタリア語では「Revisione」、スペイン語では「Revisión」、中国語では「復習」と言う。

フィギュア」:元々の意味は、「形」「図形」と言う意味であり、英語の論文などで「Fig.1」「Fig.2」等という略語で記されるものである。(「図1」「図2」という意味である。)そこから意味が広がって、姿、体型、肖像、外観、人物、人形という意味を持つようになった。また、「フィギュア・スケーティング」(フィギュア・スケート)の略語でもある。更に、意味が広がり、現在の日本語の「フィギュア」には「キャラクターの立体造形物」という意味が加わり、これが第一の意味になっている。

その歴史は、1950年代にブリキ製のロボットの玩具が、1960年代にソフトビニール製のものが大量生産される玩具として登場し、特撮ヒーローや怪獣の「ソフビ人形」が玩具として定着するようになった。しかしこれらは大量生産される玩具の範疇で、リアルさを追求したものではなく、デフォルメされたりしたものが中心であった。それらが更に発展していき、1980年代になると、アニメやテレビ、映画のキャラクターの立体造形をリアルに行うという動きが出てきて、大量生産するのではなく、リアルさを追求したマニアックなものが登場するようになる。更にこれらは量産メーカーでは取り上げないようなキャラクターを取り上げていき、アマチュアからセミ・プロのモデラーによるガレージキットによってフィギュアの基礎が確立することになった。そして、この時、大手メーカーが製造しないキャラクターの立体造形物(早い話、人形である)のことを、大量生産されるものと区別することもあって「フィギュア」と呼ばれるようになった。'90年代にはこの言葉は完全に定着し、サブカルチャーの柱の一つにまでなった。(元々は二次元キャラクターのアニメ関係から、三次元キャラクターである実写作品関係まで取り込み、発展していったものである。)

また、西洋では「西洋人形(ドール)」と呼ばれる人形が古くから存在しており、日本の人形と同様に愛玩玩具として存在していたが、現在ではその「西洋人形」とフィギュアとの垣根も無くなりつつあるが、一応、「フィギュア」はアニメや実写作品の登場キャラクターを立体造形化したものというのが基本となっている。

尚、「フィギュア」は大雑把に言うと「人形」ということになるが、「フィギュア」と呼ばれるには元になるアニメまたは実写作品があって、その登場キャラクターであることが条件である。

「ケータイ刑事」関係でもこれまでにいくつかのフィギュアが生まれているが、最初にフィギュアになったのはちゃんでした。(冬服と夏服の2タイプがあるが、あんまり似ていないということで、今ひとつ評判は良くないですが...)ここでも「ケータイ刑事」シリーズで新しい歴史を作ったことになった「銭形泪」でした。続いて、映画「M2」の公開に合わせて、ちゃんとちゃんのフィギュアが生まれた。ちゃんフィギュアよりもサイズも大きくなり、映画の中で見せた忍者装束に着替えることが出来るものとなり、よりフィギュアらしくなった。尚、市販されたのはこれだけであるが、「・3rd.7話」の物語がフィギュアにされたということで、ちゃん、松山さん、柴田束志さんのフィギュアが作られて劇中に登場している。(「M3」の公開に合わせて、分家三姉妹のフィギュアが登場するかと思っていたが、登場することは無かったが、ここにもシリーズの凋落ぶりが感じられる所である。)

英語では「Figurine」、ドイツ語では「Statuette」、フランス語では「Figurine」、イタリア語では「Staction Figure」、スペイン語では「Estatuilla」、ポルトガル語では「Estatueta」、中国語では「模型」または「人形」という。

 

ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 2

ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 2

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • メディア: DVD

「1年続ける」勉強法―どんな試験も無理なく合格!

「1年続ける」勉強法―どんな試験も無理なく合格!

  • 作者: 五十嵐 明彦
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2010/01/29
  • メディア: 単行本

資格試験「半年・独学」勉強法

資格試験「半年・独学」勉強法

  • 作者: 高野 博幸
  • 出版社/メーカー: 日本実業出版社
  • 発売日: 2009/05/28
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

高校生のための参考書選びの本〈平成22年~23年版〉

高校生のための参考書選びの本〈平成22年~23年版〉

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 日栄社
  • 発売日: 2010/04
  • メディア: 単行本

12日間スピード完成!中学1.2年の総復習英語

12日間スピード完成!中学1.2年の総復習英語

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 旺文社
  • 発売日: 2007/06
  • メディア: 単行本

10日間完成中1・2の総復習理科

10日間完成中1・2の総復習理科

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 学研
  • 発売日: 2005/07
  • メディア: 単行本

忘れてしまった高校の世界史を復習する本

忘れてしまった高校の世界史を復習する本

  • 作者: 祝田 秀全
  • 出版社/メーカー: 中経出版
  • 発売日: 2003/08
  • メディア: 単行本

忘れてしまった高校の数学を復習する本―高校数学ってこんなにやさしかった!?

忘れてしまった高校の数学を復習する本―高校数学ってこんなにやさしかった!?

  • 作者: 柳谷 晃
  • 出版社/メーカー: 中経出版
  • 発売日: 2002/09
  • メディア: 単行本

中学・高校6年分の英語を総復習する(CD付) (CD BOOK)

中学・高校6年分の英語を総復習する(CD付) (CD BOOK)

  • 作者: 平山 篤
  • 出版社/メーカー: ベレ出版
  • 発売日: 2007/09/14
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

ケータイ刑事銭形泪・黒川芽以style (夏服タイプ)

ケータイ刑事銭形泪・黒川芽以style (夏服タイプ)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: トライディア
  • 発売日: 2006/02/03
  • メディア: -

ケータイ刑事銭形泪・黒川芽以style (冬服タイプ)

ケータイ刑事銭形泪・黒川芽以style (冬服タイプ)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: トライディア
  • 発売日: 2006/02/03
  • メディア: -

ケータイ刑事 銭形零/夏帆style

ケータイ刑事 銭形零/夏帆style

  • 出版社/メーカー: アルケミスト
  • メディア: おもちゃ&ホビー

ケータイ刑事 銭形雷/小出早織style

ケータイ刑事 銭形雷/小出早織style

  • 出版社/メーカー: アルケミスト
  • メディア: おもちゃ&ホビー

フィギュアの達人 初級編

フィギュアの達人 初級編

  • 作者: フィギュア製作向上委員会
  • 出版社/メーカー: コトブキヤ
  • 発売日: 2008/11/15
  • メディア: 大型本

フィギュアの達人 上級編

フィギュアの達人 上級編

  • 作者: 模型の王国
  • 出版社/メーカー: 壽屋
  • 発売日: 2009/09/01
  • メディア: 大型本


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「ケータイ刑事」と「007」の驚くべき類似点(その198) [ケータイ刑事]

今回のテーマは「喪服」です。取り上げる物語は、「ケータイ刑事」からは「・13話」、「007」からは「サンダーボール作戦」です。(流石に5回連続「ムーンレイカー」ということは止めにしました。)

ケータイ刑事」:「・13話」。「愛のメモリーよ、永遠に! ~売れっ子作曲家殺人事件」と言う物語であって、「銭形命」の最終回であり、松山さんとの別れの物語である。「銭形命」は出来不出来のバラツキがこれまでの過去6作よりも大きくなったこともあって、当たり外れかあったシリーズとなったが、最終回となるこの物語はなかなか良い物語でした。

アラスカ署への転勤辞令が出て落ち込んでいた松山さん。弾き語りで『愛のメモリー』を歌っていた西園桃子という歌手志望の若い女性とふとしたことで知り合いになる。そんな所に事件の知らせが入った。被害者は音楽家・遠藤であった。が、その現場に落ちていたというブローチを見て、松山さんはショックを受けた。というのは、そのブローチは桃子が持っていたブローチと全く同じ形をしたものであり、桃子のブローチだと松山さんは直感したのだった。

翌日、ちゃんと共に桃子のバイト先の喫茶店にやってきて、桃子に話を聞く松山さん。遠藤とは会ったことは無いという桃子。松山さんは、機能、遠藤が殺されたということを告げ、現場にブローチが落ちていたことを語り、「桃ちゃんのじゃないよね?」と、それを見せて確認する。が、桃子はそのブローチが自分のものと言うことを認めた。松山さんは「どうして現場に落ちていたのだろう?」と言うと、桃子は昨日の行動を語った。(犯行時刻の1時間ほど前に、被害者と犬猿の仲の作詞家・安藤と会った。その時、安藤に抱かれそうになったのを拒み、その時ブローチを落としたということだった。)

ちゃんと松山さんは、続いて安藤の自宅を訪れる。遠藤と安藤は印税の取り分のことで揉めていて、業界でも犬猿の仲と言うことが有名であった。話をすると、安藤は犯行時刻にはアリバイがあり、事件現場から移動するのに1時間以上離れた場所にあるカルチャーセンターで講師をしていたと言うのだった。

ちゃんは、部屋に風船があることに気づいた。安藤は、作詞家はストレスが溜まる商売であり、ストレス解消の為に用意したものという。で、千枚通しを使って風船をわってストレスを発散しているのだと説明した。更に松山さんは、ミミ子と会っていたと言うことを確かめる。桃子は作詞教室の生徒であり、詩を書いたのを見て欲しいということ出会ったと言う。松山さんは、桃子がその時にブローチを落とし、それを遠藤殺害現場で(安藤が)落としたと言うが、安藤は「知りません」と否定するのだった。

更に捜査が進むと、遠藤殺害時刻に桃子は、一人でカラオケボックスにいたということで、アリバイが成立せず、容疑の目は桃子に向けられることになる。が、松山さんは桃子は犯人ではないと信じていた。また、桃子のブローチから安藤の指紋は検出されなかった。

桃子を信じて熱くなる松山さんとちゃんの間には亀裂が入り、別々に捜査を進める。そんな中、桃子から松山さんに「ごめんね」という電話が入り、それを告ると切れてしまった。

桃子のバイト先の喫茶店に行くと、今までは一度もなかったが、今日は桃子が無断欠勤をしているということだった。そんな所に女性の変死体が発見されたという入電が入り、現場に向かったちゃんと松山さん。現場となった公園の側の通路には、喪服姿の桃子が倒れていて、松山さんは呆然となった。

柴田さんの報告では手首を切ったことによる失血死ということだった。また、その時の所持品として、遠藤の会葬礼状と「遺書」と書かれた封筒が発見された。ということで、遠藤を殺した桃子が罪を償うために自殺した、と柴田さんは言うが、松山さんはそれを信じなかった。また、ちゃんも桃子が遠藤を殺したのならば、動機が分からないとして疑問を持った。

そんなちゃんは、桃子の喪服の一部に白い粉が付着しているのに気づいた。柴田さんがそれを見ると、タルクということで、ちゃんは閃いた。(「謎は解けたよ。ワトソンくん」)

遠藤殺しは安藤の犯行であり、安藤は遠藤をカルチャーセンターに呼び、講座の途中の休憩時に遠藤を殺害し、講座終了後に遠藤の死体を運び、その場に桃子のブローチを置いた。そして桃子を自宅に呼び出し、風船のある部屋で殺害し、桃子に全ての罪を着せようとしたのだった。安藤宅にある風船に付着していたタルクと桃子の喪服に付いていたタルクが一致するということで、安藤は犯行を認めるしかなかった。で、情に流されそうになった松山さんは安藤に拳を振り上げたが、それを振り下ろすことはせず、安藤に手錠を掛けたのだった。

桃子の着ていた喪服に付着していたタルクがちゃんにヒントを与えることになり、それによって一気に解決した事件ということになるが、喪服に関係した所がポイントでもありました。

007」:「サンダーボール作戦」。1965年のシリーズ第4作であり、初代ボンドの第4作である。前作で、ボンドが使った秘密兵器が大がかりなもの(その代表的なものはボンドカーのアストンマーチンDB5である。何せ、助手席が飛び出すというギミックは大うけしました。)になり、それが更にパワーアップしての登場となった作品であり、秘密兵器が完全にシリーズに定着することになった作品デアもある。また、海中で使用された秘密兵器の中には特許出願が行われたものがいくつかあって、これも話題になりました。

アバン・タイトル。ボンドはMI-6の同僚2人を殺したスペクターのNo.6ことジャック・ブヴァール大佐を追っていた。大佐はMI-6の追っ手から逃れるために、自分を死んだことにして、その葬儀を行い、自分は未亡人として葬儀に列席したのだった。ボンドは、フランス支局のマドモアゼル・ラポルトと共にその葬儀の様子を見ていた。(ジャック・ブヴァールのイニシャルはジェームズ・ボンドと同じ「J.B.」ということで、ここで一ネタありました。)

葬儀が終わり、喪服姿の未亡人が教会から出てきて車に乗ろうとした。その時、未亡人は自分で車のドアを開けたが、ボンドはマドモアゼル・ラポルトと話をしながらでも、それ様子しっかりと見ていて、その時にあることに気づいた。で、行動を開始した。

ボンドは先回りして、大佐の居城に行き、未亡人が戻ってくるのを待っていた。やがて未亡人が戻ってきた。未亡人が客間に入ってくると、そこで待っていたボンドは未亡人に「直接お悔やみを」と言って近づいて行った。そしていきなり未亡人に殴りかかった。倒れた未亡人にボンドが第二派攻撃をしようとしたところ、未亡人は反撃に出た。実は、それは未亡人ではなく、女装した大佐本人だった。で、2人はその部屋にあった骨董品の壷、時計、椅子などを投げて激しく争う。大佐は暖炉の火かき棒を手にすると、ボンドを殴りつけようとする。それを躱したボンドは大佐を突き飛ばし、吹っ飛んだ大佐の背後からボンドは襲い、火かき棒で大佐の喉元を抑えて締め上げ、とどめを刺した。で、大佐の居城からジェット・パックを使って追っ手を躱し、マドモアゼル・ラポルトの元に飛び、ボンドカーのアストンマーチンDB5で追っ手を撃退した。

ボンドは、未亡人(実は大佐本人)の動きをしっかりと見ていて、車に乗る時に自分でドアを開けたことで、その時、喪服の間から見えた腕(手首)を目にして、それが未亡人ではなくて大佐本人ということに気づいたのだった。ボンドは大佐に対して「自分で車のドアを開けたのが命取りになったな」と言っていたが、まさに喪服の間からこぼれるようにヒントがボンドに与えられることになり、ボンドの言葉通りと言うことになった。

共通点は、喪服姿の女性(「007」では、実は男性でしたが...)が葬儀に出席した後で死んでいるということ、及び、喪服の周辺から主人公(銭形/ボンド)に謎を解くヒントを与えることになったという所である。

相違点は、それを来ていた人物は「ケータイ刑事」では真犯人に利用されて殺された可哀想な被害者女性であったが、「007」ではMI-6の情報部員を2人殺害したターゲットであったということ、更に女装した男性であったということである。

次回も「ある物」で記す予定です。何が登場するのかはお楽しみに。(「銭形結」はもう少し温めておくことにします。)

 

ケータイ刑事 銭形命 DVD-BOX

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サンダーボール作戦 [Blu-ray]

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  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
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サンダーボール作戦 (アルティメット・エディション) [DVD]

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  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
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サンダーボール作戦 (デジタルリマスター・バージョン) [DVD]

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  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
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↓このリリースが6/2ですが、それよりは先に「銭形結」に関することも記していく予定です。

ケータイ刑事 銭形結 DVD-BOX

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