SSブログ

UNDERWORLD(2003)(SOUNDTRACK) [音楽(サントラ)]

表題の作品は2003年のアメリカ映画「アンダーワールド」である。(製作年まで記したのは、1996年に同名タイトルの原題&邦題というアメリカ映画があるためである。尚、原題は「UNDER WORLD」という2つの単語になっているが、邦題は同じ「アンダーワールド」という1985年のイギリス映画も存在している。)

吸血鬼と狼男族との壮絶な闘いと、ヴァンパイア・ヒロインと人間の青年との禁断の恋を描いたゴシック・ホラー作品である。監督は長編映画デビューとなるレン・ワイズマンである。が、作品としては、映像の綺麗さ、ヒロインの美しさ、音楽の豪華さと出来の良さがあるが、これに以外のことでは酷評されている作品でもある。(が、シリーズ化されているというのだから...)

作品データを記しておくと、時間は121分、原案はレン・ワイズマン、ケヴィン・グレイヴォー、ダニー・マクブライドの3人、監督はレン・ワイズマン、脚本はダニー・マクブライド、撮影はトニー・ピアース・ロバーツ、音楽はポール・ハスリンジャーである。そして出演は、ケイト・ベッキンセイル、スコット・スピードマン、シェーン・ブローリー、マイケル・シーン、ビル・ナイ、アーウィン・レダー、ソフィア・マイルズ、ロビー・ギー、ウェントワース・ミラー、ケヴィン・グレイヴォー、リック・セトロン、たちである。

ヴァンパイアの女戦士セリーンは、長い年月の間、狼男族と戦い続けていた。彼女はある時、宿敵の狼男族がマイケルという人間の若い医師を追跡していることを知る。ヴァンパイア族のリーダーにそのことを報告するが、大した問題ではないとして受け入れて貰えなかった。狼男族が何か企んでいることを察知したセリーンはマイケルを追うことにした。しかし彼女自身がマイケルに興味を持っているということにも気づくことになったが...

ヒロインの雰囲気が、全体的には暗いながらも綺麗な映像に映えている所から、ファンタジックな映像は見られるのだが、ストーリーとしては特に何が言いたいのか伝わってこないこと、更に「禁断の恋」ということで展開されるストーリーが予想できてしまう範囲でしかないことで、はっきり言ってつまらない作品である。

物語の練り方が足りないということで、ストーリーを楽しむと言うことにはならないが、音楽が生み出す雰囲気と綺麗な映像とが融合した世界は実に捨てがたいものがある。また、参加しているミュージシャンもこれぞという顔ぶれがいる。ということで、雰囲気の良い所だけを切り取って、(映像は)環境ビデオになり、(音楽は)PVになる。→映画の本来の姿ではないが、違った形での楽しみ形が出来るので、完全に駄作であるとは言えない...

で、音楽の方は'80'sに流行ったオムニバス盤と言ったようなサントラ盤となっているが、こういう形のサントラ盤としては、久しぶりに内容のあるアルバムとして構成されている。(しかし、本アルバムでしか聴くことの出来ないミックスに関しては、その全てとは言わないが、中にはどうでも良いようなものもありますが...)

かつてはサントラ盤の主流ということになっていた豪華アーティストの集結したサントラ盤も、時には悪くないものだということを教えてくれたと言っていいですね。

最後に、サントラ盤の収録曲を記しておく。曲は以下の全19曲である。『Awakening』『REV』『Throwing Punches』『Rocket Collecting』『Now I Know』『Bring Me The Disco King (Loner Mix)』『Optimissed』『Down In the Lab』『Judith (Renholder Mix)』『Suicide Note』『Baby's First Coffin』『Hover (Quiet Mix)』『Falling Through The Sky』『Weak and Powerless (Tilling My Grave Mix)』『Worms of the Earth』『From A Shell』『Death Dealer's Descent』『On The Lash』『All Of This Past』。

本作は、映画を見るのはレンタルで十分であるが、サントラ盤は手元におっても良いレベルに達している。また、映画が未見という方は、サントラ盤だけ楽しむと言うことでも宜しいかと...

 

Underworld

Underworld

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Lakeshore Records
  • 発売日: 2003/09/02
  • メディア: CD

アンダーワールド

アンダーワールド

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ロードランナー・ジャパン
  • 発売日: 2003/11/21
  • メディア: CD
↓映画DVD/BDはこちら
アンダーワールド スペシャル・エディション [DVD]

アンダーワールド スペシャル・エディション [DVD]

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • メディア: DVD
アンダーワールド [Blu-ray]

アンダーワールド [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: ギャガ・コミュニケーションズ
  • メディア: Blu-ray

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

PEABO BRYSON『STRAIGHT FROM THE HEART』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1984年に発表された彼の8枚目のスタジオ・アルバムである。前年のROBERTA FLACKとのデュエット・アルバム「BORN TO LOVE」のヒットに続いて発表されたアルバムであるが、本作からエレクトラ・レコードに移籍しており、新たなキャリアに入ってのアルバムである。チャート成績は、Billboardで最高位44位を記録していて、エレクトラ時代に発表した4枚のアルバムの中では最も成績の良かったアルバムである。

収録曲は以下の全8曲である。『Slow Dancin'』『If Ever You're In My Arms Again』『Straight From The Heart』『There's No Getting Over You (La Theme De Sharon)』『I Get Nervous』『Learning The Ways Of Love』『Real Deal』『Love Means Forever』。

この中からシングル・カットされたのは2曲である。1st.シングルの『If Ever You're In My Arms Again』はBillboardで最高位10位を記録し、1984年の年間シングル・チャートでも47位にランクインしている。また、BillboardのACチャートでは1位を獲得している。2nd.シングルの『Slow Dancin'』はBillboardで最高位82位を記録している。

お薦め曲は、大ヒットとなった『If Ever You're In My Arms Again』、シングル曲の『Slow Dancin'』、アルバム・タイトル・ナンバーでもある『Straight From The Heart』、そして『I Get Nervous』と『Love Means Forever』をピックアップとておく。

彼の曲はソウルフルであり、甘く、どこかメロウでありながらもセクシーさを持っているロマンチックなバラードが多く、女性シンガーとのデュエットが似合うものが多い。が、本アルバムではソフト系な路線で、じっくりと聴かせる路線でいて、男性ボーカリストとしての魅力を出すことに注力されている。そのたる、本作では派手さを抑えていて、ボーカルを聴かせるという作りになっているため、ボーカルをじっくりと聴き込むにはもってこいというアルバムになっている。

'70's終盤から'80's初頭にかけて流行したA.O.R.、'80's中盤にブームを起こしたバラードとの過渡期になる時期に発表された本作ではあるが、A.O.R.、バラードのどちらか一方でもお好きな方であれば、特に違和感なく受け入れられる内容となっている。

ということで、ボーカル・ファンだけでなく、大人の魅力をじっくりと聴き込みたいと言う方にも幅広く聴いてもらいたいと思うアルバムである。

 

Straight From the Heart

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Elektra
  • メディア: CD

 

↓翌年発表の9th.アルバムとの「2 in 1」です。

Straight From the Heart: Take No Prisoners

Straight From the Heart: Take No Prisoners

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Collectables
  • 発売日: 2003/06/24
  • メディア: CD


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

続いていたベストドラマ100(銭形海・23話(2nd.10話)) [BS-TBS(BS-i)関連]

次回放送作品の案内すら行っておらず、また、放送枠の変更案内も行わなかったというBS-TBSの手抜きのヘボ企画「ベストドラマ100」。もはやどうでも良いと思っていたのだが、BDレコーダーの「おまかせ予約」で自動的に録画されていた(金曜23:30~24:00の放送でした。)ということで、番組が継続していることを知りました。(あのキーワードを設定しているためである。8代目終了と「M3」での体たらくで、これ以上の新作は全く価値無しの完結したコンテンツであるが、キーワードを消していなかった...)→打ち切りじゃなかったんですね。が、「ベストドラマ100」はもはや見る価値も無いですが...

放送されたのは「銭形海」の2nd.シリーズから、2nd.10話のサイレントの物語でした。尚、3/12に「銭形海・2nd.」を放送する予定になっていたのが震災で流れたが、その時の放送予定がこれだったか、「・2nd.」の別の物語なのかは分かりません。(EPGでも「銭形海セカンドシリーズ」までしか情報を出していないという酷さである。)

フォーマットやOPタイトルなど、全く変わることないものであり、冒頭のナビゲーターの部分(1分)も面白い話が(今回も)無かったということで、本当穴埋め番組ですね。が、穴埋めにするのなら、「ケータイ刑事」と「恋日」のぞぞれの再放送枠を復活させた方が手っ取り早く、ナビゲーターも不要となり、僅かながらも必要経費が削減できるであろうに、変なところに拘っているのもどうかと...(これも、某プロデューサーの老害が影響してますね。)

今回放送された物語の本放送は2007/12/8であり、冒頭で「音声さんのストライキ」というのは、当時、アメリカ・ブロードウェイの舞台係組合のストライキと言うことが何かと話題になっていたのだが、その時に「流石に再放送の時になると、時事ネタに関しては辛い所があります」と記しているが、今回の再放送では正にそういうことになり、ネタとしても「?」と思えるようになってしまっていた。

また、ドラマ本編では映像をセピア調にしたこと、OP主題歌もインストにして「声」を廃止ているのは良いのだが、OPの色は通常通りということ、また、声は出てこないが一部の効果音があることは、「音声さんのストライキ」と言うにはやっぱり違和感が感じられる。(音楽があることについては、サイレント映画+オーケストラという形での上演もあるので、全く違和感はない。)

ということで、物語としては面白いのに、改めて現在見てみると、ボロがあちこちに感じられるようになっている。しかも、冒頭のナビゲーターで「サイレント」について少し述べているので、ボロに油を注いでいることをしているので、「酷い作品ですよ」と最初に暗示している様に感じられてしまった。→ナビゲーターがいなくて普通の放送だったら、ボロは感じられても、最初の油まきが無い分、ましになるということで、ここにもナビゲーターのていることの弊害がある。

そう言えば、前回のベストドラマについて記した時に『「ナビゲーターも冒険だ」という所を見せて対応すべきである。それが出来ないようでは、ナビゲーター失格である。』と記したが、ナビゲーターがいることが作品内容に悪影響を与えているということを感じで「ナビゲーターを廃止て下さい」というような冒険をしてもらいたい所である。

尚、来週以降の放送予定を改めてTV誌で見てみたら、15日は「恋日・文學の唄~新居」、22日は「恋日・文學の唄~老奴抄」、29日は「銭形命・1話」となっていた。が、これらの作品は既にHD化した録画があるので、相手にするつもりはないですが...

 

ケータイ刑事 銭形海 DVD-BOX 2

ケータイ刑事 銭形海 DVD-BOX 2

  • 出版社/メーカー: Happinet(SB)(D)
  • メディア: DVD

↓来週以降の予定

恋する日曜日 文學の唄 ラブストーリーコレクション [DVD]

恋する日曜日 文學の唄 ラブストーリーコレクション [DVD]

  • 出版社/メーカー: KINGRECORDS.CO.,LTD(K)(D)
  • メディア: DVD

ケータイ刑事 銭形命 DVD-BOX

ケータイ刑事 銭形命 DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: Happinet(SB)(D)
  • メディア: DVD


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:テレビ

ケータイ刑事銭形零13話[裏ネタ編]PART 3 [ケータイ刑事]

銭形零」の第13話「バーボン刑事、死す?! ~無差別連続爆破事件」の「裏ネタ編」の2回目の増補となる今回は、冒頭のちゃんと高村さんとのやりとりに於いて、高村さんがこれを勉強していたということから「フランス語」について、そして2人のやりとりで出てきた言葉から「クルーゾ警部」について、「パリ市警」について、「観光客」について、「迷子」について、「保護」について記します。尚、「クルーゾ警部」については「・13話[裏ネタ編]」で記したものをベースにして加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事(BS-i(当時)の再放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。(この物語についての過去に記した裏ネタ編は2008/3/13日付です。)

フランス語」:インド・ヨーロッパ語族のイタリック語派に属する言語である。世界では2番目に多くの国(29ヶ国で公用語になっている。)で使用されている言語である。(但し、母国語としている人の数(8000万人弱とされている)では10位以下、話者数(約2億人とされている)では8位となる。)また、国連やEUの公用語の一つになっている言語でもある。

カエサルがガリア遠征した際、移植された俗ラテン語が元になっていて、フランク族の言語の影響を受けて変化したものである。中世までロワール川を境として、南部のオック語と北部のオイル語とに分かれていた。(これらの2つは「方言」ということにされている。)15世紀頃にそれまでの「古代フランス語」が崩壊して、北部のオイル語を中心としてイル・ド・フランス地方の言葉が標準語としてなる。ルネサンス期にはラテン語の語彙が加わり、近代フランス語として発展し、17世紀になってアカデミー・フランセーズや文法学者たちによって整理されて現代フランス語の基礎が確立した。また、当時はヨーロッパだけでの使用であったが、植民地政策で海外に進出した時に、植民地とした所でも使用されるようになった。(カナダへは移民が入り、ケベック州では英語よりもフランス語話者の方が多くなっている。→一時期、ケベック州がカナダから独立しようとしていたことかありましたね...)第二次大戦後、植民地支配を受けていた地域が次々と独立していったことで、公用語となっている国の数が多くなった。

現在使用されているのは、フランス、モナコの他、スイスやベルギー、イタリア、カナダの一部の州、植民地時代にフランスやベルギーの植民地となっていた中央アフリカから西アフリカの国々とマダガスカルである。また、コミュニティということでは、エジプト(スエズ運河)、インドシナ半島などのかつてフランスが支配していた地域にあって、そこでは使用されている。

使用されている国の数は多いが、人口が特に多い国が少ないため、話者総数はスペイン語、ロシア語、アラビア語、ベンガル語などよりも少ない。

使用する文字はアルファベットの26文字と、アキュート・アクセントの付いた「E」、グレイヴ・アクセントの付いた「A」「E」「U」、ˆサーカムフレックスの付いた5つの母音、トレマの付いた5つの母音と「Y」、セディーユの付いた「C」、合字である「Œ」と「Æ」の41文字である。(それぞれ大文字と小文字があるので82文字になる。)

日本では、大学での外国語教育では第二外国語と最もポピュラーな言語として知られている。

フランス語では「Français」、英語では「French」、ドイツ語では「Französisch」、イタリア語では「Francese」、スペイン語では「Francés」、中国語では「法語」と言う。

クルーゾー警部」:1963年のアメリカ映画「ピンクの豹」に登場したフランス・パリ警察の警部である。この作品ではピーター・セラーズが演じているが、クルーゾは主役ではなかった。が、P・セラーズの演技とキャラクターが主役を食ってしまい、主役以上に人気が出たことから、クルーゾを主役として翌1964年に「暗闇でドッキリ」が製作されるこてになった。そしてその作品も大ヒットしたことから本格的にシリーズ化されることになった。(当初は単にスピンオフということで「暗闇でドッキリ」が製作されたが、その後の「ピンクパンサー2」以降はスピンオフではなくて主役に格上げされている。)

これまでに7本のシリーズ作品と2本の番外編があり、最近ではS.マーティンを主役にした新シリーズとして、2作が制作されている。

シリーズ作品は以下の7本である。製作順に、シリーズ第1作「ピンクの豹(原題:THE PINK PANTHER)」(1963年)、シリーズ第2作「暗闇でドッキリ(原題:A SHOT IN THE DARK)」(1964年)、シリーズ第3作「ピンク・パンサー2(原題:THE RETURN OF THE PINK PANTHER)」(1975年)、シリーズ第4作「ピンク・パンサー3(原題:THE PINK PANTHER STRIKES AGAIN)」(1976年)、シリーズ第5作「ピンク・パンサー4(原題:REVENGE OF THE PINK PANTHER)」(1978年)、シリーズ第6作「ピンク・パンサー5/クルーゾーは二度死ぬ(原題:CURSE OF THE PINK PANTHER)」(1983年)、シリーズ第7作「ピンク・パンサーの息子(原題:SON OF THE PINK PANTHER)」(1993年)。

尚、シリーズ作品では第3作以降に「2」「3」「4」「5」というように邦題が付けられているが、その数字とシリーズ第○作という数がずれているところがポイントである。(「ピンク・パンサー2」というのは実はシリーズ第3作なのである。)

また、クルーゾを演じたピーター・セラーズが1980年に亡くなったため、1983年の第6作「ピンク・パンサー5/クルーゾーは二度死ぬ」ではクルーゾ警部が失踪し、そのクルーゾを捜すという内容の物語となった。また、第7作「ピンク・パンサーの息子」はクルーゾ警部の息子(隠し子)を主役にした物語である。

また、番外編となる2作品は、1968年のイギリス映画である「クルーゾ警部(原題:INSPECTOR CLOUSEAU)」(ここではP.セラーズではなくてアラン・アーキンがクルーゾを演じている。)と1980年のアニメ作品の「ピンク・パンサー&クルーゾ警部(原題:PINK PANTHER & INSPECTOR CLOUSEAU)」(短編アニメを13話集めた作品)である。

尚、1982年には「ピンクパンサーX」(原題:TRAIL OF THE PINK PANTHER)をシリーズ第6作と言う声もあるが、これは新しく撮影された部分もあるが、過去シリーズの映像を使って編集し、新たな物語となっているが、この作品はシリーズ作品として認めない、という声も多く、番外編扱いともされていない。

一方、新シリーズはスティーヴ・マーチンがクルーゾ警部を演じている。2006年の「ピンクパンサー」(原題:THE PINK PANTHER)、2009年の「ピンクパンサー2」(原題:THE PINK PANTHER 2)がある。(P・セラーズ主演作の邦題では「ピンク・パンサー」であるが、S・マーチン主演作の邦題では「ピンクパンサー」であって「・」の有無という違いがある。→そのため、P・セラーズの第3作「ピンク・パンサー2」とS・マーチンの第2作「ピンクパンサー2」は表記上も区別されることになる。)

また、「ピンクの豹」に出てきたピンク色の豹もキャラクターとして人気が出て、アニメ化されている。この作品はピンクパンサーが主役であるが、クルーゾ警部はピンクパンサーを捕まえるために奮戦する警部としても登場している。(が、いつも捕り逃がして騒動を起こすというパターンである。)

パリ市警」:フランスのパリ市、及びその周辺地域(パリ首都圏=パリ市、オー・ド・セーヌ県、セーヌ・サン・ドニ県及びヴァル・ド・マルヌ県)を管轄するフランスの国家警察組織であり、「パリ警視庁」のことである。

パリの中心部であるシテ島に本部があって、内務大臣直轄の組織となっている。人員としては警察官は約1万8000人、その他の職員が約7500人である。(比較のために記しておくと、日本の警視庁は警察官は約4万3000人、その他の職員が約2800人であるため、警視庁の半分よりも少し大きいということになる。)

観光客」:自分の住んでいる地域とは異なる土地を訪れて、その土地の風光明媚な場所を見物したり、名物を楽しんだりする旅行を行う旅人のことである。また、集客力のある施設を作り、そこを訪れて行楽をする客のことも言う。(テーマパークや温泉街などはこれに該当することになる。)

尚、この物語では、パリということが関係して語られているが、パリは世界的な観光都市としても知られている。(「芸術の都」、「華の都」という別名がある。)パリ市を訪れる観光客は年間で4500万人にも達している。(パリ市の人口は約210万人、パリ都市圏で1200万人、フランスは約6500万人である。)尚、4500万人という数字は、京都市を訪れる年間観光客と肩を並べる数字である。

英語では「Tourist」または「Visitor」「Sightseer」と言う。また、ドイツ語では「Tourist」、フランス語では「Touriste」、イタリア語とスペイン語では「Turista」(但し、発音は異なる。)、中国語では「遊客」と言う。

迷子」:道に迷った子供、連れとはぐれてしまった子供のこと、目的地に行くことが出来ない状態になった子供のことを言う。(基本的には子供のことである。)が、そこから派生して、道に迷った状態にある人、連れとはぐれてしまった人、目的地に行くことが不能になった人を広く指すようになった。(大人も含まれる。)

本来の意味である「子供」の場合では「迷児」という表記がされることもあるが、大人を含むように意味が拡大した場合は「迷子」と表記するのみである。(「迷子」の「子」は「子供」という意味であって「迷い子」が短縮して出来た言葉である。)

人が多い場所(人混み)では引率者である大人からはぐれてしまう子供が特に多くなるが、子供を引率する場合は手を繋いだりしてはぐれないように注意しなければならない。特に人混みではぐれてしまう子供は、引率者の方にも何らかの落ち度があるものであるため、その対応をしっかりとすることが重要である。

英語では「Stray Child」、ドイツ語では「Verlorenes Kind」、フランス語では「Enfant Perdu」、イタリア語では「Bambino Perduto」、スペイン語では「Niño Perdido」、中国語では「迷路的孩子」と言う。尚、これらの言語でも基本的に「子供」のことを指す単語が使われているが、現在では大人も含んで言うようになっている。

保護」:気をつけて守ること、庇うこと、救うことである。特に外敵となるものに対して障壁などを設けて守るということは一般的に行われている。(動物保護などがある。)

人間社会では、収入が貧しくて生活が苦しい人に対して行われる社会保護(生活保護)のような弱者救済のための保護、迷子になった人を助ける保護、児童虐待、ドメスティック・バイオレンスを受けている人を加害者から引き離して助ける保護、泥酔者を守るための保護、といったものが人を助けるということで行われる保護としてある。

その一方で、非行少年に対する処分の一つとして行われる保護処分や、少年院を仮退院した者、刑務所を仮釈放した者が受ける保護観察、保護観察付きの刑執行猶予判決を受けた者が受ける保護観察というような矯正や処罰に関する保護もある。

この物語で語られた「保護」は日本人観光客の迷子の保護ということだったので、前者の保護であるのは言うまでも無い。

英語とフランス語では「Protection」(但し、発音は異なる。)、ドイツ語では「Schutz」、イタリア語では「Protezione」、スペイン語では「Protección」、中国語では「保護」と言う。

 

ケータイ刑事 銭形零 DVD-BOX I

ケータイ刑事 銭形零 DVD-BOX I

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • メディア: DVD

ゼロから始める書き込み式フランス語BOOK

ゼロから始める書き込み式フランス語BOOK

  • 作者: 中田 俊介
  • 出版社/メーカー: 成美堂出版
  • 発売日: 2008/12/12
  • メディア: 大型本
これなら覚えられる!フランス語単語帳 (CDブック)

これなら覚えられる!フランス語単語帳 (CDブック)

  • 作者: 六鹿 豊
  • 出版社/メーカー: NHK出版
  • 発売日: 2008/03
  • メディア: 単行本
文法から学べるフランス語

文法から学べるフランス語

  • 作者: 佐原 隆雄
  • 出版社/メーカー: ナツメ社
  • 発売日: 2004/06
  • メディア: 単行本
ステップ30 1か月速習フランス語 (CDブック)

ステップ30 1か月速習フランス語 (CDブック)

  • 作者: 六鹿 豊
  • 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
  • 発売日: 2006/02
  • メディア: 単行本
ピンクの豹+暗闇でドッキリ(初回生産限定) [DVD]

ピンクの豹+暗闇でドッキリ(初回生産限定) [DVD]

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • メディア: DVD
ピンク・パンサー フィルム・コレクション [DVD]

ピンク・パンサー フィルム・コレクション [DVD]

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • メディア: DVD
ピンクパンサー コレクターズ・エディション [DVD]

ピンクパンサー コレクターズ・エディション [DVD]

  • 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
  • メディア: DVD
ピンクパンサー2 (特別編) [ザ・ベスト・アニメーション ( ピンク・パニック編)付] (初回生産限定) [DVD]

ピンクパンサー2 (特別編) [ザ・ベスト・アニメーション ( ピンク・パニック編)付] (初回生産限定) [DVD]

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • メディア: DVD
ザ・ベスト・アニメーション (ピンク・パニック編)+ザ・ベスト・アニメーション (ピンク・ハッスル編)(初回生産限定) [DVD]

ザ・ベスト・アニメーション (ピンク・パニック編)+ザ・ベスト・アニメーション (ピンク・ハッスル編)(初回生産限定) [DVD]

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • メディア: DVD
ソフトパワー時代の外国人観光客誘致

ソフトパワー時代の外国人観光客誘致

  • 作者: 島川 崇
  • 出版社/メーカー: 同友館
  • 発売日: 2006/09
  • メディア: 単行本
全国観光地観光客データブック〈2005〉

全国観光地観光客データブック〈2005〉

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 生活情報センター
  • 発売日: 2005/10
  • メディア: 大型本
聞かれて困る外国人の“WHY?”―外国人観光客を案内する

聞かれて困る外国人の“WHY?”―外国人観光客を案内する

  • 作者: 松本 美江
  • 出版社/メーカー: 三修社
  • 発売日: 2003/06
  • メディア: 単行本
ルポ 生活保護―貧困をなくす新たな取り組み (中公新書)

ルポ 生活保護―貧困をなくす新たな取り組み (中公新書)

  • 作者: 本田 良一
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2010/08
  • メディア: 新書
自然保護を問いなおす―環境倫理とネットワーク (ちくま新書)

自然保護を問いなおす―環境倫理とネットワーク (ちくま新書)

  • 作者: 鬼頭 秀一
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 1996/05
  • メディア: 新書
改訂版 個人情報保護士試験公式テキスト

改訂版 個人情報保護士試験公式テキスト

  • 作者: 柴原 健次
  • 出版社/メーカー: 日本能率協会マネジメントセンター
  • 発売日: 2008/04/17
  • メディア: 単行本

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:テレビ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。