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RAY PARKER JR.『THE OTHER WOMAN』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1982年に発表されたアルバムである。それまでは「RAY PARKER JR. & RAYDIO」名義で活動していたが、1981年に解散したことで、名義上、ソロと言うことになって発表したアルバムである。(前年には『A Woman Needs Love (Just Like You Do)』のシングル・ヒットがあっただけに、突然の解散は驚かせた。)前作の大ヒットもあって、好調であって、本アルバムはBillboardのアルバム・チャートで最高位11位を記録し、1982年の年間アルバム・チャートでは69位にランクインしている。(前作は最高位13位であったので、それよりもチャート成績は上となった。)

収録曲は以下の全8曲である。『The Other Woman』『Stay The Night』『It's Our Own Affair』『Let's Get Off』『Streetlove』『Let Me Go』『Stop, Look Before You Love』『Just Havin' Fun』。

この中からシングル・カットされたのは3曲である。1st.シングルの『The Other Woman』がBillboardで最高位4位を記録し、1982年の年間シングル・チャートでは26位にランクインしている。2nd.シングルの『Let Me Go』はBillboardで最高位38位を記録、3rd.シングルの『It's Our Own Affair』はHOT 100にはランクインしていないが、R&Bチャートでは44位を記録している。

お薦め曲は、シングル・ヒットを記録している『The Other Woman』、同じくシングル曲の『Let Me Go』と『It's Our Own Affair』、それ以外からは『Stay The Night』と『Stop, Look Before You Love』をピックアップしておく。

サウンドの方は、当時流行ったブラコンをベースにしたとても聴きやすいものである。また、彼のセクシーな所をたっぷりと発揮していることもあって、色々と聴き所の多いアルバムとなっている。

難を言うと、収録時間が約35分ということで、やや短めという所である。(曲数が8曲なので、各曲の時間は短くはないのだが、大作という曲もなく、曲数が少ないため、短く感じられてしまう...)

とは言っても、'70's終盤のディスコ・ブームの後を受けた流行りのブラコン・サウンドということで、'80's初頭らしいサウンドでもある。この後、彼は「GHOSTBUSTERS」の大ヒットを放つことになる訳だが、それまでの彼を聴いておくと言うことも悪くはない所である。が、その際、どうしても陰に隠れてしまうアルバムでもあって、ある意味ではちょっと可哀想なポジションにあるアルバムでもありますが...

 

ジ・アザー・ウーマン(紙ジャケット仕様)

  • アーティスト: レイ・パーカーJr.
  • 出版社/メーカー: BMG JAPAN
  • 発売日: 2009/03/04
  • メディア: CD


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ケータイ刑事銭形零15話(2nd.1話)[裏ネタ編]PART 7 [ケータイ刑事]

銭形零」の第15話(2nd.2話)「移動する凶器の謎! ~ダイエットクイーン殺人事件」の「裏ネタ編」の6回目の増補となる今回は、華奈が語った犯人像に関する事柄から「迷彩柄」について、「ダウンジャケット」について、「帽子」について、「サングラス」について、「金属バット」について、そしてその証言はこれだったと言うことから「狂言」について記します。尚、「帽子」については「・25話[裏ネタ編]PART 5」で、「サングラス」については「・3話[裏ネタ編]PART 7」で記したものをベースにして、それぞれ加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事(BS-i(当時)の再放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。(この物語についての過去に記した裏ネタ編は2008/3/20日付です。)

迷彩柄」:「迷彩」とは、敵の目を欺く(誤魔化す)ために使用される技術の一つとして開発されたものであって、数色(例えば、濃緑、濃紺、茶色、薄茶色など。また、雪山用としては、白、薄灰色など)を不規則に塗ったもの、またはその手段のことである。特に、軍では戦闘服と呼ばれる服に迷彩が施され、現場で敵(の目)から発見されにくくするために使用されている。(その服を特に「迷彩服」と言う。)また、戦車などにもこの柄が塗装されている。

尚、迷彩は、あくまでも人の目を欺くための技術であり、錯覚を利用したものであって、機械的なもの(例えば、レーダーや体温センサーなど)による物理的な存在を検出する別の技術による検出するを誤魔化すことは出来ない。(それを欺すには別の技術が必要である。)

で、「迷彩柄」とは、不規則に迷彩が施された柄のことである。「迷彩」は不規則に数色に塗られた模様であるため、ある意味では乱数によって作られた柄ということが出来る。(基本的に同一柄というものはが理論的には存在しない。→この柄のTシャツなどは同一柄の大量生産ということをしているのが普通ですが...)そのため、近年では、コンピュータによってランダムに柄が作られた「デジタル迷彩」と呼ばれるものも存在する。

また、軍が使用している戦闘服が迷彩柄であることから、ファッションを意識したものとして、現在では迷彩柄の衣服(シャツやジャケットなど)が製造、販売されているため、一般的にも迷彩柄の衣服を(容易に)手に入れることが出来るようになっている。

英語では「Camouflage Print」、ドイツ語では「Tarnungsgriff」、フランス語では「Manche du Camouflage」、イタリア語では「Manico di Camuffamento」、スペイン語では「Asa del Camuflaje」、ポルトガル語では「Manivela de Camuflagem」、中国語では「迷彩紋」と言う。

ダウンジャケット」:防寒具の一つであって、ダウン(ダウン・フェザー、則ち、羽毛)を詰め物として使用された防寒用の上着である。ジャケット自身の布地はナイロンが一般的に用いられていて、キルティングを施し、その内部にダウンを詰める。

ダウンフェザーは保温性に優れ、また、水分を放出する特徴があるため、(特に冬季に使用する)蒲団にも利用されているものであるが、それの上着版ということも出来る。保温性に優れていて、同時に軽量であるため、特に極寒地での作業服(上着)として広く利用されているものである。

尚、現在では羽毛だけでなく、人工的に開発された素材を内部に詰めたもの(ダウンフェザーと混合したものも含む)も登場している。
以前は、やはり軍で使用されていた防寒具であったが、現在ではファッション製に注目されて一般的な防寒具としても普及している。

英語では「Down Jacket」、ドイツ語では「Deprimierte Jacke」、フランス語では「Veste du Duvet」、イタリア語では「In Giù Giacca」、スペイン語では「Baje la Chaqueta」、ポルトガル語では「Abaixe Jaqueta」、中国語では「羽絨服」と言う。

帽子」:頭に被る衣類の一つである。主な使用目的は、寒暑や塵埃、落下物から頭を守るため、衣服の一部(制服の一部)を含むファッションとして、(調理師などが)自分の抜けた髪の毛が落ちないようにするため、などに大別される。尚、頭部の保護の場合は、直射日光や寒を防ぐ場合は帽子が使用されるが、落下物から守るため場合は布製ではないヘルメットを使用するのが一般的である。(使用目的を考えると、ヘルメットは帽子の一種と言うことになるが、ヘルメットは帽子とは別物扱いである。)

また、ファッションの一部となっているものもあって、例えば野球帽などの1つの帽子を前後逆に被ることで、通常的な使用と、ファッションを意識した使用というように異なった使用が行われるものも一部にある。

帽子には様々なものがあるが、基本的には屋外では被り、室内では脱ぐのが一般的であり、エチケットとされている。但し、軍では一部それと異なるルールが適用されていたりする。(会社の作業帽も、作業場(屋内)で被るのが一般的であることを考えると、一般的なエチケットとは異なっているということになる。)また、宗教に於いては、帽子が特別な意味(例えば、階級を現すなど。)を持っている宗教もあって、その場合もやはり一般的なエチケットとは異なるルールとなっている。

日本でも、かつては「烏帽子」と呼ばれる帽子が、身分や階級に応じて形と塗り様が帰られて使われていた時代があった。(最初は元服男子の正装用の帽子であったが、平安貴族の平常使用されるものになり、更には庶民にも広がっていくことになったものである。)

英語では「Hat」、ドイツ語では「Hut」、フランス語では「Chapeau」、イタリア語では「Cappello」、スペイン語では「Sombrero」、ポルトガル語では「Chapéu」、中国語では「帽子」と言う。

サングラス」:太陽光線から目を保護するために使用される保護眼鏡の一つである。一般的には色ガラスを使った眼鏡のことを指す。(目の保護のために使用されるものなので、視力矯正用のために使用されるメガネ(のレンズ)にある「度」の有無はサングラスには関係ない。)

「日よけ眼鏡」「黒眼鏡」等と言われることがある。また、俗語としては「グラサン」という言い方もある。尚、「日よけ眼鏡」と言われることから、夏に使われる物ということで、「サングラス」は夏の季語となっている。(冬でもスキー場などでは使われるのですが...)

何種類かのものがあって、太陽光線を減衰させるということは共通しているが、紫外線や赤外線を減衰させるものや、特定の偏光を減衰させるものもある。前者のものとしては、主に、ニッケル、鉄、クロム、セリウムなどを使ってガラスを着色したものが使われる。(特定波長の反射率に差があるため、それによって特定の光線を減衰させることが出来る。)また、マジックミラーを用いたもので「ミラーグラス」と呼ばれるものもある。(表面での光の反射率が高いため、結果的に透過率が下がるため、結果的に目に届く光を減衰させることが出来る。)一方、後者のものは偏光ガラスが用いられる。

以前の用途は、海岸での使用、スキーや雪山登山などでの使用、一部の眼病患者の目の保護用として使われる物であった。が、いつしかファッションのアイテムとして使用されることが多くなり、現在ではファッションの一つとしての利用が多くなっているのも事実である。また、変装をはじめ、コスプレなどにも使われるというように、目を保護する目的以外の使用が増えている。

その一方で、近年では紫外線から目を守る目的で、本来の「目の保護用」という使われ方が増えているのもまた事実である。(特に、北欧に住む白人の間では、オゾン層破壊による地表への到達紫外線量の増加から目を守る目的の使用が増えている。→白人は有色人種よりも紫外線の影響を受けやすいためでもある。この場合のサングラスはファッションではなく、医学的な治療器具の一つということになる。)

尚、夏の砂浜よりも冬のゲレンデの方が紫外線量が多いことが最近になって分かったが、スキー場などでは眼鏡タイプのサングラスではなくて、ゴーグル・タイプのサングラスを使った方が良いとされている。(→スキー場では地面で反射して下から来る紫外線の量が多いのだが、ゴーグル・タイプだとあらゆる方向からの紫外線を全て減衰させることが可能なためである。)

尚、英語では「Sunglasses」、ドイツ語では「Sonnenbrille」、フランス語では「Lunettes de Soleil」、イタリア語では「Occhiali da Sole」、スペイン語では「Gafas de Sol」、ポルトガル語では「Óculos de Sol」、中国語では「太陽鏡」と言う。

金属バット」:野球、ソフトボール、クリケットなどのスポーツに於いて、打者が投手の投球を打つために用いられる棒状の用具である「バット」の中で、材質が金属であるものを言う。一般的なバットの材質は木材であるが、一部の大会やリーグでは金属バットの使用を許可しているところもある。(例えば高校野球が該当する。→高校野球では金属バットが主流となっていて、木製バットの使用は殆ど無いのが現状である。)

金属バットの特徴は、木製バットよりも耐久性が高く、折れにくいということである。(現在、過剰に軽量化した金属バット(重量制限がある。)の使用は認められないため、耐久性は木製バットよりも高い。)

野球の道具であるため、一般的なスポーツ店でも購入可能である。が、見方を変えると、金属製の棒であるため、使い方によっては凶器になるものでもある。(鉄パイプと同様である。)現実社会でも、時々これを凶器として使用された事件が起こっている。また、推理小説では、当たり前の凶器ということになっているのも事実である。

英語では「Metal Baseball Bat」、ドイツ語では「Metallbaseballschläger」、フランス語では「Batte de Base-Ball du Métal」、イタリア語では「Pipistrello di Baseball di Metallo」、スペイン語では「Palo de Béisbol de Metal」、ポルトガル語では「Taco de Beisebol de Metal」、中国語では「金属球棒」と言う。

狂言」:いくつかの意味があるが、一般的には、日本古来の伝統芸能の一つであって、能と同様に猿楽から発展したもので、猿楽の滑稽味を洗練させた笑劇のことを言う。(普通に「狂言」と言ったらこれのことを言う。)

それ以外の意味としては、「道理に適わない言葉」「戯れに言う言葉」「戯れ言」「嘘のことを仕組んで人を欺す行為」と言う意味がある。特に推理小説や犯罪の世界では「嘘のことを仕組んで人を欺す行為」ということで 使われるのが一般的である。(この物語でも、嘘を仕組んで(警察を)欺そうとしているので、こり場合の典型的な意味である。)

この物語では、これを行った華奈が真犯人であったため、殺人罪が適用されるのは言うまでもないが、嘘によって捜査を混乱させようとしたことから「偽証罪」も適用されることになる。また、嘘として誘拐されたとして、身代金を騙し取ろうとする犯罪(所謂「狂言誘拐」というものですね。)もある。(「ケータイ刑事」でもそういう物語がありました。)→当然、罪に問われることになる。

日本古来の伝統芸能である「狂言」は、世界的に日本語をローマ字表記にした「Kyogen」と呼ばれているが、この物語のような「嘘」ということの「狂言」は、英語では「Make-Believe」または「Sham」「Trick」などと言い、基本的には「嘘」「いんちき」という言葉が使われる。

 

ケータイ刑事 銭形零 DVD-BOX II

ケータイ刑事 銭形零 DVD-BOX II

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • メディア: DVD
ミササ トレミーソーイングセット/ファスナーバッグL(No.2603)迷彩柄

ミササ トレミーソーイングセット/ファスナーバッグL(No.2603)迷彩柄

  • 出版社/メーカー: ミササ
  • メディア: おもちゃ&ホビー

1/4 スイムウエアー/ワンショルダー水着(迷彩柄グリーン系1)

1/4 スイムウエアー/ワンショルダー水着(迷彩柄グリーン系1)

  • 出版社/メーカー: キューティーズ
  • メディア: おもちゃ&ホビー

[クーコ] COOCO 迷彩柄フリルトートバッグ

[クーコ] COOCO 迷彩柄フリルトートバッグ

  • 出版社/メーカー: COOCO(クーコ)
  • メディア: ウェア&シューズ

King Style 網ポケット付パンツ 迷彩柄(トランクス上向き仕様) ブラウン Lサイズ

King Style 網ポケット付パンツ 迷彩柄(トランクス上向き仕様) ブラウン Lサイズ

  • 出版社/メーカー: キングスタイル
  • メディア: ヘルスケア&ケア用品

別冊2nd 3 ダウンジャケットカタログ (エイムック 2057 別冊2nd Vol. 3)

別冊2nd 3 ダウンジャケットカタログ (エイムック 2057 別冊2nd Vol. 3)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: エイ出版社
  • 発売日: 2010/10/25
  • メディア: 大型本
帽子スタイル(HATstyle) No.2 (ワールド・ムック 661)

帽子スタイル(HATstyle) No.2 (ワールド・ムック 661)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: ワールドフォトプレス
  • 発売日: 2007/05
  • メディア: ムック

クライ・ムキのうふふな帽子

クライ・ムキのうふふな帽子

  • 作者: クライムキ
  • 出版社/メーカー: 雄鶏社
  • 発売日: 2003/05
  • メディア: 大型本

はじめて作る帽子 (レディブティックシリーズ no. 3017 ビギナーシリーズ)

はじめて作る帽子 (レディブティックシリーズ no. 3017 ビギナーシリーズ)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: ブティック社
  • 発売日: 2010/04
  • メディア: 単行本

男の五つ星サングラス―the best sunglass (COSMIC MOOK)

男の五つ星サングラス―the best sunglass (COSMIC MOOK)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: コスミック出版
  • 発売日: 2011/03/16
  • メディア: 大型本

ART FORCE(アートフォース) 軟式用金属バット ATN-85

ART FORCE(アートフォース) 軟式用金属バット ATN-85

  • 出版社/メーカー: サクライ(SAKURAI)
  • メディア: スポーツ用品

KAWASE(カワセ) 金属バット(ブラック) 80cm KW-464B

KAWASE(カワセ) 金属バット(ブラック) 80cm KW-464B

  • 出版社/メーカー: Kaiser
  • メディア: その他

カイザー(kaiser) 金属バット70cm SV シルバー KW-419B

カイザー(kaiser) 金属バット70cm SV シルバー KW-419B

  • 出版社/メーカー: カイザー(kaiser)
  • メディア: スポーツ用品

 


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ケータイ刑事銭形結4話[裏ネタ編]PART 3 [ケータイ刑事]

銭形結」の第4話「ケータイ刑事200回記念特別作品 テレビ初! 3Dフォトモーフィングドラマ ~ワインの神様殺人事件」の「裏ネタ編」の3回目となる今回は、ワインに関する事柄から「ソムリエ」について、「白ワイン」について、「赤ワイン」について、「ロゼワイン」について、「コルク」について、「デカンター」について記します。尚、「コルク」については「・1話[裏ネタ編]PART 6」で記したものをベースにして加筆しました。

また、BS-TBSの本放送時に記した記事(感想)は「ここをクリック」してご覧下さい。

ソムリエ」:元々はフランスの高級レストランにおけるワイン専門の給仕係である。現在ではそれが各国に広がっていて、ワイン専門の給仕係ということで知られている。(元がフランスであるため、ソムリエ(「Sommelier」とはフランス語である。))但し、フランスでは国家資格であり、単なるワイン専門の給仕係という訳ではない。他の国でも基本的に資格が必要なものである。(国家資格ではなく、民間団体の資格というのが一般的である。)

料理の給仕係とは別であって、ワインの注文のみを受ける係である。また、ワインに関する知識に精通していて、客の相談に乗って、料理にあったワインを紹介したり、アドバイスを行うこともある。

英語、ドイツ語、フランス語、イタリア語、ポルトガル語、オランダ語など多くの言語で「Sommelier」と言う(但し、発音はアクセントを含めて異なっている。)が、スペイン語では「Sumiller」、中国語では「酒吧招待員」または「侍酒師」と言う。また、ドイツ語では「Weinkellner」と言う場合もある。

ちなみに、辰巳琢郎は日本ソムリエ教会によって名誉ソムリエに認定されている。→この物語がシリーズ200回記念だったが、ゲストのキャスティングが金剛地武志、諏訪太朗、加藤紀子ではなく、ソムリエの資格を持っている俳優を集めていたら、それはそれで凝ったキャスティングとなったのに、そういうことをしなかったということで、ここにもかつてのパワーを失っていましたね...(例えば、川島なお美、松尾貴史、市川團十郎、さとう宗幸、早見優と言った人たちは、辰巳琢郎と同様に名誉ソムリエに認定されている。ただ、こういう人たちを3人集めたら、ギャラだけで予算をオーバーしちゃうのでしょうが...)

白ワイン」:大別すると3つに分けられるワインの一つであって、無色または黄色がかった色をしているワインである。(原料の葡萄の品種によっては、黄緑よりの色をしているものもある。)また若いワイン(製造から年月の経過が少ないワインのこと)ほど透明度が高く、年月を経ると黄色がかっていき、深みのある色と味わいに変わっていくとされている。

このワインは基本的に、色の薄い果皮の葡萄(緑色の葡萄)を原料として作られるワインであって、葡萄を搾った果汁を用いて発酵させたものである。(赤色葡萄の果汁を使う場合もある。)また、飲むには冷やして飲んだ方がよいとされているワインでもある。

料理には魚料理に合うとされているワインでもある。それ以外では、スパゲッティ・ナポリタンを作る際、これを利用したらケチャップっぽさが消えて、煮込んだソースのようなコクが出るとされている。

英語では「White Wine」、ドイツ語では「Weißer Wein」、フランス語では「Blanc Vin」、イタリア語では「Vino Bianco」、スペイン語では「Vino Blanco」、ポルトガル語では「Vinho Branco」、中国語では「白葡萄酒」と言う。

赤ワイン」:大別すると3つに分けられるワインの一つであって、赤から深紅、紫、または赤褐色という色をしているワインである。尚、キリスト教では、キリストの血に例えられるものでもある。

このワインは赤色葡萄、または黒色葡萄の果実を潰し、果汁と果皮の両者を原料として発酵させたものである。果皮も原料として使われるため、果皮に含まれている色素がそのままワインに残るため、色が赤くなる。また、果皮に含まれているタンニンがワインに多く含まれることになるため、白ワインよりも渋い味がするワインでもある。室温のまま(冷やさないで)飲むのが良いワインとされている。但し、室温と言っても夏場の室温ではなく、軽口タイプでは10゜C程度、コクのあるタイプでは18゜C程度が適温とされているので、夏場は少しは冷やした方がよいということになる。(→冷やし過ぎると苦味が増すことになる。)また、料理には肉料理に合うとされている。

また、赤ワインにはコレステロールの酸化を防ぎ、癌や動脈硬化、血栓、高血圧などを予防す効果があると言われている。これは葡萄の果皮に含まれているアントシアニンやカテキン、タンニンなどのポリフェノールの働きである。(果皮を使用しない白ワインよりも多く含むことになる。)→但し、大量に飲むと、逆に悪くなり、1日にグラス2杯程度飲んでいる人が、飲まない人、5杯以上飲む人よりも上記の疾患で死亡する確率が低いという調査結果が報告されている。(予防薬のような所があるということですね。また、過剰摂取では薬の副作用と同様で悪化するという所も薬らしい所である。)

英語では「Red Wine」、ドイツ語では「Roter Wein」、フランス語では「Vin Rouge」、イタリア語では「Vino Rosso」、スペイン語では「Vino Rojo」、ポルトガル語では「Vinho Tinto」、中国語では「紅葡萄酒」と言う。

ロゼワイン」:大別すると3つに分けられるワインの一つであって、淡い紅色したワインである。また、「ピンク・ワイン」と呼ばれることもある。
製造方法はいくつかあるが、基本は赤ワインと同様に、果実を潰し、果汁と果皮を原料として発酵させるが、発酵途中で果皮を取り除いて製造されるものである。それ以外の製法としては、色の薄い果皮の葡萄を潰し、果汁と果皮を原料として赤ワインと同様に発酵させたもの、(発酵前の)黒色葡萄の果汁と(発酵前の)白色葡萄の果汁とをブレンドした果汁を原料として、その混合果汁を発酵させたものがある。

尚、発酵させて完成した赤ワインと白ワインとをブレンドしたものや、白ワインに着色しただけのものもあるが、これらは見た目をロゼワインに仕立てたものであって、ある意味ではパチモンのロゼワインということになる。

飲む場合は白ワインと同様に冷やして飲むのが一般的である。また、白/赤ワインよりも果汁の香織が残っているというのが特徴となっているワインでもある。

英語では「Rose Wine」、ドイツ語では「Rose Wein」、フランス語では「Vin Rose」、イタリア語では「Vino di Rose」、スペイン語では「Rose el Vino」、ポルトガル語では「Vinho de Rosa」、中国語では「桃紅葡萄酒」と言う。

コルク」:ブナ科コナラ属の常緑高木である「コルクガシ」(南欧原産で地中海西部沿岸で広く栽培されている。)の幹の中にあるコルク組織をはぎ取ったものである。軽くて弾性が高いこと、更に空気や水分を通さないという特徴があるため、瓶の栓として広く利用されている。(ワインの場合はこれが使用されている。)また、熱伝導が悪いため、断熱材としても利用されていて、床材としての利用、更に壁の中に入れた断熱材、防音材としての利用もされている。また、コルク鉄砲などのように玩具にも使われている素材でもある。

ワインの栓としての利用は、地中海沿岸では葡萄栽培が盛んに行われており、ワインの正座栩も盛んであるが、その地中海沿岸にコルクガシは多く分布していることもあって、身近な所にあった素材でもある。が、それが瓶の栓としても適した素材であったということ、また、加工も簡単にできる(コルク層を打ち抜くことで製造できる。)ということで普及した。

また、現在、世界でのコルク生産は、ポルトガルが過半数を占めていて、世界生産高の約52%を占めている。それに次ぐのがスペインであって、世界の約30%を占めている。(イベリア半島の2ヶ国で世界の5/6が生産されていることになる。)それ以外の国としては、イタリア、アルジェリア、モロッコ、チュニジア、フランスなどである。(ポルトガル以外は全て地中海沿岸国である。)

日本語で言う「コルク」は元々はオランダ語の「Kurk」から来ている。英語では「Cork」、ドイツ語では「Kork」、フランス語では「Liège」、イタリア語では「Sughero」、スペイン語では「Corcho」、ポルトガル語では「Cortiça」、中国語では「軟木」という。

デカンター」:「デキャンタ」と言う場合もある。洋酒を移し入れる卓上用のガラス製の容器のことである。食卓にワインを置く場合は、ワインが入った瓶を置くのではなく、これにワインを注いで、これを卓上に置くのが一般的である。

元々は液体に混じっている固形物(放置しておくと沈殿物として底に溜まるもの)と液体とを分離するために使用される容器であって、沈殿を含む液体を注ぎ、それを放置して沈殿させ、その上澄みだけを流し去って分離するために用いられるものである。(漉さずに分離させるための道具である。)ワインでもデカンターが使用されるのは、沈殿物を除去するという目的もあるが、同時にワインの酸化による芳香をより鮮明にするためで、香をより味わえるようにするためでもある。

英語では「Decanter」、ドイツ語では「Karaffe」、フランス語では「carafe」、イタリア語では「caraffa」、スペイン語では「ampolla」、ポルトガル語では「garrafa」と言う。

 

ケータイ刑事 銭形結 DVD-BOX

ケータイ刑事 銭形結 DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: Happinet(SB)(D)
  • メディア: DVD

言葉にして伝える技術――ソムリエの表現力(祥伝社新書214)

言葉にして伝える技術――ソムリエの表現力(祥伝社新書214)

  • 作者: 田崎真也
  • 出版社/メーカー: 祥伝社
  • 発売日: 2010/10/01
  • メディア: 新書
日本ソムリエ協会教本〈2010〉―ソムリエ・ワインアドバイザー・ワインエキスパート

日本ソムリエ協会教本〈2010〉―ソムリエ・ワインアドバイザー・ワインエキスパート

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 日本ソムリエ協会
  • 発売日: 2010/06
  • メディア: 大型本
必携 ソムリエになるための基礎知識

必携 ソムリエになるための基礎知識

  • 作者: 梅田 悦生
  • 出版社/メーカー: 時事通信社
  • 発売日: 2010/02/27
  • メディア: 単行本
こだわりの白ワイン

こだわりの白ワイン

  • 作者: ゴッドフレイ スペンス
  • 出版社/メーカー: ネコパブリッシング
  • 発売日: 2006/02
  • メディア: 単行本
こだわりの赤ワイン

こだわりの赤ワイン

  • 作者: マイケル エドワーズ
  • 出版社/メーカー: ネコパブリッシング
  • 発売日: 2006/02
  • メディア: 単行本
ワインと食とSakeと ヴィノテーク2007年3月号 (ロゼワイン特集)[雑誌]

ワインと食とSakeと ヴィノテーク2007年3月号 (ロゼワイン特集)[雑誌]

  • 作者: ヴィノテーク
  • 出版社/メーカー: ヴィノテーク
  • 発売日: 2007/03/01
  • メディア: 雑誌
ワイン完全ガイド

ワイン完全ガイド

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 池田書店
  • 発売日: 2009/01/17
  • メディア: 単行本
知識ゼロからのワイン入門

知識ゼロからのワイン入門

  • 作者: 弘兼 憲史
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2000/12
  • メディア: 単行本
GUN具百選―銀玉鉄砲、水鉄砲、コルク銃、百連発、モデルガン、エアガン…憧れの鉄砲物語 (戦書)

GUN具百選―銀玉鉄砲、水鉄砲、コルク銃、百連発、モデルガン、エアガン…憧れの鉄砲物語 (戦書)

  • 作者: ケン野沢
  • 出版社/メーカー: 三天書房
  • 発売日: 1999/08
  • メディア: 単行本
身近な草木の実とタネハンドブック

身近な草木の実とタネハンドブック

  • 作者: 多田 多恵子
  • 出版社/メーカー: 文一総合出版
  • 発売日: 2010/09/18
  • メディア: 単行本
デカンター WW500CW (135) キャンブロ

デカンター WW500CW (135) キャンブロ

  • 出版社/メーカー: CAMBRO (キャンブロ)
  • メディア:

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