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THE SOFT BOYS『A CAN OF BEES』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1979年に発表された彼らのデビュー・アルバムである。また、1984年に再発された時にはB面の収録曲の一部が入れ替えられてリリースされているアルバムである。-ポスト・パンクからネオ・サイケに分類される彼らであるが、楽しさもあるサウンドは実に面白いものである。ただ、チャートを賑わすようなヒット曲は生まれていないのが残念な所ではありますが...

本アルバムは、現在まで3つのバージョンがある。というのは、1979年の発表時のオリジナル盤、1984年に(当時、LPで)再発された時のもの、そして1992年にCD化された時のものの3つである。(お買い得なのは'92年盤である。)

1979年のオリジナル盤の収録曲は以下の全11曲である。『Give It To The Soft Boys』『The Pig Worker』『Human Music』『Leppo And The Jooves』『The Rat's Prayer』『Do The Chisel』『Sandra's Having Her Brain Out』『The Return Of The Sacred Crab』『Cold Turkey』『School Dinner Blues (Live)』『Wading Through A Ventilator (Live)』。

1984年の再発盤は、'79年盤の7曲目までは同じであるが、8曲目以降の収録曲は以下のようになっている。『Fatman's Son』『(I Want To Be An) Anglepoise Lamp (Live)』『Ugly Nora (Live)』『Cold Turkey』。(最後の1曲は'79年盤にも収録されていました。)で、LP時代に2つのバージョンがあるということで、1992年にCD化されて再発された時には、'79年の曲順をベースにして、『Leppo & The Jooves』『Sandra's Having Her Brain Out』『School Dinner Blues』がボーナス・トラックとして追加され、その後に'84年盤に収録されている『Fatman's Son』『(I Want To Be An) Anglepoise Lamp (Live)』『Ugly Nora (Live)』が収録されていて、全17曲の収録となっている。

尚、本アルバムがリリースされる前の1977年に『Give It To The Soft Boys』が、1978年には『(I Want To Be An) Anglepoise Lamp』が、それぞれシングルとしてリリースされている。

お薦め曲は、本アルバムからのシングルとは言えないものの、シングル曲の『Give It To The Soft Boys』、そして『The Pig Worker』『Human Music』『Do The Chisel』という所をピックアップしておく、そしてJOHN LENNONでお馴染みの『Cold Turkey』をピックアップしておく。

サウンドはサイケデリックで独特の世界観のある'60's終盤を思わせるものであるが、完全に'60'sサウンドではなく、ポップな所も垣間見られるネオ・サイケである。(このポップな部分というのが独特の楽しさを味あわせてくれている。)

ただ、アクの強い万人向けのサウンドではないので、誰もが楽しめるかというと疑問符が付いてしまうのも事実である。(万人向けのサウンドで、あればそれなりのヒットを記録していたでしょう...)が、UKロックで次々と新しいサウンドが生まれた時期のバンドであるだけに、色々と楽しみ方はあるので、UKロック・ファンが楽しめれば宜しいかと...

 

Can of Bees

Can of Bees

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Yep Roc Records
  • 発売日: 2010/10/19
  • メディア: CD

Can of Bees

Can of Bees

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Rykodisc
  • 発売日: 1992/07/24
  • メディア: CD

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STEEL BREEZE『STEEL BREEZE』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1984年に発表された彼らの3rd.アルバムである。「A.O.R.」というと日本では「アダルト・オリエンテッド・ロック」というイメージが定着していて、'70's後半から'80'sにはそのジャンルで数多くのヒット曲が生まれ、現在でも支持されているのはご存知の通りである。が、彼らは「A.O.R.」は「A.O.R.」でも「アルバム・オリエンテッド・ロック」の「A.O.R.」バンドである。(特に'80's中盤ではこのA.O.R.は独特の世界を作り出していましたね。)ただ、当時の音楽シーンでは、「産業ロック」が幅を利かせていたこともあって、アルバム・O・Rのものは評価されてもセールスでは苦戦していましたけど...(ということで、本アルバムは特にチャートにはランクインしていない。)

収録曲は以下の全10曲である。『You Don't Want Me Anymore』『Lost In The 80's』『I Think About You』『All I Ever Wanted To Do』『Dreamin' Is Easy』『Every Night』『I Can't Wait』『Who's Gonna Love You Tonight』『Can't Stop This Feeling』『Street Talkin'』。

お薦め曲としては、冒頭からの『You Don't Want Me Anymore』『Lost In The 80's』『I Think About You』の3曲、そして『Dreamin' Is Easy』『Every Night』『I Can't Wait』『Street Talkin'』という所をピックアップしておく。

収録曲は、突出した傑作という曲は無いが、粒ぞろいで当たり外れのない歌曲が集まっている。(アルバム・O・Rであることを考えれば、アルバム志向でまとめられているため、こういうことになるのは当然のことですが...)また、派手な曲も無いが、ハズレという曲もなく、標準偏差が小さいという内容である。が、平均点は高く、1曲1曲をバラバラで聴いているとそうでもないが、アルバムとして捕らえると、上手くまとめられていている。全部で10曲が収録されているが、その10曲で全10部からなる楽章になっているといっていいですね。(伊達にアルバム・O・Rという看板を上げていないということです。)

尚、本アルバムには先日(2011/6/18)に亡くなったE. STREET BANDのCLARENCE CLEMONSやSANTANAのALEX LIGERTWOODが参加しているというように、玄人好みのミュージシャンが参加しているという所もポイントの高いところである。派手さは無いが、じっくりと聴いておくには悪く無いアルバムである。

 

Steel Breeze

Steel Breeze

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Renaissance
  • 発売日: 2008/01/08
  • メディア: CD


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ケータイ刑事銭形結7話[裏ネタ編]PART 5 [ケータイ刑事]

銭形結」の第7話「初恋は死の香り! ~愛はかげろうのように殺人事件 事件編」の「裏ネタ編」の5回目となる今回は、「ケータイ刑事」ではお馴染みの言葉として出てくる「自殺」について、お馴染みのものである「睡眠薬」について、劇中劇で語られた「ミステリー」について、「遺作」について、これが使われていたことから「東北弁」について記します。尚、「自殺」は「・17話(2nd.4話)[裏ネタ編]PART 6」で、「睡眠薬」は「・7話[裏ネタ編]PART 7」で、「ミステリー」は「・23話(2nd.10話)[裏ネタ編]PART 1」で記したものをベースにして、それぞれ加筆しました。

また、BS-TBSの本放送時に記した記事(感想)は「ここをクリック」してご覧下さい。

自殺」:自分の意思で自己の命を絶つ行為のことを言う。(早い話、自分で自分を殺すことである。)尚、死に至らずに生存した場合は「自殺未遂」と言う。

自殺は、日本では犯罪行為とはならないが、他人の自殺に関与した場合(唆した場合を含む)は「自殺関与罪」という罪に問われる。(6月以上7年以下の懲役、または禁固刑に処せられる。)これは自殺が未遂であっても同様である。また、合意の上での心中でも、一方が生き残った場合、生き残った人は死んだ人に対して自殺関与罪が成立するという判例がある。

また、外国でも大半の国々では自殺/自殺未遂は罪に問われないが、一部の国などでは「自殺は自分を殺す殺人」という考えから、「自殺は犯罪(殺人罪)」として罪に問う国もある。(但し、この場合、被疑者(犯人)死亡となるため、この罪を犯した人を裁く/処罰することは不可能である。)

自殺には様々な方法がある。中でも飛び降り自殺や飛び込み自殺の場合は、本人はそれで死んでしまうが、その後処理のために多大な迷惑を与えることになる。また、鉄道に飛び込んだ場合では、電車の遅延による損害が発生するということから、遺族に対してその損害賠償請求が行われるというのは当たり前になっている。また、街中でビルから飛び降り自殺をした場合、地上にいた全く関係ない第三者を直撃して、巻き込んで死亡という事故が起こる場合もある。→自殺を推奨する気は毛頭ないが、他人に迷惑を掛ける自殺(他人を巻き込む自殺)だけは絶対にしないようにしてもらいたい所である。(と言っても、自殺した場合、大なり小なりは他人に迷惑を掛けることになりますけど...)

ところで、「自殺」を語る際、「安楽死」が議論になることがある。現在の日本では法整備が整っていないため、「殺人罪」として立件されるのが一般的てせある。しかし、アメリカ、オランダ、スイスなどでは、末期癌患者などのように余命が殆ど無く、多大な苦痛を伴った死が迫っているような患者に対して、薬物投与によって苦痛を伴わずに死を選択することが出来る「安楽死」が法的に認められている。(「死を選ぶ権利」として語られる。)「安楽死」は他人に手を借りることになるため、自分で自分を殺すことにはならないため、「自殺」とは別物となるが、本人の意思で死を選ぶということでは「自殺」と同じ過程があることになる。そのため「安楽死」と「自殺」は近いものいう考えがあるのもまた事実である。

尚、現在の日本では、安楽死を認められる場合があるが、厳しい条件が付けられる。その条件を満たしていれば、薬物投与を行った医師に対して殺人罪は適用されないが、一つでも満たしていない場合には(医師に)殺人罪が適用される。

尚、英語では「Suicide」または「Kill Oneself」と言う。(未遂の場合は「Attemoted Suicide」と言う。)また、ドイツ語では「Selbstmord」、フランス語では「Suicide」、イタリア語、スペイン語では「Suicidio」、ポルトガル語では「Suicidio」、中国語では「自殺」と言う。

睡眠薬」:「眠り薬」「睡眠導入剤」「眠剤」と呼ばれることもある。それらの総称的に使用される言葉が「催眠薬」である。(但し、一般には「眠り薬」と呼ばれている。)

これらの薬は睡眠を促すための薬である。服用すると、中枢神経の機能を抑制して睡眠状態を誘発させて、睡眠に入りやすくする。尚、「眠り薬」にのみ「麻酔剤」という意味があるが、厳密な意味での「麻酔剤」は、薬物によって人為的に感覚を喪失させる薬であるため、別物になる。(局所麻酔では体の一部分に対して感覚を喪失させるが、全身麻酔だと全身の感覚を喪失させ、更には睡眠状態になることから、形の上で睡眠状態に入ることになる。そのため、麻酔剤も眠り薬の一種と見なされることからくる混同である。)

睡眠薬にはベンゾジアゼピン系、チエノジアゼピン系、バルビツール酸系、シクロピロロン系などの薬があり、この中でもベンゾジアゼピン系の薬は抗不安剤として使用される場合もある。(抗不安剤が睡眠導入剤として使用される場合もある。)尚、副作用としては習慣性のあるものが多く、慢性中毒になると全身倦怠や幻覚などの症状がある。

また、眠りに入りやすい状態にする薬であるが、全ての薬で同じ様な効果がある訳ではない。服用してから睡眠に入るまでの作用時間に違いがあって、それによって即効型と持続型に分類される。また、更に細かく分類すると、超短時間作用型、短時間作用型、短-中時間作用型、中時間作用型、長時間作用型とに分けられる。

超短時間作用型には「ハルシオン」や「アモバシ」などの薬があり、短時間作用型には「デパス」「レンドルミン」「ブロバリン」などが、短-中時間作用型には「ラボナ」「リスミー」などが、中時間作用型には「才レース」「ユーロジン」「ドラール」などが、長時間作用型には「ダルメート」「フェノバール」「ソメリン」等がある。(いくつかの薬は、以前に処方されて使用していたことがあります。→一度に2種類の薬を飲んでいたが、こうやってみると、1つは短時間作用型のもので、もう1つは中時間作用型の薬でした。(早く睡眠状態に入るようにして、更に安定した睡眠を持続させるために2種類の薬が処方されていました。))

睡眠薬は一度に大量に服用すると危険があるため、医師が処方する場合でも、薬の使用方法についての注意説明が十分に行われ、薬局で受け取る時にも、再度薬剤師から薬の使用方法についての説明が行われる。早く睡眠に入りたいと思って、処方された量よりも多く服用するのは危険がある。(自己判断で服用量の増減をしないことが重要である。)また、薬局で一般的に販売されている睡眠剤(睡眠導入剤)も同様であって、決められた量の服用を守る必要がある。更に、睡眠薬は基本的には2週間分までしか一度に処方されない。(年末年始、盆休みなどの特別な場合でも3週間分までである。)よって、睡眠薬の処方を受けている場合は、基本的に2週間に一度は医師の診察を受けることになる。

睡眠薬を服用する場合の注意事項としては、アルコールと一緒に服用しないこと、服用後はおとなしく寝ること、である。(アルコールは効果増強の恐れがあり、眠気が誘発されるので「速やかに寝ろ」ということである。)よって、睡眠薬を服用後に車の運転をはじめ、出歩くことは厳禁である。(車の運転は居眠り運転になる可能性が高くなる。)→処方される場合、医師、薬剤師から説明されます。

また、向精神薬規制されている睡眠導入剤を他人に譲渡、または転売すると、麻薬及び向精神薬取締法によって処罰の対象となる場合がある。何らかの理由で服用せずに余ったからと言って、他人に譲渡、転売すると犯罪になる場合がある。その場合は診察の時に医師に薬が余っていることを告げ、次の処方の際に量の制御をしてもらうのが一番である。また、使用期限が過ぎてしまった場合は、他の薬と同様に廃棄するのが一番であるが、それを拾った人が使うことがないように、潰して廃棄するという注意が必要である。(薬局で、薬剤師にそのように言われた経験があります。)

睡眠障害がある場合は、薬局で睡眠薬(睡眠導入剤)を買い求めるのではなく、睡眠の専門の医療機関の診察を受けることにして、より適切な対処を受けるようにしましょう。(基本的に、医師の処方箋無しで購入できる(但し、薬剤師の対面販売になる。)「睡眠導入剤」として販売されている薬は、その効果はあるものの、弱いものでしかないので、それほど大きな効果は期待できない。)

英語では「Sleeping Drug」または「Sleeping Pill」、ドイツ語では「Schlaftablette」、フランス語では「Somnifere」、イタリア語では「Sonnifero」、スペイン語では「Somnifero」、ポルトガル語では「Droga Dormente」、中国語では「安眠藥」と言う。

ミステリー」:神秘、不思議、霊妙、などを指し、「謎めいた要素のあるもの」のことである。また、推理小説のことも指す。(やはり「謎めいた部分」があるためである。)

小説やドラマや映画の世界では、一つのジャンルとなっている。このジャンルの作品は、何らかの犯罪事件が発生し、それを解明していって犯人を逮捕したり、真相を明らかにしていくストーリーとなっている。また、犯罪が起こらなくても、謎めいた出来事が起こり、それを解明していくストーリーというものも含まれる。特に、犯罪が起こって、その謎を解明していく人物が刑事や探偵の場合、「推理もの」と呼ばれている。

このジャンルはシャーロック・ホームズが活躍するコナン・ドイルのシリーズや、アガサ・クリスティの作品など、小説の世界で一ジャンルとして「推理小説」として19世紀に数多くの作品が生まれたのが起源となっている。日本でも、江戸川乱歩や横溝正史がこのジャンルに於ける人気作家となり、今日の基礎を築いた。そして大きく発展させることになったのは映画の登場であって、推理小説の映画化作品が多数生まれ、人気を得ることになった。また、舞台化も数多く行われている。TVが登場してもこの傾向は続き、数多くのTVドラマも製作されている。(言うまでもなく「ケータイ刑事」シリーズもも典型的なミステリー作品である。)

このジャンルの作品は、「犯人は誰だ?」ということが最大のポイントとなっていて、物語の最後でそれが明らかにされる、という展開の作品が多いのだが、いつ頃からか、犯人の動機や犯行方法、及びトリックなどを明らかにすることを主眼とした作品が数多く登場するようになった。→パズルを解くような作品であることから「パズル・ミステリー」と呼ばれる。

「パズル・ミステリー」の作品では、犯人は早い内に誰であるのかが明らかにされることが多く、また、明らかにされなくても、誰が犯人なのかは直ぐに分かるものが多い。が、何らかのトリックが用意されていて、暗号(例えば「ダイイング・メッセージ」など)を解いたり、犯行のトリックを解いたりしないと、事件は解決せず、犯人が逮捕できないような展開となっている。(実際、警察が犯人を逮捕するのも、謎を解明しないことには先に進みません。)→これによって、読者や視聴者も謎解きに参加する幅が広がり、ミステリーのジャンルがより奥深いものとなった。(「ケータイ刑事」もこの路線の作品であり、犯人が誰かではなく、トリックに凝っていて、それを解いていくのが面白い物語となっている。)

ちなみに、ちゃんを演じた黒川芽以さんが出演している「クラシックミステリー 名曲探偵アマデウス」は、クラシック音楽に関する謎を解いていくという内容であって、「謎解き」が物語の柱になっている。よって、これも立派な「ミステリー」である。(犯罪が起こらない「ミステリー」でもある。)

英語では「Mystery」、ドイツ語では「Rätsel」、フランス語では「Mystère」、イタリア語では「Mistero」、スペイン語では「Misterio」、ポルトガル語では「Mistério」、中国語では「神秘」と言う。

遺作」:本来の意味は、死亡した人が生前に残した作品(芸術的作品)のことである。(この言い方ではその人が発表した作品全てが該当することになってしまう。)または、死後に未発表の作品が発見された場合、その未発表の作品のことを指す。(この言い方でも複数の作品が該当することがある。)現在では、一般的に、その人が最後に遺した作品のことを指す。

遺作は完成した作品だけでなく、未完成の場合もある。(未完成であってもその作品がその人の最後の作品であれば「遺作」という。)尚、複数の作品を平行して創作中であれば、複数の未完成作品が遺作となる場合もある。尚、小説家の場合、未完成の遺作であれば「絶筆」と言うこともある。

尚、一人で制作するものではない分野の作品(映画、音楽など)の場合は、俳優、音楽家が生前最後に出演した作品のことを「遺作」と呼ぶ。
英語では「Posthumous Work」、ドイツ語では「Posthume Arbeit」、フランス語では「Travail Posthume」、イタリア語では「Lavoro Postumo」、スペイン語では「Trabajo Póstumo」、ポルトガル語では「Trabalho póstumo」、中国語では「遺作」と言う。

東北弁」:方言の一つであって、東北地方で話されている日本語の方言の総称である。大別すると「北奥羽方言」と「南奥羽方言」とに分けられる。前者は青森県、岩手県北中部、秋田県、山形県庄内地区、新潟県北部(阿賀野川以北)で使用されているものが分類され、後者は岩手県南部、宮城県、山形県内陸部、福島県で使用されているものが分類される。(それぞれ、類似しているものの、更により細かく分類される。)

鼻にかかる特徴的な発音があることから「ズーズー弁(ずうずう弁)」と呼ばれることもある。

英語では「Tohoku Accent」、ドイツ語では「Tohoku-Akzent」、フランス語では「Tohoku Accentuent」、イタリア語では「Tohoku Accentua」、スペイン語では「Tohoku Acentúan」、ポルトガル語では「Tohoku Acentuam」、中国語では「東北方言」と言う。

 

ケータイ刑事 銭形結 DVD-BOX

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  • 出版社/メーカー: Happinet(SB)(D)
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自殺の心理学 (講談社現代新書)

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  • 作者: 高橋 祥友
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  • 発売日: 1997/03/19
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自殺論 (中公文庫)

自殺論 (中公文庫)

  • 作者: デュルケーム
  • 出版社/メーカー: 中央公論社
  • 発売日: 1985/09
  • メディア: 文庫
抗不安薬・睡眠薬・抗うつ薬・気分安定薬の使い方―レジデントハンドブック・Case Study

抗不安薬・睡眠薬・抗うつ薬・気分安定薬の使い方―レジデントハンドブック・Case Study

  • 作者: 上島 国利
  • 出版社/メーカー: アルタ出版
  • 発売日: 2006/12
  • メディア: 単行本
詳しくわかる睡眠薬と精神安定剤 (詳しくわかるシリーズ)

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  • 作者: 福西 勇夫
  • 出版社/メーカー: 法研
  • 発売日: 2003/03
  • メディア: 単行本
不眠症と睡眠薬―患者さんの疑問に答えるQ&A

不眠症と睡眠薬―患者さんの疑問に答えるQ&A

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  • 出版社/メーカー: フジメディカル出版
  • 発売日: 2005/01
  • メディア: 単行本
睡眠薬―快適睡眠のための安全で効果的な飲み方

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  • 作者: 田中 正敏
  • 出版社/メーカー: 保健同人社
  • 発売日: 2002/05
  • メディア: 単行本
ミステリーの書き方

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  • 作者: 日本推理作家協会
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2010/12
  • メディア: 単行本
もっとすごい! このミステリーがすごい! (別冊宝島 1503 カルチャー&スポーツ)

もっとすごい! このミステリーがすごい! (別冊宝島 1503 カルチャー&スポーツ)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 宝島社
  • 発売日: 2008/02/07
  • メディア: 単行本
CD付き NHKクラシックミステリー 名曲探偵アマデウス

CD付き NHKクラシックミステリー 名曲探偵アマデウス

  • 作者: 『NHKクラシックミステリー名曲探偵アマデウス』制作チーム
  • 出版社/メーカー: ナツメ社
  • 発売日: 2010/10/18
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

東北弁連〈創刊号〉 (1981年)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 東北弁護士会連合会
  • 発売日: 1981/04
  • メディア: -

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ケータイ刑事銭形零18話(2nd.5話)[裏ネタ編]PART 3 [ケータイ刑事]

銭形零」の第18話(2nd.5話)「富豪刑事もビックリ!勝手にコラボレーション ~刑事まつり殺人事件」の「裏ネタ編」の2回目の増補となる今回は、冒頭でちゃんが身につけていた防寒具から「マフラー」について、「手袋」について、ちゃんは五代さんだと思い「変なんですけど」と言っていた男が着ていた「背広」について、柴田さんが口にした「洞察力」について、「ミス」について、「そっくり」について記します。尚、「マフラー」は「・13話[裏ネタ編]PART 9」で、「手袋」は「・5話[裏ネタ編]PART 7」で、「背広」は「・26話[裏ネタ編]PART 2」で「スーツ」として記したものを、「洞察力」は「・39話(2nd.26話・AS4話)[裏ネタ編]PART 14」で、「ミス」は「・4話[裏ネタ編]PART 6」で記した藻をベースにして、それぞれ加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事(BS-i(当時)の再放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。(この物語についての過去に記した裏ネタ編は2008/3/30付です。)

マフラー」:「防寒具」と「消音器」の2つのものがある。普通は前者のことを指し、冬場であればほぼ間違いなく前者のことを指す。後者の場合は特定の分野(内燃機関に関する分野)に関して言われるため、専門用語の一つという認識がされている。(「サイレンサー」または「消音器」という別の言い方もあって、そちらの方がよく使われている。)

この物語では、冬場に零ちゃんが身につけているものであるため、前者である。

防寒具の「マフラー」は、寒さを防ぐために、首の回りに巻く細長い布のことである。日本語では「襟巻」または「首巻」と言うこともある。素材は布であるが、主に絹、毛織物、毛皮、毛糸などで作られるのが一般的である。

似たものとして、「スカーフ」や「ネッカチーフ」があるが、「スカーフ」は基本的には方形の布であって、一般的には薄手の布であって、用途は装飾用である。(防寒具ではない。)また、「ネッカチーフ」は「スカーフ」と大差はないものの、特に制服の一部になっている「スカーフ」のことを指すことが多く、ボーイスカウトやガールスカウトの制服としてお馴染みとなっている。また、装飾目的だけでなく、保温、防塵という役割も持っているので、「防寒具」の役割もあるのだが、一般的に使用する防寒具ではなく、制服にコーディネートされた防寒具寝かねるもの、と言った方がよい。

一方、「マフラー」は長方形の布であって、厚手の布と言うのが基本である。用途も防寒用ということが第一となっている。(外見上は布質と形状が異なっており、第一意の用途としてはスカーフは「装飾用」、マフラーは「防寒用」が基本である。)但し、現在では「マフラー」もファッション・アイテムの一つとなっていて、デザインを含めて装飾用という所が主眼になってきている。(が、第一意の用途はあくまでも防寒具である。)

俳句の世界では、「マフラー」「襟巻」「首巻」は全て防寒具であるために冬の季語である。また、英語では「Muffler」と言うが「Scarf」という単語にも日本語で言う「マフラー」が含まれている。(但し、英単語の「Scarf」には「テーブルクロス」という意味もある。)ドイツ語では「Schal」、フランス語では「Écharpe」、イタリア語では「Sciarpa」、スペイン語では「Bufanda」、オランダ語では「Sjaal」、ポルトガル語では「Cachecol」、中国語では「領子卷」という。

ちなみに「消音器」の「マフラー」は、内燃機関(エンジン)に設けられているものであって、排気ガスが排出される際に出る音(排気音)を低減するための装置である。「消音器」または「サイレンサー」と呼ぶこともある。アメリカ英語では防寒具のマフラーと同じ「Muffler」と言うが、イギリス英語では「Silencer」と言う。また、銃の発射音を消すための装置は「消音器」または「サイレンサー」と呼び、「マフラー」とは言わない。(米英のいずれでも「Silencer」と言う。)

手袋」:手の装飾のため、または手の防寒のため、若しくは保護のために用いるものであり、手に装着する衣服の一つである。特に、防寒具としてのものは古くからあるものである。

構造としては、指の部分が5本の指が1本ずつ独立しているものと、親指のみが他の4本の指と独立しているものとがあり、前者を「手袋」「グラブ」「Glove」と言い、後者を「ミトン」「Mitten」と言って一応区別されている。(但し両者とも広義の「手袋」の仲間である。)防寒用のものは両者があるが、装飾用のものと保護用のものは基本的に5本の指が独立しているのが普通である。また、装飾用のものでは指の部分が露出するような構造になっているものもある。(「オープンフィンガーグローブ」と呼ばれている。)

使用される素材は、基本的には布であって、使用される布の種類も様々である。また、革製のものもある。(防寒用のものでは毛皮を使ったものもある。)その一方で、保護用の手袋としては、ビニール、ゴム、金属などを素材としているものもある。(素手で掴むと危険なものを扱うためでもあるので、丈夫な素材が使われることになる。)また、その仲間として、医療従事者が感染症を防ぐ目的で使用するものがあって、手術などの微妙な指先の動きを阻害しないように、手をピッタリと多う薄い素材(ゴム)というものもある。また、西欧では飲食店、特に厨房の従業員が手袋をして調理を行うことは珍しいことではなく、そこでも薄手のビニールやゴム製のものが使用されている。(食品工場での作業者の手袋着用は当たり前になっている。)

尚、「軍手」と呼ばれるものがあるが、これは「軍用手袋」の省略形であり、旧日本軍が使用していた日本独自のものである。戦後になって、軍は無くなったが、軍で使用していたものが一般用の作業手袋として広まったものである。

歴史は古く、記録のあるものとしては古代ギリシア時代まで遡る。防寒具として、または手の保護のためとして使用されていたが、13世紀頃になると、ファッションの一つとしての利用が見られるようになる。そしてこの用途での使用はヨーロッパの王侯貴族の間で広まっていき、競い合うように派手な飾りが付いていったり、宝石を使用したような手袋まで生まれている。(王侯貴族の間では、見た目の豪華さが最優先であって、実用性という観点ではまったく使えないものへと進んで行くことになった。)一方、防寒用、及び保護用としての手袋は、一般の間では定着して普及した。

俳句の世界では、手袋は基本的に防寒具ということになっているため、冬の季語である。また、英語では「Glove」若しくは複数形の「Gloves」(一部のものは「Mitten」と言う。)、ドイツ語では「Handschuhe」、フランス語では「Gants」、イタリア語では「Guanti」、スペイン語では「Guantes」、ポルトガル語では「Luvas」、中国語では「手套」と言う。

背広」:衣服の一つであって、共布で出来た上下ひと揃いとなった衣服のことである。特に「ビジネス用途の衣服」を指すのが一般的である。また「スーツ」という言い方も定着している。また、「背広/スーツ」と言うと、基本的には男性用の衣服のことを指し、女性用の(同じ用途の)衣服は「レディーススーツ」と言う言い方がされる。

背広は基本的にズボンと上着のセットである。下着の上から着ることになるが、上着の下にはYシャツと呼ばれるものを着て、ネクタイを着けるというのが一般的であって、「背広の上着」はあくまでも上着として扱われることになる。

尚、「スーツ」と言った場合は、特撮ヒーローや怪人/怪獣の着ぐるみに関しても、それを「スーツ」と言うが、これは「背広」という言い方はされない。

英語では「Suit」、ドイツ語では「Anzug」、フランス語では「costume」、イタリア語では「abito」、スペイン語では「traje」、ポルトガル語では「Terno」、中国語では「套裝」または「西服」と言う。

洞察力」:「洞察」とは、物事を観察して、その本質を見抜くこと、物事の奥底にあることを読み取ること、または見通すことを言う。これは、ある事態に対して十分な情報が無くても、その時の状況や成り行き、今後の変化に対する予測などを見抜くことである。また、これによって、その物事の問題点や対応策、共通点などをその場で知る(見抜く)ことになるので、その後の対処に素早く入ることが可能になる。刻一刻と事態が変わっていくだけに、対処が(適切であって)早いと、それによって怒る被害を小さくすることが可能になる。(後手後手に回ったり、不適切な対処をしていると、事態をより悪化させてしまい、「人災」と呼ばれることにもなる。)

「洞察力」は、洞察する能力のことである。洞察力があれば、物事に対処する場合、適切な手を打つことが早く出来るため、とても重要な能力と言うことになる。→前例に倣って対処するようなやり方では、洞察力は必要ないかも知れないが、そういうお役所仕事のようなことをやっていると、現代では...

英語では「Insight」(内容によっては「Penetration」や「Intuition」が使われる。)、ドイツ語では「Einblick」、フランス語では「Perspicacité」、イタリア語では「Acume」、スペイン語では「Visión」、ポルトガル語では「Perspicácia」、中国語では「洞察力」と言う。

ミス」:「失敗」のことである。英語では「miss」であるが、これは未婚女性の敬称として使用される言葉と同じ綴りである。(一応、「失敗」を意味する場合は「miss」(先頭の「m」を小文字表記)、未婚女性の敬称として使用する場合は「Miss」(先頭の「M」を大文字表記)と表記するが、口語では区別出来ない。)また、重度の失敗の場合は「Error」という言い方がされる場合があるが、「Error」の場合は機械的なものの誤りというニュアンスがあり、ケアレスミスのような人が行うような小さな誤りや失敗のことは基本的に「miss」と言う。

また、この「miss」とは「失敗」「誤り」「失策」等を意味する「Mistake」の省略した言い方でもある。同じ綴りで未婚女性を指す「Miss」という単語(意味は「女主人」「女将」を意味するが、これは同意の単語である「Mistress」の省略形である。)があるが、最初の「M」を小文字/大文字とすることで、筆記した場合は区別することになる。(発音した場合は前後の文脈で区別することになる。)

「ミス」と言っても小さなものから大きなもの(重大なもの)まで様々である。特に小さなミスは誰にでも、そしていつでも起こることである。(と言うよりも、失敗をしない人というのは、まず存在しない。)重要なのは、ミスを回避することではなく、ミスをした場合の対処である。

「ケータイ刑事」では犯人が小さなミスをして、それを銭形が見逃さず、そのミスが命取りとなって犯行がばれるとか、犯行の決定的な証拠となることが多いが、数は少ないものの、銭形姉妹も(小さな)ミスをすることがある。→完璧な人はいないということですね。)この物語は数少ない銭形姉妹のミス(と言っても、犯人が犯して命取りになるような大きなミスではないですが...)が見られる物語である。

英語では「Mistake」、ドイツ語では「Fehler」、フランス語では「Erreur」、イタリア語では「Errore」、スペイン語では「Error」、ポルトガル語では「Engano」、中国語では「失敗」と言う。

そっくり」:非常によく似ていることを言う。人の場合は「瓜二つ」「生き写し」という言い方もある。また物の場合(贋作を含む)は「実物とそっくり」「見分けが付かない」というような言い方がされる。

人の場合はどちらかと言うと良いニュアンスで使われる言葉であるが、物の場合は「ニセモノ」というイメージがあるため、悪いニュアンスで使われることが多い言葉でもある。

この物語では、人に対して言っている(五代さんと鎌倉警部)ので、特に悪いというニュアンスはなく、「瓜二つ」というになる。(が、同じ役者が演じているだけに、当然と言えば当然ですね。)

英語では「Entirely」「Living」「Naturaly」「Lifelike」などと言い、ドイツ語では「Ganz」、フランス語では「Tout à Fait」、イタリア語では「Completamente」、スペイン語では「Completamente」、ポルトガル語では「Completamente」、中国語では「一模一樣」と言う。

 

ケータイ刑事 銭形零 DVD-BOX II

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  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • メディア: DVD

裏も楽しい手編みのマフラー

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  • 作者: 嶋田 俊之
  • 出版社/メーカー: 文化出版局
  • 発売日: 2010/10/08
  • メディア: 大型本
みんなの、まきもの50―マフラー・ストール・ショール…

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  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 文化出版局
  • 発売日: 2009/09
  • メディア: 大型本
手ぶくろ人形の部屋―作ってあそぶ・作って演じる

手ぶくろ人形の部屋―作ってあそぶ・作って演じる

  • 作者: 高田 千鶴子
  • 出版社/メーカー: 偕成社
  • 発売日: 1982/06
  • メディア: 単行本
[新版]男の服装術 スーツの着こなしから靴の手入れまで

[新版]男の服装術 スーツの着こなしから靴の手入れまで

  • 作者: 落合 正勝
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2004/01/22
  • メディア: 単行本
洞察力―本質を見抜く眼力の秘密 (PHP文庫 ナ 1-1)

洞察力―本質を見抜く眼力の秘密 (PHP文庫 ナ 1-1)

  • 作者: 中山 正和
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 1988/02
  • メディア: 文庫
失敗の心理学―ミスをしない人間はいない (日経ビジネス人文庫)

失敗の心理学―ミスをしない人間はいない (日経ビジネス人文庫)

  • 作者: 芳賀 繁
  • 出版社/メーカー: 日本経済新聞社
  • 発売日: 2004/10
  • メディア: 文庫
事務ミスを防ぐ知恵と技術―不祥事の未然防止と職場活性化のために

事務ミスを防ぐ知恵と技術―不祥事の未然防止と職場活性化のために

  • 作者: 宮崎 敬
  • 出版社/メーカー: 近代セールス社
  • 発売日: 2009/09
  • メディア: 単行本
失敗のメカニズム―忘れ物から巨大事故まで (角川ソフィア文庫)

失敗のメカニズム―忘れ物から巨大事故まで (角川ソフィア文庫)

  • 作者: 芳賀 繁
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2003/07
  • メディア: 文庫
ほらそっくり

ほらそっくり

  • 作者: accototo
  • 出版社/メーカー: 教育画劇
  • 発売日: 2009/02
  • メディア: 単行本

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「ALL THE MARBLES(THE CALIFORNIA DOLLS)」 [映画(洋画)]

「刑事コロンボ」でお馴染みのピーター・フォーク追悼という意味で、もう1本、彼の主演作品を取り上げることにします。

表題の作品は1981年のアメリカ映画「カリフォルニア・ドールズ」である。日本での劇場公開は1982年6月であった。尚、公開時は原題「ALL THE MARBLES」、邦題「カリフォルニア・ドールズ」であったが、後に原題の方が「THE CALIFORNIA DOLLS」に修正されている(邦題は変更無しである。)作品である。また、名匠と呼ばれたR・アルドリッチ監督の遺作になった作品でもある。2人組の女子プロレスラー・カリフォルニア・ドールズとそのマネージャーのトリオが繰り広げるロード・ムービーであって、アクションとお色気で楽しませてくれる娯楽作品である。

作品データを記しておくと、時間は112分、監督はロバート・アルドリッチ、脚本はメル・フローマン、撮影はジョセフ・バイロック、音楽はフランク・デ・ヴォールである。そして出演は、ピーター・フォーク、ヴィッキー・フレデリック、ローレン・ランドン、バート・ヤング、トレイシー・リード、リチャード・ジャッケル、ミミ萩原、ジャンボ堀、ブリンク・スティーヴンス、クライド草津、ブライアント・キング、クローデット・ニーヴェン、たちである。

女子プロレスラーのアイリスとモリーはカリフォルニア・ドールズというチームを組んで活動していて、美人レスラーとして知られている。彼女たちにはマネージャーのハリーが付いていて、ア人でいつも行動し、巡業を続けている。試合でも次第に力を付けていき、苦戦しながらも勝ちを得ていくカリフォルニア・ドールズ。やがて、彼女たちは日本人チーム(ミミ萩原とジャンボ堀)との試合を行い、苦戦の末に勝利する。この時、日本人チームが出した技を覚えるように進言したハリーは、2人が一流になるまで頑張っていた。が、この試合の後、ギャラを受け取りにプロモーターの所にハリーが行くが、宣伝費と税金で手元に金がないとして、約束の金額を受け取れなかった。すると怒ったハリーはプロモーターの車を叩き壊すという激しいところを見せていた。

そんなカリフォルニア・ドールズは、人気と実力を矛の黒人チームのタイガーズだった。この試合にカリフォルニア・ドールズは勝利を得た。しかし、収入の方は伸びず、ハリーは泥んこ試合を取ってきて、2人は屈辱に耐えていた。やがて、タイガーズとの再戦が巡ってくるが、ここではレフリーの不当な判定もあって負けてしまう。しかし、2人にはこれがいい経験にもなった。再びカリフォルニア・ドールズは調子を上げていき、勝利を重ねていく。そして人気も私大に出てくるようになる。そしてチャンピオンの座を賭けて、タイガーズと対戦するチャンスを得た。試合は壮絶なものとなって、回転逆海老固めによってカリフォルニア・ドールズが逆転勝利を納め、遂にチャンピオンの座を手に入れた。

クライマックスのチャンピオンの座を賭けた試合は、最初から結末が分かってしまうような盛り上げ方で迎えることになるのだが、場の雰囲気は映画「ロッキー」(結末まで考えたら「ロッキー2」と言った方が良いですかね...)に通じるものがあって、盛り上がっていく会場の雰囲気が実によい。そんな中、決着の方も「劇的」という言葉通りというのは、こういう作品ではベタであるが、やはり良いものである。そういう意味では、これもお約束であるのだが、2人の重ねてきた試練や苦労がしっかりと描かれているからこそ引き立つものである。また、巡業を続けて移動していくということでは、ロードムービーでもあって、構成も実に美味く考えられている。

また、日本人チームとして登場するミミ萩原とジャンボ堀は劇中では主人公の引き立て役になっているが、本物の女子プロレスラーであるので、ファイト・シーンの迫力は本物であって、こういう所はアメリカ映画らしいところでもある。

ベタな展開のサクセス・ストーリーであるのだが、P・フォークが演じるマネージャーとの凸凹トリオによるのも面白いところであって、結末が分かっていても熱くなれる作品である。が、かつてはLDでリリースされていたが、DVD化もされておらず、ソフトが無いのが残念な作品である。

 

↓本作のチラシです。

↓P・フォークというと、やはりこの作品ですね...

刑事コロンボ 完全版 コンプリートDVD-BOX

刑事コロンボ 完全版 コンプリートDVD-BOX

  • 出版社/メーカー: ジェネオン・ユニバーサル
  • メディア: DVD

新・刑事コロンボ DVD-SET 【ユニバーサルTVシリーズ スペシャル・プライス】

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  • 出版社/メーカー: ジェネオン・ユニバーサル
  • メディア: DVD


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「女の警察」(その3) [映画(邦画)]

今回は、1969年に製作されたもう1本で、シリーズ第2作となる作品について記します。尚、劇場公開は1969年5月のことであった。

シリーズ第2作続女の警察
作品データを記しておくと、1969年の日活作品で、時間は82分、原作は梶山季之、監督は江崎実生、脚本は中西隆三、撮影は横山実、美術は佐谷晃能、音楽は佐藤允彦である。そして出演は、小林旭、藤竜也、小山ルミ、小山明子、丘みつ子、郷えい治、高品格、崔蘭郷、青江三奈、牧紀子、長谷川照子、西恵子、西城琴江、戸上城太郎、山田禅二、久遠利三、杉江広太郎、柳瀬志郎、小柴隆、白井鋭、たちである。

ホステス集めのスカウトとして名を馳せている篝は、女たちからは人望を集めて「女の警察」と呼ばれている。ある夜、篝は自分の店のホステス・京子を引抜こうとしたクラブ「アロン」を訪れた。その店のマダム久代は、彼がバーテンをしていた5年前に将来を約束した相手・久美の姉だった。久美はある日突然、行きずりの中年男と心中をしてしまったが、篝は今でもそれが信じられなかった。その後で、篝の元に情報コンサルタントの早崎が千絵という娘を連れてやってきた。そして千絵は、久美と心中を図った男の妹ということだった。千恵は事件の真相を教えて欲しいということだった。更に、篝は、ホステスの京子や由美子を引き抜こうとしているのは新宿を根城とする阿久根組であることを知る。まもなく、クラブ「アロン」は酒の密輸で警察に挙げられ、阿久根組が「アロン」を買収し、京子は失綜してしまった。篝は、完全に5年前の事件も関係していると判断して、弟分の次郎と共に5年前の事件の真相を探り始めた。しかし、阿久根は悪徳弁護士・藤倉を介して、篝の行動を妨害し、引き抜いた集めた女たちを外国に売り飛ばす手筈を整えていた。その頃、久代は韓国の実業家・崔の雇われマダムとして、新たなクラブを開店した。しかし、藤倉が合法的な範囲での営業妨害を行ったため、客は全く入らなかった。そして、阿久根は、邪魔な存在の崔父娘に対して、久美の心中事件と同じことを行って崔父娘を消そうとした。しかし、長年阿久根を追っていた早崎が、2人を駐車で眠らせて、放火して心中に見せかけるという手口を知って篝に伝えたことで、篝たちが駆けつけた。崔父娘は救出され、阿久根と藤倉は篝と次郎にコテンパにやられ、警察に引き渡された。

前作同様のミステリー・サスペンスという雰囲気で物語が進んで行き、アクションという要素はクライマックスまでオアズケ状態となっているというのは変わらない。また、前作と同様にホステス役の女優陣が華やかであって、これがあるので娯楽作品という体裁を保っている感じがする。ただ、娯楽作品の看板となる絶対的なセールスポイントが無く、サスペンス調の展開にしても、少ない小林旭のアクションにしても、画面に華を添える存在の女優陣にしても、そのいずれもが中途半端に纏まっているのは、実に惜しいところである。(この辺りがDVD化されない理由ですかね...???→かつて、LDでリリースされていただけに、残念である。)

 

↓ソフトが無いので原作と、音楽関係を拾っておきます。

女の警察 (新潮文庫)

  • 作者: 梶山 季之
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1981/11
  • メディア: 文庫

女の警察 ~青江三奈ムーヴィートラックス

女の警察 ~青江三奈ムーヴィートラックス

  • アーティスト: 青江三奈; 佐藤允彦
  • 出版社/メーカー: インディペンデントレーベル
  • 発売日: 2007/11/24
  • メディア: CD


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SCRITTI POLITTI『CUPID & PSYCHE 85』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1985年に発表された彼らの2nd.アルバムであり、彼らのアルバムの中では最大のヒットを記録したアルバムである。ポスト・パンク、ニューウェーブ系のバンドとされている彼らであるが、その分類には当てはまらないようなファンキーなサウンドを聴かせているのが本アルバムである。尚、本アルバムは、本国イギリスでは最高位5位もオランダで9位、ニュージーランドで12位、スウェーデンで13位、アメリカで50位を記録している。

収録曲はオリジナルのLPでは全10曲、CDとカセットでは全13曲としてリリースされ、CDは現在でもその13曲収録となっているため、後ろの3曲は(現在でも)「ボーナス・トラック」とは呼ばれていない。収録曲は以下の通りである。『The Word Girl』『Small Talk』『Absolute』『A Little Knowledge』『Don't Work That Hard』『Perfect Way』『Lover To Fall』『Wood Beez』『Hypnotize』『Flesh & Blood』『Absolute (Version)』『Wood Beez (Version)』『Hypnotize (Version)』。

この中からシングル・カットされたのは全部で5曲である。1st.シングルの『Wood Beez』はイギリスで10位、ニュージーランドで26位を記録している。尚、アメリカでは1984年にアルバムに先行する形でリリースされた時は特にヒットしなかったが、1986年に再発された時に、BillboardのHOT 100で最高位91位を記録した。2nd.シングルの『Absolute』はイギリスで17位、ニュージーランドで26位を記録、3rd.シングルの『Hypnotize』はイギリスで68位、4th.シングルの『The Word Girl』はイギリスで6位、ニュージーランドで18位を記録、5th.シングルの『Perfect Way』はイギリスで48位、アメリカで11位を記録して、1986年のBillboard年間シングル・チャートでは64位にランクインしている。(この後にアメリカで『Wood Beez』が再発されている。)

お薦め曲としては、ヒット・シングルである『Wood Beez』『Perfect Way』『Absolute』『The Word Girl』、そして『Lover To Fall』をピックアップしておく。

本アルバムは完成度が高く、捨て曲がない充実したものに仕上がっている。サウンドを聴くと'80's中期のものとは思えないファンキーでありながらも密度の高い独特のサウンドを聴かせてくれる。そして現在でも陳腐化していない輝きを感じることが出来る。本アルバムは、確かに'80'sサウンドであるのだが、'80'sという枠の中にはとても収まり切れないスケールの大きさもあるだけに、一度は聴いておきたいアルバムの一つである。

 

Cupid & Psyche 85

Cupid & Psyche 85

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Warner Bros / Wea
  • 発売日: 1987/07/06
  • メディア: CD

キューピッド&サイケ’85

キューピッド&サイケ’85

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2006/09/06
  • メディア: CD

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ケータイ刑事銭形零18話(2nd.5話)[裏ネタ編]PART 2 [ケータイ刑事]

今回からの「銭形零・裏ネタ編」の増補作業は2nd.5話(通算では18話)の「富豪刑事もビックリ!勝手にコラボレーション ~刑事まつり殺人事件」に突入です。今回はサブタイトルにある言葉から、「富豪刑事」について、「コラボレーション」について、「刑事」について、「まつり」について記します。尚、「富豪刑事」と「コラボレーション」は「・18話(2nd.5話)[裏ネタ編]」で、「刑事」は「・13話[裏ネタ編]PART 3」で記したものをベースにして、それぞれ加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事(BS-i(当時)の再放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。(この物語についての過去に記した裏ネタ編は2008/3/30付です。)

富豪刑事」:元々は、筒井康隆原作の連作推理小説である。これが発表されたのは1978年のことであって、4編から構成される短編小説である。そして、この小説を原作として、2005年の第一四半期にTVドラマ化された。また、それが好評だったことを受けて、2006年の第二四半期には第2弾となる「富豪刑事デラックス」が製作された。(共に全10話である。また主演は深田恭子である。)

原作小説では、主人公は男であったが、TVドラマではこれを女に変えているという違いがある。しかし、それ以外のコンセプトなどは変わっていない。主人公は大富豪・神戸喜久右衛門の息子(小説)/娘(TVドラマ)である。金銭感覚が普通ではなく、事件の捜査には金をつぎ込むなど常人離れしているキャラの持主である。そんな主人公が事件の捜査に(金を使った)提案を行ったりして事件を解決していくというものである。

尚、この物語の本放送は2005/1/30であって、丁度「富豪刑事」も(地上波、しかもテレ朝系なので他局も他局である。)放送されていた時期である。五代さんを演じている山下真司が鎌倉警部を演じていたこともあるが、本放送中の他局のドラマのキャラクタが登場するという異例のことであるが、そういうことをやってしまったのがBS-iらしいところである。(こういう所はBS-TBSに社名が変わると、完全に無くなってしまった...)

とは言っても、スタッフ(監督、脚本)で「ケータイ刑事」に関わった人は1人もいない。一方、役者としては、五代さんの山下真司が鎌倉警部でレギュラー出演しているが、ゲスト出演者の中には「ケータイ刑事」に出演したことのある人もいるが、さほど多くない。(「ケー刑事」レギュラー経験のある佐藤二朗、松崎しげる(当時は「ケータイ刑事」出演前である。)のゲスト出演と、「ケー刑事」でゲスト出演したことのある人が数人である。)

また、第1弾の「富豪刑事」の主題歌は『愛のメモリー』であったが、この曲は言うまでもなく松崎しげる(当然、松山さんです。)がオリジナルのあのヒット曲である。ドラマでは及川光博がカヴァーしていたので、松崎しげるは関係していないものの、後に松山さんとして「ケータイ刑事」に登場したことを考えると、これもネタに出来ましたね。(但し、当時は松山さんはまだ「ケータイ刑事」との接点は全くありませんでしたけど...)

コラボレーション」:元々の意味は「協同」「協力」「合作」「共同制作」である。日本語では「コラボ」と言うように省略して言われることもある。音楽や漫画では昔からしばしば行われていて、比較的見られた企画でもある。映像作品(映画やTV)の世界ではさほど多くなかったのだが、'90年代になってからは多く見られるようになってきた。これは、'80年代に映画と音楽とのコラボによるヒット作品が次々と生まれたことから「コラボ」という企画が商業的に大きなものになるという認識が定着したためである。

音楽の世界では'80年代には盛んに行われるようになって、'90年代では当たり前となり、21世紀になってからはやり過ぎのようになっている。(「フィーチャリング」という言葉が使われているものは基本的にコラボである。)→常に汲んで行うようになると、それは「コラボ」とは言わないのだが、最近は「コラボ」という言葉を「フィーチャリング」に置き換えて常習化してしまい、本来の意義を失って知る...

'90'sになってからは、'80'sの映画と音楽のコラボの成功で、全くの異業種の企業(例えば、雑誌社と特定企業など)が組んで、当時は「共同企画」と言って色々と生まれてくるようになった。更に、それが商業的に成功したこともあって、雑誌が他のメディアとしてTV媒体に変わり、TV局がコラボに参入するようになった。(よくあるのは映画会社とのコラボで、そこに主題歌(=音楽業界)が絡んだコラボは今や当たり前になった。)

ところで、音楽の世界では「Featuring(フィーチャリング)」、「Tribute(トリビュート)」、映画やドラマの世界では「Hommage(オマージュ)」と呼ばれるものがあるが、これらと「コラボ」が混同されているが、本来は完全な別物である。「コラボ」は単に共同制作/合作というものであるが、「フィーチャリング」は「客演」という意味があってメイン・アーティストのアルバムに参加する場合に使われる。(あくまでも「客演」であって、メインにはならない。しかし「コラボ」の一種と言うことも出来るため、最近は「コラボ」という言葉を置き換えて、本来の意味とは異なった領域でも「フィーチャリング」という言葉が使われるようになっている。)

一方、「トリビュート」は「賞賛」という意味があって、他への賞賛として捧げられるものである。(コンサートではよく見られる。場合によっては「コラボ」になり得る場合もあるし、なり得ない場合もある。)「オマージュ」は「尊敬」「敬意」と言う意味があり、先人に敬意を払いながら似たような作品を創作することであり、映画やドラマに多く見られる。(この場合は「コラボ」にはならないことが多い。)ただ、「敬意」の無い「オマージュ」は単なる「パクリ」でしかなく、この辺りの誤解が多いのも(悲しいかな)事実である。

今回の物語のサブタイトルに「勝手にコラボレーション」とあるのは、「富豪刑事」との共同制作ではないので、「勝手に」という言葉が付いているのであればあながち誤りということにはならない部分がある。しかし、「コラボ」という単語は(基本的に)共同制作という体制になるので、「勝手に」であれば「コラボ」という言葉を使うのは間違っている。→「勝手にコラボレーション?」というように疑問符を入れておけば、コレラの状況を全て現していることにはなりますが...

英語では「Collaboration」、ドイツ語では「Zusammenarbeit」、フランス語では「Collaboration」、イタリア語では「Collaborazione」、スペイン語では「Colaboración」、ポルトガル語では「Colaboração」、中国語では「協作」と言う。

刑事」:いくつかの意味があるが、普通に「刑事」と言うと、主として犯罪捜査活動に従事する私服警察官のことを指す。(但し、この言い方は、法的な正式名称ではなく、俗称として定着している言葉である。正式名称ではないので、「刑事」という職名も階級も存在しない。刑事として働いている人の(警察での)階級は、普通は巡査部長か巡査、呼びその指揮者である警部または警部補である。)尚、一部の刑事のことを「部長刑事」(こういうタイトルの30分枠の刑事ドラマがかつてありましたね。40年以上続いた長寿番組でした。)と呼ぶが、これは階級が巡査部長である刑事のことである。(または「デカ長」と言うこともある。)→高村さんと松山さんは「刑事」であるが、五代さんは「部長刑事」なんですね。

元々は犯罪捜査活動を行う「刑事係巡査」のことを指していたが、これの省略形という形で「刑事」と呼ばれるようになり、その言い方が定着したものとされている。

また「デカ」と呼ばれているのは、明治の警察官が制服ではなくて角袖の和服着物を着ていたことから、追われる方の人々の間で刑事のことを、「角袖(かくそで)」を倒語にして「そでかく」と呼んでいて、その一部分である「でか」が刑事のことを指す隠語として定着したものである。

もう一つのよく使われる意味としては、刑法の適用を受ける事柄のことを指し、「民事」に対する言葉として用いられる。(「民事」と「刑事」など)

尚、英語では「Detective」または「Operative」という。(但し、どちらの単語も「探偵」と言う意味もある。)また、ドイツ語では「Detektiv」、フランス語では「Détective」、イタリア語では「Rivelatore」、スペイン語では「Que descubre」、ポルトガル語では「Detetive」、中国語では「刑警」と言う。

まつり」:漢字では「祭」と記す。元々は宗教的な儀式で会って、神を祀ること、及びそのための儀式のこと、則ち「祭祀」のことであった。

古代で「祭」と言うと、宗教儀式のことを指していて、厳粛なものであった。時代が下ってきても、基本的に「祭」は宗教的な意味のある儀式であった。平安時代になると「祭」と言うと京都・賀茂神社の祭礼のことを指すようになり、時代が下っていくにつれて、賀茂神社に限定されることなく、神社仏閣で行われる記念の行事という意味が加わり、祝典の儀式、更に祝祭の行事を指すようになった。

また、秋に行われる農作物の収穫を祝い、神に捧げる収穫祭のことを指す。(この儀式は本来の意味の「祭」ということが出来る。)現在では、宗教的な儀式、式典という要素が全くないようなイベントなども「祭」と呼ばれるようになっている。(「祭」という言葉は、「言葉は時代と共に変わっていく」ということを言いあらわしている代表的なものの一つと言うことが出来る。)

俳句の世界では、季節を付けずに「祭」と言うと「夏」の季語である。(また「祭獅子」「祭太鼓」「祭笛」「祭囃子」「山車」「御輿」なども全て夏の季語である。)しかし、「春祭」/「秋祭」というように季節を現す言葉が入った場合はそれぞれ春、秋の季語である。(「夏祭」は夏の季語であるのは言うまでもない。)

英語では「Festival」、ドイツ語では「Fest」、フランス語では「Festival」、イタリア語では「Festa」、スペイン語では「Fiesta」、ポルトガル語では「Festival」、中国語では「祭祀」と言う。

 

ケータイ刑事 銭形零 DVD-BOX II

ケータイ刑事 銭形零 DVD-BOX II

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • メディア: DVD

富豪刑事 (新潮文庫)

富豪刑事 (新潮文庫)

  • 作者: 筒井 康隆
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1983/01
  • メディア: 文庫
富豪刑事 DVD-BOX

富豪刑事 DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
  • メディア: DVD
富豪刑事デラックス DVD-BOX

富豪刑事デラックス DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
  • メディア: DVD
コラボレーションの極意―協動を導くための5つのスキル

コラボレーションの極意―協動を導くための5つのスキル

  • 作者: ジェームス・W. タム
  • 出版社/メーカー: 春秋社
  • 発売日: 2005/07
  • メディア: 単行本
コラボレーション・プロフェッショナル―ゼロベース思考の状況マネジメント

コラボレーション・プロフェッショナル―ゼロベース思考の状況マネジメント

  • 作者: 齋藤 嘉則
  • 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
  • 発売日: 2006/05
  • メディア: 単行本
組織間コラボレーション―協働が社会的価値を生み出す

組織間コラボレーション―協働が社会的価値を生み出す

  • 作者: 佐々木 利廣
  • 出版社/メーカー: ナカニシヤ出版
  • 発売日: 2009/12
  • メディア: 単行本
企業間コラボレーション戦略―どのように協調的サプライチェーンを実現するか

企業間コラボレーション戦略―どのように協調的サプライチェーンを実現するか

  • 作者: ロナルド・K. アイルランド
  • 出版社/メーカー: 東北大学出版会
  • 発売日: 2008/09
  • メディア: 単行本
「裏」を見通す技術 勝ちたいあなたに捧げる刑事の「秘情報収集法」 (講談社プラスアルファ新書)

「裏」を見通す技術 勝ちたいあなたに捧げる刑事の「秘情報収集法」 (講談社プラスアルファ新書)

  • 作者: 飯田 裕久
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2010/06/22
  • メディア: 新書
まつり (講談社の創作絵本)

まつり (講談社の創作絵本)

  • 作者: いせ ひでこ
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2010/11/11
  • メディア: 単行本
天皇の「まつりごと」―象徴としての祭祀と公務 (生活人新書)

天皇の「まつりごと」―象徴としての祭祀と公務 (生活人新書)

  • 作者: 所 功
  • 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
  • 発売日: 2009/05
  • メディア: 新書
国家と祭祀―国家神道の現在

国家と祭祀―国家神道の現在

  • 作者: 子安 宣邦
  • 出版社/メーカー: 青土社
  • 発売日: 2004/07
  • メディア: 単行本
宮中祭祀―連綿と続く天皇の祈り

宮中祭祀―連綿と続く天皇の祈り

  • 作者: 中澤 伸弘
  • 出版社/メーカー: 展転社
  • 発売日: 2010/08
  • メディア: 単行本
日本の神々の事典―神道祭祀と八百万の神々 (New sight mook―Books esoterica)

日本の神々の事典―神道祭祀と八百万の神々 (New sight mook―Books esoterica)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 学研
  • 発売日: 1997/08
  • メディア: 単行本
葵祭の始原の祭り‐御生神事‐御蔭祭を探る―世界文化遺産・賀茂御祖神社(下鴨神社)の祭り

葵祭の始原の祭り‐御生神事‐御蔭祭を探る―世界文化遺産・賀茂御祖神社(下鴨神社)の祭り

  • 作者: 新木 直人
  • 出版社/メーカー: ナカニシヤ出版
  • 発売日: 2009/01
  • メディア: 単行本

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ザ・リリーズ『ゴールデン・ベスト』 [音楽(特撮/邦楽)]

表題のアルバムは2002年にリリースされたベスト盤である。彼女たちは双子のアイドル・デュオとして知られている。特に'60年代に人気を集めていた双子のザ・ピーナッツが引退したこともあって、双子のアイドルということで期待されたグループでもあった。ただ、アイドル的な活動もあったものの、歌の方は完全なアイドル路線ではなかったため、アイドルとしてよりもタレントとして知られている。

収録曲は以下の全18曲である。『好きよキャプテン』『すずらんの花』『恋のつぼみ君』『ひと夏ぼっちの恋』『水色のときめき』『初恋にさよなら』『恋する3秒間』『恋に木枯し』『恋のシュプール』『帰り道のマーチ』『オンリー・ワン』『春風の中でつかまえて』『太陽がいっぱい』『初恋スラローム』『恋あくび』『一度だけのスキャンダル』『Bonjour涙』『キス・ミー』。

彼女たちは'80年代に入っても活動を続けていたが、に収録されている曲は基本的に'70'sの間に発表した曲である。('80'sに入ってからはこれというヒット曲がない。)尚、最大のヒット曲は『好きよキャプテン』であるが、(デビュー曲と誤解されているが)これは彼女たちの2nd.シングルである。ちなみにデビュー曲は『水色のときめき』である。

彼女たちの主な曲は一通り網羅されているということで、特に不満のないベスト盤であるのだが、強いて言うと、発表順に収録して欲しかったというところが不満点である。尚、レコード会社の関係があるので、収録は難しいと考えられるので、1986年の『夫婦茶碗』(但し、名義は「吉田照美&リリーズ」である。)が収録されていないというのは仕方のない所である。(これが収録されていたら、それだけで価値が倍増しますけど...)

'70'sアイドルの中では、彼女たちは変わり種アイドルに分類されてしまい、アイドル的な歌も少ないため、マイナー・アイドル扱いされているのも事実である。しかし、そんな彼女たちのベスト盤がリリースされている(しかも内容的にかなり充実している。)のは嬉しい所である。

それにしても、歌のアイドルは'80'sアイドルのほうが充実しているが、'70'sアイドルの方が個性豊かであって、'80'sアイドルとは違った面白みがありますね。

 

ゴールデン・ベスト: ザ・リリーズ

ゴールデン・ベスト: ザ・リリーズ

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: EMIミュージックジャパン
  • 発売日: 2002/06/19
  • メディア: CD


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SIMPLE MINDS『ONCE UPON A TIME』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1985年に発表された彼らの8枚目のアルバムであり、彼らのオリジナル・アルバムの中では最もセールスの良かったアルバムである。チャート成績も、本国イギリスとオランダで1位、ニュージーランドで3位、スウェーデンで4位、豪州、フランス、スイスで7位、アメリカで10位(1986年のBillboard年間アルバム・チャートで24位)を記録している。

収録曲は以下の全8曲である。『Once Upon A Time』『All The Things She Said』『Ghostdancing』『Alive And Kicking』『Oh Jungleland』『I Wish You Were Here』『Sanctify Yourself』『Come A Long Way』。

この中からシングル・カットされたのは全部で4曲である。1st.シングルの『Alive And Kicking』はイタリアで1位を獲得したのをはじめ、アイルランドとオランダで2位、アメリカとカナダで3位、ニュージーランドで5位というように本国イギリス(7位)よりも大きなヒットとなった国が多く、世界的にも人気が爆発した。(アメリカでも、1986年のBillboard年間シングル・チャートでは17位にランクインする大ヒットになっている。)2nd.シングルの『Sanctify Yourself』はオランダで3位、アイルランドで4位、イギリスで10位、アメリカで14位を記録、3rd.シングルの『All The Things She Said』はアイルランドで4位、オランダで6位、イギリスで9位ニュージーランドで20位、アメリカで28位を記録、4th.シングルの『Ghostdancing』はアイルランドで3位、イギリスで13位を記録している。

お薦め曲は、シングル曲の『Alive And Kicking』『Sanctify Yourself』『All The Things She Said』の3曲と、アルバム・タイトル・ナンバーでもある『Once Upon A Time』をピックアップしておく。

また、本アルバムは2005年にDVD-Audio盤がリリースされたが、こちらは収録曲は同じであるが、多少、曲の時間の差があって、トータル時間は若干長くなっている。(当然、5-1サラウンドで収録されているので、より臨場感のあるサウンドを堪能出来るのは言うまでもない。)

本アルバムの直前に、映画「THE BREAKFAST CLUB」(邦題:ブレックファースト・クラブ)の主題歌『Don't You (Forget About Me)』を担当した彼らは、この曲が全米No.1ヒットになったということもあって勢いに乗った時期である。ただ、シングル曲のヒットの規模ということではそちらに及ばなかったこともあってか、本アルバムはクオリティは高いのにその影に隠れがちになっているのが残念な所である。

確かに、本アルバムからは突出した曲は無い。が、捨て曲がなく、全体的にハイ・レベルの曲が揃っていて、バラツキが小さい秀曲揃いである。(95点という曲は無いが、全ての曲が85点以上で粒ぞろいである。)それだけに、じっくりと聴いておきたいアルバムの一つである。じっくりと楽しみましょう!!

 

Once Upon a Time

Once Upon a Time

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Virgin Records Us
  • 発売日: 2003/06/10
  • メディア: CD

↓DVD-Audio盤はこちら

Once Upon a Time

Once Upon a Time

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: EMI Import
  • 発売日: 2005/08/31
  • メディア: DVD Audio


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