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「WHEREVER YOU ARE」 [映画(洋画)]

表題の作品は1988年のイギリス、ポーランド、西ドイツ合作の映画「悲愴」である。日本での劇場公開は1989年11月であった。第二次大戦でナチスのために愛を引き裂かれた外交官夫妻の姿を描いた作品である。

作品データを記しておくと、時間は106分、監督はクシシュトフ・ザヌーシ、脚本はクシシュトフ・ザヌーシとマイケル・ハーストの2人、撮影はスワヴォミール・イジャック、音楽はヴォイチェフ・キラールである。そして出演は、ジュリアン・サンズ、ルネ・ソーテンダイク、マヤ・コモロフスカ、タデウシュ・ブラデッキ、マチェイ・ラヴァキエヴィッチ、ヨアヒム・クロール、バディム・グロワナ、アンジェイ・ワピツキ、たちである。

第二次大戦が始まる前の1938年、ウルグアイの外交官であるジュリアンは、美しい新妻・ニーナと共にポーランドに赴任してきた。友人の田舎を訪れて新婚旅行を送っていたある日、ニーナは落馬事故で怪我をするが、幸にも軽い打撲で済んだ。しかし、これはそれからポーランドで起こる悲惨な出来事の幕開けだった。ある日ジュリアンは、管理を任されている工場が、ポーランド人を虐殺するための武器の隠し場所としてナチスに利用されているという事実を知った。直ぐに部下のスターシュを従えて、武器を破棄したが、密告者がいてスターシュは殺されてしまう。ジュリアンはその密告者を突き止めて殴りつけたが、この様子をニーナが見ていた。事情を知らないニーナは夫の暴力にショックを受け、夫婦の間にわだかまりが生じ、まもなくニーナは理性を失ってしまう。するとジュリアンは、ニーナへの愛情と彼女に対する罪の意識から、最善の治療を受けさせようと奔走する。しかし、ニーナは精神分裂症と診断され、ジュリアンはニーナをサナトリウムへ委ねようとする。が、この時ニーナは正気を取り戻した。で、夫婦は田舎に旅行に行くことにした。しかし旅先でニーナの病状が再発し、以前よりもその症状は重かったこともあって、ジュリアンはニーナをサナトリウムに入れ、自分はポーランドを去った。それからまもなく、第二次大戦が勃発した。

1945年、戦争が終わり、モンテビデオでジュリアンは、新しい妻に対してポーランドに行くことを告げ、久しぶりにポーランドにやってきた。ジュリアンは、ニーナが殺された精神病院の跡地を訪ね。医師からニーナの最期の様子を聞いた。ニーナはドイツ兵に射殺される直前に正気を取り戻していた。ジュリアンはニーナのことをより強く思えたのだった...

戦争による悲劇を題材にした作品は色々とあるが、本作は一風変わったところに目を付けている。主人公がウルグアイの外交官、物語の舞台が第二次大戦を語るときには悲劇の国として語られることの多いポーランドということで、より悲劇性が出ている。その一方で、戦前のポーランドでのシーンが美しく、映像的にも後の悲劇との対比が上手く行われている。

また、合作映画と言うことで、変に派手な所や意味不明となってしまう妥協の産物というものが無く、作品としても上手く仕上げられているだけに、こういう作品もしっかりと見ておきたいところである。(ただ、LDではリリースされていたが、DVD化されていないので、見ようと思えば苦労します...)

 

↓輸入版のビデオです。

Wherever You Are... [VHS] [Import]

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「WARDOG」 [映画(洋画)]

表題の作品は1987年のスウェーデン映画の「ウォードッグ」である。日本での劇場公開は1988年12月であった。スウェーデンと映画というと、I・バーグマンの母国であり、北欧美女としてスクリーンに華を添える美人女優が数多く生まれている国でもある。本作はそのスウェーデン映画であるが、アクション作品である。また、本作はドイツの銃器メーカーとして世界に知られているワルサー社が製作に関わったことでレている作品である。(この点で期待は膨らむのだが、実際は...)

作品データを記しておくと、時間は93分、監督と脚本はビョルン・カールストロームとダニエル・ヒューベンベッカーの2人、撮影はアンデルス・ニルション、音楽はダグ・ラネンゲである。そして出演は、ティム・アーリー、ビル・レドバース、シドニー・リビングストーン、キャサリン・ジェップソン、たちである。

アメリカ政府は特殊コマンド部隊・ドッグウォーを使ってある実験をしていた。それは、一般市民を標的とした残虐な実弾演習であった。そして、この実験の様子を撮影した映像を見たチャールズは、その中にベトナムで行方不明になった弟の姿を目にした。すると彼は、弟を救出するために単身で乗り込んでいくことを決意した。実は、政府はCIAと共に、ベトナムで優秀な兵士を集めていて、集めた兵士たちを麻薬漬けにして洗脳し、秘密部隊として育成していたのだった...

作品としたらB級作品の範疇であるのだが、アクションシーンでは徹底的に派手な映像を用いている。ただ、余りにも派手すぎて、限度を超えてしまっている爆発シーンはくどすぎて、逆にネタの様に感じられてしまう。

尚、ワルサー社が絡んでいることから、マニアックな銃を使った銃撃戦ということも期待してしまうが、この点では完全な期待外れとなる。(ワルサーの銃は全く登場していない。→自社の宣伝の為の映画になっていないということでは良かったのですが...)

まあ、作品としたらB級作品であって、取り立てて言うほどのものでは無いが、スウェーデン製のアクション映画という物珍しさはあるので、別の意味で見ても宜しいかと...(かつてはLDでリリースされていたが、日本ではDVD化もされていないだけに、見ようと思えば少し苦労しますけど...)

 

↓輸入版(リージョン・フリー)のDVDです。

Wardogs (The Assassination Game) [DVD] [Import]

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  • 出版社/メーカー: Pegasus
  • メディア: DVD

↓日本版のビデオです。

ウォードッグ [VHS]

  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • メディア: VHS


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SHEENA EASTON『MADNESS, MONEY & MUSIC』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1982年に発表された彼女の3rd.アルバムである。(邦題は、このアルバムからのヒット・シングルに合わせて「マシーナリー」と付けられていた。→芸のなさすぎる安直な邦題である。)'80's初頭に彗星の如く現れた歌姫もサードになるということで、女性シンガーとしての味が出てきたアルバムとなり、ファンの間では彼女の最高傑作という声のあるアルバムである。(が、セールスの点では伸び悩んだ。→内容とセールスは直結していないと言うことを証明するアルバムの一つとしても知られている。)チャート成績は、日本が5位、カナダが32位を記録し、共にゴールドディスクを獲得しているが、アメリカでは最高位32位、本国イギリスでは99位に留まっている。

収録曲はUの盤とUS盤とで異なっていて、UK盤は全12曲、US盤は全10曲であった。UK盤の収録曲は以下の通りである。『Weekend In Paris』『Are You Man Enough』『I Wouldn't Beg For Water』『Machinery』『Ice Out In The Rain』『I Don't Need Your Word』『Madness Money And Music』『There When I Needed You』『Wind Beneath My Wings』『You Do It』『In The Winter』『Please Don't Sympathise』。

また、現在のUS盤では3曲のボーナス・トラックが追加されて全13曲になっている。(10曲の方もUK盤とは曲順も異なっている)US盤の収録曲は以下の通りである。『Machinery』『Weekend In Paris』『I Wouldn't Beg For Water』『Are You Man Enough』『Ice Out In The Rain』『Madness, Money And Music』『The Wind Beneath My Wings』『There When I Needed You』『In The Winter』『You Do It』(以下、ボーナス・トラック)『Some Of Us Will』『Loner』『So We Say Goodbye』。

この中からシングル・カットされたのは4曲である。『Ice Out In The Rain』と『Are You Man Enough』
はチャートインするようなヒットしなかったが、『Machinery』がイギリスで38位、アメリカで57位、日本で52位を記録し、『I Wouldn't Beg For Water』がアメリカで64位を記録している。

お薦め曲は、シングル・ヒットした『Machinery』、シングル曲の『Ice Out In The Rain』と『I Wouldn't Beg For Water』、それ以外からは『Weekend In Paris』と『In The Winter』、アルバム・タイトル・ナンバーでもある『Madness Money And Music』をピックアップしておく。

サウンドの方はバラエティに富んでいて、ポップで聴きやすいもの、ロック・テイストのもの、しっとりと聴かせるバラードなど幅が広く、シンガーとしての表現力が更に豊かになっている。シンガーとしては一段と上手さを感じることになったことが評価されているが、大人の鑑賞に堪えることに目が剥いたため、ポップなテイストは控えめになったことがセールスで苦戦することになってしまった...

内容の方は充実していて、もっと高く評価されても良いアルバムである。たっぷりと聴かせてくれるだけに、じっくりと聴くには良いアルバムであり、じっくりと聴きたいアルバムの一つでもある。

 

Madness, Money & Music

Madness, Money & Music

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: One Way Records Inc
  • 発売日: 2000/07/25
  • メディア: CD


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STACY LATTISAW『WITH YOU』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1981年に発表された彼女の3rd.アルバムである。前作並のヒットとなり、シンガーとしても幅が広がった所を示したアルバムとなった。(本アルバム発表時はまだ14歳であった。)尚、チャート成績は、Billboardで最高位46位(前作は44位を記録している。)を記録していて、R&Bチャートでは8位(前作は9位)を記録している。

収録曲は以下の全9曲である。『Feel My Love Tonight』『Screamin' Off The Top』『It Was So Easy』『Baby I Love You』『Love On A Two Way Street』『With You』『Young Girl』『Spotlight』『You Take Me To Heaven』。

この中からシングル・カットされたのは全部で4曲である。1st.シングルの『Love On A Two Way Street』はBillboardで最高位26位を記録し、R&Bチャートでは2位を記録する大ヒットになった。(彼女のシングルの中では2番目の高順位を記録した曲となった。(R&Bチャートではキャリア・ハイである。))2nd.シングルの『It Was So Easy』はR&Bチャートで61位、3rd.シングルの『Feel My Love Tonight』はR&Bチャートで71位、4th.シングルの『Spotlight』は特にヒットは記録していない。

お薦め曲は、ヒットを記録した『Love On A Two Way Street』とシングル曲の『It Was So Easy』と『Feel My Love Tonight』、更に『Young Girl』とアルバム・タイトル・ナンバーの『With You』をピックアップしておく。

サウンドの方はポップなテイストのあるブラコンを意識したものであって、肩肘を張ることなく、背伸びをせずに等身大の彼女の姿を、気軽に聴くことが出来るサウンドとしてまとめられている。

彼女はこの後はじり貧となっていき、大きなヒットは本アルバムが最後になってしまったが、本アルバムはまだ14歳の時の録音であって、将来を期待されたティーンエイジャー・シンガーである。'80's後半にはティーンエイジャーのシンガーとして何人かが大きなヒットを放っているが、ある意味ではその先駆けとなったのが彼女といっても良いだけに、'80'sサウンドを堪能するのであれば、彼女もチェックしておくべき一人である。たっぷりと楽しみましょう。

 

With You

With You

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Collectables
  • 発売日: 2006/02/14
  • メディア: CD

With You

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  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Atlantic / Wea
  • 発売日: 1990/10/01
  • メディア: CD

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ケータイ刑事銭形結7話[裏ネタ編]PART 6 [ケータイ刑事]

銭形結」の第7話「初恋は死の香り! ~愛はかげろうのように殺人事件 事件編」の「裏ネタ編」は今回限りです。で、劇中で名前が出てきた「井上ひさし」について、「檀家」について、「悪意」について、「座敷童子」について記します。

また、BS-TBSの本放送時に記した記事(感想)は「ここをクリック」してご覧下さい。

井上ひさし」:劇作家、小説家、放送作家である。1934/11/17生まれで、2010/4/9に75歳で亡くなった。NHKの大ヒットした人形劇「ひょっこりひょうたん島」(1964年)の脚本を山元護久と共に手掛けたことで一躍売れっ子の放送作家となり、文筆活動の順当なスタートを切る。(「ひょっこりひょうたん島」は5年にわたる長期間の放送となり、国民的な人気番組になった。)1969年に劇団テアトル・エコーの舞台作品「日本人のへそ」を書き下ろしたことがきっかけとなって、戯曲を本格的に書いていくようになる。そしてこれは1983年に劇団こまつ座を旗揚げすることに繋がり、「劇作家・井上ひさし」としての原点となった。

また、戯曲を執筆したことから小説や随筆なども書くようになった。更に、1969年にスタートしたアニメ「ムーミン」では、主題歌「ムーミンのうた」(「ムーミンのテーマ」または「ねぇ!ムーミン」というタイトルの資料もある。)の作詞を行っている。(このことは、当時番組を見ていた人であってもあまり知られていないことであったが、現在ではアニメに詳しい人の間では常識になっている。)

作家活動以外にも、日本ペンクラブの会長、日本文藝家協会理事、日本劇作家協会理事などを務めており、数多くの文学賞の選考委員も務めている。

その一方で、政治的な発言は共産党寄りの発言を多数していることもよく知られていた。

主な作品は、TVの脚本では「ひょっこりひょうたん島」「忍者ハットリくん(1966年の実写版)」「忍者ハットリくん+忍者怪獣ジッポウ」「ムーミン(1969年)」「ひみつのアッコちゃん」「アンデルセン物語」などが、小説では「ブンとフン」「青葉繁れる」「ドン松五郎の生活」「ファザー・グース」「吉里吉里人」「ライオンとソフトクリーム ひさかたチャイルド」「ナイン」「四千万歩の男」「黄金の騎士団」などが、戯曲では「日本人のへそ」「十一ぴきのネコ」「藪原検校」「天保十二年のシェイクスピア」「たいこどんどん」「四谷諧談」「イーハトーボの劇列車」「吾輩は漱石である」「頭痛肩こり樋口一葉」「花よりタンゴ」「キネマの天地」「シャンハイムーン」「父と暮せば」「紙屋町さくらホテル」「夢の裂け目」「兄おとうと」「箱根強羅ホテル」「ムサシ」「組曲虐殺」などがある。

また、共著という形での作品も数多い。(小説や戯曲などだけではなく、エッセイ、随筆、政治的な内容のものまである。)
また、斎田喬戯曲賞、岸田國士戯曲賞、直木賞 日本SF大賞、星雲賞、谷崎潤一郎賞、菊池寛賞、朝日賞、織部賞、等の文芸関係の受賞歴がある。

檀家」:「だんか」と読む。(よくある誤りとしては「だんけ」と読む間違いが多い。そのため、この言葉は漢字の読みの問題では出題されることが多い。)

「壇越の家」の省略した言い方であって、寺谷僧侶を支援して布施をする信者のことである。支援する寺には代々の墓地を持っていて、寺とは深く繋がっている。また、寺にとっては現代風に言うと、スペンサーであり、サポーターということになる。(経済的な支援者という位置づけとなる。)しかし、昔は寺院側の方が強い力を持っていて、檀家はその寺に支配されていると言っても過言ではなかった。

元々は梵語(サンスクリット語)の「ダーナパティ」のことである「壇越」から来ていて、古くからある。日本では飛鳥時代に仏教が入ってきた後から生まれていて、蘇我氏などの有力豪族が壇越となって寺を建立し、この時に生まれている。但し「檀家」という言い方は鎌倉時代になって定着している。

しかし、その後、荘園制度の崩壊によって「檀家」は形が変わっていくこととなり、江戸時代の寺請制度が今日の形の「檀家制度」の基礎となる。そして、江戸時代では、寺社が檀家に対する絶対的な力を持つようになって、実質的に檀家は寺社の運営を支えて行かざるを得ないものになっていった。(お布施を断ると、その檀家に対して寺社は切り捨てることをしたため、社会的信用を失って村では生きていけなくなってしまう。よって、寺社に支配されることを受け入れざるを得なかった。)その力関係は改善されていったものの、この形は現在まで受け継がれていて、寺社にとっては大事な存在であることに変わりはない。

英語では「Partidário de um templo budista」、ドイツ語では「Anhänger eines Buddhistischen Tempels」、フランス語では「Soutien d'un temple bouddhiste」、イタリア語では「Sostenitore di un tempio buddista」、スペイン語では「Partidario de un templo budista」、ポルトガル語では「Partidário de um templo budista」というように、それぞれが説明的な言い方がされているが、最近では日本語をそのままローマ字にした「Danka」と言う言い方も通じるようになりつつある。尚、中国語では「檀家」と言う。

悪意」:他人に対して害を与えようとする心、悪い結果が出るように望む心のことを言う。尚、反対語は「善意」である。

一般的な意味は上記の用になるが、法律の世界では少し意味が変わり、「ある事実を知っていること」または「知りつつ」という意味になる。(尚、この場合は相手に対する道徳的な心は一切関係なくなる。)

一部の宗教では「悪意」(法律的な意味ではなく、他人に立てしての不道徳な心のこと)は罪としているものがある。(キリスト教はその代表的なものとなる。)

英語、フランス語では「Malice」(但し、発音は異なる)、ドイツ語では「Bosheit」、イタリア語では「Malevolenza」、スペイン語では「Malicia」、ポルトガル語では「Malícia」、中国語では「惡意」と言う。

座敷童子」:「ざしきわらし」と読む。東北地方(主に岩手県)に伝わっている精霊的な存在の家神の一つである。座敷、または蔵に住む神と言われていて、家人には悪戯を働くが、その姿を見た人に対しては幸運が訪れるとされている。また、座敷童子が住みついている家には富をもたらす、とされている。また、座敷童子が去った家は衰退するとされている。

尚、普通は「座敷童子」と表記することになっているが、「座敷童」という表記もある。(やはり「ざしきわらし」と読む。)

姿は子供であって、6歳ぐらいの小童である。(但し、家によってはもう少し年少である場合や年長である場合もある。)顔は赤く。タレ髪をしているとされている。性別は男女のいずれもが見られるが、顔の特長や髪型は男女の差は見られない。(衣服に多少の違いが見られる。)但し、その姿がはっきりしていないため「性別不明」とされていることもある。

有名なものは柳田國男の「遠野物語」であって、「ザシキワラシ」/「座敷ワラシ」として話が記されている。

以前は、英語では「Child's Spirit Protecting a House」、ドイツ語では「Der Geist von Kind, der ein Haus Schützt」、フランス語では「L'esprit d'enfant qui Protège une Maison」、イタリア語では「Lo Spirito di Bambino che Protegge una Casa」、スペイン語では「El Espíritu de Niño que Protege una Casa」、ポルトガル語では「O Espírito de Criança que Protege uma Casa」と言うように説明するような言い方がされていたが、現在ではいずれの言語でも「Zashiku-Warashi」と言うようになっている。また、中国語では「座敷童子」と言う。

 

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