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レベッカ『Ⅳ~Maybe Tomorrow』 [音楽(特撮/邦楽)]

表題のアルバムは1985年に発表された彼らの4枚目のアルバムであり、かつ、初めてオリコンで1位を獲得して、彼らの名前を不動のものにした記念すべきアルバムである。また、前作から新体制となった彼らが認知されて出世作となったアルバムである。

収録曲は以下の全10曲である。『ホット・スパイス』『プライヴェート・ヒロイン』『コットン・タイム』『76thスター』『光と影の誘惑』『ボトムライン』『ガールズ・ブラボー!!』『フレンズ』『ロンドン・ボーイ』『Maybe Tomorrow』。

この中からは、本アルバムのリリースよりも3週間ほど先にリリースされたシングル『フレンズ』がオリコンで3位を記録する大ヒットとなった。また、シングルB面の『ガールズ・ブラボー!!』はドラマ主題歌として使用されたこともあって、お馴染みの曲となった。

お薦め曲は、彼らの代表曲の1つである『フレンズ』、ドラマ主題歌でお馴染みの『ガールズ・ブラボー!!』、更に、『プライヴェート・ヒロイン』『ボトムライン』『Maybe Tomorrow』という所をピックアップしておく。(『Maybe Tomorrowメ』はドラマ「恋する日曜日」の1st.シリーズ第23話で主題歌としても使われている。)

本アルバムの大ヒットによって、日本でもロック・バンドが市民権を得るようになったという功績のある彼らであるが、それだけではなく、ボーカルのNOKKOや中村あゆみ、浜田麻里という女性ロック・ボーカリストの台頭、更にはガールズ・バンドのブームに繋がることになったなど、レベッカは'80'sの日本のロックに大きな影響を与え、ムーブメントを生んだバンドであるだけに、'80'sの邦楽シーン(現在では「J-POP」で語られるが、彼らの活躍した当時のことを考えると「邦楽」と言った方があっている...)では忘れられないグループである。それだけに、彼らの出世作となった本アルバムは必聴のアルバムである。じっくりと堪能しましょう。

 

IV~Maybe Tomorrow

IV~Maybe Tomorrow

  • アーティスト: レベッカ,レベッカ,NOKKO,宮原芽映,沢ちひろ
  • 出版社/メーカー: キューンレコード
  • 発売日: 1994/11/02
  • メディア: CD

REBECCAIV~Maybe Tomorrow~(紙ジャケット仕様)

REBECCAIV~Maybe Tomorrow~(紙ジャケット仕様)

  • アーティスト: レベッカ
  • 出版社/メーカー: Sony Music Direct
  • 発売日: 2007/09/19
  • メディア: CD

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総天然色ウルトラQ・特別放送「宇宙からの贈り物」 [特撮]

WOWOWでの人気投票によって選ばれて放送されたのは、ナメゴンが登場した第3話ということになったが、なぜ第3話なんですかね?そもそも、この投票は、全28話の全てが大将になっておらず、5つにしか投票できないということになっていたことから不満がある投票であった。(5つの候補の中では、普通に考えたらガラモンかカネゴンのどちらでしょうし...)

まあ、現時点では「総天然色」として、着色された「ウルトラQ」の物語の中では唯一の放送された物語ということになったが、まもなくBDとDVDがリリースになることを考えたら、絶対に見たいと思う作品で無かったことで、「お楽しみはまだ先に」ということになったと良いように考えることにしました。

物語については今更なので語らないが、カラー化ということについて感じたことを記しておくと、全体的に色の濃さを控えめにしていたこともあって、特に不自然に感じることはなかったですね。白黒作品の着色によるカラー化作品の場合、原色系の色が強く出ていて、塗り絵をしたようなものになっているものがあるが、色を抑え気味にすると、そういうことは防げるので、これはこれで良かったです。

ただ、色がやや薄いことから、見るからに色褪せたフィルム作品という感じになっていたのも事実ですけど...→1966年の作品なので、45年前の作品ということになるが、当時のカラー映画でも、中にはフィルム劣化によって色褪せた感じになっているものがあることを考えると、今回のウルトラQはそういう雰囲気もあったと言って良いことになる。

ただ、ナメゴンの体色などは別にカラー化してまで見たいと思うものではない(要するにナメゴンは、宇宙から送り込まれた静物であるしは言っても、巨大なナメクジみたいなものですから...)

しかし、まもなくリリースされる「総天然色ウルトラQ」の方は、今回の物語を見た範囲では、白黒フィルムに塗り絵の様な簡単な処理で着色しただけではなく、色々と考えていそうに思えただけに、ある程度は期待しても良さそうですね。(まあ、WOWOWでは年末辺りにでも「総天然色ウルトラQ」の全話放送がありそうに思いますが...)

 

『総天然色ウルトラQ』Blu-ray BOX Ⅰ

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  • 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
  • メディア: Blu-ray

『総天然色ウルトラQ』 Blu-ray BOX II<最終巻>

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  • 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
  • メディア: Blu-ray
『総天然色ウルトラQ』DVD-BOX Ⅰ

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  • 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
  • メディア: DVD
『総天然色ウルトラQ』 DVD-BOX II<最終巻>

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  • 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
  • メディア: DVD
↓こちらは従来の白黒バージョンです。
ウルトラQ コレクターズBOX (初回限定生産) [DVD]

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  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • メディア: DVD

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TINA TURNER『TINA TURNS THE COUNTRY ON!』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1974年に発表された彼女の1st.ソロ・アルバムである。当時はIKE & TINA TURNERとして活動をしていた彼女であるが、尚、本アルバムはチャートインをしていないこともあって、現在でも幻のアルバムとなっている。但し、タイトルにあるように、カントリーのカヴァー集というアルバムになっているということで、IKE & TINA TURNERのサウンドとは全く違う一面を見せているということで貴重なものである。

収録曲は以下の全10曲である。『Bayou Song』『Help Me Make It Through The Night』『Tonight I'll Be Staying Here With You』『If You Love Me (Let Me Know)』『He BelongsTo Me』『Don't Talk Now』『Long Long Time』『I'm Movin' On』『There'll Always Be Music』『The Love That Lights Our Way』。

尚、本アルバムからのシングル曲はない。

お薦め曲は『Help Me Make It Through The Night』『Tonight I'll Be Staying Here With You』『He BelongsTo Me』『Don't Talk Now』『There'll Always Be Music』という所をピックアップしておくが、K. KRISTOFFERSON、B. DYLAN、J. TAYLOR、D. PARTONのそれぞれのオリジナル曲と聞き比べてみるというのも面白い所である。

彼女というと、ソウルフルでパワフルなボーカルというイメージが定着しているだけに、カントリーを歌うのは意外も意外であるが、シンガーとしてしっかりしたものを持っているので、全くイメージの違う曲というのも面白い所である。

今では、'70's中期の彼女は、消えてしまう寸前という「どん底期」に突入し、IKE & TINA TURNERも解散し、過去の人になろうとしていたということは誰でも知っている。('80'sの中盤に突如復活するのも知られている。)そういう意味では本アルバムはイメ・チェンと解釈することも出来るアルバムである。'80'sに成ってからの復活があるからこそ、本アルバムのような彼女のイメージとは全く違うジャンルの曲を楽しめるというのも面白い所である。

ということで、R&Bシンガーとしての彼女を聴いているファンでも、またカントリーがお好きな方にも「意外」という言葉が出てくることになるが、聴く機会があれば聴いておいて貰いたいと思うアルバムである。(但し、現在では本アルバムはなかなか入手出来ない状態になっていますが...)

 

↓本アルバムではないものの、カントリーを歌う彼女のアルバムです。

Tina Turner Sings Country

Tina Turner Sings Country

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: The Edge
  • 発売日: 2010/01/01
  • メディア: CD

Tina Turner Sings Country

Tina Turner Sings Country

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Legacy
  • 発売日: 2005/03/09
  • メディア: CD
Tina Sings Country

Tina Sings Country

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Hallmark
  • 発売日: 1999/11/02
  • メディア: CD
Sings country

Sings country

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Import
  • メディア: CD

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ゴーカイジャー #21 [特撮]

前回に続いてのオリ・キャラ登場はボウケンジャーのチーフ。しかし、さくら姐さんについては予想通り、姿はおろか、名前すら登場せずということで、残念でした。→何かがきっかけで別れることになったということですかね...?

死亡キャラであるリュウオーンの復活登場というところは、如何にもボウケンジャーらしい展開での復活でしたね。しかも「プレシャス」ということにしたことでボウケンジャーが出ても全く違和感がないものにして、更に宇宙にも知られているプレシャスということでザンギャックも絡むことが出来るというのは、設定上は上手いところでした。が、ザンギャック側(インサーン)が余りにも簡単にその側まで言っている所や、あっさりと手を引いてしまう所などは、折角の設定を上手く消化し切れておらず、(2つ目の)残念な所でした。

ところで、リュウオーンを甦らせたジャリュウに関しては、どうして生き残っていたのかが語られず、余りにも都合が良い登場の仕方であって力業ということになるが、この点は戦隊らしい展開でした。

今回のパチモン戦隊は(白黒青の)カクレンジャーとシュリケンジャーという所は、「忍者違い」というギャグを入れていたこと、更にカクレンジャーの演出の特徴だったアメコミ風の文字を使っていたということで、パチモンと感じる所から目をそらそうという工夫をしていました。

もう一つのパチモン戦隊のボウケンジャーの方は、物語として「プレシャス」に絡めていたこと、更に冒険・黒と海賊・緑という配色の違いがあるものの、特に違和感を感じることはなかったです。と言うより、チーフが教官となり、新たなボウケンジャーを率いているように見えました。

しかし、リュウオーンとのバトルで、お面屋・銀になった以降、巨大戦(2対1)の部分は、ゴテゴテしすぎたデザインのものばかりの登場で、見苦しさを感じてしまいました。一応、玩具のプロモーションだから仕方ないとしても、見苦しく感じてしまうと、プロモとしては失敗だし...

まあ、戦隊らしい力業のある戦隊らしい物語であったということになるが、もう少しツボを付いたお祭りにして欲しかったですね。なにせ、今回は「お祭り」という意味では、山鉾巡航のない祇園祭(今年は本日ですね。)、と言った感じで盛り上がりに欠けた物語でしたし...(銀が加わった以降の「祭」は完全にスタート時のパワーがなくなっている...→「中休み」だったら良いが、「失速」だったら、以後の物語は目も当てられなくなってしまうだけに...)

 

スーパー戦隊シリーズ 海賊戦隊ゴーカイジャー VOL.1【Blu-ray】

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  • 出版社/メーカー: TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)
  • メディア: Blu-ray

スーパー戦隊シリーズ 海賊戦隊ゴーカイジャー VOL.1【DVD】

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  • 出版社/メーカー: TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)
  • メディア: DVD

轟轟戦隊ボウケンジャー VOL.1 [DVD]

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  • 出版社/メーカー: 東映ビデオ
  • メディア: DVD

轟轟戦隊ボウケンジャー VOL.12 [DVD]

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  • 出版社/メーカー: 東映ビデオ
  • メディア: DVD

轟轟戦隊ボウケンジャーVSスーパー戦隊 [DVD]

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  • 出版社/メーカー: 東映
  • メディア: DVD

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ケータイ刑事銭形零19話(2nd.6話)[裏ネタ編]PART 6 [ケータイ刑事]

銭形零」の第19話(2nd.6話)「演技が出来ずして演出が出来るか! ~連続監督殺人事件」の「裏ネタ編」の5回目の増補となる今回は、劇中に出てきた小物関係から「リモコン」について、「セーター」について、「レコードプレーヤー」について、「鑑識メモ」でちゃんが監督に対してこう言ってダメ出ししていたことから「棒読み」について記します。尚、「リモコン」は「・20話(2nd.7話)[裏ネタ編]PART 5」で、「レコードプレーヤー」は「・33話(2nd.20話)[裏ネタ編]PART 6」で「アナログ・プレーヤー」として、「棒読み」は「・12話[裏ネタ編]PART 7」てせ記したものをベースにして、それぞれ加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事(BS-i(当時)の再放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。(この物語についての過去に記した裏ネタ編は2008/4/3付です。)

リモコン」:「リモート・コントロール(Remote Control)」の略である。(但し、「リモコン」は和製英語であるため、英語で言う場合は略して言ったら通じない。)「遠隔操作」または「遠隔制御」という意味であって、「離れた場所にある機器を操作すること」を指すが、その時に使用する操作のために使う発信器となる小型機器の名称としても使われている。(一般的に「リモコン」というと、その小型機器のことを指すようになっている。)

リモコンには有線のものと無線のものとがある。最近では無線のものが主流となっている。(有線のものとしては、ウォークマンのイヤホンに付いているものなどがその代表的なものとなる。)無線式のものは、主に赤外線が使われるが、一部では電波式のものもある。また、古くは可視光を使ったり、超音波を使ったものもあった。(電波式の場合は、対象機器の方にリモコンを向ける必要がないのだが、同じ機器が電波の到達範囲にあった場合、操作を意図しない機器も動作をする可能性がある。やじるとマンションの上下の部屋(当然、他人の部屋である。)にたまたま同じ機器があった場合、意図しない動作してしまう可能性があることを否定できない。)

現在は赤外線を使ったものが主流となっているが、これは、可視光や超音波を使ったものでは、太陽光や騒音によって誤動作(反応しないなど)があったためである。赤外線も自然光に含まれているが、雑音対策として、自然光には存在しない変調をかけることをおこなっている。

テレビをはじめとするAV機器、エアコンではリモコンが当たり前になっている。(と言うよりも、リモコンがないと動作しない機能もある。→本体には基本的なボタンだけで、特別な機能の操作ボタンはリモコンにしか無いということである。)また、照明器具にもリモコンを有しているものがある。また、高度な操作を行うため、一部のリモコンには液晶画面が付いているものもある。

現在では、ちょっとしたものにリモコンが附属しているため、1つの部屋にリモコンが数台あるというのは当たり前になっている。特にテレビやレコーダーなどのAV機器がある部屋では、エアコンや照明機器などのリモコンまで含めると7~8台、場合によっては二桁に達することも珍しくない。が、それだけの数のリモコンがあれば邪魔になるし電池の使用数もバカにならない。そういう場合は学習リモコンを使うことで1個のリモコンで複数の機器の操作を行うことが出来るので、それを利用するのは節約になります。

また、液晶画面を持ったリモコンならともかく、ボタンだけのリモコンであれば、新品の電池を使わなくても、(最近は充電式電池が殆どであるが)乾電池式のウォークマン、デジカメ、電子辞書などで使えなくなった電池をリモコンに流用することができる。(これらの機器では、ある程度の消費電力があるため、電池を100%使い切らなくても使えなくなる(中には50%ぐらいで使えなくなる場合もある。)が、リモコンは消費電力が小さいため、電池をほぼ100%使い切ることが出来るためである。)→新品の電池を使わなくてもリモコンが誤動作することはないので、電池を有効利用しましょう。

遠隔制御のための小型発信器としての「リモコン」のことを英語では「Wireless Remote Controller」、ドイツ語では「Drahtloser Entfernter Kontrolleur」、フランス語では「Contrôleur Éloigné sans Fil」、イタリア語では「Controllore Remoto e senza Fili」、スペイン語では「Director Remoto Inalámbrico」、ポルトガル語では「Controlador Remoto sem Fios」、中国語では「遙控器」と言う。

セーター」:毛糸編みの上着の総称である。元々は「汗をかかせるもの」という意味で、スポーツ着の一つであったが、現在では主に防寒具の一つになっている。また、日本では頭から被るように着るもの(プルオーバー型のもの)のみを指していて、前開きのものは「カーディガン」と呼んで区別している。しかし、カーディガンとセーターとを区別していない国もある。(「カーディガン」という言葉がなく、「セーター」が文字通り、「毛糸編み上着」の総称ということになる。)

俳句の世界では、セーターは防寒具として冬に着る衣服であることから冬の季語である。また、英語では「Sweater」、ドイツ語では「Pullover」、フランス語では「Pull」は「Pull-over」、イタリア語では「Maglione」、スペイン語では「Jersey」、ポルトガル語では「Suéter」、中国語では「毛衣」、韓国語では「スウェト」と言う。

レコードプレーヤー」:CDプレーヤーと区別するため、「アナログ・プレーヤー」と呼ばれることもある。(CDが登場した1982年から暫くしてから自然と言い方が変わっていき、現在では両方とも使われている。)

音楽(音声)信号を電気信号に変換し、その電気信号を機械的信号に変換して記録したLPレコード、EPレコードを再生する装置である。信号が機械的な振幅で記録されているため、それを針で接触して拾い上げ、電気信号に変換して再生するものである。機械的な信号を電気信号に変換するのは電磁誘導の原理であり、固定されたコイルを透る磁界が変化することによって発電するか、固定された磁界の中をコイルが動くことによって発電するかである。(前者はMM型と言われるカートリッジの原理であり、後者はMC型と呼ばれるものの原理である。)が、機械的振幅が小さいことから、ピックアップされる電気的信号は他のオーディオ機器の音声信号よりも微弱である。また、広域特性を改善するためにRIAA曲線(RIAAカーブ)と呼ばれるイコライザーを通す必要もある。また、レーザー光で音溝の振動を読み出して、それを電気信号に変換する方式のものも開発されたが、これはCDの普及の結果生まれた技術だったというのが皮肉なところでもありました。

構成は、レコード盤を置いて等速回転する「ターンテーブル」と、レコード盤に刻まれた信号を拾う「カートリッジ」、カートリッジを支える「トーンアーム」から構成される。(ターンテーブルとトーンアームを固定する筐体がこれ以外にある。)

ターンテーブルは等速回転をする必要があり、しかも機械的な振動を音声信号に変換することから、ターンテーブルの回転ムラや、プレーヤーが外部からの振動を受けると音質に影響を与える。そのため、ターンテーブルや筐体は重いものが良いとされて、マニア向けの製品では直径が30cmちょっとというターンテーブルであっても重量が5~10kgというものや、筐体全体の重量が50kgを超えるような製品も登場した。

ターンテーブルも、モーター軸に直結したダイレクト・ドライブ方式だと、モーター部で発生した振動がターンテーブルにそのまま伝わってしまうため、マニア向けのプレーヤーでは、ダイレクト・ドライブ方式のものは少なく、モーターの回転をベルトや糸で伝える「ベルト・ドライブ」(糸ドライブ)方式のプレーヤーが多かった。(モーター部で発生した振動がターンテーブルには伝わらない。)但し、ダイレクトドライブのモーターは、レコードの回転数が33rpm、または45rpmであり、(SP盤の再生可能なものは78rpmもある。)この回転数は、モーターとしては低速回転ということになる。この低速回転を回転ムラを低減させて安定した回転を得るための技術によって、様々なモーターの制御方式が開発されて、これはモーターの発展に大きく貢献することにも繋がった。(CD、更にはDVD、BD等は1桁回転数が上になるため、現在ではこの技術に関しては衰えているのも事実である。)

その他、現在のデジタル・オーディオの世界では考えられないような伝説が多数あって、良い音を出すための様々な工夫が多数見られる機器でもある。何せ、ディスクをターンテープルに吸着させて反りを無くすというバキューム式のターンテーブルというものまで登場した程ですから...

英語では「Record Player」または「Phonograph」、ドイツ語では「Zeichne Spieler Auf」、フランス語では「Tourne-Disque」、イタリア語では「Registra Giocatore」、スペイン語では「Tocadiscos」、ポルトガル語では「Registre o Jogador」、中国語では「電唱機」と言う。

棒読み」:2つの意味がある。1つ目は漢文に於いて、返点に従わずに、文字の順番通りに音読することを言う。もう1つの意味は、文章を抑揚を付けずに、感情を表に一切出さずに文字通りに読むことを言う。

一般的に「棒読み」と言うと、第二の意味のことを指す。特に演劇の場合では、感情表現が出来ていないということになり、役者としては三流ということになる。で、そういう役者は降板させられたり、それっきりということになってしまうのが多い。但し、感情のないロボットの声であれば、この方が良いということもある。(素の棒読みではなく、演技として棒読みをすることになる。尚、棒読みの演技が出来る役者は上手い役者ということになる。)

ニュースや天気予報などのように、情報を伝えるのであれば、文字を追って読む「棒読み」であってもいっこうに問題はないのは言うまでもない。(逆に、ニュースを感情を入れて読まれたら、些細なニュースも大ニュースとして伝わったり、真実みが感じられない、ということになってしまうでしょうね...某国の抑揚を付けたニュースの読み方は滑稽で...)

英語では「Read in Monotone」、ドイツ語では「Auf eine Singsong-Weise」、フランス語では「Lire dans une Manière de la vVix Chantante」、イタリア語では「Leggendo in una Maniera di Singsong」、スペイン語では「Leer de una Manera del Sonsonete」、ポルトガル語では「Lendo de uma Maneira de Singsong」、中国語では「直讀」と言う。

 

ケータイ刑事 銭形零 DVD-BOX II

ケータイ刑事 銭形零 DVD-BOX II

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • メディア: DVD

PIC&C言語でつくる赤外線リモコン―リモコン実用回路の製作と改造ロボット工作 (わかるマイコン電子工作)

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  • 作者: 鈴木 美朗志
  • 出版社/メーカー: 電波新聞社
  • 発売日: 2007/08
  • メディア: 単行本
audio-technica テレビ/DVD/ビデオ/チューナー対応学習リモコン ATV-563DL

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  • 出版社/メーカー: オーディオテクニカ
  • メディア: エレクトロニクス
SONY 学習機能付きリモートコマンダー PLZ330D RM-PLZ330D

SONY 学習機能付きリモートコマンダー PLZ330D RM-PLZ330D

  • 出版社/メーカー: ソニー
  • メディア: エレクトロニクス
SONY 学習機能付きリモートコマンダー RM-PL1400D

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  • 出版社/メーカー: ソニー
  • メディア: エレクトロニクス
ELPA 学習多機能よくばリモコン RC-19DL

ELPA 学習多機能よくばリモコン RC-19DL

  • 出版社/メーカー: ELPA
  • メディア: エレクトロニクス
Audio Comm 学習機能付きマルチリモコン AV-R940N 07-7904

Audio Comm 学習機能付きマルチリモコン AV-R940N 07-7904

  • 出版社/メーカー: オーム電機
  • メディア: エレクトロニクス
SWEATER BOOK―世界の名作セーターBEST150Items (COSMIC MOOK)

SWEATER BOOK―世界の名作セーターBEST150Items (COSMIC MOOK)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: コスミック出版
  • 発売日: 2010/12/17
  • メディア: 大型本
はじめての手編みセーター 棒・針・編―ざせつしないでセーターが編める本 (Knit Beginner’s BOOK)

はじめての手編みセーター 棒・針・編―ざせつしないでセーターが編める本 (Knit Beginner’s BOOK)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 日本ヴォーグ社
  • 発売日: 2009/09
  • メディア: 大型本
男のセーターブック―M・L・LLサイズで編める (Let’s Knit series)

男のセーターブック―M・L・LLサイズで編める (Let’s Knit series)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 日本ヴォーグ社
  • 発売日: 2009/08
  • メディア: 単行本
世界のレコードプレーヤー百年史

世界のレコードプレーヤー百年史

  • 作者: 山川 正光
  • 出版社/メーカー: 誠文堂新光社
  • 発売日: 1996/12
  • メディア: 単行本
ヴィンテージ・アナログ

ヴィンテージ・アナログ

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: ステレオサウンド
  • 発売日: 2009/09
  • メディア: ムック
DENON プレーヤーシステム DP200USBK

DENON プレーヤーシステム DP200USBK

  • 出版社/メーカー: デノン
  • メディア: エレクトロニクス
DENON アナログレコードプレーヤー DP-500M 木目

DENON アナログレコードプレーヤー DP-500M 木目

  • 出版社/メーカー: デノン
  • メディア: エレクトロニクス
マランツ ベルトドライブプレーヤー TT-15S1-W

マランツ ベルトドライブプレーヤー TT-15S1-W

  • 出版社/メーカー: マランツ・スーパースコープ
  • メディア:

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