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スターウォーズ・クローンウォーズ(3rd.)#15 [アニメ]

この物語1つで独立した物語と思いきや、16&17話まで続く三部構成となる最初の物語である。アナキンが選ばれし者であるということを強く感じさせる物語であり、同時に、EP3以降のアナキンを暗示するような物語のようにも解釈出来る物語でした。

ジェダイ評議会は謎のメッセージを受信し、その中には2000年以上も使われていないジェダイの遭難信号が含まれていたことから、オビワン、アナキン、アソーカが調査のために派遣された。また、寒帯も同好するが、途中で更新不能となり、3人が乗ったシャトルだけが光に包まれ、気がついたときにはある惑星に着陸していた。

その星は不思議な力に満ちあふれている星で、植物が異常な速さで生育していた星でもあった。そしてそこには強うフォースを持つ親子がいて、光の面のドーター、暗黒面のサン、そしてそのバランスを保っていたファーザーがいた。アナキンたちの前に現れたドーターは、ファーザーの元に連れて行くが、途中で予期せぬ落石事故により、アナキンだ分断されてしまう。ドーターはアナキンに、待つように言うが、アナキンはその言葉に従わず、ドーターが向かった場所に潜入し、ファーザーの存在を知るアナキン。ファーザーは、自分も衰え、光と暗黒のバランスを保役割を、選ばれし者であるアナキンを後継者としようと考えていて、アナキンの力を試すテストを行う。

ドーターとサンがオビワンとアソーカを捕らえ、アナキンに、助けるのは1人ということで、どちらかを選べと迫る。しかし、2人とも助けようとするアナキンは、フォースの力で2人を救出し、ドーターとサンをひれ伏せさせた。結果、アナキンはファーザーのテストに合格することとなり、自分の後継者となるようにアナキンに話す。更に、アナキンがこの星から出ると、銀河に悪影響を与えることになる、とも語る。が、アナキンはその申し出を拒否した。

で、アナキンたち3人は、この星を脱出してコルサントに帰っていった。

この物語はここまでであって、一応決着がついている。また、1日に5話ずつの放送であったため、3日目の放送はこの物語までであった。ということで、この物語が1話だけという独立した物語と思われたが、4日目の最初の放送(=16話)によって、この物語が続いていると言うことが分かるのだが、時には1話完結でまとめた物語もと思った次第でした。

尚、この物語では、クワイ・ガン・ジンやアナキンの母・シミと言ったキャラも登場している。一応、オビワン、アナキンに対する心の揺さぶりを掛けるということになっているため、EP1で決着がついているキャラクターを安易に登場させたとは言えないので良いが、安易なキャラクターの登場だけは止めてもらいたいところである。

尚、アソーカに対しては「未来のアソーカ」というキャラが現れたが、そういう手法を使えば、アナキンの前にルークとレイアを登場させるということもあるのかも...???

 

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ケータイ刑事銭形海2話[裏ネタ編]PART 2 [ケータイ刑事]

銭形海」の第2話「波間の焼死体! ~海のレストラン殺人事件」の「裏ネタ編」の増補作業の初回となる今回は、サブタイトルにある言葉から「波間」について、「焼死体」について、「レストラン」について、そして劇中では「レストラン」ではなくてこう呼ばれていたことから「リストランテ」について記します。尚、「レストラン」は「・32話(2nd.19話)[裏ネタ編]PART 13」で記したものをベースにして加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事(MBS放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。BS-i(当時)での本放送時に記した記事へのリンクもあります。また、この物語についての過去に記した裏ネタ編は2008/4/13付です。

波間」:「波と波の間」という意味と、「波のたたない間」という意味とがある。一般的には前者の意味であるが、「源氏物語」では後者の意味で使われている。

また、「波間に漂う」「波間にこぎ出す」という言い方は良く使われる言葉である。

英語では「The Waves」、ドイツ語では「Die Wellen」、フランス語では「Les Vagues」、イタリア語では「Le Onde」、スペイン語では「Las Olas」、ポルトガル語では「As Ondas」、中国語では「波浪之間」と言う。

焼死体」:「焼死」とは火災によって焼け死ぬことを言う。(尚、ここで言う「火災」とは、普通の火事だけでなく、事故による火災、爆発事故による火災、故意による付け火による火災、自然発火による火災、など全てが含まれる。)「焼死体」とは焼死した死体のことを言う。

尚、焼死体は焼けていることもあるが、焼けていない「焼死体」もある。というのは、「焼死」は漢字から「(炎によって)焼け死んだ」というようなイメージがあるが、実際、火災現場では、各種有毒ガス(一酸化炭素はその代表的なものである。)が発生し、それによって中毒症状を起こして死亡するのが多い。その後、炎に包まれて焼けただれることがあるが、炎に包まれる時には既に死亡しているため、直接の死因は有毒ガスによる中毒死ということになる。(二次的に死体が焼けたということになる。)爆発による火災、または自ら自分に火を付けるというようなことをしない限り、文字通りの「焼かれて死ぬ」ということは無いと言って良い。

英語では「Charred Body」、ドイツ語では「Verkohlter Körper」、フランス語では「Corps Carbonisé」、イタリア語では「Corpo Carbonizzato」、スペイン語では「Cuerpo Carbonizado」、ポルトガル語では「Corpo Carbonizado」、中国語では「燒死體」と言う。

レストラン」:店舗内で調理した料理を客に提供する店舗のことである。(簡単に言うと、「食堂」のことである。)客は店内で飲食をするのが普通であるが、近年ではデリバリーを行ったり、テイクアウトで提供するのも一般的になっている。但し、このサービスの有無は「レストラン」と言うことに関係ないが、「レストラン」と名乗る店舗はこれを嫌う傾向がある。(但し、デリバリーが中心の店舗は「レストラン」とは言わないのも事実である。(より限定した言い方が一般的である。))

日本では西洋料理店のことを「レストラン」と言うが、全ての料理店のことを「レストラン」とは言わない。(一般的には「食堂」と言い、その中で西洋料理を提供する食堂のことを「レストラン」と言うのが一般的である。)そのため、「食堂」と言う上位概念の言葉が使われたり、「西洋料理店」と言う言い方がされることも多い。(流石に「飯屋」とまでは言わないようですが...)

特に「レストラン」の中にはノーネクタイでは入店を拒否する店舗が一部にあって、「食堂」(特に「大衆食堂」と呼ばれる飲食店)とは差別化して高級感を出している所がある。そういうこともあって、日本では「食堂」と「レストラン」は飲食店ということでは同じであるが、全く別の客層をターゲットにしているものとして認識されている。また、日本料理を提供する店舗は、基本的に「レストラン」と呼ばれることを嫌う傾向があるのもまた事実である。→そのため、「レストラン」は「西洋料理店」と言うのが現状である。(日本食を提供する店舗の一部では「和食レストラン」という言い方をするものもあるが、単に「レストラン」と言うと、和食は扱わない店舗のことを指している。

尚、「ファミリー・レストラン」の一部では和食の提供を行っているが、これはあくまでも「ファミリー・レストラン(ファミレス)」であって、「レストラン」ではあるものの、「レストラン」とは別物扱いの「ファミリー・レストラン」というように区別されている。

しかし、その一方で「洋食屋」または「西洋料理店」という言い方をする店舗もある。明確な基準はないものの、西洋料理を提供する店舗を「レストラン」と言い、西洋料理を日本風にアレンジした洋食を提供する店舗を「洋食屋」という言い方をする傾向がある。また、「西洋料理店」は大衆的な飲食店ということを強調するために使われることが多い言い方となっている。(あくまでも「傾向」であって、これら倣わないものもある。)

日本に最初に出来たレストラン(ここで言うレストランは「西洋料理店」という意味である。)は、1857年ごろに長崎に出来たものである。その後、1862年に横浜で開業された店舗が続き、それ以降は各地で「西洋料理店」営業が開始されるようになった。(言うまでもなく、日本食を提供する「食堂」というものは、それ以前にも多数存在していた。というより、日本食を提供する「食堂」は日本中各地に存在していた。)

外国語では、英語、ドイツ語、フランス語では「Restaurant」(但し、英仏は発音は同じであるがアクセントの位置が異なり、ドイツ語は発音が異なる)、イタリア語では「Ristorante」、スペイン語とポルトガル語では「Restaurante」(但し、発音は異なる。)、中国語では「餐館」と言う。海外旅行した場合、飲食店のお世話になるのは当たり前であるだけに、外国に行くことがあればこれらの単語は頭に入れておきましょう。

リストランテ」:イタリア語の「Ristorante」から来ていて、英語に訳すと「Restaurant」である。則ち、日本語では「レストラン」である。意味としては「レストラン」と同じであるが、日本語で「リストランテ」と言うと、レストランの中でもイタリア料理を提供するレストランのことを指す。

言葉としてはイタリア語であって、「レストラン」と同じであるのだが、日本語でカタカナ表記した場合は意味が限定的になって「イタリア料理店」と言うように意味が限定されることになる。しかし、全てのイタリア料理店のことを「リストランテ」と言うとは限らず、「レストラン」を名乗っているイタリア料理店もある。→元になった現地語による言葉の限定があったり、「逆は真ならず」という所があるのが言葉の難しい所である。

尚、イタリア料理店のことを「リストランテ」と言うことから、イタリア語で「レストラン」という単語は自然と覚えられるというメリットはありますね。(発音上、アクセントは「ラ」にある。)

 

ケータイ刑事 銭形海 DVD-BOX 1

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全訳 源氏物語 一 新装版 (角川文庫)

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  • 作者: 紫式部
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  • 発売日: 2008/04/23
  • メディア: 文庫
法医学事件ファイル 変死体・殺人捜査―被曝死、焼死、事故死、薬物死…法医学が明かす死体の真実

法医学事件ファイル 変死体・殺人捜査―被曝死、焼死、事故死、薬物死…法医学が明かす死体の真実

  • 作者: 三沢 章吾
  • 出版社/メーカー: 日本文芸社
  • 発売日: 2001/02
  • メディア: 単行本
図解 検死解剖マニュアル (同文新書)

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  • 作者: 佐久間 哲
  • 出版社/メーカー: 同文書院
  • 発売日: 2000/10
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ビジネスで大切なことはみんなレストランで教わった ~一生役立つ仕事のスキルを身につける法~

ビジネスで大切なことはみんなレストランで教わった ~一生役立つ仕事のスキルを身につける法~

  • 作者: 岡田 博紀
  • 出版社/メーカー: 大和書房
  • 発売日: 2010/04/21
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東京至極のレストラン 2011年版―大人の女性のための厳選116店 (SEIBIDO MOOK)

東京至極のレストラン 2011年版―大人の女性のための厳選116店 (SEIBIDO MOOK)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 成美堂出版
  • 発売日: 2010/07/03
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パーフェクトサービスレストラン

パーフェクトサービスレストラン

  • 作者: 小松田 勝
  • 出版社/メーカー: 長崎出版
  • 発売日: 2008/02
  • メディア: 単行本
飲食店完全バイブル―独立・開業から成功する店づくりまで

飲食店完全バイブル―独立・開業から成功する店づくりまで

  • 作者: 吉田 文和
  • 出版社/メーカー: 日経BP社
  • 発売日: 2005/07
  • メディア: 単行本
Cafe & Restaurant (カフェ アンド レストラン) 2011年 08月号 [雑誌]

Cafe & Restaurant (カフェ アンド レストラン) 2011年 08月号 [雑誌]

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  • 出版社/メーカー: 旭屋出版
  • 発売日: 2011/07/19
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リストランテ濱崎の野菜料理 (講談社のお料理BOOK)

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  • 作者: 濱崎 龍一
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2011/04/19
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イタリアのカントリーサイド ―さまざまなバール、リストランテ、民家や町並み― (カントリーサイド)

イタリアのカントリーサイド ―さまざまなバール、リストランテ、民家や町並み― (カントリーサイド)

  • 作者: 増田 正
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 1997/10/24
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リストランテ「アルポルト」片岡護の南イタリア食べ歩きレシピ―ローマからシチリアを旅して

リストランテ「アルポルト」片岡護の南イタリア食べ歩きレシピ―ローマからシチリアを旅して

  • 作者: 片岡 護
  • 出版社/メーカー: 双葉社
  • 発売日: 2004/03
  • メディア: 単行本

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VANILLA ICE『TO THE EXTREME』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1990年に発表された彼のデビュー・アルバムである。と言っても、1989年に「HOOKED」というタイトルで、インディーズて発表したアルバムでもあるため、再録音しているものもあるが、'80'sに発表されたアルバムと言っても差し支えのないアルバムである。(但し、メジャー・デビューしたのは1990年手背あるため、チャートなどは全て'90年以降ということになる。)本アルバムはBillboardのアルバム・チャートで16週連続1位を獲得する超大ヒットとなり、1991年の年間アルバム・チャートでは6位にランクインしている。16週も1位にいたのに、年間No.1の座を獲得できなかったが、本アルバムの前の1位が18週連続(通算21週)No.1のM.C. HAMMER、次の1位が11週連続1位となるMARIAH CAREYだったというのも凄いところでした。(この3枚のアルバムで45週、10ヶ月強も1位を占めていました。)また、イギリスでは4位、豪州では9位を記録している。

収録曲は以下の全15曲である。『Ice Ice Baby』『Yo Vanilla』『Stop That Train』『Hooked』『Ice Is Workin' It』『Life Is A Fantasy』『Play That Funky Music』『Dancin'』『Go Ill』『It's A Party』『Juice To Get Loose Boy』『Ice Cold』『Rosta Man』『I Love You』『Havin' A Roni』。

この中からシングル・カットされたのは3曲である。1st.シングルの『Ice Ice Baby』は1週だけとはいうものの、BillboardでNo.1を獲得し、1990年の年間シングル・チャートでは45位にランクインしている。また、イギリス、豪州、ニュージーランドでも1位を獲得、ドイツでは2位を記録している。2nd.シングルの『Play That Funky Music』はアメリカでは最高位4位を記録して、1991年の年間シングル・チャートでは57位にランクインドイツで7位、イギリスでは10位を記録している。3rd.シングルの『I Love You』はアメリカでは52位、イギリスでは45位を記録している。

お薦め曲は、『Under Pressure』をサンプリングしたことでNo.1ヒットも当然という『Ice Ice Baby』、シングル曲の『Play That Funky Music』、そして『Hooked』『Dancin'』『It's A Party』という所をピックアップしておく。

デビュー・アルバムが全米No.1、そしてシングル曲も全米No.1という大ヒットになったら、一躍時の人となるのだが、本アルバムは同時に彼のピークでもあった。というのは、『Ice Ice Baby』が無断でサンプリングしたとして裁判に訴えられ、敗訴してしまった。更に、経歴詐称がバレタことでファンにそっぽを向かれてしまい、2nd.アルバムは完全に無視されて、散々たる結果となり、デビューシングル&アルバムの一発屋になってしまった。(デビュー曲やデビュー・アルバムがNo.1ヒットになったミュージシャンは結構いるが、一発屋になってしまったという人も結構いたりするが、彼の場合は負のイメージが付いたために無視されてしまったのが原因であり、音楽的なことに苦労した普通の一発屋とは事情が少し違っていますが...)

兎に角、彼の場合は、本アルバムで颯爽と登場したまでは良かったが、次々とマイナス要素ばかりがついていったことで、ファンが離れたてしまったということで語られるようになっているが、本アルバムはそう言う音楽以外の部分で否定されるようなものではない。1週だけならともかく、16週、約4ヶ月も1位に君臨し続けたのは、音楽的に良かったからというのは動かすことの出来ない事実である。(チャート成績とアルバム内容とは必ずしも比例関係にはないが、No.1の座を一ヶ月以上も連続して獲得するようなものは、それだけ評価されている証であって、アルバム内容が伴っているのは当然である。→1週だけならば、勢いだけでということもあり得る...)

ということで、本アルバムは'90'sにリリースされ、'90'sで汚点がついたアルバムであるが、実は'80'sにインディーズでリリースされているので「'80'sのアルバム」でもあるだけに、'80'sサウンドがお好きな方もチェックしておくのも宜しいかと...

 

To the Extreme

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  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Capitol
  • 発売日: 1990/09/18
  • メディア: CD


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ケータイ刑事銭形零21話(2nd.8話)[裏ネタ編]PART 7 [ケータイ刑事]

銭形零」の第21話(2nd.8話)「基本的にアレな訳なんだけど ~銭形零の悪夢」の「裏ネタ編」の6回目の増補となる今回は、柴田家の人口問題に関する事柄から、「地球の人口」についてと、名前が出てきた外国の地名である「コロラド」について、「ベオグラード」について、「バンコク」について、「ロシア」について記します。尚、「地球の人口」は「・21話(2nd.8話)[裏ネタ編]」で、「バンコク」は「・18話[裏ネタ編]PART 3」で、「ロシア」は「・13話[裏ネタ編]PART 10」で記したものをベースにして、それぞれ加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事(BS-i(当時)の再放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。(この物語についての過去に記した裏ネタ編は2008/4/17付です。)

地球の人口」:「人口」とは、ある地域に住む人間の数のことである。現時点では地球から外宇宙に移住したと人はいないため、地球人類の総数と一致していることになる。しかし、地球上に何人の人間が存在しているのか、その正確な数を把握するのは不可能である。(随時、世界の何処かで新たな人間が誕生し、また亡くなっているので、常に変化している。現在は出生数が死亡者数よりも多いので、増加している。(出生数が死亡者数を下回れば、人口減少ということになる。))よって、「人口」はあくまでも推計値ということになる。(国勢調査によって、地球全体ではなく、ある限られた範囲(=国、都道府県、市町村などの単位において)に於いて、ある時点での数値は正確に出るが、結果が出た時には既に過去の数字でしかないのは言うまでもない。)

2010年の地球の人口の推計値は約69億人であり、2011年の間にも70億人を突破するものと考えられている。(5年ほど前は、70億人突破は2012年になってからと考えられていた。)最近は、1年間で9000万人前後の増加というペースで増えている。尚、9000万人という数字は、フィリピン(約9200万人、人口第12位)、ベトナム(約9000万人、人口第13位)、エジプト(約8300万人、人口第14位)という数字に匹敵する数字である。(ちなみに、上位11位までの国(上位から順に中国、インド、アメリカ、インドネシア、ブラジル、パキスタン、ロシア、バングラディシュ、ナイジェリア、日本、メキシコ)は1億人以上である。但し、フィリピンとベトナムは2010年代後半にも、ベトナムも10~15年以内に1億人を超えると推定されている。)

推定値ということになるが、紀元前500年頃の世界人口はおよそ1億人、紀元元年(西暦1年)の世界人口はおよそ3億人だったと考えられている。その語は微増という傾向であったものの、西暦1000年でも3億1000万人程度で殆ど増えていなかったと考えられている。以後は徐々に増加率が伸び始めて、西暦1500年に5億人、1750年過ぎに8億人、1802年に10億人を越えたとされている。それ以後、19世紀は右肩上がりで増えていき、1850年には約12.5億人、1880年には14億人、1890年に15億人、1900年には16.5億人と考えられている。

20世紀は人口が爆発的に増えた世紀とされているが、前半は「爆発的」とまでは言えず、18世紀後半と同じぐらいのペースで増えていき、1927年に20億を突破、1950年には25億人だった。それ以後、人口増加率が上昇して、1961年に30億人を突破、1971年に40億人を突破、1987年に50億人を突破、1999年に60億人を突破した。尚、1987/7/11に50億人を突破したとされていることから、1989年に国連が7/11を「世界人口デー」と定めている。

以後、予想値としては、2011年末には70億人を突破し、2025年頃に80億人を突破、2040年代後半に90億人を突破すると考えられている。(以後は、増加率が鈍っていき、20世紀末に100億人を突破すると考えられている。)

また、有史以来、これまでに存在した人間の総数は、350億人程度と考えられている。則ち、人間として生まれた人の約20%が現在生存しているとされている。この物語では柴田一族の数がが「485億6341万3千…」という数字も出てきているが、柴田一族の4割程度は地球人類ではない別の動物と言うことになります。

また、現在、世界には200強という国があって、70億人弱という人口がある。ということは、単純平均すめと1ヶ国当たりの人口は約3400万人ということになる。(バチカン市国のように人口約1000人という小国もありますけど...)で、3400万人の人口となると、人口が35位のカナダの人口とほぼ同じと言うことになる。則ち、人口は一部の国に偏っているということでもある。(アジアだけで世界の60%、中国とインドはそれぞれ世界の20%弱という人口がいる。)

コロラド」:英語表記は「Colorado」。アメリカ合衆国の50の州の一つであるコロラド州のことである。地理的な位置はアメリカ中西部に位置していて、ロッキー山脈が貫いている高地、山岳地帯でもある。尚、州の形は4本の直線に囲まれた台形であるが、これは北緯37度と41度、西経102度と109度という緯線と経線を州の境界にしているためである。→コロラド州の南西端である北緯37度西経109度(3分)の地点は、アリゾナ州、ニューメキシコ州、ユタ州、コロラド州の4つの州が1点で接するという珍しい場所になっている。(カナダにもサスカチュワン州、マニトバ州、ノースウエスト準州、ヌナブト準州が1点で接している場所がある。尚、サスカチュワン州も世界地図で見ると4本の直線に囲まれた台形のように見える。しかし、3方は直線であるのだが、マニトバ州との境(東側の州境)は階段状になっているため、台形ではない。)

面積は27万平方キロ弱、人口は約500万人、州都はデンバーである。(人口の半分以上がデンバーの都市圏に住んでいる。)尚、コロラド州は1876年に38番目の州としてアメリカ合衆国に加入している。(それ以前はコロラド自治領であって、準州というポジションであった。)

ベオグラード」:英語では「Beograd」、「ベルグラード」と表記されることもある。現在はセルビア共和国の首都となっているが、それ以前のセルビア・モンテネグロ、ユーゴスラビア連邦共和国、ユーゴスラビア社会主義連邦共和国、ユーゴスラビア王国の時代も国の最大都市であり、首都であった。地理的にはサヴァ川とドナウ川の合流点に位置していて、ドナウ川流域にある都市の中では、ウィーン、ブダベストと並ぶ大都市である。(人口は約170万人である。)

セルビアの経済、政治の中心都市であり、また、機械、自動車、航空機、食品、製薬、皮革工業などが行われている工業都市でもある。

ヨーロッパの中でも最も歴史のある都市の一つであって、紀元前6000年代まで遡る歴史がある。(世界最古の都市の一つである。)この地はヨーロッパ最大の前史文明であるヴィンチャ文化の発祥の地である。集落だったのがローマ帝国の時代に都市になっており、戦略上の重要拠点として、何度も戦いが行われ、支配する民族の交代が行われている。(そのため、歴史的に古いものは破壊されていて、意外と残っていないのも事実である。)

バンコク」:英語表記は「Bangkok」、漢字表記では「曼谷」と「盤谷」の2通りのものがある。(中国では「曼谷」と言う。)また、カタカナ表記をする際「バンコック」または「バンコーク」とされる場合もある。東南アジアの国・タイ王国の首都であり、タイの経済の中心地である。(但し、現在は「市」ではなくて首都府となっている。→東京23区も「市」ではなく特別区となっているが、それと同様と思えばよい。)また、東南アジア(特に通貨「バーツ」によるバーツ経済圏)の中心地でもある。

尚、公式の都市名としては「クルンテープ(Krung Thep)」ということになっているが、儀式の際に使われる正式名称はとても長く、「クルンテープマハーナコーン ボーウォーンラッタナコーシン マヒンタラーユッタヤーマハーディロック ポップノッパラット ラーチャターニーブリーロム ウドムラーチャニウェート マハーサターン アモーンピマーン アワターンサティット サッカタッティヤウィッサヌカムプラシット」と言う。(流石の柴田太郎さんも、これは言えないでしょうね。→と言っても一般には「バンコク」で通じますけど...)

人口は約900万人で、タイ王国の全人口の15%が住んでいる。現在は50の区(ケート)が設けられている。地理的にはメナム川(チャオプラヤー川)の東岸に位置している。米やチーク材の輸出港でもあって、タイ工業の中心地であり、観光資源も豊富な国際観光都市でもある。外国企業の進出も多く、東南アジアを代表する国際都市としても知られている。(アジア太平洋経済社会委員会の本部があることで、東南アジアの経済的な中心都市になっている。)

歴史は、1782年にラーマ1世がタークシンを処刑して、それまでのトンブリーからチャオプラヤー川の対岸(東側)に首都を移したことから始まる。ラッタナーコーシン島を中心にして発展していき、市街地は次第に東側へと広がっていくことになる。現在は旧市街と近代的な新市街とが入り組んでいる大都市になっている。また、1960年代以降は外国企業の進出も盛んで、高層ビルなどの副都心が作られるようになった。その一方で、人口集中による交通渋滞や住宅地、スラム街の問題も抱えるようになっている。特に、交通渋滞は世界的にも有名であり、21世紀になってからは鉄道網(地下鉄など)の公共交通機関が開業し、発展を続けている。

ロシア」:正式国名は「ロシア連邦」である。漢字では「露西亜」と表記し、略する場合は「露」と記す。東ヨーロッパから極東までの広大な国土を有する連邦国家である。(21の共和国、1つの自治州、10の自治管区から成っている。)尚、ソビエト連邦時代はその中心となる国であった。

面積は約1700万平方キロで、世界一面積の広い国である。尚、シベリアのイメージから全体的に寒冷地というイメージがあるが、これだけ広い国であるため、寒帯だけでなく、温帯や砂漠地帯もある。(流石に熱帯に属する所は無いですが...)また、人口は約1.4億人であって、世界では第9位である。(日本よりも1割強多い。)また、首都はモスクワ、公用語はロシア語である。

歴史は古く、9世紀の中頃に建国されたノヴゴロド国が元になっていて、それがキエフ公国に発展し、ロシアの中心国となった。13世紀にはモンゴル人が打ち立てたキプチャク・ハン国の支配下に入るが、15世紀にその支配から脱出し、モスクワ大公が専制君主制を確立させる。これが1613年に成立するロマノフ王朝の元になり、帝政ロシアとなって国力を伸ばし、領土を拡大していくことになる。しかし、19世紀中盤のクリミア戦争の敗北によって近代化を進めていくようになる。20世紀初頭の日露戦争の敗北によって帝国は力を失い、第一次大戦でも敗北を重ねていくと、1917年にロシア革命が起こり、社会主義政権であるソ連が成立する。ロシアはソ連の中心として20世紀では大きな力を持っていたが、1991年にソ連が崩壊するとロシア連邦が成立し、ソ連に決別して1991年末に完全に独立をした。但し、国際的には、ソ連が有していた国際的な権利や国際法上の関係を基本的に継承している。(そりため、国連の常任理事国でもある。)

21世紀になると経済の発展によって国際的な地位を大きく向上させて、ソ連時代のように世界の大国の一つに返り咲いている。但し、社会の体制は「脱共産化」を進めている。

尚、21の共和国があるが、その一部では独立の動きを見せていて、それを防ぐための軍事的な衝突も起こっていることでも知られている。(特に、ロシア南西部の北カフカース連邦管区に属する国では独立運動が盛んで、武力衝突も起こっている。)

 

ケータイ刑事 銭形零 DVD-BOX II

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  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
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世界の人口

世界の人口

  • 作者: 河野 稠果
  • 出版社/メーカー: 東京大学出版会
  • 発売日: 2000/04
  • メディア: 単行本
人口でみる世界―各国人口の規模と構造

人口でみる世界―各国人口の規模と構造

  • 作者: 大友 篤
  • 出版社/メーカー: 古今書院
  • 発売日: 2003/07
  • メディア: 単行本
地球人口100億の世紀―人類はなぜ増え続けるのか (ウェッジ選書)

地球人口100億の世紀―人類はなぜ増え続けるのか (ウェッジ選書)

  • 作者: 大塚 柳太郎
  • 出版社/メーカー: ウェッジ
  • 発売日: 1999/12
  • メディア: 単行本
爆発する人口 (地球環境ファミリーシリーズ「地球は今…」)

爆発する人口 (地球環境ファミリーシリーズ「地球は今…」)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 栄光教育文化研究所
  • 発売日: 1998/09
  • メディア: 単行本
B01 地球の歩き方 アメリカ 2011~2012

B01 地球の歩き方 アメリカ 2011~2012

  • 作者: 地球の歩き方編集室
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2011/06/18
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
ここが私の故郷です―コロラド・サンルイスバレー日本人入植者の物語

ここが私の故郷です―コロラド・サンルイスバレー日本人入植者の物語

  • 作者: 加藤 晴巳
  • 出版社/メーカー: 新風舎
  • 発売日: 2004/08/25
  • メディア: -
ベオグラードの夏―ユーゴ自主管理の歴史と現実 (1979年)

ベオグラードの夏―ユーゴ自主管理の歴史と現実 (1979年)

  • 作者: 梅本 浩志
  • 出版社/メーカー: 社会評論社
  • 発売日: 1979/08
  • メディア: -
歩くバンコク2010~2011 (歩くシリーズ)

歩くバンコク2010~2011 (歩くシリーズ)

  • 作者: DACO編集部
  • 出版社/メーカー: キョーハンブックス
  • 発売日: 2010/09/23
  • メディア: 地図
D18 地球の歩き方 バンコク 2011~2012

D18 地球の歩き方 バンコク 2011~2012

  • 作者: 地球の歩き方編集室
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2011/06/11
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
A31 地球の歩き方 ロシア 2010~2011

A31 地球の歩き方 ロシア 2010~2011

  • 作者: 地球の歩き方編集室
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2010/05/29
  • メディア: 単行本
図説 ロシアの歴史 (ふくろうの本)

図説 ロシアの歴史 (ふくろうの本)

  • 作者: 栗生沢猛夫
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2010/05/20
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

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