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SWING OUT SISTER『IT'S BETTER TO TRAVEL』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1987年に発表された彼らのデビュー・アルバムである。ジャズ系のサウンドをベースとしたポップなサウンドで、「スムーズ・ジャズ」「クール・ジャズ」に分類されているが、ポップなサウンドは親しみやすいものであり、ジャズとポップスとを近づけることにもなった。また、本アルバムは、本国イギリスでは1位を獲得したのをはじめ、ニュージーランドで13位、スイスで17位、豪州で23位、カナダで29位、アメリカで40位を記録している。(ちなみに、ゃよわゃと後半には日本でブレイクすることになるが、当時の日本では殆ど見向きもされなかった、ということであった。)

収録曲は以下の全13曲であるが、10曲目以降はオンリーの収録であった。但し、その部分の追加曲の内容は、現在で言うところの「ボーナス・トラック」らしい内容のものである。(リミックスなどの別バージョンである。)→同時リリースされたLPとカセット・テープでは9曲目までであったが、当時はCDへの移行期であった。CDを普及させるために、CDのみに追加曲を入れることで市場を変えようとしていた所でもありました。

収録曲は以下の通りである。『Breakout』『Twilight World (Superb, Superb Mix)』『After Hours』『Blue Mood』『Surrender』『Fooled By A Smile』『Communion』『It's Not Enough』『Theme From 'It's Better To Travel'』『Breakout (Nad Mix)』『Surrender (Stuff Gun Mix)』『Twilight World (Remix)』『Communion (Instrumental)』。

この中からシングル・カットされたのは5曲ということになる。(但し、3曲は本アルバムよりも先にリリースされているので、「シングル・カット」と言うと2曲と言っても良いですが...)1985年にリリースされたデビュー・シングルの『Blue Mood』はチャートインし無かったが、1986年に2nd.シングルとしてリリースされた『Breakout』はイギリスとニュージーランドで4位、アメリカとアイルランドで6位、豪州で12位などと言うように大ヒットを記録した。3rd.シングルの『Surrender』はアイルランドで3位、イギリスで7位、ニュージーランドで13位、オランダで15位を記録している。ここまでが本アルバムのリリース前にシングル曲として先にリリースされていて、それらのシングル曲をアルバムに収録している、と言っても良い。で、アルバム・リリース後に最初にシングル・カットされたのが『Twilight World』であるが、アイルランドとスペインで26位、アメリカで31位、イギリスで32位というように、チャート上では伸び悩んだ。その後にリリースされた『Fooled By A Smile』はスペインで23位、イギリスで43位というように、更に苦戦した。

お薦め曲は、彼らの代表曲である『Breakout』と『Surrender』、彼らの記念すべきデビュー曲である『Blue Mood』、シングル曲の『Twilight World (Superb, Superb Mix)』と『Fooled By A Smile』、そして『Communion』をピックアップしておく。

全体的に聴きやすいポップなサウンドであるが、ポップなサウンドとは少し雰囲気の異なるジャズのフレイバーがお洒落な雰囲気を醸し出している。'80's後半はワールド・ミュージックの台頭で、これまで異常に異ジャンルの音楽が融合した新しいサウンドが登場した時期でもある。ジャズはそれ以前にもポピュラー音楽との融合ということは行われていたのだが、お洒落なジャズというのは新鮮なものでもあった。

彼らは'90's中盤以降になると日本でも大きくブレイクすることになるだけに、彼らの1st.アルバムである本アルバムは聴いておくべきである。(ただ、彼らのサウンドというと、'90'sのものではなくてこちらなんですがね...)

 

It's Better to Travel

It's Better to Travel

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Island / Mercury
  • 発売日: 1987/01/01
  • メディア: CD

ベター・トゥ・トラベル+8(紙ジャケット仕様)

ベター・トゥ・トラベル+8(紙ジャケット仕様)

  • アーティスト: スウィング・アウト・シスター
  • 出版社/メーカー: USMジャパン
  • 発売日: 2010/02/24
  • メディア: CD

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「女の警察」(その1) [映画(邦画)]

懐かしの邦画ヒーローシリーズの第52弾として取り上げる作品は「女の警察」シリーズです。このシリーズは日活作品であり、主演は小林旭である。となると、人気シリーズの「渡り鳥」シリーズのような作品を期待してしまうが、本シリーズはそう言う作品ではなく、お色気を売りにした「風俗アクション・シリーズ」と言うことになっている。(日活の宣伝文句より。)が、「アクション」と言うのにはどうか?と思う所のあるシリーズでもある。

本シリーズは1969年と1970年に2本ずつ、全4作が製作されたが、当時の日活はかなり厳しい状況に追い込まれていた。(1969年に撮影所を手放し、1970年には本社ビルを明け渡すことになっている。)そんな時期に、「日活ニューアクション」として制作されたのが本シリーズである。そう言うこともあって、「お色気」を前面に出した作品となったため、主演の小林旭も霞んでしまったのもまた事実である。尚、当時の日活が抱えていた女優陣にとっては最後の一花と言ってもいいですが...(ちなみに、本作の後、1971年に日活は「にっかつロマンポルノ」をスタートさせている。)

尚、最終作の第4作は、小林旭が旗揚げしたアロー・エンタープライズと日活との共同製作となり、同時に配給の方も、日活と大映が設立したダイニチ映配による配給となったが、これは沈没寸前の日活の迷走ぶりを示すことにもなっている。

今回は初回ということで、各シリーズ作品のおさらいということで、各シリーズ作品のタイトルを記しておく。

シリーズ第1作「女の警察」(1969年)、シリーズ第2作「続女の警察」(1969年)、シリーズ第3作「女の警察 国際線待合室」(1970年)、シリーズ第4作「女の警察 乱れ蝶」(1970年)。

次回から、第1作から年代順にそれぞれの作品についてを記していくこととします。

尚、本シリーズは、かつては全作がLDでリリースされていたが、DVD化されておらず、ビデオソフトも現在では廃版となっています。

 

↓本作のソフトが無いので、こういうものを拾っておきます。

小林旭50周年記念コンサートDVD

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  • 出版社/メーカー: 日活
  • メディア: DVD

小林旭 爆裂アクションDVD-BOX

  • 出版社/メーカー: 日活
  • メディア: DVD

小林旭 ゴールデン☆ベスト

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  • アーティスト: 星野哲郎,高田ひろお,伊藤アキラ,遠藤実,阿久悠,松本隆,小島貞二,西沢爽,宇田博,石坂まさを
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル インターナショナル
  • 発売日: 2003/11/26
  • メディア: CD

GOLDEN☆BEST 小林旭 ヒット全曲集

GOLDEN☆BEST 小林旭 ヒット全曲集

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Sony Music Direct(Japan)Inc.(SME)(M)
  • 発売日: 2009/01/28
  • メディア: CD


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ケータイ刑事銭形結6話[裏ネタ編]PART 4 [ケータイ刑事]

銭形結」の第6話「電気ウナギが明日を照らす ~大学教授殺人事件」の「裏ネタ編」の4回目となる今回は、あさみさんが口にしていた言葉である「猿も木から落ちる」について、「弘法も筆の誤り」について、ちゃんはこの人にも話を聞いていたことから「警備員」について、警備員はこれの音を聴いたと言っていたことから「バイク」について、その音はこれだったことから「発電機」について、その発電機はこれを燃料としていたことから「ガソリン」について記します。尚、「弘法も筆の誤り」は「・7話[裏ネタ編]PART 3」で、「警備員」は「・32話(2nd.19話)[裏ネタ編]PART 5」で記したものをベースにして、それぞれ加筆しました。

また、BS-TBSの本放送時に記した記事(感想)は「ここをクリック」してご覧下さい。

猿も木から落ちる」:諺の一つである。この諺は類句が非常に多い諺であもある。

この諺は、木登りが巧みな猿でも、時には誤って木から落ちることがある、という意味から、「如何に優れた専門家でも、時には失敗することがある」という意味である。この意味で使う場合は「弘法にも筆の誤り」と共に使用されることの多いものである。

類句としては、「上手の手から水が漏れる」「河童の川流れ」「弘法にも筆の誤り」「孔子の倒れ」「麒麟のつまずき」などがある。

この言い方は、動物を元にしているが、類句の「河童の川流れ」「麒麟のつまずき」、更に英語の「A Horde May Stumble Though He Has Four Regs.」と同様の理由で生まれた諺である。

英語では「Even Homer Somrtimes Nods.」、「A Horde May Stumble Though He Has Four Regs.」などがある。

弘法も筆の誤り」:諺の一つであって、類句の多い諺である。(「猿も木から落ちる」「上手の手から水が漏れる」「河童の川流れ」「孔子の倒れ」「麒麟の躓き」などがある。)

意味としては、「如何に優れた専門家でも、時には失敗することがある」という意味であるが、この言い方は、書道に優れた弘法大師(平安時代初期の僧侶・空海(西暦774年~835年)のことである。)であっても書き損じをすることがある、ということから転じたものである。

英語では「Even Homer Sometimes Nods」と言うことが一般的であるが、これに出てくる「Homer」とは、紀元前10世紀ごろの古代ギリシャの詩人である。そんな彼でも時には居眠りをする、ということから、「如何に優れた専門家でも、時には失敗することがある」ということを指している。昔の人物を使っているという言い方からすると、「弘法も…」や「孔子の倒れ」と同様の理由で作られた諺ということになる。→このような言い方は、それぞれの国で、歴史上の偉大な人物とされている人物を使えばいいので、同じ意味と類句はいくらでも作ることが出来ますね。(但し、その言い方が定着するかということは別問題ですが...)

警備員」:「警備」とは、非常の場合に備えて、注意、警戒してして守ることである。「警護」と同義語であるが、「警備」は場所に対して守ること、「警護」は人に対して守ること、というニュアンスの差がある。

「警備員」とは、「警備」を行う人のこと全般を指す。しかし、法的なことを絡めると、警備業法によって定められた警備業者に務めていて、警備業務に従事する人のこと、になる。(警備業者でも、警備業務に従事していない人、例えば事務的な処理を行う従業員もいるので、こういう言い方になる。)

警備員の業務は、盗難や不法侵入、火災を防ぐ目的で行う巡回業務から、企業や学校に於いて、守衛業務、大型小売店での万引きの保安警備、工事現場での交通誘導業務、現金輸送や貴重品輸送の護衛業務、特定の人の身辺警護(所謂「ボディガード」)等がある。これらの業務は、業界では「一号業務」から「四号業務」に分類されている。

尚、警備員は基本的には民間人であって、警察組織に属する人が警備を行っていたとしても、ひの人のことは「警備員」とは言わないのが普通である。よって、警備員は民間人であるため、法的な強制力を持っていないことになる。(例えば、窃盗犯を目撃しても、逮捕すること出来ない。→警察に通報して、警察官に来てもらって、警察官に逮捕してもらうことになる。現行犯に対してのみは逮捕することが出来るが、その場合でも、警察に通報して引き渡すことになるので、警察への通報は必要となる。)それ以外の場合で警備員が人を逮捕したら、その警備員が「逮捕・監禁罪」に問われる可能性がある。また、警備のためと言っても、銃を所持していたら「銃刀法違反」となる。(但し、在日米軍基地の日本人警備員は除く。)→「警備員」はあくまでも民間人であり、何ら特権を与えられていないためである。

日本語では「ガードマン」と言うこともあるが、これは和製英語であって、英語では「Guard」「Security Guard」「Watch」「Wachman」等と呼ぶ。(後ろ2つになると「夜警」という意味が加わるのが一般的である。)また、ドイツ語では「Wache」、フランス語では「Garde」、イタリア語、スペイン語では「Guardia」(但し、発音は異なる。)、ポルトガル語では「Guarda」、中国語では「警衛員」と言う。

バイク」:一般的には原動機付きの二輪車である「オートバイ」のことを指す。しかし、自転車のことも「バイク」と言うことがある。(例えば、クロスバイク、マウンテンバイク、ロードバイクなど。また、トライアスロンでは「自転車ロードレース」のことを「バイク」と言う。)

この物語ではエンジン音のことが語られていたので、当然ながら原動機付きのオートバイのことである。

「オートバイ」は、動力を備えた二輪車の総称であり、スクーターや三輪の原動機付きのもの(トライク)も含まれる。(法的な区分では、スクーターとは区別される。)尚、「オートバイ」は「Auto-Bicycle(自動自転車)」を省略した言い方であって、和製英語である。「自動二輪車」という言い方もあり、「単車」と呼ばれることもある。

歴史は、1863年にフランスの発明家・ルイ・ギヨーム・ペローが蒸気機関を動力とした二輪車の特許を取得したことが原点とされていて、それを作ったものが1873年のウィーン万博に出展されて姿を現した。そして1885年にダイムラー・モトーレン・ゲゼルシャフトが内燃機関を搭載した最初のオートバイを販売した。1903年には、自転車をベースにして、それにエンジンを搭載したモペッドが作られた。1920年代に現在のオートバイの基本的な構造が完成した。第二次大戦ではサイドカーを付けたものが広く利用され、機動力が評価されることになった。戦後は、日本画市場をリードする形で改良が続けられていった。日本が製造の中心になったのは、それまでの軍関係の製造メーカーが航空機と自動車の製造を禁じられたため、エンジンの技術を活かせるものとしてオートバイに流れたためである。

日本には1896年に最初に輸入されていて、公開試乗が行われ、それから独自に開発されるようになり、1909年に島津楢蔵によってNS号が作られた。(これが初の国産車である。)

高度経済成長期になると、四輪車(所謂「自動車」)が普及していき、動力が設けられた乗物としての主役交代となったが、一部の業務用、身近な乗物、趣味の乗物という位置づけが強くなったものの、都市部ではその機動性が再評価されている。但し、東南アジアの一部に見られるように、バイクの過密化による渋滞、環境汚染が問題となっている国もある。

近年では、内燃機関ではなく、蓄電池を供え、電気モーターを動力とするオートバイも登場している。

英語では「Motorcycle」、ドイツ語では「Motorrad」、フランス語では「Motocyclette」、イタリア語では「Motocicletta」、スペイン語、ポルトガル語では「Motocicleta」(但し、発音は異なる。)、中国語では「摩托車」と言う。

発電機」:機械力によって電力を発生する装置の総称である。基本的な原理は、電磁誘導の原理を用いたものであって、磁界の中でコイルを回転させる(固定したコイルに磁界を回転させる、という方法もある。)ことで、コイルを透る磁束が変化し、これによって起電力が生じ、電流を得る、というものである。「ダイナモ」「オルタネーター」と呼ばれることもあるが、これらは発電機の一例である。

回転力は、手回しの場合、エンジンによって回転力を得る場合、蒸気によってタービンを回転させる、水流や風によって羽根車を回転させるなど、様々であるが、磁界とコイルによってという原理は同じである。(発電所の発電機も、身近にある手回しラジオの発電機、自転車のライト用の発電機なども全て同じである。但し、大きさや用途に応じてそれぞれに適したように改良されている。)

また、交流電流を発生させるものと、直流電流発生させるものとがあり、前者は発電所にある発電機が該当する。身近にある手回し充電器をはじめ、ダイナモと呼ばれるものは後者である。尚、自動車に搭載されているオルタネーターは交流電流を発生させるものであるが、その一部を整流して直流を出力しているので、両者の特徴を持っているということになる。(交流から直流には簡単に変換できるが、その逆は簡単にはいかない。)

英語、ドイツ語では「Generator」(但し、発音は異なる。)、フランス語では「Générateur」、イタリア語では「Generatore」、スペイン語では「Generador」、ポルトガル語では「Gerador」、中国語では「發電機」と言う。

ガソリン」:石油製品の一つであり、沸点範囲が30゜C~220゜Cの範囲にある石油留分、及び石油製品の総称である。日本では「揮発油」とも呼ばれており、アメリカでは通常は「ガス」と省略した言い方が一般的となっている。

内燃機関の燃料として、溶剤として利用されるが、特に自動車の燃料としての使用が多いため、身近にあるものでもある。それ以外としては染み抜きの溶剤としての利用がある。

化学的な視点で見ると、炭素数が4~10個である炭素と水素が結合した物質である。ただ、純水の炭化水素化合物ではなく、不純物として硫黄や窒素、それらの化合物が含まれている。製品化する際に精製されて不純物は除去されることになる。→純粋な炭化水素化合物であり、完全燃焼した場合は水と二酸化炭素になるが、実際の製品には何らかの不純物が混合されており、また、ぬ話わぇの完全燃焼が実現しないため、一酸化炭素や炭化化合物など、また不純物の化合物が発生し、これが排気ガスの大気汚染に繋がっている。

化学的にいう普通のガソリンは、室温では無色透明の液体であるが、市販されているガソリンは、灯油や軽油と区別出来るようにオレンジ色着色されている。そのため、ガソリンは有色と認識されているが、物質として捕らえると、その認識は間違っていることになる。

室温では液体であるが、沸点が30゜Cからであるため、夏場では気化しやすい液体でもある。尚、融点は-90.5゜Cであるため、固体となることは普通ではあり得ない。(強制的に冷やせば固体にはなるが、地球上のこれまでに記録した最低気温では固体にはならない。)また、引火点は-45゜C以下であるため、例え真冬で遭っても、火を近づけたら引火することになる。

英語では「Gasoline」、ドイツ語では「Benzin」、フランス語では「Essence」、イタリア語では「Benzina」、スペイン語、ポルトガル語では「Gasolina」(但し、発音は異なる。)、中国語では「汽油」と言う。

 

ケータイ刑事 銭形結 DVD-BOX

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  • 出版社/メーカー: Happinet(SB)(D)
  • メディア: DVD

用例でわかる故事ことわざ辞典

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  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 学習研究社
  • 発売日: 2005/06
  • メディア: 単行本
働く男の制服図鑑 THE COMIC 警察官・警備員編 (Book of dreams)

働く男の制服図鑑 THE COMIC 警察官・警備員編 (Book of dreams)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: フィールドワイ
  • 発売日: 2005/02/25
  • メディア: 単行本
オートバイ 2011年 07月号 [雑誌]

オートバイ 2011年 07月号 [雑誌]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: モーターマガジン社
  • 発売日: 2011/06/01
  • メディア: 雑誌
オートバイ (白水Uブックス (54))

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  • 作者: A.ピエール・ド・マンディアルグ
  • 出版社/メーカー: 白水社
  • 発売日: 1984/01
  • メディア: 新書
オートバイ・ライフ (文春新書 (048))

オートバイ・ライフ (文春新書 (048))

  • 作者: 斎藤 純
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 1999/06
  • メディア: 新書
マイクロ風力発電機の設計と製作 (Hardware Selectionシリーズ)

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  • 作者: 久保 大次郎
  • 出版社/メーカー: CQ出版
  • 発売日: 2007/03
  • メディア: 単行本
タービン発電機

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  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 電気書院
  • 発売日: 2000/12
  • メディア: -
発電機ガイドブック

発電機ガイドブック

  • 作者: 葉玉 泉
  • 出版社/メーカー: パワー社
  • 発売日: 2001/07
  • メディア: 単行本
自転車の発電機でマイクロ風力発電に挑戦 (サイエンス・シリーズ)

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  • 作者: 三野 正洋
  • 出版社/メーカー: パワー社
  • 発売日: 2003/10
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HONDA ガスパワー発電機 enepo(エネポ) EU9iGB

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  • 出版社/メーカー: HONDA
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ガソリン携行缶 20L GA-20L

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  • 出版社/メーカー: アベキン
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実践 ガソリン灯油取引―個人投資家が石油投資で儲けるための最強マニュアル

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  • 作者: 渡邉 勝方
  • 出版社/メーカー: マイルストーンズ
  • 発売日: 2005/09
  • メディア: 単行本

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ケータイ刑事銭形零17話(2nd.4話)[裏ネタ編]PART 3 [ケータイ刑事]

銭形零」の第17話(2nd.4話)「おっちょこちょいなミステイク ~放送事故殺人事件」の「裏ネタ編」の2回目の増補となる今回は、冒頭でちゃんがこれの名簿を見ていたことから「行方不明者」について、「名簿」について、その名簿はこの年のものだったことから「1989年」について、五代さんはその年にこれが崩壊したと言ったことから「ベルリンの壁」について、またこれを読んでいたことから「漫画」について記します。尚、「行方不明者」は「・39話(2nd.26話・AS3話)[裏ネタ編]PART 11」で「行方不明」として記したものを、「ベルリンの壁」は「・21話[裏ネタ編]PART 1」で記したものをベースとして、それぞれ加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事(BS-i(当時)の再放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。(この物語についての過去に記した裏ネタ編は2008/3/27付です。)

行方不明者」:「行方不明」とは、何処に行ったのか分からなくなること、または安否が分からなくなることをいう。(災害が起こった時、所在、または安否が分からなくなった状態のことをいう。)「行方不明者」とは、行方不明という状況になっている人のことを言う。

尚、類義語として「失踪」/「失踪者」という言葉があるが、この言葉は「行方不明」/「行方不明者」の上位概念となる言葉である。「行方不明」/「行方不明者」は本人の意思に関係なく、意図せずに何処に行ったのか分からなくなった場合/人のことを指すが、「失踪」/「失踪者」の場合は、家出や夜逃げなどのように、本人の意思によって意図的に行方をくらました場合/人を含んでいる。(本人の意思の有無の両者を含んでいる。)但し、一般的には、「行方不明」は本人の意思に関係ない場合を指し、「失踪」は本人が意図的に行方をくらました場合を指している。

災害が起こった場合、行方が分からなくなった人は全て「行方不明者」になるが、時間の経過によって、不幸にも遺体となって発見されたり、無事に戻ってくることで「行方不明者」の数は減少していき、最終的には行方不明者は0になるのが基本である。が、災害の種類(例えば津波に呑み込まれて海に流されたりした場合など)によっては、遺体が発見されないこともあって、死亡確認ができないという人もいる。この場合は「行方不明者」が0人にはならないが、法的な世界では「行方不明」の状態が長年続いた場合は死亡したとみなされることになる。(「失踪宣言」が行われると、その人は死亡扱いとなる。)ちなみに、その期間とは、法的には「1年」というのが一般的であるが、2011年の東日本大震災では一部でこれが短縮されている。(法律で定めれば短縮することは可能である。)

また、災害以外での「行方不明」になる場合としては、事故に巻き込まれた場合(例えば、海難事故、航空機事故)で所在が分からなくなった場合、山で遭難した場合、事件に巻き込まれ、誘拐されて連れ去られた場合(拉致された場合)などがある。

英語では「Missing Person」、ドイツ語では「Danebengehen von Person」、フランス語では「Personne Manquante」、イタリア語では「Persona Dispersa」、スペイン語では「Persona Perdida」、ポルトガル語では「Pessoa Desaparecida」、中国語では「失踪者」と言う。

名簿」:或る条件に該当する人の名前を中心にした帳簿、リストのことである。名前を中心としているのは、名前を記すことが前提であり、名前によって区別するためである。名前以外の項目としては、住所、電話番号、メールアドレスなどが記されている。

身近なものとしては、学校の出席簿、サークルの会員名簿、同窓会名簿などである。また、個人が使用している住所録、電話帳なども名簿の仲間である。(当然、電話局が発酵している電話帳も動揺である。)

この物語では、「行方不明者」という条件の名簿ということだったが、このように特定の条件を満たす人という名簿の例としては、企業や商店の顧客リストなどがある。

英語では「List」、ドイツ語、フランス語では「Liste」(但し、発音は異なる。)、イタリア語では「Elenco」、スペイン語、ポルトガル語では「Lista」(但し、発音は異なる。)、中国語では「名簿」と言う。

1989年」:日曜日から始まる平年である。元号を使用している国では、日本では昭和64年であり、かつ、平成元年である。(1/7までが昭和64年で、1/8以降が平成元年である。)また、皇紀2649年でもある。また、中華民国暦では78年、大韓民国では大韓民国71年、朝鮮では檀紀4322年、北朝鮮では主体78年である。また、干支は「己巳(つちのと-み)」である。

この年は、日本では平成に変わった年であり、世界では東西冷戦の終結した年であり、世界が大きく変わった年でもある。特に東西冷戦の終結で東欧で革命が相次ぎ、ヨーロッパの勢力図が大きく変わったことから、この年以降が「現代欧州」ということになっている。

それ以外では、ソ連がアフガニスタンからの撤退が完了し、中国では天安門事件が起こり、ビルマの軍事政権が国名を「ミャンマー」に変更し、ポーランドで自由選挙が実施され、ハンガリー人民共和国が崩壊してハンガリー共和国になり、ベルリンの壁が崩壊、チェコスロバキアのビロード革命が起こり、ルーマニアではチャウシェスク(独裁)政権が崩壊し、ブッシュ・アメリカ大統領と、ゴルバチョフ・ソ連共産党書記長が冷戦終結を宣言している。(正に、東欧を中心に、共産主義国家が次々と崩壊した激変の年でした。)

一方、日本では、昭和天皇の崩御、消費税(3%)の導入、竹下首相退陣、宇野首相が2ヶ月少しで退陣して海部首相が誕生し、一年で内閣が2回変わった、連合(日本労働組合総連合会)が発足、NHKのBS-1、2が本放送を開始、FM802、bayfmの開局で民放FMの本格的な多極化時代のスタート、横浜ベイブリッジ開通などがあった。また、バブル景気のピークを迎え、ソニーがコロムビア映画を買収したり、三菱地所がロックフェラー・グループを買収し、株価は市場最高値を記録した。(1990年から株価は下落していった。)

また、この年に亡くなった主な有名人としては、昭和天皇、漫画家の手塚治虫、田河水泡、歌手の美空ひばり、作曲家の古関裕而、渡辺岳夫、俳優の松田優作、大坂志郎、南廣、殿山泰司、浦辺粂子、ローレンス・オリヴィエ、リー・ヴァン・クリーフ、声優のつかせのりこ、映画監督のセルジオ・レオーネ、実業家の松下幸之助、という人たちがいる。

ベルリンの壁」:ドイツ・ベルリンにかつて存在した東ベルリンと西ベルリンを隔てる壁である。東西冷戦時には、東西分断の象徴となっていたものである。

西ベルリンは東ドイツ領内にあり、西ドイツの飛地であった。しかし、西ベルリンと西ドイツ本国とは飛行機などで結ばれていて自由に行き来が出来た。また、東西ベルリンの間は、市民は自由に往来可能であった。(実際、東ベルリンに住み、西ベルリンで働いていた人はある程度いた。)しかし、東西の経済格差は大きく、西ベルリン、更には西ドイツの方が裕福であった。そして東ベルリンから西ベルリンへの若年労働者の亡命が止まらなくなったことから、1961/8/13、(当時の)東ドイツ政府が、突如西ベルリンに通じる68本の道の全て封鎖して、有刺鉄線による壁を築き始めたのが最初である。そして直ぐに石造り、コンクリート造りの壁が建設された。壁の高さは4m、総延長は156kmに達した。そして、1989/11/9まで、東西冷戦の象徴として存在することになる。東ドイツ崩壊後に東ドイツによって撤去されたが、歴史的な意味のある建造物であることから、ほんの一部分のみが記念碑として残されているだけになっている。

ベルリンの壁を超えることは、生きては不可能と言われたことから、「決して越えることの出来ない障害」「永久に無くなることのない大きな障害」ということの例えとして使われるようになった。(「永遠に無くならない」とされていたが、東ドイツという国家がバックにあってという条件が前提になっているため、言葉としては「永久」の方が正しい使い方である。→実際、東ドイツという国家が崩壊すると無くなった。)

1961年当時、東ベルリンはソ連の占領下で、西ベルリンは米英仏の占領下であった。(西ベルリンは、周囲が東ドイツに囲まれていた。)が、西側諸国の方が裕福な生活が出来たことから、東ドイツの人々は、東ベルリンから西ベルリンに入り、そして西ドイツ(本国)に流れる人が増えていくことになった。高齢者(年金受給者)の脱出であれば、年金支払い負担が減ることになるため、東ドイツは歓迎したが、若年労働者の場合は労働力の減少になることから特に問題視した。そして、東ドイツ国民を西ベルリン経由で西ドイツに入れることを防ぐ目的で建設されたものである。そのため、壁は西ベルリンを取り囲むように建設された。

壁は二重になっていて、2つの壁の間には数十mの緩衝地帯があった。(緩衝地帯は厳重に監視されていた。)そのため、壁を乗り越えて東から西に行こうとすると、壁を超え、緩衝地帯を越え、更に2つ目の壁を超えなければならなかった。特に厳重な監視体制が取られていた緩衝地帯では、そこで発見されると直ちに射殺されるということが行われていた。(犠牲者は192人に上っている。)そのため、東ドイツ政府の思惑通りの役割を果たしていた。

しかし、'80's後半の東欧諸国の市民革命の波は東ドイツにも訪れていき、ハンガリーがオーストリアとの国境を開放すると、東ドイツ国民はハンガリーを経由してのオーストリアに流れ、更に西側へ行くという越境ルートが出来ることになった。このニュースが次々と東ドイツ国民を更にかき立てることになり、東ドイツ国民はハンガリーを経由することになるものの、東ドイツを出ることが可能になった。そのため、ベルリンの壁は有名無実化した。そして東ドイツ政府は人材流出を防ぐため、海外旅行自由化法案を発表した。しかしこれは完全な「自由」ではなくて制限があったため、国民が反発した。それに手が加えられて旅行自由化の政令案が可決、公布、施行されると、法的にベルリンの壁は実行を失った。そして、1989/11/10になって、東西ベルリンの市民が歓喜の中、壁(の一部)を破壊した。(物理的な壁の崩壊。)その後は東西ドイツの統一へ加速していくことになった。

英語、ドイツ語では「Berliner Mauer」(但し発音は異なる。)、フランス語では「Mur de Berlin」、イタリア語では「Muro di Berlino」、スペイン語では「Muro de Berlín 」、ポルトガル語では「Muro de Berlim」、中国語では「柏林圍牆」と言う。

漫画」:「マンガ」というようにカタカナ表記をすることもある。複数の絵を連ね、それに台詞を文字で添えて表現した物語のことである。または、1つの絵を滑稽に、または誇張して描写した絵であり、笑いのため、または風刺のために記された絵のことである。

尚、前者の場合は「コミック」と言うこともあって、その場合は長編マンガを指すのが一般的である。前者でも、4コマで起承転結という形で構成した、所謂「四コマ漫画」と呼ばれるものもある。一方、後者の場合「挿し絵」と呼ばれることもある。

ややこしい話であるが、「マンガ」と表記すると、一般的に複数の絵を連ねたものであって、何らかの物語になっているものを指し、「漫画」と漢字表記をすると、1コマで描かれた風刺ものや四コマ漫画のように少ない絵で構成されたものを指す傾向がある。

英語、イタリア語では「Comics」(但し、発音は異なる。)、ドイツ語では「Komiker」、フランス語では「Comiques」、スペイン語では「Historietas」、ポルトガル語では「Cômicos」、中国語では「漫画」と言う。

 

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