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「A WEDDING」 [映画(洋画)]

表題の作品は1978年のアメリカ映画「ウエディング」である。日本での劇場公開は1979年5月であった。アメリカ中西部で行われたある結婚式を舞台にした群像劇である。登場人物が多く、R・或る志満らしい皮肉めいたところがあるだけに、見るには気を引き締めていないと、ついて行けなくなってしまう作品でもある。

作品データを記しておくと、時間は125分、原案はロバート・アルトマンとジョン・コンシダインの2人、製作、監督はロバート・アルトマン、製作総指揮はトミー・トンプソン、脚本はジョン・コンシダイン、パトリシア・レズニック、アラン・ニコルズ、ロバート・アルトマンの4人、撮影はチャールズ・ロッシャー・Jr.、音楽はトム・ウォールスである。そして出演は、キャロル・バーネット、ミア・ファロー、ヴィットリオ・ガスマン、リリアン・ギッシュ、ジェラルディン・チャップリン、ハワード・ダフ、ローレン・ハットン、ポール・ドゥーリイ、パメラ・ドーバー、ヴィヴェカ・リンドフォース、ダイナ・メリル、デジ・アルナズ・Jr.、デニス・クリストファー、ニーナ・ヴァン・パラント、スーザン・ケンダル・ニューマン、パトリシア・レズニック、エイミー・ストライカー、ジェラルド・バスビー、ペギー・アン・ガーナー、マーク・R・デミング、ベリタ・モレノ、パット・マコーミック、ジョン・コンシダイン、アラン・ニコルズ、メイジー・ホイ、セドリック・スコット、ロバート・フォーティア、ギャバン・オハリー、バート・レムゼン、たちである。

一大で富を築いた運送会社のオーナーのスヌークス・ブレナーの令嬢・マフィンと、中西部の富豪の御曹子・ディノ・コレリの結婚式が行なわれている。大勢の人たちが集まっていて、祝賀パーティが行われている。そんな中、花婿・ディノの祖母が老衰のために亡くなった。コレリ家の親族で医者のミーチャムは、パーティが終るまではネティの死を秘密にして、誰も部屋に立ちいらせないようにする。パーティの席は華やかに繰り広げられているが、そこで花嫁・マフィンの姉・バフィが妊娠していて、しかもその相手が妹の花婿のディノだという噂が流れる。これを知って激怒した父・スヌークスはディノを呼び、会議を開いた。ディノの告白から、バフィと肉体関係があったのはディノだけでなく、10人以上の男がいることがわかり、一同は驚くだけだった。一方、花嫁の母・チューリップは、花婿の伯父で美術コレクターであるマッケンジーから熱烈な求愛を受け、デートの申込みを承諾してしまう。更に、イタリアからの突然の訪問きゅくが現れたり、花婿と関係を持っていた男が現れ、パーティは大混乱となる。そんな騒ぎの中、スポーツカーに乗ったカップルがパーティ会場から出て行った。誰もがそれは新婚夫妻と思うが、その車が大型トラックと衝突し、乗っていた2人は即死してしまう。が、それは花婿のクラスメートのトレイシーとウィルソンだった。一段と混乱するなか、新婚のディノとマフィンはハネムーンに出かけていった。

群像劇で、登場人物がやたらと多く、時には複数の人が同時に喋るなど、正にパーティ会場で繰り広げられるドラマそのままという感じで物語が進んで行く。それだけに、見ている方も、そのパーティの席にいるように感じられる。ということで、金持の結婚パーティに疑似体験で出席している気分になれるは面白い所である。ちょっと疲れる所もあるが、時にはこういう変わった作品と接するのも面白いものであるだけに、一度は見てみたらという作品である。

 

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WEDDING BELL BLUES(SOUNDTRACK) [音楽(サントラ)]

表題の作品は1996年のアメリカ映画「ワンナイト・ウェディング」である。日本では劇場未公開となったロマンティック・コメディである。(このジャンルの作品は、日本でもそれなりの知名度のある役者が出演しているとか、監督でないと劇場未公開になってしまうというのが多い...)

作品データを記しておくと、時間は101分、原案はダナ・ラスティグとアネット・ゴリティ・グティエレスの2人、監督はダナ・ラスティグ、脚本はアネット・ゴリティ・グティエレス、撮影はケント・L・ウェイクフォード、音楽はポール・クリスチャン・ゴードンである。そして出演は、イリアナ・ダグラス、ポーリーナ・ポリスコワ、ジュリー・ワーナー、ジョン・コーベット、ジョナサン・ペナー、チャールズ・マーティン・スミス、リチャード・エドソン、ジョー・ユーラ、ステファニー・ビーチャム、レオ・ロッシ、ジョン・カポダイス、リズ・シェリダン、カーラ・グギーノ、スティーヴン・ギルボーン、たちである。

ジャスミンはアパートで男と一緒に暮らしていて、タニアは結婚しているように振る舞っていて、ミッキは実際に妊娠している若い女であって、この3人でルームシェアリングをしているルームメイトであった。そんな中、ミッキが相手の男に捨てられてしまう。3人は男を探してラスベガスに向かったが...

ラブ・コメとしたら今一つ盛り上がりがなく、平凡な作品である。で、日本では劇場公開されなかったというのも理解できる。(可もなく不可もなしと言った余りにも平凡な作品である。)

そんな中、音楽はなかなか上手くまとめられている。(ただ、絶賛されるようなレベルではなく、日常のBGMとして、バックで流しておくというのに適しているということである。)→映画としてはつまらない作品に限って、サントラ盤の方は優秀という作品は結構あります。(何故か、その逆(映画は優秀であるがサントラは目もあてられないような酷いという作品)というのは殆ど無い。(映画が良いと、サントラも良いという作品が殆どである。))

派手な所はないのだが、何気ないところで気持ちを乗せてくれたり、落ち着かせてくれる佳曲が揃っている。映画の方が今一つであるので、それぞれの曲が使われているシーンを忘れて、日常のBGMにもってこいである。(映画が有名だと、どうしても映画のシーンと重なってしまうが、そういう作品でないので、映画のシーンが浮かぶことがない。)ということで、お手元にあっても害もなく、宜しいかと...

最後に、サントラ盤の収録曲を記しておく。収録曲は以下の全10曲である。『Wedding Bell Blues』『Lay That Top Down』『Kidding』『Wishing Well』『Sea Of Love』『Fly』『Cloud Eyes (I'm Scared, You're Scared)』『Danny's Island』『Sonny's Day』『The Cherry Orchards Of Ukrania』。

 

Wedding Bell Blues: Original Motion Picture Soundtrack

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  • アーティスト: Paul Christian Gordon,Tal Bergman
  • 出版社/メーカー: Varese Sarabande
  • 発売日: 1997/07/01
  • メディア: CD

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  • 出版社/メーカー: Jigsaw
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RUBINOOS『THE RUBINOOS』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1977年に発表された彼らの1st.アルバムである。結成は1970年であるが、レコード・デビューは1974年で、シングルしかリリースしていなかったので、ようやく製作されたアルバムと言うことになった。現在では彼らはパワーポップに分類されているが、'70's後半の彼らはニューウェーブ系のバンドと言った方がピッタリというサウンドを奏でるバンドである。

収録曲は、オリジナル版では全10曲であったが、1998年に再発された時に6曲のボーナス・トラックが追加されて、現在では全16曲になっている。収録曲は以下の通りである。『I Think We're Alone Now』『Leave My Heart Alone』『Hard To Get』『Peek-A-Boo』『Rock And Roll Is Dead』『Memories』『Nothing A Little Love Won't Cure』『Wouldn't It Be Nice』『Make It Easy』『I Never Thought It Would Happen』。(以下、ボーナス・トラック)『Fall In Love』『I Wanna Be Your Boyfriend』『Lightning Love Affair』『Drivin' Music』『Jennifer』『1, 2, 3, Forever』。

この中でシングル・カットされたのは『I Think We're Alone Now』で、Billboardでは最高位45位を記録しているが、この曲は1967年のTOMMY JAMES & THE SHONDELLSのヒットのカヴァーであり、その後もいくつかのアーティストがカヴァーしてヒットしていることでも有名な曲である。

お薦め曲は、彼ら以外のバージョンの方が八生名であるものの、やはり外せない曲である『I Think We're Alone Now』と『Leave My Heart Alone』『Nothing A Little Love Won't Cure』『I Never Thought It Would Happen』という所をピックアップしておく。

本国アメリカでは特に大きなヒットにならなかったが、日本ではその親しみやすいサウンドが受けて、それなりのヒットを記録したこともあって、アメリカよりも知名度の高いバンドの一つである。それだけに、'80'sサウンドに繋がる'70's後半のサウンドとして、聴いておいても良いでしょう。時代を感じる所もあるが、悪くはないサウンドである。

 

The Rubinoos

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  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Wooded Hill
  • 発売日: 1998/11/15
  • メディア: CD

恋はいっしょに(紙ジャケット仕様)

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  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: インディーズ・メーカー
  • 発売日: 2007/08/08
  • メディア: CD

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ケータイ刑事銭形零16話(2nd.3話)[裏ネタ編]PART 3 [ケータイ刑事]

銭形零」の第16話(2nd.3話)「時限爆弾装置の解除キーを探せ!? ~銭形零探偵団VS怪人六面相事件」の「裏ネタ編」の2回目の増補となる今回は、冒頭のやりとりの所に出てきた小物関係から、「専門書」について、「占い本」について、「みかん」について、怪人さんが登場する際のお馴染みである「」について、「出前」について記します。尚、「みかん」については「・1話[裏ネタ編]PART 6」で、「出前」については「・4話[裏ネタ編]PART 4」で記したものをベースにして加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事(BS-i(当時)の再放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。(この物語についての過去に記した裏ネタ編は2008/3/23付です。)

専門書」:特定の学問に就いて、その内容を詳しく記した書籍のことを言う。その分野の専門家が記しているため、その内容については鍬特記されているので、大学の授業では教科書に使用されることが多いものでもある。

技術的な進展が激しい分野であれば、数年前のものでも内容的に陳腐化しているという分野もあるが、例えばその分野に於いて基本的なことになるものであれば、数百年前に確立したままという分野もある。(数学の基本的な公式に関するものや、物理学の基礎となるものはこれに該当することになる。)

英語では「Technical book」、ドイツ語では「Technisches Buch」、フランス語では「Livre technique」、イタリア語では「Libro tecnico」、スペイン語では「Libro técnico」、ポルトガル語では「Livro técnico」、中国語では「專業書」と言う。

占い本」:「占い」とは、自然現象、または人為によって吉凶を判断したり、秘事や未来を察知する呪術的、または宗教的な行為のことである。様々なものがこの対象になり、この判断を行うたるに様々なものを使って行われる。(→同じことを異なる方法で占うと、真逆の結果が出るというのは当たり前に起こることである。)

「占い本」とは、そのような占いのことを記した本である。特に十二星座による星占いによる運勢などは雑誌ではお馴染みになっている。(特に週刊誌では「今週の運勢」として、月刊誌では「今月の運勢」として、それらを記している雑誌が多い。)

但し、異なる雑誌の占い結果を読むと、やはり真逆の結果が記されていることも多々ある。(要するに、占いとは「当たるも八卦当たらぬも八卦」ということである。)→「占い本」の内容については、良い場合は信じて、悪い場合は(いつも以上に)注意するか無視するということで、ンでも噛んでも信じないに限ります。

英語では「Fortune-Telling Book」、ドイツ語では「Vermögenswirkungsvolles Buch」、フランス語では「Livre Richesse-Disant」、イタリア語では「Libro la Fortuna-Efficace」、スペイン語では「Libro de la Narración de Fortuna」、ポルトガル語では「Livro Fortuna-Revelador」、中国語では「占卦書」と言う。

みかん」:漢字では「蜜柑」と記す。また、カタカナ表記の「ミカン」という表記も一般的に使用されるため、ひらがな表記を含めて複数の表記が一般的に用いられている。尚、漢字表記の「蜜柑」というのは、甘い味がする柑橘類であることからこのように表記されるようになった。(ちなみに「柑橘類」とは、ミカン科ミカン亜科のミカン連(カンキツ連)とミカン属(カンキツ属)の総称である。)

ミカン科に属する樹木の内、特にミカン亜科ミカン属の樹、またその果実の総称のことである。樹木は常緑低木であり、高さは3m程度まで生育する。葉の形状は長卵形のものや披針形のものがある。果実はよい香りがするものであり、食用になる。また、水分が豊富であり、果実を絞ってジュースとして飲用される。また、果実には甘酸味がある。更に、果実の皮は薬用として使用されたり、香料として使用される。

柑橘類の起源はインド東北部・アッサム地方とされていて、インドシナ半島や中国に伝わっていった。中国では古くから栽培されていて、食用とされていた。(それが更に各地に広がっていくことになった。)日本では、当初は食用としての利用はされることなく、果実の皮を薬用として使用していた。

古い時期から中国と交易のあった熊本に小ミカンが入り、これが熊本みかんの基礎となる。これが朝廷などに献上され、15世紀に紀州に移植されて大規模な栽培が始まる。これが広まり、「キシュウミカン」と呼ばれるようになる。尚、これが将軍職を退いて駿府城に隠居した徳川家康に献上され、家康が植えたものが静岡みかんの起源とされている。

江戸時代は、みかんは「種がない」ということから(子供が出来ないということに繋がり)嫌われていたのだが、やがて「種がない=食べやすい」ということになって評価が変わり、また、果実の甘い味も評判となったことから需要が増え、細々と続けられていた栽培も次第に広がっていき、明治中期には温州みかんの栽培に力が注がれることになった。そして「温州みかん」がみかんの代名詞となって、一般に普及した。

比較的暖かい土地で栽培されていて、日本では関東以南で栽培されている。特に和歌山、愛媛、静岡はその代表的な所として知られていて、この3つの県だけで日本のみかんの生産高の約半分を占めている。

尚、普通に「みかん」と言うと基本的に「温州みかん」のことを指すが、「温州」というのは中国の地名である。当初は中国原産と思われていたが、それは誤りであって、鹿児島が原産地である。(そのため、英語では「Satsuma」と言う。)

温州みかんは柑橘類の中でも比較的寒さに強い種でもあって、幅広い土地で生産されている。花は毎年5月から6月頃に白い色をした5弁の花が咲く。花が咲いた後は果実の生育期に入るため、花が咲くと人工受粉などが行われ、大事に育てられる。夏を経て、秋から初頭にかけて果実は成長し、扁球形の緑色をした果実となる。やがて果実は熟していくに従って、緑から黄色みを帯び、やがて橙黄色に変色する。(橙色になると、完全に熟していて食べ頃となる。)品種によって、多少の時期のずれがあるが、果実の収穫期は、早い品種で10月ごろからで、11月、12月がおおむね収穫期となる。(中には年が明けてから収穫期という品種もある。)→11月になったので、今年の収穫のみかんがいよいよ市場に出てきますね。

尚、みかんの花は夏に咲くが、やはり花よりも果実の方がメインであることもあって、「みかん」」はその果実が出回る時期、すなわち冬の季語である。

英語では「Satsuma」「Mikan」「Mandarin Orange」「Tangerin Orange」などの言い方がある。(尚、これらは「Mandarin」「Tangerin」「Orange」(それぞれ1つの単語の場合)とは別品種である。)また、ドイツ語では「Mandarinenorange」、フランス語では「Orange Mandarine」、イタリア語では「Arancia di Mandarino」、スペイン語では「Naranja Mandarina」、ポルトガル語では「Laranja de Mandarim」、中国語では「橘子」と言う。

」:普通はウナギ科の軟骨魚のことを指すが、その鰻を使った料理のことも「鰻」と言う。そのため、魚なのか料理なのかは、前後の文脈から判断することになる。「ケータイ刑事」では料理(「鰻重」)のことを指している。

魚の「鰻」は、世界でもそれほど種類は多くなく、世界でも20種類程度しかおらず、生息範囲は熱帯から温帯にかけてである。(日本に棲息するものはウナギとオオウナギの2種類である。)棲息するのは主に川谷湖などの淡水領域であるが、河口や海(海水領域)にもいる。また、産卵は海で行うものとされている。(アメリカ産の鰻はバミューダー諸島のサルガッソー海、日本産は太平洋の沖合などとされているが、はっきりと解明されていない。但し、最近になって、太平洋ではマリアナ海溝付近で鰻の産卵場所がほぼ特定される発見があった。)

成魚は50cm程度という種類のものが一般的であるが、大きくなる種類では1mから1.5m程度にまで成長する。(オオウナギは1mぐらいにまで成長する。)また、体色は暗褐色であり、腹の部分は銀白色というのが一般的であるが、生活環境によって多少の変化があって、中には背中が青緑色、灰褐色、腹が黄色のものいる。尚、基本的に鰻は夜行性である。

海で卵から孵化すると、そこで成長していく。(海流に乗って流されながら育っていく。)やがてある程度の大きさにまで成長すると、川を上っていくことになる。そして川の上流や湖などの淡水で7~8年生活する。やがて産卵期に入ることになると、卵を持った鰻は海で産卵をするため川を下っていき、海に行き、産卵を行う。

日本では古くから食材として利用されており、石器時代から食材として利用されていた記録がある。(但し、当時は「蒲焼」ではない。)古くは、鰻をぶつ切りにして、それを串に刺して焼き、味噌や酢を付けて食べたとされている。蒲焼という料理として醤油や味醂、酒、砂糖を使ったタレを利用するようになったのは江戸時代になってからとされている。現在、鰻料理と言うと「蒲焼」というイメージがあるが、当然ながらそれ以外の料理もある。(例えば、白焼き、う巻き、肝吸い、肝焼き、うざく、ひつまぶし、など。また、パイに入れることもある。)

英語では「Eel」と言うが、食用になるものは特に「Japanese Eel」と言う。また、ドイツ語では「Aal」、スペイン語では「Anguila」、ポルトガル語では「Enguia」と言うが、フランス語では「Anguille du Japon」、イタリア語では「Anguilla Japonica」、オランダ語では「Japanse Paling」、中国語では「日本鰻魚」と言い、「日本」という言葉が入っている。また、俳句の世界では夏の季語である。

出前」:飲食店が、注文を受けた料理を店内にいる客に提供するのではなく、店外の特定の場所(基本的には、それを注文した客の自宅が多い。)に配達すること、またはその際に届けられる料理のことを言う。また、「仕出し」と呼ばれたり「デリバリー」と呼ばれることもある。

出前される料理というと、丼物、うどん、そば、ラーメン、カレーライス、寿司、ピザなどが定番メニュー(食べ物)となっている。また、喫茶店がコーヒーなどの飲み物を出前することも多い。(喫茶店の場合は軽食の出前も同時に行うのが一般的である。)

尚、ピザの場合は、宅配ピザ屋が行う場合は「デリバリー」と呼ばれることが多く、喫茶店が行う場合(ピザトーストなどを含む)は「出前」と呼ばれることが多い。→明確な基準は無いが、提供する飲食物を、その飲食店の店内で提供すること(=店内で食べる店)が基本となっている店が行う場合は「出前」と言い、宅配専門店のように店内の客には提供しないという店が行う場合は「デリバリー」と言う傾向がある。また、「出前」と言うと、せいぜい2、3人前までの飲食物というのが一般的であって、それを超えた人数分の飲食物を配達する場合は「仕出し」と呼ばれることが多い。(こちらも明確な区分基準がある訳ではなく、何人前以上ならばと言う規定もない。)但し、仕出しの場合は大人数の飲食物を提供することになるのが基本であるため、電話で注文して直ぐに届けるというサービスではなく、前日までに予約をしておくというのが一般的である。→飲食物を届けるということでは、「出前」「仕出し」「デリバリー」は基本的には同じことである。

「出前」がいつ頃から行われていたのかは、江戸時代の中期に蕎麦屋が出前を行っていたという記録が残っているということで、18世紀には既に行われていたことが確認されている。しかし、それ以前にも記録には無いものの、「出前」という行為は行われていたものと考えられていて、発祥の時期は明確には分かっていない。

尚、日本では、「出前」というと、届ける料理を入れる容器(「岡持ち」と言う)も有名になっている。しかし、うどんや蕎麦などの麺類用の岡持ちと、丼物用、寿司用の岡持ちとでは形状が異なっている。近所への出前であれば、飲食店の子供が岡持ちを持って届けるという微笑ましい姿があったが、現在ではそういう姿を目にすることは無くなっている。(例え家族であっても、法的な制約がありますからね...)

また、オートバイを出前の際に使用する場合は、オートバイの荷台に「出前機」と呼ばれるものを取り付けていて、そこに岡持ちを乗せる。出前機はサスペンションが利いた構造となっていて、バイク走行による振動を吸収することが出来る。

英語では「Home Delivery Service」若しくは「Catering Service」と言い、ドイツ語では「Kehre Lieferung Gekochten Essens Zurück」、フランス語では「Livraison de Maison de Nourritures Cuites」、イタリア語では「Consegna di Casa di Cibi Cucinati」、スペイン語では「Entrega de la Casa de Comidas Cocinadas」、ポルトガル語では「Entrega de Casa de Comidas Cozidas」、中国語では「送菜」と言う。

 

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